JP2007330459A - 車両用シートパッド - Google Patents

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Abstract

【課題】通気性及び着座時の快適性に優れると共に、製造が容易な車両用シートパッドを提供する。
【解決手段】車両用シートパッド10のクッションパッドは、パッド本体20と、該パッド本体20の凹所24に嵌合された挿填体30、空室35内に配置された高通気性体40とからなる。パッド本体20の尻下部の左右両側に、座面から凹所24の天井面にまで貫通する空孔27が設けられている。挿填体30の中央部には、上下に貫通する連通部としての貫通孔33が設けられている。温風又は冷風を空孔27から吹き出させることができる。高通気性体40としては、通気度の高いスラブウレタンフォームや、繊維成形体が用いられる。
【選択図】図2

Description

本発明は車両用シートパッドに係り、特に底面から上方に向って凹陥した凹所が設けられたパッド本体と、該凹所に挿填された挿填体とを備えてなる車両用シートパッドに関する。
車両用シートパッド等のシートパッドは、一般に軟質ポリウレタンフォーム又は半硬質ポリウレタンフォーム等の発泡体で構成されている(例えば特開平11−34710号公報)。
このようなシートパッドの座面付近の通気性を向上させるために、シートパッド本体の座面に溝を設け、このシートパッド本体の上に薄いフォーム層を被せて溝をトンネル状の通気路とすることも考えられるが、このようにすると、通気路が空洞であるため、シートパッドに座ったときに通気路付近が潰れるように凹陥変形し、着座者に凹凸異物感が感取されるようになる。
本出願人は、通気性に優れると共に、座り心地、乗り心地に優れたシートパッドとして特開2006−42985号にて、発泡樹脂フォーム製のシートパッドであって、外部に連通した通気路が内部に延設されているシートパッドにおいて、該通気路は除膜処理された発泡樹脂フォームよりなるシートパッドを提案している。このシートパッドは、除膜処理された発泡樹脂フォームよりなる通気路がシートパッドと一体成形されており、該通気路の一端部がシートパッドの座面に臨み、該通気路の他端部がシートパッドの底面に臨んでいる。
このシートパッドは、外部に連通した通気路を有しているので、湿気や熱を排出することができる。この通気路は、空洞ではなく、除膜処理された発泡樹脂フォームよりなるので、座ったときの異物感が無く、シートパッド及びシートのクッション性も良好である。
特開平11−34710号公報 特開2006−42985号公報
上記特開2006−42985号の車両用シートパッドは、通気路形成用の発泡樹脂フォームを金型内にセットして車両用シートパッドをウレタン発泡成形することにより製造されるのであるが、発泡成形時に該フォームがずれ動いたりしてしまうため、製造が容易ではなかった。また、発泡成形時に該フォームにウレタンが含浸してしまい、フォームの通気性が損なわれる場合もあった。
本発明は、このような従来技術の問題点を解決し、通気性及び着座時の快適性に優れると共に、製造が容易な車両用シートパッドを提供することを目的とする。
請求項1の車両用シートパッドは、底面部に上方へ向って凹陥する凹所が設けられたパッド本体と、該凹所に挿填された挿填体とを備えてなる車両用シートパッドにおいて、該凹所の天井面と該挿填体の上面との間に空室が設けられ、該空室内に高通気性体が配置されると共に、前記パッド本体に、該空室をパッド本体の座面に連通する通気部が設けられ、該挿填体に該空室を車両用シートパッドの底面に連通する連通部が設けられていることを特徴とするものである。
請求項2の車両用シートパッドは、上面部に下方へ向って凹陥する凹所が設けられたパッド本体と、該凹所に挿填された挿填体とを備えてなる車両用シートパッドにおいて、該凹所の底面と該挿填体の下面との間に空室が設けられ、該空室内に高通気性体が配置されると共に、前記挿填体に、該空室をパッド本体の座面に連通する通気部が設けられ、該パッド本体に該空室を車両用シートパッドの底面に連通する連通部が設けられていることを特徴とするものである。
請求項3の車両用シートパッドは、請求項1又は2において、前記連通部は貫通孔よりなることを特徴とするものである。
請求項4の車両用シートパッドは、パンフレームの上にパッド本体が載設された車両用シートパッドにおいて、該パッド本体の底面部に、上方に向って凹陥する凹所が設けられ、該凹所内に高通気性体が配置されており、前記パッド本体に、該凹所内をパッド本体の座面に連通する通気部が設けられ、該パンフレームに該凹所内を車両用シートパッドの底面に連通する連通部が設けられていることを特徴とするものである。
請求項5の車両用シートパッドは、請求項4において、該連通部は開口であることを特徴とするものである。
請求項6の車両用シートパッドは、請求項1ないし5のいずれか1項において、前記通気部として空孔が複数個設けられていることを特徴とするものである。
請求項7の車両用シートパッドは、請求項1ないし6のいずれか1項において、前記通気部は、前記連通部の鉛直上方位置からずれた位置に配置されていることを特徴とするものである。
請求項8の車両用シートパッドは、請求項1ないし7のいずれか1項において、前記高通気性体は、高通気性のスラブウレタンフォームよりなることを特徴とするものである。
請求項9の車両用シートパッドは、請求項1ないし7のいずれか1項において、前記高通気性体は、ループ状繊維の成形体よりなることを特徴とするものである。
請求項10の車両用シートパッドは、請求項9において、繊維は熱可塑性弾性樹脂よりなり、繊維の接触部同士が熱融着されていることを特徴とするものである。
請求項11の車両用シートパッドは、請求項1ないし7のいずれか1項において、前記高通気性体は繊維を立体的に編んだ編体よりなることを特徴とするものである。
請求項12の車両用シートパッドは、請求項1ないし11のいずれか1項において、前記空室は少なくとも尻下部の下方に設けられていることを特徴とするものである。
本発明の車両用シートパッドにあっては、パッド本体の上面又は底面の凹所によって形成された空室内に高通気性体が配置され、この空室が座面に通気部によって連通しているので、このシート下側から連通部及び空室内の高通気性体並びに通気部を介してシートの上面に温風又は冷風を流通させて暖房又は冷房を行うことができる。
本発明では、この通気部が空室に連通し、この空室内に高通気性体が配置されているので、各通気部に万遍なく空気を供給することができる。
なお、仮に、空室の代わりに凹所の天井面又は底面に溝を設けた場合には、各通気部に空気を供給するためには多数の溝を設けることが必要になり、各溝の末端にまで万遍なく空気を分配するための対策が必要となるが、空室と該空室内に配置された高通気性体とを採用した本発明にあっては、多数の通気部を設けても各通気部に確実に万遍なく空気を供給することができる。また、軟質ウレタンフォームのパッドに溝を設ける場合、成形不良が発生し易い。
これに対し、本発明では、空室内に高通気性体を配置しているので、連通部から空室に流入した空気が連通部の直近の通気部だけでなく、連通部から調隔した位置の通気部へ空気が十分に供給される。また、本発明では、パッドに多数の溝を設けることが不要であり、成形不良も防止される。
本発明では、空室内に高通気性体が配置されているので、空室を設けた領域に腰かけても空室が潰れるように凹陥変形することがなく、着座感が良好である。
本発明では、高通気性体を凹所内に挿入配置するようにしており、高通気性体をパッド本体と一体成形しないので、車両用シートパッドの製造が容易である。
以下、図面を参照して実施の形態について説明する。
第1図は実施の形態に係る車両用シートパッドの平面図、第2図及び第3図は第1図のII−II線、III−III線に沿う断面図である。
この車両用シートパッド10のクッションパッドは、パッド本体20と、該パッド本体20の凹所24に嵌合された挿填体30と、空室35内に配置された高通気性体40とからなる。この空室は挿填体30の上面と凹所24の天井面との間に形成されている。空室35内の全体が高通気性体40で占められている。このクッションパッドは、パッド本体20の凹所24に高通気性体40を入れ、次いで挿填体30を凹所24に押し込むことにより組み立てられる。このクッションパッドに表皮を装着することにより車両用シートパッド10が構成される。
なお、挿填体30と高通気性体40、あるいは高通気性体40とパッド本体20は、接着により先に組まれてもよい。また、この組み合わせの際の位置決めのための凹凸形状部を設けてもよい。
パッド本体20は、尻下部21、腿下部22、サイド部23及び底面の凹所24を有する。
この凹所24は尻下部21の下方のパッド本体20の底面から上方に向って凹陥したものである。この実施の形態では、凹所24及び挿填体30並びに高通気性体40の平面視形状は方形であるが、これに限定されない。
パッド本体20の上面には、前後方向の凹条25と横幅方向の凹条26とが設けられている。
クッション性を重視する車両用シートパッド、或いはシートパッドの上にカバー材として厚さ5mm以上のソフトウレタンやそれに類するものが用いられている場合は、パッド本体20は低密度材で構成し、挿填体30の構成材料として高性能材を使用するのが好ましい。
その場合、クッションパッド本体20の構成材料としては、コア密度25〜50kg/m、25%硬度15〜25kgf/φ200のポリウレタンフォームが望ましく、挿填体30はコア密度45〜70kg/m、25%硬度16〜30kgf/φ200のポリウレタンフォームが望ましい。
一方、表面にソフト感が望まれるクッションパッドあるいは初期の着座フィーリングを良くすることを目指すシートパッドの場合、パッド本体20の構成材料としては、コア密度40〜70kg/m、25%硬度8〜20kgf/φ200のポリウレタンフォームが望ましく、挿填体30はコア密度25〜55kg/m、25%硬度16〜30kgf/φ200のポリウレタンフォームが好ましい。
高通気性体40としては、JIS K−6400−7のA法によって測定した通気度が100mL/sec以上、特に500〜2000mL/secのものが好適であり、具体的にはかかる通気度を有したスラブウレタンフォーム(発泡成形したウレタンフォームから板形状に切り出したウレタンフォーム)や、繊維の成形体が好適である。
スラブウレタンフォームの場合、そのコア密度や25%硬度は、パッド本体20や挿填体30の値と同等か、それらの中間の値であることが好ましい。
繊維成形体の繊維としては、300〜5000デニール程度の太さでループ状となっている、ポリエステル系エラストマー又はポリウレタン系エラストマーなどの熱可塑性弾性樹脂よりなるものが好適である。繊維成形体としては、この熱可塑性弾性樹脂繊維同士の接触部を融着させて、立体的な、見掛け密度が0.005〜0.20g/cm程度の網状構造としたものが好適である。
繊維の成形体は、繊維の編体であってもよい。
この高通気性体40の厚さ(空室35の上下寸法)は5〜40mm特に15〜25mm程度が好適である。
この車両用シートパッドにあっては、凹所24及び挿填体30の前後方向の長さが150〜500mm、特に200〜400mmであり、凹所24の深さが尻下部21におけるシートパッド20の厚さの30〜90%、特に60〜80%であることが好ましい。
この実施の形態では、挿填体30及び凹所24が、下側ほど小さくなる逆テーパ形状とされ、これにより挿填体30が凹所24内にしっかりと保持されている。なお、挿填体を凹所よりも大きく形成し、弾性的に縮めて凹所内に嵌合保持させてもよい。また、挿填体30は凹所24の内面に接着されてもよく、適宜の留付具によって留め付けられてもよい。
この実施の形態では、パッド本体20の凹所24の天井面は平坦である。パッド本体20の尻下部の左右両側に、座面から凹所24の天井面にまで貫通する空孔27が設けられている。この実施の形態では、空孔27は尻下部の左右にそれぞれ複数個ずつ設けられている。
なお、シートパッドはクッションパッドに表皮を装着したものであるため、第1図では空孔27は破線にて図示されている。この表皮は織布など通気性を有した素材よりなる。
挿填体30の中央部には、上下に貫通する連通部としての貫通孔33が設けられている。この実施の形態では、貫通孔33は1個だけ設けられているが、複数個設けられてもよい。
なお、この実施の形態では、各空孔27は、貫通孔33の鉛直上方位置からずれた位置に配置されている。
このように構成された車両用シートパッド10にあっては、空室35内の全体に高通気性体40が配置されているので、乗員が着座した場合に空室35が潰れるように変形することはなく、着座感が良好である。なお、凹所24の天井面とシートパッド10の座面との間のパッド本体20の厚みが十分に大きいので、着座者に高通気性体40の異物感が感取されることもなく、着座感が良好である。
この実施の形態では、空室35内の高通気性体40を介して貫通孔33と空孔27とが連通している。従って、貫通孔33内に温風又は冷風をエアコン(図示略)等から供給すると、この温風又は冷風が空孔27から上向きに流出し、乗員の暖房又は冷房を行うことができる。
この実施の形態では、空室35内に高通気性体40を配置しているので、貫通孔33からの空気が高通気性体40で分散され、各空孔27に万遍なく分配供給される。なお、仮に高通気性体40が存在しない場合には、貫通孔33からの空気は、該貫通孔33の近傍の空孔27から多量に流出し、貫通孔33から離れるほど空孔27からの空気流出量が小さくなりがちであるが、高通気性体40を配材しているため、各空孔27への空気分配量の差が小さくなり、各空孔27から略々均等に空気が流出する。
この実施の形態では、凹所24の上面の全域にわたって高通気性体40が存在しているので、空孔27が凹所24の天井面のいかなる位置に設けられても、また空孔27がきわめて多数個設けられても、各空孔27に万遍なく空気が供給される。
この実施の形態では、各空孔27が貫通孔33の真上からずれた位置に配置されているので、貫通孔33からの空気が空孔27を直射することがなく、各空孔27への空気供給が均等化される。
この実施の形態では、高通気性体40の下面側が挿填体30で覆われているから、高通気性体40がシートのSバネ等に直に触れて引掛かったりすることもない。
第4図は別の実施の形態に係る車両用シートパッド10Aの左右幅方向の縦断面図、第5図は第4図のV−V線断面図である。
この実施の形態では、挿填体30が省略され、凹所24内の全体に高通気性体40Aが配置されている。パッド本体20及び該高通気性体40Aの底面に沿ってパンフレーム50が配置されている。即ち、凹所24に高通気性体40Aを挿填したパッド本体20がパンフレーム50上に設置されている。このパンフレーム50のうち、高通気性体40Aの底面の中央付近に対面する位置に、連通部としての開口51が設けられている。
この実施の形態のその他の構成は、前記実施の形態と同様である。また、同一符号は同一部分を示している。なお、高通気性体40Aの特性、材質は高通気性体40と同様である。
この実施の形態では、この開口51から空気を送り込むと、高通気性体40Aを介して各空孔27へ万遍なく空気が供給される。この実施の形態でも第1〜3図の実施の形態と同様の効果が得られる。なお、高通気性体40Aの下面がパンフレーム50で覆われているから、高通気性体40AがシートのSバネに直に触れて引掛かったりすることもない。
第6図はさらに別の実施の形態に係る車両用シートパッド10Bの左右幅方向の縦断面図、第7図は第6図のVII−VII線断面図である。
この実施の形態は、上面の尻下部に凹所24Bが設けられたパッド本体20Bと、該凹所24Bの底面に配置された高通気性体40Bと、凹所24B内の該高通気性体40Bの上側に挿填された挿填体30Bとを有する。この挿填体30Bと凹所24Bの底面との間が空室であり、高通気性体40Bはこの空室の全体を占めている。挿填体30Bには、上下方向に空孔27が貫設されている。パッド本体20Bには、凹所24Bの底面中央付近とパッド本体20Bの底面とを連通するように、連通部としての貫通孔33が上下方向に貫設されている。
この実施の形態のその他の構成は、第1〜3図と同様であり、同一符号は同一部分を示している。高通気性体40Bの厚さ、材質、特性は高通気性体40と同様である。挿填体30Bはパッド本体20Bと同一の材料、特性のものである。挿填体30Bの厚さは、第1〜3図における凹所天井面と座面との間の厚みと同様である。空孔27の配置、段も第1〜3図と同様である。
この実施の形態でも上記第1〜3図の実施の形態と同様の作用効果が奏される。
上記実施の形態では、通気部として空孔27が設けられているが、尻下部を通気性のウレタンフォームにて構成してもよい。
上記実施の形態はいずれも本発明の一例であり、本発明は図示以外の形態をもとりうる。
実施の形態に係る車両用シートパッドの平面図である。 第1図のII−II線に沿う断面図である。 第1図のIII−III線に沿う断面図である。 別の実施の形態に係る車両用シートパッドの断面図である。 図4のV−V線に沿う断面図である。 さらに別の実施の形態に係る車両用シートパッドの断面図である。 図6のVII−VII線に沿う断面図である。
符号の説明
10,10A,10B 車両用シートパッド
20,20A,20B パッド本体
24,24B 凹所
27 空孔(通気部)
30,30B 挿填体
33 貫通孔(連通部)
35 空室
40,40A,40B 高通気性体
50 パンフレーム
51 開口(連通部)

Claims (12)

  1. 底面部に上方へ向って凹陥する凹所が設けられたパッド本体と、
    該凹所に挿填された挿填体とを備えてなる車両用シートパッドにおいて、
    該凹所の天井面と該挿填体の上面との間に空室が設けられ、該空室内に高通気性体が配置されると共に、
    前記パッド本体に、該空室をパッド本体の座面に連通する通気部が設けられ、
    該挿填体に該空室を車両用シートパッドの底面に連通する連通部が設けられていることを特徴とする車両用シートパッド。
  2. 上面部に下方へ向って凹陥する凹所が設けられたパッド本体と、
    該凹所に挿填された挿填体とを備えてなる車両用シートパッドにおいて、
    該凹所の底面と該挿填体の下面との間に空室が設けられ、該空室内に高通気性体が配置されると共に、
    前記挿填体に、該空室をパッド本体の座面に連通する通気部が設けられ、
    該パッド本体に該空室を車両用シートパッドの底面に連通する連通部が設けられていることを特徴とする車両用シートパッド。
  3. 請求項1又は2において、前記連通部は貫通孔よりなることを特徴とする車両用シートパッド。
  4. パンフレームの上にパッド本体が載設された車両用シートパッドにおいて、
    該パッド本体の底面部に、上方に向って凹陥する凹所が設けられ、該凹所内に高通気性体が配置されており、
    前記パッド本体に、該凹所内をパッド本体の座面に連通する通気部が設けられ、
    該パンフレームに該凹所内を車両用シートパッドの底面に連通する連通部が設けられていることを特徴とする車両用シートパッド。
  5. 請求項4において、該連通部は開口であることを特徴とする車両用シートパッド。
  6. 請求項1ないし5のいずれか1項において、前記通気部として空孔が複数個設けられていることを特徴とする車両用シートパッド。
  7. 請求項1ないし6のいずれか1項において、前記通気部は、前記連通部の鉛直上方位置からずれた位置に配置されていることを特徴とする車両用シートパッド。
  8. 請求項1ないし7のいずれか1項において、前記高通気性体は、高通気性のスラブウレタンフォームよりなることを特徴とする車両用シートパッド。
  9. 請求項1ないし7のいずれか1項において、前記高通気性体は、ループ状繊維の成形体よりなることを特徴とする車両用シートパッド。
  10. 請求項9において、繊維は熱可塑性弾性樹脂よりなり、繊維の接触部同士が熱融着されていることを特徴とする車両用シートパッド。
  11. 請求項1ないし7のいずれか1項において、前記高通気性体は繊維を立体的に編んだ編体よりなることを特徴とする車両用シートパッド。
  12. 請求項1ないし11のいずれか1項において、前記空室は少なくとも尻下部の下方に設けられていることを特徴とする車両用シートパッド。
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