JP6606414B2 - 車両用シートパッド - Google Patents

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Description

本発明は車両用シートパッドに関し、特に揮発性有機化合物の放散を抑制できる車両用シートパッドに関するものである。
車両用シートパッドは、原料に含まれる揮発性有機化合物(VOC)が残存したり大気中のVOCを吸着したりすることがある。VOCは車内を汚染し頭痛やめまい等の原因物質となるので、パッドは、残存したVOCや吸着したVOCの放散防止が求められる。VOCの放散を抑える技術として、揮発性有機化合物の吸着剤を含有した通気性材質からなる裏面材を一体成形(インサート成形)や接着によってパッドの裏面に一体化し、パッドの圧縮および圧縮解除によって車内およびパッド内の空気を裏面材に通過させるものが知られている(特許文献1)。
特開2008−36048号公報
しかしながら上述した従来の技術では、一体成形(インサート成形)や接着によってパッドに裏面材が一体化されるので、原料や接着剤が含浸して裏面材の通気性が悪化し、裏面材に含まれる吸着剤のVOCを捕捉する能力が低下するという問題点がある。また、パッドに一体化された裏面材は交換が難しいので、裏面材に含まれる吸着剤がVOCを捕捉するにつれて吸着剤の能力が経時的に低下するという問題点がある。
本発明は上述した問題点を解決するためになされたものであり、吸着剤によるVOCを捕捉する能力が低下することを防ぎ、揮発性有機化合物(VOC)の放散を抑制できる車両用シートパッドを提供することを目的としている。
課題を解決するための手段および発明の効果
この目的を達成するために請求項1記載の車両用シートパッドによれば、外面に開放する開放部を備える孔部がパッド本体に形成される。弾性を有する充填材が孔部に充填され、充填材は揮発性有機化合物(VOC)の吸着剤を含有するので、孔部の内面と充填材との間に侵入した空気を吸着剤に接触させてVOCを吸着剤に捕捉させることができる。VOCが捕捉された空気が開放部から排出されるので、VOCの放散を抑制できる効果がある。
充填材は孔部に着脱可能に充填されるので、VOCを捕捉して吸着剤の能力が低下したときは、充填材を取り外して新しい充填材に交換できる。充填材の交換により吸着剤がVOCを捕捉する能力を維持できるので、吸着剤がVOCを捕捉する能力が経時的に低下することを防止できる効果がある。
開放部の少なくとも一部を蓋部が覆うので、孔部に充填された充填材の脱落を蓋部により防止できる。パッド本体と一体成形された蓋部はパッド本体と同様の弾性を有しているので、蓋部の弾性を利用して充填材の着脱作業を容易にできる。蓋部に切れ目が形成されているので、成形されたパッド本体を成形型から脱型するときに、蓋部を弾性変形させ易くして蓋部が破損しないようにできる。
請求項2記載の車両用シートパッドによれば、正規に着座する乗員に面するパッド本体の表面と反対側の裏面に開放部が形成されているので、乗員の荷重によってパッド本体を弾性変形させ、パッド本体の裏面に形成された開放部へ向かって空気を移動させることができる。充填材に接触する空気量を確保できるので、請求項1の効果に加え、吸着剤によるVOCを捕捉する能力を確保できる効果がある。
請求項3記載の車両用シートパッドによれば、パッド本体は、底部が、パッド本体の裏面と表面との間で孔部を閉鎖するので、パッド本体の弾性で底部から開放部へ向けて空気を押し出すことができる。底部から押し出された空気を充填材に接触させることができるので、請求項2の効果に加え、パッド本体に残存したVOCを吸着剤に捕捉させ易くできる効果がある。
請求項4記載の車両用シートパッドによれば、充填材は通気性を有するので、充填材の外表面に空気を接触させて充填材の外表面に存在する吸着剤にVOCを捕捉させるだけでなく、充填材の内部に空気を接触させて充填材の内部に存在する吸着剤にVOCを捕捉させることができる。よって、請求項1から3のいずれかの効果に加え、充填材が含有する吸着剤によるVOCを捕捉する能力を高められる効果がある。
請求項記載の車両用シートパッドによれば、パッド本体は、狭小部により孔部の深さ方向に直交する断面が開放部へ向かって次第に小さくなるので、請求項1からのいずれかの効果に加え、狭小部が、孔部に充填された充填材を脱落し難くできる効果がある。
請求項記載の車両用シートパッドによれば、パッド本体は、フレームに配置されるバネ部材の位置を避けて開放部が設けられるので、バネ部材に妨げられることなく充填材を交換できる。従って、請求項1からのいずれかの効果に加え、充填材を交換し易くできる効果がある。
請求項記載の車両用シートパッドによれば、パッド本体は、正規に着座する乗員の尻、太腿、胴のいずれかを支持する位置に孔部が形成されている。乗員の荷重の移動によって孔部に侵入する空気量を確保できるので、請求項1からのいずれかの効果に加え、空気中のVOCを吸着剤に捕捉させ易くできる効果がある。
第1実施の形態における車両用シートパッドの平面図である。 図1のII−II線における車両用シートパッドの断面図である。 フレームの平面図である。 車両用シートの断面図である。 第2実施の形態における車両用シートパッドの平面図である。 図5のVI−VI線における車両用シートパッドの断面図である。 第3実施の形態における車両用シートパッドの平面図である。 図7のVII−VII線における車両用シートパッドの断面図である。 第4実施の形態における車両用シートパッドの平面図である。 図9の矢印X−X線における車両用シートパッドの断面図である。 図10の矢印XI−XI線における車両用シートパッドの断面図である。
以下、本発明の好ましい実施形態について添付図面を参照して説明する。図1は第1実施の形態における車両用シートパッド10(以下「シートパッド」と称す)の平面図である。シートパッド10は、路面からの振動を軽減させ、運転時の横揺れを低減する部材であり、車体(図示せず)に設置される。シートパッド10は、車両用シートの背もたれ又は座部となる基材であり、軟質ポリウレタンフォーム等の合成樹脂製の発泡体からパッド本体11が形成される。本実施の形態では、座部となるシートパッド10(クッションパッド)が図示されている。パッド本体11は乗員を支持する部材であり、左右2か所に充填材20が埋め込まれている。
図2は図1のII−II線における車両用シートパッド(シートパッド)10の断面図である。シートパッド10は、正規に着座する乗員(図示せず)に面する表面12および表面12の裏側に位置する裏面13に囲まれたパッド本体11を備え、パッド本体11の裏面13に有底の孔部14が形成されている。孔部14は、裏面13に開放する開放部15と、表面12と裏面13との間で孔部14を閉鎖する底部16とを備えている。本実施の形態では、開放部15は直径約5cmの円形状に形成されているが、開放部15の大きさや形状は適宜設定できる。
孔部14は、パッド本体11を発泡成形する成形型に対応する突起を設け、その突起によってパッド本体11の成形と同時に形成できる。この場合、成形された孔部14の内面を切削して、成形時に生じたスキン層を削り取り、孔部14の内面に切削面を形成できる。また、孔部14はパッド本体11を発泡成形した後、穴あけ加工により形成できる。発泡成形したパッド本体11に穴あけ加工(切削加工)を行って孔部14を形成すると、孔部14の内面(切削面)にスキン層が存在しないようにできる。
シートパッド10は、パッド本体11の裏面13に裏面材17が設けられている。裏面材17は、パッド本体11が車体側のフレーム(図示せず)に直接接触するのを防ぐための部材であり、織布、不織布、粗毛布等により構成される。裏面材17は、パッド本体11を発泡成形した後、接着によってパッド本体11に一体化させることができる。また、インサート成形によりパッド本体11と一体に成形できる。裏面材17は、パッド本体11に形成された孔部14の開放部15より一回り大きめに切り取られた切取部18が形成されている。切取部18が形成されているので、パッド本体11の裏面13が裏面材17で覆われても切取部18から開放部15を露呈させることができる。
パッド本体11は、孔部14に充填材20が着脱可能に充填されている。充填材20は弾性を有する部材であり、揮発性有機化合物(VOC)を捕捉する吸着剤を含有する。充填材20は、発泡体や立体網状体により形成される。充填材20は、パッド本体11に対する硬さを適宜設定できる。充填材20をパッド本体11と同等の硬さにすることで、充填材20がパッド本体11に埋め込まれることによる違和感を軽減できる。充填材20をパッド本体11より硬くすることで、着座時の快適性を確保しつつシートパッド10の剛性を向上し、安定感を向上できる。充填材20をパッド本体11より軟らかくすることで、パッド本体11による圧迫感を軽減できる。
発泡体は、連続気泡または独立気泡を有する軟質の合成樹脂製フォームであり、チップウレタン(発泡体の端材を粉砕し接着剤を混ぜて水蒸気下で圧縮成形したもの)等のリサイクル材、スラブウレタン(成形された発泡体を切断したもの)、モールドウレタン(専用の成形型で発泡成形したもの)等が挙げられる。発泡体は連続気泡または独立気泡を有するので、気泡の内表面に吸着剤を担持できる。なかでも連続気泡を有する発泡体が好適に用いられる。連続気泡により通気性が得られると共に比表面積を大きくできるので、吸着剤の担持量を増やすことができ、充填材20を通過する気体に含まれるVOCを吸着できるからである。
立体網状体は、3次元的に絡み合う複数の繊維によって形成される立体的な構造体である。立体網状体は、熱可塑性ポリエステルエラストマーや熱可塑性ポリウレタンエラストマー等の熱可塑性エラストマー、綿、毛、レーヨン、ナイロン、ポリエステル等の繊維により形成され、通気性および弾性を有する。繊維を絡み合わせる手段としては、蒸気、熱、圧力のいずれか1種以上を加えて繊維を縮絨させる手段、ニードルパンチ等のように繊維を機械的に絡め合う手段、各種バインダを用いプレスして繊維相互を接着させる手段、熱プレスして繊維自身を融着させ繊維相互を接着させる手段等が採用される。立体網状体としては、固綿、ブレスエアー(登録商標)等が例示される。
立体網状体は固綿が好適に用いられる。固綿は、主体となる合成繊維や天然繊維の短繊維に接着処理を施したものである。接着処理としては、バインダ繊維を用いたサーマルボンド法、エマルジョンバインダを用いたレジンボンド法が例示される。固綿は短繊維が接着されているので、大きな比表面積と通気性とを確保することができ、単位体積当たりの吸着剤の担持量を発泡体に比べて多くできるからである。本実施の形態では、充填材20は、パッド本体11より剛性の低い(弾縮性の小さい)固綿により形成されている。
吸着剤としては、VOCを吸着できるものであれば良く、特に限定するものではない。VOCを吸着し分解する吸着剤を用いることは可能である。吸着剤は例えばアミン類、イミン類、アミジン類等を挙げることができ、特に二価鉄およびキレート剤、シッフ反応を起こすアミノ基を有するもの等が好適である。充填材20は、VOCの吸着剤に加え、VOC以外の臭い成分を吸着あるいは吸着分解するものを併せて含有しても良い。
充填材20に吸着剤を含有させる方法は、吸着剤を充填材20に塗布したり吸着剤の溶液に充填材20を浸漬したりするものが挙げられる。含浸等により吸着剤を予め付着させた繊維等によって充填材20を形成しても良い。
図3及び図4を参照してシートパッド10とフレーム30との関係について説明する。図3はフレーム30の平面図である。図3はフレーム30が支持するシートパッド10、及び、正規に着座する乗員36が想像線により図示されている。フレーム30は車体(図示せず)に設置される部材であり、シートパッド10を支持する。
図3に示すようにフレーム30は、車体の前後方向(図3上下方向)を長手方向として配置された左右一対の横フレーム31と、横フレーム31の前端同士を車幅方向(図3左右方向)に連結する前フレーム32と、横フレーム31の後端同士を車幅方向に連結するロッド33とを備えている。横フレーム31は、乗員36の胴体(背中)を支えるバックパッド37(図4参照)が装着される後フレーム34を傾倒可能に支持する。フレーム30は前フレーム32とロッド33との間に複数のバネ部材35が張設されている。バネ部材35は、車体の前後方向にS字を繰り返す矩形波形状をしており、車幅方向に隣り合うバネ部材35間に隙間を設けて、前端が前フレーム32に、後端がロッド33にそれぞれ固定されている。バネ部材35は、シートパッド10の充填材20(開放部15)の位置を避けて配置されている。充填材20は、乗員36の尻ないしは太腿を支持する部位(尻や太腿によって圧迫されるパッド本体11の一部)に配置される。
図4は車体(図示せず)の前後方向における車両用シート40の断面図である。図4に示すように車両用シート40はフレーム30と、パッド本体11の表面12(図2参照)が表皮材41で覆われたシートパッド10とを備えている。車両用シート40は、パッド本体11に一体化した裏面材17とバネ部材35との間に蓋部42が挟まれている。蓋部42は通気性を有する部材であり、本実施の形態では不織布からなる。蓋部42は、孔部14に充填された充填材20の脱落を防ぐために、開放部15(図2参照)を覆うように、開放部25より大きなシート状に形成されている。蓋部42はパッド本体11に一体化した裏面材17とバネ部材35との間に挟まれているので、車両用シート40から蓋部42が落下することを防止できる。
以上のようにシートパッド10は、裏面13に開放する開放部15を備える孔部14がパッド本体11に形成されている。弾性を有する充填材20が孔部14に充填され、充填材20はVOCの吸着剤を含有するので、孔部14の内面と充填材20との間に侵入した空気を吸着剤に接触させてVOCを吸着剤に捕捉させることができる。VOCが捕捉された空気が開放部15から排出されるので、VOCの放散を抑制できる。
充填材20は孔部14に着脱可能に充填されるので、VOCを捕捉して吸着剤の能力が低下したときは、蓋部42をずらして開放部15を露呈し、充填材20を取り外して新しい充填材20に交換できる。充填材20の交換によりVOCを捕捉する能力を維持できるので、吸着剤がVOCを捕捉する能力が経時的に低下することを防止できる。充填材20の交換は車検時などに行うことができる。
充填材20は、パッド本体11の裏面13から底部16までの厚さがあるので、孔部14の内面と充填材20との間に侵入した空気が充填材20に接触する経路を確保できる。充填材20に接触する経路を長くできれば、空気に含まれるVOCが、充填材20が含有する吸着剤に接触する確率を高められるので、吸着剤によるVOCの吸着効果を確保できる。
パッド本体11の裏面13に開放部15が形成されているので、乗員36の荷重によってパッド本体11を弾性変形させ、パッド本体11の圧縮および復元により、パッド本体11の裏面13に形成された開放部15を通して車内およびパッド本体11内の空気を移動させることができる。充填材20に接触する空気量を確保できるので、吸着剤によるVOCを捕捉する能力を確保できる。
パッド本体11は、底部16が、パッド本体11の裏面13と表面12との間で孔部14を閉鎖するので、パッド本体11の弾性で底部16から開放部15へ向けて空気を押し出すことができる。底部16から押し出された空気を充填材20に接触させることができるので、パッド本体11に残存したVOC(パッド本体11の原料に由来するVOC)を吸着剤に捕捉させ易くできる。
孔部14の内面(孔部14の内周面および底部16)が切削面であると、パッド本体11から孔部14を通して開放部15へ押し出される空気量を、孔部14の内面にスキン層がある場合に比べて増やすことができる。その結果、パッド本体11に残存したVOC(パッド本体11の原料に由来するVOC)を含む空気を孔部14の内面から充填材20へ向けて押し出して、吸着剤にVOCを捕捉させ易くできる。
充填材20は通気性を有するので、充填材20の外表面に空気を接触させて充填材20の外表面に存在する吸着剤にVOCを捕捉させるだけでなく、空気を充填材20の厚さ方向に通過させて、充填材20の内部に存在する吸着剤にVOCを捕捉させることができる。充填材20の比表面積を拡大できるので、充填材20が含有する吸着剤によるVOCを捕捉する能力を高められる。
フレーム30に設置されたシートパッド10は、通気性を有する蓋部42が開放部15を覆うので、孔部14に充填された充填材20が脱落しないようにできる。蓋部42は、フレーム30のバネ部材35とパッド本体11との間に挟まれているので、バネ部材35によって蓋部42が脱落することを防止できる。蓋部42をずらせば開放部15を露呈できるので、充填材20の交換が容易である。充填材20の交換後は蓋部42をずらして開放部15を閉鎖できる。
パッド本体11は、フレーム30に配置されるバネ部材35の位置を避けて開放部15が設けられるので、フレーム30にシートパッド10を取り付けたままの状態で、バネ部材35に妨げられることなく充填材20を交換できる。充填材20を交換するときにフレーム30からシートパッド10を取り外さなくて良いので、充填材20の交換作業を簡易にできる。充填材20を交換することで、パッド本体11に残存したVOC(パッド本体11の原料に由来するVOC)だけでなく、パッド本体11が車体(図示せず)に装着された後に吸着したVOCを捕捉して車内への放散を抑制できる。
パッド本体11は、正規に着座する乗員36の尻や太腿を支持する位置に孔部14が形成されているので、乗員36の荷重の移動によって空気を移動させ、孔部14に侵入する空気量を確保できる。よって、空気中のVOCを吸着剤に捕捉させ易くできる。充填材20は固綿からなるので、単位体積当たりの吸着剤の担持量と通気性とを確保し、VOCの吸着能を向上できる。充填材20はパッド本体11より剛性の低い固綿により形成されているので、乗員36が受ける圧迫感を抑制することができ、座り心地を調整できる。
次に図5及び図6を参照して第2実施の形態について説明する。第1実施の形態では、底部16が、パッド本体11の裏面13に形成された孔部14を完全に閉鎖する場合について説明した。これに対し第2実施の形態では、底部16が、孔部14の一部を閉鎖する場合について説明する。なお、第1実施の形態と同一の部分については、同一の符号を付して以下の説明を省略する。図5は第2実施の形態における車両用シートパッド(シートパッド)50の平面図であり、図6は図5のVI−VI線における車両用シートパッド(シートパッド)50の断面図である。
図5に示すようにシートパッド50はパッド本体11に連通路51が形成されている。図6に示すように連通路51は、パッド本体11の表面12から孔部14の底部16までパッド本体11を貫通する孔である。連通路51は、太さが、底部16の大きさより小さく設定されている。本実施の形態では、連通路51は断面が円形に形成されており、パッド本体11の厚さ方向に亘って一様な太さに形成されている。底部16の面積より断面積の小さい連通路51が底部16に形成されているので、連通路51により孔部14の一部が表面12に開放され、底部16は孔部14の一部を閉鎖する。
シートパッド50は、連通路51により表面12と孔部14とが連通しているので、表面12から孔部14へ、又は、孔部14から表面12へ空気を流通できる。連通路51により、第1実施の形態におけるシートパッド10と比較して、孔部14に空気を流通させ易くできるので、空気に含まれるVOCが、充填材20が含有する吸着剤に接触する確率を高められる。よって、吸着剤によるVOCの吸着効果を向上できる。
連通路51は表面12の開口の面積が底部16の面積より小さいので、乗員36に違和感を覚えさせ難くできる。連通路51は底部16の面積より断面積が小さいので、パッド本体11の弾性で底部16から開放部15へ向けて押し出すことのできる空気量を確保できる。よって、乗員36の座り心地の良さと吸着剤によるVOCの捕捉効果とを両立できる。
次に図7及び図8を参照して第3実施の形態について説明する。第1及び第2実施の形態では、孔部14が底部16を有する場合について説明した。これに対し第3実施の形態では、孔部61が、パッド本体11の厚さ方向に貫通する場合について説明する。なお、第1実施の形態と同一の部分については、同一の符号を付して以下の説明を省略する。図7は第3実施の形態における車両用シートパッド(シートパッド)60の平面図であり、図8は図7のVIII−VIII線における車両用シートパッド(シートパッド)60の断面図である。
図7及び図8に示すようにシートパッド60は、パッド本体11の表面12から裏面13までパッド本体11を厚さ方向に貫通する孔部61が形成されており、孔部61に充填材64が充填されている。本実施の形態では、孔部61はパッド本体11の前後2か所に形成されており、充填材64はパッド本体11より剛性の低い(弾縮性の小さい)固綿からなる。充填材64はVOCの吸着剤を含有する。
孔部61は、パッド本体11の表面12に開放する開放部62と、裏面13に開放する開放部63とを備えている。開放部63は、面積が、開放部62の面積より小さく設定されているので、孔部61の内周面は、孔部61の深さ方向に直交する断面が、開放部63へ向かって次第に小さくなる狭小部を形成する。孔部61に充填される充填材64は、孔部61の形状に応じた円錐台状に形成されている。シートパッド60は、車体に装着されるときは、パッド本体11の表面12が表皮材(図示せず)で覆われるので、表皮材により、孔部61に充填された充填材64が開放部62から脱落することを防止できる。シートパッド60が車体に装着されるときは、開放部63は通気性を有する蓋部(図示せず)で覆われる。
シートパッド60は、孔部61がパッド本体11を厚さ方向に貫通するので、第1及び第2実施の形態におけるシートパッド10,50に比べて、孔部61に充填される充填材64の体積を大きくできる。充填材64の体積を大きくできれば、充填材64が含有する吸着剤の量を増やすことができ、充填材64(吸着剤)が吸着するVOCの量を増やすことができる。
パッド本体11は孔部61(狭小部)が形成されているので、パッド本体11の裏面13の開放部63から充填材64を脱落し難くすることができる。パッド本体11及び充填材64の弾性を利用して充填材64を交換することができる。
充填材64はパッド本体11の前後2か所に配置されており、前方に配置された充填材64は、乗員36の太腿を支持する部位に位置する。充填材64はパッド本体11より剛性が低い(弾縮性が小さい)ので、乗員36の脚力が乏しくても、ブレーキペダルやアクセルペダルの踏み込みを容易にできる。よって、乗員36が長時間運転するときの疲労感を軽減できる。
図9から図11を参照して第4実施の形態について説明する。第1実施の形態から第3実施の形態では、パッド本体11とは別部材の蓋部42が設けられる場合について説明した。これに対し第4実施の形態では、パッド本体11と蓋部71とが一体化した車両用シートパッド70について説明する。なお、第1実施の形態で説明した部分と同一の部分については、同一の符号を付して以下の説明を省略する。図9は第4実施の形態における車両用シートパッド(シートパッド)70の平面図であり、図10は図9の矢印X−X線におけるシートパッド70の断面図であり、図11は図10の矢印XI−XI線におけるシートパッド70の断面図である。図10及び図11では充填材20の図示が省略されている。
図9に示すようにシートパッド70は、パッド本体11に形成された孔部14に蓋部71が設けられている。図10に示すように、蓋部71は孔部14の周り(開放部15の縁)から孔部14の中心へ向かって鍔状に張り出す部位であり、パッド本体11と一体に成形されている。裏面材17は、切取部18の縁が、蓋部71の根元に配置される。図11に示すように、蓋部71は孔部14の内周を2分する扇形に形成されており、蓋部71が周方向に隣り合う2か所に切れ目72が形成されている。
シートパッド70は開放部15の一部(内縁)を覆う蓋部71が形成されるので、蓋部71が張り出す分だけ、開放部15の面積を孔部14の断面積より小さくできる。その結果、蓋部71によって、孔部14に充填された充填材20が脱落しないようにできる。蓋部71はパッド本体11と同様の弾性を有しているので、蓋部71の弾性を利用して充填材20の着脱作業を容易にできる。
蓋部71はパッド本体11と一体に成形されるので、パッド本体11とは別部材の蓋材(蓋部)の準備を不要にでき、部品点数を削減できる。また、別部材の蓋材(蓋部)をパッド本体11に固定する作業を不要にできるので、シートパッド70の組立作業を簡素化できる。
蓋部71の根元にまで裏面材17が配置されているので、蓋部71の強度を高めることができる。蓋部71を変形し難くして、孔部14に充填された充填材20が落下しないようにできる。蓋部71は切れ目72が形成されているので、成形されたパッド本体11を成形型(図示せず)から脱型するときに、蓋部71を弾性変形させ易くして、蓋部71が破損しないようにできる。
以上、実施の形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上記実施の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変形が可能であることは容易に推察できるものである。例えば孔部14,61の数や位置は適宜設定できる。
上記各実施の形態では、車両用シートパッド10,50,60が、乗員36が腰掛けるクッションパッドの場合について説明したが、必ずしもこれに限られるものではない。車両用シートパッド10,50,60を、乗員36の背中を支えるバックパッドに適用することは当然可能である。バックパッドの場合も充填材を設けることによってVOCを当然に捕捉できる。車両用シートパッド10,50,60がバックパッドの場合も、後フレーム34(図4参照)に取り付けられるバネ部材(図示せず)の位置を避けて、充填材が配置される。また、車両用シートパッド10,50,60がバックパッドの場合も、正規に着座する乗員36の胴を支持する位置に孔部14,61が形成されると好ましい。乗員36の荷重の移動によってパッド本体11を圧縮および復元させ、孔部14,61に侵入する空気量を確保するためである。
上記第1実施の形態では、蓋部42が、バネ部材35とパッド本体11との間に挟まれて固定される場合について説明したが、必ずしもこれに限られるものではない。他の手段を用いて蓋部42を固定することは当然可能である。他の手段としては、例えば、パッド本体11や裏面材17に蓋部42を係止する係止具を設け、その係止具によって蓋部42を固定することが挙げられる。係止具としては面ファスナー、スナップ、ボタンが例示される。係止具を設ける場合には、蓋部42の大きさは、開放部15の大きさに加えて係止具が取り付けられるだけの余裕があれば良い。蓋部が、バネ部材35の位置を避けて固定できる程度の大きさであると、充填材20を交換するときの蓋部の取り外しを容易にできる。
上記第1実施の形態では、通気性を有する不織布によって蓋部が形成される場合について説明したが、必ずしもこれに限られるものではない。不織布に代えて、通気性のある織布や網などで蓋部を形成することは当然可能である。また、開放部15より幅の狭い帯状の部材を蓋部に用いる場合には、蓋部に通気性は不要である。蓋部の幅が充填材20より狭いと、蓋部に遮られることなく充填材20を外気に接触させられるからである。
上記第2実施の形態では、連通51が一様な太さの断面円形状に形成される場合について説明したが、必ずしもこれに限られるものではない。連通51は孔部14に空気を流通させるためのものなので、連通51の太さや形状は適宜設定できる。
上記第3実施の形態では、パッド本体11を貫通する孔部61の内周面がテーパ状に形成される場合(狭小部)について説明したが、必ずしもこれに限られるものではない。例えば、第1及び第2実施の形態におけるシートパッド10,50の孔部14が、開放部15へ向かって次第に小さくなるテーパ状になるように狭小部を設けることは当然可能である。孔部14に狭小部を設ける場合、充填材20は、孔部14の形状に応じた円錐台状に形成する。
上記第3実施の形態では、パッド本体11を貫通する孔部61の内周面が、パッド本体11の厚さ方向に亘ってテーパ状に形成される場合について説明したが、必ずしもこれに限られるものではない。孔部の内周面の一部に窪みや突起を設け、その窪みや突起によって孔部に部分的な狭小部を設けることは当然可能である。孔部の一部に窪みや突起などの狭小部を設ける場合、充填材は、孔部の一部に形成された窪みや突起などに応じた凹凸を設ける。孔部の狭小部と充填材の凹凸とが係合するので、充填材を脱落し難くできる。
上記第4実施の形態では、開放部15の周方向の2か所に切れ目72が形成された蓋部71について説明したが、必ずしもこれに限られるものではない。切れ目72の数や大きさは、開放部15の形状や大きさに応じて適宜設定できる。なお、切れ目72の数は1以上あれば、パッド本体11の脱型時に蓋部71を破損し難くできる。
10,50,60,70 車両用シートパッド
11 パッド本体
12 表面(外面の一部)
13 裏面(外面の一部)
孔部
15,62,63 開放部
底部
20,64 充填材
30 フレーム
35 バネ部材
36 乗員
61 孔部(狭小部)
71 蓋部
72 切れ目

Claims (7)

  1. フレームに支持される車両用シートパッドであって、
    外面に開放する開放部を備える孔部が形成されたパッド本体と、
    前記パッド本体と一体成形され、前記開放部の縁から前記孔部の中心に向かって鍔状に張り出す蓋部と、
    前記パッド本体の孔部に着脱可能に充填された、弾性を有する充填材とを備え、
    前記充填材は、揮発性有機化合物の吸着剤を含有し、
    前記蓋部に切れ目が形成されていることを特徴とする車両用シートパッド。
  2. 前記開放部は、正規に着座する乗員に面する前記パッド本体の表面と反対側の裏面に形成されていることを特徴とする請求項1記載の車両用シートパッド。
  3. 前記パッド本体は、前記パッド本体の裏面と表面との間で前記孔部を閉鎖する底部を備えていることを特徴とする請求項2記載の車両用シートパッド。
  4. 前記充填材は、通気性を有することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の車両用シートパッド。
  5. 前記パッド本体は、前記孔部の深さ方向に直交する断面が、前記開放部へ向かって次第に小さくなる狭小部を備えていることを特徴とする請求項1からのいずれかに記載の車両用シートパッド。
  6. 前記パッド本体は、前記開放部が、前記フレームに配置されるバネ部材の位置を避けて設けられることを特徴とする請求項1からのいずれかに記載の車両用シートパッド。
  7. 前記パッド本体は、前記孔部が、正規に着座する乗員の尻、太腿、胴のいずれかを支持する位置に形成されていることを特徴とする請求項1からのいずれかに記載の車両用シートパッド。
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