JPH0648448U - 椅子の発泡体通気構造 - Google Patents

椅子の発泡体通気構造

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JPH0648448U
JPH0648448U JP4502892U JP4502892U JPH0648448U JP H0648448 U JPH0648448 U JP H0648448U JP 4502892 U JP4502892 U JP 4502892U JP 4502892 U JP4502892 U JP 4502892U JP H0648448 U JPH0648448 U JP H0648448U
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JP
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ventilation
hole
foam
seat
holes
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JP4502892U
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耀 庭 劉
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耀 庭 劉
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 シートに貫通せる小さな多数の通気穴と、椅
子枠に貫通せる大きな複数の通気穴を介して、シートと
椅子枠を嵌み合せた後、大小の通気穴を交叉させ、密集
引導させて、空気の貯蔵集中体を形成させ、椅子が外力
を受けた時において、大小の通気穴が圧縮変形される事
に由って、穴の中の気体を噴出させる。 【効果】 清らかで且涼しい通気の効能に違さしめ、同
時に構造組み立てにおいて50%の原料節約が出来散熱
性も更に良い。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、一種の椅子の発泡体通気構造に係り、特に一種の複数層式にして、 並びに通気穴を具えた発泡体によって構成された椅子用発泡体通気構造に係る。 大小の通気穴の構造、密集して互いに疎通し、一つの容量の大きい効能の高い通 気構造を形成させ、該椅子が外圧を受けたり、捩ったりした時、密集せる通気構 造も又変形に由って、斜面に沿って椅子外に噴出させ、以って通風通気の目的を 達成する構造を提供する。
【0002】
【従来の技術】
一般の椅子、例えば自動車椅子、オートバイの椅子シート或いは事務所椅子等 の椅子は、その敷物或いは椅子のクッションを問わず、全て一つの実体を呈し、 発泡物より、所要の形状に発泡させてなり、更に覆い布地、あるいは皮革で以っ て蓋した後、別に椅子フレーム、手すり等の構造に由ってなるのであるが、上述 の覆い布地、椅子フレーム、手すり等は、本考案の申請目標でない故、ここで改 めて述べない事にし、本考案は椅子のシート、或いは背かけクッションの発泡体 に対し、改良設計を加えたものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前述の如く、一般の椅子のシート或いは背かけクッションは殆んど実体を呈し 、それは単に用途が違うか、或いは人体工学によって色々と設計し、その形状を して異なった物にしただけである。その欠点は二つある: 1.椅子が実体を呈し、人体との接触において互いに密着し通風の悪い二面が あり、たとえ椅子をクーラーの内、或いは自動車椅子を、クーラーカーの内に具 えたにしても、使用者はやはり緊密に接触した面によって、通気する事が出来ず 、汗を発散する事が出来ず、不快な感がするものである。我々が運転をする時、 クーラーを開放したにしても、やはり身体を常に動かして、通風をしなければな らないのはこの理由である。
【0004】 2.椅子が実体を呈し、使用材料が多く、コストが高い上に、椅子のシート、 或いはクッション共に、高い集合物の発泡体であるので、使用後時間が長く過ぎ ても、依然として分解する事が出来ず、この様に大量に使用すれば、必ずや環境 保持問題の解決に対し、阻害をなし、誠に改善すべき必要がある 近来、市場で各式各様の付加式シートが市販されているが、その厚みに限度が あるので、やはり予期せる効果に達する事が出来ない。甚だしくは、椅子或いは シートに限らず、殆んどが一定の形状に設計され、人体工学に照らし合わせて設 計され、日増しに精巧になり、若しそれにシートを加えると、必ずや当初の設計 した物の快適効能に影響を及ぼすけれども、いささかも根本的な問題を解決する 事が出来ないのである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案者は、本考案創作を思案する段階において、かつて本国及びその他の先 進国家の特許公報を調査したのであるが、椅子の発泡体構造に対する改善案を発 見すること無く、殆んどがシート類の改善設計案だけである。よって更に一歩進 んだ設計、即ち本考案の如き椅子の発泡体通気構造を手掛けた、言い換えれば、 本考案の主要目的は、一種の椅子の発泡体通気構造を提供し、通気穴の発泡体構 造を利用してなり、進んで密集し互いに快適な通気構造が出来、且発泡体材料を 約50%節約し、コストダウンをさせうるものを提供する。
【0006】
【実施例】
以下に本考案の構造、特徴及びその効果目的に達するべく、以下図面と共に詳 細に説明する図1,図2に示した如く、本考案を組み合わせた後、一般のシート の形状となり、一つの敷物10及び一つの椅子座20の二部分を含んでいる。そ の中、シート10は一体成型で、表面は外形設計の必要により、流線型座面11 を呈し、且、その上には多数の小さな気穴12を設けて底部まで貫通しており、 その底部は平べったい面で、その両側には斜辺13を設け、座席架20の中に嵌 め込まれている。
【0007】 座席架20も一体成型で、その表面もまた外形の設計需要によって、流線型を 呈し、且一つのシートみぞ21を凹設、該シートみぞ21の中には、複数の大き な通気穴22を設け底部まで貫かせ、且その両側もまた斜度を付け、シート10 に緊密密着嵌め込ませ、大小の通気穴12,22をして交叉させ、密集貫通状態 を呈させて、空気貯蔵室を形成させる(図5参照)。
【0008】 次に図3及び図6を参照するに、これは本考案の別の一実施例図である。シー ト20の内に設けた大きい通気穴22の上側の間に、連通道23を設け、並びに その外に一方入気バネ24と、大きい通気穴22とを相通じさせ、以って気体供 給をして、大小通気穴22,12によって形成された空気貯蔵室内とで互いに相 通じさせ、これを通じて連通道23をして相互に補助する作用をさせて、更に通 気性をよりよくさせる。
【0009】 更に図4,図7を参照するに、これは本考案の又1つの実施例で、各大通気穴 22に導通する連通道23を下側に設け、上述の設置と丁度正反対にさせる。そ の原因は本考案シート10の通気穴12は比較的小さく設ける、それは主として 、通気面積及びシート座20の大通気穴22の配合を増加させ、中空の比例を増 加させて、密集導通の効果を達成する。基本的に大小通気穴22,12は、その 穴口の大小によって直接底部分に貫通させる。然して斜面に貫通させる方式に設 置した場合、通気効果は更に良好になる(その理由は後述する)。
【0010】 大小の通気穴2,12が、上の方から次第に下に向い大きく通貫する時(図6 参照)、各大通気穴22間の隔層25は、丁度上側が厚く且大きく、下側は薄く 小さくなる。それで連通道22はすべからく隔層25の比較的大きい部分に設け なければならなく、実施の際において、面積が小さ過ぎて、かえって一つの穴が その各通気穴に通る効果を形成する事から避けられる故、図6の実施例の如く、 それを上側に設置しなければならないのである。又、別に本考案者は若し小通気 穴12が、上から下の方に向って次第に大きく貫通した場合、上が大きく下が小 さい方式に配合した通気穴22は、大小通気穴22,12の中空比に従い必ず増 大し、その密集導通の空気貯蔵量も同時に大となる(図7に示す如く)事を発見 した。同じ理由で、隔層25も上が薄く小さく、下が厚く大きくなる故、連通道 23を下側に設けた。
【0011】 以上、上述の特徴を組み合わせた本考案によって、図7に示す如く(比較的良 い実施例で以って説明)、本考案の通気構造の椅子で以って、自動車、オートバ イ等の実施物30に実施した時、椅子が一外力の圧縮を受けた際、大小通気穴2 2,12の斜面穴壁は、湾曲変形を生じ、通気穴内の空気を噴出させる(図8の (Bの如し)そして清らかで涼しい通風の目的を達するのである。そして圧力が 消えた時、大小通気穴22,12は原状に回復し、同時に圧力の変化によって、 空気をして一方方向に空気バネ24に向って吸入され、連通道23及び大小通気 穴22,12の密集導通の組み合わせを利用して、空気を迅速に椅子の貯蔵室に 貫通させる(図8の(c)の如く)し、これ即ち本考案の主要目的である。
【0012】
【考案の効果】
本考案は、椅子の発泡体通気構造に対して、設計改良を施したもので、その応 用は、一般の椅子、自動車椅子発泡体の応用と完全に同じでない(自動車椅子の 下は、直接バネで以って架設しており、ある物はシート板にバネ架設で以って組 み立てられている。本考案も共に適当に適用出来る)。
【0013】 この他、本考案はシート10と座席枠20とで、その上に多数の通気穴を設置 し、多層式の組み合わせ方法によって重ねた層体に形成され、以下の如き効果を 提供する: 1.50%の原料を節約する事が出来、重量は同質料より直接形態(例えば自 動車、オートバイシート等)の半分のみしかならない。
【0014】 2.集熱性は同質材料の半分にしかならず、散熱性はそれに比べて同質材料の 数倍に昇る。その作用、効果は非常に著しく、これ即ち本考案の別の一つの目的 で有り、また実用性及び進歩的な要求にマッチする。 以上に記述した事は、僅かに本考案の実施例の説明のみである。若し椅子のク ッション等人体と接触せす発泡体の如きものにおいては、その構造と実施例も同 じである事は、ここで改めて述べる必要が無く、並びに上述の実施例は、僅かに 例を挙げて説明したにすぎず、本考案の包括せる範囲は、実用新案登録請求の範 囲にて決定されるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の立体組み合わせ図である。
【図2】本考案の別の実施例の立体分解図である。
【図3】本考案の又1つの実施例立体分解図である。
【図4】本考案の実施例の座席枠の底面斜視図である。
【図5】本考案の別の一実施例の断面図である。
【図6】本考案の又1つの実施例の断面図である。
【図7】本考案の実施例の断面図である。
【図8】(A)は本考案実施例に実施物を配合した断面
図、(B)は本考案実施例に実施物を配合させた動態
図、(C)は本考案実施例に実施物を配合させた静態図
である。
【符号の説明】
10 シート 11 生面 12 小通気穴 13 斜面 20 座席枠 21 シートみぞ 22 大通気穴 23 連通道 24 一方方向入気バルブ 25 隔層 30 実施物

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主として一つのシート及び座席枠によっ
    て組織され、 該シートは一体成型で、その表面は、外形設計に必要な
    流線型を呈し、且その間隔には多数の小通気穴を設け、
    以って斜面の穴口の上から下に向って大きくし、平面底
    部まで貫通させ、その両側に斜辺な設け、以てそれを座
    席枠の中に嵌め込み;該座席枠も一体成型し、その表面
    もまた外形設計必要に応じて、流線型を呈せしめ、且一
    つのシートみぞを凹設させ、該シートみぞ内には間を置
    いて多数の大きい通気穴を設け、斜面の穴口より上から
    下に向って逐次に小さくさせ、平面の底部まで貫通さ
    せ、シートみぞ両側には斜辺を設け、緊密にシートに着
    合させて、大小通気穴をして交叉させて配置し、密着相
    通じさせて、気体を貯蔵する所の集気室と成させ、 上述の構造部品の組み合わせにてなり、一外力を受け圧
    縮した時、密集導通状態を呈した大小通気穴は変形を生
    じ、穴内の気体は上に向って噴出し、以って清涼通気の
    効果に達する椅子の発泡体通気構造。
  2. 【請求項2】 大通気穴もまたその穴口形状によって斜
    面に付け、穴口より上から下に向って逐次大きくなり、
    底部まで貫通させ、並びに小通気穴及び大通気穴の穴口
    形状が、中空の比例によって変換出来る請求項1記載の
    発泡体通気構造。
  3. 【請求項3】 座席枠の流通気体の需要量が比較的大き
    くなった時、座席枠内の大通気穴において連通道を設
    け、各大通気穴をして互いに導通させ、並びに該連通道
    は、各大通気穴の下側の穴口の所に設け、また、大通気
    穴の通気方式の変換に配合して、大通気穴の上方穴所に
    設ける請求項1記載の発泡体通気構造。
  4. 【請求項4】 座席枠と組み合せ、一体使用となったシ
    ートもまたその底部を閉鎖状態に設け、単独で使用する
    請求項1記載の発泡体通気構造。
  5. 【請求項5】 その中座席枠の適当な位置において、一
    方方向の入気バルブと大通気穴を設け相通じさせ、以っ
    て、酸素を供給し外界から大小通気穴に形成された貯蔵
    室内に吸い込ませ、そして上の方にのみ流通させ、人体
    座席位置にまで届かせ得る請求項1記載の発泡体通気構
    造。
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