JP4592319B2 - 美容機器 - Google Patents

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Description

本発明は、美容機器の電極部分の構造とその保持部材に関し、特に、嵌合状態の良好な構造及び保持部材に関する。
背景技術となる美容機器の一つであるイオン導入器としては、特開2000−210385号公報に開示されるものがある。この背景技術となる第1のイオン導入器は、図11に示すように本体101の上端前方には使用者の顔面皮膚に接触し、ガルバニックイオン電流を出力する顔面皮膚接触部102が設けられており、この顔面皮膚接触部102の周縁部の内側に複数の遠赤外線ダイオードUD1、UD2、UD3が設けられ、振動発生部及び遠赤外線を出力する遠赤外線出力部104を備え、本体101の左右両側には、使用者が本体を握ったとき、皮膚と接触される接地部106が設けられている構成である。この背景技術となる第1のイオン導入器によれば、直流/直流変換部を用いて、バッテリの電源を昇圧させ、この昇圧した電源でガルバニックイオン電流を出力し、さらに、振動発生部及び遠赤外線出力部を備え、振動及び遠赤外線を発生し、使用者は簡便に携帯しながらガルバニックイオン電流、遠赤外線及び振動を用いて、皮膚美容を遂行するのは勿論、皮膚美容段階で出力するガルバニックイオン電流を周期的に可変させることにより、皮膚刺激の効果が高く、これにより、常に弾力性を有し、かつ色つやの良い皮膚を維持することができる。また、この背景技術となるイオン導入器には、図12に示すように、クレンジング(図12(a))、マッサージ(図12(b))、栄養供給(図12(c))、リフティング(図12(d))の各種パルス波形モードが用意されており、適宜各種パルス波形モードの動作が行われる。
特開2000−210385号公報
前記背景技術となるイオン導入器によれば、皮膚刺激の効果が高くて弾力性を有し、かつ色つやの良い皮膚を維持することが実現できるものであると推測される。しかしながら、背景技術となるイオン導入器によっても、顔面皮膚接触部102(電極部)が本体の外形と緩やかに連続して突出することなく本体の一部となっているため、化粧水を含ませてたパフを電極部に取り付けることが非常に困難であり、また、取り付けたとしても直ぐに外れやすいという課題を有する。ここで、電極部に取り付けるのではなく使用者の顔自体に顔の形状に型取った顔用パフも存在するが、この場合にはかかる課題は生じないものの、顔に継続してパフを取り付けた状態を維持してマッサージを行わなければならず利便性に乏しい。
そこで、本発明は前記課題を解決するためになされたものであり、パフを用いたイオン導入を適切に行え得る美容機器及びこの美容機器に取り付ける保持部材を提供することも目的とする。
本発明に係る美容機器は、使用者が使用時に握る手持部と、電流を出力する電極部と、当該電極部に各種電流を供給する電源部とを備え、前記電極部により美容を行う美容機器において、少なくとも前記手持部からなる本体と前記電極部と離隔する連結部前記電極部に介在物を保持する保持部材と、を備え、前記電極部が、当該電極部における使用者の患部に当接する接触面の中心軸に対する垂直面による前記電極部の断面積が前記電極部接触面裏側方向に沿って減少する部分を受け部として形成され、前記保持部材が、前記受け部に対応した嵌合可能な楕円状リングであって少なくともリングの孔部の長軸内側方向に対する外力に対して復元性を有し、前記リングの孔部の一方の開口の径が他方の開口の径より小さくするつば部を設けたものである。このように本発明においては、少なくとも前記手持部からなる本体と前記電極部と離隔する連結部前記電極部に介在物を保持する保持部材と、を備え、前記電極部が、当該電極部における使用者の患部に当接する接触面の中心軸に対する垂直面による前記電極部の断面積が前記電極部接触面の裏側方向に沿って連続的に減少する部分を受け部として形成されているので、受け部がパフ等の介在物を保持し易い形状となって使用中であっても介在物が容易に外れることもなく、また、受け部が介在物を容易に取り付け易い形状となっており、使用者の利便性を向上させている。ここで、パフ等の介在物とは、パルス出力中に電極部に保持して使用するものをいう。また、本発明においては、前記保持部材が、前記美容機器の受け部に対応した嵌合可能な楕円状リングであって少なくともリングの孔部の長軸内側方向に対する外力に対して復元性を有するので、長軸内側方向に外力をかけることで短軸外側方向に保持部材が変形し前記電極部に嵌め易く、また、復元性を有することで嵌めた後は電極部から容易に外れることがなく使用者の利便性を向上させている。さらに、本発明においては、前記保持部材が、前記リングの孔部の一方の開口の径が他方の開口の径より小さくするつば部を設けているので、本保持部材が電極部を通過して連結部に落ち込むことを防止し、定位置に本保持部材を電極部に嵌め合わせることができ、また、つば部を一方の面のみに形成していることにより、使用者が指により外力を加えて長軸内側方向に本保持部材を変形させた場合につば部を形成している開口部は剛性があり変形し難いのに対し、つば部を形成していない他方の開口部はそれと比較して剛性がないため、つば部を形成していない他方の開口部のみが拡開し、使用者が本保持部材を電極部に嵌め易くなる。
本発明に係る美容機器は、使用者が使用時に握る手持部と、電流を出力する電極部と、当該電極部に各種電流を供給する電源部とを備え、前記電極部により美容を行う美容機器において、少なくとも前記手持部からなる本体と前記電極部とを離隔する連結部と、前記電極部に介在物を保持する保持部材と、を備え、前記電極部が、当該電極部における使用者の患部に当接する接触面の中心軸に対する垂直面による前記電極部の断面積が前記電極部接触面の裏側方向に沿って減少する部分を受け部として形成され、前記保持部材が、前記受け部に対応した嵌合可能な楕円状リングであって少なくともリングの孔部の長軸内側方向に対する外力に対して復元性を有し、前記リングの孔部長軸端点部分のリング厚が他の部分のリング厚より小さいものである。このように本発明においては、前記リングの孔部長軸端点部分のリング厚が他の部分のリング厚より小さいので、リングの孔部長軸端点部分が他の部分と比べて剛性がなく変形され易く、リングの孔部長軸端点部分が変形され易いということは、孔部の長軸方向に変形し易く、使用者が本保持部材を電極部に嵌め合わせることが容易にできる。
また、本発明に係る保持部材は必要に応じて、前記リングの孔部長軸端点部分につば部を設けないものである。このように本発明においては、前記リングの孔部長軸端点部分につば部を設けないので、つば部が形成されていないことにより孔部長軸端点部分の剛性が他の部分と比べてなく変形され易く、使用者が本保持部材を電極部に嵌め合わせることが容易になる。
(本発明の第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態に係る美容機器の1つであるイオン導入器について図1ないし図4に基づき説明する。図1は本実施形態に係るイオン導入器の平面図(図1(a))及び右側面図(図1(b))、図2は本実施形態に係るイオン導入器の全体構成ブロック図、図3は本実施形態に係るパフリングの平面図(図3(a))、断面図(図3(b))、底面図(図3(c))及び右側面図(図3(d))、図4は本実施形態に係るパフリングの使用状態図である。
前記図1において本実施形態に係るイオン導入器は、金属からなり患部に電流を出力するパフプレート部1と、このパフプレート部1にパルスを出力するパルス出力部12と、このパルス出力部12に各種電流を供給する電源部(図示しない)とを備え、イオン化溶液中に含まれるイオン化成分を前記パルス出力部12からのパルスによって生体へ導入するものであって、前記パフプレート部1の平面形状がルーローの三角形となっている構成である。本イオン導入器は、大まかには前面を形成し、前記パフプレート部1が先端に配設された前面体2と、この前面体2の背面にあり、前記パルス出力部12等の電気回路を内設する背面体3とからなる。この前面体2の中央部下側と背面体3とで使用者が使用時に握る手持部を構成している。そして、この手持部からなる本体と前記パフプレート部1とが離隔し、連結部2aを介して本体と電極部であるパフプレート部1とが結合し、前記パフプレート部1及び連結部2aにおける電極部接触面の中心軸垂直面の断面積が中心軸に電極部接触面裏側方向に沿って連続的に減少する部分を受け部として形成している構成が本発明の特徴となっている。図1(b)においてはパフプレート部1の側面及び背面により受け部を構成している。一方、この受け部に対してパフを保持する保持部材であるパフリング7が前記受け部に対応した嵌合可能な楕円状リングであってリングの孔部7aの長軸内側方向に対する外力に対して復元性を有するものである。すなわち、前記受け部に、パフリング7が鉤部となって嵌合する。
前記パフプレート部1は、導電性部材からなり、同じく導電性部材からなる対極電極部6と共に、人体を介して導通状態となる。実際の使用時には、パフプレート部1が患部に接触し、対極電極部6が本美容機器を持つ掌や手の指等と接触し、パフプレート部1(又は対極電極部6)から人体を介して対極電極部6(又はパフプレート部1)へ向かって電流が流れる。パフプレート部1には電流の供給を受けるべく、電極ライン1aが本体10の内部に内設されている。ただし、電源ライン1aは1本であり、もう1本は人体を導体とみなすので不必要である。前記パフプレート部1の平面形状はルーローの三角形の形状をしているが、この形状によりパフプレート部1を当接させる患部の内他の部位と比べて凸部となっている鼻等のパフプレート部1が接触した場合に、どの側面でも同じ程度の大きさの接触面で当接することができ、偏りがないイオン導入を行うことができる。また、パフプレート部1のルーローの三角形自体の形状が、統一があって審美生が高い。
前記パフリング7は樹脂を成形したものである。樹脂の選定においては、成形後少なくとも復元性を有するものであることが必要であり、使用者の指の力で変形可能な軟性を有することが好ましい。復元性を要しなければパフリング7の孔部の長軸内側方向に使用者が力を加えて変形させ嵌め易くした状態でパフプレート部1に嵌め合わせた後に、変形したままの形状となってパフリング7がパフをパフプレート部1にしっかりと保持することができない。
また、パフリング7は、前記リングの孔部7aの一方の開口の径7cが他方の開口の径7dより小さくするつば部7bを設けている。このつば部7bを設けることによりパフリング7がパフプレート部1を通過して連結部2aに落ち込むことを防止し、定位置にパフリング7をパフプレート部1に嵌め合わせることができる。さらに、このようなつば部7bを一方の面のみに形成していることにより、使用者が指により外力を加えて長軸内側方向にパフリング7を変形させた場合につば部7bを形成している開口部は剛性があり変形し難いのに対し、つば部7bを形成していない他方の開口部はそれと比較して剛性がないため、つば部7bを形成していない他方の開口部のみが拡開し、使用者がパフリング7をパフプレート部1に嵌め易くなる。
また、前記リングの孔部長軸端点部分のリング厚が他の部分のリング厚より小さい。リング厚がリングの孔部長軸端点部分で他の部分と比べ小さければ、リングの孔部長軸端点部分が他の部分と比べて剛性がなく変形され易い。そして、リングの孔部長軸端点部分が変形され易いということは、孔部の長軸方向に変形し易く、使用者がパフリング7をパフプレートに嵌め合わせることが容易になることに繋がる。
また、前記リングの孔部長軸端点部分につば部を設けていない。これも孔部長軸端点部分のリング厚を小さくしたのと同様に、つば部が形成されていないことにより孔部長軸端点部分の剛性が他の部分と比べてなく変形され易く、使用者がパフリング7をパフプレート部1に嵌め合わせることが容易になることに繋がる。
前記前面体2は、表面中央に操作スイッチ4が配設されている。この操作スイッチ4は、電源スイッチボタン4a、モード切替スイッチ4b及び強弱切替スイッチ4cからなる。電源スイッチボタン4aは本イオン導入器の電源のオン/オフを受け、電源オフの状態で電源スイッチボタン4aを押下することで本イオン導入器は起動し、一方、電源オンの状態で電源スイッチボタン4aを押下することで本イオン導入器は終了する。モード切替スイッチ4bは、現在動作しているモードから他のモードに切り替えるためのスイッチである。モード切替スイッチ4bはどのモードであっても他のモードに移行することができる。モード切替スイッチ4bを押す毎に他のモードに移行するため、何度か押下すると一周して移行前のモードに戻ってくることになる。強弱スイッチ4cは、本スイッチの切り替えによりパルス出力部12から出力されるパルスの出力電圧の強弱を選択したり、バイブレータ13の強弱を選択するものである。この強弱スイッチ5cによるパルスの出力電圧の強弱の選択及びバイブレータ13の強弱の選択を設けたのは(出力電圧が強でバイブレータ13も強であるモードをHighモードとし、出力電圧が弱でバイブレータ13も弱であるモードをLowとする)、使用者の選択の幅を広げ利便性を高めるためである。詳述すれば、電気信号に対して恐怖心や敏感な人はイオン導入器を使用したいにも拘らず電気信号を避けることにより本イオン導入器の使用を躊躇うことが考えられるが、Lowモードを用意することによりこのような使用者であっても安心して使用することができる。一方、電気信号に対して恐怖心どころかチクチクする痛みに対して効果を確認するような使用者にとっては、Lowモードのみの使用では効果はある程度あるにも拘らず満足いくものではなくHighモード用意することによりこのような使用者にも対応することができる。
これら電源スイッチボタン4a、モード切替スイッチ4b及び強弱切替スイッチ4cの上面にはドーム状の共通スイッチが形成されている。この共通スイッチは、十字キーのごとくどの方向に押下することもできる。そして、この共通スイッチは下面に配設されている電源スイッチボタン4a、モード切替スイッチ4b及び強弱切替スイッチ4cにそのまま押下状態を伝える。すなわち、共通スイッチが下方向にシフトして押下すると電源スイッチボタン4aを押下することとなり、共通スイッチが右上方向にシフトして押下するとモード切替スイッチ4bを押下することとなり、共通スイッチが左上方向にシフトして押下すると強弱切替スイッチ4cを押下することとなる。
また、前面体2の操作スイッチ4の形状が平面方向から見ると円状となっているが、この円と同心円上に複数の発光ダイオード5を配設している。前記発光ダイオード5は、現在どのモードかを示すモード表示ランプ5a、パルスの出力とバイブレータの振動の強弱を示す強弱表示ランプ5bからなる。モード表示ランプ5aはフルカラーLEDを用いる。そして、制御部9は使用者が発光ダイオード5の光の色により各モードを判別できるように、例えば、イオンクレンジング時には水色、マッサージ時には橙、イオン導入時には青色、リフティング時には白色に発光するように制御する。強弱表示ランプ5bは、それぞれLEDが用意され、強の場合には強用LEDが発光し、弱の場合には弱用LEDが発光している。
前記背面体3は、後端表面に対極電極部6が形成され、また、電流供給元となる電池が脱着可能となる電池収納部が内設され、さらに、当該内部の電池からの電流の供給を受け、かかる電流をパルスに換え、パフプレート部1(又は対極電極部6)にパルスを出力するように制御する制御部9を実装している回路基板が内部に配設されている構成である。背面体3は有色にて形成されており、これは、内部に配設される回路基板、電源部等を被覆するためである。したがって、外観者に対する美観を向上させるためにデザイン上特化させるために透明又は半透明にして内部の回路基板を故意に透過させる場合もある。ここでの電池は、充電型であり、充電容量がなくなった場合には、音により知らせる構成とすることができる。
前記制御部9は、図2に示すように、電源スイッチボタン4a、モード切替スイッチ4b、強弱切替スイッチ4cからの入力を受け、発光ダイオード5、パルス出力部12及び前記バイブレータ13を制御する。この制御部9は実際には主にマイクロコンピュータにより実装され、その余の部分は回路からなる。前記発光ダイオード5は、制御部9から出力された制御信号(発光用制御信号)に従って発光する。前記パルス出力部12は、制御部9から出力された制御信号(電極用制御信号)に従ってパフプレート部1及び対極電極部6にパルスからなる電流を出力する。前記バイブレータ13は、制御部9から出力された制御信号(バイブレータ用制御信号)に従ってモータを回転させる。
前記パルス出力部12が出力するパルスには用途毎にモードがあり、本実施形態においては、皮膚の深部に蓄積している毒素や老廃物を除去するイオンクレンジング、顔面皮膚の穴を拡張及び縮小させ色艶の良い弾力性のある皮膚に維持させるマッサージ、皮膚の深部に化粧水等の養分を浸透させるイオン導入、及び、皮膚の毛穴を拡縮させ張りのある皮膚を保持させるリフティングのモードがある。
また、制御部9は、パルス出力部12から人体検知用の検出信号を適宜出力するようにしている。人体検知とは、パフプレート部1が人体と接触しているか否かを検知するものである。人体検知を使用する目的は、人体を検知してパルスを出力するようにし確実にイオン導入を使用者に行うことである。本イオン導入器においては、ソフトスタートを行うために特に有用であり、すなわち、人体に確実にパフプレート部1が接触している状態でソフトスタートをする意味があり、人体に電極部1が接触していない状態でソフトスタートしても意味がないということである。パルス出力部12から各モードのパルスが出力されている場合には、検出信号は出力しなくてもよい。これは、各モードのパルスが適切に出力されている場合には、人体に電極部1が接触しているため、別途検出信号を出力する必要がないことによるものである。ここで、適切に電極部1が人体に接触していることを使用者に知らせるために、発光ダイオード5の発光を変化させる。具体的には、人体検知がなされるまでは、発光ダイオード5を点滅させ、人体検知がなされれば点灯に移行するようにする。
前記人体検知は、具体的には、パルス出力部12から、所定周波数の検出信号が電極部1に出力されている。この検出信号は、人体と電極部1が接触している場合には人体を通って対極電極部6に入力される。人体を介してしているので、パフプレート部1で検出される検出信号と比べると、対極電極部6で検出される検出信号がノイズが入った微弱な信号となっている。このような信号により人体と実際に接触しているか否かを判別する場合に、単純に検出信号の1つでも検出されると人体が検知されると判別するのは早計であり、ノイズにより一時的に上昇した波高値である可能性もある。したがって、好ましくは、出力した検出信号に対応する対極電極6で検出された検出信号の平均をとって所定電圧レベル以上となっている場合にのみ動作モードに移行する構成とした方がよい。また、検出された検出信号の平均だけでなく、他にも、最初と最後のいくつかの検出信号を無視して残りの検出信号の平均を比較対象とすることもできる。最初と最後のいくつかの検出信号を無視したのは、一般に人体に対して電気信号を流した場合に、最初と最後の電気信号に対する検出信号が弱くなるという性質を考慮したものである。他には、前記性質を逆手にとって、電圧の変化率が高いポイントが2点あるか否かにより判別することもできる。この2点というのは、最初と最後の電気信号に対する検出信号が弱くなる部分のことを意味している。また、単に平均だけでなく、検出信号のうち所定の電圧レベルを超えた検出信号の数により判別してもよい。
パルスは前記パルス出力部12から出力されるのであるが、パフプレート部1に対してパルスを出力するのか、対極電極部6に対してパルスを出力するのかは、前記モードにより異なる。パフプレート部1に対してパルスを出力する場合には、対極電極部6はGNDに電圧レベルを落としておく必要がある。一方、対極電極部6に対してパルスを出力する場合には、パフプレート部1はGNDに電圧レベルを落としておく必要がある。このようにパルスが出力されない側の電極をGNDに電圧レベルを落とすのは、出力されたパルスが人体を通って出力されない側の電極に通すためである。
次に、本実施形態に係るイオン導入器の動作について説明する。使用者は、イオン導入器の電源スイッチ5aを押下してイオン導入器を起動させる。制御部9が起動し、全ての発光ダイオード5を所定時間点灯させる。この点灯は、待機モードから動作モードに移行したことを示す。動作モードに移行すると、制御部9はパルス出力部12から検出信号を出力する。所定期間の間に検出信号の出力に対して信号の受信ができない場合には、待機モードに移行する。一方、所定期間内に検出信号の出力に対して信号の受信ができた場合には、制御部9によりイオンクレンジングのモードに移行する。イオンクレンジングのモードでは、制御部9がパルス出力部12に早い周期のパルス出力をさせると共にバイブレータ13に振動させて皮膚内部の汚れを排出させる。このイオンクレンジングのモードの動作と共に、制御部9がモード表示ランプ5aを水色に点灯させる。イオンクレンジングのモードの終了後、一端休止する。これはイオンクレンジング後に洗顔等を使用者が行う必要があるからである。使用者がかかる洗顔等をした後、電源スイッチ5aを押下し休止を解いて、制御部9によりマッサージのモードに移行する。マッサージのモードでは、制御部9が100[msec]の間に1:1Dutyの+/−の出力をパルス出力部12にさせると共にバイブレータ13を振動させて肌をマッサージする。このマッサージのモードの動作と共に、制御部9がモード表示LED5aを橙に点灯させる。マッサージのモードの終了後、一端休止する。使用者は患部にプロビタミンCを浸透させたコットンパフ8をパフプレート部1に被せ、さらに前記パフリング7をリングの孔部長軸内側方向に押し曲げ、パフリング7を変形させた状態でコットンパフ8を被せたパフプレート部1に嵌め合わせる(図4(a)参照)。使用者が電源スイッチ4aを押下することで、制御部9によりイオン導入のモードに移行する。イオン導入時には、制御部9が早い周期のパルス出力をパルス出力部12にさせると共にバイブレータ13を振動させて皮膚の中にプロビタミンCを浸透させる。このイオン導入のモードの動作と共に、制御部9がモード表示ランプ5aを青色に点灯させる。イオン導入のモードの終了後、電極部1に嵌め合わせたパフリング7を外しコットンパフ8も外し、制御部9によりリフティングのモードに移行する。このリフティング時には、浸透させたプロビタミンCを安定させるため、制御部9がパルス出力部12に約1[min]間1:1Dutyの+/−の出力をさせる。このときはバイブレータ13の振動はない。このリフティングのモードの動作と共に、制御部9がモード表示ランプ5aを白色に点灯させる。以上で、通常のイオン導入の動作は終了し、待機モードに移行する。
このように本実施形態に係るイオン導入器によれば、この手持部からなる本体と前記パフプレート部1とが離隔し、連結部2aを介して本体とパフプレート部1とが結合し、前記パフプレート部1及び連結部2aにおける電極部接触面の中心軸垂直面の断面積が中心軸に沿って連続的に減少する部分を受け部として形成しているので、パフプレート部1の側面及び背面により受け部を構成し、受け部に対応した保持部材によりパフを保持することで容易にパフを取り付けることができると共に、使用時にも簡単にパフが落ちることはない。そして、本実施形態においては前記受け部に対応した保持部材として前記受け部に対応した嵌合可能な楕円状リングであってリングの孔部7aの長軸内側方向に対する外力に対して復元性を有するパフリング7を使用しているので、使用者が長軸内側方向に外力を加えて変形させ嵌め易い状態とした後のパフリング7をパフプレート部1に嵌め合わせることができ、また、逆にパフプレート部1からパフリング7を外すときも同じように使用者が長軸内側方向に外力を加えて変形させ外し易い状態とした後のパフリング7をパフプレート部1から外すことができる。
なお、本実施形態に係るイオン導入器の動作において、使用者はパフに化粧水を含ませてパフリング7によりパフプレート部1に嵌め合わせてイオンクレンジング又はマッサージを行うことができ、また、使用者はパフに美容液又はローションを含ませてパフリング7によりパフプレート部1に嵌め合わせてリフティングを行うことができる。
(本発明の第2の実施形態)
本発明の第2の実施形態に係るイオン導入器について図5又は図6に基づき説明する。図5又は図6は本実施形態に係るイオン導入器の使用態様図である。
本実施形態に係るイオン導入器は、前記第1の実施形態に係るイオン導入器と同様に構成され、前記パフプレート部1の中心が軸支されている点を異にする構成である。
図5に示すように、パフプレート部1は中心が軸支されていることから、パフプレート部1は回動可能となっている。このように回動可能となっていれば、凸となっている患部にパフプレート部1が接触したとき、パフプレート部1が回動することにより使用者によるイオン導入器の移動を妨げることがない。また、パフプレート部1に角が形成している場合で患部にかかる角部分を接触させるためには、パフプレート部1が固定のものであれば使用者がイオン導入器自体を色々持ち替えてかかる位置する必要があるために使い勝手が悪いが、本イオン導入器によれば、パフプレート部1が回転しイオン導入器自体を持ちかえる必要がない。
この回動は制限することなく留まりなく回転可能に構成することもできるが、このように継続して回転できる場合に使用者が使用すると患部にパフプレート部を当接させた状態で移動させた場合にパフプレート部1が必要以上に回転してしまい不都合となる。したがって、パブプレート部1が回転できる角度を既定することが望ましい。例えば、45[度]、90[度](図5(a1)参照)が考えられる。
また、回転できる角度を既定することなく、又は、回転できる角度を既定して、バネ等により常に初期位置に戻るように構成することもできる。これにより、患部に当接状態でない場合には、パフプレート部1は初期位置にあり視認することなく使用者はパフプレート部1の位置を把握することができる。
また、図5上にはパフプレート部の中心軸を黒点で示しているが、この黒点は軸支部分の軸が表出したものではない。軸が表出した場合には、パフプレート部1が使用時に患部と軸が接触して皮膚にキズが生じる可能性があるからである。実際の軸はパフプレート部1の背面と接合して表面には表出しない構造となっていることが好ましい。
このように本実施形態に係るイオン導入器によれば、前記パフプレート部1の中心が軸支されているので、パフプレート部1が回動自在となって凸状の患部に使用しているときであっても当接するパフプレート部1が接触して本イオン導入器の患部周辺での移動を妨げることなく移動させることができ使い勝手がよく、また、パフプレート部1の特定部位を患部の特定部分に接触させたい場合にパフプレート部1が回動するためにいちいちイオン導入器を持ち変えたりすることなく所望の位置に持っていくことができ使い勝手がよい。
なお、本実施形態に係るイオン導入器においては、パフプレート部1の中心軸を軸支しているが、パフプレート部1の他の部分を軸支してもよく、例えば、図5(b1)ないし(b3)に示すように、パフプレート部1の上側を軸支してもよく、この場合には回転状態によっては前面体を延出した状態となっており、患部によっては当接し易く利便性が高い。
また、本実施形態に係るイオン導入器においては、パフプレート部1の形状がルーローの三角形であったが、図6(a1)ないし(a3)のように略三角形でもよいし、図6(b1)ないし(b3)のように円形であってもよい。
(本発明の第3の実施形態)
本発明の第3の実施形態に係るイオン導入器について図7に基づき説明する。図7は本実施形態に係るイオン導入器のバイブレータ配設状態図である。
本実施形態に係るイオン導入器においては、前記第1の実施形態に係るイオン導入器と同様に構成され、前記パフプレート部1の下位置にバイブレータ13を複数備えることを異にする構成である。
既に、前記第1の実施形態に係るイオン導入器においてバイブレータ13を設けているが、かかるバイブレータ13は患部に対して垂直方向のみに振動を与えるものであって、本イオン導入器においてはバイブレータが2個設けられている。このように複数のバイブレータ13の設けることで、少なくともバイブレータ13の数だけ多方向に振動を生成することができると共に、さらに、バイブレータ13の振動を組み合わせることでさらに多方向の振動を実現することができる。
前記バイブレータ13は、パフプレート部1の背面には配設され、モーターに偏芯したおもりをつけ回転させてその遠心力によって振動を発生させるバイブレータ(図示しなし)である。このバイブレータ13は振動を発生するものとして用いている。通常、やせにくく燃焼されない脂肪の固まりであるセルライトを解消するためには、ボディに関してはローラーで摘み上げる方法であるローラー摘み上げ法を適用するのが一般的であるが、刺激に敏感な顔の肌には直接用いることができない。そこで、垂直に小刻みにパッティングさせ、適度な刺激を顔の肌に与えるためにバイブレータ13を用いた。したがって、バイブレータの代替として、他に垂直に小刻みにパッティング可能なものを使用することができる。バイブレータ13には電流の供給を受けるべく、バイブレータライン13aが本体10の内部に内設されている。なお、電磁石で発音体を振動させる音響器具であるブザーを用いることができ、垂直に振動を発生させた方がパッティングとしてよいため、ブザーの方が好ましい場合がある。また、ブザーは警告音として用いることもでき、本実施形態においては使用者が所定時間を超えて使用した場合に鳴らすこともできる。同様に、バイブレータ13も故意に音を発生されることもでき、警告する場合には音を生じさせるように駆動させ、通常の振動を患部に与える場合には音を生じないように駆動させ、切り替えて使用することもできる。
また、バイブレータ13を配設する場合には配設方向が重要となってくる。同一方向にバイブレータ13を2つ配設した場合には、振動数が同一で遅延がなければ振動が大きくなって振動範囲も広くなる(図7(a)参照)。図7(b)に示すように一方のバイブレータ13を他方のバイブレータ13に対して90[度]異ならせて配設した場合には、振動自体も大きくなるが(前記同一方向に配設した場合と比べては小さい)一定方向に合成された振動が生じる。さらに、振動数を異ならせることによっても振動範囲及び振動の強さを調整することができる。
このように本実施形態に係るイオン導入器によれば、前記パフプレート部1の下位置にバイブレータ13を複数備えるので、一定方向への振動のみしか生成することがきなかった従来と比べ、他方向に振動を生成することができ、さらに振動数により方向をも調整することができる。
(本発明の第4の実施形態)
本発明の第4の実施形態に係るイオン導入器について図8に基づき説明する。図8は本実施形態に係る複数のイオン導入器の平面図である。
構成
本実施形態に係るイオン導入器は、前記第1の実施形態と同様に構成され、利用者が手で握り締める手持部とパフプレート13が配設されている部分との間に振動吸収部材2bを設ける点を異にする構成である。
図8(a)では振動吸収部材2bもイオン導入器の外形と連続して形成されている。この振動吸収部材は前面体2の前側2cと後側2dと接着されている。ここで、振動吸収部材2bは振動の負荷がかかる場所であるため、この振動吸収部材2bが前面体2の前側2c及び後側2dの接着を強固とすべく前面体2の前側2cと後側2dとを細鉄心等の補強材で補強することが望まれる。他に、図8(b)又は図8(c)のように構成することもできる。特に、図8(c)のように構成した場合には、バイブレータ13により生じた振動を助長することができる。
効果
このように本実施形態に係るイオン導入器によれば、利用者が手で握り締める手持部とパフプレート部1が配設されている部分との間に振動吸収部材2bを設けるので、バイブレータ13で生じた振動は振動吸収部材2bにより手持部には到達することなく、パフプレート部1及びその周辺で伝播するのみであり、使用者の使用上の弊害ともならず、また、バイブレータ13で生じた振動を効率的に使用することができる。
(本発明の第5の実施形態)
本発明の第5の実施形態に係るイオン導入器について説明する。
本実施形態に係るイオン導入器は、前記第1の実施形態に係るイオン導入器と同様に構成され、前記パフプレート部1がチタンからなることを異にする構成である。
従来、クロム等のメッキがパフプレート部1に施されていたが、電気分解によりパフプレート部1の表面に金属イオンが溶出されていた。そして、溶出された金属イオンは患部となる皮膚に対して悪影響となり問題となっていた。そして、本実施形態に係るイオン導入器においては安定性の高いチタンでパフプレート部1の内部の電極材料を表面加工することとした。ここで、チタンでなくチタン化合物であってもよい。ただし、純チタンが望ましい。また、チタンでなくとも金で代用することもできる。
このように本実施形態に係るイオン導入器は、前記パフプレート部1がチタンからなるので、本イオン導入器を使用してパルスを発生させた場合であってもパフプレート部1での電気分解によりチタンの金属イオンが溶出することなく、安全に使用することができる。
(本発明の第6の実施形態)
本発明の第6の実施形態に係るイオン導入器の充電スタンドについて図9に基づき説明する。図9は本実施形態に係るイオン導入器を充電状態で設置した充電スタンドの断面図を示す。
本実施形態に係る充電スタンドは、本充電スタンドに定置させた状態のイオン導入器のパフプレート部1に対して紫外線を照射する紫外線ランプ15aを配設した構成である。
図9に充電スタンド15の具体例として断面図を示しているがこれは一例に過ぎない。ここでの要点は、紫外線ランプの照射空間を確保することである。すなわち、本イオン導入器が充電スタンド15に定置された場合に、本イオン導入器の先端側と充電スタンド15の紫外線ランプ15a周辺部分で閉空間が形成されることである。完全な閉空間が望ましいが、紫外線ランプ15aから照射される紫外線をできるだけ逃さない構成であればよい。紫外線長としては、例えば、254[nm]を用いる。また、この閉空間内において各種反射材を形成してより効率的に紫外線を用いることもできる。
このように本実施形態に係るイオン導入器の充電スタンド15によれば、定置させた状態のイオン導入器のパフプレート部1に対して紫外線を照射する紫外線ランプ15aを配設しているので、充電しながら使用者が別途除菌を意識的に行うことなく次回使用時までには除菌が完了しており利便性が高い。また、次回使用時までに除菌が完了していない場合には、警告音を鳴らすこともできる。
(本発明の第7の実施形態)
本発明の第7の実施形態に係るイオン導入器のしわ伸ばし器について図10に基づき説明する。図10は本実施形態に係るイオン導入器及びしわ伸ばし器の平面図を示す。
前記図10(a)において本実施形態に係るイオン導入器は、前記第1の実施形態に係るイオン導入器と同様に構成され、しわ伸ばし器16の接続コードの接続プラグ(図示しない)に対応するジャック(図示しない)を設けたことを異にする構成である。
しわ伸ばし器16は、導電接続部16a、本体16b、接続コード16cからなる。このしわ伸ばし器16はイオン導入器のパルス出力部12からの出力をそのまま受けて接続コード16cを介して導電接続部16aに接続される綿棒の先端で患部に電気刺激を行う。
他の構成としては図10(b)に示すしわ伸ばし器16もあり、このしわ伸ばし器は接続コード16cを介してパルスを受けるのではなく連結部2aに嵌合する足部を設けている構成である。
次に、本実施形態に係るしわ伸ばし器を使用したイオン導入器の動作について説明する。前記第1の実施形態に係るイオン導入器においてのモードは、イオンクレンジング、マッサージ、イオン導入及びリフティングであったが、リフティングの後に目元ケアというモードを設ける。この目元ケアは、高電圧のパルスを出力させることで目元のしわを伸ばすことができる(リフティング同様バイブレータ13の振動はさせない)。したがって、目元ケアの場合には、図10(a)のしわ伸ばし器16の構成であれば使用者はしわ伸ばし器16の導電接続部16aに水を含ませた綿棒の先端部分を取り付け、接続コード16cのプラグをイオン導入器のジャックに接続し、モード切替スイッチ4bにより目元ケアに指定し、電気刺激を受ける。なお、モード表示ランプ5bは目元ケアの場合には緑色に発光する。図10(b)のしわ伸ばし器16の構成であれば、同様に使用者はしわ伸ばし器16の導電接続部16aに水を含ませた綿棒の先端部分を取り付け、変形可能な樹脂からなる足部16dを拡開させて連結部2aに嵌合させ、モード切替スイッチ4bにより目元ケアに指定し、電気刺激を受ける。ここで、図10(b)のしわ伸ばし器16には接続コード16cが設けられていないが、これはこのしわ伸ばし器16の本体16bの連結部2aとの当接部分に電極が設けられ、互いの電極が接触することによりパルスの出力を可能としている。
このように本実施形態に係るしわ伸ばし器によれば、自らはパルス発生部を持つことなく前記イオン導入器からパルスを供給してもらい、供給されたパルスを利用してしわ伸ばしのための電気刺激を患部に行っており、しわ伸ばし器自体の構成が容易となり、また、パルス出力部12だけでなく制御部9を実装している制御基板を製造する必要がなく製造コストも安くすることができる。
本発明の第1の実施形態に係るイオン導入器の平面図及び右側面図である。 本発明の第1の実施形態に係るイオン導入器の全体構成ブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係るパフリングの平面図、断面図、底面図及び右側面図である。 本発明の第1の実施形態に係るパフリングの使用状態図である。 本発明の第2の実施形態に係るイオン導入器の使用態様図である。 本発明の第2の実施形態に係るイオン導入器の使用態様図である。 本発明の第3の実施形態に係るイオン導入器のバイブレータ配設状態図である。 本発明の第4の実施形態に係る複数のイオン導入器の平面図である。 本発明の第6の実施形態に係るイオン導入器を充電状態で設置した充電スタンドの断面図である。 本発明の第7の実施形態に係るイオン導入器及びしわ伸ばし器の平面図である。 従来のイオン導入器の全体斜視図である。 従来のイオン導入器の各モードの波形図である。
符号の説明
1 パフプレート部
1a 電極ライン
2 前面体
2a 連結部
2b 振動吸収部材
2c 前側
2d 後側
3 背面体
4 操作スイッチ
4a 電源スイッチボタン
4b モード切替スイッチ
4c 強弱切替スイッチ
5 発光ダイオード
5a モード表示ランプ
5b 強弱表示ランプ
6 対極電極部
7 パフリング
7a 孔部
7b つば部
7c 一方の開口の径
7d 他方の開口の径
8 コットンパフ
9 制御部
12 パルス出力部
13 バイブレータ
13a バイブレータライン
14 ACアダプター
15 充電スタンド
15a 紫外線ランプ
16 しわ伸ばし器
16a 導電接続部
16b 本体
16c 接続コード
16d 足部
101 本体
102 顔面皮膚接触部
104 遠赤外線出力部
106 接地部

Claims (3)

  1. 使用者が使用時に握る手持部と、電流を出力する電極部と、当該電極部に各種電流を供給する電源部とを備え、前記電極部により美容を行う美容機器において、
    少なくとも前記手持部からなる本体と前記電極部と離隔する連結部
    前記電極部に介在物を保持する保持部材と、
    を備え、
    前記電極部が、当該電極部における前記使用者の患部に当接する接触面の中心軸に対する垂直面による前記電極部の断面積が前記電極部接触面裏側方向に沿って減少する部分を受け部として形成され、
    前記保持部材が、前記受け部に対応した嵌合可能な楕円状リングであって少なくともリングの孔部の長軸内側方向に対する外力に対して復元性を有し、前記リングの孔部の一方の開口の径が他方の開口の径より小さくするつば部を設けたことを
    特徴とする美容機器。
  2. 使用者が使用時に握る手持部と、電流を出力する電極部と、当該電極部に各種電流を供給する電源部とを備え、前記電極部により美容を行う美容機器において、
    少なくとも前記手持部からなる本体と前記電極部とを離隔する連結部と、
    前記電極部に介在物を保持する保持部材と、
    を備え、
    前記電極部が、当該電極部における前記使用者の患部に当接する接触面の中心軸に対する垂直面による前記電極部の断面積が前記電極部接触面の裏側方向に沿って減少する部分を受け部として形成され、
    前記保持部材が、前記受け部に対応した嵌合可能な楕円状リングであって少なくともリングの孔部の長軸内側方向に対する外力に対して復元性を有し、前記リングの孔部長軸端点部分のリング厚が他の部分のリング厚より小さいことを
    特徴とする美容機器
  3. 前記請求項に記載の保持部材において、
    前記リングの孔部長軸端点部分に前記つば部を設けないことを
    特徴とする保持部材。
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