JP5080133B2 - 導子及びこれを備える電気刺激装置 - Google Patents

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Description

本発明は、導子及びこれを備える電気刺激装置に関する。
従来より、電気信号を生体に印加することにより、治療、美容、トレーニングなどの処置を行う電気刺激装置が利用されている(例えば、特許文献1参照。)。
これら電気刺激装置は、各種操作を行うための操作部が設けられた装置本体と、この装置本体に接続される導子とを備えるのが一般的である。そして、装置本体に設けられた操作部を操作して、導子を把持しながら、導子に設けられた電極部を皮膚に当接させる。これによって、皮膚に電気信号が印加される。
特開平7−116267号公報
しかしながら、上記のような構成では、電気信号を皮膚に印加しているときに、電気信号の大きさや種類を変更する場合、電極部を一旦皮膚から離して操作部を操作するか、一方の手で導子を把持しながら他方の手で操作部を操作する必要があり、変更操作が煩わしいという問題がある。そのため、一時的に電気刺激を停止したい場合に、電気信号の出力を停止する操作を行うまでの反応も遅くなってしまう。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、電気信号を変更するための操作性を向上させ、変更・停止操作を迅速かつ確実に行うことができる導子及びこれを備える電気刺激装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は以下の手段を提供する。
本発明は、生体に電気信号を印加する電気刺激装置の装置本体に接続される導子であって、前記生体に接触させて前記電気信号を印加するための電極部と、前記電極部を支持する導子本体部と、前記電気信号の大きさ又は種類を変更するための電気信号変更操作部と、前記電気信号の出力を停止する出力停止操作部とを備えており、前記導子本体は、半球状の把持本体部と、半球状の把持本体部の外周曲面から該把持本体部の底面に沿った方向に柱状に延びる操作本体部と、を有し、前記電極部は、前記操作本体部における前記把持本体部と反対側の端部に支持され、前記電気信号変更操作部及び前記出力停止操作部は、前記操作本体部で前記把持本体部の前記底面に連なる面と背合わせの面に、該操作本体部が延びている方向に直線状に配列され、前記電気信号変更操作部は、前記操作本体部が延びている方向の両端部のそれぞれが押下可能に該操作本体部に設けられ、又は該方向に変動可能に該操作本体部に設けられ、該電気信号変更操作部を変位させる操作が前記電気信号の大きさ又は種類を変更する操作となり、前記電気信号変更操作部が、前記電気信号の少なくとも大きさを変更するものであって、前記電気信号を増大させる指示を出力する増大位置と、前記電気信号を減少させる指示を出力する減少位置との間で前記変位が可能で、前記増大位置、前記減少位置及び中立位置に切り替え可能な切り替えスイッチであり、前記出力停止操作部が、オンとオフとに切り替え可能なオンオフスイッチであり、前記増大位置の端子と前記減少位置の端子とが、それぞれ電源に接続されるとともに、電流の逆流を防止する逆流防止手段を介して前記オンオフスイッチの一方の端子に並列に接続され、前記中立位置の端子が、グランドに接続されるとともに、前記オンオフスイッチの他方の端子に並列に接続され、前記増大位置の端子と前記減少位置の端子と前記中立位置の端子とが、それぞれ、前記装置本体の制御部にケーブルを介して接続でき、前記中立位置の端子は、前記スイッチの位置に応じて、前記増大位置の端子と導通する状態と、前記減少位置の端子と導通する状態と、該増大位置の端子及び該減少位置の端子のいずれとも導通しない状態とのうちのいずれかの状態になることを特徴とする。
この発明によれば、一方の手で導子本体部を把持した状態で、電気信号変更操作部及び出力停止操作部を、把持している一方の手で操作することができる。しかも、把持している一方の手による各操作部の操作性を向上させることができる。さらに、接続ケーブルを減らすことができ、ケーブル全体の径を小さくすることができ、導子本体部を動かし易くすることができる。
また、本発明は、前記出力停止操作部が、前記操作本体部が延びている方向であって、前記電気信号変更操作部を基準にして、該電気信号変更操作部の前記増大位置の側に配列されていることを特徴とする。
この発明によれば、増大位置から出力停止操作部を迅速に操作することができる。
また、本発明は、以上のいずれかの導子と、前記装置本体とを備えることを特徴とする。
この発明によれば、以上のいずれかの導子と同様の効果を奏することができる。
また、本発明は、前記装置本体が、前記電気信号の大きさ又は種類を表示する表示部を備え、前記表示部が、前記電気信号操作部によって変更される前記電気信号の大きさ又は種類を順次表示することを特徴とする。
この発明によれば、視覚的に操作を容易にさせることができる。
これにより、
本発明によれば、一方の手で導子本体部を把持した状態で、電気信号変更操作部と出力停止操作部とを、把持している一方の手で操作することができることから、電気信号を変更するための操作性を向上させ、変更・停止操作を迅速かつ確実に行うことができる。
(実施形態1)
以下、本発明の実施形態における電気刺激装置について、図面を参照して説明する。
まず、電気刺激装置の外観的構成について説明する。
図1は、本発明の実施形態としての電気刺激装置を示したものである。
電気刺激装置1は、直方体形状の装置本体部2と、ケーブル5を介して装置本体部2に着脱可能に接続される導子3とを備えている。
装置本体部2の天面には、その長手方向Wの中央に、各種情報を表示する表示部6が設けられている。表示部6は、LCDディスプレイである。
表示部6の近傍には、各種操作を行うための操作ボタン7が設けられている。
導子3は、図2及び図3に示すように、使用者に把持される把持部(導子本体部)9を備えている。
把持部9は、マウス型に形成された把持本体部10と、柱状に延びる操作本体部11とを備えている。
ここで、「マウス型」とは、平坦な底面を有し、その底面上に、ドーム状(半球状)になだらかに盛り上げられたドーム部が設けられている構成を言うものである。
すなわち、把持本体部10は、平坦な底面部14を備えており、この底面部14に、ドーム部15が設けられて構成されている。
把持本体部10には、操作本体部11が一体的に連結されている。操作本体部11の先端面には、孔部22が形成されている。孔部22の断面形状は、歯車状に形成されている。そして、この孔部22には、金属からなる電極部25が着脱可能に取り付けられている。
電極部25は、柱状部26と、この柱状部26の先端に設けられた円板部28とを備えている。柱状部26の先端部は、90度に屈曲した屈曲部27となっており、この屈曲部27の先端に、円板部28が設けられている。
また、柱状部26の基端部には、歯車状の嵌合部材31が設けられている。
そして、柱状部26の後端を孔部22に挿入していくと、嵌合部材31が孔部22に嵌合されるようになっている。なお、嵌合部材31及び孔部22の断面形状は歯車状に形成されていることから、柱状部26の軸線を回転中心として円板部28の取り付け回転角を容易に調整することができるようになっている。
また、操作本体部11の上面には、人差し指などで回転させるホイール部16と、電圧変更ボタン(電気信号変更操作部)20と、停止ボタン(出力停止操作部)21とが設けられている。
ホイール部16は、回転することにより、装置本体部2の表示部6に表示される選択表示を変更するための選択指示信号を出力する。
停止ボタン21は、人差し指などで押下することにより、電気信号の出力を停止させるための停止信号を出力する。また、停止ボタン21は、オンかオフかの択一的なオンオフスイッチである。すなわち、停止ボタン21がオンされると、停止信号を出力する。
また、電圧変更ボタン20は、人差し指などで押下されることにより、生体に印加する電圧の電圧値を変更するための電圧変更指示信号を出力する。なお、電圧値が変更されることにより、電気信号の大きさが変更されるようになっている。
また、電圧変更ボタン20は、操作本体部11の先端側のみと後端側のみとが択一的に押下されるようになっている。すなわち、電圧変更ボタン20は、操作本体部11の長手方向Sに変動するようになっている。具体的には、電圧変更ボタン20を先端側のみ押下すると、図4に示すように、電圧変更ボタン20の先端側のみが操作本体部11内に没する位置に配されて、電圧変更ボタン20がオンされるようになっている。この位置を増大位置Uというものとする。そして、電圧変更ボタン20を増大位置Uに配してオンすると、電圧値を増大させるための電圧増大指示信号が電圧変更ボタン20から出力される。
一方、電圧変更ボタン20を後端側のみ押下すると、図5に示すように、電圧変更ボタン20の後端側のみが操作本体部11内に没する位置に配されて、電圧変更ボタン20がオンされるようになっている。この位置を減少位置Dというものとする。そして、電圧変更ボタン20を減少位置Dに配してオンすると、電圧値を減少させるための電圧減少指示信号が電圧変更ボタン20から出力される。
なお、電圧変更ボタン20は、押下されずに外力が加えられていない自然状態においては、図3に示すように、不図示の付勢部材によって、増大位置U及び減少位置Dのいずれにも配されていない中立の位置に配されるようになっている。この位置を中立位置Nというものとする。電圧変更ボタン20が中立位置Nに配されているときには、電圧変更ボタン20はオフとされ、指示信号は出力されない。
また、ホイール部16、電圧変更ボタン20及び停止ボタン21は、操作本体部11に沿って、長手方向Sに直線状に配列されている。すなわち、長手方向Sとは、電圧変更ボタン20及び停止ボタン21の配列方向をいうものである。
さらに、ホイール部16、電圧変更ボタン20及び停止ボタン21は、互いに近接して配置されている。さらに、停止ボタン21は、電圧変更ボタン20の近接領域のうち、増大位置Uの側に配置されている。
次いで、電気刺激装置1を機能ごとに説明する。
図6は、電気刺激装置1を機能ごとに示すブロック図である。
装置本体部2には、全体を制御する制御部33が設けられている。制御部33は、表示部6に電気的に接続されている。また、制御部33は、電気信号を発生させる電気信号発生部36に接続されている。電気信号発生部36は、発生させた電気信号を、ケーブル5を介して電極部25に出力する。
一方、導子3には、操作部35が設けられている。この操作部35は、ホイール部16、電圧変更ボタン20及び停止ボタン21に相当するものである。操作部35は、ケーブル5を介して、制御部33に接続されている。
このような構成のもと、制御部33は、操作部35からの指示信号を読み出し、表示部6に所定の表示をしたり、電気信号発生部36に変更指示信号を入力する。
次いで、電気刺激装置1の回路構成について説明する。
図7は、電気刺激装置1の回路構成の一部を示す回路図である。
装置本体部2には、電源を供給する電源部52が設けられている。
また、導子3側の電圧変更ボタン20は、中立位置Nに設けられた中立端子20Nと、増大位置Uに設けられた増大端子20Uと、減少位置Dに設けられた減少端子20Dとを備えている。そして、電圧変更ボタン20を増大位置Uに配すると、中立端子20Nと増大端子20Uとが導通し、減少位置Dに配すると、中立端子20Nと増大端子20Uとが導通し、中立位置Nに配すると、中立端子20Nがオープンとなる。
増大端子20Uは、プルアップ抵抗50を介して電源部52に接続されている。また、増大端子20Uは、制御部33に接続されている。さらに、増大端子20Uは、ダイオード(逆流防止手段)45を介して、停止ボタン21の一方の端子21aに接続されている。ダイオード45のアノードは増大端子20Uに接続され、カソードは一方の端子21aに接続されている。すなわち、ダイオード45によって、一方の端子21aから増大端子20Uに向けて電流が逆流することが防止される。
なお、電源部52、制御部33及び一方の端子21aは、増大端子20Uにそれぞれ並列接続されている。
減少端子20Dは、プルアップ抵抗51を介して電源部52に接続されている。また、減少端子20Dは、制御部33に接続されている。さらに、減少端子20Dは、ダイオード(逆流防止手段)46を介して、一方の端子21aに接続されている。ダイオード46のアノードは減少端子20Dに接続され、カソードは一方の端子21aに接続されている。すなわち、ダイオード46によって、一方の端子21aから減少端子20Dに向けて電流が逆流することが防止される。
なお、電源部52、制御部33及び一方の端子21aは、減少端子20Dにそれぞれ並列接続されている。
さらに、中立端子20Nは、グランドGに接続されている。また、中立端子20Nは、制御部33に接続されている。さらに、中立端子20Nは、停止ボタン21の他方の端子21bに接続されている。
なお、電源部52、制御部33及び他方の端子21bは、減少端子20Dにそれぞれ並列接続されている。
次に、このように構成された本実施形態における電気刺激装置1の作用について説明する。
使用者は、一方の手で把持本体部10を把持した状態で、他方の手で装置本体部2の操作ボタン7を操作する。すると、制御部33は、電気信号発生部36を介して、電極部25に所定の電圧を印加する。
この状態で、電極部25を患部に当接させると、電極部25を介して患部に電圧が印加される。このとき、表示部6に、電圧値、周波数、モードなどが表示される。
これにより、患部に対して、治療、美容、トレーニングなどの処置が行われる。
ここで、印加される電圧が高いと感じた場合や低いと感じた場合には、電圧値を変更することにより、各使用者に適応した適切な電圧を印加することができる。
以下、電圧値の変更操作について説明する。
電圧が低いと感じた場合には、表示部6に表示されたメニューから設定に関する選択肢を選択する。
図10は、表示部6に表示されたメニューを示すものである。
使用者は、把持した一方の手の人差し指などで、ホイール部16(図6に示す操作部35)を回転させる。すると、ホイール部16は、選択指示信号を出力する。制御部33は、ホイール部16からの選択指示信号を読み出し、ホイール部16の回転変位量に対応する分のカーソルを移動させる。使用者は、その表示を見ながら、「1、設定」の選択肢にカーソルを合わせて、ホイール部16を押下(クリック)する。これにより、ホイール部16から、決定信号が出力され、制御部33は、図11に示すように、設定に関する選択肢を表示部6に表示する。
さらに、使用者は、ホイール部16を操作して、電圧値を変更するための選択肢である「3、電圧」を、上記と同様に選択、決定する。
これにより、制御部33が、図12に示すように、出力電圧のグラフを表示する。
この状態で、使用者は、図8に示すように、一方の手の人差し指などで、電圧変更ボタン20(図6に示す操作部35)を操作する。すなわち、電圧変更ボタン20の先端側のみを押下し、電圧変更ボタン20を増大位置Uに配する。すると、電圧変更ボタン20は、電圧増大指示信号を出力する。制御部33は、電圧変更ボタン20からの電圧増大信号を読み出し、電気信号発生部36を介して、増大させた電圧を電極部25に印加する。すなわち、電圧変更ボタン20が押下され続けると、制御部33は、電圧変更ボタン20から読み出した増大指示信号の入力時間に応じて、増大信号を電気信号発生部36に対して出力し、電気信号発生部36は、入力された増大信号に基づいて、発生させる電圧値を大きくしていき、その大きくした電圧を電極部25に対して順次出力する。
また、制御部33は、電圧変更ボタン20から読み出した増大指示信号の入力時間に応じて、図13から図15に示すように、電圧値が増大している様子を表すように、表示部6のグラフ表示(例えば、色など)を変化させる。
この状態から、電圧を弱めたい場合には、図9に示すように、電圧変更ボタン20を減少位置Dに配する。すると、電圧変更ボタン20が電圧減少指示信号を出力し、制御部33が、上記と反対に、電圧値を弱めた電圧を電気信号発生部36を介して電極部25に印加するとともに、表示部6のグラフ表示を順次変更する。
このようにして、使用者は、適切な電圧値を設定することができる。
また、使用者が電圧を増大させる操作を行っているときに、刺激が強くなりすぎてしまい電圧を急に弱めたいときには、以下のようにして操作する。
使用者は、図8に示すように、電圧変更ボタン20の先端側を押下し続けて、電圧変更ボタン20を増大位置Uに配した状態で、急停止したいときには、電圧変更ボタン20を押下している人差し指を延ばして、停止ボタン21の上面に指先を移動させる。そして、停止ボタン21(図6に示す操作部35)を押下する。すると、停止ボタン21は停止信号を出力する。そして、制御部33は、停止ボタン21の出力を読み出し、電圧の発生を停止させる。すなわち、制御部33は、電気信号発生部36に対して停止信号を出力し、電気信号発生部36は、電極部25に対する電圧の出力を停止する。
これにより、使用者は、電圧変更ボタン20を操作している指で、直ちに電圧の出力を停止することができる。
なお、電圧変更ボタン20及び停止ボタン21は、以下のようにして、制御部33に対して信号をオンオフする。
図16は、電圧変更ボタン20及び停止ボタン21の状態と出力信号との対応を示す表である。図16における丸数字1は、増大端子20Uの制御部33に対する出力を示し、丸数字2は、減少端子20Dの制御部33に対する出力を示すものであり、図7で示した丸数字と対応するものである。
まず、電圧変更ボタン20が中立位置Nに配され、停止ボタン21がオフの場合には、増大端子20U及び減少端子20Dは、電源部52によって、それぞれハイレベル(H)の信号を制御部33に入力する。
そして、電圧変更ボタン20が増大位置Uに配されると、増大端子20Uと中立端子20Nとが導通し、電源部52が、プルアップ抵抗50、増大端子20U及び中立端子20Nを介して、グランドGに接続される。このとき、ダイオード46により、電流の逆流が防止されるため、減少端子20Dは、ハイレベルで保持される。
そのため、増大端子20Uは、ローレベル(L)の信号を制御部33に入力し、減少端子20Dは、ハイレベルの信号を入力する。これにより、制御部33は、上述のように、印加する電圧を増大させる。
また、電圧変更ボタン20が減少位置Dに配されると、減少端子20Dと中立端子20Nとが導通し、電源部52が、プルアップ抵抗51、減少端子20D及び中立端子20Nを介して、グランドGに接続される。
このとき、ダイオード45により、電流の逆流が防止されるため、増大端子20Uは、ハイレベルで保持される。
そのため、減少端子20Dは、ローレベルの信号を制御部33に入力し、増大端子20Uは、ハイレベルの信号を入力する。これにより、制御部33は、上述のように、印加する電圧を減少させる。
また、電圧変更ボタン20が中立位置Nに配された状態で、停止ボタン21がオンされると、電源部52が、プルアップ抵抗50,51、ダイオード45,46、一方の端子21a、及び、他方の端子21bを介して、グランドGに接続される。
そのため、増大端子20U及び減少端子20Dは、それぞれローレベルの信号を制御部33に入力する。これにより、制御部33は、上述のように、印加する電圧を停止させる。
また、電圧変更ボタン20が増大位置U(又は減少位置D)に配された状態で、停止ボタン21がオンされると、電源部52が、上述のようにグランドGに接続される。
そのため、増大端子20U及び減少端子20Dは、それぞれローレベルの信号を制御部33に入力する。これにより、制御部33は、上述のように、印加する電圧を停止させる。
以上より、本実施形態における電気刺激装置1によれば、一方の手で把持本体部10を把持した状態で、ホイール部16、電圧変更ボタン20及び停止ボタン21などの各種操作部を、把持している一方の手で操作することができることから、電気信号を変更するための操作性を向上させ、変更・停止操作を迅速かつ確実に行うことができる。
また、ホイール部16、電圧変更ボタン20及び停止ボタン21などの各種操作部が、長手方向Sに沿って直線状に近接して配列されていることから、指の伸張及び屈曲の動作だけで、各操作部に指を容易に到達させることができ、操作性を向上させることができる。
さらに、電圧変更ボタン20が、長手方向Sに変動することから、指の伸張及び屈曲の動作だけで、電圧変更ボタン20を容易に操作することができる。
また、電圧変更ボタン20を増大位置U又は減少位置Dに配するだけで、容易に電圧値の変更を指示することができ、操作性をさらに向上させることができる。
また、停止ボタン21が電圧変更ボタン20の増大位置U側に近接して配列されていることから、電圧変更ボタン20を増大位置Uに配した状態で、指先を延ばすだけで直ちに停止ボタン21をオンすることができる。
また、把持本体部10がマウス型に形成されていることから、把持本体部10を把持し易くすることができるだけでなく、デザイン性を向上させることができる。
さらに、ダイオード45,46によって、電流の逆流を適宜防止することができることから、電圧変更ボタン20及び停止ボタン21のオンオフ動作を、ケーブル5本という少ない本数で実現することができる。そのため、ケーブルの径を細くすることができ、導子3を動かし易くすることができる。なお、通常は、増大端子、減少端子、停止ボタンの一方の端子、及び、他方の端子に接続された4本のケーブルが必要となってしまう。
また、電圧の増減に合わせて、表示部6に順次グラフ表示することができることから、視覚的にも操作性を向上させることができる。
なお、本実施形態においては、電圧値の変更の場合のみを示したが、周波数の高低の変更も上記と同様にして行うことができることは言うまでもない。
また、例えば、波形などのように、印加する電気信号の種類を変更することができるようにしてもよい。
また、電圧変更ボタン20の構成や動作も適宜変更可能である。例えば、図17及び図18に示すように、操作レバー(電気信号変更操作部)54を設けてもよい。操作レバー54は、その基端部を中心として、回転可能に設けられている。そして、長手方向Sに往復動するようになっている。
また、例えば、電圧変更ボタン20に代えて、長手方向Sに沿って平行移動する往復動可能な切り替えスイッチを設けてもよい。
また、電極部25の設置数は適宜変更可能であり、2個以上設けてもよい。
なお、本発明の技術範囲は上記の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の変更を加えることが可能である。
本発明に係る電気刺激装置の実施形態を示す全体構成図である。 図1の導子を拡大して示す斜視図である。 図1の導子を側面から示した図であって、電圧変更ボタンが中立位置に配された様子を示す側面図である。 図3の電圧変更ボタンが増大位置に配された様子を示す側面図である。 図3の電圧変更ボタンが減少位置に配された様子を示す側面図である。 図1の電気刺激装置を機能ごとに示すブロック図である。 電気刺激装置の回路構成の一部を示す回路図である。 図1の導子を把持した様子を示す図であって、電圧変更ボタンを増大位置に配している状態を示す説明図である。 図1の導子を把持した様子を示す図であって、電圧変更ボタンを減少位置に配している状態を示す説明図である。 表示部に表示されるメニューを示す説明図である。 図10の「1、設定」を選択したときの画面を示す説明図である。 図11の「1、周波数」を選択したときの画面を示す説明図である。 図12のグラフにおいて、電圧値が増大した様子を示す説明図である。 図13のグラフにおいて、電圧値がさらに増大した様子を示す説明図である。 図14のグラフにおいて、電圧値がさらに増大した様子を示す説明図である。 電圧変更ボタン及び停止ボタンの状態と出力信号との対応を示す表である。 図1の電圧変更ボタンの変形例を示す正面図である。 図17の電圧変更ボタンを示す側面図である。
符号の説明
1 電気刺激装置
2 装置本体部
3 導子
6 表示部
9 把持部(導子本体部)
20 電圧変更ボタン(電気信号変更操作部)
21 停止ボタン(出力停止操作部)
25 電極部
45,46 ダイオード(逆流防止手段)
52 電源部(電源)
54 操作レバー(電気信号変更操作部)
D 減少位置
G グランド
N 中立位置
U 増大位置

Claims (4)

  1. 生体に電気信号を印加する電気刺激装置の装置本体に接続される導子であって、
    前記生体に接触させて前記電気信号を印加するための電極部と、
    前記電極部を支持する導子本体部と、
    前記電気信号の大きさ又は種類を変更するための電気信号変更操作部と、
    前記電気信号の出力を停止する出力停止操作部とを備えており、
    前記導子本体は、半球状の把持本体部と、半球状の把持本体部の外周曲面から該把持本体部の底面に沿った方向に柱状に延びる操作本体部と、を有し、
    前記電極部は、前記操作本体部における前記把持本体部と反対側の端部に支持され、
    前記電気信号変更操作部及び前記出力停止操作部は、前記操作本体部で前記把持本体部の前記底面に連なる面と背合わせの面に、該操作本体部が延びている方向に直線状に配列され、
    前記電気信号変更操作部は、前記操作本体部が延びている方向の両端部のそれぞれが押下可能に該操作本体部に設けられ、又は該方向に変動可能に該操作本体部に設けられ、該電気信号変更操作部を変位させる操作が前記電気信号の大きさ又は種類を変更する操作となり、
    前記電気信号変更操作部が、前記電気信号の少なくとも大きさを変更するものであって、前記電気信号を増大させる指示を出力する増大位置と、前記電気信号を減少させる指示を出力する減少位置との間で前記変位が可能で、前記増大位置、前記減少位置及び中立位置に切り替え可能な切り替えスイッチであり、
    前記出力停止操作部が、オンとオフとに切り替え可能なオンオフスイッチであり、
    前記増大位置の端子と前記減少位置の端子とが、それぞれ電源に接続されるとともに、電流の逆流を防止する逆流防止手段を介して前記オンオフスイッチの一方の端子に並列に接続され、
    前記中立位置の端子が、グランドに接続されるとともに、前記オンオフスイッチの他方の端子に並列に接続され、
    前記増大位置の端子と前記減少位置の端子と前記中立位置の端子とが、それぞれ、前記装置本体の制御部にケーブルを介して接続でき、
    前記中立位置の端子は、前記スイッチの位置に応じて、前記増大位置の端子と導通する状態と、前記減少位置の端子と導通する状態と、該増大位置の端子及び該減少位置の端子のいずれとも導通しない状態とのうちのいずれかの状態になることを特徴とする導子。
  2. 前記出力停止操作部が、前記操作本体部が延びている方向であって、前記電気信号変更操作部を基準にして、該電気信号変更操作部の前記増大位置の側に配列されていることを特徴とする請求項1に記載の導子。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の導子と、
    前記装置本体とを備えることを特徴とする電気刺激装置。
  4. 前記装置本体が、前記電気信号の大きさ又は種類を表示する表示部を備え、
    前記表示部が、前記電気信号操作部によって変更される前記電気信号の大きさ又は種類を順次表示することを特徴とする請求項3に記載の電気刺激装置。
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