JP4564832B2 - 矩形基板の分割装置 - Google Patents

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Description

本発明は、矩形状に形成された種々の基板を個々のデバイス等に分割する装置に関するものである。
IC、LSI等の集積回路が複数形成され、樹脂によってパッケージングされたCSP(Chip Size Package)等の矩形基板は、ダイシング装置等の分割装置によって個々のデバイスに分割され、デバイスケースに収容された状態で、電子機器の組立工程に搬送される。そして、組立工程において、個々のデバイスは、各種電子機器に実装される。
一般に、デバイスケースへのデバイスの収容には専用のデバイス収容装置が用いられる。デバイス収容装置は分割装置に隣接して設置され、分割装置によって個片化された個々のデバイスをデバイス収容装置において直ちにデバイスケースに収容できるようにしている(例えば特許文献1参照)。
一般に、分割対象の矩形基板は、リング状のフレームFの開口部を塞ぐように貼着されたテープTの粘着面に貼着され、テープTを介してフレームFと一体となった状態で保持されてダイシングされ、そのままの状態でデバイス収容装置に搬送され、個々のデバイスがデバイスケースに収容される(例えば特許文献1参照)。また、リング状のフレームを使用せず、矩形基板と同一形状の保護テープのみを矩形基板の裏面に貼着した状態で個々のデバイスに分割する手法も提案されている(例えば特許文献2参照)。
特開2000−232080号公報 特開2000−208445号公報
しかしながら、ダイシング装置のほかにデバイス収容装置を設置すると、ほぼ2倍の設置スペースが必要となり、省スペース化を図ることができず、コストが高くなるという問題がある。また、テープを介してフレームと一体となった状態の矩形基板をダイシングすると、ダイシング装置では、ダイシングされる矩形基板より大きなフレームを保持しなければならず、フレームの大きさによりダイシング装置が大型にならざるを得ない。そして、矩形基板がテープを介してフレームと一体となったままの状態でデバイス収容装置に搬送されると、デバイス収容装置においてもフレームを保持しなければならず、デバイス収容装置も大型となり、更には、使用済みのフレームを収容するための領域も確保しなければならず、これも装置の大型化の要因となる。
一方、特許文献2に開示された発明のように、フレームを使用せずに、保護テープを矩形基板の裏面に貼着した状態でダイシングを行う方法もあるが、その場合は、保護テープに貼着されたままの個片化されたデバイスをピックアップしなければならないため、デバイスを確実に剥離させることが困難であるという問題がある。特許文献2に示されているように、ピックアップ前に保護テープの粘着力を低下させておいたとしても、デバイスを確実にピックアップできるとはいいがたい。また、粘着力を低下させるための特別な手段が必要であり、そのための時間も要するため、生産性も低下する。更には、デバイスのピックアップ後に残った保護テープを廃棄するための特別な手段も必要となる。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、より小さなスペースで矩形基板を分割し、分割により個片化されて形成されたデバイスをデバイスケースに収容できるようにすると共に、矩形基板の裏面に貼着された保護テープからデバイスを確実かつ効率良くピックアップできるようにすることである。
上記課題を解決するために、本発明は、裏面に保護テープが貼着され複数のデバイスが格子状の分離予定ラインによって区画されて形成された矩形基板を分離予定ラインに沿って分離させて個々のデバイスに分割してデバイスをデバイスケースに収容する矩形基板の分割装置に関し、矩形基板を切削して個々のデバイスに分割する切削担当領域と、裏面に貼着された保護テープを剥離するテープ剥離担当領域と、個々のデバイスをデバイスケースに収容するデバイス収容担当領域とから構成される。切削担当領域は、複数の矩形基板を収容したカセットが載置されるカセットテーブルと、カセットから矩形基板を搬出する搬出手段と、搬出された矩形基板を保持するチャックテーブルと、チャックテーブルに保持された矩形基板を分離予定ラインに沿って切削して個々のデバイスに分割する切削手段と、切削済みの矩形基板を洗浄する洗浄手段とから構成される。テープ剥離担当領域は、切削及び洗浄された矩形基板が仮置きされる仮置きテーブルと、矩形基板を構成する個々のデバイスがピックアップされる際にデバイスが載置されるピックアップテーブルと、矩形基板の裏面に貼着された保護テープを剥離しながら仮置きテーブルからピックアップテーブルにデバイスを移載する機能を有するデバイス移載手段とから構成されるテープ剥離担当領域とから構成される。デバイス収容担当領域は、ピックアップテーブルに移載されたデバイスをピックアップしてデバイスケースに収容するピックアップ手段と、空のデバイスケースを格納する空デバイスケース格納部と、空デバイスケース格納部から空のデバイスケースを取り出しデバイスケースをピックアップ手段によってデバイスを収容できる位置であるデバイス収容位置に位置付けるデバイスケース位置付け手段と、デバイスが収容されたデバイスケースを格納する収容済みデバイスケース格納部とを少なくとも備える。テープ剥離担当領域において、ピックアップテーブルは、第一のテーブルと第二のテーブルとから構成され、第二のテーブルは仮置きテーブルと所定の間隔をおいて配設され、第一のテーブルは仮置きテーブルと第二のテーブルとの間を移動可能に配設され、デバイス移載手段は、仮置きテーブルに載置された矩形基板の不要端部を保護テープと共に把持する把持部と、仮置きテーブルに載置された矩形基板を押圧する押圧ローラと、矩形基板を押圧ローラと仮置きテーブルとの間に押し込み第一のテーブルが仮置きテーブルに接近した位置にある状態で第一のテーブル側に移動させるプッシャと、把持部を少なくとも仮置きテーブルの下方に降下させて矩形基板の裏面から保護テープを剥離する把持部駆動部とから構成され、ピックアップテーブルの上方には、第一のテーブルが第二のテーブルに接近した位置にあり、第一のテーブルにデバイスが載置されている際に、第一のテーブルに載置されているデバイスを第二のテーブルに移動させるデバイス移動手段が配設され、ピックアップ手段は、第二のテーブルに移動したデバイスをピックアップする。
ここで、第一のテーブルと第二のテーブルとは接触していてもよいし、デバイスを移動させることができる程度に離れていても良い。またこの場合、把持部駆動部は、第一のテーブルから離れる方向に移動可能な基部と、基部に軸支されて回動可能な回動部と、回動部の回動をガイドするガイド部材と、回動部に固定され把持部を昇降させる昇降駆動部とから構成されることが望ましい。
仮置きテーブルの下方には、把持部駆動部が矩形基板から剥離した保護テープを収容する保護テープ収容部が配設されていることが望ましい。この場合、第二のテーブルをはさんで第一のテーブルの逆側には、切削済みの矩形基板を構成する端材を収容する端材収容部が配設され、デバイス移動手段は、第一のテーブルに載置されているデバイスを第二のテーブルに向けて押し出して移動させるデバイス押し出し部と、第二のテーブルに残存している端材を押し出して第二のテーブルから該端材収容部に落下させる端材押し出し部とを備えることが望ましい。
上記デバイス収容担当領域において、ピックアップ手段は、ピックアップ対象のデバイスが良品か不良品かを判別する判別部を含み、デバイスケースは、良品のデバイスを収容する良品デバイスケースと、不良品のデバイスを収容する不良品デバイスケースとから構成され、収容済みデバイスケース格納部は、良品デバイスケースを格納する良品デバイスケース格納部と、不良品デバイスケースを格納する不良品デバイスケース格納部とから構成され、上記デバイスケース位置付け手段は、空デバイスケース格納部から空デバイスケースを取り出し空デバイスケースを良品デバイスケースとして良品のデバイスが収容される位置である良品デバイス収容位置に位置付ける良品デバイスケース位置付け手段と、空デバイスケース格納部から空デバイスケースを取り出し空デバイスケースを不良品デバイスケースとして不良品のデバイスが収容される位置である不良品デバイス収容位置に位置付ける不良品デバイスケース位置付け手段とから構成されることが望ましい。
切削領域担当領域には、カセットから搬出された矩形基板の姿勢を矯正する姿勢矯正手段と、姿勢矯正手段によって姿勢が矯正された矩形基板を保持してチャックテーブルに載置する第一の搬送手段と、チャックテーブルに保持された切削済みの矩形基板を洗浄手段に搬送する第二の搬送手段と、洗浄済みの矩形基板を仮置きテーブルに搬送する第三の搬送手段とを備えることが望ましい。また、切削担当領域においては、カセットテーブルには2以上のカセットが載置可能であり、いずれかのカセットに収容された矩形基板が搬出手段により搬出可能となる位置にカセットテーブルを選択的に位置付けるカセット位置付け手段が配設されることが望ましい。
切削担当領域においては、カセットテーブル、搬出手段及び洗浄手段は第一の直線上に配設され、切削手段は第一の直線に直交する第二の直線上に配設され、チャックテーブルは第二の直線上を移動可能に構成され、テープ剥離担当領域においては、仮起きテーブルは、洗浄手段に対して第二の直線に平行な直線上に配設され、仮置きテーブルとピックアップテーブルは第一の直線に平行な直線上に配設され、デバイス収容担当領域においては、空デバイスケース格納部と収容済みデバイスケース格納部は、第一の直線に平行な直線状に配設され、デバイスケース位置付け手段は、空デバイスケース格納部の直下と収容済みデバイスケース格納部の直下とにそれぞれ配設されることが望ましい。
本発明によれば、切削担当領域においては、裏面に保護テープが貼着された矩形基板が切削されて個々のデバイスに分割された後に洗浄され、テープ剥離担当領域においては、デバイスを保護テープから確実、容易かつ効率良く剥離すると共にピックアップテーブルに移載することができ、ピックアップテーブルに移載されたデバイスは、デバイス収容担当領域においてデバイスケースに収容することができる。したがって、1つの装置で切削からデバイスの収容までを行うことができる。特に、保護テープの剥離とデバイスのピックアップテーブルへの移載とを同時に行うことができるため、生産性が極めて高く、また、リング状のフレームを用いる必要もないため、装置の小型化による省スペース化を図ることができる。
また、ピックアップテーブルが第一のテーブルと第二のテーブルとから構成され、第一のテーブルが仮置きテーブルと第二のテーブルとの間を移動可能に配設され、デバイス移載手段が、仮置きテーブルに載置された矩形基板の不要端部を保護テープと共に把持する把持部と、仮置きテーブルに載置された矩形基板を押圧する押圧ローラと、矩形基板を押圧ローラと仮置きテーブルとの間に押し込み第一のテーブルが仮置きテーブルに接近した位置にある状態で第一のテーブル側に移動させるプッシャと、把持部を少なくとも仮置きテーブルの下方に降下させて矩形基板の裏面から保護テープを剥離する把持部駆動部とから構成され、ピックアップテーブルの上方に、第一のテーブルが第二のテーブルに接近した位置にあり第一のテーブルにデバイスが載置されている際に第一のテーブルに載置されているデバイスを第二のテーブルに移動させるデバイス移動手段が配設され、ピックアップ手段が第二のテーブルに移動したデバイスをピックアップする構成とすると、仮置きテーブルに載置されたデバイスは、デバイス移載手段によって保護テープが剥離されながら第一のテーブルに移載され、第一のテーブルに移載されたデバイスは、デバイス移動手段によって第二のテーブルに移動し、第二のテーブルに移動したデバイスがピックアップ手段によってピックアップされてデバイスケースに収容される。第一のテーブルは、仮置きテーブルに近づいたり第二のテーブルに近づいたりすることができるため、第二のテーブルに近づいている間には第一のテーブルと仮置きテーブルとの間に把持部を入り込ませるための十分な隙間を形成することができ、把持部によって矩形基板を構成する不要端部とその裏面に貼着された保護テープを確実に保持することができ、更にその場合はデバイス移動手段による第一のテーブルから第二のテーブルへのデバイスの移動を確実に行うことができる。一方、第一のテーブルが仮置きテーブルに近づいている間には、仮置きテーブルから第一のテーブルへのデバイスの移載を確実に行うことができ、仮置きテーブルと第一のテーブルとを接近させることで、移載時におけるデバイスの破損を防止することができる。
把持部駆動部が、第一のテーブルから離れる方向に移動可能な基部と、基部に軸支されて回動可能な回動部と、回動部の回動をガイドするガイド部材と、回動部に固定され把持部を昇降させる昇降駆動部とから構成されるようにした場合は、把持部が保護テープの端部を把持した状態で基部がデバイスの移動方向と逆の方向に移動すると、ガイド部材にガイドされて回動部が回動し、その状態で基部が第一のテーブルから離れる方向に移動することができる。したがって、基部の移動及び回動部の回動により保護テープを容易に剥離させることができる。
仮置きテーブルの下方に、把持部駆動部が矩形基板から剥離した保護テープを収容する保護テープ収容部が配設されていると、デバイス移載手段によって剥離した保護テープが自動的に保護テープ収容部に収容されるため、保護テープを廃棄するための特別の構造を要しない。したがって、その分だけ省スペース化を図ることができる。また、把持部駆動部が、第一のテーブルから離れる方向に移動可能な基部と、基部に軸支されて回動可能な回動部と、回動部の回動をガイドするガイド部材と、回動部に固定され把持部を昇降させる昇降駆動部とから構成される場合は、保護テープを完全に剥離した後に把持部による保護テープの把持を解除すると、保護テープが自然に落下して保護テープ収容部に収容することができる。
第二のテーブルをはさんで第一のテーブルの逆側に、切削済みの矩形基板を構成する端材を収容する端材収容部が配設され、デバイス移動手段が、第一のテーブルに載置されているデバイスを第二のテーブルに向けて押し出して移動させるデバイス押し出し部と、第二のテーブルに残存している端材を押し出して第二のテーブルから端材収容部に落下させる端材押し出し部とを備えている場合は、デバイス移動手段は、第一のテーブルに載置されているデバイスを第二のテーブルに移動させると同時に、端材を端材収容部に収容させることができるため、効率的であり、端材を端材収容部に収容するための専用の仕組みを必要としないため、省スペース化を図ることができる。
デバイス収容担当領域において、ピックアップ手段が、ピックアップ対象のデバイスが良品か不良品かを判別する判別部を含み、デバイスケースが、良品のデバイスを収容する良品デバイスケースと、不良品のデバイスを収容する不良品デバイスケースとから構成され、収容済みデバイスケース格納部が、良品デバイスケースを格納する良品デバイスケース格納部と不良品デバイスケースを格納する不良品デバイスケース格納部とから構成され、デバイスケース位置付け手段が、空デバイスケース格納部から空デバイスケースを取り出し空デバイスケースを良品デバイスケースとして良品のデバイスが収容される位置である良品デバイス収容位置に位置付ける良品デバイスケース位置付け手段と、空デバイスケース格納部から空デバイスケースを取り出し空デバイスケースを不良品デバイスケースとして不良品のデバイスが収容される位置である不良品デバイス収容位置に位置付ける不良品デバイスケース位置付け手段とから構成されるようにすると、判別部は、ピックアップ時にデバイスが良品か不良品かを判別できるため、生産性を低下させることがない。また、判別部における判別結果に基づいて良品のデバイスと不良品のデバイスとを分けて別々のデバイスケースに収容することができるため、後の工程において良品か不良品かを判別する必要がなくなる。
切削領域担当領域に、カセットから搬出された矩形基板の姿勢を矯正する姿勢矯正手段と、姿勢矯正手段によって姿勢が矯正された矩形基板を保持してチャックテーブルに載置する第一の搬送手段と、チャックテーブルに保持された切削済みの矩形基板を洗浄手段に搬送する第二の搬送手段と、洗浄済みの矩形基板を仮置きテーブルに搬送する第三の搬送手段とを備えた場合は、カセット内における矩形基板の収容位置や収容向きにばらつきがあっても、姿勢矯正手段によって矩形基板の位置、方向が一定となり、その状態でチャックテーブルに搬送されて切削されるため、切削を円滑かつ正確に行うことができる。また、切削後は切削済みの矩形基板を洗浄手段に搬送し、洗浄後は洗浄済みの矩形基板を仮置きテーブルに搬送することができるため、矩形基板をテープ剥離担当領域に円滑に搬送することができる。
切削担当領域において、カセットテーブルに2以上のカセットが載置可能であり、いずれかのカセットに収容された矩形基板が搬出手段により搬出可能となる位置にカセットテーブルを選択的に位置付けるカセット位置付け手段が配設されている場合は、複数のカセットをカセットテーブルに載置しておくと、それぞれのカセットに収容された矩形基板を次々と搬出して切削することができるため、効率的であり、また、複数のカセットをまとめてカセットテーブルに載置しておくことができるため、作業が簡略化される。
切削担当領域において、カセットテーブル、搬出手段及び洗浄手段が第一の直線上に配設され、切削手段が第一の直線に直交する第二の直線上に配設され、チャックテーブルが第二の直線上を移動可能に構成され、テープ剥離担当領域において、仮起きテーブルが洗浄手段に対して第二の直線に平行な直線上に配設され、仮置きテーブルとピックアップテーブルが第一の直線に平行な直線上に配設され、デバイス収容担当領域において、空デバイスケース格納部と収容済みデバイスケース格納部が、第一の直線に平行な直線状に配設され、デバイスケース位置付け手段が、空デバイスケース格納部の直下と収容済みデバイスケース格納部の直下とにそれぞれ配設されると、切削担当領域、テープ剥離担当領域、デバイス収容担当領域のいずれにおいても、矩形基板の動きに無駄がなく、また、各担当領域間の移動においても無駄がないため、装置の小型化による省スペース化を図ることができると共に、効率的である。
図1に示す分割装置1においては、例えば図2に示す矩形基板5に格子状に形成された分離予定ライン50を切削して分離させることができる。図2に示した矩形基板5は、分離予定ライン50によって区画されてデバイスが形成されており、デバイスは、図示の例では第1デバイス列D1から第8デバイス列D8により構成されており、各デバイス列は3つのデバイスと両端の2つの端材51により構成されている。また、第1デバイス列D1及び第8デバイス列D8よりも外周側には不要端部52が形成されている。端材51及び不要端部52は、最終的には廃棄されるものである。矩形基板5の裏面には、デバイス保護用の保護テープTが貼着されている。図1に示した分割装置1を用いて分離予定ライン50を分離させることにより、矩形基板5を個々のデバイスに分割することができる。また、分割装置1では、個々のデバイスを、後述するデバイスケースに収容することもできる。矩形基板5としては、例えばCSP、ガラス基板等がある。
分割装置1は、図1に示すように、裏面に保護テープTが貼着された矩形基板5を縦横に切削して個々のデバイスに分割する切削担当領域2と、矩形基板5から保護テープTを剥離するテープ剥離担当領域3と、個々のデバイスをデバイスケースに収容するデバイス収容担当領域4とから構成される。
切削担当領域2には、複数の矩形基板を収容したカセットが載置されるカセットテーブル20と、カセット20から矩形基板を搬出する搬出手段21と、回転ベース22aの上面に固定され搬出された矩形基板を保持すると共に回転可能なチャックテーブル22と、チャックテーブル22に保持された矩形基板を分離予定ライン50に沿って切削して個々のデバイスに分割する切削手段23と、切削済みの矩形基板を洗浄する洗浄手段24とを少なくとも備えており、切削担当領域2では、矩形基板の切削によるダイシング及び切削後の矩形基板の洗浄が行われる。
搬出手段21はY軸方向に移動可能であり、矩形基板5の端部を挟持する挟持部210を有している。また、カセットテーブル20は後述するカセット位置付け手段200と共にZ軸方向に昇降可能となっており、2以上のカセットを載置可能であり、図示の例では複数のカセットC1、C2を載置可能となっている。これに対応して、カセットテーブル20の下方には、いずれかのカセットに収容された矩形基板が搬出手段21により搬出可能となる位置、具体的には、搬出手段21の移動経路の+Y方向の延長線上にカセットテーブル20を選択的に位置付けるカセット位置付け手段200が配設され、カセットテーブル20はX軸方向にも移動可能となっている。これにより、それぞれのカセットに格納された矩形基板を次々と効率良く搬出することができる。
図3に示すように、チャックテーブル22の上方であってカセットテーブル20と搬出手段21との間には、Y軸方向に長尺で断面がL字型の2つの開閉部材250が対向して構成される姿勢矯正手段25が配設されている。2つの開閉部材250は、底部250aと側部250bとから構成され、互いが近づく方向または離れる方向に移動し、近づいた状態において閉状態を形成し、離れた状態において第一の開状態と第二の開状態を形成する。カセットC1またはカセットC2から矩形基板を搬出する際には姿勢矯正手段25が第一の開状態となっており、搬出された矩形基板は2つの底部250aの上に載置される。すなわち、第一の開状態は、矩形基板を搬出できる程度に開いており、かつ、矩形基板が下方に落下しない程度に開いた状態である。一方、第二の開状態とは、矩形基板が2つの開閉部材の間を垂直方向に移動できるほどに開いた状態である。2つの開閉部材250が近づいて閉状態となることにより、矩形基板の姿勢が矯正され、一定の位置に位置合わせされ、一定の方向を向くようになる。
カセットテーブル20が所定の高さに位置付けられると、搬出手段21が+Y方向に移動し、挟持部210によってカセットC1またはカセットC2に収容された矩形基板を把持する。そして、開閉部材250が第一の開状態となった状態で、搬出手段21がーY方向に移動すると、矩形基板5が裏面に貼着された保護テープTと共に開閉部材250の底部250aの上をスライドし、矩形基板5がチャックテーブル22の真上の位置まで移動すると、搬出手段21の移動を停止させると共に挟持部210による挟持状態を解除し、矩形基板5を2つの底部250aの上に載置する。そして、開閉部材250が近づいて閉状態となり、矩形基板5の姿勢が矯正される。
チャックテーブル22の真上には、第一の搬送手段26が配設されている。第一の搬送手段26には、吸引源に連通した複数の吸着パッド260aが下部に固定された保持部260を備えており、矩形基板5が底部250aの上に載置されると、保持部260が下降して矩形基板5の表面が吸着パッド260aによって吸着される。そして、2つの開閉部材250を第一の開状態とした後に、矩形基板5を吸着した状態で保持部260が上昇して矩形基板5が持ち上げると共に、次に2つの開閉部材250を第二の開状態として保持部260を下降させて矩形基板5をチャックテーブル22に載置し、吸着パッド260aによる吸着を解除すると、矩形基板5の裏面に貼着された保護テープTがチャックテーブル22に吸引保持され、矩形基板5もチャックテーブル22によって保持される。
チャックテーブル22は回転可能であると共にX軸方向に移動可能となっており、チャックテーブル22の移動経路の上方には、矩形基板に形成された分離予定ライン50(図2参照)を検出するアライメント手段27が配設されている。チャックテーブル22において矩形基板5が保持されると、チャックテーブル22が+X方向に移動して矩形基板5がアライメント手段27の直下に位置付けられる。アライメント手段27には撮像部270を備えており、アライメント手段27においては、撮像部270がY軸方向に移動しながら取得した画像と予め記憶された画像とのパターンマッチング等によって分離予定ライン50を検出する。
図1に示したように、アライメント手段27よりも+X方向側には、高速回転する切削ブレード230を備えY軸方向及びZ軸方向に移動可能な切削手段23が配設されている。切削手段23は撮像部270と一体に形成されており、また、撮像部270の+X方向の延長線上に切削ブレード230が位置しており、アライメント手段27によって分離予定ラインが検出された時に、その分離予定ラインと切削ブレード230とのY軸方向の位置合わせが自動的になされる。
こうして、切削しようとする分離予定ラインと切削ブレード230とのY軸方向の位置合わせが行われると、次に、チャックテーブル22に保持された矩形基板5が+X方向に移動すると共に、切削ブレード230が高速回転しながら切削手段23が下降し、高速回転する切削ブレード230が検出された分離予定ラインに切り込み、当該分離予定ラインが切削されて分離される。また、チャックテーブル22がX軸方向に往復移動すると共に切削手段23を隣り合う分離予定ラインの幅ずつY軸方向に割り出し送りしながら順次分離予定ラインを切削していくと、同方向の分離予定ラインがすべて切削されて分離される。更に、チャックテーブル22を90度回転させて矩形基板5を90度回転させた後に上記と同様の切削を行うと、すべての分離予定ラインが分離されて個々のデバイスに分割される。こうして矩形基板5がデバイスに分離された後は、チャックテーブル22が図1及び図3に示した元の位置(以下、「着脱位置」という)に戻る。
図4において拡大して示すように、洗浄手段24の上方には、切削後の矩形基板を洗浄手段24に搬送する第二の搬送手段28が配設されている。第二の搬送手段28は、Y軸方向に移動可能なアーム部280とアーム部280の先端部に昇降可能に取り付けられた吸着板281とから構成されている。図1及び図3に示したチャックテーブル22に保持され個々のデバイスに分割済みの矩形基板5が着脱位置に戻ると、矩形基板5の吸引が解除されると共に、第二の搬送手段28を構成する吸着板281が下降して矩形基板5を吸着し、その状態でアーム部280が−Y方向に移動することにより、矩形基板5が洗浄手段24の直上に移動する。この際、開閉部材250は第二の開状態となっており、吸着板281の昇降を許容する。
洗浄手段24には、回転ベース240aの上面に固定され被洗浄物を保持して回転可能なスピンナーテーブル240と、洗浄水を噴出する洗浄水ノズル及びエアーを噴出するエアーノズル(共に図示せず)とを備えている。切削済みの矩形基板5が洗浄手段24の直上まで移動すると、吸着板281が下降し矩形基板5をスピンナーテーブル240に載置し、吸着を解除して矩形基板5をスピンナーテーブル240に載置する。そして、回転するスピンナーテーブル240に保持された矩形基板5に洗浄水ノズルから洗浄水が噴出されて切削屑が除去され、洗浄が行われて洗浄が終了した後に、エアーノズルからエアーが噴出されて洗浄水が除去され乾燥される。
切削担当領域2において、洗浄手段24の近傍(図4の例では−Y方向側)には、X軸方向に移動可能なアーム部290とアーム部290の先端部に昇降可能に取り付けられた吸着板291とからなる第三の搬送手段29が配設されている。矩形基板5の洗浄後は、第三の搬送手段29を構成する吸着板291が矩形基板5の直上に位置付けられ、吸着板291が下降して矩形基板5の表面側を吸着する。そして、矩形基板5を吸着した状態で吸着板291が上昇し、アーム部290がX方向に移動することにより、矩形基板5が洗浄手段24から搬出され、切削担当領域2からテープ剥離担当領域3へと移動していく。
図4に示した第二の搬送手段28を構成する吸着板281及び第三の搬送手段29を構成する吸着板291としては、図5に示すベルヌーイパッド282を用いることができる。このベルヌーイパッド282は、エアーを円錐状に噴出することにより生じる負圧によって矩形基板5を保持することができるものである。
ベルヌーイパッド282は、内部にエアー流通路282aが形成された本体部282bと、エアー流通路282aに連通するノズル部282cが形成された接触保持部材282dとを備えている。外部からエアー流通路282aに供給されたエアーは、ノズル部282cを通って接触保持部材282dの先端部側面から噴出される。接触保持部材282dは、例えばゴムパッド等の弾性部材により構成される。
こうしてエアーが噴出した状態で矩形基板5が接近すると、負圧発生部282eに生じた負圧によって矩形基板5が引き寄せられて保持される。このとき、接触保持部材282dが矩形基板5に接触するため、切削済みで溝が形成されている矩形基板であっても、安定的に保持することができる。
図6において拡大して示すように、テープ剥離担当領域3には、切削担当領域2において切削及び洗浄された矩形基板5が仮置きされる仮置きテーブル30と、デバイスが載置されてピックアップされるテーブルであるピックアップテーブル31と、矩形基板5の裏面に貼着された保護テープTを剥離しながら仮置きテーブル30からピックアップテーブル31にデバイスを移載するデバイス移載手段32とを備えている。
仮置きテーブル30の上方には、保護テープTが貼着された切削済みの矩形基板5を+Y方向に移動させるプッシャ320が配設されている。また、プッシャ320よりも+Y方向側には、仮置きテーブル30に載置された矩形基板5を上方から押圧して仮置きテーブル30との間で挟み込む押圧ローラ321が配設されている。
図示の例では、ピックアップテーブル31は、第一のテーブル310と第二のテーブル311とから構成されている。第一のテーブル310は、仮置きテーブル30と第二のテーブル311との間の領域をY軸方向に移動可能に配設され、仮置きテーブル30に近づいたり第二のテーブル311に近づいたりすることができる。また、第二のテーブル311は仮置きテーブル30の間で所定の間隔をおいて配設されている。ピックアップテーブル31の上方には、第一のテーブル310に載置されているデバイスを第二のテーブル311に移動させるデバイス移動手段33が配設されている。また、第二のテーブル311よりも+Y方向側の下方には、ダイシングされた矩形基板の外周にある端材を収容する端材収容部34が配設されている。更に、仮置きテーブル30の下方には、廃棄する保護テープを収容する保護テープ収容部35が配設されている。
デバイス移動手段33は、Y軸方向に水平移動する水平移動部330と、水平移動部330によってZ軸方向に昇降可能に支持された昇降部331と、昇降部331の先端に固定され第一のテーブル310の上または第二のテーブル311の上においてデバイスや端材を摺動させて+Y方向に押し出す押し出し部332とから構成されており、押し出し部332は、第一のテーブル310に載置されているデバイスを+Y方向に押し出して第二のテーブル311に移動させるデバイス押し出し部332aと、第二のテーブル311に残存している端材を端材収容部34に廃棄する端材押し出し部332bとを有している。図示の例では、押し出し部332は、中心部が開口した四角形状に形成されており、−Y方向側の一辺がデバイス押し出し部332a、デバイス押し出し部332aに対向する一辺が端材押し出し部332bを構成している。
図7に示すように、仮置きテーブル30と第一のテーブル310との間には、矩形基板5の不要端部を把持できる把持部322が配設されており、把持部322は仮置きテーブル30の下方に配設された把持部駆動部323によって仮置きテーブル30の下方に下降可能となっている。また、第一のテーブル310は、第二のテーブル311の下部に固定された駆動部311aによってY軸方向に移動可能となっている。
図7の例における把持部駆動部323は、Y軸方向に配設されたボールネジ323aと、ボールネジ323aを回動させるモータ323bと、内部のナットがボールネジ323aに螺合してボールネジ323aの回動に伴ってY軸方向に移動する基部323cと、基部323cに軸支されて回動可能な回動部323dと、回動部323dの回動をガイドするガイド部材323eと、回動部323dに固定され把持部322を昇降させる昇降駆動部323fとから構成される。昇降駆動部323fは、例えばエアピストンにより構成される。
把持部322は、仮置きテーブル30と第一のテーブル310との間にできた空間に上昇し、回動部323dの端面323gとの間で仮置きテーブル30に載置された矩形基板の端部を保護テープTと共に挟持することができる。回動部323dの外側面323hと基部323cの斜面323iとの間には圧縮ばね324が介在しており、通常の状態では回動部323dが起立するように付勢されている。また、基部323cの外側面にはローラ支持部323jが固定され、ローラ支持部323jはテープ脱落用ローラ323kを軸支している。
回動部323dにはX軸方向に延びるガイドピン323mを備えており、このガイドピン323mは、ガイド部材323eによって支持され、ガイド部材323eの上を摺動可能となっている。ガイド部材323eは、斜面と水平面とを有しており、モータ323bの駆動によりボールネジ323aが回動することにより基部323cがーY方向に移動すると、最初はガイドピン323mがガイド部材323eの斜面に沿って上昇しながら摺動するため、これに伴い回動部323dが徐々に反時計回りに回動して傾いていく。そして、ガイドピン323mがガイド部材323eの水平面の上を摺動するようになると、図8に示すように、回動部323dは、傾いた状態を維持しながら−Y方向に水平移動するようになる。
図6に示したように仮置きテーブル30に切削済みの矩形基板5が載置されると、プッシャ320が+Y方向に移動することにより矩形基板5が+Y方向に移動し、図9に示すように、矩形基板5が押圧ローラ321と仮置きテーブル30との間に入り込む。そして更に矩形基板5がプッシャ320によって同方向に押されると、図9に示すように、矩形基板5の外周の不要端部52が保護テープTと共に把持部322と回動部323dの端面323gとの間に押し込まれ、昇降駆動部323fの駆動によって不要端部52が保護テープTと共に挟持される。
次に、図9に示したように不要端部52が保護テープTと共に把持部322と回動部323dの端面323gによって挟持された状態で、モータ323bの駆動により基部323cをーY方向に移動させていく。そうすると、ガイドピン323mがガイド部材323eの斜面を摺動しながら回動部323dが徐々に反時計回りに回動して傾斜していき、不要端部52に隣接する第1デバイス列D1は押圧ローラ321によって押し付けられているため、不要端部52のみが保護テープTと共に下方に引っ張られる。このとき、プッシャ320によって矩形基板5を+Y方向に押し出すと共に保護テープTが引っ張られることにより、すべてのデバイスが仮置きテーブル30上を+Y方向に移動する。
そして、不要端部52が仮置きテーブル30より下方に下がり、不要端部52に隣接していた第1デバイス列D1が仮置きテーブル30の端部付近まで移動すると、図10において二点鎖線で示すように、第一のテーブル310が仮置きテーブル30に近づき、保護テープTの厚さより若干大きい隙間を残して第一のテーブル310が仮置きテーブル30に接近する。その状態で更に基部323cがーY方向に移動すると、保護テープTは下方に引っ張られて行くが、不要端部52に隣接していた第1デバイス列D1は、図11に示すように、下方に引っ張られずに第一のテーブル310に移載されていく。こうして第1デバイス列D1のみが第一のテーブル310に移載される。
第1デバイス列D1が第一のテーブル310に移載されると、図12に示すように、第一のテーブル310が+Y方向に移動して第二のテーブル311に近づき、次に、デバイス移動手段33を構成する押し出し部332が下降し、押し出し部332が第一のテーブル310上を+Y方向にスライドすることにより、押し出し部332を構成するデバイス移動部押し出し部332aが第1デバイス列D1を+Y方向に押し込み、図13に示すように、第1デバイス列D1を第一のテーブル310から第二のテーブル311に移載する。このように、把持部322と押圧ローラ321とプッシャ320と把持部駆動部323とが協働して、デバイス列をピックアップテーブル31に移載するデバイス移載手段32を構成する。
第1デバイス列D1が第二のテーブル311に移載されると、後述するように、第二のテーブル311に移載された第1デバイス列D1を構成するデバイスは、個々にピックアップされ、デバイスケースに収容されていく。しかし、デバイスがピックアップされた後も、図2に示した端材51は、そのまま第二のテーブル311に残される。次に、図14に示すように、第一のテーブル310が−Y方向に移動して仮置きテーブル30に近づく。そしてその後、プッシャ320によって第1デバイス列D1が離脱した切削後の矩形基板5が更に+Y方向に押されてスライドすると共に、基部323cが更に−Y方向に移動することにより、第2デバイス列D2が第一のテーブル310に載置される。そしてその後は、図12及び図13に示したのと同様に、第二のテーブル311に移載される。この際に、端材51は押し出し部332の端材押し出し部332bによって端材収容部34に収容される。
図15に拡大して示すように、デバイス収容担当領域4には、ピックアップテーブルに移載されたデバイスをピックアップしてデバイスケースに収容するピックアップ手段40と、空デバイスケース6を格納する空デバイスケース格納部41と、空デバイスケース格納部41から空デバイスケース6を取り出しピックアップ手段40によってピックアップされたデバイスを収容できる位置であるデバイス収容位置に位置付けるデバイスケース位置付け手段42と、デバイスが収容されたデバイスケースを格納する収容済みデバイスケース格納部43とを少なくとも備えている。図示の例では、収容済みデバイスケース格納部43は、良品のデバイスが収容された良品デバイスケース7を格納する良品デバイスケース格納部430と、不良品のデバイスケースが収容された不良品デバイスケース8を格納する不良品デバイスケース格納部431とから構成される。空デバイスケース格納部41、良品デバイスケース格納部430、不良品デバイスケース格納部431は、それぞれデバイスケースを垂直方向に重ねて複数格納することができる。
ピックアップ手段40は、支持部401の下面側において支持部402がX軸方向に移動可能に配設され、支持部402は吸着部403を昇降可能に支持している。また、支持部401の下面側には、デバイスを撮像して良品か不良品かを判別する判別部404を備えている。
空デバイスケース格納部41、良品デバイスケース格納部430、不良品デバイスケース格納部431のそれぞれの直下には、第一の昇降板420、第二の昇降板421、第二の昇降板422がそれぞれ配設されている。第一の昇降板420、第二の昇降板421、第三の昇降板422にはデバイスケースを載置することができる。また、第一の昇降板420、第二の昇降板421、第三の昇降板422の上方にはY軸方向に平行移動可能な第一のケース枠423、第二のケース枠424が配設されている。第一のケース枠423と第二のケース枠424とはその高さを異にしており、それぞれがY軸方向に移動可能であり、移動した際に互いが接触することはない。第一の昇降板420と第二の昇降板421と第三の昇降板422と第一のケース枠423と第二のケース枠424とが有機的に動作することにより、デバイスケースがデバイス収容位置に位置付けられ、デバイスケース位置付け手段42を構成する。
空デバイスケース格納部41に格納された複数の空デバイスケース6のうち、最も下に格納されたものは、第一の突出片410によって支持されて落下しないようになっており、これによってその上方のデバイスケースも支持されている。第一の突出片410は出没自在となっており、没入時には空デバイスケース6の支持状態が解除される。良品デバイスケース格納部430及び不良品デバイスケース格納部431にも、同様の機能を有する第二の突出片430a、第三の突出片431aがそれぞれ配設されている。
図14に示したように、ピックアップテーブル31を構成する第二のテーブル311に第1デバイス列D1が載置された後は、空デバイスケース格納部41の最下部に格納された空デバイスケースを取り出し、デバイスを収容できる位置(デバイス収容位置)に移動させる。以下では、空デバイスケース格納部41から2つのデバイスケースを取り出し、そのうちの1つを良品デバイスケースとし、もう1つを不良品デバイスケースとする場合について説明する。
最初に、図16(A)に示すように、空デバイスケース格納部41の直下であって第一の昇降板420の直上に第一のケース枠423を位置付ける。そして、第一のケース枠423の内部を通って第一の昇降板420を上昇させ、図16(B)に示すように、第一の昇降板420を最下部の空デバイスケース6aの下面に密着させて支持し、第一の突出片410による支持状態を解除させ、その状態で第一の昇降板420を下降させると、最下部の空デバイスケース6aもいっしょに下降して取り出すことができる。そして、第一の突出片410を突出させて最下部の空デバイスケース6aの直上の空デバイスケース6bを支持させると共に、更に第一の昇降板410を下降させると、図16(C)に示すように、取り出した空デバイスケース6aは、第一のケース枠423に収容される。こうして第一のケース枠423に収容された空デバイスケース6aが良品デバイスケースとなる。
空デバイスケース6aが収容された第一のケース枠423をY軸方向に移動させることにより、空デバイスケース6aを良品デバイス収容位置に位置付けることができる。例えば図17(A)に示すように、第一のケース枠423をーY方向に移動させて、良品デバイスケース格納部430の直下に位置付け、この位置で良品デバイスケース6aへのデバイスの収容を行う場合は、この位置が良品デバイス収容位置となる。このように、第一の昇降板420及び第一のケース枠423が、空デバイスケース格納部41から空デバイスケースを取り出し空デバイスケースを良品デバイスケースとして良品のデバイスが収容される位置である良品デバイス収容位置に位置付ける良品デバイスケース位置付け手段として機能する。なお、良品デバイス収容位置は、ピックアップ手段40を構成する吸着部403が移動可能な位置であり、かつ、後述する不良品デバイス収容位置と重ならない位置であれば、図示の例の位置には限られない。
また、空デバイスケース格納部41から別の空デバイスケース6bを取り出して不良品デバイスケースとする。不良品デバイスケースは第二のケース枠424に収容する。図17(A)に示すように、空デバイスケース6aを良品デバイス収容位置に位置させたまま、第二のケース枠424を+Y方向に移動させて空デバイスケース格納部41の直下に位置付けた後に、第一の昇降板420を上昇させて空デバイスケース6bを支持する。そして、第一の突出片410を没入させて最下部の空デバイスケース6bを取り出し、第一の昇降板420が空デバイスケース6bを支持した状態で第一の昇降板420を下降させると、図17(B)に示すように、空デバイスケース6bが第二のケース枠424に収容される。こうして第二のケース枠424に収容された空デバイスケース6bが不良品デバイスケースとなる。次に、第二のケース枠424が−Y方向に移動することにより、図17(C)に示すように、不良品デバイスケース6bを、良品デバイスケース6aと重ならない位置に移動させることができる。この状態では、良品のデバイスを良品デバイスケース6aに収容することができる。このように、第一の昇降板420及び第二のケース枠424が、空デバイスケース格納部41から空デバイスケースを取り出し空デバイスケースを不良品デバイスケースとして不良品のデバイスが収容される位置である不良品デバイス収容位置に位置付ける不良品デバイスケース位置付け手段として機能する。なお、不良品デバイス収容位置は、ピックアップ手段40を構成する吸着部403が移動可能な位置であればよい。本例におけるデバイス収容位置は、良品デバイス収容位置の直上である。
このようにして良品デバイス収容位置に良品デバイスケース6aが位置すると、図18に示すように、ピックアップ手段40を構成する支持部402が+X方向に移動し、更に吸着部403が下降して第1デバイス列D1を構成するデバイスを1つずつ吸着する。このとき、吸着の前に、判別部404によってデバイスを撮像し、良品か不良品かを判断する。このタイミングで良品か不良品かを判別すると、生産性を低下させることがない。なお、第1デバイス列D1の両端には2つの端材51(図2参照)があり、これらの端材51はピックアップされない。
ピックアップ対象のデバイスが良品であると判断した場合は、吸着部403がデバイスを吸着した状態で支持部402を−X方向に移動させ、吸着したデバイスを良品デバイスケース6aの所定の空き領域の直上に位置付け、吸着部403を下降させると共に吸着を解除してその空き領域に良品のデバイスを収容する。一方、ピックアップ対象のデバイスが不良品であると判断した場合は、第二のケース枠424が+Y方向に移動して不良品デバイスケース6bが不良品デバイス収容位置に位置付けられると共に支持部402が−X方向に移動し、吸着部403を不良品デバイスケース6bの所定の空き領域の直上に位置付け、吸着部403を下降させると共に吸着を解除してその空き領域に不良品のデバイスを収容する。良品デバイスケース6a、不良品デバイスケース6bは、空き領域へのデバイスの収容状況に応じて適宜Y軸方向に移動させる。このようにして、第1デバイス列D1を構成する個々のデバイスが、良品デバイスケース6aまたは不良品デバイスケース6bのいずれかに順次収容されていく。なお、ピックアップ手段40がY軸方向に移動できる構成としてもよい。
一方、第二のテーブル311に載置されたままの端材51は、第二のテーブル311よりも+Y方向側にある端材収容部34に廃棄される。その仕組みを図19に示す。図14に示したように、第1デバイス列D1が第二のテーブル311に移載されると、その次の第2デバイス列D2から保護テープTが剥離されて第一のテーブル310に載置された状態となる。そして、第1デバイス列D1を構成するすべてのデバイスがピックアップされて良品デバイスケース6aまたは不良品デバイスケース6bに収容されると、次に、第一のテーブル310に載置された第2デバイス列D2を第二のテーブル311に移載する作業を行う。この作業は、図12及び図13に示したのと同様に、第一のテーブル310を第二のテーブル311に接近させてから、押し出し部332を+Y方向に移動させてデバイス押し出し部332aが第2デバイス列D2を押し込むことにより行われるが、このとき、図19に示すように、押し出し部332を構成する端材押し出し部332bが第1デバイス列D1を構成していた端材51を+Y方向に押し込むため、第2デバイス列D2を第一のテーブル310から第二のテーブル311に移載する作業と同時に、第1デバイス列D1を構成していた端材51を端材押し出し部332bよって+Y方向に押し出し、下方に落下させて端材収容部34に収容することができる。したがって、極めて効率的であり、また、端材51を端材収容部34に収容させるための専用の仕組みを設ける必要もない。
このようにして、新たにピックアップしようとするデバイスで構成されるデバイス列を第一のテーブル310から第二のテーブル311に移載すると共に、ピックアップの終わったデバイス列を構成していた端材の廃棄を同時に行いながら、図18に示したように、ピックアップ手段40によって順次デバイスをピックアップしてデバイスケースに収容していく。そして、良品デバイスケース6aのすべての領域に良品のデバイスが収容された場合は、図20(A)に示すように、不良品デバイスケース6bが良品デバイスケース6aに重ならない位置に移動させた後に、第二の昇降板421が上昇し、第二の突出片430aを没入させて良品デバイスケース6aを良品デバイスケース格納部430に格納する。次に、図20(B)に示すように、第二の昇降板421が下降して元の位置に戻ると共に、第1のケース枠423を空デバイスケース格納部41の直下に移動させた後に、第一の昇降板420を上昇させて空デバイスケース格納部41から新たに空デバイスケース6cを取り出す。そして、第一の昇降板420を下降させると、取り出した空デバイスケース6cが第1のケース枠423に収容される。以降の動作は図16及び図17と同様である。不良品デバイスケース6bのすべての領域スロットに不良品のデバイスが収容された場合も、その不良品デバイスケース6bを不良品デバイスケース格納部431に格納すると共に、空デバイスケース格納部41から新たに別の空デバイスケースを取り出して第二のケース枠424に収容する。
図21に示すように、最後のデバイス列である第8デバイス列D8が保護テープTから剥離されると、第8デバイス列D8が第一のテーブル310に移載される。そして更に基部323cが−Y方向に移動すると、保護テープTのうち、把持部322によって挟持されている部分以外については、第8デバイス列D8に隣接する不要端部52と共に下方に落下する。そして、図22に示すように、把持部322を上昇させて挟持状態を解除すると、保護テープTが両端の不要端部52と共に下方に落下する。必要であれば、テープ脱落用ローラ323kを反時計回りに回転させることにより、保護テープT及びその両端に貼着された不要端部52を確実に落下させることができる。そして、デバイス移載手段32の下方には保護テープ収容部35が配設されているため、落下した保護テープTは、保護テープ収容部35に収容される。
以上説明したように、分割装置1では、切削担当領域2において、裏面に保護テープTが貼着された矩形基板5が切削されて個々のデバイスに分割された後に洗浄され、テープ剥離担当領域3においては、デバイスを保護テープTから確実、容易かつ効率良く剥離すると共にピックアップテーブルに移載することができ、ピックアップテーブル31に移載されたデバイスは、デバイス収容担当領域4においてデバイスケースに収容することができる。したがって、1つの装置で切削からデバイスの収容までを行うことができる。また、保護テープTの剥離とデバイスのピックアップテーブル31への移載とを同時に行うことができるため、生産性が極めて高く、また、リング状のフレームを用いる必要もないため、装置の小型化による省スペース化を図ることができる。
図1に示すように、切削担当領域2においては、カセットテーブル20、搬出手段21及び洗浄手段24が第一の直線10上に配設され、切削手段23が第一の直線10に直交する第二の直線11上に配設され、チャックテーブル22が第二の直線11上を移動可能に構成されている。すなわち、カセットテーブル20、搬出手段21及び洗浄手段24は、Y軸方向の延長線上に配設され、切削手段23チャックテーブル22はX軸方向の延長線上に配設されている。
また、テープ剥離担当領域3においては、仮起きテーブル30が洗浄手段24に対して第二の直線11に平行な直線上に配設され、仮置きテーブル30とピックアップテーブル11が第一の直線10に平行な直線上に配設されている。すなわち、仮置きテーブル30は洗浄手段24のX軸方向の延長線上に配設され、ピックアップテーブル31は、仮置きテーブル30のY軸方向の延長線上に配設されている。
更に、デバイス収容担当領域4においては、空デバイスケース格納部41と収容済みデバイスケース格納部43が第一の直線に平行な直線上に配設され、デバイスケース位置付け手段42が空デバイスケース格納部41の直下と収容済みデバイスケース格納部43の直下とにそれぞれ配設されている。すなわち、空デバイスケース格納部41と収容済みデバイスケース格納部43はY軸方向の延長線上に配設され、デバイスケース位置付け手段42は空デバイスケース格納部41及び収容済みデバイスケース格納部43のZ軸方向の延長線上に配設されている。
上記のような位置関係により、切削担当領域2、テープ剥離担当領域3、デバイス収容担当領域4のいずれにおいても、矩形基板5の動きに無駄がなく、また、各担当領域間の移動においても無駄がないため、装置の小型化による省スペース化を図ることができると共に、効率的である。
なお、以上の説明においては、ピックアップテーブル31は第一のテーブル310と第二のテーブル311とから構成されることとしたが、ピックアップテーブル31を構成するテーブルは1つでもよい。テーブルが1つの場合は、その1つのテーブルが仮置きテーブル30に近づいたり離れたりするようにすればよい。また、その1つのテーブルは、必ずしも移動可能である必要はない。同様に、ピックアップテーブル30が第一のテーブル310と第二のテーブル311とから構成される場合でも、第一のテーブル310は必ずしも移動可能である必要はない。当該1つのテーブルまたは第一のテーブルが固定される場合には、いずれのテーブルも、仮置きテーブル30との間に把持部322を進入させるための隙間が形成されなければならない。但し、その場合にはデバイスが移載される際に圧力がかかりデバイスが破損するおそれがあるため、テーブルは移動できるように構成することが望ましい。
本発明に係る矩形基板の分割装置の一例を示す斜視図である。 矩形基板の一例を示す斜視図である。 切削担当領域の一部を示す斜視図である。 切削担当領域の一部を示す斜視図である。 ベルヌーイパッドの一例を示す断面図である。 テープ剥離担当領域を示す斜視図である。 テープ剥離担当領域の内部構造を示す略示的断面図である。 同内部構造において回動部が傾斜した状態を示す略示的断面図である。 同内部構造において矩形基板の不要端部を挟持した状態を示す略示的断面図である。 同内部構造において不要端部を挟持して回動部が傾斜して水平移動した状態を示す略示的断面図である。 同内部構造において第1デバイス列が第1のテーブルに移載された状態を示す略示的断面図である。 同内部構造において第1デバイス列を第二のテーブルに移動させる過程を示す略示的断面図である。 同内部構造において第1デバイス列が第二のテーブルに移動した状態を示す略示的断面図である。 同内部構造において第2デバイス列が第1のテーブルに移載された状態を示す略示的断面図である。 デバイス収容担当領域を示す斜視図である。 デバイス収容担当領域において空デバイスケースを取り出して良品デバイスケースとする際の動作の一例を示す略示的断面図であり、(A)は初期状態を示し、(B)は空デバイスケース格納部から空デバイスケースを取り出す状態を示し、(C)は取り出した空デバイスケースを第一のケース枠に収容した状態を示す。 デバイス収容担当領域において空デバイスケースを取り出して不良品デバイスケースとする際の動作の一例を示す略示的断面図であり、(A)は空デバイスケース格納部から空デバイスケースを取り出す状態を示し、(B)は取り出した空デバイスケースを第二のケース枠に収容した状態を示し、(C)は第二のケース枠に収容された空デバイスケースを移動させた状態を示す。 良品デバイスケース及び不良品デバイスケースにデバイスを収容する様子を示す斜視図である。 テープ剥離担当領域の内部構造において端材を端材収容部に落下させる様子を示す略示的断面図である。 デバイス収容担当領域において良品デバイスケースを良品デバイスケース格納部に格納して新たな空デバイスケースを取り出す動作の一例を示す略示的断面図であり、(A)は良品デバイスケース格納部に良品デバイスケースを格納する状態を示し、(B)は空デバイスケース格納部から新たに空デバイスケースを取り出す状態を示し、(C)は取り出した空デバイスケースが第一のケース枠に収容された状態を示す。 テープ剥離担当領域の内部構造において第8デバイス列を第1のテーブルに移載する様子を示す略示的断面図である。 テープ剥離担当領域の内部構造において剥離した保護テープが落下して保護テープ収容部に収容される様子を示す略示的断面図である。
符号の説明
1:分割装置
2:切削担当領域
C1、C2:カセット
20:カセットテーブル
200:カセット位置付け手段
21:搬出手段
210:挟持部
22:チャックテーブル 22a:回転ベース
23:切削手段
230:切削ブレード
24:洗浄手段
240:スピンナーテーブル 240a:回転ベース
25:姿勢矯正手段
250:開閉部材
250a:底部 250b:側部
26:第1の搬送手段
260:保持部
260a:吸着パッド
27:アライメント手段
270:撮像部
28:第二の搬送手段
280:アーム部 281:吸着板
29:第三の搬送手段
290:アーム部 291:吸着板
3:テープ剥離担当領域
30:仮置きテーブル
31:ピックアップテーブル
310:第1のテーブル 311:第二のテーブル
32:デバイス移載手段
320:プッシャ 321:押圧ローラ 322:把持部
323:把持部駆動部
323a:ボールネジ 323b:モータ 323c:基部
323d:回動部 323e:ガイド部材 323f:昇降駆動部
323g:端面 323h:外側面 323i:斜面
323j:ローラ支持部 323k:テープ脱落用ローラ
323m:ガイドピン
324:圧縮バネ
33:デバイス移動手段
330:水平移動部 331:昇降部
332:押し出し部
332a:デバイス押し出し部 332b:端材押し出し部
34:端材収容部
35;保護テープ収容部
4:デバイス収容担当領域
40:ピックアップ手段
401:基部 402:支持部 403:吸着部 404:判別部
41:空デバイスケース格納部
410:第一の突出片
42:デバイスケース位置付け手段
420:第一の昇降板 421:第二の昇降板 422:第三の昇降板
423:第一のケース枠 424:第二のケース枠
43:収容済みデバイスケース格納部
430:良品デバイスケース格納部
430a:第二の突出片
431:不良品デバイスケース格納部
431a:第三の突出片
5:矩形基板
50:分離予定ライン 51:端材 52:不要端部
D1〜D8:デバイス列
T:保護テープ
6:空デバイスケース
7:良品デバイスケース
8:不良品デバイスケース

Claims (8)

  1. 裏面に保護テープが貼着され複数のデバイスが格子状の分離予定ラインによって区画されて形成された矩形基板を該分離予定ラインに沿って分離させて個々のデバイスに分割し、該個々のデバイスをデバイスケースに収容する矩形基板の分割装置であって、
    複数の矩形基板を収容したカセットが載置されるカセットテーブルと、該カセットから矩形基板を搬出する搬出手段と、搬出された矩形基板を保持するチャックテーブルと、該チャックテーブルに保持された矩形基板を該分離予定ラインに沿って切削して個々のデバイスに分割する切削手段と、切削済みの矩形基板を洗浄する洗浄手段とから構成される切削担当領域と、
    切削及び洗浄された矩形基板が仮置きされる仮置きテーブルと、該矩形基板を構成する個々のデバイスがピックアップされる際に該デバイスが載置されるピックアップテーブルと、該矩形基板の裏面に貼着された保護テープを剥離しながら該仮置きテーブルから該ピックアップテーブルにデバイスを移載する機能を有するデバイス移載手段とから構成されるテープ剥離担当領域と、
    該ピックアップテーブルに移載されたデバイスをピックアップしてデバイスケースに収容するピックアップ手段と、空のデバイスケースを格納する空デバイスケース格納部と、
    該空デバイスケース格納部から空のデバイスケースを取り出し該デバイスケースを該ピックアップ手段によってデバイスを収容できる位置であるデバイス収容位置に位置付けるデバイスケース位置付け手段と、デバイスが収容されたデバイスケースを格納する収容済みデバイスケース格納部とを少なくとも含むデバイス収容担当領域とを少なくとも備え
    該テープ剥離担当領域において、
    該ピックアップテーブルは、第一のテーブルと第二のテーブルとから構成され、該第二のテーブルは該仮置きテーブルと所定の間隔をおいて配設され、該第一のテーブルは該仮置きテーブルと該第二のテーブルとの間を移動可能に配設され、
    該デバイス移載手段は、該仮置きテーブルに載置された矩形基板の不要端部を該保護テープと共に把持する把持部と、該仮置きテーブルに載置された矩形基板を押圧する押圧ローラと、該矩形基板を該押圧ローラと該仮置きテーブルとの間に押し込み該第一のテーブルが該仮置きテーブルに接近した位置にある状態で該第一のテーブル側に移動させるプッシャと、該把持部を少なくとも該仮置きテーブルの下方に降下させて該矩形基板の裏面から該保護テープを剥離する把持部駆動部とから構成され、
    該ピックアップテーブルの上方には、該第一のテーブルが該第二のテーブルに接近した位置にあり、該第一のテーブルにデバイスが載置されている際に、該第一のテーブルに載置されているデバイスを該第二のテーブルに移動させるデバイス移動手段が配設され、
    該ピックアップ手段は、該第二のテーブルに移動したデバイスをピックアップする、矩形基板の分割装置。
  2. 前記把持部駆動部は、前記第一のテーブルから離れる方向に移動可能な基部と、該基部に軸支されて回動可能な回動部と、該回動部の回動をガイドするガイド部材と、該回動部に固定され前記把持部を昇降させる昇降駆動部とから構成される請求項1に記載の矩形基板の分割装置。
  3. 前記仮置きテーブルの下方には、前記把持部駆動部が前記矩形基板から剥離した保護テープを収容する保護テープ収容部が配設されている請求項2に記載の矩形基板の分割装置。
  4. 前記第二のテーブルをはさんで前記第一のテーブルの逆側には、切削済みの矩形基板を構成する端材を収容する端材収容部が配設され、前記デバイス移動手段は、該第一のテーブルに載置されているデバイスを該第二のテーブルに向けて押し出して移動させるデバイス押し出し部と、該第二のテーブルに残存している端材を押し出して該第二のテーブルから該端材収容部に落下させる端材押し出し部とを備えた請求項2または3に記載の矩形基板の分割装置。
  5. 前記デバイス収容担当領域において、
    前記ピックアップ手段は、ピックアップ対象のデバイスが良品か不良品かを判別する判別部を含み、
    前記デバイスケースは、良品のデバイスを収容する良品デバイスケースと、不良品のデバイスを収容する不良品デバイスケースとから構成され、
    前記収容済みデバイスケース格納部は、該良品デバイスケースを格納する良品デバイスケース格納部と、該不良品デバイスケースを格納する不良品デバイスケース格納部とから構成され、
    前記デバイスケース位置付け手段は、前記空デバイスケース格納部から空デバイスケースを取り出し該空デバイスケースを良品デバイスケースとして良品のデバイスが収容される位置である良品デバイス収容位置に位置付ける良品デバイスケース位置付け手段と、前記空デバイスケース格納部から空デバイスケースを取り出し該空デバイスケースを不良品デバイスケースとして不良品のデバイスが収容される位置である不良品デバイス収容位置に位置付ける不良品デバイスケース位置付け手段とから構成される請求項1乃至4のいずれかに記載の矩形基板の分割装置。
  6. 前記切削領域担当領域には、
    前記カセットから搬出された矩形基板の姿勢を矯正する姿勢矯正手段と、該姿勢矯正手段によって姿勢が矯正された矩形基板を保持して前記チャックテーブルに載置する第一の搬送手段と、
    該チャックテーブルに保持された切削済みの矩形基板を前記洗浄手段に搬送する第二の搬送手段と、
    洗浄済みの矩形基板を前記仮置きテーブルに搬送する第三の搬送手段と
    を備えた請求項1乃至5のいずれかに記載の矩形基板の分割装置。
  7. 前記切削担当領域において、
    前記カセットテーブルには2以上のカセットが載置可能であり、いずれかのカセットに収容された矩形基板が前記搬出手段により搬出可能となる位置に該カセットテーブルを選択的に位置付けるカセット位置付け手段が配設される請求項1乃至6のいずれかに記載の矩形基板の分割装置。
  8. 前記切削担当領域において、
    前記カセットテーブル、前記搬出手段及び前記洗浄手段は第一の直線上に配設され、前記切削手段は該第一の直線に直交する第二の直線上に配設され、前記チャックテーブルは該第二の直線上を移動可能に構成され、
    前記テープ剥離担当領域において、
    前記仮起きテーブルは、該洗浄手段に対して該第二の直線に平行な直線上に配設され、該仮置きテーブルと前記ピックアップテーブルは該第一の直線に平行な直線上に配設され、
    前記デバイス収容担当領域において、
    前記空デバイスケース格納部と前記収容済みデバイスケース格納部は、該第一の直線に平行な直線状に配設され、前記デバイスケース位置付け手段は、該空デバイスケース格納部の直下と該収容済みデバイスケース格納部の直下とにそれぞれ配設される、
    請求項1乃至7のいずれかに記載の矩形基板の分割装置。
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