JP2002353170A - 半導体ウェーハの分離システム、分離方法及びダイシング装置 - Google Patents

半導体ウェーハの分離システム、分離方法及びダイシング装置

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JP2002353170A
JP2002353170A JP2001159262A JP2001159262A JP2002353170A JP 2002353170 A JP2002353170 A JP 2002353170A JP 2001159262 A JP2001159262 A JP 2001159262A JP 2001159262 A JP2001159262 A JP 2001159262A JP 2002353170 A JP2002353170 A JP 2002353170A
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semiconductor wafer
dicing
tray
dicing groove
grinding
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JP2001159262A
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Kazunao Arai
一尚 荒井
Toshiaki Takahashi
敏昭 高橋
Koichi Yajima
興一 矢嶋
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Disco Corp
Original Assignee
Disco Abrasive Systems Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体ウェーハの表面に裏面まで貫通しない
ダイシング溝を形成してから裏面を研削してダイシング
溝を表出させることにより個々のチップに分離するいわ
ゆる先ダイシングにおいて、研削工程まで半導体ウェー
ハを損傷させることなく搬送する。 【解決手段】 半導体ウェーハの表面のストリートに裏
面まで貫通しないダイシング溝を形成するダイシング領
域11と、ダイシング溝が形成された表面に保護テープ
を貼着するテープ貼着領域12と、半導体ウェーハの裏
面をダイシング溝が表出するまで研削する研削領域13
とから構成され、ダイシング領域11において、ダイシ
ング溝形成後に裏面側から半導体ウェーハを搬送トレー
で支持し、テープ貼着領域12または研削領域13にお
いて、研削領域13における裏面の研削前に、搬送トレ
ーを半導体ウェーハから離脱させることを特徴とする半
導体ウェーハの分離システム10を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体ウェーハの
表面に裏面まで貫通しないダイシング溝を形成してから
裏面を研削してダイシング溝を表出させることにより個
々のチップに分離する方法、その方法の実施に用いる分
離システム及びダイシング装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近の半導体チップの薄型化のニーズに
対応すべく、IC、LSI等の回路が表面に複数形成さ
れた半導体ウェーハを個々のチップに分離する技術とし
て、先ダイシングと称される技術が開発されている。
【0003】先ダイシング技術は、半導体ウェーハの表
面に縦横に形成されたストリートに切削ブレードを所定
深さ切り込ませることにより裏面まで貫通しない比較的
浅いダイシング溝を形成し、その後その半導体ウェーハ
の裏面を研削してダイシング溝を裏面側から表出させて
個々のチップに分離する技術であり、この技術を利用す
ることにより、厚さが例えば数十μmの薄いチップも形
成することが可能となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】先ダイシングでない通
常のダイシングにおいては、半導体ウェーハを安定的に
保持して破損を防止し、分離後の個々のチップも保持す
るために、半導体ウェーハの裏面に保護テープが貼着さ
れる。この保護テープは厚さが均一とはいえない粘着層
を有するため、裏面に保護テープが貼着された状態で
は、半導体ウェーハに対する切削ブレードの切り込み深
さに誤差が生じる場合もあるが、通常のダイシングでは
ダイシング溝を裏面まで貫通させるため、切削ブレード
の切り込み深さをそれほど精密に制御する必要はない。
【0005】しかし、先ダイシングにおいてはダイシン
グ溝の深さが最終的に形成しようとするチップの厚さに
直接影響するため、ダイシング溝は浅く均一に形成され
なければならない。このため、表面にダイシング溝を形
成する際に裏面に保護テープを貼着すると、切削ブレー
ドの切り込み深さに誤差が生じ、これに起因してダイシ
ング溝の深さの誤差が生じるため、先ダイシングでは半
導体ウェーハの裏面に保護テープを貼着することができ
ない。
【0006】そこで、先ダイシングにおいては、裏面に
保護テープを貼らず、ダイシング装置のチャックテーブ
ルにおいて直接半導体ウェーハを保持してダイシング溝
を形成することとしている。
【0007】従って、ダイシング溝は比較的浅く形成す
るものではあるものの、ダイシング溝が形成された半導
体ウェーハは脆弱となって割れやすく、ダイシング装置
から研削装置等の他の装置に搬送する際に破損するおそ
れがある。特に、半導体ウェーハの直径が例えば300
mmと大きくなると、極めて割れやすくなる。
【0008】このように、先ダイシングにおいては、研
削によりチップが形成されるまでの工程において、半導
体ウェーハを損傷させることなく搬送することに課題を
有している。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の具体的手段として本発明は、ストリートによって区画
されて複数の回路が表面に形成された半導体ウェーハを
個々の回路毎のチップに分離する半導体ウェーハの分離
システムであって、ストリートに裏面まで貫通しないダ
イシング溝を形成するダイシング領域と、ダイシング溝
が形成された表面に保護テープを貼着するテープ貼着領
域と、半導体ウェーハの裏面をダイシング溝が表出する
まで研削する研削領域とから構成され、ダイシング領域
において、ダイシング溝形成後に裏面側から半導体ウェ
ーハを搬送トレーで支持し、研削領域における裏面の研
削前に、搬送トレーを半導体ウェーハから離脱させるこ
とを特徴とする半導体ウェーハの分離システムを提供す
る。
【0010】そしてこの半導体ウェーハの分離システム
は、搬送トレーの半導体ウェーハからの離脱を研削領域
において行うこと、搬送トレーが、表面に複数の微細な
吸着ポケット部が形成された合成樹脂からなる弾性パッ
ドをハードプレートによって補強して構成されることを
付加的要件とする。
【0011】また本発明は、ストリートによって区画さ
れて複数の回路が表面に形成された半導体ウェーハを個
々の回路毎のチップに分離する半導体ウェーハの分離方
法であって、半導体ウェーハの表面に裏面まで貫通しな
いダイシング溝を形成するハーフカットステップと、ダ
イシング溝が形成された半導体ウェーハの裏面を搬送ト
レーで支持する搬送トレー支持ステップと、搬送トレー
に支持された半導体ウェーハの表面に保護テープを貼着
するテープ貼着ステップと、半導体ウェーハの裏面から
搬送トレーを取り外す搬送トレー離脱ステップと、裏面
を研削してダイシング溝を裏面側に表出させてチップに
分離する研削ステップとから少なくとも構成される半導
体ウェーハの分離方法を提供する。
【0012】このように構成される半導体ウェーハの分
離システム及び分離方法によれば、ダイシング領域で表
面にダイシング溝が形成された半導体ウェーハWは、テ
ープ貼着領域に搬送する際には裏面側から搬送トレーに
よって支持された状態となっているので、たとえ大きな
半導体ウェーハWの場合でも破損することがない。
【0013】特に、搬送トレーの半導体ウェーハからの
離脱を研削領域において行うようにした場合には破損さ
せることなくより安全に半導体ウェーハを研削領域まで
搬送することができる。
【0014】更に本発明は、ダイシング溝形成前の半導
体ウェーハが収容されるウェーハカセットが載置される
ウェーハカセット載置部と、ダイシング溝形成後の半導
体ウェーハを裏面側から支持する搬送トレーが収容され
る搬送トレーカセットが載置される搬送トレーカセット
載置部と、半導体ウェーハを保持するチャックテーブル
と、チャックテーブルに保持された半導体ウェーハの表
面にダイシング溝を形成するダイシング溝形成手段と、
ウェーハカセットからダイシング溝形成前の半導体ウェ
ーハを仮置き領域に搬出すると共に、ダイシング溝形成
後の半導体ウェーハを仮置き領域からウェーハカセット
に搬入する搬出入手段と、搬出して仮置き領域に載置さ
れた半導体ウェーハをチャックテーブルに搬送すると共
に、ダイシング溝形成後の半導体ウェーハを仮置き領域
に搬送する第一の搬送手段と、ダイシング溝形成後の半
導体ウェーハを一時的に保持する第二の搬送手段と、搬
送トレーカセットから搬送トレーを搬出してチャックテ
ーブルに搬送する搬送トレー搬送手段とから少なくとも
構成され、ダイシング溝形成後の半導体ウェーハを第二
の搬送手段によって保持して上昇させ、その間に搬送ト
レー搬送手段によって搬送トレーカセットから搬送トレ
ーを搬出してチャックテーブルに載置し、第二の搬送手
段が下降することによりチャックテーブルに載置された
搬送トレーにダイシング溝形成後の半導体ウェーハを圧
着して搬送トレーとダイシング溝形成後の半導体ウェー
ハとを一体とし、搬送トレーと一体となったダイシング
溝形成後の半導体ウェーハを第一の搬送手段によって仮
置き領域に搬送し、搬出入手段によってウェーハカセッ
トに搬入することを特徴とするダイシング装置を提供す
る。
【0015】このように構成されるダイシング装置にお
いては、半導体ウェーハの表面にダイシング溝を形成す
るだけでなく、搬送トレーとの一体化も行うことができ
る。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態の一例につい
て図面を参照して説明する。本発明に係る半導体ウェー
ハの分離システム10は、図1に示すように、ダイシン
グ領域11とテープ貼着領域12と研削領域13とから
構成される。そして、この半導体ウェーハの分離システ
ム10を用いて、図2に示すフローチャートの手順で半
導体ウェーハを個々のチップに分離する。
【0017】ダイシング領域11においては、例えば図
3に示すダイシング装置20を用いて半導体ウェーハの
表面に裏面まで貫通しない比較的浅いダイシング溝を形
成する。ここで、図4に示すように、半導体ウェーハW
の表面には、所定間隔を置いて格子状にストリートSが
存在し、ストリートSによって区画された多数の矩形領
域Cには回路パターンが施されている。
【0018】図3のダイシング装置20は、ダイシング
溝が形成された半導体ウェーハを搬送する際に用いる搬
送トレーを収容する搬送トレーカセット32が載置され
る搬送トレーカセット載置部21と、第一のウェーハカ
セット31が載置されるウェーハカセット載置部22
と、搬送トレーの搬送を行う搬送トレー搬送手段23
と、第一のウェーハカセット31からの半導体ウェーハ
の搬出及び第一のウェーハカセット31への半導体ウェ
ーハの搬入を行う搬出入手段24と、半導体ウェーハを
吸引保持するチャックテーブル25と、第一のウェーハ
カセット31から搬出した半導体ウェーハをチャックテ
ーブル25に搬送する第一の搬送手段26と、チャック
テーブル25に保持された半導体ウェーハの表面におい
てダイシング溝を形成すべきストリートを検出するアラ
イメント手段27と、半導体ウェーハの表面にダイシン
グ溝を形成するダイシング溝形成手段28と、ダイシン
グ溝形成後の半導体ウェーハを洗浄する洗浄手段29
と、ダイシング溝形成後の半導体ウェーハを洗浄手段2
9に搬送する第二の搬送手段30とから概ね構成され
る。
【0019】ダイシング溝を形成しようとする半導体ウ
ェーハは、第一のウェーハカセット31に収容されてウ
ェーハカセット載置部22に載置される。一方、半導体
ウェーハの搬送のために用いる搬送トレーは、搬送トレ
ーカセット32に収容されて搬送トレーカセット載置部
21に載置される。
【0020】まず最初に、搬出入手段24によって第一
のウェーハカセット31からダイシング溝形成前の半導
体ウェーハが取り出され、仮置き領域22aに載置され
る。そして、仮置き領域22aに載置された半導体ウェ
ーハは、第一の搬送手段26によって吸着されてチャッ
クテーブル25まで搬送され、ここで吸引保持される。
【0021】半導体ウェーハWを吸引保持したチャック
テーブル25は、+X方向に移動してアライメント手段
27の直下に位置付けられ、ダイシング溝を形成すべき
ストリートが検出される。そして、ストリートが検出さ
れた後、更にチャックテーブル27が+X方向に移動す
ることにより、ダイシング溝形成手段28の作用を受け
て検出されたストリートにダイシング溝が形成される。
【0022】ダイシング溝形成手段28は、例えば図5
に示すように、スピンドルハウジング33によって回転
可能に支持されたスピンドル34に回転ブレード35が
装着され、その両側に切削水供給ノズル36(図5にお
いては片方だけを示す)が配設された構成となってお
り、Y軸方向及びZ軸方向に移動可能であり、回転ブレ
ード35が高速回転しながらX軸方向に移動する半導体
ウェーハWに所定深さ切り込むことにより、ダイシング
溝が形成される。
【0023】また、ストリート間隔ずつダイシング溝形
成手段28を+Y方向に割り出し送りしながら同様の切
削を行うことにより、同方向のすべてのストリートに裏
面まで貫通しないダイシング溝37が形成される。
【0024】更に、チャックテーブル25を90度回転
させてから上記と同様の切削を行うことにより、図6に
示すように、すべてのストリートにダイシング溝37が
縦横に形成される(ハーフカットステップS1)。
【0025】次に、チャックテーブル25が−X方向に
移動して図3に示した元の位置(ウェーハ着脱領域)に
戻り、第二の搬送手段30が+Y方向に移動し吸着部3
0aが下降することによりダイシング溝37が形成され
た半導体ウェーハWが吸着され、その状態で吸着部30
aを所定の高さまで上昇させる。
【0026】吸着部30aによって半導体ウェーハWが
上昇している間、搬送トレー搬送手段23は、搬送トレ
ーカセット32から搬送トレーを取り出し、チャックテ
ーブル25に載置する。
【0027】ここで、搬送トレー搬送手段23は、屈曲
アーム23aと、搬送トレーを吸引保持するフォーク部
23bと、フォーク部23bを進退方向を回転軸にして
回転駆動する回転駆動部23cとから構成されており、
図7及び図8に示す後述する搬送トレー40が弾性パッ
ド42を上にした状態で搬送トレーカセット32に収容
されている場合は、フォーク部23bを180度回転さ
せて弾性パッド42を上側から吸着して搬出し、チャッ
クテーブル25に搬送してそのまま載置する。一方、搬
送トレー40が弾性パッド42を下にした状態で搬送ト
レーカセット32に収容されている場合は、フォーク部
23bを回転させずに弾性パッド42を下側から吸着し
て搬出し、その後フォーク部23bを180度回転させ
てからチャックテーブル25に載置する。即ち、いずれ
の場合も弾性パッド42が上になった状態でチャックテ
ーブル25に載置され保持される。そして、第二の搬送
手段30の吸着部30aを下降させて半導体ウェーハW
を当該搬送トレー40に圧着する。
【0028】図7に示すように、搬送トレー40は、ハ
ードプレート41と弾性パッド42とが一体となって構
成されている。図8に示すように、ハードプレート41
には複数の孔43が設けられている。一方、弾性パッド
42は、例えば合成樹脂等の弾性のある部材により形成
されており、図9にその断面を示すように、無数の微細
な吸着ポケット部44が表面に形成されていると共に、
表面から裏面に貫通する貫通孔45を備えている。
【0029】半導体ウェーハWの裏面を弾性パッド42
の表面に押圧すると、吸着ポケット部44がつぶれる。
そして押圧を解除すると、弾性パッド42が有する弾性
による復元力と密着性とによって吸着ポケット部44に
負圧が生じ、この負圧が吸引力となって半導体ウェーハ
Wの裏面を吸引し、図10のように弾性パッド42と半
導体ウェーハWとが密着して一体となり、この吸引力は
時間が経過しても弱まることがない。更に、貫通孔45
にはハードプレート41の孔43を通じてチャックテー
ブル25からの吸引力も供給されているため、この吸引
力によっても半導体ウェーハWが弾性パッド42に吸着
される(搬送トレー支持ステップS2)。
【0030】このようにして、図10のように搬送トレ
ー40に圧着されて一体となったダイシング溝37形成
後の半導体ウェーハWは、図3に示した第二の搬送手段
30によって洗浄手段29に搬送され、ここで表面の洗
浄が行われてから、第一の搬送手段26によって仮置き
領域22aに搬送される。
【0031】そして、仮置き領域22aに載置されたダ
イシング溝形成後の半導体ウェーハWは、搬送トレー4
0と一体となった状態で搬出入手段24によって第一の
ウェーハカセット31に収容される。
【0032】最初に第一のウェーハカセット31に収容
されていたすべての半導体ウェーハについて、上記のよ
うにダイシング溝の形成、搬送トレー40との一体化を
行うと、すべての半導体ウェーハについてダイシング溝
が形成され、搬送トレー40と一体となった状態でそれ
らがすべて第一のウェーハカセット31に収容される。
【0033】以上のように、ダイシング装置20におい
ては、半導体ウェーハWの表面にダイシング溝37を形
成するだけでなく、搬送トレー40との一体化も行うこ
とができるため、テープ貼着領域12への搬送のための
準備を効率的に行うことができ、また、搬送トレー40
との一体化のための特別な装置も不要となる。
【0034】図10のように搬送トレー40と一体とな
った半導体ウェーハWを収容した第一のウェーハカセッ
ト31は、次に、テープ貼着領域12に搬送される。テ
ープ貼着領域12においては、例えば図11に示すテー
プ貼着装置50を用いて、ダイシング溝が形成された半
導体ウェーハWの表面に保護テープを貼着する。
【0035】テープ貼着装置50は、搬送トレー40に
支持された状態でダイシング領域11から搬送されてき
た半導体ウェーハWが収容された第一のウェーハカセッ
ト31が載置される第一のカセット載置領域51と、保
護テープ貼着後の半導体ウェーハが収容される第二のウ
ェーハカセット52が載置される第二のカセット載置領
域53と、第一のウェーハカセット31から搬送トレー
40に支持された半導体ウェーハWを搬出すると共に第
二のウェーハカセット52に保護テープ貼着後の半導体
ウェーハWを搬入する搬出入手段54と、保護テープ貼
着前及び保護テープ貼着後の半導体ウェーハWを搬送す
る搬送手段55と、搬送トレー40と一体となった半導
体ウェーハWを保持して上下動可能なチャックテーブル
56と、チャックテーブル56に保持された半導体ウェ
ーハWの表面に保護テープを貼着するテープ貼着手段5
7とから概ね構成される。
【0036】搬送トレー40と一体となり第一のウェー
ハカセット31に収容されたダイシング溝37形成後の
半導体ウェーハWは、搬出入手段54によって仮置き領
域58に搬送され、ここから搬送手段55によってチャ
ックテーブル56に搬送されて保持される。
【0037】テープ貼着手段57は、図12に示すよう
に、保護テープ63を送り出すためのローラー59a、
59bと、上下動及び回転可能な上下動部60と、上下
動部60の下部に取り付けられた圧着ローラー61及び
カッター62とから構成される。
【0038】保護テープ63は、粘着面が下になるよう
にしてローラー59aとローラー59bとの間でピンと
張られた状態にあり、チャックテーブル56において搬
送トレー40と一体となった状態で半導体ウェーハWが
保持されると、チャックテーブル56が上昇すると共
に、上下動部60が回転しながら下降することにより、
図13に示すように回転する圧着ローラー61によって
保護テープ63が半導体ウェーハWの表面に貼着され、
更に貼着された保護テープ63が回転するカッター62
によって円形にカットされ、図14に示すように、半導
体ウェーハWの表面が保護テープ63によって保護され
る。
【0039】次に、搬送トレー40と一体となると共に
表面に保護テープ63が貼着された半導体ウェーハWが
搬送手段55によって仮置き領域58に搬送され、搬出
入手段54によって第二のウェーハカセット52に収容
される(テープ貼着ステップS3)。
【0040】このようにして、第二のウェーハカセット
52には、すべての半導体ウェーハWが搬送トレー40
と一体となると共に表面に保護テープ63が貼着された
状態で収容される。
【0041】なお、半導体ウェーハWに保護テープ63
が貼着されると比較的強度が高くなるため、仮置き領域
58において搬送トレー40と半導体ウェーハWとを分
離させてもよい。例えば、仮置き領域58の載置台58
aに搬送トレー40に対して熱を加える手段を設けてお
き、保護テープ63の貼着後に搬送トレー40に熱を加
えれば、図9に示した吸着ポケット部44の内部の気体
が膨張し、弾性パッド42と半導体ウェーハWとの密着
状態が解除され、容易に離脱可能となる。
【0042】こうして密着状態が解除された状態で搬送
手段55によって半導体ウェーハWを吸着すると容易に
搬送トレー40から離脱させることができる。そして、
搬送手段55によって半導体ウェーハWが保持されてい
る間に、仮置き領域57に残った搬送トレー40を搬出
入手段54によって第二のウェーハカセット52に収容
する。
【0043】一方、離脱させた半導体ウェーハWは仮置
き領域58に載置し、搬出入手段54によって第一のウ
ェーハカセット31の所定位置に収容することができ
る。
【0044】表面にダイシング溝37が形成され保護テ
ープ63が貼着された半導体ウェーハWは、次に研削領
域13に搬送される。以下では、テープ貼着領域12に
おいて搬送トレー40と半導体ウェーハWとを分離させ
ず、半導体ウェーハWが保護テープ63が貼着され搬送
トレー40と一体となった状態で第二のウェーハカセッ
ト52に収容されて搬送されてきた場合について説明す
る。
【0045】研削領域13においては、例えば図15に
示す研削装置70を用いて半導体ウェーハWの裏面を研
削する。研削装置70は、テープ貼着領域12から搬送
されてきた第二のウェーハカセット52が載置されるカ
セット載置領域71と、第二のウェーハカセット52か
らの半導体ウェーハWの搬出等を行う搬出入手段72
と、搬出入手段72によって搬出された半導体ウェーハ
の位置合わせを行う仮置き領域73と、研削する半導体
ウェーハを保持するチャックテーブル74a、74b、
74c、74dと、チャックテーブル74a〜74dを
支持して回転可能なターンテーブル75と、チャックテ
ーブル74a〜74dに保持された半導体ウェーハを研
削する第一の研削手段76及び第二の研削手段77と、
研削後の半導体ウェーハを洗浄する洗浄手段78と、半
導体ウェーハを仮置き領域73からチャックテーブル7
4a〜74dに搬送する第一の搬送手段79及びチャッ
クテーブル74a〜74dから洗浄手段78に搬送する
第二の搬送手段80とから概ね構成される。
【0046】第一の研削手段76は、壁部78に垂直方
向に配設されたガイドレール79にガイドされて駆動源
80の駆動により上下動する支持部81に支持され、支
持部81の上下動に伴って上下動する構成となってい
る。第一の研削手段76においては、回転可能に支持さ
れたスピンドル82の先端にマウンタ83を介して研削
ホイール84が装着されており、研削ホイール84の下
部には粗研削用の研削砥石85が固着されている。
【0047】一方、第二の研削手段77は、壁部78に
垂直方向に配設されたガイドレール86にガイドされて
駆動源87の駆動により上下動する支持部88に支持さ
れ、支持部88の上下動に伴って上下動する構成となっ
ている。第二の研削手段77においては、回転可能に支
持されたスピンドル89の先端にマウンタ90を介して
研削ホイール91が装着されており、研削ホイール91
の下部には仕上げ研削用の研削砥石92が固着されてい
る。
【0048】搬送トレー40と一体になると共に表面に
保護テープ63が貼着された状態で第二のウェーハカセ
ット52に収容された半導体ウェーハWは、搬出入手段
72によって搬出されると共に表裏を反転させ、保護テ
ープ63が貼着された表面側を下にして、即ち搬送トレ
ー40側を上にして仮置き領域73に載置される。そし
て、仮置き領域73において一定の位置に位置合わせさ
れてから第一の搬送手段79によってチャックテーブル
74aに搬送され、図16のように保持される。
【0049】チャックテーブル74aに保持された半導
体ウェーハWは搬送トレー40と一体となっているた
め、ターンテーブル75を回転させる前に半導体ウェー
ハWから搬送トレー40を離脱させる。
【0050】例えば、第一の搬送手段79の吸着面が加
熱される構成としたり、当該吸着面から熱風が吹き付け
られる構成としておけば、熱によって図9に示した吸着
ポケット部44の内部の気体が膨張するため、搬送トレ
ー40と半導体ウェーハWとの密着状態が解除される。
その状態で第一の搬送手段79によって搬送トレー40
のみを吸着し、吸着した搬送トレー40を仮置き領域7
3に載置する。仮置き領域73に載置された搬送トレー
40は、搬出入手段72によって第二のウェーハカセッ
ト52に収容される(搬送トレー離脱ステップS4)。
【0051】こうして搬送トレー40を第二のウェーハ
カセット52に収容させたときは、半導体ウェーハW
は、図17に示すように、表面に貼着された保護テープ
63が下になり、裏面が上になった状態でチャックテー
ブル74aに保持されている。
【0052】なお、テープ貼着装置50においてすでに
搬送トレー40が半導体ウェーハWから離脱されている
場合には、上記のように搬送トレーを離脱させて第二の
ウェーハカセット52に収容する工程は不要である。
【0053】チャックテーブル74aに裏面側を上にし
て残された半導体ウェーハWは、ターンテーブル75が
左回りに所定角度(図示の例の場合は90度)回転する
ことにより、図15におけるチャックテーブル74dの
位置、即ち第一の研削手段76の直下に位置付けられ
る。そして、回転する粗研削用の研削砥石85によって
裏面を研削される。なおこのとき、チャックテーブル7
4aが位置していた位置にはチャックテーブル74bが
自動的に位置付けられる。
【0054】図18に示すように、半導体ウェーハWの
表面にはダイシング溝37が形成されているため、図示
のようにして裏面側から研削していくと、図19に示す
ようにダイシング溝37が裏面側において表出し、個々
のチップCに分離される(研削ステップS5)。
【0055】個々のチップCに分離された後は、ターン
テーブル75の左回りの回転によって、チャックテーブ
ル74aに保持された個々のチップが図15におけるチ
ャックテーブル74cの位置、即ち、第二の研削手段7
7の直下に位置付けられる。そして、回転する仕上げ研
削用の研削砥石92によって裏面が仕上げ研削される。
なお、粗研削においてはダイシング溝37に至る手前で
研削を終了し、仕上げ研削においてチップに分離するま
で研削してもよい。
【0056】こうして形成されたチップは、保護テープ
63に貼着されたままの状態で第二の搬送手段80によ
って洗浄手段78に搬送され、洗浄の後に次のテープ張
り替え工程へ搬送される。
【0057】以上のようにして、テープ貼着領域12か
ら搬送されてきた第二のウェーハカセット52に収容さ
れていたすべての半導体ウェーハについて裏面の研削に
よる分離を行うと、保護テープ63に保持された状態で
個々のチップに分離され、次のテープ張り替え工程へと
搬送される。
【0058】このように、ダイシング領域11で表面に
ダイシング溝37が形成された半導体ウェーハWは、テ
ープ貼着領域12に搬送する際には裏面側から搬送トレ
ー40によって支持された状態となっているので、たと
え半導体ウェーハWが大きい場合でも破損することがな
い。
【0059】また、テープ貼着領域12から研削領域1
3に搬送する際には半導体ウェーハWの表面に保護テー
プ63が貼着されているため、テープ貼着領域12にお
いて搬送トレー40を半導体ウェーハWから離脱させて
も研削領域13への搬送の際に半導体ウェーハWが破損
するおそれは小さいと考えられるが、テープ貼着領域1
2において搬送トレー40を離脱させず、搬送トレー4
0に支持された状態で半導体ウェーハWを研削領域13
に搬送するようにすれば、破損のおそれがより一層小さ
くなる。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る半導
体ウェーハの分離システム、分離方法によれば、ダイシ
ング領域において、半導体ウェーハの表面に裏面まで貫
通しないダイシング溝を形成した後に当該半導体ウェー
ハは裏面側から搬送トレーによって支持され、その状態
でテープ貼着領域または研削領域まで搬送されるため、
搬送途中で破損させることなく先ダイシングを安全かつ
円滑に遂行することができる。特に、大きな半導体ウェ
ーハの場合には効果的に割れ等の破損を防止することが
できる。
【0061】また、ダイシング溝が形成された表面にテ
ープ貼着領域において保護テープを貼着することにより
その後は保護テープによって半導体ウェーハが補強され
るため、保護テープ貼着直後に半導体ウェーハの裏面か
ら搬送トレーを離脱させても損傷する危険性は低くな
る。
【0062】但し、搬送トレーに支持された状態のまま
で半導体ウェーハを研削領域に搬送し、研削領域におい
て搬送トレーを取り外すようにすれば、更に破損の危険
性が低くなり、より安全に搬送することができる。
【0063】また、本発明に係るダイシング装置によれ
ば、半導体ウェーハWの表面にダイシング溝を形成する
だけでなく、搬送トレーとの一体化も行うことができる
ため、テープ貼着領域への搬送のための準備を効率的に
行うことができ、また、搬送トレーとの一体化のための
特別な装置も不要となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る半導体ウェーハの分離システムの
構成を示すブロック図である。
【図2】本発明に係る半導体ウェーハの分離方法を示す
フローチャートである。
【図3】本発明に係るダイシング装置の一例を示す斜視
図である。
【図4】個々のチップに分離する半導体ウェーハを示す
斜視図である。
【図5】本発明に係るダイシング装置を構成するダイシ
ング溝形成手段の一例を示す斜視図である。
【図6】ダイシング溝形成後の半導体ウェーハを示す斜
視図である。
【図7】搬送トレーを示す斜視図である。
【図8】同搬送トレーの分解斜視図である。
【図9】同搬送トレーを構成する弾性パッドを示す断面
図である。
【図10】同搬送トレーにダイシング溝形成後の半導体
ウェーハを圧着した状態を示す斜視図である。
【図11】本発明に係る半導体ウェーハの分離システム
を構成するテープ貼着領域において用いられるテープ貼
着装置の一例を示す斜視図である。
【図12】同テープ貼着装置を構成するテープ貼着手段
を示す正面図である。
【図13】テープ貼着手段によって半導体ウェーハの表
面に保護テープを貼着する状態を示す正面図である。
【図14】裏面が搬送トレーに圧着され表面に保護テー
プが貼着された半導体ウェーハを示す斜視図である。
【図15】本発明に係る半導体ウェーハの分離システム
を構成する研削領域において用いられる研削装置の一例
を示す斜視図である。
【図16】同研削装置を構成するチャックテーブルに搬
送トレーに圧着された半導体ウェーハが保持された状態
を示す斜視図である。
【図17】同搬送トレーに圧着された半導体ウェーハか
ら搬送トレーを離脱させた後の状態を示す斜視図であ
る。
【図18】半導体ウェーハの裏面を研削する様子を示す
斜視図である。
【図19】同研削により裏面においてダイシング溝が表
出した半導体ウェーハを示す斜視図である。
【符号の説明】
10…半導体ウェーハの分離システム 11…ダイシン
グ領域 2…テープ貼着領域 13…研削領域 20…ダイシン
グ装置 21…搬送トレーカセット載置部 22…ウェーハカセ
ット載置部 22a…仮置き領域 23…搬送トレー搬送手段 24
…搬出入手段 25…チャックテーブル 26…第一の搬送手段 27
…アライメント手段 28…ダイシング溝形成手段 29…洗浄手段 30…
第二の搬送手段 30a…吸着部 31…第一のウェーハカセット 32
…搬送トレーカセット 33…スピンドルハウジング 34…スピンドル 35
…回転ブレード 36…切削水供給ノズル 37…ダイシング溝 40…
搬送トレー 41…ハードプレート 42…弾性パッド 43…孔
44…吸着ポケット部 45…貫通孔 50…テープ貼着装置 51…第一のカ
セット載置領域 52…第二のウェーハカセット 53…第二のカセット
載置領域 54…搬出入手段 55…搬送手段 56…チャックテ
ーブル 57…テープ貼着手段 58…仮置き領域 58a…載
置台 59a、59b…ローラー 60…上下動部 61…圧
着ローラー 62…カッター 63…保護テープ 70…研削装置
71…カセット載置領域 72…搬出入手段 73…仮置き領域 74a、74b、74c、74d…チャックテーブル 75…ターンテーブル 76…第一の研削手段 77…
第二の研削手段 78…洗浄手段 79…第一の搬送手段 80…第二の
搬送手段 81、88…支持部 82、89…スピンドル 83、
90…マウンタ 84、91…研削ホイール 85、92…研削砥石
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 矢嶋 興一 東京都大田区東糀谷2−14−3 株式会社 ディスコ内 Fターム(参考) 5F031 CA02 DA13 DA15 FA01 FA07 FA11 FA12 FA15 GA43 MA34 MA37 MA38

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ストリートによって区画されて複数の回
    路が表面に形成された半導体ウェーハを個々の回路毎の
    チップに分離する半導体ウェーハの分離システムであっ
    て、 該ストリートに裏面まで貫通しないダイシング溝を形成
    するダイシング領域と、該ダイシング溝が形成された表
    面に保護テープを貼着するテープ貼着領域と、該半導体
    ウェーハの裏面を該ダイシング溝が表出するまで研削す
    る研削領域とから構成され、 該ダイシング領域において、該ダイシング溝形成後に該
    裏面側から該半導体ウェーハを搬送トレーで支持し、 該研削領域における該裏面の研削前に、該搬送トレーを
    該半導体ウェーハから離脱させることを特徴とする半導
    体ウェーハの分離システム。
  2. 【請求項2】 搬送トレーの半導体ウェーハからの離脱
    は、研削領域において行うことを特徴とする半導体ウェ
    ーハの分離システム。
  3. 【請求項3】 搬送トレーは、表面に複数の微細な吸着
    ポケット部が形成された合成樹脂からなる弾性パッドを
    ハードプレートによって補強して構成される請求項1ま
    たは2に記載の半導体ウェーハの分離システム。
  4. 【請求項4】 ストリートによって区画されて複数の回
    路が表面に形成された半導体ウェーハを個々の回路毎の
    チップに分離する半導体ウェーハの分離方法であって、 半導体ウェーハの表面に裏面まで貫通しないダイシング
    溝を形成するハーフカットステップと、 該ダイシング溝が形成された半導体ウェーハの裏面を搬
    送トレーで支持する搬送トレー支持ステップと、 該搬送トレーに支持された半導体ウェーハの表面に保護
    テープを貼着するテープ貼着ステップと、 該半導体ウェーハの裏面から搬送トレーを取り外す搬送
    トレー離脱ステップと、 該裏面を研削して該ダイシング溝を該裏面側に表出させ
    てチップに分離する研削ステップとから少なくとも構成
    される半導体ウェーハの分離方法。
  5. 【請求項5】 ダイシング溝形成前の半導体ウェーハが
    収容されるウェーハカセットが載置されるウェーハカセ
    ット載置部と、 ダイシング溝形成後の半導体ウェーハを裏面側から支持
    する搬送トレーが収容される搬送トレーカセットが載置
    される搬送トレーカセット載置部と、 半導体ウェーハを保持するチャックテーブルと、 該チャックテーブルに保持された半導体ウェーハの表面
    にダイシング溝を形成するダイシング溝形成手段と、 該ウェーハカセットから該ダイシング溝形成前の半導体
    ウェーハを仮置き領域に搬出すると共に、該ダイシング
    溝形成後の半導体ウェーハを該仮置き領域から該ウェー
    ハカセットに搬入する搬出入手段と、 搬出して該仮置き領域に載置された半導体ウェーハを該
    チャックテーブルに搬送すると共に、該ダイシング溝形
    成後の半導体ウェーハを該仮置き領域に搬送する第一の
    搬送手段と、 ダイシング溝形成後の半導体ウェーハを一時的に保持す
    る第二の搬送手段と、 該搬送トレーカセットから該搬送トレーを搬出して該チ
    ャックテーブルに搬送する搬送トレー搬送手段とから少
    なくとも構成され、 ダイシング溝形成後の半導体ウェーハを該第二の搬送手
    段によって保持して上昇させ、その間に該搬送トレー搬
    送手段によって該搬送トレーカセットから該搬送トレー
    を搬出して該チャックテーブルに載置し、該第二の搬送
    手段が下降することにより該チャックテーブルに載置さ
    れた搬送トレーに該ダイシング溝形成後の半導体ウェー
    ハを圧着して該搬送トレーと該ダイシング溝形成後の半
    導体ウェーハとを一体とし、該搬送トレーと一体となっ
    たダイシング溝形成後の半導体ウェーハを該第一の搬送
    手段によって該仮置き領域に搬送し、該搬出入手段によ
    って該ウェーハカセットに搬入することを特徴とするダ
    イシング装置。
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