JP2000299297A - ペレットのピックアップ用テーブル及びペレットの移し替え装置 - Google Patents
ペレットのピックアップ用テーブル及びペレットの移し替え装置Info
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Abstract
により形成された個々のペレットを、搬送トレーに搬送
するためにピックアップする場合において、粘着テープ
からのピックアップを容易にしてピックアップ作業の円
滑化を図る。 【解決手段】 粘着テープT1に貼着されたペレットP
を粘着テープT1からピックアップする際に、粘着テー
プT1に貼着されたペレットPが載置されるペレットの
ピックアップ用テーブル42において、ペレットのピッ
クアップ用テーブル42の表面に複数の凹部71及び凸
部72を形成し、凹部71の一部または全部に吸引源に
連通する吸引孔76を形成し、その吸引力によって粘着
テープT1の一部をペレットPから剥離することによ
り、ピックアップを円滑に行う。また、そのようなピッ
クアップ用テーブル42を搭載したペレットの移し替え
装置を提供する。
Description
被加工物を切削して分割された個々のペレットをピック
アップする際に、ペレットが載置されるペレットのピッ
クアップ用テーブル及びそれを備えたペレットの移し替
え装置に関するものである。
プを複数配列し、樹脂等で封止してCSP(Chip Size
Package)基板を形成し、このCSP基板を更に切削す
ることにより、元の半導体チップと略同じサイズにパッ
ケージングされたペレットに分割してCSPを形成する
技術が近年開発され、利用されている。この技術を利用
することにより、ペレットを小さくして実装面積の狭小
化を図ることができ、パソコン、携帯電話等の各種電子
機器の小型化が可能となっている。
は、その裏面に粘着テープ111を貼着した状態で切削
装置において切削されることにより個々のペレットに分
割される。そして、切削後は、図14に示すように、粘
着テープ111によって保持された個々のペレットPを
上方からピックアップ手段112によって吸引してピッ
クアップし、搬送トレーに収容していく。
におけるCSP基板110の保持を強力にすべく、粘着
テープ111は比較的強固にCSP基板110に粘着さ
れているため、粘着テープ111からのペレットPの剥
離が困難となってピックアップが円滑に行われない場合
がある。
111として、紫外線の照射により粘着力が低下する紫
外線硬化型テープ(UVテープ)を用い、CSP基板1
10の切削後、ペレットPのピックアップ前に、粘着テ
ープ111に紫外線を照射することにより粘着力を低下
させてからペレットPをピックアップするということも
行われているが、紫外線の照射が均一に行われない場合
には、やはりピックアップを円滑に行うことが困難であ
る。
ットをピックアップする場合においては、ピックアップ
を円滑に行うことに解決すべき課題を有している。
の具体的手段として本発明は、粘着テープに貼着された
ペレットを該粘着テープからピックアップする際に、粘
着テープに貼着されたペレットが載置されるペレットの
ピックアップ用テーブルであって、ペレットのピックア
ップ用テーブルの表面には複数の凹部及び凸部が形成さ
れており、該凹部の一部または全部には吸引源に連通す
る吸引孔が形成されたペレットのピックアップ用テーブ
ルを提供する。
加工物を保持する保持テーブルと、該保持テーブルに保
持された被加工物を切削してペレットに分割する切削手
段とから構成される切削装置によって分割されたペレッ
トを粘着テープからピックアップして所定の搬送トレー
に移し替えるペレット移し替え装置であって、粘着テー
プが貼着され一体となった分割後のペレットを保持する
ペレットのピックアップ用テーブルと、該ペレットのピ
ックアップ用テーブルに保持されたペレットを粘着テー
プからピックアップして搬送トレーに移し替える移し替
え手段とを少なくとも含み、ペレットのピックアップ用
テーブルの表面には、複数の凹部及び凸部が形成され、
該凹部の一部または全部には吸引源に連通する吸引孔が
形成されており、凹部に吸引作用が働くことによって粘
着テープを部分的に吸引してペレットから粘着テープを
部分的に剥離するピックアップ用テーブルが配設された
ペレットの移し替え装置を提供する。
粘着テープとして紫外線の照射によって粘着力が低下す
るUVテープを用い、切削装置を用いて被加工物を切削
してペレットに分割した後、紫外線を発光する紫外線照
射手段を用いてUVテープに紫外線を照射した後に、U
Vテープに保持されたペレットをペレットのピックアッ
プ用テーブルにおいて保持することを付加的要件とす
る。
ップ用テーブル及びペレットの移し替え装置において
は、凹部において粘着テープが吸引されてペレットから
粘着テープが部分的に剥離するため、ペレットのピック
アップに先だって、ペレットの保持力を予め弱めておく
ことができ、ピックアップが容易となる。また、粘着テ
ープとしてUVテープを用い、ペレットのピックアップ
用テーブルに保持する前にUVテープに紫外線を照射し
ておくことにより、保持力を更に弱めることができ、ペ
レットのピックアップがより容易となる。
として、図1に示す被加工物分割システム10を構成す
るペレットの移し替え装置12及びそれに搭載されるペ
レットのピックアップ用テーブル42について説明す
る。
の切削を行う切削装置11と、切削により形成されたペ
レットを搬送トレーに移し替える移し替え装置12とか
ら構成される。
セット13aが載置される領域であるカセット載置領域
13と、カセット13aから被加工物を搬出する搬出手
段14と、搬出された被加工物が一時的に置かれる仮置
き領域15と、被加工物を保持する保持テーブル16
と、被加工物を仮置領域15から保持テーブル16に搬
送する第一の搬送手段17と、保持テーブル16に保持
された被加工物を撮像して切削すべき領域を検出するア
ライメント手段18と、アライメント手段18によって
検出された切削すべき領域を切削する切削手段19と、
被加工物を洗浄する洗浄手段20と、被加工物を保持テ
ーブル16から洗浄手段20に搬送する第二の搬送手段
21と、被加工物を洗浄手段20から仮置領域15に搬
送する第三の搬送手段22と、被加工物を移し替え装置
12に搬送する際に被加工物が載置される搬出領域23
と、被加工物を仮置領域15から搬出領域23に搬送す
る第四の搬送手段24とから構成される。なお、本実施
の形態においては、第一の搬送手段17は第三の搬送手
段22を兼ねた構成となっている。
ばCSP基板25を切削し、個々のペレットとするとき
は、図2に示すように、CSP基板25は粘着テープT
1によってフレームFに保持され、カセット13aに収
容される。ここで、粘着テープT1としては、紫外線の
照射により粘着力が弱まる紫外線硬化型テープ(UVテ
ープ)を使用するのが好ましい。なお、粘着テープT1
はUVテープに限らず、加熱または冷却することにより
粘着力が低下する部材を用いても良い。
5は、搬出手段14によってカセット13aから搬出さ
れて仮置領域15に載置され、第一の搬送手段17に吸
着されて第一の搬送手段17が旋回動することにより保
持テーブル16に搬送されて保持される。
されると、保持テーブル16が−X方向に移動してアラ
イメント手段18の直下に位置付けられ、CSP基板2
5の表面が撮像されてパターンマッチング等の処理によ
って切削すべき領域が検出され、例えば図2において破
線で示した切削ライン26のうちの1本が切削すべき領
域として検出されて、その検出された切削ライン26と
切削手段19を構成する回転ブレード27とのY軸方向
のアライメントがなされる。こうして位置合わせがなさ
れると、更に保持テーブル16が−X方向に移動するこ
とにより、高速回転する回転ブレード27の作用を受け
て切削が行われる。
り合う切削ライン26同士の間隔分だけ+Y方向に割り
出し移動して同様の切削が行われることにより、複数の
切削ライン26が順次切削されていく。切削ライン26
がすべて切削された後は、保持テーブル16が90度回
転し、上記と同様の動作によって切削ライン26と直交
する複数の切削ライン28が切削される。このようにし
て切削ライン26、28がすべて切削されると、個々の
ペレットPに分割される。
済みのCSP基板は、粘着テープT1によってフレーム
Fに保持されたままの状態で第二の搬送手段21に吸着
されて洗浄手段20の直上に位置付けられる。そして、
第二の搬送手段21の吸着部30が下降することにより
洗浄手段20において付着していた切削屑等が洗い流さ
れ、更にエアーを吹き付ける等により乾燥される。
は、第三の搬送手段22によって仮置領域15に搬送さ
れ、載置される。そして、ここに載置された分割済みの
CSP基板は、第四の搬送手段24によって搬出領域2
3に搬送される。
は、仮置領域15と搬出領域23との間に架設されたレ
ール31と、レール31に沿ってY軸方向に移動する可
動部32とから構成され、可動部32の下部には上下動
可能に吸着部33が設けられている。
え装置12への分割済みのCSP基板の受け渡しを行う
領域であり、粘着テープT1としてUVテープを使用し
ている場合は、図示したように、搬出領域23には分割
済みのCSP基板29を保持する粘着テープT1に紫外
線を照射して粘着力を低下させる紫外線照射手段34が
配設される。
から搬出領域23に搬送されるときは、吸着部33によ
ってフレームFが吸着されて上昇し、可動部32がレー
ル31に沿って−Y方向に移動して搬出領域23の直上
に位置付けられた後、吸着部33が下降することにより
紫外線照射手段34上に載置される。本実施の形態にお
いては、分割済みのCSP基板29は、紫外線照射手段
34の上部に張られたガラスの上に所要時間載置され、
ここで粘着テープT1の粘着力が弱められる。こうして
粘着テープT1の粘着力を弱めておくことにより、後に
行われるペレットのピックアップが容易となる。
に保持された分割済みのCSP基板29は、図1に示す
連結搬送手段40によってペレットの移し替え装置12
に取り込まれる。なお、本実施の形態においては、連結
搬送手段40はペレットの移し替え装置12に搭載され
ているが、別個に設けてもよい。
は、切削装置11の搬出領域23から分割済みの被加工
物を取り込む連結搬送手段40と、連結搬送手段40に
よって取り込まれた分割済みの被加工物が一時的に置か
れる仮置手段41と、ペレットの移し替えが行われる際
に分割済みの被加工物が載置されるテーブルであるピッ
クアップ用テーブル42と、仮置手段41に仮置きされ
た分割済みの被加工物をピックアップ用テーブル42ま
で搬送するピックアップ用搬送手段43と、ピックアッ
プ用テーブル42に保持された分割済みの被加工物から
ペレットをピックアップして搬送トレーに移し替える移
し替え手段44と、移し替え手段44によってペレット
が移し替えられた後の保持部材であるフレームFを処理
する保持部材処理手段45と、空の搬送トレーを格納す
る空トレー格納手段46と、ペレットが収容された搬送
トレーを格納する収容済トレー格納手段47とが配設さ
れている。
X軸方向に設けられたレール48に沿って可動部49が
移動する構成となっており、可動部49からは−X方向
にアーム部50が延び、その先端から下方に向けて吸着
部51が上下動可能に配設され、吸着部51においては
分割済みのCSP基板29を保持するフレームFを吸着
することができる。可動部49がレール48の−X方向
の先端に位置したときは、吸着部51が紫外線照射手段
34の直上に位置する。
済みのCSP基板29を取り込む際は、吸着部51が搬
出領域23の直上に移動すると共に下降して分割済みの
CSP基板29を保持するフレームFの上面を吸着し、
その状態を維持しながら上昇すると共に+X方向に移動
して仮置き手段41の直上に分割済みのCSP基板29
を位置付ける。そして、吸着部51が下降すると共に吸
着力を解除して、分割済みのCSP基板29を粘着テー
プT1が下になった状態で仮置手段41に載置する。
状部材であり、X軸方向に設けられたレール52に沿っ
て移動する構成となっており、載置された被加工物の位
置合わせを行う適宜の位置合わせ手段を有し、ここには
ピックアップ用テーブル42に搬送する分割済みのCS
P基板29が位置合わせされて一時的に置かれる。ま
た、仮置手段41は、移し替え装置12を複数連結した
場合においては、+X方向の移動により、分割済みのC
SP基板29を隣接する移し替え装置の近傍まで搬送す
る役割を果たすものである。
に設けられたガイド溝53に沿って移動可能であり、そ
の先端にはフレームFの端部を挟持する第一の挟持部5
4a及び第二の挟持部54bが設けられている。仮置手
段41上に載置された分割済みのCSP基板29は、ピ
ックアップ用搬送手段43の第一の挟持部54aに挟持
されて+Y方向に移動することによりピックアップ用テ
ーブル42に載置される。
すように、枠体70の内部において、被加工物の形状に
対応して矩形状に形成されており、その表面は、多数の
凹部71と凸部72とが交互に現れた形状となってお
り、ひとつの凸部72とそのまわりの凹部71とでピラ
ミッド状に形成されている。また、枠体70の2つの短
辺の外側には、フレームFを固定するためのクランプ部
73が配設されている。
に対応して所要範囲移動可能なスライド部74と、スラ
イド部74とでフレームFを挟持して固定する回動可能
な回動部75とを備えており、スライド部74と回動部
75とでフレームFが挟持された状態では、図5に示す
ように、ピックアップ用テーブル42の上に分割済みの
CSP基板29が載置される。
アップ用テーブル42の下部に設けた吸引源(図示せ
ず)に連通する吸引孔76が形成されており、吸引源か
ら吸引孔76に供給される吸引力によって粘着テープT
1が吸引される。従って、図6において拡大して示すよ
うに、凹部71の上方においては、粘着テープT1がペ
レットPの裏面から剥離する。なお、必ずしもすべての
凹部71に吸引孔76が設けられている必要はなく、一
部の凹部71に吸引孔76を設けてもよい。
ており、依然として粘着テープT1とペレットPとが貼
着された状態が維持されている。こうして粘着テープT
1は部分的にペレットPから剥離されるため、粘着テー
プT1とペレットPとの接触面積が小さくなり、全体と
しては保持力が低下し、後に行われるペレットPのピッ
クアップが容易になる。
X軸方向にはレール55が配設されており、そのレール
55と、レール55に沿って移動する第一のピックアッ
プ手段56及び第二のピックアップ手段57と、レール
55の中央部の下方に設けられたペレット位置合わせ手
段58で移し替え手段44を構成している。また、第一
のピックアップ手段56の下端には吸着部59が、第二
のピックアップ手段57の下端には吸着部60が、それ
ぞれ上下動可能に配設されている。
分割済みのCSP基板29を構成する個々のペレットP
は、第一のピックアップ手段56の吸着部59が適宜の
位置に位置付けられて下降することによってペレット単
位に1個ずつ吸着され、第一のピックアップ手段56の
+X方向の移動によりペレット位置合わせ手段58に搬
送され、ここで吸着力を解除することにより載置され
る。
いては、粘着テープT1による保持力が低下しているた
め、第一のピックアップ手段56によるペレットPのピ
ックアップは円滑に行われる。
例えば図7に示すように、四方向から位置決め部材61
がペレットPを同時に押すことによりペレットPを一定
の位置に合わせる。そして、位置決めされたペレットP
は第二のピックアップ手段57の吸着部60に吸着さ
れ、+X方向に移動する。
近傍であって第二のピックアップ手段57の移動経路の
下方には、搬送トレーへのペレットの収容が行われる領
域であるペレット収容領域62が設けられており、ここ
に載置された搬送トレーには、第二のピックアップ手段
57の吸着部60に吸着されたペレットが収容されてい
く。
レットがピックアップされると、残されたフレームF及
び粘着テープT1は、ピックアップ用搬送手段43の第
二の挟持部54bによってフレームFの後部側が挟持さ
れて+Y方向に移動し、保持部材処理手段45(例えば
カセット)に収容される。そしてその後、ここで収容さ
れたフレームFから粘着テープT1が剥離され、フレー
ムFは再利用される。
63は、ペレット収容領域62の前方に設けられた空ト
レー格納手段46において重ねて複数格納されている。
この空トレー格納手段46においては、図1に示したよ
うに、空の搬送トレーの四隅は支持壁64によって支持
されており、ここから空の搬送トレーが下から1個ずつ
取り出されて装置内部を通ってペレット収容領域62に
搬送され、ペレットが収容されていく。
収容が終了し、ペレットでいっぱいになった収容済トレ
ーは、装置内部を通って収容済トレー格納手段47に搬
送され格納される。この収容済トレー格納手段47にお
いても、図1に示したように、収容済の搬送トレーの四
隅は支持壁66によって支持され、重ねて複数格納され
る。
図8に示す被加工物分割システム90を構成するペレッ
ト移し替え装置96及びそれに搭載されるピックアップ
用テーブル42について説明する。
SP基板25を分割加工する場合は、CSP基板25の
裏面にこれとほぼ同じ大きさ、形状の粘着テープT2を
取り付ける。この粘着テープT2としては、UVテープ
を用いることが好ましいが、これには限られない。
うにフレームを用いず、粘着テープT2のみによってC
SP基板25が支持されていることに対応して、切削装
置91及びペレット移し替え装置96においても、図1
の例とは若干異なる点がある。
おける第一の搬送手段92の吸着部92a、第二の搬送
手段93の吸着部93a、第三の搬送手段94の吸着部
94aを被加工物の全面を吸着できるタイプのものと
し、第四の搬送手段95の吸着部95aも被加工物の全
面を吸着できるタイプのものとする。一方、移し替え装
置96においても、連結搬送手段97を構成する吸着部
97a、ピックアップ用搬送手段98については同様に
吸着部98aを被加工物の全面を吸着できるタイプのも
のとする。このように被加工物の全面を吸着するように
構成することにより、CSP基板25を安定的に吸着し
て搬送することができる。なお、その他の部位について
は図1の例の場合と同様であるため、同一の符号を付
す。
板25は、第一の実施の形態の場合と同様に切削装置9
1において切削されてから、ペレット移し替え装置96
に搬送される。そして、仮置手段41上に載置された分
割済みのCSP基板29は、ピックアップ用搬送手段9
8の吸着部98aに吸着されて+Y方向に移動すること
によりピックアップ用テーブル42に載置される。
ル42の表面は、第一の実施の形態で示した図4の場合
と同様にピラミッド状に形成され、内部構造も図6と同
様である。従って、粘着テープT2は部分的に分割済み
のCSP基板29の裏面から剥離されるため、粘着テー
プT2とペレットPとの接触面積が小さくなり、全体と
しては保持力が低下し、ペレットPのピックアップが容
易になる。なお、この場合は分割済みのCSP基板29
がフレームによって保持されていないため、図4に示し
たようなクランプ部は不要である。
たすべてのペレットPが搬送トレーに収容され、ピック
アップ用テーブル42に残された粘着テープT2は、ピ
ックアップ用搬送手段98によって保持部材処理手段4
5に搬送される。即ち、保持部材処理手段45に回収さ
れたのは廃棄すべき粘着テープT2のみであり、そのま
ま廃棄できるため、フレームから粘着テープを取り外す
作業やフレームFを回収する作業が不要となる。
42の表面がピラミッド状に形成されている場合を例に
挙げて説明したが、粘着テープをペレットから部分的に
剥離できる構成となっていれば、表面の構造はこれには
限定されない。
に対して吸引源に連通した吸引孔101を有する凹部1
02を複数設けた構成としてもよく、図11のように、
平面から突出した多数の凸部103に対して少数の凹部
107に吸引孔104を設けた構成としてもよく、更に
図12のように、図4の例におけるピラミッド形状を逆
さまにした形状として、凹部105の全部に吸引孔10
6を設けた構成としてもよい。
P基板を分割加工する場合について説明したが、本発明
に係るペレットのピックアップ用テーブルは、CSP基
板のような矩形の被加工物だけでなく、通常の半導体ウ
ェーハをダイシングした後のペレットのピックアップに
も適用できるものであり、広く利用することができる。
ットのピックアップ用テーブル及びペレットの移し替え
装置によれば、凹部において粘着テープが吸引されてペ
レットから粘着テープが部分的に剥離するため、ペレッ
トのピックアップに先だって、ペレットの保持力を予め
弱めておくことができる。従って、ピックアップが容易
となり、ピックアップ作業の円滑化を図ることができ
る。
い、ペレットのピックアップ用テーブルに保持する前に
UVテープに紫外線を照射しておくことにより、保持力
を更に弱めることができるため、ペレットのピックアッ
プがより容易となり、ピックアップ作業の更なる円滑化
を図ることができる。
移し替え装置を含む被加工物分割システムを示す斜視図
である。
粘着テープ及びフレームにより保持された状態を示す斜
視図である。
載される第四の搬送手段を示す斜視図である。
ルを示す斜視図である。
面図である。
示す一部拡大断面図である。
位置合わせ手段を示す説明図である。
移し替え装置を含む被加工物分割システムを示す斜視図
である。
え装置に搭載されるペレットのピックアップ用テーブル
を示す斜視図である。
更例を示す斜視図である。
更例を示す斜視図である。
更例を示す斜視図である。
面図である。
クアップする様子を示す斜視図である。
移し替え装置 13…カセット載置領域 13a…カセット 14…搬
出手段 15…仮置領域 16…保持テーブル 17…第一の搬
送手段 18…アライメント手段 19…切削手段 20…洗浄
手段 21…第二の搬送手段 22…第三の搬送手段 23…
搬出領域 24…第四の搬送手段 25…CSP基板 26…切削
ライン 27…回転ブレード 28…切削ライン 29…分割済
みのCSP基板 30…吸着部 31…レール 32…可動部 33…吸
着部 34…紫外線照射手段 40…連結搬送手段 41…仮置手段 42…ピックア
ップ用テーブル 43…ピックアップ用搬送手段 44…移し替え手段 45…保持部材処理手段 46…空トレー格納手段 47…収容済トレー格納手段 48…レール 49…可
動部 50…アーム部 51…吸着部 52…レール 53…
ガイド溝 54a…第一の挟持部 54b…第二の挟持部 55…
レール 56…第一のピックアップ手段 57…第二のピックア
ップ手段 58…ペレット位置合わせ手段 59、60…吸着部 61…位置決め部材 62…ペレ
ット収容領域 63…搬送トレー 64、66…支持壁 70…枠体 71…凹部 72…凸部 73…クランプ部 74…スライド部 75…回動部 76…吸引孔 90…被加工物分割システム 91…切削装置 92…
第一の搬送手段 92a…吸着部 93…第二の搬送手段 93a…吸着
部 94…第三の搬送手段 94a…吸着部 95…第四の
搬送手段 95a…吸着部 96…移し替え装置 97…連結搬送
手段 97a…吸着部 98…ピックアップ用搬送手段 98
a…吸着部 101…吸引孔 102…凹部 103…凸部 104
…吸引孔 105…凹部 106…吸引孔 107…凹部 T1、T2…粘着テープ P…ペレット 110…CSP基板 111…粘着テープ 112…ピックアップ手段
Claims (3)
- 【請求項1】 粘着テープに貼着されたペレットを該粘
着テープからピックアップする際に、該粘着テープに貼
着されたペレットが載置されるペレットのピックアップ
用テーブルであって、 該ペレットのピックアップ用テーブルの表面には複数の
凹部及び凸部が形成されており、該凹部の一部または全
部には吸引源に連通する吸引孔が形成されたペレットの
ピックアップ用テーブル。 - 【請求項2】 粘着テープに貼着された被加工物を保持
する保持テーブルと、該保持テーブルに保持された被加
工物を切削してペレットに分割する切削手段とから構成
される切削装置によって分割されたペレットを粘着テー
プからピックアップして所定の搬送トレーに移し替える
ペレット移し替え装置であって、 粘着テープが貼着され一体となった分割後のペレットを
保持するペレットのピックアップ用テーブルと、該ペレ
ットのピックアップ用テーブルに保持されたペレットを
粘着テープからピックアップして搬送トレーに移し替え
る移し替え手段とを少なくとも含み、 該ピックアップ用テーブルの表面には、複数の凹部及び
凸部が形成され、該凹部の一部または全部には吸引源に
連通する吸引孔が形成されており、該凹部に吸引作用が
働くことによって該粘着テープを部分的に吸引してペレ
ットから粘着テープを部分的に剥離するピックアップ用
テーブルが配設されたペレットの移し替え装置。 - 【請求項3】 粘着テープとして紫外線の照射によって
粘着力が低下するUVテープを用い、切削装置を用いて
被加工物を切削してペレットに分割した後、紫外線を発
光する紫外線照射手段を用いて該UVテープに紫外線を
照射した後に、該UVテープに保持されたペレットをペ
レットのピックアップ用テーブルにおいて保持する請求
項2に記載のペレットの移し替え装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10924999A JP2000299297A (ja) | 1999-04-16 | 1999-04-16 | ペレットのピックアップ用テーブル及びペレットの移し替え装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10924999A JP2000299297A (ja) | 1999-04-16 | 1999-04-16 | ペレットのピックアップ用テーブル及びペレットの移し替え装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000299297A true JP2000299297A (ja) | 2000-10-24 |
Family
ID=14505404
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10924999A Pending JP2000299297A (ja) | 1999-04-16 | 1999-04-16 | ペレットのピックアップ用テーブル及びペレットの移し替え装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2000299297A (ja) |
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