JP4157010B2 - 駆動回路及び半導体装置 - Google Patents

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Description

本発明は、IGBT(絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ)などのスイッチングデバイスの駆動回路、及びその駆動回路を備える半導体装置に関する。
IGBTなどのスイッチングデバイスの従来の駆動回路では、外部からの入力信号のエッジに基づいて、スイッチングデバイスのオン用及びオフ用のパルス信号を生成し、これらのパルス信号をレベルシフト回路でレベルシフトした信号に基づいて、スイッチングデバイスを制御するオン信号及びオフ信号を生成している。そして、スイッチングデバイスにオン信号を与えることによってスイッチングデバイスを導通状態にし、オフ信号を与えることによって非導通状態にして、スイッチングデバイスをスイッチング動作させている。なお、スイッチングデバイスの他の駆動回路については、特許文献1〜3に開示されている。
特開平6−153533号公報 特開2003−101391号公報 特開平11−103570号公報
上述の従来の駆動回路を用いて、高電位と低電位の間でトーテムポール接続された2つのスイッチングデバイスのうち、高電位側のスイッチングデバイスを駆動してオフからオンに遷移させる場合、遷移させるタイミングによっては、オン信号が生成されないことがあった。つまり、高電位側のスイッチングデバイスをオンしたいにも関わらず、オンすることができないことがあった。以下に、この問題点について具体的に説明する。
上述のようにトーテムポール接続された2つのスイッチングデバイスにおいて、高電位側のスイッチングデバイスをオンからオフに遷移させると、この2つのスイッチングデバイスの接続点での電位はHighレベルから下降して負電位となる。このとき、接続点の電位がある負電位未満となることで、ある期間、レベルシフト回路の出力レベルが例えばLowレベルに固定されることがあった。
そのため、接続点の電位がある負電位未満となっている間に、外部からの入力信号に基づいてオン用のパルス信号が生成されたとしても、このオン用のパルス信号は受け付けられず、オン信号を出力することができなかった。その結果、入力信号のエッジに基づいて高電位側のスイッチングデバイスを確実にオンすることができなかった。
そこで、本発明は上述の問題に鑑みて成されたものであり、ある期間中、スイッチングデバイスのオン信号を出力できない場合であっても、入力信号のエッジに基づいて確実にスイッチングデバイスをオンすることができる技術を提供することを目的とする。
この発明の駆動回路は、スイッチングデバイスの駆動回路であって、前記駆動回路への入力信号の一方エッジに基づいてオン伝達パルス信号を出力し、前記入力信号の他方エッジに基づいてオフ伝達パルス信号を出力するパルス発生部と、前記オン伝達パルス信号に基づいて、前記スイッチングデバイスを導通状態にするオン信号を出力し、前記オフ伝達パルス信号に基づいて、前記スイッチングデバイスを非導通状態にするオフ信号を出力する制御部とを備え、前記オン伝達パルス信号は第1,2のオンパルス信号を含み、前記パルス発生部は、前記一方エッジに基づいて前記第1のオンパルス信号を出力し、前記第1のオンパルス信号の出力が基づいている前記一方エッジに基づいて、前記第1のオンパルス信号の出力から第1の所定時間経過後に前記第2のオンパルス信号を出力し、前記制御部は、前記スイッチングデバイスの出力電位を基準電位として受け、前記第1の所定時間は、前記スイッチングデバイスのスイッチング時に、前記基準電位が前記制御部の正常動作を妨げるレベルにまで低下する期間の長さよりも長い時間に設定される。

この発明の駆動回路によれば、パルス発生部は、第1のオンパルス信号の出力から所定時間経過後に第2のオンパルス信号を出力している。そのため、かかる所定時間内のある時間の間、制御部がオン信号を出力しない場合であっても、入力信号の一方エッジに基づいてオン信号を確実に出力することができる。その結果、スイッチングデバイスを確実に導通にすることができる。
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態に係る半導体装置60の構成を示すブロック図である。図1に示すように、本実施の形態に係る半導体装置60は、例えばそれぞれIGBTであるスイッチングデバイス40,42と、フリーホイールダイオード41,43と、スイッチングデバイス40の駆動回路1と、スイッチングデバイス42の駆動回路50と、電源34とを備えている。
スイッチングデバイス40のコレクタは、高電位の電源電位31と、フリーホイールダイオード41のカソードとに接続されており、そのエミッタはフリーホイールダイオード41のアノードに接続されている。また、スイッチングデバイス42のエミッタは、低電位の電源電位32と、フリーホイールダイオード43のアノードとに接続されており、そのコレクタは、フリーホイールダイオード43のカソードに接続されている。そして、スイッチングデバイス40のエミッタと、スイッチングデバイス42のコレクタとは、接続点CON1で互いに接続されている。なお、接続点CON1には図示しないモータなどの負荷が接続される。このように、スイッチングデバイス40,42は互いにトーテムポール接続されて、電源電位31,32の間に介挿されている。
各電源電位31,32は半導体装置60の外部から与えられる。電源電位32は例えば接地電位であって、電源電位32を基準とした際の電源電位31の値は、例えば600Vを示す。なお以後、電源電位32を「接地電位32」と呼ぶ。低電位側のスイッチングデバイス42の駆動回路50は、スイッチングデバイス42のゲートと接続されており、かかるゲートに所定の信号を与えることにより、スイッチングデバイス42をオン/オフしている。なお、駆動回路50は本願発明と関係が薄いためその説明を省略する。
高電位側のスイッチングデバイス40の駆動回路1は、I/F部2と、パルス発生部3と、制御部4とを備えている。I/F部2は、半導体装置60の外部から入力される信号HINを反転して、信号HINSとしてパルス発生部3に出力する。パルス発生部3は、信号HINSに基づいてオン伝達パルス信号ONS,オフ伝達パルス信号OFFSを制御部4に出力する。
制御部4は、インバータ5〜9と、インターロック回路10と、RSフリップフロップ回路11と、pMOSトランジスタ12と、nMOSトランジスタ13と、レベルシフト回路14とを備えている。インバータ5,6は、それぞれオン伝達パルス信号ONS,オフ伝達パルス信号OFFSを反転して出力する。そして、レベルシフト回路14は、インバータ5,6の出力をレベルシフトして、それぞれ信号ONR、OFFRとして出力する。
インターロック回路10は、信号ONR,OFFRに基づいて信号S,Rを出力する。RSフリップフロップ回路11のセット入力には信号Sが入力され、リセット入力には信号Rが入力される。そして、RSフリップフロップ回路11の出力は、信号Qとしてインバータ9に入力される。
インバータ9は信号Qを反転して、pMOSトランジスタ12及びnMOSトランジスタ13のそれぞれのゲートに出力する。pMOSトランジスタ12のドレインはnMOSトランジスタ13のドレインと接続されている。そして、pMOSトランジスタ12のドレインの電位、言い換えればnMOSトランジスタ13のドレインの電位は、信号HOとして、スイッチングデバイス40のゲートに与えられる。
電源34の正電位出力は、pMOSトランジスタ12のソースと、レベルシフト回路14とに接続されており、負電位出力は、nMOSトランジスタ13のソースと、接続点CON1と、レベルシフト回路14とに接続されている。そして、電源34の負電位出力の値を基準にした際のその正電位出力の値は、言い換えれば、接続点CON1の電位VSを基準電位とした際の電源34の正電位出力の値は、例えば+15Vである。
次に、レベルシフト回路14の構成を詳細に説明する。図1に示すように、レベルシフト回路14は、pMOSトランジスタ14a,14iと、nMOSトランジスタ14b,14jと、高耐圧nMOSトランジスタ14c,14kと、抵抗14f,14h,14n,14pと、ダイオード14g,14oと、NPNバイポーラトランジスタ14d,14e,14l,14mとを備えている。
pMOSトランジスタ14aのソースは、電源電位33と接続されており、ドレインは抵抗14hの一端と接続されている。そして、抵抗14hの他端は、nMOSトランジスタ14bのドレインと、高耐圧nMOSトランジスタ14cのゲートと、バイポーラトランジスタ14dのコレクタと接続されている。また、pMOSトランジスタ14aのゲートは、インバータ5の出力と、nMOSトランジスタ14bのゲートと接続されている。
nMOSトランジスタ14bのソースと、各バイポーラトランジスタ14d,14eのエミッタとは、互いに接続されており、それぞれ接地電位32に接続されている。また、各バイポーラトランジスタ14d,14eのベースと、バイポーラトランジスタ14eのコレクタと、高耐圧nMOSトランジスタ14cのソースとは互いに接続されており、高耐圧nMOSトランジスタ14cのドレインは、抵抗14fの一端と、ダイオード14gのカソードとに接続されている。そして、高耐圧nMOSトランジスタ14cのドレイン電位は、信号ONRとしてインバータ7に入力される。
pMOSトランジスタ14iのソースは、電源電位33と接続されており、ドレインは抵抗14pの一端と接続されている。そして、抵抗14pの他端は、nMOSトランジスタ14jのドレインと、高耐圧nMOSトランジスタ14kのゲートと、バイポーラトランジスタ14lのコレクタと接続されている。また、pMOSトランジスタ14iのゲートは、インバータ6の出力と、nMOSトランジスタ14jのゲートと接続されている。
nMOSトランジスタ14jのソースと、各バイポーラトランジスタ14l,14mのエミッタとは互いに接続されており、それぞれ接地電位32に接続されている。また、各バイポーラトランジスタ14l,14mのベースと、バイポーラトランジスタ14mのコレクタと、高耐圧nMOSトランジスタ14kのソースとは互いに接続されており、高耐圧nMOSトランジスタ14kのドレインは、抵抗14nの一端と、ダイオード14oのカソードとに接続されている。そして、高耐圧nMOSトランジスタ14kのドレイン電位は、信号OFFRとしてインバータ8に入力される。なお、インバータ7〜9、インターロック回路10及びRSフリップフロップ回路11は、電源34が出力する正電位と電位VSとを電源として動作している。
ダイオード14g,14oのアノードは互いに接続されており、それぞれ電源34の負電位出力に接続されている。また、抵抗14f,14nの他端は互いに接続されており、それぞれ電源34の正電位出力に接続されている。電源電位33は半導体装置60の外部から与えられ、接地電位32を基準とした際の電源電位33の値は例えば+15Vである。また、上述のI/F部2及びパルス発生部3にも、接地電位32及び電源電位33が与えられており、これらを電源として動作している。なお、上述の各信号HIN,HINS,オン伝達パルス信号ONS,オフ伝達パルス信号OFFSは、接地電位32を基準とした信号であって、各信号ONR,OFFR,ONIN,OFFIN,S,R,Q,HOは、電位VSを基準電位とした信号である。
次に、パルス発生部3の内部構成について詳細に説明する。図2はパルス発生部3の構成を示すブロック図である。図2に示すように、パルス発生部3は、ワンショットパルス発生回路3a〜3dと、インバータ3e〜3gと、遅延回路3h,3iと、NOR回路3j,3kとを備えている。
I/F部2から入力された信号HINSは、2つの信号HINSに分岐される。一方の信号HINSはインバータ3fに入力される。インバータ3fは、信号HINSを反転して出力する。ワンショットパルス発生回路3cはインバータ3fの出力に基づいて信号P3cを出力し、遅延回路3iはインバータ3fの出力を所定時間だけ遅延して出力する。ワンショットパルス発生回路3dは遅延回路3iの出力に基づいて信号P3dを出力し、NOR回路3kは信号P3cと信号P3dとの否定論理和を演算して出力する。そして、インバータ3gはNOR回路3kの出力を反転してオフ伝達パルス信号OFFSとして出力する。
また、他方の信号HINSは、ワンショットパルス発生回路3a及び遅延回路3hに入力される。ワンショットパルス発生回路3aは信号HINSに基づいて信号P3aを出力し、遅延回路3hは信号HINSを所定時間だけ遅延して出力する。ワンショットパルス発生回路3bは遅延回路3hの出力に基づいて信号P3bを出力し、NOR回路3jは信号P3aと信号P3bとの否定論理和を演算して出力する。そして、インバータ3eはNOR回路3jの出力を反転してオン伝達パルス信号ONSとして出力する。
図3は、ワンショットパルス発生回路3a〜3dの各動作を示す図である。図3に示すように、ワンショットパルス発生回路は、入力信号がHighレベルからLowレベルに遷移すると、所定のパルス幅pwを有するパルス信号を出力する。このような動作は、ワンショットパルス発生回路が、例えば図4に示すような回路を備えることによって実現できる。
具体的には、図4に示すように、ワンショットパルス発生回路を、インバータ30a〜30fと、NAND回路30gと、コンデンサ30hとで構成する。ワンショットパルス発生回路への入力信号は、インバータ30a,30bにそれぞれ入力される。各インバータ30a,30bは、入力信号を反転して出力する。コンデンサ30hの一端は、インバータ30bの出力とインバータ30cの入力とに接続されており、その他端は接地電位32に接続されている。インバータ30cは入力を反転して出力し、インバータ30dはインバータ30cの出力を反転して出力する。インバータ30eはインバータ30dの出力を反転して出力し、NAND回路30gは、インバータ30aの出力とインバータ30eの出力との否定論理積を演算して出力する。そして、インバータ30fはNAND回路30gの出力を反転して、ワンショットパルス発生回路の外部に出力する。なお、ワンショットパルス発生回路から出力されるパルス信号のパルス幅pwは、概ねコンデンサ30hの容量で決定される。
次に、パルス発生部3が有する遅延回路3hの内部構成について詳細に説明する。遅延回路3iの構成及び動作は遅延回路3hと同一であるため説明は省略する。図5は遅延回路3hの構成を示す回路図である。図5に示すように、遅延回路3hは、定電流回路3haと、nMOSトランジスタ3hbと、コンデンサ3hcと、インバータ3hdとを備えている。nMOSトランジスタ3hbのドレインは、電源電位33に接続されている電流回路3haに接続されており、そのソースは、接地電位32とコンデンサ3hcの一端に接続されている。コンデンサ3hcの他端は、nMOSトランジスタ3hbのドレインとインバータ3hdの入力とに接続されている。遅延回路3hに入力された信号は、nMOSトランジスタ3hbのゲートに与えられ、インバータ3hdの出力が遅延回路3hの外部に出力される。
nMOSトランジスタ3hbがオフしている場合、つまり入力信号がLowレベルのとき、コンデンサ3hcには電荷が蓄積されているため、インバータ3hdはLowレベルを出力する。そして、入力信号がLowレベルからHighレベルに遷移し、nMOSトランジスタ3hbがオフからオンに遷移すると、コンデンサ3hcが放電を開始する。コンデンサ3hcが放電し始めるとインバータ3hdの入力電圧が低下し、しきい値未満になるとインバータ3hdの出力がLowレベルからHighレベルに遷移する。
その後、入力信号がHighレベルからLowレベルに遷移し、nMOSトランジスタ3hbがオンからオフに遷移すると、定電流回路3haの働きによって一定電流がコンデンサ3hcに流れ込み、コンデンサ3hcへの充電が開始する。コンデンサ3hcに電荷が蓄積され始めるとインバータ3hdの入力電圧が上昇し、しきい値以上になるとインバータ3hdの出力がHighレベルからLowレベルに遷移する。このように、コンデンサ3hcの容量及びそこに流れる一定電流の大きさによって、遅延回路3hでの遅延時間が決定される。
上述のような回路構成を成すパルス発生部3は、具体的には図6に示すような動作を行う。図6に示すように、信号HINSがLowレベルからHighレベルに遷移すると、パルス発生部3は、オフ伝達パルス信号OFFSとしてオフパルス信号poff1を出力する。
更に、オフパルス信号poff1の出力から時間ptd1経過後に、オフパルス信号poff1と同じ信号HINSの立ち上がりエッジに基づいて、言い換えれば、オフパルス信号poff1の出力が基づいている信号HINSの立ち上がりエッジに基づいて、オフパルス信号poff2を出力する。
そして、信号HINSがHighレベルからLowレベルに遷移すると、パルス発生部3は、オン伝達パルス信号ONSとしてオンパルス信号pon1を出力する。更に、オンパルス信号pon1の出力から時間ptd2経過後に、オンパルス信号pon1と同じ信号HINSの立ち下がりエッジに基づいて、言い換えれば、オンパルス信号pon1の出力が基づいている信号HINSの立ち下がりエッジに基づいて、オンパルス信号pon2を出力する。
このように、パルス発生部3は、信号HINSの立ち上がりエッジに基づいてオフパルス信号poff1,poff2を出力し、立ち下がりエッジに基づいてオンパルス信号pon1,pon2を出力している。そして、信号HINSが信号HINの反転信号であるということを考えると、パルス発生部3は、半導体装置60の外部からの信号HINの立ち下りエッジに基づいてオフパルス信号poff1,poff2を出力し、立ち上がりエッジに基づいてオンパルス信号pon1,pon2を出力していると言える。なお時間ptd1,ptd2は、遅延回路での遅延時間でほぼ決定される。
次に、制御部4のインターロック回路10の内部構成について詳細に説明する。図7はインターロック回路10の構成を示す回路図である。図7に示すように、インターロック回路10は、NAND回路10a,10bと、NOR回路10c,10dと、インバータ10e〜10hと、NAND回路10ia及びインバータ10ibを有する保護回路10iとを備えている。
インバータ7からの信号ONINは、NAND回路10aの両方の入力と、NAND回路10iaの一方の入力に入力される。インバータ8からの信号OFFINは、NAND回路10bの両方の入力と、NAND回路10iaの他方の入力に入力される。各NAND回路10a,10bは、2入力の否定論理積を演算して出力する。
インバータ10eはNAND回路10aの出力を反転して出力し、インバータ10fはインバータ10eの出力を反転して出力する。インバータ10gはNAND回路10bの出力を反転して出力し、インバータ10hはインバータ10gの出力を反転して出力する。
保護回路10iのNAND回路10iaは、信号ONINと信号OFFINの否定論理積を演算して出力し、インバータ10ibはNAND回路10iaの出力を反転して検知信号DETとして出力する。NOR回路10cは、インバータ10fの出力と検知信号DETとの否定論理和を演算して、信号SとしてRSフリップフロップ回路11に出力する。NOR回路10dは、インバータ10hの出力と検知信号DETとの否定論理和を演算して、信号RとしてRSフリップフロップ回路11に出力する。
上述の構成を成すインターロック回路10に、共にLowレベルの信号ONIN,OFFINが入力される場合、Lowレベルの信号ONINとHighレベルの信号OFFINとが入力される場合、あるいはHighレベルの信号ONINとLowレベルの信号OFFINとが入力される場合には、保護回路10iの出力である検知信号DETはLowレベルとなり、信号Sとして信号ONINの論理レベルが、信号Rとして信号OFFINの論理レベルがそのまま出力される。一方、インターロック回路10に、共にHighレベルの信号ONIN,OFFINが入力されると、検知信号DETはHighレベルとなり、信号S,Rとして共にLowレベルが出力される。
このように、保護回路10iの働きによって、信号ONIN,OFFINの論理レベルの組合わせがどのようになったとしても、信号S,Rとして、共にHighレベルを出力することは無い。通常、RSフリップフロップ回路11のセット入力及びリセット入力に同時にHighレベルの信号が入力されると、その出力の論理レベルが不定となるため、RSフリップフロップ回路11の各入力には同時にHighレベルが入力されることは禁止されている。上述のような保護回路10iをインターロック回路10に設けることによって、RSフリップフロップ回路11の出力が不定とならないようにしている。
次に、図8を参照して本実施の形態に係る半導体装置60の動作について説明する。なお、図8は半導体装置60の動作の一例を示すフローチャートである。
まず、オン状態にあるスイッチングデバイス40をオフ状態に遷移させ、その後オフ状態からオン状態に遷移させる場合の動作について説明する。スイッチングデバイス40をオン状態からオフ状態に遷移させる場合、図8に示すように、半導体装置60の外部からの信号HINがHighレベルからLowレベルに遷移する。信号HINがHighレベルからLowレベルに遷移すると、パルス発生部3からはオフ伝達パルス信号OFFSとしてオフパルス信号poff1が出力される。なお、オン伝達パルス信号ONSはLowレベルのままである。
パルス発生部3からオフ伝達パルス信号OFFSとしてオフパルス信号poff1が出力されると、レベルシフト回路14のpMOSトランジスタ14iがオフからオンに遷移し、nMOSトランジスタ14jはオンからオフに遷移する。続いて高耐圧nMOSトランジスタ14kがオフからオンに遷移して、各バイポーラトランジスタ14l,14mがオフからオンに遷移する。これによって、抵抗14nに電流が流れ、そこで電圧降下を生じる。その結果、信号OFFRがHighレベルからLowレベルに遷移し、信号OFFINがLowレベルからHighレベルに遷移する。なお、抵抗14nで電圧降下が発生した際に、信号OFFRのLowレベルの電位が接続点CON1の電位VS以下にならないように、ダイオード14oによって、その電位をクランプしている。
一方、パルス発生部3からのオン伝達パルス信号ONSはLowレベルであるため、レベルシフト回路14のpMOSトランジスタ14aがオンせず、nMOSトランジスタ14bはオンのままである。従って、抵抗14fでは電圧降下が発生せずに、信号ONINはLowレベルのままである。
インターロック回路10に、Lowレベルの信号ONINとHighレベルの信号OFFINが入力されると、信号RはLowレベルからHighレベルに遷移する。なお、信号SはLowレベルのままである。そして、Highレベルの信号RとLowレベルの信号SとがRSフリップフロップ回路11に入力されると、信号QはHighレベルからLowレベルに遷移する。これにより、制御部4の出力段にあるpMOSトランジスタ12がオンからオフに遷移し、nMOSトランジスタ13がオフからオンに遷移して、信号HOがHighレベルからLowレベルに遷移する。その結果、パルス発生部3のオフパルス信号poff1に基づいて、高電位側のスイッチングデバイス40にオフ信号、つまり本実施の形態ではLowレベルの信号が出力され、スイッチングデバイス40が非道通となる。
スイッチングデバイス40が非導通となると、図8に示すように、接続点CON1での電位VSがHighレベルから下降して負電位となり、徐々に上昇してLowレベルになる。この時、電位VSと電源34との電位の合計がインバータ7のしきい値電圧Vth未満となる期間が存在する(図8中に示した点線VS0は、電位VSと電源34との電位の合計が、インバータ7のしきい値電圧Vth未満となる電位VSを表す)。
レベルシフト回路14の高耐圧nMOSトランジスタ14cがオフであるとき、すなわち信号ONRの信号レベルをHighレベルとするとき、信号ONRの信号レベルは電位VSと電源34との電位の合計によって与えられる。従って、この期間では信号ONRをHighレベルとしたいにもかかわらず、信号ONRはLowレベルの信号としてインバータ7に入力される。
そのため、インバータ7の出力である信号ONINはLowレベルからHighレベルに変化する。電位VSが上昇して、信号ONRの信号レベルがインバータ7のしきい値電圧Vth以上になるまで、信号ONRはLowレベルに固定される。また、信号OFFRの信号レベルも同様にインバータ8のしきい値電圧Vth未満となり、信号OFFRの信号レベルもLowレベルに固定される。
言い換えれば、制御部4は、信号ONR,OFFRの信号レベルの基準となる基準電位として、スイッチングデバイス40の出力電位(電位VS)を受けている。そしてオン状態からオフ状態へのスイッチング時に、基準電位がある負電位未満に低下することで、信号ONR,OFFRがLowレベルに固定され、ある期間、制御部4の正常動作が妨げられる。
以後、電位VSが負電位になることによって信号ONR,OFFRがLowレベルに固定されている期間を、「期間twd1」と呼ぶ。以上から、図8に示すように、信号ONRがHighレベルからLowレベルに遷移し、信号ONINがLowレベルからHighレベルに遷移する。
インターロック回路10に、ともにHighレベルの信号ONIN,OFFINが入力されると、図8に示すように、検知信号DETはLowレベルからHighレベルとなる。そして、インターロック回路10はLowレベルの信号S、RをRSフリップフロップ回路11に出力する。従って、RSフリップフロップ回路11の出力は保持され、信号QはLowレベル状態を維持し、スイッチングデバイス40は非導通状態を維持する。
その後、図8に示すように、オフ伝達パルス信号OFFSがLowレベルになっても、レベルシフト回路14から出力される信号ONR,OFFRはともにLowレベルに固定されているため、各信号ONIN,OFFINは変化しない。
ここで、入力信号HINSがLowレベルからHighレベルに遷移したとき、インバータ3fを介して、遅延回路3iにHighレベルからLowレベルに遷移する信号が入力される(図2参照)。Highレベルの信号が入力されている間は、遅延回路3iはHighレベルの信号を出力し続けている。そして、Lowレベルの信号が入力されると、遅延回路3iのコンデンサ3hc(図5参照)が徐々に充電される。時刻ptd1経過後にコンデンサ3hcの電位がインバータ3hdのしきい値電圧以上になると、遅延回路3iの出力はHighレベルからLowレベルに遷移する。そしてこの立下りエッジに基づいて、ワンショットパルス発生回路3dはワンショットパルスを発生する。
しかし、図8に示す例では、時間ptd1経過前に入力信号HINSが再びLowレベルへ遷移しているので、遅延回路3iを構成するコンデンサ3h(図5参照)の電位がインバータ3hdのしきい値電圧まで充電されず、遅延回路3iの出力はHighレベルに維持されることになる。従ってワンショットパルス発生回路3dからワンショットパルスは出力されないので、パルス発生部3はオフパルス信号poff2を出力しない。
次に図8に示すように、期間twd1の間に、信号HINがLowレベルからHighレベルに遷移すると、パルス発生部3はオンパルス信号pon1を出力する。しかしながら、期間twd1の間は、各信号ONR,OFFRはLowレベルに固定されているため、信号SはLowレベルのままであって、Highレベルに変化しない。つまり、パルス信号発生部3から出力されたオンパルス信号pon1は無視される。そのため、信号Q,HOはともにLowレベル状態を維持し、スイッチングデバイス40の非導通状態は維持される。このように、期間twd1の間は、制御部4はオン信号をスイッチングデバイス40に与えることができない。
しかし、本実施の形態のパルス発生部3は、図8に示すように、オンパルス信号pon1を出力してから時間ptd2経過後に、オン伝達パルス信号ONSとしてオンパルス信号pon2を出力する。ここで時間ptd2は、期間twd1以上、つまり信号ONR,OFFRがLowレベルに固定されている期間以上に設定されている。これによって、信号ONR,OFFRがLowレベルに固定されなくなった後に、オンパルス信号pon2を出力することができる。
信号ONR,OFFRがLowレベルに固定されなくなった後に、パルス発生部3からオンパルス信号pon2が出力されると、図8に示すように、信号ONRはLowレベル、信号ONIN,SはHighレベルに遷移する。これにより、RSフリップフロップ回路11の出力信号Qは、LowレベルからHighレベルに遷移し、信号HOもLowレベルからHighレベルに遷移する。その結果、スイッチングデバイス40にオン信号が与えられて、導通状態になる。なおこのとき、低電位側のスイッチングデバイス42の駆動回路50はLowレベルを出力しているため、スイッチングデバイス40,42が同時に導通することはない。
以上から、信号HINの立ち上がりエッジが期間twd1の間にあって、オンパルス信号pon1が無視されたときでも、信号HINの立ち上がりエッジに基づいて、制御部4からオン信号を確実に出力することができる。その結果、信号HINの立ち上がりエッジに基づいて、スイッチングデバイス40を確実に導通することができる。
なお、後述するように、信号HOがHighレベルとなってスイッチングデバイス40が導通すると、電位VSはLowレベルからHighレベルへある傾きを持って上昇し、ある期間、信号ONR,OFFRはLowレベルに固定される。しかし、以上説明してきた動作には影響が無いので、説明を省略した。
次に、図9を参照して、オフ状態にあるスイッチングデバイス40をオン状態に遷移させ、その後オン状態からオフ状態に遷移させる場合の動作について説明する。まず、スイッチングデバイス40をオフ状態からオン状態に遷移させる場合、図9に示すように、半導体装置60の外部からの信号HINがLowレベルからHighレベルに遷移する。信号HINがLowレベルからHighレベルに遷移すると、パルス発生部3からはオン伝達パルス信号ONSとしてオンパルス信号pon1が出力される。なお、オフ伝達パルス信号OFFSはLowレベルのままである。
パルス発生部3からオン伝達パルス信号ONSとしてオンパルス信号pon1が出力されると、レベルシフト回路14のpMOSトランジスタ14aがオフからオンに遷移し、nMOSトランジスタ14bはオンからオフに遷移する。続いて高耐圧nMOSトランジスタ14cがオフからオンに遷移して、各バイポーラトランジスタ14d,14eがオフからオンに遷移する。これによって、抵抗14fに電流が流れ、そこで電圧降下を生じる。その結果、信号ONRがHighレベルからLowレベルに遷移し、信号ONINがLowレベルからHighレベルに遷移する。なお、抵抗14fで電圧降下が発生した際に、信号ONRのLowレベルの電位が接続点CON1の電位VS以下にならないように、ダイオード14gによって、その電位をクランプしている。
一方、パルス発生部3からのオフ伝達パルス信号OFFSはLowレベルであるため、レベルシフト回路14のpMOSトランジスタ14iがオンせず、nMOSトランジスタ14jはオンのままである。従って、抵抗14nでは電圧降下が発生せずに、信号OFFINはLowレベルのままである。
インターロック回路10に、Highレベルの信号ONINとLowレベルの信号OFFINが入力されると、信号SはLowレベルからHighレベルに遷移する。なお、信号RはLowレベルのままである。そして、Highレベルの信号SとLowレベルの信号RとがRSフリップフロップ回路11に入力されると、信号QはLowレベルからHighレベルに遷移する。これにより、制御部4の出力段にあるpMOSトランジスタ12がオフからオンに遷移し、nMOSトランジスタ13がオンからオフに遷移して、信号HOがLowレベルからHighレベルに遷移する。その結果、パルス発生部3のオンパルス信号pon1に基づいて、高電位側のスイッチングデバイス40にオン信号、つまり本実施の形態ではHighレベルの信号が出力され、スイッチングデバイス40が導通し、負荷に電力が供給される。なおこのとき、低電位側のスイッチングデバイス42の駆動回路50はLowレベルを出力しているため、スイッチングデバイス40,42が同時に導通することはない。
スイッチングデバイス40が導通すると、図9に示すように、接続点CON1での電位VSが上昇し、LowレベルからHighレベルに変化する。ここで、上昇している間の電位VSを「dV/dt過渡信号」と呼ぶ。つまり、スイッチングデバイス40が導通すると、接続点CON1にdV/dt過渡信号が発生する。
接続点CON1にdV/dt過渡信号が印加されると、レベルシフト回路14の出力段の高耐圧nMOSトランジスタ14c,14kの各ドレインと、それらが形成されている半導体基板との間の寄生容量Cdsにより、高耐圧nMOSトランジスタ14c,14kのそれぞれに変位電流Iが流れる。この変位電流Iは、寄生容量Cdsと、dV/dt過渡信号が有する電位変化率dV/dtとで、I=Cds・dV/dtで表現される。
変位電流Iが高耐圧nMOSトランジスタ14kに流れると、抵抗14nで電圧降下が生じる。変位電流Iによって信号OFFRの信号レベルはインバータ8のしきい値電圧Vth未満となり、信号OFFRはLowレベルになる。そのため、インバータ8の出力である信号OFFINはLowレベルからHighレベルに変化する。そして、ある期間、信号OFFRの信号レベルはインバータ8のしきい値電圧Vth未満に保持される。つまり、ある期間、信号OFFRはLowレベルに固定される。また、高耐圧nMOSトランジスタ14cにも変位電流Iが流れるため、dV/dt過渡信号が印加されている間のある期間、信号ONRもLowレベルに固定される。つまり、その期間では、オン伝達パルス信号ONSの論理レベルが変化したとしても、信号ONRはLowレベル状態のままである。以後、信号ONR,OFFRがLowレベルに固定されている期間を、「期間twd2」と呼ぶ。
図9に示すように、信号OFFRがHighレベルからLowレベルに遷移し、信号OFFINがLowレベルからHighレベルに遷移する。そして、期間twd2の間、信号OFFRはLowレベルに固定される。
インターロック回路10に、ともにHighレベルの信号ONIN,OFFINが入力されると、図9に示すように、検知信号DETはLowレベルからHighレベルとなり、信号SがHighレベルからLowレベルに遷移する。なおこのとき、信号RはLowレベルのままである。従って、RSフリップフロップ回路11の出力は保持され、信号QはHighレベル状態を維持し、スイッチングデバイス40は導通状態を維持する。
その後、図9に示すように、パルス発生部3がオンパルス信号pon1を出力しなくなり、オン伝達パルス信号ONSがLowレベルになっても、レベルシフト回路14から出力される信号ONR,OFFRはともにLowレベルに固定されているため、各信号ONIN,OFFINは変化しない。
ここで、入力信号HINSがHighレベルからLowレベルに遷移したとき、遅延回路3hにHighレベルからLowレベルに遷移する信号が入力される(図2参照)。Highレベルの信号が入力されている間は、遅延回路3hはHighレベルの信号を出力し続けている。そして、Lowレベルの信号が入力されると、遅延回路3hのコンデンサ3hc(図5参照)が徐々に充電され、時刻ptd2経過後にコンデンサ3hcの電位がインバータ3hdのしきい値電圧以上になると、遅延回路3hの出力はHighレベルからLowレベルに遷移する。そしてこの立下りエッジに基づいて、ワンショットパルス発生回路3bはワンショットパルスを発生する。
しかし、図9に示す例では、時間ptd2経過前に入力信号HINSがHighレベルへ遷移しているので、遅延回路3hを構成するコンデンサ3hc(図5参照)の電位がインバータ3hdのしきい値電圧まで充電されず、遅延回路3hの出力はHighレベルに維持されることになる。従って、ワンショットパルス発生回路3bからワンショットパルスは出力されないので、パルス発生部3はオンパルス信号pon2を出力しない。
次に、図9に示すように、期間twd2の間に、信号HINがHighレベルからLowレベルに遷移すると、パルス発生部3はオフパルス信号poff1を出力する。しかしながら、期間twd2の間は、各信号ONR,OFFRはLowレベルに固定されているため、信号RはLowレベルのままであって、Highレベルに変化しない。つまり、パルス信号発生部3から出力されたオフパルス信号poff1は無視される。そのため、信号Q,HOはともにHighレベル状態を維持し、スイッチングデバイス40の導通状態は維持される。このように、期間twd2の間は、制御部4はオフ信号をスイッチングデバイス40に与えることができない。
しかし、本実施の形態に係るパルス発生部3は、図9に示すように、オフパルス信号poff1を出力してから時間ptd1経過後に、オフ伝達パルス信号OFFSとしてオフパルス信号poff2を出力する。ここで時間ptd1は、期間twd2以上、つまり信号ONR,OFFRがLowレベルに固定されている期間以上に設定されている。これによって、信号ONR,OFFRがLowレベルに固定されなくなった後に、オフパルス信号poff2を出力することができる。
信号ONR,OFFRがLowレベルに固定されなくなった後に、パルス発生部3からオフパルス信号poff2が出力されると、図9に示すように、信号OFFRはLowレベル、信号OFFIN,RはHighレベルに遷移する。これにより、RSフリップフロップ回路11の出力信号Qは、HighレベルからLowレベルに遷移し、信号HOもHighレベルからLowレベルに遷移する。その結果、スイッチングデバイス40にオフ信号が与えられて、非導通状態になる。
以上から、信号HINの立ち下がりエッジが期間twd2の間にあって、オフパルス信号poff1が無視されたときでも、信号HINの立ち下がりエッジに基づいて、制御部4からオフ信号を確実に出力することができる。その結果、信号HINの立ち下がりエッジに基づいて、スイッチングデバイス40を確実に非導通にすることができる。
なお、前述したように、信号HOがLowレベルとなってスイッチングデバイス40が非道通となると、電位VSはある負電位未満となり、ある期間、信号ONR、OFFRはLowレベルに固定されることになる。しかし、以上説明してきた動作には影響が無いので、説明を省略した。
本実施の形態に係る半導体装置60では、パルス発生部3が、オンパルス信号pon1の出力から時間ptd2経過後にオンパルス信号pon2を出力しており、かかる時間ptd2は、電位VSがある負電位未満になることによって信号ONR,OFFRがLowレベルに固定されている期間twd1以上に設定されている。従って、本実施の形態のように、期間twd1の間、制御部4がオン信号を出力しない場合であっても、信号HINの立ち上がりエッジに基づいて、制御部4からオン信号を確実に出力することができる。その結果、信号HINの立ち上がりエッジに基づいて、スイッチングデバイス40を確実に導通することができる。
また、オフパルス信号poff1の出力から時間ptd1経過後にオフパルス信号poff2を出力しており、かかる時間ptd1は、変位電流Iによって信号ONR,OFFRがLowレベルに固定されている期間twd2以上に設定されている。従って、期間twd2の間、制御部4がオフ信号を出力しない場合であっても、信号HINの立ち下りエッジに基づいて、制御部4からオフ信号を確実に出力することができる。その結果、信号HINの立ち下りエッジに基づいて、スイッチングデバイス40を確実に非導通にすることができる。
なお、オンパルス信号pon1,pon2及びオフパルス信号poff1,poff2のパルス幅pwは同一である必要はない。
実施の形態2.
図10は本発明の実施の形態2に係る半導体装置60を構成するパルス発生部3(図1参照)を示すブロック図である。その他の構成は実施の形態1と同一であり、同一の構成には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
図10に示すように、パルス発生部3は、ワンショットパルス発生回路4a〜4cと、インバータ4d,4eと、遅延回路4fと、NOR回路4gとを備えている。ここでワンショットパルス発生回路4aは、図11に示すように、入力信号の立下りエッジに基づいて、前記時間twd1よりも長いパルス幅pw2を有するワンショットパルスを出力するように調節されている。これは、ワンショットパルス発生回路4aのコンデンサ30h(図4参照)の容量を適当に調節することにより設定される。
I/F部2から入力された信号HINSは、ワンショットパルス発生回路4aとインバータ4dに入力される。ワンショットパルス発生回路4aは信号HINSに基づいてオン伝達パルス信号ONSを出力し、インバータ4dは、信号HINSを反転して出力する。ワンショットパルス発生回路4bはインバータ4dの出力に基づいて信号P4bを出力し、遅延回路4fはインバータ4dの出力を所定時間だけ遅延して出力する。ワンショットパルス発生回路4cは遅延回路4fの出力に基づいて信号P4cを出力し、NOR回路4gは信号P4bと信号P4cとの否定論理和を演算して出力する。そして、インバータ4eはNOR回路4gの出力を反転してオフ伝達パルス信号OFFSとして出力する。
次に、図12を参照して本実施の形態に係る半導体装置60の動作について説明する。なお、図12は半導体装置60の動作の一例を示すフローチャートである。
まず、スイッチングデバイス40をオンからオフに遷移させる場合、図12に示すように、半導体装置60の外部からの信号HINがHighレベルからLowレベルに遷移する。信号HINがHighレベルからLowレベルに遷移すると、駆動回路1が動作し、信号HOがHighレベルからLowレベルに遷移し、スイッチングデバイス40にオフ信号が与えられる。これにより、スイッチングデバイス40が非導通状態となる。スイッチングデバイス40がオフすると、接続点CON1の電位VSが負電位となり、ある負電位未満になると、信号ONR,OFFRはそれぞれLowレベルに固定される。
そして、図12に示すように、期間twd1の間に、信号HINがLowレベルからHighレベルに遷移すると、パルス発生部3はオンパルス信号pon1を出力する。しかしながら、期間twd1の間は、各信号ONR,OFFRはLowレベルに固定されているため、信号SはLowレベルのままであって、Highレベルに変化しない。つまり、パルス信号発生部3から出力されたオンパルス信号pon1は無視される。そのため、信号Q,HOはともにLowレベル状態を維持し、スイッチングデバイス40の非導通状態は維持される。このように、期間twd1の間は、制御部4はオン信号をスイッチングデバイス40に与えることができない。
言い換えれば、制御部4は、信号ONR,OFFRの信号レベルの基準となる基準電位として、スイッチングデバイス40の出力電位(電位VS)を受けている。そしてオン状態からオフ状態へのスイッチング時に、基準電位がある負電位未満に低下することで、信号ONR,OFFRがLowレベルに固定され、期間twd1の間、制御部4の正常動作が妨げられる。
ここでパルス幅pw2は、期間twd1以上、つまり信号ONR,OFFRがLowレベルに固定されている期間以上に設定されている。これによって、信号ONR,OFFRがLowレベルに固定されなくなった後、信号ONRはLowレベルに維持され、信号OFFRはLowレベルからHighレベルに遷移する。
そして、信号ONIN,SはHighレベル、信号OFFINはLowレベルに遷移する。RSフリップフロップ回路11の出力信号Qは、LowレベルからHighレベルに遷移し、信号HOもLowレベルからHighレベルに遷移する。その結果、スイッチングデバイス40にオン信号が与えられて、導通状態になる。なおこのとき、低電位側のスイッチングデバイス42の駆動回路50はLowレベルを出力しているため、スイッチングデバイス40,42が同時に導通することはない。
以上から、本実施の形態に係る半導体装置60では、パルス発生部3が、パルス幅pw2を有するオンパルス信号pon1を出力しており、かかるパルス幅pw2は、電位VSがある負電位未満になることによって、信号ONR,OFFRがLowレベルに固定されている期間twd1以上に設定されている。従って、期間twd1の間、制御部4がオン信号を出力しない場合であっても、信号HINの立ち上がりエッジに基づいて、制御部4からオン信号を確実に出力することができる。その結果、信号HINの立ち上がりエッジに基づいて、スイッチングデバイス40を確実に導通することができる。
なお、本実施の形態においても、スイッチングデバイス40をオン状態からオフ状態に遷移する際、パルス発生部3はオフパルス信号poff1の出力から時間ptd1経過後にオフパルス信号poff2を出力するように構成されている。そして、かかる時間ptd1は、変位電流Iによって信号ONR,OFFRがLowレベルに固定されている期間twd2以上に設定されている。従って期間twd2の間、制御部4がオフ信号を出力しない場合であっても、信号HINの立ち下りエッジに基づいて、制御部4からオフ信号を確実に出力することができる。その結果、信号HINの立ち下りエッジに基づいて、スイッチングデバイス40を確実に非導通にすることができる。
実施の形態3.
図13は本発明の実施の形態3に係るパルス発生回路3(図1参照)の構成を示すブロック図である。その他の構成は実施の形態1と同一であり、同一の構成には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。図13に示すように、パルス発生部3は、ワンショットパルス発生回路5a〜5eと、インバータ5f〜5hと、遅延回路5i〜5kと、NOR回路5l,5mとを備えている。また、ワンショットパルス発生回路及び遅延回路の構成及び動作は実施の形態1と同一なので、説明は省略する。
I/F部2から入力された信号HINSは、2つの信号に分岐される。一方の信号HINSはインバータ5fに入力される。インバータ5fは、信号HINSを反転して出力する。ワンショットパルス発生回路5dはインバータ5fの出力に基づいて信号P5dを出力し、遅延回路5kはインバータ5fの出力を所定時間だけ遅延して出力する。ワンショットパルス発生回路5eは遅延回路5kの出力に基づいて信号P5eを出力し、NOR回路5mは信号P5dと信号P5eとの否定論理和を演算して出力する。そして、インバータ5hはNOR回路5mの出力を反転してオフ伝達パルス信号OFFSとして出力する。
また他方の信号HINSは、ワンショットパルス発生回路5a、遅延回路5i及び遅延回路5jに入力される。ワンショットパルス発生回路5aは信号HINSに基づいて信号P5aを出力し、遅延回路5iは信号HINSを所定の時間だけ遅延して出力する。ワンショットパルス発生回路5bは遅延回路5iの出力に基づいて信号P5bを出力する。
また、遅延回路5jは信号HINSを所定の時間遅延して出力する。ここで、遅延回路5jの遅延時間は遅延回路5iよりも長く設定されている。ワンショットパルス発生回路5cは遅延回路5jの出力に基づいて信号P5cを出力する。
NOR回路5lは信号P5a,信号P5b及び信号P5cの否定論理和を演算して出力する。そして、インバータ5gはNOR回路5lの出力を反転してオン伝達パルス信号ONSとして出力する。
次に、図14を参照して本実施の形態に係る半導体装置60の動作について説明する。なお、図14は半導体装置60の動作の一例を示すフローチャートである。
まず、スイッチングデバイス40をオンからオフに遷移させる場合、図14に示すように、半導体装置60の外部からの信号HINがHighレベルからLowレベルに遷移する。信号HINがHighレベルからLowレベルに遷移すると、駆動回路1が動作し、信号HOがHighレベルからLowレベルに遷移し、スイッチングデバイス40にオフ信号が与えられる。これにより、スイッチングデバイス40が非導通状態となる。
スイッチングデバイス40がオフすると、接続点CON1の電位VSが負電位となり、ある負電位未満となる間、信号ONR,OFFRはそれぞれLowレベルに固定される。そして、図14に示すように、期間twd1の間に、信号HINがLowレベルからHighレベルに遷移すると、パルス発生部3はオンパルス信号pon1を出力する。その後パルス発生部3は、図14に示すように、オンパルス信号pon1を出力してから時間ptd2経過後に、オン伝達パルス信号ONSとしてオンパルス信号pon2を出力する。
しかしながら、期間twd1の間は、各信号ONR,OFFRはLowレベルに固定されているため、信号SはLowレベルのままであって、Highレベルに変化しない。つまり、パルス信号発生部3から出力されたオンパルス信号pon1及びpon2は無視される。そのため、信号Q,HOはともにLowレベル状態を維持し、スイッチングデバイス40の非導通状態は維持される。
その後パルス発生部3は、図14に示すように、オンパルス信号pon1を出力してから時間ptd3経過後に、オン伝達パルス信号ONSとしてオンパルス信号pon3を出力する。ここで時間ptd3は、期間twd1以上、つまり信号ONR,OFFRがLowレベルに固定されている期間以上に設定されている。従って、信号ONR,OFFRがLowレベルに固定されなくなった後に、オンパルス信号pon3を出力することができる。
これによって、図14に示すように、信号ONRはLowレベル、信号ONIN,SはHighレベルに遷移する。これにより、RSフリップフロップ回路11の出力信号Qは、LowレベルからHighレベルに遷移し、信号HOもLowレベルからHighレベルに遷移する。その結果、スイッチングデバイス40にオン信号が与えられて、導通状態になる。
以上から、本実施の形態に係る半導体装置60では、パルス発生部3が、オンパルス信号pon1,pon2及びpon3を出力している。従って、例えば期間twd1が想定した期間より長くなったときには、オンパルス信号pon1,pon2が期間twd1に出力されることで制御部4からオン信号が出力されない可能性があるが、本実施の形態においては、オンパルス信号pon3によって信号HINの立ち上がりエッジに基づいて、制御部4からオン信号を確実に出力することができる。その結果、信号HINの立ち上がりエッジに基づいて、スイッチングデバイス40を確実に導通することができ、さらに信頼性の高い制御をすることができる。
なお本実施の形態においても、スイッチングデバイス40がオン状態からオフ状態に遷移する際、オフパルス信号poff1の出力から時間ptd1経過後にオフパルス信号poff2を出力するように構成されている。そして、かかる時間ptd1は、変位電流Iによって信号ONR,OFFRがLowレベルに固定されている期間twd2以上に設定されている。従って、期間twd2の間、制御部4がオフ信号を出力しない場合であっても、信号HINの立ち下りエッジに基づいて、制御部4からオフ信号を確実に出力することができる。その結果、信号HINの立ち下りエッジに基づいて、スイッチングデバイス40を確実に非導通にすることができる。
実施の形態4.
図15は本発明の実施の形態4に係る半導体装置のパルス発生回路3(図1参照)の構成を示すブロック図である。その他の構成は実施の形態1と同一であり、同一の構成には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。図15に示すように、パルス発生部3は、ワンショットパルス発生回路6a〜6eと、インバータ6f〜6hと、遅延回路6i〜6kと、NOR回路6l,6mとを備えている。ワンショットパルス発生回路及び遅延回路の構成は実施の形態1と同一であるので説明は省略する。
I/F部2から入力された信号HINSは、2つの信号に分岐される。一方の信号HINSはインバータ6fに入力される。インバータ6fは、信号HINSを反転して出力する。ワンショットパルス発生回路6cはインバータ6fの出力に基づいて信号P6cを出力し、遅延回路6kはインバータ6fの出力を所定時間だけ遅延して出力する。ワンショットパルス発生回路6dは遅延回路6kの出力に基づいて信号P6dを出力する。
遅延回路6jはインバータ6fの出力を所定時間だけ遅延して出力する。ここで遅延回路6jの遅延時間は、遅延回路6kの遅延時間よりも長く設定されている。ワンショットパルス発生回路6eは遅延回路6jの出力に基づいて信号P6eを出力する。3入力のNOR回路6mは信号P6c,P6d及びP6eの否定論理和を演算して出力する。そして、インバータ6hはNOR回路6の出力を反転してオフ伝達パルス信号OFFSとして出力する。
また他方の信号HINSは、ワンショットパルス発生回路6a、遅延回路6iに入力される。ワンショットパルス発生回路6aは信号HINSに基づいて信号P6aを出力し、遅延回路6iは信号HINSを所定時間だけ遅延して出力する。そして、ワンショットパルス発生回路6bは遅延回路6iの出力に基づいて信号P6bを出力する。NOR回路6lは信号P6aと信号P6bとの否定論理和を演算して出力する。そして、インバータ6gはNOR回路6lの出力を反転してオン伝達パルス信号ONSとして出力する。
次に、図16を参照して本実施の形態に係る半導体装置60の動作について説明する。なお、図16は半導体装置60の動作の一例を示すフローチャートである。
まず、スイッチングデバイス40をオフからオンに遷移させる場合、図16に示すように、半導体装置60の外部からの信号HINがLowレベルからHighレベルに遷移する。信号HINがLowからHighに遷移すると、駆動回路1が動作し、信号HOがLowレベルからHighレベルに遷移し、スイッチングデバイス40にオン信号が与えられる。これにより、スイッチングデバイス40が導通状態となる。
スイッチングデバイス40がオンすると、接続点CON1にdV/dt過渡信号が印加され、変位電流Iが発生し、信号ONR,OFFRはそれぞれLowレベルに固定される。そして、図16に示すように、期間twd2の間に、信号HINがHighレベルからLowレベルに遷移すると、パルス発生部3はオフパルス信号poff1を出力する。
その後パルス発生部3は、図16に示すように、オフパルス信号poff1を出力してから時間ptd1経過後に、オフ伝達パルス信号OFFSとしてオフパルス信号poff2を出力する。しかしながら、期間twd2の間は、各信号ONR,OFFRはLowレベルに固定されているため、信号RはLowレベルのままであって、Highレベルに変化しない。つまり、パルス信号発生部3から出力されたオフパルス信号poff1,poff2は無視される。そのため、信号Q,HOはともにHighレベル状態を維持し、スイッチングデバイス40の導通状態は維持される。
その後パルス発生部3は、図16に示すように、オフパルス信号poff1を出力してから時間ptd4経過後に、オフ伝達パルス信号OFFSとしてオフパルス信号poff3を出力する。ここで時間ptd4は、期間twd2以上、つまり信号ONR,OFFRがLowレベルに固定されている期間以上に設定されている。従って、信号ONR,OFFRがLowレベルに固定されなくなった後に、オフパルス信号poff3を出力することができる。
これによって、信号ONR,OFFRがLowレベルに固定されなくなった後に、図16に示すように、信号OFFRはLowレベル、信号OFFIN,RはHighレベルに遷移する。これにより、RSフリップフロップ回路11の出力信号Qは、HighレベルからLowレベルに遷移し、信号HOもHighレベルからLowレベルに遷移する。その結果、スイッチングデバイス40にオフ信号が与えられて、非導通状態になる。
以上から、本実施の形態に係る半導体装置60では、パルス発生部3が、オフパルス信号poff1からpoff3を出力している。従って、例えば期間twd2が想定した期間より長くなったときには、オフパルス信号poff1及びpoff2が期間twd2に出力されることで制御部4からオフ信号が出力されない可能性があるが、本実施の形態においては、オフパルス信号poff3によって信号HINの立ち下がりエッジに基づいて、制御部4からオフ信号を確実に出力することができる。その結果、信号HINの立ち下がりエッジに基づいて、スイッチングデバイス40を確実に非導通にすることができ、さらに信頼性の高い制御をすることができる。
なお、本実施の形態においても、スイッチングデバイス40がオフ状態からオン状態に遷移する際、パルス発生部3が、オンパルス信号pon1の出力から時間ptd2経過後にオンパルス信号pon2を出力するように構成している。そして、かかる時間ptd2は、電位VSがある負電位未満になることによって信号ONR,OFFRがLowレベルに固定されている期間twd1以上に設定されている。従って、期間twd1の間、制御部4がオン信号を出力しない場合であっても、信号HINの立ち上がりエッジに基づいて、制御部4からオン信号を確実に出力することができる。その結果、信号HINの立ち上がりエッジに基づいて、スイッチングデバイス40を確実に導通することができる。
また、パルス発生部3のオン伝達パルス信号を出力する部分を、実施の形態2あるいは実施の形態3に示した構成にしてもよい。
実施の形態5.
高電位側のスイッチングデバイス40と低電位側のスイッチングデバイス42が同時に導通状態となるアーム短絡を生じないように、同時に非通とする時間(デッドタイム)が通常設けられている。従って予め設定されたデッドタイム内にスイッチングデバイス40を非通にできなかったときは、スイッチングデバイス40とスイッチングデバイス42が共に導通するアーム短絡を生じる。
そこで、本実施の形態に係る発明では、実施の形態4に記載の半導体装置60において、オフパルス信号poff1からpoff3が出力される間隔をデッドタイムより短く設定する。
このように設定することで、例えばオフパルス信号poff1及びpoff2により、スイッチングデバイス40を非通に出来なかったときでも、オフパルス信号poff3により、確実にスイッチングデバイス40をデッドタイム内に非通にすることができる。従って、スイッチングデバイス40とスイッチングデバイス42が同時に導通するアーム短絡を生じないようにすることができる。
なお、オフパルス信号poff1からpoff2の間隔、オフパルス信号poff2からpoff3の間隔はデッドタイム内であればよく特に制限はない。
本発明の実施の形態1に係る半導体装置60の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1に係るパルス発生部3の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1に係るワンショットパルス発生回路3aの動作を示す図である。 本発明の実施の形態1に係るワンショットパルス発生回路3aの構成を示す回路図である。 本発明の実施の形態1に係る遅延回路3hの構成を示す回路図である。 本発明の実施の形態1に係るパルス発生部3の動作を示す図である。 本発明の実施の形態1に係るインターロック回路10の構成を示す回路図である。 本発明の実施の形態1に係る半導体装置60の動作を示すタイミングチャートである。 本発明の実施の形態1に係る半導体装置60の動作を示すタイミングチャートである。 本発明の実施の形態2に係るパルス発生部3の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態2に係るワンショットパルス発生回路4aの動作を示す図である。 本発明の実施の形態2に係る半導体装置60の動作を示すタイミングチャートである。 本発明の実施の形態3に係るパルス発生部3の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態3に係る半導体装置60の動作を示すタイミングチャートである。 本発明の実施の形態4に係るパルス発生部3の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態4に係る半導体装置60の動作を示すタイミングチャートである。
符号の説明
1 駆動回路、3 パルス発生部、4 制御部、40 スイッチングデバイス、60 半導体装置、pon1,pon2,pon3 オンパルス信号、poff1,poff2,poff3 オフパルス信号。

Claims (8)

  1. スイッチングデバイスの駆動回路であって、
    前記駆動回路への入力信号の一方エッジに基づいてオン伝達パルス信号を出力し、前記入力信号の他方エッジに基づいてオフ伝達パルス信号を出力するパルス発生部と、
    前記オン伝達パルス信号に基づいて、前記スイッチングデバイスを導通状態にするオン信号を出力し、前記オフ伝達パルス信号に基づいて、前記スイッチングデバイスを非導通状態にするオフ信号を出力する制御部とを備え、
    前記オン伝達パルス信号は第1,2のオンパルス信号を含み、
    前記パルス発生部は、
    前記一方エッジに基づいて前記第1のオンパルス信号を出力し、
    前記第1のオンパルス信号の出力が基づいている前記一方エッジに基づいて、
    前記第1のオンパルス信号の出力から第1の所定時間経過後に前記第2のオンパルス信号を出力し、
    前記制御部は、前記スイッチングデバイスの出力電位を基準電位として受け、
    前記第1の所定時間は、
    前記スイッチングデバイスのスイッチング時に、前記基準電位が前記制御部の正常動作を妨げるレベルにまで低下する期間の長さよりも長い時間に設定される、駆動回路。
  2. 前記オン伝達パルス信号は第3のオンパルス信号をさらに含み、
    前記パルス発生部は、
    前記第1のオンパルス信号の出力が基づいている前記一方エッジに基づいて、前記第2のオンパルス信号の出力から前記第1の所定時間経過後に前記第3のオンパルス信号を出力する、請求項1に記載の駆動回路。
  3. スイッチングデバイスの駆動回路であって、
    前記駆動回路への入力信号の一方エッジに基づいてオン伝達パルス信号を出力し、前記入力信号の他方エッジに基づいてオフ伝達パルス信号を出力するパルス発生部と、
    前記オン伝達パルス信号に基づいて、前記スイッチングデバイスを導通状態にするオン信号を出力し、前記オフ伝達パルス信号に基づいて、前記スイッチングデバイスを非導通状態にするオフ信号を出力する制御部とを備え、
    前記オン伝達パルス信号は所定のパルス幅のオンパルス信号を含み、
    前記制御部は、前記スイッチングデバイスの出力電位を基準電位として受け、前記スイッチングデバイスのスイッチング時に、前記基準電位が前記制御部の正常動作を妨げるレベルにまで低下する期間の長さよりも、前記所定のパルス幅は長く設定された、駆動回路。
  4. 前記オフ伝達パルス信号は第1,2のオフパルス信号を含み、
    前記パルス発生部は、
    前記他方エッジに基づいて前記第1のオフパルス信号を出力し、
    前記第1のオフパルス信号の出力が基づいている前記他方エッジに基づいて、前記第1のオフパルス信号の出力から所定時間経過後に前記第2のオフパルス信号を出力し、
    前記所定時間は、
    前記スイッチングデバイスのスイッチング時に、前記基準電位が前記制御部の正常動作を妨げるレベルにまで上昇する期間の長さよりも長い時間に設定される、請求項1から3の何れかに記載の駆動回路。
  5. 前記オフ伝達パルス信号は第3のオフパルス信号をさらに含み、
    前記パルス発生部は、
    前記第1のオフパルス信号の出力が基づいている前記他方エッジに基づいて、前記第2のオフパルス信号の出力から前記所定時間経過後に前記第3のオフパルス信号を出力する、請求項4に記載の駆動回路。
  6. スイッチングデバイスの駆動回路であって、
    前記駆動回路への入力信号の一方エッジに基づいてオン伝達パルス信号を出力し、前記入力信号の他方エッジに基づいてオフ伝達パルス信号を出力するパルス発生部と、
    前記オン伝達パルス信号に基づいて、前記スイッチングデバイスを導通状態にするオン信号を出力し、前記オフ伝達パルス信号に基づいて、前記スイッチングデバイスを非導通状態にするオフ信号を出力する制御部とを備え、
    前記オフ伝達パルス信号は第1から第3のオフパルス信号を含み、
    前記パルス発生部は、
    前記他方エッジに基づいて前記第1のオフパルス信号を出力し、
    前記第1のオフパルス信号の出力が基づいている前記他方エッジに基づいて、前記第1のオフパルス信号の出力から所定時間経過後に前記第2のオフパルス信号を出力し、
    前記第1のオフパルス信号の出力が基づいている前記他方エッジに基づいて、前記第2のオフパルス信号の出力から前記所定時間経過後に前記第3のオフパルス信号を出力し、
    前記制御部は、前記スイッチングデバイスの出力電位を基準電位として受け、
    前記所定時間は、
    前記スイッチングデバイスのスイッチング時に、前記基準電位が前記制御部の正常動作を妨げるレベルにまで上昇する期間の長さよりも長い時間に設定される、駆動回路。
  7. 前記オフ伝達パルス信号が所定のデッドタイム内に出力されることを特徴とする請求項5又は請求項6の何れかに記載の駆動回路。
  8. 請求項1から7の何れかに記載の駆動回路と、
    前記スイッチングデバイスと
    を備える、半導体装置。
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