JP4097679B2 - カバーレイフィルム貼り合わせ装置 - Google Patents
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Description
また、本発明のカバーレイフィルム貼り合わせ装置によれば、カバーレイフィルムは、ベースフィルムに対するカバーレイフィルムの位置及び姿勢を調整可能な仮圧着テーブルによって仮圧着領域に供給されることとなるため、ベースフィルムに対するカバーレイフィルムの貼り合わせ位置精度を高くすることが容易となる。その結果、フレキシブル基板の品質を高くすることも容易となり、本発明の目的が達成される。
このため、本発明のカバーレイフィルム貼り合わせ装置においては、ベースフィルムに対してカバーレイフィルムを完全に貼り合わせて積層フィルムを形成する代わりに、ベースフィルムに対してカバーレイフィルムを仮圧着して積層フィルムを形成することとしている。これにより、上記の貼り合わせ工程を大幅に短縮化して、全体としての生産性の向上を図っている。この場合、ベースフィルムに対してカバーレイフィルムを完全に貼り合わせるには、カバーレイフィルムが仮圧着された積層フィルムを圧着(本圧着)するための専用の本圧着装置(例えば真空プレス機。)を別途準備して、この本圧着装置を用いてベースフィルムに対してカバーレイフィルムを完全に貼り合わせればよい。
また、本発明のカバーレイフィルム貼り合わせ装置によれば、上記(1)に記載したカバーレイフィルム貼り合わせ装置の場合と同様に、カバーレイフィルムは、ベースフィルムに対するカバーレイフィルムの位置及び姿勢を調整可能な仮圧着テーブルによって仮圧着領域に供給されることとなるため、ベースフィルムに対するカバーレイフィルムの貼り合わせ位置精度を高くすることが容易となる。その結果、フレキシブル基板の品質を高くすることも容易となり、本発明の目的が達成される。
また、仮圧着動作が行われる前に押さえ機構による押さえ動作が行われるため、仮圧着テーブルによる仮圧着動作に邪魔されることなく押さえ動作を円滑に行うことができる。仮圧着動作が行われる前とは、仮圧着動作が終了した仮圧着テーブルが仮圧着領域からカバーレイフィルム供給位置に移動し、新たなカバーレイフィルムを載置して再び仮圧着領域へと戻ってくるまでの間のことであり、この時間を利用して押さえ機構による押さえ動作を行うことから、押さえ動作を行うための特別の時間をかけなくてもよいため、全体としての生産性を低下させることもない。
これにより、仮圧着テーブルによる仮圧着動作及び押さえ機構による押さえ動作の両方の動作を円滑に行うことができる。
また、仮圧着テーブルにカバーレイフィルムを載置するまでは、カバーレイフィルムを離型フィルムの付いた状態で取り扱うことができるようになるため、取り扱いが極めて容易になる。
[図2]実施形態1に係るカバーレイフィルム貼り合わせ装置を簡略化して示す平面図である。
[図3]実施形態1に係るカバーレイフィルム貼り合わせ装置を示す正面図である。
[図4]仮圧着装置を説明するために示す要部拡大図である。
[図5]仮圧着装置及びカバーレイフィルム裁断・載置装置を説明するために示す側面図である。
[図6]カバーレイフィルム裁断・載置装置を示す背面図である。
[図7]カバーレイフィルム裁断・載置装置を示す側面図である。
[図8]ベースフィルムに対するカバーレイフィルムの仮圧着方法を説明するために示すフローチャートである。
[図9]実施形態2に係るカバーレイフィルム貼り合わせ装置を簡略化して示す平面図である。
[図10]従来のカバーレイフィルム貼り合わせ装置を示す正面図である。
まず、実施形態1に係るカバーレイフィルム貼り合わせ装置について、図1〜図7を用いて説明する。
図1は、実施形態1に係るカバーレイフィルム貼り合わせ装置を示す平面図である。図2は、実施形態1に係るカバーレイフィルム貼り合わせ装置を簡略化して示す平面図である。図3は、実施形態1に係るカバーレイフィルム貼り合わせ装置を示す正面図である。図4は、仮圧着装置を説明するために示す要部拡大図である。図5は、仮圧着装置及びカバーレイフィルム裁断・載置装置を説明するために示す側面図である。図6は、カバーレイフィルム裁断・載置装置を示す背面図である。図7は、カバーレイフィルム裁断・載置装置を示す側面図である。
なお、積層フィルムWsは、ベースフィルムWbの一方のパターン形成面側に短冊状のカバーレイフィルムWcが仮圧着された構造を有している。
繰り出しローラ210は、ローラ支持台150の上方端部に回転自在に支承されている。そして、トルクモータ212の駆動による回転によってロール状のベースフィルムWbをシート状に繰り出すように構成されている。
ガイドローラ220は、装置本体100に回転自在に支承され、シート状のベースフィルムWbを積層フィルム回収装置300側に案内するように構成されている。
巻き取りローラ310は、ローラ支持台152の上方端部に回転自在に支承されている。そして、トルクモータ312の駆動による回転によってシート状の積層フィルムWsをロール状に巻き取るように構成されている。
ガイドローラ320は、装置本体100に回転自在に支承され、シート状の積層フィルムWsを巻き取りローラ310側に案内するように構成されている。
これにより、ベースフィルムWbに対してカバーレイフィルムWcを位置(及び姿勢)精度良く配置することができるようになるため、ベースフィルムWbに対するカバーレイフィルムWcの貼り合わせ位置精度を高くすることが容易となる。
これにより、ベースフィルムWbに対するカバーレイフィルムWcの位置及び姿勢を2つの撮像素子470により精度良く測定することができるようになる。このため、ベースフィルムWbに対してカバーレイフィルムWcを位置(及び姿勢)精度良く配置することができるようになり、ベースフィルムWbに対するカバーレイフィルムWcの貼り合わせ位置精度を高くすることが容易となる。
なお、2つの撮像用孔470aは、仮圧着テーブル410の両端部に配置されている(図2参照。)。
これにより、ベースフィルムWbに対してカバーレイフィルムWcを位置(及び姿勢)精度良く配置した状態で、仮圧着テーブル410がそのまま上方に移動することにより、ベースフィルムWbに対してカバーレイフィルムWcを位置(及び姿勢)精度良く配置した状態を維持したまま仮圧着することができるようになる。このため、ベースフィルムWbに対するカバーレイフィルムWcの貼り合わせ位置精度を高くすることが容易となる。
これにより、カバーレイフィルムWc全体をベースフィルムWbに対して均一な力で仮圧着することができるようになる。
これにより、多数のベースフィルム吸着孔にベースフィルムWbを吸着させることができ、仮圧着領域P2においてベースフィルムWbを固定することができる。
これにより、押さえ機構490がベースフィルムWbを緩衝機構480に対して押さえつけるため、多数のベースフィルム吸着孔にベースフィルムWbをより確実に吸着させることができるようになる。
また、仮圧着動作が行われる前に押さえ機構490による押さえ動作が行われるため、仮圧着テーブル410による仮圧着動作に邪魔されることなく押さえ動作を円滑に行うことができる。仮圧着動作が行われる前とは、仮圧着動作が終了した仮圧着テーブル410が仮圧着領域P2からカバーレイフィルム供給位置P1に移動し、新たなカバーレイフィルムWcを載置して再び仮圧着領域P2へと戻ってくるまでの間のことであり、この時間を利用して押さえ機構490による押さえ動作を行うことから、押さえ動作を行うための特別の時間をかけなくてもよいため、全体としての生産性を低下させることもない。
これにより、仮圧着テーブル410による仮圧着動作及び押さえ機構490による押さえ動作の両方の動作を円滑に行うことができる。
これにより、仮圧着に先立って、カバーレイフィルムWcをベースフィルムWbに対して供給する過程で、カバーレイフィルムWcの温度を予め高くすることができるようになるため、ベースフィルムWbに対するカバーレイフィルムWcの仮圧着をより短時間に円滑に行うことができるようになる。
これにより、カバーレイフィルム供給位置P1において供給されたカバーレイフィルムWcを、仮圧着テーブル410により仮圧着領域P2まで円滑に搬送することができるようになる。
補助仮圧着装置500による補助仮圧着時間は、コントローラ110によって所望の時間に設定されている。
これにより、ロール状のカバーレイフィルムWc0から短冊状のカバーレイフィルムWcを形成し、その短冊状のカバーレイフィルムWcを仮圧着テーブル410に供給することが可能になるため、ロール状のカバーレイフィルムWc0を用いることができるようになる。このため、全体としての生産性をさらに高くすることができる。
繰り出しローラ612は、ローラ支持台160の上方端部に回転自在に支承されている。そして、トルクモータ614の駆動による回転によってロール状のカバーレイフィルムWc0をシート状に繰り出すように構成されている。
駆動ローラ616は、ローラ支持台162に回転自在に支承されている。そして、トルクモータ618の駆動による回転によってシート状のカバーレイフィルムWc0をガイドローラ620側に繰り出すように構成されている。
ガイドローラ620は、装置本体100に回転自在に支承され、シート状のカバーレイフィルムWc0をカバーレイフィルム裁断装置630側に案内するように構成されている。
これにより、シート状のカバーレイフィルムWc0を短冊状に裁断する際に、刃受けシート繰り出し装置640によって繰り出される刃受けシートWhが常に押し切り刃を受けることが可能になるため、カバーレイフィルムを良好に裁断することができる。また、押し切り刃の刃先が損傷するのを防止することができる。
これにより、カバーレイフィルムWcを仮圧着領域P2まで搬送する工程中にカバーレイフィルムから離型フィルムを剥離することができるようになるため、わざわざカバーレイフィルムWcから離型フィルムを剥離するための特別の工程を別途設ける必要がなくなる。このため、ベースフィルムWbに対するカバーレイフィルムWcの貼り合わせ作業を短縮化することができる。
また、仮圧着テーブル410にカバーレイフィルムWcを載置するまでは、カバーレイフィルムWcを離型フィルムの付いた状態で取り扱うことができるようになるため、取り扱いが極めて容易になる。
これにより、仮圧着テーブル410に載置されたカバーレイフィルムWcは、離型フィルム剥離刃670によって予め部分剥離部が形成されるようになるため、離型フィルム把持装置660が離型フィルムの端部を容易に把持することができるようになる。
これにより、仮圧着テーブル410に載置されたカバーレイフィルムWcにおいては、吸着パッド654によって離型フィルムの部分剥離部が吸着されてめくれ上がった状態となるため、離型フィルム把持装置660が離型フィルムの端部をさらに容易に把持することができるようになる。
また、実施形態1に係るカバーレイフィルム貼り合わせ装置1によれば、カバーレイフィルムWcは、ベースフィルムWbに対するカバーレイフィルムWcの位置及び姿勢を調整可能な仮圧着テーブル410によって仮圧着領域P2に供給されることとなるため、ベースフィルムWbに対するカバーレイフィルムWcの貼り合わせ位置精度を高くすることが容易となる。その結果、フレキシブル基板の品質を高くすることも容易となる。
これにより、撮像素子180が積層フィルムWsを撮影することで、積層フィルム回収装置300が積層フィルムWsを回収する前にその仮圧着状態を確認することが可能となる。仮に、撮像素子180による撮影の結果、ベースフィルムWbに対するカバーレイフィルムWcの貼り付け位置がずれていたり仮圧着が不完全であったりした場合には、装置の運転を停止させることで、爾後、そのような仮圧着が不完全な積層フィルムが形成されるのを未然に防止することができるようになる。
これにより、タクトタイムを合わせながら仮圧着工程及び補助仮圧着工程を行うことができるようになるため、ベースフィルムWbに対するカバーレイフィルムWcの貼り合わせ位置精度を高く保ったまま、全体として生産性の高い仮圧着を行うことができるようになる。
なお、カバーレイフィルムの貼り合わせを実施するにあたり、図2に示すように、移動クランパ140は補助仮圧着装置500の近傍に配置され、カバーレイフィルム載置装置650の移動クランパ652はカバーレイフィルム裁断装置630の近傍に配置され、カバーレイフィルム載置装置650の吸着パッド654はカバーレイフィルム受け渡し位置P3に配置されているものとする。また、仮圧着テーブル410はカバーレイフィルム供給位置P1に配置されているものとする。
まず、ベースフィルム供給装置200、移動クランパ140及び積層フィルム回収装置300を駆動することにより、ベースフィルムWbをベースフィルム供給路L1に沿って間欠的に繰り出す(図8のステップQ1)。
まず、カバーレイフィルム繰り出し装置610を駆動して、ロール状のカバーレイフィルムWc0をシート状にして、カバーレイフィルム搬送路L3に沿って間欠的に繰り出す(図8のステップR1)。このときカバーレイフィルムWc0は、離型フィルム剥離刃670によってカバーレイフィルムWc0における離型フィルムが部分的に剥離され、部分剥離部が形成されることとなる。
なお、この剥離された離型フィルムは、カバーレイフィルム供給位置P1の傍に配設された離型フィルム回収ボックス(図示せず。)に回収される。
まず、カバーレイフィルム供給位置P1でカバーレイフィルムWcが供給された仮圧着テーブル410を、カバーレイフィルム供給路L2における発光素子170が配設された位置まで移動させる。この位置で、仮圧着テーブル410に配設された2つの撮像素子470によってカバーレイフィルムWcを撮影し、この撮影結果に基づいて、仮圧着テーブル410上におけるカバーレイフィルムWcの位置を測定する(図8のステップS1)。
この仮圧着動作が終了すると、仮圧着テーブル410は、カバーレイフィルム裁断・載置装置600から新たなカバーレイフィルムWcを受け取るために、カバーレイフィルム供給位置P1へと移動する。
補助仮圧着が行われた積層フィルムWsは、移動クランパ140によって積層フィルム回収装置300に向けて送られる。このとき、移動クランパ140の幅方向両端部に配設された撮像素子180によって積層フィルムWsの仮圧着状態の確認作業が行われる(図8のステップSQ1)。そして、ベースフィルム供給装置200、移動クランパ140及び積層フィルム回収装置300を駆動することにより、シート状の積層フィルムWsを巻き取りローラ310に巻き取る(図8のステップSQ2)。これにより、シート状の積層フィルムWsがロール状に巻き取られ、ロール状の積層フィルムWsとして回収されることとなる。
このため、実施形態1に係るカバーレイフィルム貼り合わせ装置1においては、べースフィルムWbに対してカバーレイフィルムWcを完全に貼り合わせて積層フィルムを形成する代わりに、ベースフィルムWbに対してカバーレイフィルムWcを仮圧着して積層フィルムWsを形成することとしている。これにより、上記の貼り合わせ工程を大幅に短縮化して、全体としての生産性の向上を図っている。
実施形態1に係るカバーレイフィルム貼り合わせ装置1においては、ベースフィルムWbに対してカバーレイフィルムWcを完全に貼り合わせるために、カバーレイフィルムWcが仮圧着された積層フィルムWsを圧着(本圧着)するための真空プレス機を別途準備して、この真空プレス機を用いてベースフィルムWbに対してカバーレイフィルムWcを完全に貼り合わせることとしている。
実施形態2に係るカバーレイフィルム貼り合わせ装置について、図9を用いて説明する。図9は、実施形態2に係るカバーレイフィルム貼り合わせ装置を簡略化して示す平面図である。なお、図9において図2と同一の部材については同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
また、実施形態2に係るカバーレイフィルム貼り合わせ装置2によれば、実施形態1に係るカバーレイフィルム貼り合わせ装置1の場合と同様に、カバーレイフィルムWcは、ベースフィルムWbに対するカバーレイフィルムWcの位置及び姿勢を調整可能な仮圧着テーブル410によって仮圧着領域P2に供給されることとなるため、ベースフィルムWbに対するカバーレイフィルムWcの貼り合わせ位置精度を高くすることが容易となる。その結果、フレキシブル基板の品質を高くすることも容易となる。
Claims (27)
- ロール状のベースフィルムをシート状にして間欠的に繰り出すためのベースフィルム供給装置と、
このベースフィルム供給装置によって繰り出されたシート状のベースフィルムに対して短冊状のカバーレイフィルムを仮圧着して、ベースフィルムにカバーレイフィルムが仮圧着されたシート状の積層フィルムを形成するための仮圧着装置と、
この仮圧着装置によって形成されたシート状の積層フィルムをロール状に巻き取るための積層フィルム回収装置とを備えたカバーレイフィルム貼り合わせ装置であって、
前記仮圧着装置は、ベースフィルムにカバーレイフィルムを仮圧着する仮圧着領域とカバーレイフィルムを前記仮圧着領域に向けて供給するカバーレイフィルム供給位置とを結ぶカバーレイフィルム供給路に沿ってカバーレイフィルムを供給可能で、かつ、ベースフィルムに対するカバーレイフィルムの位置及び姿勢を調整可能な仮圧着テーブルを有することを特徴とするカバーレイフィルム貼り合わせ装置。 - 請求項1に記載のカバーレイフィルム貼り合わせ装置において、
前記カバーレイフィルム供給路は、前記ベースフィルム供給装置と前記積層フィルム回収装置とを結ぶベースフィルム供給路に対して直交することを特徴とするカバーレイフィルム貼り合わせ装置。 - 短冊状のベースフィルムを仮圧着領域に向けて供給するためのベースフィルム供給装置と、
このベースフィルム供給装置によって供給された短冊状のベースフィルムに対して短冊状のカバーレイフィルムを仮圧着して、短冊状の積層フィルムを形成するための仮圧着装置と、
この仮圧着装置によって形成された短冊状の積層フィルムを回収するための積層フィルム回収装置とを備えたカバーレイフィルム貼り合わせ装置であって、
前記仮圧着装置は、ベースフィルムにカバーレイフィルムを仮圧着する仮圧着領域とカバーレイフィルムを前記仮圧着領域に向けて供給するカバーレイフィルム供給位置とを結ぶカバーレイフィルム供給路に沿ってカバーレイフィルムを供給可能で、かつ、ベースフィルムに対するカバーレイフィルムの位置及び姿勢を調整可能な仮圧着テーブルを有することを特徴とするカバーレイフィルム貼り合わせ装置。 - 請求項1〜3のいずれかに記載のカバーレイフィルム貼り合わせ装置において、
前記仮圧着テーブルは、互いに直交する2つの水平方向に移動可能であり、かつ、水平面内の仮想点を回転中心とする円周方向に回動可能であることを特徴とするカバーレイフィルム貼り合わせ装置。 - 請求項4に記載のカバーレイフィルム貼り合わせ装置において、
前記仮圧着テーブルには、互いに離隔して配置された少なくとも2つの撮像用孔が設けられ、
これら各撮像用孔のそれぞれに対応して撮像素子が設けられていることを特徴とするカバーレイフィルム貼り合わせ装置。 - 請求項1〜5のいずれかに記載のカバーレイフィルム貼り合わせ装置において、
前記仮圧着テーブルは、前記仮圧着領域において上方に移動することにより仮圧着動作を行うことを特徴とするカバーレイフィルム貼り合わせ装置。 - 請求項6に記載のカバーレイフィルム貼り合わせ装置において、
前記仮圧着装置は、前記仮圧着領域において前記仮圧着テーブルが仮圧着動作を行うときに前記仮圧着テーブルを受ける緩衝機構をさらに有することを特徴とするカバーレイフィルム貼り合わせ装置。 - 請求項7に記載のカバーレイフィルム貼り合わせ装置において、
前記緩衝機構にはベースフィルムを吸着するための多数のベースフィルム吸着孔が設けられていることを特徴とするカバーレイフィルム貼り合わせ装置。 - 請求項8に記載のカバーレイフィルム貼り合わせ装置において、
前記仮圧着装置は、仮圧着動作が行われる前にベースフィルムを前記緩衝機構に対して押さえつける押さえ機構をさらに有することを特徴とするカバーレイフィルム貼り合わせ装置。 - 請求項1〜9のいずれかに記載のカバーレイフィルム貼り合わせ装置において、
前記仮圧着テーブルは、カバーレイフィルムを加熱するためのヒータを有することを特徴とするカバーレイフィルム貼り合わせ装置。 - 請求項1〜10のいずれかに記載のカバーレイフィルム貼り合わせ装置において、
ロール状のカバーレイフィルムをシート状にして間欠的に繰り出すためのカバーレイフィルム繰り出し装置と、このカバーレイフィルム繰り出し装置により繰り出されたシート状のカバーレイフィルムを裁断して短冊状のカバーレイフィルムを形成するためのカバーレイフィルム裁断装置と、このカバーレイフィルム裁断装置によって形成された短冊状のカバーレイフィルムを前記仮圧着テーブル上に載置するためのカバーレイフィルム載置装置とを有するカバーレイフィルム裁断・載置装置をさらに備えたことを特徴とするカバーレイフィルム貼り合わせ装置。 - 請求項11に記載のカバーレイフィルム貼り合わせ装置において、
前記カバーレイフィルム裁断装置は、シート状のカバーレイフィルムを短冊状に裁断するための押し切り刃を有する押し切り刃金型及びこの押し切り刃金型を受ける受け金型を有し、
前記カバーレイフィルム裁断・載置装置は、前記押し切り刃を受ける刃受けシートを前記押し切り刃金型と前記受け金型との間に繰り出す刃受けシート繰り出し装置と、刃受けシートを巻き取る刃受けシート巻き取り装置とをさらに有することを特徴とするカバーレイフィルム貼り合わせ装置。 - 請求項1〜12のいずれかに記載のカバーレイフィルム貼り合わせ装置において、
前記仮圧着テーブルには、短冊状のカバーレイフィルムを吸着するための多数のカバーレイフィルム吸着孔が設けられていることを特徴とするカバーレイフィルム貼り合わせ装置。 - 請求項13に記載のカバーレイフィルム貼り合わせ装置において、
前記カバーレイフィルム裁断・載置装置は、前記多数のカバーレイフィルム吸着孔に吸着されたカバーレイフィルムにおける離型フィルムの端部を把持する離型フィルム把持装置をさらに有し、
この離型フィルム把持装置が前記離型フィルムの端部を把持した状態で、前記カバーレイフィルム供給位置から前記仮圧着領域に向けて前記仮圧着テーブルが移動することによって、前記カバーレイフィルムから離型フィルムを剥離することを特徴とするカバーレイフィルム貼り合わせ装置。 - 請求項14に記載のカバーレイフィルム貼り合わせ装置において、
前記カバーレイフィルム裁断・載置装置は、カバーレイフィルムを裁断するのに先立って、カバーレイフィルムから離型フィルムを部分的に剥離して部分剥離部を形成するための離型フィルム剥離刃をさらに有することを特徴とするカバーレイフィルム貼り合わせ装置。 - 請求項15に記載のカバーレイフィルム貼り合わせ装置において、
前記カバーレイフィルム載置装置は、前記カバーレイフィルム裁断装置によって裁断されたカバーレイフィルムを前記仮圧着テーブルに搬送するための吸着パッドを有し、
この吸着パッドは、前記仮圧着テーブル上にカバーレイフィルムを載置してから前記離型フィルム把持装置によって離型フィルムの端部を把持するまでの間も、前記部分剥離部を吸着することを特徴とするカバーレイフィルム貼り合わせ装置。 - 請求項1〜16のいずれかに記載のカバーレイフィルム貼り合わせ装置において、
ベースフィルム供給路内における前記仮圧着装置の前記積層フィルム回収装置側に配設され、前記仮圧着装置によってベースフィルムに仮圧着されたカバーレイフィルムをベースフィルムに対してさらに強固に仮圧着するための補助仮圧着装置をさらに備えたことを特徴とするカバーレイフィルム貼り合わせ装置。 - 請求項17に記載のカバーレイフィルム貼り合わせ装置において、
ベースフィルム供給路内における前記補助仮圧着装置と前記積層フィルム回収装置との間に少なくとも2つの撮像素子が互いに離隔して配設されていることを特徴とするカバーレイフィルム貼り合わせ装置。 - 請求項17又は18に記載のカバーレイフィルム貼り合わせ装置において、
前記ベースフィルム供給装置及び前記積層フィルム回収装置、前記仮圧着装置並びに前記補助仮圧着装置を同期して動作させるためのコントローラをさらに備えたことを特徴とするカバーレイフィルム貼り合わせ装置。 - 仮圧着テーブルに短冊状のカバーレイフィルムを吸着させた状態で、カバーレイフィルムとベースフィルムとの間の相対的な位置及び姿勢を調整した後、カバーレイフィルムとベースフィルムとの仮圧着を行うことを特徴とするカバーレイフィルム貼り合わせ装置。
- 請求項20に記載のカバーレイフィルム貼り合わせ装置において、
緩衝機構にベースフィルムを吸着させた状態で、カバーレイフィルムとベースフィルムとの仮圧着を行うことを特徴とするカバーレイフィルム貼り合わせ装置。 - 請求項1〜21のいずれかに記載のカバーレイフィルム貼り合わせ装置に用いるカバーレイフィルム裁断・載置装置であって、
ロール状のカバーレイフィルムをシート状にして間欠的に繰り出すためのカバーレイフィルム繰り出し装置と、
このカバーレイフィルム繰り出し装置により繰り出されたシート状のカバーレイフィルムを裁断して短冊状のカバーレイフィルムを形成するためのカバーレイフィルム裁断装置と、
このカバーレイフィルム裁断装置によって形成された短冊状のカバーレイフィルムを前記仮圧着テーブル上に載置するためのカバーレイフィルム載置装置とを有することを特徴とするカバーレイフィルム裁断・載置装置。 - 請求項22に記載のカバーレイフィルム裁断・載置装置において、
前記カバーレイフィルム裁断装置は、シート状のカバーレイフィルムを短冊状に裁断するための押し切り刃を有する押し切り刃金型及びこの押し切り刃金型を受ける受け金型を有し、
前記カバーレイフィルム裁断・載置装置は、前記押し切り刃を受ける刃受けシートを前記押し切り刃金型と前記受け金型との間に繰り出す刃受けシート繰り出し装置と、刃受けシートを巻き取る刃受けシート巻き取り装置とをさらに有することを特徴とするカバーレイフィルム裁断・載置装置。 - 請求項22又は23に記載のカバーレイフィルム裁断・載置装置において、
前記仮圧着テーブルには、短冊状のカバーレイフィルムを吸着するための多数のカバーレイフィルム吸着孔が設けられていることを特徴とするカバーレイフィルム裁断・載置装置。 - 請求項24に記載のカバーレイフィルム裁断・載置装置において、
前記多数のカバーレイフィルム吸着孔に吸着されたカバーレイフィルムにおける離型フィルムの端部を把持する離型フィルム把持装置をさらに有し、
この離型フィルム把持装置が前記離型フィルムの端部を把持した状態で、前記カバーレイフィルム供給位置から前記仮圧着領域に向けて前記仮圧着テーブルが移動することによって、前記カバーレイフィルムから離型フィルムを剥離することが可能となるように構成されていることを特徴とするカバーレイフィルム裁断・載置装置。 - 請求項25に記載のカバーレイフィルム裁断・載置装置において、
カバーレイフィルムを裁断するのに先立って、カバーレイフィルムから離型フィルムを部分的に剥離して部分剥離部を形成するための離型フィルム剥離機構をさらに有することを特徴とするカバーレイフィルム裁断・載置装置。 - 請求項26に記載のカバーレイフィルム裁断・載置装置において、
前記カバーレイフィルム裁断装置によって裁断されたカバーレイフィルムを前記仮圧着テーブルに搬送するための吸着パッドを有し、
この吸着パッドは、前記仮圧着テーブル上にカバーレイフィルムを載置してから前記離型フィルム把持装置によって離型フィルムの端部を把持するまでの間も、前記部分剥離部を吸着することを特徴とするカバーレイフィルム裁断・載置装置。
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