JP4006586B2 - 歯付きローラの支持装置及び記録装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、印刷直後の印刷物を排出するために排紙駆動ローラと対向して使用する排出従動ローラを成す歯付きローラ及びそれを備えたインクジェット式プリンタなどの記録装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
記録装置の一つであるインクジェット式プリンタでは、印刷直後の印刷物を排出するために排紙ローラを使用している。排紙ローラは、印刷物の排出経路の下側に位置する排紙駆動ローラと、排紙駆動ローラに対向して印刷物の排出経路の上側に位置し、周囲に複数の歯を有し、各歯の先端が印刷面に点接触するように鋭角的に尖っている歯付きローラとを備えている。この歯付きローラは、インクを紙面に吐出した直後は紙面上のインクが未だ乾燥していないために採用されている。
【0003】
図7は、従来の排紙用の歯付きローラ支持機構を示す。図7に示す如く、従来の歯付きローラ支持機構101では、軸保持部103に対して両端が支持されている棒バネ105の周囲に、アウトサート成形した歯付きローラ107を回転自在に設けたものである。アウトサート成形した歯付きローラ107は、リング状に形成されたローラ基部109を有し、その周囲に印刷面に係合する歯部111が形成されている。また、歯付きローラ107が二つ並設されており、各歯付きローラ107におけるローラ基部109の平坦な対向面113同士が当接しており、各歯付きローラ107のローラ基部109の各外面115に規制部材117が当接することで、歯付きローラ107の回転時の揺動を規制している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の歯付きローラ支持機構101では、歯付きローラ107がアウトサート成形されているためコスト高になりがちである。因みにこのようなアウトサート成形した歯付きローラ107に代えて、平板を打ち抜き加工して棒バネへの軸受け部を片側に形成した平板状の歯付きローラを、軸受け部の向きを同方向にして2つ並設する構成も考えられる。しかしこのような構成では、2つの歯付きローラが共に同じ方向に傾いてしまい、片方の歯付きローラの歯部だけが印刷面に対して強く圧接してしまうため、印刷面を傷つけるなどの弊害があり好ましくない。
【0005】
そこで本発明の課題は、アウトサート成形のようなコスト高の成形方法によらず、2つの歯付きローラが印刷面に対して等しい圧接力で係合できるような歯付きローラの支持装置、およびそれを備えた記録装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を達成するため、本発明の第1の態様に係る歯付きローラの支持装置は、印刷物の印刷面に係合して印刷面を支持しながら、駆動ローラの回転駆動に伴う印刷物の進行に応じて従動回転するように2つの歯付きローラを支持する支持装置であって、前記支持装置が、軸保持部に対して両端が支持されている棒バネと、前記棒バネの周囲に回転自在に設けられ、全周囲に歯部が形成されている2つの平板状の歯付きローラと、前記2つの歯付きローラの前記棒バネの軸線に対する傾斜を許容するように、該2つの歯付きローラを各歯付きローラの外面側及び内面側から支承する支承手段とを備え、前記2つの歯付きローラの回転中心の周囲には、前記2つの歯付きローラの対向する面側から前記棒バネの軸線と平行な方向に延び且つ前記棒バネの外周面と摺接する円筒状の軸受け部が形成されており、前記2つの歯付きローラは、前記歯部が前記駆動ローラの外周面または印刷面に圧接しているとき、前記棒バネが撓む位置に位置決めされていることを特徴とするものである。
【0007】
上記構成により、歯部が駆動ローラの外周面または印刷面に圧接していることで棒バネが上方へ撓んだ状態になる。このとき内側へ延びる軸受け部と上方へ撓んだ棒バネとの作用により、2つの歯付きローラは下端側が左右対称に開き気味になるため、各歯付きローラの歯部は印刷面に対して均一の圧力で係合することができる。従って片方の歯付きローラのみに偏った荷重が掛かり、印刷面を傷つけるようなことがない。
【0008】
また、本発明の第2の態様に係る歯付きローラの支持装置は、印刷物の印刷面に係合して印刷面を支持しながら、駆動ローラの回転駆動に伴う印刷物の進行に応じて従動回転するように2つの歯付きローラを支持する支持装置であって、前記支持装置が、軸保持部に対して両端が支持されている棒バネと、前記棒バネの周囲に回転自在に設けられ、全周囲に歯部が形成されている2つの平板状の歯付きローラと、前記2つの歯付きローラの前記棒バネの軸線に対する傾斜を許容するように、該2つの歯付きローラを各歯付きローラの外面側及び内面側から支承する支承手段とを備え、前記2つの歯付きローラの回転中心の周囲には、前記2つの歯付きローラの外向きの面側から前記棒バネの軸線と平行な方向に延び且つ前記棒バネの外周面と摺接する円筒状の軸受け部が形成されており、前記2つの歯付きローラは、前記歯部が前記駆動ローラの外周面または印刷面に圧接しているとき、前記棒バネが撓む位置に位置決めされていることを特徴とするものである。
【0009】
上記構成により、歯部が駆動ローラの外周面または印刷面に圧接していることで棒バネが上方へ撓んだ状態になる。このとき外側へ延びる軸受け部と上方へ撓んだ棒バネとの作用により、2つの歯付きローラは下端側が左右対称に接近するようになるため、各歯付きローラの歯部は印刷面に対して均一の圧力で係合することができる。従って片方の歯付きローラのみに偏った荷重が掛かり、印刷面を傷つけるようなことがない。
【0010】
また、本発明の第3の態様に係る歯付きローラの支持装置は、前記第1の態様または第2の態様において、前記軸受け部が、該軸受け部が形成されている側の面を含む平面から離れた位置より開始して、前記棒バネの軸線と平行な方向に延びていることを特徴とするものである。
本発明によれば、歯付きローラが3次元的に形成されるため、強固な歯付きローラが形成される。また2つの歯付きローラの各軸受け部が内側へ延びる構成では、歯付きローラ間の距離を離すことができるので、印刷面に局所的に負荷が掛かり印刷面を傷つけることを防止することができる。
【0011】
また、本発明の第4の態様に係る歯付きローラの支持装置は、前記第3の態様において、前記2つの歯付きローラの軸受け部が形成されている側の面と前記軸受け部との間に、該面から軸受け部側へ向かって段階的に縮径していく前記軸受け部と同心の段階縮径部が形成されていることを特徴とするものである。本発明によれば、段階縮径部の存在により歯付きローラの強度を高めることができる。
【0012】
また、本発明の第5の態様に係る歯付きローラの支持装置は、前記第3の態様において、前記2つの歯付きローラの軸受け部が形成されている側の面と前記軸受け部との間に、該面から軸受け部側へ向かって一定の割合で縮径していく前記軸受け部と同心のコーン状縮径部が形成されていることを特徴とするものである。本発明によれば、コーン状縮径部の存在により歯付きローラの強度を高めることができるとともに、打ち抜き型を使用して比較的容易にコーン状縮径部を形成することができる。
【0013】
また、本発明の第6の態様に係る記録装置は、被記録媒体搬送手段と、被記録媒体に記録を実行する記録実行手段と、被記録媒体を排出する被記録媒体排出手段とを備えて成る記録装置であって、前記被記録媒体排出手段は、前記第1の態様乃至第5の態様のいずれか1つの歯付きローラの支持装置を備えることを特徴とするものである。
本発明によれば、2つの歯付きローラが均等な圧力で印刷面に係合するため、一方の歯付きローラにのみ大きな負荷が掛かり印刷面を傷つけることがない。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本願発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明に係る歯付きローラの支持装置を備えるインクジェット式プリンタのキャリッジ周辺を示す側断面図である。
【0015】
図1において、符号1はインクジェットプリンタを示し、該インクジェットプリンタ1は、その中央に記録実行手段を成す印刷部3を備え、後方側に給紙部5、前方側に排紙部7をそれぞれ備えている。プリンタの内部にはキャリッジ9が設けられており、キャリッジ9は、印刷時にプリンタの幅方向、即ち紙面と直交する主走査方向に往復動できるようになっている。キャリッジ9の下端には印刷ヘッド11が設けられ、印刷ヘッド11と対向する位置には、印刷時に記録媒体である用紙を下側から支持するプラテン13が設けられている。また印刷ヘッド11の上流側には搬送駆動ローラ15と搬送従動ローラ17とから成る記録媒体搬送手段の主要部を成す搬送ローラ19が設けられ、印刷ヘッド11の下流側には排紙駆動ローラ21と排紙従動ローラ23とから成る記録媒体排出手段の主要部を成す排紙ローラ24が設けられている。
【0016】
図2に示す如く、排紙従動ローラ23は、単一の平板状の歯付きローラ25と、2枚の平板状の歯付きローラ25とが用紙の進行方向にずれて配置されており、本発明の歯付きローラの支持装置は特に2枚の歯付きローラ25側に適用されている。従って、以下図2中、符号27を付した領域における2枚の歯付きローラの支持装置について具体的に説明する。
【0017】
図2に示す如く、2枚の歯付きローラ25は、1つの棒バネ29の周囲に回転可能に設けられている。棒バネ29は、図2に示す如く、全体が密に巻かれた捻りコイルバネで構成されており、その長手軸線と直交する方向から負荷が掛かることで容易に湾曲し、負荷が解消されたとき元の直線的状態に戻る性質を有する。棒バネ29の両端は、軸保持部30に支持されており、この軸保持部30は、棒バネ29にその軸線と直交する方向から負荷が掛かったときに、該棒バネ29の湾曲を許容するように棒バネ29を支持している。図4(a)(b)に示す如く、歯付きローラ25は、排紙駆動ローラ21の外周面または印刷物の印刷面に圧接しており、これにより棒バネ29は下方向からの負荷を受けて上方向に撓んでいる。
【0018】
2つの歯付きローラ25は、いずれも図3に示すような同一の形態を有し、その全周囲には、印刷面に係合するために先端が鋭角的に尖った形状を有する歯部31が形成されている。また歯付きローラ25の中央には棒バネ29が貫通するための貫通孔33が形成されており、貫通孔33の周囲からは円筒状の軸受け部35が一方向へのみ延びている。軸受け部35の内側には棒バネ29が貫通しており、軸受け部35の内周面が棒バネ29の外周面37と摺接することにより、歯付きローラ25が棒バネ29の周囲で滑らかに回転できるようになっている。
【0019】
以下、2つの歯付きローラ25を区別するときには図2において左側の歯付きローラを25aで示し、右側の歯付きローラを25bで示す。2つの歯付きローラ25の間には、歯付きローラ25を内面側から支承する縦方向に延びる内側支承部材39が設けられ、該内側支承部材39の両端41は、2つの歯付きローラ25の上下方向のほぼ中間において、2つの歯付きローラ25の内面に隣接している。
【0020】
また、2つの歯付きローラ25の各外面側には、内側支承部材39の位置よりも棒バネ29寄りの位置に、外側支承部材43が設けられている。該外側支承部材43は、各歯付きローラ25a、25bの外面から一定距離離れて配置されており、これにより棒バネ29が撓んだときには、図4(a)(b)に示す如く、歯付きローラ25が棒バネ29の軸線と直交する方向(正確には、歯付きローラ25が設けられている位置での棒バネ29の接線と直交する方向)から僅かな角度だけ傾斜することが許容されている。
【0021】
また、本発明の歯付きローラの支持装置の一実施形態では、図4(a)に示す如く、各歯付きローラ25a、25bの軸受け部35が共に、2つの歯付きローラの対向する面側から内側へ向かって延びている。このような構成を採用することにより、歯付きローラ25の歯部31が、排紙駆動ローラ21の外周面または印刷物の印刷面に圧接して棒バネ29が撓んでいるとき、共に内向きに形成された軸受け部35の存在により各歯付きローラ25a、25bの下端側が左右対称に開き気味になる。従って、各歯付きローラ25a、25bの歯部31は、印刷面に対して均一の圧力で係合することができるため、片方の歯付きローラのみに偏った荷重が掛かり、印刷面を傷つけるようなことがない。
【0022】
また、本発明の歯付きローラの支持装置の他の実施形態では、図4(b)に示す如く、各歯付きローラ25a、25bの軸受け部35が共に、2つの歯付きローラの外向きの面から外側へ向かって延びている。このような構成を採用することにより、歯付きローラ25の歯部31が、排紙駆動ローラ21の外周面または印刷物の印刷面に圧接して棒バネ29が撓んでいるとき、共に外向きに形成された軸受け部35の存在により各歯付きローラ25a、25bの下端側が左右対称に接近するようになる。このような実施の形態によっても、図4(a)の実施の形態と同様に、片方の歯付きローラ25のみに偏った荷重が掛かることがないため、印刷面を傷つけることを防止することができる。
【0023】
図5は、図4(a)に示す実施形態の変形例を示す。本例の歯付きローラ25は、左側の歯付きローラ25aを拡大した図5(b)に示す如く、2つの歯付きローラ25a、25bの軸受け部35が形成されている側の面45と軸受け部35との間に、該面45から軸受け部35側へ向かって段階的に縮径していく、軸受け部35と同心の段階縮径部47が形成されている。このように歯付きローラ25を平坦ではなく段階縮径部47により3次元的に形成することにより、歯付きローラ25の強度を高めることができる。また段階縮径部47が2つの歯付きローラ25の間の方へ内向きに形成されていれば、各歯付きローラ25の軸受け部35間の距離は同じであっても、2つの歯付きローラ25a、25b間の間隔をより長くすることができるから、印刷面に対して局部的な負荷が掛かることを防止することができる。
【0024】
尚、図5(b)は、左側の歯付きローラ25aのみについて示しているが、右側の歯付きローラ25bについては、図5(a)に示す如く、左側の歯付きローラ25aと左右対称の形態に形成されている。また、図5に示す実施形態では、段階縮径部47が2段階として形成されているが、1段階または3段階以上の段階縮径部47として形成しても構わない。更に図4(b)に示す如く、軸受け部35が各歯付きローラ25の外側に形成されている構成においても同様に、各歯付きローラ25に段階縮径部47を適用しても構わない。
【0025】
次に図6は、図4(a)に示す実施形態の更に他の変形例を示す。本例の歯付きローラ25は、左側の歯付きローラ25aを拡大した図6(b)に示す如く、2つの歯付きローラ25a、25bの軸受け部35が形成されている側の面45と軸受け部35との間に、該面45から軸受け部35側へ向かって一定の割合で縮径していく、軸受け部と同心のコーン状縮径部49が形成されている。本例によってもコーン状縮径部49により歯付きローラ25が3次元的に形成されるため、図5に示す実施形態のものと同様の効果を得ることができる。
【0026】
尚、図6(b)は、左側の歯付きローラ25aのみについて示しているが、右側の歯付きローラ25bについては、図6(a)に示す如く、左側の歯付きローラ25aと左右対称の形態に形成されている。また、図4(b)に示す如く、軸受け部35が各歯付きローラ25の外側へ延びる構成において、各歯付きローラ25にコーン状縮径部49を適用しても構わない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のインクジェットプリンタを示す側断面図。
【図2】 同じく排紙従動ローラの一部を示す平面図。
【図3】 歯付きローラと内側支承部材及び外側支承部材の位置を示す正面図。
【図4】 本発明の2つの実施の形態を示す側断面図。
【図5】 (a)は他の実施の形態を示す側断面図、(b)は同図左側の歯付きローラの拡大側断面図。
【図6】 (a)は更に他の実施の形態を示す側断面図、(b)は同図左側の歯付きローラの拡大側断面図。
【図7】 従来の歯付きローラの支持装置を示す側断面図。
【符号の説明】
1 インクジェットプリンタ、 3 印刷部、 5 給紙部、 7 排紙部、 9 キャリッジ、 11 印刷ヘッド、 13 プラテン、 15 搬送駆動ローラ、 17 搬送従動ローラ、 19 搬送ローラ、 21 排紙駆動ローラ、 23 排紙従動ローラ、24 排紙ローラ、 25、25a、25b 歯付きローラ、 27 本発明の歯付きローラの支持装置が適用される領域、 29 棒バネ、 30 軸保持部、 31 歯部、 33 貫通孔、 35軸受け部、 37 棒バネの外周面、 39 内側支承部材、 41 内側支承部材の両端、 43 外側支承部材、 45 軸受け部が形成されている側の面、 47 段階縮径部、 49 コーン状縮径部

Claims (6)

  1. 印刷物の印刷面に係合して印刷面を支持しながら、駆動ローラの回転駆動に伴う印刷物の進行に応じて従動回転するように2つの歯付きローラを支持する支持装置であって、前記支持装置が、
    軸保持部に対して両端が支持されている棒バネと、
    前記棒バネの周囲に回転自在に設けられ、全周囲に歯部が形成されている2つの歯付きローラと、
    前記2つの歯付きローラの前記棒バネの軸線に対する傾斜を許容するように、該2つの歯付きローラを各歯付きローラの外面側及び内面側から支承する支承手段とを備え、
    前記2つの歯付きローラの回転中心の周囲には、前記2つの歯付きローラの対向する面側から前記棒バネの軸線と平行な方向に延び且つ前記棒バネの外周面と摺接する円筒状の軸受け部が形成されており、
    前記2つの歯付きローラは、前記歯部が前記駆動ローラの外周面または印刷面に圧接しているとき、前記棒バネが撓む位置に位置決めされていることを特徴とする歯付きローラの支持装置。
  2. 印刷物の印刷面に係合して印刷面を支持しながら、駆動ローラの回転駆動に伴う印刷物の進行に応じて従動回転するように2つの歯付きローラを支持する支持装置であって、前記支持装置が、
    軸保持部に対して両端が支持されている棒バネと、
    前記棒バネの周囲に回転自在に設けられ、全周囲に歯部が形成されている2つの歯付きローラと、
    前記2つの歯付きローラの前記棒バネの軸線に対する傾斜を許容するように、該2つの歯付きローラを各歯付きローラの外面側及び内面側から支承する支承手段とを備え、
    前記2つの歯付きローラの回転中心の周囲には、前記2つの歯付きローラの外向きの面側から前記棒バネの軸線と平行な方向に延び且つ前記棒バネの外周面と摺接する円筒状の軸受け部が形成されており、
    前記2つの歯付きローラは、前記歯部が前記駆動ローラの外周面または印刷面に圧接しているとき、前記棒バネが撓む位置に位置決めされていることを特徴とする歯付きローラの支持装置。
  3. 請求項1または2において、前記軸受け部が、該軸受け部が形成されている側の面を含む平面から離れた位置より開始して、前記棒バネの軸線と平行な方向に延びていることを特徴とする歯付きローラの支持装置。
  4. 請求項3において、前記2つの歯付きローラの軸受け部が形成されている側の面と前記軸受け部との間に、該面から軸受け部側へ向かって段階的に縮径していく前記軸受け部と同心の段階縮径部が形成されていることを特徴とする歯付きローラの支持装置。
  5. 請求項3において、前記2つの歯付きローラの軸受け部が形成されている側の面と前記軸受け部との間に、該面から軸受け部側へ向かって一定の割合で縮径していく前記軸受け部と同心のコーン状縮径部が形成されていることを特徴とする歯付きローラの支持装置。
  6. 被記録媒体搬送手段と、被記録媒体に記録を実行する記録実行手段と、被記録媒体を排出する被記録媒体排出手段とを備えて成る記録装置であって、前記被記録媒体排出手段は、請求項1〜5のいずれか1項に記載の歯付きローラの支持装置を備えることを特徴とする記録装置。
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