JP3938000B2 - 車両用サイドドアの衝撃吸収構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、車両の側部に形成された乗員乗降用のドア開口を開閉するような車両用サイドドアの衝撃吸収構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、車両のサイドドア構造としては次のような構造がある。すなわち、車体側部に仕切りのない連続したドア開口を設け、このドア開口をフロントドアとリヤドアとで開閉可能に覆い、フロントドアはその前部をフロントドアヒンジを介して車体に枢着し、リヤドアはその後部をリヤドアヒンジを介して車体に枢着し、これらフロントドアとリヤドアとからなるサイドドアを所謂観音開き構造に構成すると共に、フロントドアの後端部をリヤドアの前端部外側に重合させ、かつリヤドアの前端部内部には上下方向に延びる補強部材を設けたものである(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
また車両の衝撃吸収構造としては、センタピラーの車室内側にピラートリムを取付け、このピラートリムの内部にリブ構造体を一体に形成し、車両の側突時における車室内からの前席乗員の頭部との接触時に、リブ構造体を座屈させて衝撃荷重を吸収するように構成したものがある(例えば、特許文献2参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−138864号公報
【特許文献2】
特開平8−67213号公報。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述の仕切りのない連続したドア開口をフロントドアとリヤドアとで開閉可能に覆う所謂観音開きのドアにおいては、センタピラーが存在しないので、このセンタピラーレスの観音ドアに上記衝撃吸収構造を採用することは困難であった。
そこで、このような観音ドアにおいて乗員の衝撃吸収性、詳しくは前席乗員の頭部の衝撃吸収性を確立することが要請される。
【0006】
この発明は、フロントドアとリヤドアの各ドアサッシュ部の補強部材を車幅方向に重合させてサッシュ部の剛性を向上させ、リヤドアのドアサッシュ部の車室内側にサッシュ側ドアトリムを設け、このサッシュ側ドアトリムの前部縦辺部に、車室内からの乗員との接触時の衝撃荷重を吸収する衝撃吸収部(リブ)を設けることで、乗員の衝撃吸収性を確保して、乗員の安全性を向上させることができると共に、衝撃吸収部をサッシュ側ドアトリムに設けることによって、簡単な構造と成すことができるうえ、センタピラーレスの車両においても上記リブにより乗員の衝撃を確実に吸収することができる車両用サイドドアの衝撃吸収構造の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この発明による車両用サイドドアの衝撃吸収構造は、車両の側部に形成された開口を開閉する車両用サイドドアにおいて、上記サイドドアはドアインナパネルと、該ドアインナパネルと接合されたドアアウタパネルとを備えたドア本体と、上記ドア本体の上方に延設されてドアウインド部材を支持するドアサッシュ部とから構成され、上記ドアサッシュ部の車室内側には該ドアサッシュ部を覆うサッシュ側ドアトリムが設けられ、該サッシュ側ドアトリムの下方にはドア本体の車室内側を覆うドア本体側ドアトリムが設けられ、上記サッシュ側ドアトリムは衝撃吸収可能な硬質素材で形成され、上記サイドドアのドアインナパネルとドアアウタパネルとの間にはサイドドアのサッシュ部の前部縦辺部を含む略全高にわたって上下方向に延び、かつ該前部縦辺部においてその前後縁部がドアインナパネルとドアアウタパネルの両前後縁部に挟持固定されたバーチカルレインフォースメントが設けられ、上記サッシュ側ドアトリムの前部縦辺部は、サッシュ部前部縦辺部におけるバーチカルレインフォースメントの車室内側位置の前後幅全体に対応して設けられると共に、フロントドアの車室内側面よりも車室内方に凸状に張り出し、サッシュ側ドアトリムとドアサッシュ部との車幅方向に隙間を形成し、該隙間のバーチカルレインフォースメント の少なくとも前後端部に対応した車室内側位置に、車室内外方向に延じて衝撃吸収するリブが設けられ、上記サイドドアは、車両側部に設けられた連続したピラーのない開口を、前部がヒンジにより支持されたフロントドアと共に開閉するリヤドアに設定され、上記フロントドアの後部縦辺部を補強する補強部材およびその延出部が、上記リヤドアのサッシュ側ドアトリムの前部縦辺部に対して側面視で車両方向外側から重合するものである。
【0008】
上記構成によれば、サッシュ側ドアトリムの前部縦辺部に衝撃吸収用のリブを設けたので、車両側突時において車室内からの乗員がサッシュ側ドアトリムに接触した時の乗員の衝撃吸収性を確保して、乗員の安全性を向上させることができ、また、衝撃荷重を吸収するリブをサッシュ側ドアトリムに設けたので、簡単な構造と成すことができる。
【0009】
また、上記サッシュ側ドアトリムの下方にはドア本体の車室内側を覆うドア本体側ドアトリム設けたので、サッシュ側とドア本体側とをそれぞれトリムで内装することができると共に、サッシュ側ドアトリムとドア本体側ドアトリムとをそれぞれ別々に構成することもでき、この場合には、各トリムをそれぞれに対応した素材に設定することができる。
【0010】
さらに、上記サッシュ側ドアトリム衝撃吸収可能な硬質素材で形成したので、この硬質素材にて形成されたサッシュ側ドアトリムで衝撃吸収を図ることができる。
【0011】
しかも、上記サイドドアのドアインナパネルとドアアウタパネルとの間にはサイドドアの前部縦辺部を含む略全高にわたって上下方向に延び、かつ、前部縦辺部においてその前後縁部がドアインナパネルとドアアウタパネルの両前後縁部挟持固定されたバーチカルレインフォースメントが設けられ、上記サッシュ側ドアトリムの前部縦辺部は、サッシュ部前部縦辺部におけるバーチカルレインフォースメントの車室内側位置の前後幅全体に対応して設けられると共に、フロントドアの車室内側面よりも車室内方に凸状に張り出し、サッシュ側ドアトリムとドアサッシュ部との車幅方向に隙間を形成し、該隙間のバーチカルレインフォースメントの少なくとも前後端部に対応した車室内側位置に、車室内外方向に延じて衝撃吸収するリブが設けられ、上記サイドドアは、車両側部に設けられた連続したピラーのない開口を、前部がヒンジにより支持されたフロントドアと共に開閉するリヤドアに設定され、上記フロントドアの後部縦辺部を補強する補強部材およびその延出部が、上記リヤドアのサッシュ側ドアトリムの前部縦辺部に対して側面視で車両方向外側から重合するものであるから次の効果がある
【0012】
すなわち、フロントドアとリヤドアの各ドアサッシュ部の補強部材を車幅方向に重合させてリヤドアのサッシュ部の剛性を向上させ、このリヤドアにおける、高剛性のバーチカルレインフォースメントと対応させて衝撃吸収用のリブを設けたので、センタピラーレスの車両においても、上記リブにより乗員の衝撃吸収性が向上する。つまりドア剛性および車体剛性を向上させながら、乗員の衝撃吸収を確実に図ることができる。
【0013】
また、上記リヤドアのサッシュ側ドアトリムにおけるリブが配設された部分は、フロントドアの車室内面よりも車室内方に張り出して構成されたものであるから、車両側突時には乗員、特に前席乗員の頭部が先に該ドアトリムに接触する。このため充分な衝撃吸収性を確保することができる。
【0014】
この発明の一実施態様においては、上記サッシュ側ドアトリムは、サッシュ部とドア本体上縁とで囲われたドアウインド開口に沿った枠状に形成され、ドア本体部に掛かる下辺部が、ドア本体側ドアトリムで覆われ、上記サッシュ側ドアトリムの前部縦辺部は最も車両内方に張り出しているものである。
【0015】
この発明の一実施態様においては、上記フロントドアのサッシュ部の後部縦辺部には、 サッシュ側トリムを設けないものである。
この構成によれば、リヤドアのサッシュ側ドアトリムの前部縦辺部が確実に最も車室内方に張り出すことになる。
【0016】
この発明の一実施態様においては、上記リヤドアはその後部がヒンジによって支持されたものである。
上記構成によれば、サイドドア(リヤドア)をその後部を支点として開閉することができる。
【0017】
この発明の一実施態様においては、上記リヤドアと、上記フロントドアとは観音開き構造に形成されたものである。
【0018】
上記構成によれば、センタピラーレスの観音ドアにおいてリヤドアのドアサッシュ部の車室内側には上記リブを有するサッシュ側ドアトリムが存在するので、乗員の衝撃吸収性を確保することができる。
【0019】
【実施例】
この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。
図面は車両用サイドドアの衝撃吸収構造を示すが、まず、車両のサイドドア構造について説明する。車両を車外側から見た状態を示す図1において、車両1の車体側面には、フロントドア2とリヤドア3とで構成されるサイドドアが設けられ、フロントドア2の前端部とリヤドア3の後端部とに、それぞれヒンジ部としてのフロントドアヒンジ4とリヤドアヒンジ5が設けられてフリースタイル構造(観音開き構造)のサイドドアが構成されている。上述の各ドアヒンジ4,5はドア側ヒンジブラケット、ヒンジピン、ボディ側ヒンジブラケットを有するものである。
【0020】
上述のフロントドア2はフロントドアヒンジ4,4を介して車体剛性部材としてのヒンジピラーに開閉可能に枢着され、上述のリヤドア3はリヤドアヒンジ5,5を介してリヤボディに開閉可能に枢着され、これらの両ドア2,3により車両側部の仕切りのない連続したドア開口部15(図11参照)つまり、センタピラーレスのドア開口部を開閉可能に覆っている。
【0021】
これらサイドドアを構成するフロントドア2とリヤドア3とは、それぞれ、ドア本体6,7と、ドア本体6,7の上方に延設されてドアウインド部材(ウインドガラス10、フリップウインド部材11参照)を支持するドアサッシュ部8,9とウインドガラス10(但し、樹脂製のものも含む),フリップウインド部材11とで構成され、このうちドア本体6,7の内部には車両の前後方向に延びるインパクトバー12,13、横インパクトバー14が設けられる。
【0022】
この実施例の観音開き構造のドアはフロントドア2が優先して開放され、リヤドア3はフロントドア2の開放後において、その開成が許容されるように構成している。
【0023】
上述の各ドア2,3はドア開口部15(図11参照)を開閉するもので、図1に示すようにフロントドア2の後端部にはリヤドア3に対して係脱可能なドアラッチ16を設け、このドアラッチ16がリヤドア3の前端部に設けられたストライカでロックされ、リヤドア3の前端部上下には車体に対して係脱可能なドアラッチ17,18を設け、これらドアラッチ17,18はセンタピラーレスのドア開口部15(図11参照)の上辺部および下辺部に設けた後述するボディ側のストライカ19,20(図11参照)でそれぞれロックされるように構成している。
【0024】
図2は右側のサイドドアを車室内側から見た状態で示す側面図、図3は図2のA−A線に沿う部分断面図であって、フロントドア2とリヤドア3との閉鎖時には図3に示すようにリヤドア3の前部外側に対してフロントドア2の後部が所定量重なり合うようなオーバラップ構造となる。
【0025】
上述のフロントドア2はドアアウタパネル21とドアインナパネル22とを備え、ドアインナパネル22には図2に示すように2つの開口部23,24と、これら開口部23,24間に位置して斜め方向つまり前高後低状に傾斜して上下方向に延びる仕切り部25とが形成されている。
【0026】
上述のリヤドア3は2部材に分割形成されたドアアウタパネル26,28と、ドアインナパネル27とを備え、これらの各パネル26,27,28はアルミニウムまたはアルミ合金などの軽金属や軽合金にて形成されると共に、リヤドア3の前部縦辺部を構成するドアアウタパネル28の所定部には、フロントドア2のドアラッチ16に対応するようにストライカ29が取付けられている。
【0027】
図4は右側のフロントドア2を車室内側から見た状態で示す側面図、図5は図4のB−B線矢視断面図であって、ドアアウタパネル21とドアインナパネル22とを接合して構成されるフロントドア2の前部縦辺部には該前部縦辺部に沿って上下方向に延びる剛性部材としてのヒンジレインフォースメント30が設けられており、このヒンジレインフォースメント30によりドア剛性の向上を図っている。
【0028】
このヒンジレインフォースメント30は車外側において車両の前後方向に延びる前部片30aと、車内側において車両の前後方向に延びる後部片30bと、これら両片30a,30bを接続して車幅方向に延びる接続片30cとを有するように厚板部材にて断面略Z字状に形成されている。
【0029】
またフロントドア2の後部縦辺部には該後部縦辺部に沿って上下方向に延びる剛性部材としてのフロントドアリヤレインフォースメント31が設けられており、このフロントドアリヤレインフォースメント31によりドア剛性の向上を図ると共に、側突に対する剛性を向上させて、車両の側突時のドア2の車室内への侵入量を軽減すべく構成している。
【0030】
このフロントドアリヤレインフォースメント31は図3、図5、図6、図7に示すように、車外側において車両の前後方向に延びる後部片31aと、車内側において車両の前後方向に延びる前部片31bと、これら両片31a,31bを接続して車幅方向に延びる接続片31cとを有するように厚板部材にて断面略Z字状に形成されている。
【0031】
さらに図4に示すように上述のフロントドアリヤレインフォースメント31の上端部はドアサッシュ部8の後部縦辺部8a内に連続して延びる延出部32を備え、サッシュ剛性の向上を図り、高速走行時の負圧により、シール部材が車外側へ吸い出されるのを防止すべく構成している。
【0032】
しかも、図4に示すように上述のフロントドアリヤレインフォースメント31の下端部にはフロントドア2の下部の前後辺に沿って前方に延びる延長部33を備えて、フロントドアリヤレインフォースメント31それ自体の剛性向上を図ると共に、フロントドア下部の剛性向上を図るように構成している。
【0033】
また上下両端に延出部32および延長部33を備えたフロントドアリヤレインフォースメント31の全体には図6に示すように複数の凹凸部を形成して、該フロントドアリヤレインフォースメント31の強度向上を図っている。
【0034】
図4、図5、図8に示すように前述のインパクトバー12はヒンジレインフォースメント30の前部片30aと、フロントドアリヤレインフォースメント31の後部片31aとの間、すなわち剛性部材相互間に車両の前後方向に延びるように接合固定されている。換言すれば、インパクトバー12の前端部および後端部はヒンジレインフォースメント30、フロントドアリヤレインフォースメント31と重合するように設けられ、強固な構造を確保すべく構成している。
【0035】
上述のインパクトバー12に対して上下方向に離間する下側のインパクトバー13も図4に示すように、ヒンジレインフォースメント30の前部片30aと、フロントドアリヤレインフォースメント31の後部片31aとの間、すなわち剛性部材相互間に車両の前後方向に延びるように接合固定されている。換言すれば、インパクトバー13の前端部および後端部はヒンジレインフォースメント30、フロントドアリヤレインフォースメント31と重合するように設けられ、強固な構造を確保すべく構成している。
【0036】
また図8に示すように上下方向に離間する複数のインパクトバー12,13は車外側に突出するような横向き凸状の断面形状を有し、この断面構造により、インパクトバー12,13それ自体の剛性向上を図ると共に、インパクトバー12,13を上下に離間して複数設けることにより、側突時の荷重入力に対して上下方向で広範囲において対応すべく構成している。
【0037】
図9は図4のE−E線に沿う要部拡大断面図であって、フロントドア2の後部側の下端部には該フロントドア2から車体側のサイドシル34のサイドシルアウタ35に向けて凸状に突出したキャッチャーピン36を設けている。
【0038】
すなわち、上述のフロントドアリヤレインフォースメント31における下端部の延長部33にナット37を予め溶接固定し、このナット37と対向する延長部33およびドアインナパネル22にはキャッチャーピン36のネジ部を挿通する孔部を形成して、上述のキャッチャーピン36をドアインナパネル22の車室内側から上記ナット37に締付け固定したものである。
【0039】
また上述のキャッチャーピン36は車両の側突時においてドア2の侵入を規制するものであって、このキャッチャーピン36と対応する位置においてサイドシルアウタ35には合成樹脂製で、かつ凹状のキャッチャーピン受け部38を設け、フロントドア2の閉時に上述のキャッチャーピン36がキャッチャーピン受け部38に挿入されるように構成している。
【0040】
図9はフロントドア2の全閉時の断面図であって、キャッチャーピン36の外径に対して、キャッチャーピン受け部38の内径は比較的大きく設定されている。また上述のキャッチャーピン36は車両の側突時においてフロントドア2の侵入を規制するためのドア侵入規制部材である。
【0041】
キャッチャーピンはフロントドア2のみならず図1、図2に示すようにリヤドア3の下部にも設けられており、各キャッチャーピン36,39,40が略等間隔で前後方向に並ぶように構成されいてる。
【0042】
一方、図9においてサイドシルアウタ35の上端部外面には、車体とフロントドア2との間をシールするシール部材41を設け、またフロントドア2のドアインナパネル22の下部には、該フロントドア2と車体としてのサイドシル34との間をシールするシール部材42を設けている。
【0043】
図10は右側のリヤドア3を車室内側から見た状態で示す側面図、図11は図10のG−G線矢視断面図であって、図10、図11に示すようにリヤドア3下部におけるドアインナパネル27の所定部にはシートベルトリトラクタ43のブラケット44を取付けるための開口部45が形成されている。
【0044】
また図3、図10、図11に示すようにリヤドア3の前部縦辺部には該リヤドア3のドアサッシュ部9を含む略全高にわたって上下方向に沿って延びるバーチカルレインフォースメント46が配設されている。
【0045】
このバーチカルレインフォースメント46はアルミニウムまたはアルミ合金などの軽金属や軽合金の厚板部材にて形成されると共に、図3に示すように車内側前部において車両の前後方向に延びる前部片46aと、この前部片46aの後端から車幅方向に延びる前面片46bと、この前面片46bの外端から車両前後方向後方に延びる側面片46cと、この側面片46cの後端から車両の前後方向後方で、かつ車幅方向内方に延びる後面片46dと、この後面片46dの内端から車両の前後方向後方に延びる後部片46eとを有するように断面略ハット状に形成されている。
【0046】
そして、上述の前部片46aはドアインナパネル27と、ドアアウタパネル28との間にサンドイッチ状に挟持固定され、前面片46bとドアアウタパネル28とが重合する部分には前述のストライカ29が取付けられ、後部片46eはドアインナパネル27の前後方向中間部内面に接合されている。
【0047】
さらに図3に示すように、リヤドア3の後部縦辺部には該リヤドア3の上下方向に沿って延びる剛性部材としてのヒンジレインフォースメント47が配設されている。
【0048】
このヒンジレインフォースメント47は車内側において車両の前後方向に延びる前部片47aと、車外側において車両の前後方向に延びる後部片47bと、これら両片47a,47bを接続して車幅方向に延びる接続片47cとを有するように、アルミニウムまたはアルミ合金などの軽金属や軽合金の厚板部材にて、断面略Z字状に形成されている。
【0049】
図3、図10、図11に示すように前述の横インパクトバー14はバーチカルレインフォースメント46の側面片46cと、ヒンジレインフォースメント47の後部片47bとの間、すなわち剛性部材相互間に車両の前後方向に延びるように接合固定されている。換言すれば、この横インパクトバー14はその前後両端部がバーチカルレインフォースメント46、ヒンジレインフォースメント47と重合するように設けられており、この重合構造により、リヤドア3の側突に対する剛性の向上を図るように構成している。
【0050】
また上述の横インパクトバー14は図11に断面形状にて示すように凹凸状に形成されていて、この凹凸構造により横インパクトバー14それ自体の剛性向上を図るように構成している。
【0051】
図10に示すように上述のリヤドア3はその前部縦辺部が後傾するように形成されており、この前部縦辺部の前上角部3U(前側上部コーナ部)と前下角部3D(前側下部コーナ部)より離間した部位との間を上下方向に略垂直に延びる縦インパクトバー48を設けている。
【0052】
この縦インパクトバー48は高張力鋼のパイプ部材(剛性パイプ部材)にて形成されている。
また図10に示すように上述のバーチカルレインフォースメント46は側面視において縦インパクトバー48と車両の前後方向にオーバラップするように配設されている。さらに詳しくは、図3に示すように上述のバーチカルレインフォースメント46とリヤドア本体7のドアインナパネル27との間には閉断面49が形成され、縦インパクトバー48はこの閉断面49内部に配設されたものである。
【0053】
さらに上述の横インパクトバー14は図3、図10に示すように、その前部が縦インパクトバー48と車両の前後方向にてオーバラップすべく配設されている。
しかも、図3にフロントドア2およびリヤドア3をそれぞれ閉鎖状態で示すように、両ドア2,3の閉鎖時にはフロントドアリヤレインフォースメント31がリヤドア3の前部縦辺部に設けられたバーチカルレインフォースメント46と重なり合うように配設されており、この重合構造により、該重合部の剛性向上を図って、側突時のサイドドアの車室内への侵入量を軽減すべく構成している。
【0054】
ところで、図11に示すように、リヤドア3内の下部には断面凹状のドアラッチレインフォースメント50を設けている。
このドアラッチレインフォースメント50の車外側立上り片はリベット51(取付け部材)を用いてバーチカルレインフォースメント46の下部に固定する一方、車内側立上り片はボルト、ナットおよびリベット等の取付け部材52を用いて、ブラケット44および後述する縦インパクトバー48の下端ブラケット55と共にドアインナパネル27に共締め固定している。
【0055】
上述の縦インパクトバー48は図11、図12に示すように上端ブラケット53、中間ブラケット54、下端ブラケット55を用いて、バーチカルレインフォースメント46およびドアインナパネル27に固定されている。
【0056】
ここで、上端ブラケット53は断面略半円形状の保持部56を有する外部ブラケット57と、断面略半円形状の保持部58を有する内部ブラケット59との2部材から成り、これら両ブラケット57,59を接合して、縦インパクトバー48の上端部を保持すると共に、外部ブラケット57はリベット60(取付け部材)を用いてバーチカルレインフォースメント46の上部に固定し、内部ブラケット59はボルト、ナット等の取付け部材61…を用いて、ドアラッチ17およびショルダベルトアンカ用のアンカブラケット62と共にドアインナパネル27に共締め固定している。
【0057】
また中間ブラケット54は断面略半円形状の保持部63と、上部取付け片64と、下部取付け片65とを備え、図3にも示すように、保持部63で縦インパクトバー48の中間部を保持すると共に、上部取付け片64はボルト、ナット等の取付け部材66を用いて、ブラケット44と共にドアインナパネル27に共締め固定し、下部取付け片65はリベット67(取付け部材)を用いて横インパクトバー14と共にバーチカルレインフォースメント46に共締め固定している。
【0058】
すなわち、縦インパクトバー48の上下方向の中間部は、バーチカルレインフォースメント46ドアインナパネル27との双方に接続される中間ブラケット54によって支持されたものである。また横インパクトバー14と、バーチカルレインフォースメント46と、中間ブラケット54が上述のリベット67にて共締め固定されたものである。
【0059】
さらに下端ブラケット55は断面略半円形状の保持部68と前後の取付け片69,70とを備え、保持部68で縦インパクトバー48の下端部を保持すると共に、前後の取付け片69,70はボルト、ナットおよびリベット等の取付け部材52を用いて、ドアラッチレインフォースメント50およびブラケット44と共にドアインナパネル27に共締め固定している。
なお、上述の上端ブラケット53、中間ブラケット54、下端ブラケット55の所定部は縦インパクトバー48の外周部に溶接固定されている。
【0060】
ここで、図11に示すようにリヤドア3のロック機構つまり上部のドアラッチ17と下部のドアラッチ18とは縦インパクトバー48の上下両端部に取付けられている。詳しくは、上部のドアラッチ17は縦インパクトバー48の上端部に内部ブラケット59を介して取付けられており、下部のドアラッチ18は縦インパクトバー48の下端部に下端ブラケット55およびドアラッチレインフォースメント50を介して取付けられている。
【0061】
図11において車体側上部のルーフパネル71の側部にはルーフレールアウタ72とルーフレールインナ73とを接合すると共に、このルーフレールインナ73には前述のストライカ19を取付けている。
【0062】
また車体側下部のフロアパネル74の側部には、サイドシルインナ75とサイドシルアウタ35とから成るサイドシル34を接合すると共に、上述のサイドシルアウタ35の所定部には前述のストライカ20を取付けていて、車体側のこれらの各ストライカ19,20にリヤドア3の縦インパクトバー48の上下両端部に取付けたドアラッチ17,18が係合するように構成している。
【0063】
図13はフロントドア2の車室内側にドアモジュール77を介してドアトリム78を取付けた状態で示す車室内側から見た側面図、図14はドアトリム78のみを示す斜視図であって、このドアトリム78は複数の部材を組合わせて一体的に形成されており、上部にはドアインナハンドル配設孔87aが、上下方向中間部後側にはアームレスト78bが、アームレスト78bの前部にはプルハンドル78cおよび開口部78dが、下部前側にはポケット部78eがそれぞれ設けられ、図13に示すようにドア本体6の車室内側に取付けられている。
【0064】
図15はリヤドア3と、このリヤドア3の車室内側に設けられるドアトリム79,80の分解斜視図であって、ドア本体7と、このドア本体7の上方に延設されてドアウインド部材としてのフリップウインド部材11を支持するドアサッシュ部9とから成るリヤドア3において、ドアサッシュ部9の車室内側には、このドアサッシュ部9を覆うサッシュ側ドアトリムとしてのアッパドアトリム(以下単にアッパトリムと略記する)80が設けられ、このアッパトリム80の下方にはドア本体7の車室内側を覆うドア本体側ドアトリムとしてのロアドアトリム(以下単にロアトリムと略記する)79が設けられている。
【0065】
上述のロアトリム79は質感を確保するために軟質素材にて略方形状に形成され、その中間部には前高後低状に傾斜するプルハンドル79aが一体的に設けられている。
一方、アッパトリム80はドアサッシュ部9の形状に対応すべく硬質素材にて略方形枠状に形成されている。
【0066】
図16は上述のアッパトリム80の斜視図、図17は図16のH−H線矢視断面に相当するリヤドアの断面図、図18は図16のJ−J線矢視断面に相当するリヤドアの断面図であって、上述のアッパトリム80は図16に示すように前部縦辺部80Fと、後部縦辺部80Rと、上辺部80Uと、下辺部80Dとが略方形枠状に一体形成されている。
【0067】
このアッパトリム80の前部縦辺部80Fの上下方向のほぼ中間位置には、図16、図18に示すように、ショルダアンカ81を取付けるための取付け部材82を配設する孔部83が形成されている。
【0068】
またアッパトリム80の複数箇所(但し、図面では1つのみを示す)には図18に示すように、該アッパトリム80をドアサッシュ部9およびドア本体7の上端部に取付ける目的で、先端に取付け座84aを有する半円筒状の取付け脚部84が一体形成されていて、上述の取付け座84aに設けたクリップ85にて、アッパトリム80をリヤドア3のドアサッシュ部9車室内側、詳しくはドアインナパネル27の車室内面に取付けるように構成している。
しかも、アッパトリム80の前部縦辺部80Fには、凹状断面を有する該前部縦辺部80Fの前後の内面に複数のリブ86を一体形成している。
【0069】
これらの各リブ86は略水平方向に指向し、かつ前後および上下に離間して複数形成されたものであって、車両の側突時において、車室内からの乗員(特に、前席乗員の頭部)との接触時の衝撃荷重を吸収する衝撃吸収部である。
【0070】
また図17、図18に示すように衝撃吸収部としての複数のリブ86…は、バーチカルレインフォースメント46および縦インパクトバー48と対応した車室内側位置に配設されると共に、リヤドア3のアッパトリム80におけるリブ86が配設された部分、つまり前部縦辺部80Fは、フロントドア2の車室内面よりも、さらに車室内方に張り出して構成されている。つまり、フロントドア2のドアサッシュ部8にはトリム部材を設けないので、リヤドア3側のアッパトリム80の前部縦辺部80Fが最も車室内方に張り出すことになる。
【0071】
一方、図16に示すようにアッパトリム80の上辺部80Uには複数の補強用のリブ87が前後方向に離間して一体形成されている。
なお、図17、図18において、88はフリップウインド部材11の外周部に設けられたモール部材、89はドアインナパネル26,28の分割部を車外側から覆うウエザストリップ、90は各要素28,46,27の接合部に取付けられて、リヤドア3とフロントドア2との間をシールするウエザストリップ、91は各要素28,46,27の接合部に取付けられて、ドアサッシュ部9とフリップウインド部材11との間をシールするウエザストリップである。
【0072】
また、以上の説明においては主として右側のサイドドアおよびドアトリムの構造について述べたが、左側のサイドドアおよびドアトリムは右側のそれとほぼ対称に構成されている。また図中、Fは車両前方を示し、Rは車両後方を示し、INは車両内方を示し、OUTは車両外方を示すものである。
【0073】
このように上記実施例の車両用サイドドアの衝撃吸収構造は、車両の側部に形成されたドア開口部15を開閉する車両用サイドドアにおいて、上記サイドドア(リヤドア3参照)はドアインナパネル27と、該ドアインナパネル27と接合されたドアアウタパネル26,28とを備えたドア本体7と、上記ドア本体7の上方に延設されてドアウインド部材(フリップウインド部材11参照)を支持するドアサッシュ部9とから構成され、上記ドアサッシュ部9の車室内側には該ドアサッシュ部9を覆うサッシュ側ドアトリム(アッパトリム80参照)が設けられ、上記サッシュ側ドアトリム(アッパトリム80参照)の前部縦辺部80Fには車室内からの乗員との接触時の衝撃荷重を吸収する衝撃吸収部(リブ86参照)が設けられたものである。
【0074】
この構成によれば、サッシュ側ドアトリム(アッパトリム80参照)の前部縦辺部80Fに衝撃吸収部(リブ86参照)を設けたので、車両側突時において車室内からの乗員がサッシュ側ドアトリム(アッパトリム80参照)に接触した時の乗員の衝撃吸収性を確保して、乗員の安全性を向上させることができ、また、衝撃荷重を吸収する衝撃吸収部(リブ86参照)をサッシュ側ドアトリム(アッパトリム80参照)に一体に設けたので、簡単な構造と成すことができる。
【0075】
また、上記サッシュ側ドアトリム(アッパトリム80参照)の下方にはドア本体7の車室内側を覆うドア本体側ドアトリム(ロアトリム79参照)が設けられたものである。
この構成によれば、ドアサッシュ部9側とドア本体7側とをそれぞれトリム80,79で内装することができると共に、サッシュ側ドアトリム(アッパトリム80参照)とドア本体側ドアトリム(ロアトリム79参照)とをそれぞれ別々に構成することもでき、この場合には、各トリム80,79をそれぞれに対応した素材に設定することができる。
【0076】
さらに、上記サッシュ側ドアトリム(アッパトリム80参照)は衝撃吸収可能な硬質素材で形成され、ドア本体側ドアトリム(ロアトリム79参照)は軟質素材で形成されたものである。
【0077】
この構成によれば、硬質素材にて形成されたサッシュ側ドアトリム(アッパトリム80参照)では衝撃吸収を図り、軟質素材にて形成されたドア本体側ドアトリム(ロアトリム79参照)では質感の向上を図ることができる。
【0078】
しかも、上記サイドドア(リヤドア3参照)のドアインナパネル27とドアアウタパネル26,28との間にはサイドドア(リヤドア3参照)の前部縦辺部に沿って上下方向に延びるバーチカルレインフォースメント46が設けられ、上記サッシュ側ドアトリム(アッパトリム80参照)の衝撃吸収部(リブ86参照)はバーチカルレインフォースメント46と対応した車室内側位置に配設されたものである。
【0079】
この構成によれば、高剛性のバーチカルレインフォースメント46と対応させて衝撃吸収部(リブ86参照)を設けたので、乗員の衝撃吸収性が向上する。つまりドア剛性および車体剛性を向上させながら、衝撃吸収を図ることができる。
【0080】
また、上記サイドドア(リヤドア3参照)はその後部がヒンジ5によって支持されたものであるから、サイドドア(リヤドア3参照)をその後部を支点として開閉することができる。
【0081】
さらに、上記サイドドアは車両側部に設けられた連続したドア開口部15を、前部がヒンジ4により支持されたフロントドア2と共に開閉する観音開き構造のドアにおけるリヤドア3に設定されたものである。
【0082】
この構成によれば、センタピラーレスの観音ドアにおいてリヤドア3のドアサッシュ部9の車室内側には衝撃吸収部(リブ86参照)を有するサッシュ側ドアトリム(アッパトリム80参照)が存在するので、乗員の衝撃吸収性を確保することができる。
【0083】
加えて、上記リヤドア3のサッシュ側ドアトリム(アッパトリム80参照)における衝撃吸収部(リブ86参照)が配設された部分は、フロントドア2の車室内面よりも車室内方に張り出して構成されたものである。
【0084】
この構成によれば、サッシュ側ドアトリム(アッパトリム80参照)における衝撃吸収部(リブ86参照)が配設された部分(つまり前部縦辺部80F)が車室内方に張り出しているので、車両側突時には乗員、特に前席乗員の頭部が先に該アッパトリム80の前部縦辺部80Fに接触する。
このため充分な衝撃吸収性を確保することができる。
【0085】
なお、上述の複数のリブ86による衝撃荷重吸収特性は、該リブ86の肉厚や上下のリブ86,86間隔またはリブ密度により、適切に設定することができる。
【0086】
図19、図20は車両用サイドドアの衝撃吸収構造の他の実施例を示し、図19の実施例ではアッパトリム80の前部縦辺部80Fに、前後非分割の略凹状のリブ86を一体形成したものである。
【0087】
図20の実施例ではアッパトリム80の前部縦辺部80Fに沿ってほぼ上下方向に延びるリブ92…を前後方向に所定間隔を隔てて複数設け、これら各リブ92…をアッパトリム80に一体形成したものである。
【0088】
図19、図20に示すこの実施例においても、その他の構成、作用、効果については先の実施例と略同様であるから、図19、図20において前図と同一の部分には同一符号を付して、その詳しい説明を省略する。
【0089】
この発明の構成と、上述の実施例との対応において、
この発明の車両の側部に形成された開口は、実施例のセンタピラーレスのドア開口部15に対応し、
以下同様に、
サイドドアは、リヤドア3に対応し、
ドアウインド部材は、フリップウインド部材11に対応し、
サッシュ側ドアトリムは、アッパトリム80に対応し、
衝撃吸収部材は、リブ86に対応し、
ドア本体側ドアトリムは、ロアトリム79に対応し、
フロントドアの後部縦辺部を補強する補強部材は、
フロントドアリヤレインフォースメント31に対応するも、
この発明は、上述の実施例の構成のみに限定されるものではない。
【0090】
【発明の効果】
この発明によれば、フロントドアとリヤドアの各ドアサッシュ部の補強部材を車幅方向に重合させてサッシュ部の剛性を向上させ、リヤドアのドアサッシュ部の車室内側にサッシュ側ドアトリムを設け、このサッシュ側ドアトリムの前部縦辺部に、車室内からの乗員との接触時の衝撃荷重を吸収する衝撃吸収部(リブ)を設けたので、乗員の衝撃吸収性を確保して、乗員の安全性を向上させることができると共に、衝撃吸収部をサッシュ側ドアトリムに設けることによって、簡単な構造と成すことができるうえ、センタピラーレスの車両においても、上記リブにより乗員の衝撃を確実に吸収することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の衝撃吸収構造を備えた車両のサイドドアの側面図。
【図2】 サイドドアを車室内側から見た状態で示す側面図。
【図3】 図2のA−A線矢視断面図。
【図4】 フロントドアの側面図。
【図5】 図4のB−B線矢視断面図。
【図6】 フロントドアリヤレインフォースメントの斜視図。
【図7】 図6のD−D線矢視断面図。
【図8】 図4のC−C線矢視断面図。
【図9】 図4のE−E線に沿う要部拡大断面図。
【図10】 リヤドアの側面図。
【図11】 図10のG−G線矢視断面図。
【図12】 縦インパクトバーおよびその取付けブラケットの分解斜視図。
【図13】 ドアトリムを取付けて示すフロントドアの側面図。
【図14】 フロントドアトリムの斜視図。
【図15】 リヤドアの部分分解斜視図。
【図16】 アッパトリムの斜視図。
【図17】 図16のH−H線矢視断面図。
【図18】 図16のJ−J線矢視断面図。
【図19】 衝撃吸収構造の他の実施例を示す断面図。
【図20】 衝撃吸収構造のさらに他の実施例を示す断面図。
【符号の説明】
2…フロントドア
3…リヤドア(サイドドア)
4,5…ヒンジ
7…ドア本体
9…ドアサッシュ部
11…フリップウインド部材(ドアウインド部材)
15…ドア開口部(開口)
26,28…ドアアウタパネル
27…ドアインナパネル
31…フロントドアリヤレインフォースメント(補強部材)
32…延出部
46…バーチカルレインフォースメント
79…ロアトリム(ドア本体側ドアトリム)
80…アッパトリム(サッシュ側ドアトリム)
80F…前部縦辺部
86,92…リ

Claims (5)

  1. 車両の側部に形成された開口を開閉する車両用サイドドアにおいて、
    上記サイドドアはドアインナパネルと、該ドアインナパネルと接合されたドアアウタパネルとを備えたドア本体と、
    上記ドア本体の上方に延設されてドアウインド部材を支持するドアサッシュ部とから構成され、
    上記ドアサッシュ部の車室内側には該ドアサッシュ部を覆うサッシュ側ドアトリムが設けられ、
    該サッシュ側ドアトリムの下方にはドア本体の車室内側を覆うドア本体側ドアトリムが設けられ、
    上記サッシュ側ドアトリムは衝撃吸収可能な硬質素材で形成され、
    上記サイドドアのドアインナパネルとドアアウタパネルとの間にはサイドドアのサッシュ部の前部縦辺部を含む略全高にわたって上下方向に延び、かつ該前部縦辺部においてその前後縁部がドアインナパネルとドアアウタパネルの両前後縁部に挟持固定されたバーチカルレインフォースメントが設けられ、
    上記サッシュ側ドアトリムの前部縦辺部は、サッシュ部前部縦辺部におけるバーチカルレインフォースメントの車室内側位置の前後幅全体に対応して設けられると共に、フロントドアの車室内側面よりも車室内方に凸状に張り出し、サッシュ側ドアトリムとドアサッシュ部との車幅方向に隙間を形成し、該隙間のバーチカルレインフォースメントの少なくとも前後端部に対応した車室内側位置に、車室内外方向に延じて衝撃吸収するリブが設けられ、
    上記サイドドアは、車両側部に設けられた連続したピラーのない開口を、前部がヒンジにより支持されたフロントドアと共に開閉するリヤドアに設定され、
    上記フロントドアの後部縦辺部を補強する補強部材およびその延出部が、上記リヤドアのサッシュ側ドアトリムの前部縦辺部に対して側面視で車両方向外側から重合する
    車両用サイドドアの衝撃吸収構造。
  2. 上記サッシュ側ドアトリムは、サッシュ部とドア本体上縁とで囲われたドアウインド開口に沿った枠状に形成され、
    ドア本体部に掛かる下辺部が、ドア本体側ドアトリムで覆われ、
    上記サッシュ側ドアトリムの前部縦辺部は最も車両内方に張り出している
    請求項1記載の車両用サイドドアの衝撃吸収構造。
  3. 上記フロントドアのサッシュ部の後部縦辺部には、サッシュ側トリムを設けない
    請求項2記載の車両用サイドドアの衝撃吸収構造。
  4. 上記リヤドアはその後部がヒンジによって支持された
    請求項1に記載の車両用サイドドアの衝撃吸収構造。
  5. 上記リヤドアと、上記フロントドアとは観音開き構造に形成された
    請求項4記載の車両用サイドドアの衝撃吸収構造。
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