JP4288920B2 - 車両のサイドドア構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、センタピラーレスのドア開口を、ドア前部が車体にヒンジを介して開閉可能に枢着されたフロントドアと、このフロントドアの後方に設けられたリヤドアとによって開閉可能に覆った所謂フリースタイル構造(観音開き構造)の車両のサイドドア構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、上述例の車両のサイドドア構造としては次のような構造がある。すなわち、車体側部に仕切りのない連続したドア開口を設け、このドア開口をフロントドアとリヤドアとで開閉可能に覆うが、フロントドアはその前部をフロントドアヒンジを介して車体に枢着し、リヤドアはその後部をリヤドアヒンジを介して車体に枢着し、これらフロントドアとリヤドアとからなるサイドドアを所謂観音開き構造に構成すると共に、フロントドアの後端部をリヤドアの前端部外側に重合させ、かつリヤドアの前端部内部には上下方向に延びる補強部材を設けたものである(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−138864号公報。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述のセンタピラーレスの観音開きドアにおいて、リヤドアの前部に板状部材を屈曲形成して構成した補強部材を設け、かつリヤドアの前端部外側にフロントドアの後端部を重合させる程度の構造では、側突に対する剛性が不充分で、車両の側突時においてサイドドアの車室内への侵入量を充分に軽減することが困難な問題点があった。
【0005】
この発明は、車両のサイドドア構造において、リヤドアの前部縦辺部を後傾して形成し、該リヤドア前部縦辺部のアウタパネルとインナパネルとで挟まれた内部空間に、バーチカルレインフォースメントおよび縦インパクトバーを配設し、これら両者を側面視でオーバラップさせると共に、上記縦インパクトバーは、リヤドアの前上角部と前下角部より離間した部位との間を上下方向に略垂直に延びるように設けることで、観音開き構造のサイドドアにおいて、側突に対する剛性が向上し、側突時のドアの車室内への侵入量を軽減することができて、乗員の安全性向上を図ることができる車両のサイドドア構造の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明による車両のサイドドア構造(請求項1)は、車両側部の仕切りのない連続したドア開口を、ドア前部が車体にヒンジを介して開閉可能に枢着されたフロントドアと、該フロントドアの後方に設けられたリヤドアとによって開閉可能に覆った車両のサイドドア構造であって、上記リヤドアの前部縦辺部が後傾して形成されると共に、上記リヤドア前部縦辺部のアウタパネルとインナパネルとで挟まれた内部空間に、バーチカルレインフォースメントおよび縦インパクトバーが配設され、上記バーチカルレインフォースメントおよび縦インパクトバーは、側面視でオーバラップするように配設されており、上記バーチカルレインフォースメントは上記縦インパクトバーの上端および下端よりも上下に延設し、バーチカルレインフォースメントの上下端部が側面視で車体側部材とオーバラップするよう設けられており、上記車体側部材のバーチカルレインフォースメント上端部とオーバラップする位置には、ストライカが設けられ、上記縦インパクトバーは、上記リヤドアの前上角部と前下角部より離間した部位との間を上下方向に略垂直に延び、該縦インパクトバー上端よりも上方に上記ストライカと係合するドアラッチ部材が取付けられていることを特徴とするものである。
【0007】
上記構成の縦インパクトバーは高張力鋼で形成されることが望ましい。
上記構成によれば、上記リヤドアの前部縦辺部のアウタパネルとインナパネルとで挟まれた内部空間に、バーチカルレインフォースメントおよび縦インパクトバーを配設し、これら両者を側面視でオーバラップさせたので、リヤドアの前部縦辺部に設けられたバーチカルレインフォースメントと縦インパクトバーとの相乗効果により、側突に対する剛性を向上させることができる。
また、上記縦インパクトバーは、リヤドアの前上角部と前下角部より離間した部位との間を上下方向に略垂直に延びるように配設したので、側突に対する剛性が向上し、側突時のリヤドアの車室内への侵入量を軽減することができて、乗員の安全性向上を図ることができる。
【0008】
この発明による車両のサイドドア構造(請求項2)は、また、車両側部の仕切りのない連続したドア開口を、ドア前部が車体にヒンジを介して開閉可能に枢着されたフロントドアと、該フロントドアの後方に設けられたリヤドアとによって開閉可能に覆った車両のサイドドア構造であって、上記リヤドアの前部縦辺部が後傾して形成されると共に、該リヤドアの前上角部と前下角部より離間した部位との間を上下方向に略垂直に延びる縦インパクトバーが配設され、上記リヤドアの前部縦辺部には、該前部縦辺部に沿って上下方向に延設されるバーチカルレインフォースメントが配設され、上記縦インパクトバーの上下方向の中間部は、上記バーチカルレインフォースメントとドアインナパネルとの双方に接続されるブラケットによって支持されたものである。
【0009】
上記構成の縦インパクトバーは高張力鋼で形成されることが望ましい。
上記構成によれば、リヤドアの前部に上下方向に延びる縦インパクトバーを略垂直に配設したので、側突に対する剛性が向上し、側突時のリヤドアの車室内への侵入量を軽減することができて、乗員の安全性向上を図ることができる。
また、上記縦インパクトバーの上下方向の中間部は、バーチカルレインフォースメントとドアインナパネルとの双方に接続されるブラケットによって支持されたものであるから、縦インパクトバーの支持剛性向上を図ることができる。
【0010】
この発明の一実施態様においては、上記縦インパクトバーは剛性パイプ部材により構成されたものである。
上記構成によれば、剛性パイプ部材にて縦インパクトバーを構成したので、過大な重量増加を招くことなく、側突に対する剛性の向上を図ることができる。
【0011】
この発明の一実施態様においては、上記バーチカルレインフォースメントはリヤドア本体と閉断面を形成すると共に、上記縦インパクトバーはバーチカルレインフォースメントとリヤドア本体との間の閉断面内部に配設されたものである。
【0012】
上記構成によれば、上述の閉断面構造により側突に対する剛性がさらに向上すると共に、その閉断面内部に縦インパクトバーを配設したので、側突に対する剛性をより一層向上させることができる。
【0013】
この発明の一実施態様においては、上記縦インパクトバーと前後方向にオーバラップすべく車両の前後方向に延びる横インパクトバーが配設されたものである。
上記構成によれば、上述のオーバラップ構造により側突に対する剛性がさらに向上すると共に、側突時のリヤドアの屈曲変形を防止することができる。
【0014】
この発明の一実施態様においては、上記横インパクトバーの前端部はバーチカルレインフォースメントに接合されたものである。
上記構成によれば、上述の接合構造により側突に対する剛性をより一層向上させることができる。
【0015】
この発明の一実施態様においては、上記横インパクトバーと、バーチカルレインフォースメントと、ブラケットが共締め固定されたものである。
上記構成によれば、上記三者の共締め固定構造により、これらの組付け性向上を図ることができると共に、その剛性の向上を図ることができる。
【0016】
この発明の一実施態様においては、上記リヤドアの上下両部には車体に対して係脱可能なロック機構が設けられ、上記リヤドアの前部にはフロントドア後部に対して係脱可能なロック機構が設けられたものである。
【0017】
上記構成によれば、上述の各ロック機構によりリヤドアを車体とフロントドアとにロックするので、剛性がさらに向上して、車両の側突時においてドアが車室内へ侵入する侵入量をより一層低減させることができる。
【0018】
この発明の一実施態様においては、上記リヤドアのロック機構は上記縦インパクトバーの上下両端部に取付けられたものである。
上記構成によれば、リヤドア側のロック機構を、剛性を有する縦インパクトバーの両端部に取付けたので、リヤドアの車体に対する支持剛性が向上すると共に、側突に対しても有利な構造となる。
【0019】
【実施例】
この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。
図面は車両のサイドドア構造を示し、図1において、車両1の車体側面には、フロントドア2とリヤドア3とで構成されるサイドドアが設けられ、フロントドア2の前端部とリヤドア3の後端部とに、それぞれヒンジ部としてのフロントドアヒンジ4とリヤドアヒンジ5が設けられてフリースタイル構造(観音開き構造)のサイドドアが構成されている。上述の各ドアヒンジ4,5はドア側ヒンジブラケット、ヒンジピン、ボディ側ヒンジブラケットを有するものである。
【0020】
上述のフロントドア2はフロントドアヒンジ4,4を介して車体剛性部材としてのヒンジピラーに開閉可能に枢着され、上述のリヤドア3はリヤドアヒンジ5,5を介してリヤボディに開閉可能に枢着され、これらの両ドア2,3により車両側部の仕切りのない連続したドア開口部15(図11参照)つまり、センタピラーレスのドア開口部を開閉可能に覆っている。
【0021】
これらサイドドアを構成するフロントドア2とリヤドア3とは、それぞれ、ドア本体6,7とドアサッシュ部8,9とウインドガラス10(但し、樹脂製のものも含む),フリップウインド部材11とで構成され、このうちドア本体6,7の内部には車両の前後方向に延びるインパクトバー12,13,14が設けられる。
【0022】
この実施例の観音開き構造のドアはフロントドア2が優先して開放され、リヤドア3はフロントドア2の開放後において、その開成が許容されるように構成している。
【0023】
上述の各ドア2,3はドア開口部15(図11参照)を開閉するもので、図1に示すようにフロントドア2の後端部には、リヤドア3に対して係脱可能なドアラッチ16を設け、このドアラッチ16がリヤドア3の前端部に設けられたストライカでロックされ、リヤドア3の前端部上下には車体に対して係脱可能なドアラッチ17,18を設け、これらドアラッチ17,18はドア開口部15(図11参照)の上辺部および下辺部に設けた後述するボディ側のストライカ19,20(図11参照)でそれぞれロックされるように構成している。
【0024】
図2は右側のサイドドアを車室内側から見た状態で示す側面図、図3は図2のA−A線に沿う部分断面図であって、フロントドア2とリヤドア3との閉鎖時には、図3に示すように、リヤドア3の前部外側に対してフロントドア2の後部が所定量重なり合うようなオーバラップ構造となる。
【0025】
上述のフロントドア2は、ドアアウタパネル21とドアインナパネル22とを備え、ドアインナパネル22には図2に示すように2つの開口部23,24と、これら開口部23,24間に位置して斜め方向、つまり前高後低状に傾斜して上下方向に延びる仕切り部25とが形成されている。
【0026】
上述のリヤドア3は2部材に分割形成されたドアアウタパネル26,28と、ドアインナパネル27とを備え、これらの各パネル26,27,28はアルミニウムまたはアルミ合金などの軽金属や軽合金にて形成されると共に、リヤドア3の前部縦辺部を構成するドアアウタパネル28の所定部には、フロントドア2のドアラッチ16に対応してストライカ29が取付けられている。
【0027】
図4は右側のフロントドア2を車室内側から見た状態で示す側面図、図5は図4のB−B線矢視断面図であって、ドアアウタパネル21とドアインナパネル22とを接合して構成されるフロントドア2の前部縦辺部には該前部縦辺部に沿って上下方向に延びる剛性部材としてのヒンジレインフォースメント30が設けられており、このヒンジレインフォースメント30によりドア剛性の向上を図っている。
【0028】
このヒンジレインフォースメント30は、車外側において車両の前後方向に延びる前部片30aと、車内側において車両の前後方向に延びる後部片30bと、これら両片30a,30bを接続して車幅方向に延びる接続片30cとを有するように厚板部材にて断面略Z字状に形成されている。
【0029】
また、フロントドア2の後部縦辺部には、該後部縦辺部に沿って上下方向に延びる剛性部材としてのフロントドアリヤレインフォースメント31が設けられており、このフロントドアリヤレインフォースメント31によりドア剛性の向上を図ると共に、側突に対する剛性を向上させて、車両の側突時のドア2の車室内への侵入量を軽減すべく構成している。
【0030】
このフロントドアリヤレインフォースメント31は図3、図5、図6、図7に示すように、車外側において車両の前後方向に延びる後部片31aと、車内側において車両の前後方向に延びる前部片31bと、これら両片31a,31bを接続して車幅方向に延びる接続片31cとを有するように厚板部材にて断面略Z字状に形成されている。
【0031】
さらに、図4に示すように上述のフロントドアリヤレインフォースメント31の上端部はドアサッシュ部8の後部縦辺部8a内に連続して延びる延出部32を備え、サッシュ剛性の向上を図り、高速走行時の負圧により、シール部材が車外側へ吸い出されるのを防止すべく構成している。
【0032】
しかも、図4に示すように上述のフロントドアリヤレインフォースメント31の下端部にはフロントドア2の下部の前後辺に沿って前方に延びる延長部33を備えて、フロントドアリヤレインフォースメント31それ自体の剛性向上を図ると共に、フロントドア下部の剛性向上を図るように構成している。
【0033】
また、上下両端に延出部32および延長部33を備えたフロントドアリヤレインフォースメント31の全体には、図6に示すように複数の凹凸部を形成して、該フロントドアリヤレインフォースメント31の強度向上を図っている。
【0034】
図4、図5、図8に示すように、前述のインパクトバー12はヒンジレインフォースメント30の前部片30aと、フロントドアリヤレインフォースメント31の後部片31aとの間、すなわち剛性部材相互間に車両の前後方向に延びるように接合固定されている。換言すれば、インパクトバー12の前端部および後端部はヒンジレインフォースメント30、フロントドアリヤレインフォースメント31と重合するように設けられ、強固な構造を確保すべく構成している。
【0035】
上述のインパクトバー12に対して上下方向に離間する下側のインパクトバー13も図4に示すように、ヒンジレインフォースメント30の前部片30aと、フロントドアリヤレインフォースメント31の後部片31aとの間、すなわち剛性部材相互間に車両の前後方向に延びるように接合固定されている。換言すれば、インパクトバー13の前端部および後端部はヒンジレインフォースメント30、フロントドアリヤレインフォースメント31と重合するように設けられ、強固な構造を確保すべく構成している。
【0036】
また、図8に示すように上下方向に離間する複数のインパクトバー12,13は車外側に突出するような横向き凸状の断面形状を有し、この断面構造により、インパクトバー12,13それ自体の剛性向上を図ると共に、インパクトバー12,13を上下に離間して複数設けることにより、側突時の荷重入力に対して上下方向で広範囲において対応すべく構成している。
【0037】
図9は図4のE−E線に沿う要部拡大断面図であって、フロントドア2の後部側の下端部には該フロントドア2から車体側のサイドシル34のサイドシルアウタ35に向けて凸状に突出したキャッチャーピン36を設けている。
【0038】
すなわち、上述のフロントドアリヤレインフォースメント31における下端部の延長部33にナット37を予め溶接固定し、このナット37と対向する延長部33およびドアインナパネル22にはキャッチャーピン36のネジ部を挿通する孔部を形成して、上述のキャッチャーピン36をドアインナパネル22の車室内側から上記ナット37に締付け固定したものである。
【0039】
また、上述のキャッチャーピン36は車両の側突時においてフロントドア2の侵入を規制するものであって、このキャッチャーピン36と対応する位置においてサイドシルアウタ35には合成樹脂製で、かつ凹状のキャッチャーピン受け部38を設け、フロントドア2の閉時に上述のキャッチャーピン36がキャッチャーピン受け部38に挿入されるように構成している。
【0040】
図9はフロントドア2の全閉時の断面図であって、キャッチャーピン36の外径に対して、キャッチャーピン受け部38の内径は比較的大きく設定されている。また、上述のキャッチャーピン36は車両の側突時においてフロントドア2の侵入を規制するためのドア侵入規制部材である。
【0041】
キャッチャーピンはフロントドア2のみならず図1、図2に示すようにリヤドア3の下部にも設けられており、各キャッチャーピン36,39,40が略等間隔で前後方向に並ぶように構成されている。
【0042】
一方、図9においてサイドシルアウタ35の上端部外面には、車体とフロントドア2との間をシールするシール部材41を設け、またフロントドア2のドアインナパネル22の下部には、該フロントドア2と車体としてのサイドシル34との間をシールするシール部材42を設けている。
【0043】
図10は右側のリヤドア3を車室内側から見た状態で示す側面図、図11は図10のG−G線矢視断面図、図12は図10のH−H線矢視断面図であって、図10、図11に示すように、リヤドア3下部におけるインナパネル27の所定部にはシートベルトリトラクタ43のブラケット44を取付けるための開口部45が形成されている。
【0044】
また図3、図10、図11に示すようにリヤドア3の前部縦辺部には該リヤドア3のドアサッシュ部9を含む略全高にわたって上下方向に沿って延びるバーチカルレインフォースメント46が配設されている。
【0045】
このバーチカルレインフォースメント46は、アルミニウムまたはアルミ合金などの軽金属や軽合金の厚板部材にて形成されると共に、図3に示すように車内側前部において車両の前後方向に延びる前部片46aと、この前部片46aの後端から車幅方向に延びる前面片46bと、この前面片46bの外端から車両前後方向後方に延びる側面片46cと、この側面片46cの後端から車両の前後方向後方で、かつ車幅方向内方に延びる後面片46dと、この後面片46dの内端から車両の前後方向後方に延びる後部片46eとを有するように断面略ハット状に形成されている。
【0046】
そして、上述の前部片46aはドアインナパネル27と、ドアアウタパネル28との間にサンドイッチ状に挟持固定され、前面片46bとドアアウタパネル28とが重合する部分には前述のストライカ29が取付けられ、後部片46eはドアインナパネル27の前後方向中間部内面に接合されている。
【0047】
さらに、図3に示すように、リヤドア3の後部縦辺部には該リヤドア3の上下方向に沿って延びる剛性部材としてのヒンジレインフォースメント47が配設されている。
【0048】
このヒンジレインフォースメント47は、車内側において車両の前後方向に延びる前部片47aと、車外側において車両の前後方向に延びる後部片47bと、これら両片47a,47bを接続して車幅方向に延びる接続片47cとを有するように、アルミニウムまたはアルミ合金などの軽金属や軽合金の厚板部材にて、断面略Z字状に形成されている。
【0049】
図3、図10、図11に示すように前述の横インパクトバー14はバーチカルレインフォースメント46の側面片46cと、ヒンジレインフォースメント47の後部片47bとの間、すなわち剛性部材相互間に車両の前後方向に延びるように接合固定されている。換言すれば、この横インパクトバー14はその前後両端部がバーチカルレインフォースメント46、ヒンジレインフォースメント47と重合するように設けられており、この重合構造により、リヤドア3の側突に対する剛性の向上を図るように構成している。
【0050】
また、上述の横インパクトバー14は図11に断面形状にて示すように凹凸状に形成されていて、この凹凸構造により横インパクトバー14それ自体の剛性向上を図るように構成している。
【0051】
図10に示すように、上述のリヤドア3はその前部縦辺部が後傾するように形成されており、この前部縦辺部の前上角部3U(前側上部コーナ部)と前下角部3D(前側下部コーナ部)より離間した部位との間を上下方向に略垂直に延びる縦インパクトバー48を設けている。
【0052】
この縦インパクトバー48は高張力鋼のパイプ部材(剛性パイプ部材)にて形成されている。
また、図10に示すように、上述のバーチカルレインフォースメント46は側面視において縦インパクトバー48と車両の前後方向にオーバラップするように配設されている。さらに詳しくは、図3に示すように、上述のバーチカルレインフォースメント46とリヤドア本体7のドアインナパネル27との間には閉断面49が形成され、縦インパクトバー48はこの閉断面49内部に配設されたものである。
【0053】
さらに、上述の横インパクトバー14は図3、図10に示すように、その前部が縦インパクトバー48と車両の前後方向にてオーバラップすべく配設されている。
しかも、図3にフロントドア2およびリヤドア3をそれぞれ閉鎖状態で示すように、両ドア2,3の閉鎖時にはフロントドアリヤレインフォースメント31がリヤドア3の前部縦辺部に設けられたバーチカルレインフォースメント46と重なり合うように配設されており、この重合構造により、該重合部の剛性向上を図って、側突時のサイドドアの車室内への侵入量を軽減すべく構成している。
【0054】
ところで、図11に示すように、リヤドア3内の下部には断面凹状のドアラッチレインフォースメント50を設けている。
このドアラッチレインフォースメント50の車外側立上り片はリベット51(取付け部材)を用いてバーチカルレインフォースメント46の下部に固定する一方、車内側立上り片はボルト、ナットおよびリベット等の取付け部材52を用いて、ブラケット44および後述する縦インパクトバー48の下端ブラケット55と共にドアインナパネル27に共締め固定している。
【0055】
上述の縦インパクトバー48は図11、図13に示すように上端ブラケット53、中間ブラケット54、下端ブラケット55を用いて、バーチカルレインフォースメント46およびドアインナパネル27に固定されている。
【0056】
ここで、上端ブラケット53は断面略半円形状の保持部56を有する外部ブラケット57と、断面略半円形状の保持部58を有する内部ブラケット59との2部材から成り、これら両ブラケット57,59を接合して、縦インパクトバー48の上端部を保持すると共に、外部ブラケット57はリベット60(取付け部材)を用いてバーチカルレインフォースメント46の上部に固定し、内部ブラケット59はボルト、ナット等の取付け部材61…を用いて、ドアラッチ17およびショルダベルトアンカ用のアンカブラケット62と共にドアインナパネル27に共締め固定している。
【0057】
また、中間ブラケット54は断面略半円形状の保持部63と、上部取付け片64と、下部取付け片65とを備え、図3にも示すように、保持部63で縦インパクトバー48の中間部を保持すると共に、上部取付け片64はボルト、ナット等の取付け部材66を用いて、ブラケット44と共にドアインナパネル27に共締め固定し、下部取付け片65はリベット67(取付け部材)を用いて横インパクトバー14と共にバーチカルレインフォースメント46に共締め固定している。
【0058】
すなわち、縦インパクトバー48の上下方向の中間部は、バーチカルレインフォースメント46とドアインナパネル27との双方に接続される中間ブラケット54によって支持されたものである。また横インパクトバー14と、バーチカルレインフォースメント46と、中間ブラケット54とが上述のリベット67にて共締め固定されたものである。
【0059】
さらに、下端ブラケット55は断面略半円形状の保持部68と前後の取付け片69,70とを備え、保持部68で縦インパクトバー48の下端部を保持すると共に、前後の取付け片69,70はボルト、ナットおよびリベット等の取付け部材52を用いて、ドアラッチレインフォースメント50およびブラケット44と共にドアインナパネル27に共締め固定している。
なお、上述の上端ブラケット53、中間ブラケット54、下端ブラケット55の所定部は縦インパクトバー48の外周部に溶接固定されている。
【0060】
ここで、図11に示すように、リヤドア3のロック機構つまり上部のドアラッチ17と下部のドアラッチ18とは縦インパクトバー48の上下両端部に取付けられている。詳しくは、上部のドアラッチ17は縦インパクトバー48の上端部に内部ブラケット59を介して取付けられており、下部のドアラッチ18は縦インパクトバー48のか端部に下端ブラケット55およびドアラッチレインフォースメント50を介して取付けられている。
【0061】
図11において車体側上部のルーフパネル71の側部にはルーフレールアウタ72とルーフレールインナ73とを接合すると共に、このルーフレールインナ73には前述のストライカ19を取付けている。
【0062】
また、車体側下部のフロアパネル74の側部には、サイドシルインナ75とサイドシルアウタ35とから成るサイドシル34を接合すると共に、上述のサイドシルアウタ35の所定部には前述のストライカ20を取付けていて、車体側のこれらの各ストライカ19,20にリヤドア3の縦インパクトバー48の上下両端部に取付けたドアラッチ17,18が係合するように構成している。
【0063】
なお、以上の説明においては、主として右側のフロントドア2およびリヤドア3の構造について述べたが、左側のフロントドア2およびリヤドア3は右側のそれと対称に構成されている。また図中、Fは車両前方を示し、Rは車両後方を示し、INは車両内方を示し、OUTは車両外方を示すものである。
【0064】
このように図1〜図13で示した実施例の車両のサイドドア構造は、車両側部の仕切りのない連続したドア開口(センタピラーレスのドア開口部15参照)を、前部が車体にフロントドアヒンジ4を介して開閉可能に枢着されたフロントドア2と、該フロントドア2の後方に設けられたリヤドア3とによって開閉可能に覆った観音開き構造の車両のサイドドア構造であって、上記リヤドア3の前部縦辺部が後傾して形成されると共に、該リヤドア3の前上角部3Uと前下角部3Dより離間した部位との間を上下方向に略垂直に延びる縦インパクトバー48が配設されたものである。
【0065】
この構成によれば、リヤドア3の前部に上下方向に延びる縦インパクトバー48を略垂直に配設したので、側突に対する剛性が向上し、側突時のリヤドア3の車室内への侵入量を軽減することができて、乗員の安全性向上を図ることができる。
【0066】
また、上記縦インパクトバー48は剛性パイプ部材により構成されたものである。
この構成によれば、剛性パイプ部材にて縦インパクトバー48を構成したので、過大な重量増加を招くことなく、側突に対する剛性の向上を図ることができる。
【0067】
しかも、上記リヤドア3の前部縦辺部には、該前部縦辺部に沿って上下方向に延設されるバーチカルレインフォースメント46が配設されたものである。
【0068】
この構成によれば、リヤドア3の前部縦辺部に設けられたバーチカルレインフォースメント46と上述の縦インパクトバー48との相乗効果により、側突に対する剛性をより一層向上させることができる。
【0069】
さらに、上記バーチカルレインフォースメント46は図10に示すように側面から見て上記縦インパクトバー48と車両の前後方向にオーバラップして配設されたものである。
この構成によれば、バーチカルレインフォースメント46と縦インパクトバー48とのオーバラップ構造により、側突に対する剛性がさらに向上する。
【0070】
また、上記バーチカルレインフォースメント46はリヤドア本体7(詳しくはドアインナパネル27参照)と閉断面49を形成すると共に、上記縦インパクトバー48はバーチカルレインフォースメント46とリヤドア本体7との間の閉断面49内部に配設されたものである。
【0071】
この構成によれば、上述の閉断面構造により側突に対する剛性がさらに向上すると共に、その閉断面49内部に縦インパクトバー48を配設したので、側突に対する剛性をより一層向上させることができる。
【0072】
加えて、上記縦インパクトバー48と前後方向にオーバラップすべく車両の前後方向に延びる横インパクトバー14が配設されたものである。
この構成によれば、上述のオーバラップ構造により側突に対する剛性がさらに向上すると共に、側突時のリヤドア3の屈曲変形を防止することができる。
【0073】
また、上記横インパクトバー14の前端部はバーチカルレインフォースメント46に接合されたものである。
この構成によれば、上述の接合構造により側突に対する剛性をより一層向上させることができる。
【0074】
さらに、上記縦インパクトバー48の上下方向の中間部は、図11で示したように、バーチカルレインフォースメント46とドアインナパネル27との双方に接続されるブラケット(中間ブラケット54参照)によって支持されたものである。
この構成によれば、縦インパクトバー48の支持剛性向上を図ることができる。
【0075】
そのうえ、上記横インパクトバー14と、バーチカルレインフォースメント46と、ブラケット(中間ブラケット54参照)が共締め固定されたものである。
この構成によれば、上記三者の共締め固定構造により、これらの組付け性向上を図ることができると共に、その剛性の向上を図ることができる。
【0076】
また、上記リヤドア3の上下両部には車体に対して係脱可能なロック機構(ドアラッチ17,18参照)が設けられ、上記リヤドア3の前部にはフロントドア2後部に対して係脱可能なロック機構(ストライカ29参照)が設けられたものである。
【0077】
この構成によれば、上述の各ロック機構(ドアラッチ17,18、ストライカ29参照)によりリヤドア3を車体とフロントドア2とにロックするので、剛性がさらに向上して、車両の側突時においてドア2,3が車室内へ侵入する侵入量をより一層低減させることができる。
【0078】
さらに、上記リヤドア3のロック機構(ドアラッチ17,18参照)は上記縦インパクトバー48の上下両端部に取付けられたものである。
この構成によれば、リヤドア3側のロック機構(ドアラッチ17,18参照)を、剛性を有する縦インパクトバー48の両端部に取付けたので、リヤドア3の車体に対する支持剛性が向上すると共に、側突に対しても有利な構造となる。
【0079】
図14は車両のサイドドア構造の他の実施例を示し、リヤドア3の内部に設けられる横インパクトバー14,76を上下方向に離間して複数本配設したものである。上側の横インパクトバー76はフロントドア2内のインパクトバー12と略同等の高さ位置において車両の前後方向に延びるように配設される。
【0080】
このように、リヤドア3内に上下に離間して複数の横インパクトバー14,76を設けると、ドア剛性をさらに向上させることができると共に、側突時の荷重入力に対して上下方向で広範囲において対応できるので、乗員の安全性がさらに向上する。
【0081】
図14に示すこの実施例においても、その他の構成、作用、効果については先の実施例とほぼ同様であるから、図14において前図と同一の部分には同一符号を付して、その詳しい説明を省略する。
【0082】
この発明の構成と、上述の実施例との対応において、
この発明のブラケットは、実施例の中間ブラケット54に対応し、
以下同様に、
リヤドアの上下両部のロック機構は、ドアラッチ17,18に対応し、
リヤドアの前部のロック機構は、ストライカ29に対応し、
車両側部の仕切りのない連続したドア開口は、センタピラーレスのドア開口部15に対応するも、
この発明は、上述の実施例の構成のみに限定されるものではない。
【0083】
【発明の効果】
この発明によれば、車両のサイドドア構造において、リヤドアの前部縦辺部を後傾して形成し、該リヤドア前部縦辺部のアウタパネルとインナパネルとで挟まれた内部空間に、バーチカルレインフォースメントおよび縦インパクトバーを配設し、これら両者を側面視でオーバラップさせると共に、上記縦インパクトバーは、リヤドアの前上角部と前下角部より離間した部位との間を上下方向に略垂直に延びるように設けたので、観音開き構造のサイドドアにおいて、側突に対する剛性が向上し、側突時のドアの車室内への侵入量を軽減することができて、乗員の安全性向上を図ることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の車両のサイドドア構造を示す側面図。
【図2】 サイドドアを車室内側から見た状態で示す側面図。
【図3】 図2のA−A線矢視断面図。
【図4】 フロントドアの側面図。
【図5】 図4のB−B線矢視断面図。
【図6】 フロントドアリヤレインフォースメントの斜視図。
【図7】 図6のD−D線矢視断面図。
【図8】 図4のC−C線矢視断面図。
【図9】 図4のE−E線に沿う要部拡大断面図。
【図10】 リヤドアの側面図。
【図11】 図10のG−G線矢視断面図。
【図12】 図10のH−H線に沿う拡大断面図。
【図13】 縦インパクトバーおよびその取付けブラケットの分解斜視図。
【図14】 本発明の車両のサイドドア構造の他の実施例を示す断面図。
【符号の説明】
2…フロントドア
3…リヤドア
3U…前上角部
3D…前下角部
4,5…ヒンジ
7…リヤドア本体
14…横インパクトバー
15…ドア開口部(開口)
17,18…ドアラッチ(ロック機構)
19…ストライカ
26,28…ドアアウタパネル
27…ドアインナパネル
29…ストライカ(ロック機構)
46…バーチカルレインフォースメント
48…縦インパクトバー
49…閉断面
54…中間ブラケット(ブラケット)

Claims (9)

  1. 車両側部の仕切りのない連続したドア開口を、ドア前部が車体にヒンジを介して開閉可能に枢着されたフロントドアと、該フロントドアの後方に設けられたリヤドアとによって開閉可能に覆った車両のサイドドア構造であって、
    上記リヤドアの前部縦辺部が後傾して形成されると共に、
    上記リヤドア前部縦辺部のアウタパネルとインナパネルとで挟まれた内部空間に、バーチカルレインフォースメントおよび縦インパクトバーが配設され、
    上記バーチカルレインフォースメントおよび縦インパクトバーは、側面視でオーバラップするように配設されており、
    上記バーチカルレインフォースメントは上記縦インパクトバーの上端および下端よりも上下に延設し、
    バーチカルレインフォースメントの上下端部が側面視で車体側部材とオーバラップするよう設けられており、
    上記車体側部材のバーチカルレインフォースメント上端部とオーバラップする位置には、ストライカが設けられ、上記縦インパクトバーは、上記リヤドアの前上角部と前下角部より離間した部位との間を上下方向に略垂直に延び、
    該縦インパクトバー上端よりも上方に上記ストライカと係合するドアラッチ部材が取付けられていることを特徴とする
    車両のサイドドア構造。
  2. 車両側部の仕切りのない連続したドア開口を、ドア前部が車体にヒンジを介して開閉可能に枢着されたフロントドアと、該フロントドアの後方に設けられたリヤドアとによって開閉可能に覆った車両のサイドドア構造であって、
    上記リヤドアの前部縦辺部が後傾して形成されると共に、
    該リヤドアの前上角部と前下角部より離間した部位との間を上下方向に略垂直に延びる縦インパクトバーが配設され、
    上記リヤドアの前部縦辺部には、該前部縦辺部に沿って上下方向に延設されるバーチカルレインフォースメントが配設され、
    上記縦インパクトバーの上下方向の中間部は、上記バーチカルレインフォースメントとドアインナパネルとの双方に接続されるブラケットによって支持された
    車両のサイドドア構造。
  3. 上記縦インパクトバーは剛性パイプ部材により構成された
    請求項1または2記載の車両のサイドドア構造。
  4. 上記バーチカルレインフォースメントはリヤドア本体と閉断面を形成すると共に、
    上記縦インパクトバーはバーチカルレインフォースメントとリヤドア本体との間の閉断面内部に配設された
    請求項1または2記載の車両のサイドドア構造。
  5. 上記縦インパクトバーと前後方向にオーバラップすべく車両の前後方向に延びる横インパクトバーが配設された
    請求項1または2記載の車両のサイドドア構造。
  6. 上記横インパクトバーの前端部はバーチカルレインフォースメントに接合された
    請求項5記載の車両のサイドドア構造。
  7. 上記横インパクトバーと、バーチカルレインフォースメントと、ブラケットが共締め固定された
    請求項2記載の車両のサイドドア構造。
  8. 上記リヤドアの上下両部には車体に対して係脱可能なロック機構が設けられ、
    上記リヤドアの前部にはフロントドア後部に対して係脱可能なロック機構が設けられた
    請求項1〜7の何れか1に記載の車両のサイドドア構造。
  9. 上記リヤドアのロック機構は上記縦インパクトバーの上下両端部に取付けられた
    請求項8記載の車両のサイドドア構造。
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