JP3607994B2 - 車両用周辺監視装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両用周辺監視装置に係り、特に、車両周辺の監視を行ううえで好適な車両用周辺監視装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、例えば特開2000−172996号公報に開示される如く、車両周囲の互いに異なる領域が撮影されている複数の撮像画像を択一的に又は合成して表示ディスプレイに表示する車両用周辺監視装置が知られている。この装置は、車両前部および後部に配置された複数のカメラを備えており、車両周囲の互いに異なる領域が撮影された複数の撮像画像を取得し得る。また、この装置は、運転者が操作可能なスイッチを有している。
【0003】
上記従来の装置において、運転者が例えば車両を左方に寄せるための“左寄せ”スイッチを選択すると、表示ディスプレイには、左前方又は左後方が撮影された撮像画像が表示される。また、運転者が“左寄せ”スイッチを選択している状況下においてシフトレバーを“R”レンジに操作すると、表示ディスプレイには、左前方の撮像画像と左後方の撮像画像とが合成された画像が表示される。このように、上記従来の車両用周辺監視装置においては、運転者の望む領域が撮影された撮像画像が表示ディスプレイに表示されるため、運転者に障害物との接近の有無等を表示ディスプレイ上で認識させることができ、運転者による安全走行を確保することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の装置では、表示ディスプレイに表示される撮像画像が、運転者によるスイッチ操作により選択された画像であるため、運転者が表示ディスプレイ上で適切に車両の安全確認等を行ううえで操作負担が増大することとなる。特に、車両が狭い道路へ左折又は右折進入する際には、旋回初期には巻き込み確認のため車両側方の撮像画像を表示すると共に、旋回後期には車体前部の接触確認のため車両コーナー前方の撮像画像を表示することが適切であるが、上記従来の装置においてかかる表示を行うためには、運転者が旋回操作を行いつつ撮像画像の切り替えのためのスイッチ操作を行う必要があるため、運転者の操作負担が過大となってしまう。
【0005】
一方、かかる不都合を解決するために、切り替え前後の互いに異なる領域における撮像画像(上記の例では、車両側方の撮像画像および車両コーナー前方の撮像画像)を同時に表示ディスプレイに表示することが考えられる。しかしながら、かかる手法では、運転者が車両周囲の状況を直感的に認識することができなくなるため、運転者の視認性が低下し、適切な車両操作を行い難くなる。
【0006】
本発明は、上述の点に鑑みてなされたものであり、運転者の操作負担の増大及び視認性の低下を招くことなく、運転者が欲する車両周囲の状況を提供することが可能な車両用周辺監視装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的は、請求項1に記載する如く、車両前方が撮影されている前方撮像画像および車両側方が撮影されている側方撮像画像を択一的に運転者が視認可能な表示ディスプレイに表示する画像表示手段を備える車両用周辺監視装置であって、
車両の偏向角が所定値に達したか否かを判別する偏向角判別手段を備え、
前記画像表示手段は、前記側方撮像画像が前記表示ディスプレイに表示されている状況下において前記偏向角判別手段により前記偏向角が前記所定値に達したと判別された場合に、該表示ディスプレイに表示される撮像画像を、該側方撮像画像から前記前方撮像画像へ切り替える車両用周辺監視装置により達成される。
【0008】
請求項1記載の発明において、表示ディスプレイに側方撮像画像が表示されている状況下で車両の偏向角が所定値に達した場合、表示ディスプレイに表示される撮像画像は、側方撮像画像から前方撮像画像へ切り替わる。すなわち、旋回初期に側方撮像画像が表示された後、その旋回がある程度継続した場合に前方撮像画像が表示される。かかる構成によれば、例えば運転者が車両を狭い道路へ右折又は左折進入させる過程で、運転者にその初期に巻き込み確認等のため車両側方の状況を提供しつつ、その後期に狭路の側壁と車両との隙間を確認のため車両前方の状況を提供することができる。従って、本発明によれば、旋回時に、運転者の操作負担の増大及び視認性の低下を招くことなく、運転者の欲する車両周囲の状況を提供し、注意を喚起することができる。
【0009】
尚、本発明において、「側方撮像画像」には、車両側方が映し出された画像と共に、車両側部から車両前方へ至る連続した領域が映し出された画像が含まれる。
【0010】
この場合、請求項2に記載する如く、請求項1記載の車両用周辺監視装置において、前記偏向角判別手段は、前記側方撮像画像の前記表示ディスプレイへの表示が開始された時点における車両状態を基準として前記偏向角が前記所定値に達したか否かを判別することとすれば、側方撮像画像と前方撮像画像との切り替えタイミングを、車両が障害物等に接触する可能性の高いタイミングに適切に設定することができる。
【0011】
尚、請求項3に記載する如く、請求項1又は2記載の車両用周辺監視装置において、前記偏向角判別手段は、車両に生じたヨー角に基づいて前記偏向角が前記所定値に達したか否かを判別することとしてもよい。
【0012】
また、請求項4に記載する如く、請求項1又は2記載の車両用周辺監視装置において、前記偏向角判別手段は、車両に生じた舵角と走行距離との関係に基づいて前記偏向角が前記所定値に達したか否かを判別することとしてもよい。
【0013】
車両は、ある値以上の舵角を維持しつつある程度の距離を走行すれば、初期の状態を基準としてある角度以上に偏向する。従って、この場合、請求項5に記載する如く、請求項4記載の車両用周辺監視装置において、前記偏向角判別手段は、前記舵角が所定角以上である状態が車両が所定距離だけ走行する間継続した場合に、前記偏向角が前記所定値に達したと判別することとしてもよい。
【0014】
ところで、前方撮像画像や側方撮像画像が表示ディスプレイに表示される際に、その画像に車両が移動すると予想される予想移動軌跡が重畳表示されれば、操作負担の増大を招くことなく、運転者に表示ディスプレイ上で車両と障害物等との位置関係を把握させることができる。
【0015】
従って、請求項6に記載する如く、請求項1乃至5の何れか一項記載の車両用周辺監視装置において、前記画像表示手段は、前記前方撮像画像が前記側方撮像画像から切り替わって前記表示ディスプレイに表示される際に、該表示ディスプレイに車両が移動すると予想される予想移動軌跡を重畳表示することとしてもよい。
【0016】
この場合、請求項7に記載する如く、請求項6記載の車両用周辺監視装置において、前記予想移動軌跡は、車両の外輪が移動すると予想される外輪予想軌跡であることとしてもよい。
【0017】
また、請求項8に記載する如く、請求項1乃至7の何れか一項記載の車両用周辺監視装置において、前記画像表示手段は、前記側方撮像画像が前記表示ディスプレイに表示される際に、該表示ディスプレイに車両が移動すると予想される予想移動軌跡を重畳表示することとしてもよい。
【0018】
この場合、請求項9に記載する如く、請求項8記載の車両用周辺監視装置において、前記予想移動軌跡は、車両の内輪が移動すると予想される内輪予想軌跡であることとしてもよい。
【0019】
尚、請求項10に記載する如く、請求項1乃至9の何れか一項記載の車両用周辺監視装置において、前記側方撮像画像は、車両の運転席側と反対側の車両側方が撮影されている画像であることとすれば、運転席側の車両側方に比べて運転者にとって死角の多い運転席側と反対側の車両側方の状況を運転者に提供することができる。
【0020】
また、請求項11に記載する如く、請求項1乃至10の何れか一項記載の車両用周辺監視装置において、車両前部に配設されると共に、車両前方に光軸が指向され、車両前方を撮影する第1のカメラと、車両側部に配設されると共に、車両側方に光軸が指向され、車両側方を撮影する第2のカメラと、を備え、前記画像表示手段は、前記第1のカメラによる前方撮像画像および前記第2のカメラによる側方撮像画像を択一的に前記表示ディスプレイに表示することとしてもよい。
【0021】
また、上記の目的は、請求項12に記載する如く、車両側方が撮影されている側方撮像画像を、運転者が視認可能な表示ディスプレイに表示し得る画像表示手段を備える車両用周辺監視装置であって、
車両の舵角を検出する舵角検出手段を備え、
前記画像表示手段は、前記舵角検出手段により検出される前記舵角が第1の角度に達した場合に前記側方撮像画像を前記表示ディスプレイに表示すると共に、前記舵角が前記第1の角度よりも大きな第2の角度に達した後に該第2の角度を下回った場合に該側方撮像画像の該表示ディスプレイへの表示を中止する車両用周辺監視装置により達成される。
【0022】
請求項12記載の発明において、車両の舵角が第1の角度に達した場合、表示ディスプレイに側方撮像画像が表示される。このため、運転者の操作負担の増大及び視認性の低下を招くことなく、車両が旋回進行する方向の撮像画像を予め早いタイミングで運転者に提供できる。また、車両の舵角が第1の角度よりも大きな第2の角度に達した後に第2の角度を下回った場合、側方撮像画像の表示は中止される。舵角が一旦大きくなった後に小さくなる場合は、車両が旋回状態から直進状態へ移行すると判断できるので、車両側方を監視すべき要求は低くなる。従って、本発明によれば、旋回時に早いタイミングでかつ必要な期間だけ運転者に車両側方の状況を提供することができる。
【0023】
尚、本発明において、「車両の舵角」には、車輪に現に生じている舵角、及び、運転者が操作するステアリングホイールに現に生じている舵角の何れも含まれる。
【0024】
この場合、請求項13に記載する如く、請求項12記載の車両用周辺監視装置において、前記画像表示手段は、前記側方撮像画像が前記表示ディスプレイに表示される状態が所定時間継続した場合にも、該表示を中止することとすれば、運転者に操作負担を強いることなく、車両の舵角が第1の角度に達した後に第2の角度に達しないことに起因する側方撮像画像の表示が継続される事態を回避することができる。
【0025】
尚、この場合、請求項14に記載する如く、請求項12又は13記載の車両用周辺監視装置において、前記画像表示手段は、前記側方撮像画像および車両前方が撮影されている前方撮像画像を択一的に前記表示ディスプレイに表示すると共に、前記側方撮像画像の前記表示ディスプレイへの表示を中止した場合に前記前方撮像画像を該表示ディスプレイに表示することとすれば、運転者の操作負担の増大及び視認性の低下を招くことなく、車両が旋回進行する方向の撮像画像を予め早いタイミングで運転者に提供しつつ、その旋回後期に車両が直進進行する方向の撮像画像を予め早いタイミングで運転者に提供することができる。
【0026】
また、上記の目的は、請求項15に記載する如く、車両前方が撮影されている前方撮像画像および車両側方が撮影されている側方撮像画像を択一的に運転者が視認可能な表示ディスプレイに表示する画像表示手段を備える車両用周辺監視装置であって、
前記画像表示手段は、前記側方撮像画像が前記表示ディスプレイに表示されている状況下、所定の期間が経過した際に、一時的に前記前方撮像画像を該表示ディスプレイに表示する車両用周辺監視装置により達成される。
【0027】
請求項15記載の発明において、表示ディスプレイに側方撮像画像が表示されている状況下、所定の期間が経過した際に、一時的に前方撮像画像が表示ディスプレイに表示される。かかる構成によれば、運転者の操作負担の増大及び視認性の低下を招くことなく、運転者に車両側方の状況を提供しつつ、一時的に車両前方の状況を提供することができる。従って、運転者に車両前方への注意をも喚起することで、車両側方へ運転者の意識が集中するのを回避させることができる。
【0028】
また、上記の目的は、請求項16に記載する如く、車両側方が撮影されている側方撮像画像を、運転者が視認可能な表示ディスプレイに表示し得る画像表示手段を備える車両用周辺監視装置であって、
車両の発進準備が完了したか否かを判別する発進準備判別手段と、
車両の舵角が所定値以上であるか否かを判別する舵角判別手段と、を備え、
前記画像表示手段は、前記発進準備判別手段により前記発進準備が完了したと判別され、かつ、前記舵角判別手段により前記舵角が前記所定値以上であると判別された場合に、一時的に前記側方撮像画像を前記表示ディスプレイに表示する車両用周辺監視装置により達成される。
【0029】
請求項16記載の発明において、車両の発進準備が完了しかつ舵角が所定値以上である場合に、一時的に側方撮像画像が表示ディスプレイに表示される。かかる構成によれば、運転者の操作負担の増大及び視認性の低下を招くことなく、舵角が大きい発進時に、死角領域である車両側方の状況を運転者に提供することができる。従って、運転者に死角領域への注意を喚起することで、車両周囲の安全を確認させることができる。
【0030】
また、上記の目的は、請求項17に記載する如く、車両前方又は車両後方が撮影されている進行方向撮像画像および車両側方が撮影されている側方撮像画像を択一的に運転者が視認可能な表示ディスプレイに表示する画像表示手段を備える車両用周辺監視装置であって、
車両の発進準備が完了したか否かを判別する発進準備判別手段を備え、
前記画像表示手段は、前記発進準備判別手段により前記発進準備が完了したと判別された場合に、前記進行方向撮像画像および前記側方撮像画像を所定の順序で一時的に前記表示ディスプレイに表示する車両用周辺監視装置により達成される。
【0031】
請求項17記載の発明において、車両の発進準備が完了した場合に、進行方向撮像画像および側方撮像画像が所定の順序で一時的に表示ディスプレイに表示される。かかる構成によれば、運転者の操作負担の増大及び視認性の低下を招くことなく、発進時に車両周囲の状況を一通り運転者に提供することができる。従って、運転者に死角領域への注意を喚起することで、車両周囲の安全を確認させることができる。
【0032】
この場合、請求項18に記載する如く、請求項16又は17記載の車両用周辺監視装置において、前記発進準備判別手段は、車両のシフトポジションが非駆動位置から駆動位置へ移行した場合、又は、前進若しくは後進の一方の駆動位置から後進若しくは前進の他方の駆動位置へ移行した場合に、車両の発進準備が完了したと判別することとしてもよい。
【0033】
また、請求項19に記載する如く、請求項16乃至18の何れか一項記載の車両用周辺監視装置において、前記発進準備判別手段は、車両が停止しかつブレーキ操作がなされている場合に、車両の発進準備が完了したと判別することとしてもよい。
【0034】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の第1実施例である車両用周辺監視装置20のシステム構成図を示す。本実施例において、車両用周辺監視装置20が搭載される車両は、運転者によるステアリング操作に従って転舵する転舵輪としての前輪と、非転舵輪としての後輪とを有している。車両用周辺監視装置20は、モニタ用電子制御コンピュータ(以下、単にコンピュータと称す)22を備えており、コンピュータ22により制御される。
【0035】
コンピュータ22には、シフト位置センサ24、舵角センサ26、及び、車速センサ28が接続されている。シフト位置センサ24は、運転者が操作する変速機レバーの位置に応じた信号を出力する。舵角センサ26は、運転者が操作するステアリングホイールの舵角δに応じた信号を出力する。また、車速センサ28は、車速SPDに応じた周期でパルス信号を発生する。シフト位置センサ24の出力信号、舵角センサ26の出力信号、及び、車速センサ28の出力信号は、それぞれコンピュータ22に供給されている。
【0036】
コンピュータ22は、シフト位置センサ24の出力信号に基づいて変速機レバーの位置を検出し、舵角センサ26の出力信号に基づいて舵角δを検出すると共に、車速センサ28の出力信号に基づいて車速SPDを検出する。尚、ステアリングホイールが左方向(すなわち、反時計回り方向)に操作されている場合の舵角δを正値とし、ステアリングホイールが右方向(すなわち、時計回り方向)に操作されている場合の舵角δを負値とする。
【0037】
コンピュータ22は、変速機レバーの位置に基づいて、車輪と動力とが連結状態にあるか(すなわち、車両が駆動状態にあるか)或いは車輪と動力とが非連結状態にあるか(すなわち、車両が非駆動状態にあるか)否かを判別すると共に、車両が連結状態にある場合には更に車両が前進する状態にあるか或いは後進する状態にあるか否かを判別する。また、コンピュータ22は、舵角δ及び車速SPDに基づいて、車両に生じている旋回半径を推定すると共に、基準位置からの自車位置を検出し、車両の向きの変化量(すなわち、偏向角θ)を検出する。尚、車両が基準から左方向(すなわち、反時計回り方向)に向いている場合の偏向角θを正値とし、基準から右方向(すなわち、時計回り方向)に向いている場合の偏向角θを負値とする。コンピュータ22は、また、舵角δに基づいて推定した旋回半径に基づいて、車両が前進や後進する際に移動すると予想される予想移動軌跡(誘導路)を演算する。
【0038】
コンピュータ22には、車両後部のドア中央に配設されたバックカメラ30、車両前部のグリル中央に配設されたフロントカメラ32、及び、車両の運転席側とは反対側の側部(例えば、ドアミラーステー)に配設されたサイドカメラ34が接続されている。尚、バックカメラ30およびフロントカメラ32を車両後部または車両前部のバンパ等に配設することとしてもよく、また、サイドカメラ34をドアミラーステー以外の側部に配設することとしてもよい。
【0039】
図2は、本実施例における各カメラ30〜34の撮影領域を表した図を示す。尚、図2において、各カメラ30〜34の撮影領域を斜線で示している。図2に示す如く、バックカメラ30は、車両後部から後方に指向された光軸を有し、その後方に広がる運転者の死角領域を含む所定領域を撮影する。フロントカメラ32は、車両前部から前方に指向された光軸を有し、その前方に広がる運転者の死角領域を含む所定領域を撮影する。また、サイドカメラ34は、車両側部から側方および前側方に指向された光軸を有し、その方向に広がる運転者の死角領域を含む所定領域を撮影する。各カメラ30〜34の撮影した画像(以下では、それぞれ、後方撮像画像、前方撮像画像、及び側方撮像画像と称す)は、それぞれ、コンピュータ22に供給されている。
【0040】
図1に示す如く、コンピュータ22には、表示ディスプレイ40が接続されている。表示ディスプレイ40は、運転者が視認可能となるように車室内のコンソール等に配設されている。コンピュータ22は、後に詳述する規則に従って、バックカメラ30による後方撮像画像、フロントカメラ32による前方撮像画像、及び、サイドカメラ34による側方撮像画像のうち一の撮像画像を選択し、その撮像画像が表示ディスプレイ40に表示されるように表示ディスプレイ40を駆動する。
【0041】
コンピュータ22には、また、バックカメラ要求スイッチ50、フロントカメラ要求スイッチ52、及び、サイドカメラ要求スイッチ54が接続されている。以下、バックカメラ要求スイッチ50、フロントカメラ要求スイッチ52、及び、サイドカメラ要求スイッチ54を総称する場合は、単に要求スイッチ50〜54と称す。要求スイッチ50〜54は、運転者が操作可能となるように車室内のコンソール等に配設されている。尚、各要求スイッチ50〜54は、例えば表示ディスプレイ40の画面上にタッチパネル式に現れるものとしてもよい。
【0042】
バックカメラ要求スイッチ50は、運転者が表示ディスプレイ40にバックカメラ30による後方撮像画像の表示を要求しているか否かに応じた信号を出力するスイッチである。フロントカメラ要求スイッチ52は、運転者が表示ディスプレイ40にフロントカメラ32による前方撮像画像の表示を要求しているか否かに応じた信号を出力するスイッチである。また、サイドカメラ要求スイッチ54は、運転者が表示ディスプレイ40にサイドカメラ34による側方撮像画像の表示を要求しているか否かに応じた信号を出力するスイッチである。各要求スイッチ50〜54の出力信号は、それぞれコンピュータ22に供給されている。コンピュータ22は、各要求スイッチ50〜54の出力信号に基づいて、運転者が表示ディスプレイ40に表示を要求する撮像画像を特定する。
【0043】
コンピュータ22は、タイマ58を内蔵している。タイマ58は、要求スイッチ50〜54により或いは後述の如く車両の状態が所定の条件を満たすことにより表示ディスプレイ40への撮像画像の表示が開始された後の時間(一のカメラによる撮像画像から他のカメラによる撮像画像へ切り替わってからの時間も含む)を計数するタイマである。コンピュータ22は、タイマ58の計数値に基づいて後述の如く所定の処理を実行する。
【0044】
次に、本実施例の車両用周辺監視装置20の動作について説明する。
【0045】
本実施例において、コンピュータ22は、原則として、バックカメラ要求スイッチ50、フロントカメラ要求スイッチ52、及びサイドカメラ要求スイッチ54の出力信号に基づいて特定した運転者が要求する撮像画像を表示ディスプレイ40に表示させる。尚、表示ディスプレイ40に後方撮像画像が表示される際は、その画像は、運転者の視認性を向上させるべく、バックカメラ30が現に撮影した画像と左右反対の画像となる。
【0046】
上述の如く、本実施例において、車両は、前輪を転舵輪としかつ後輪を非転舵輪とする車両であるため、車両が前進しつつ旋回する場合および後進しつつ旋回する場合の何れの場合にも、旋回内側の後輪が車輪のうちで最も内側を通って(最小半径で)移動すると共に、旋回外側の前輪が車輪のうちで最も外側を通って(最大半径で)移動する。この点、運転者の車両操作の支援を行ううえでは、最小半径で移動する旋回内側の後輪が実際に通過すると予想される軌跡(以下、内輪予想軌跡と称す)と、最大半径で移動する旋回外側の前輪が実際に通過すると予想される軌跡(以下、外輪予想軌跡と称す)を、カメラ30〜34による撮像画像が表示されている表示ディスプレイ40に重畳表示することが適切である。
【0047】
そこで、本実施例において、コンピュータ22は、旋回半径に基づいて内輪予想軌跡Xおよび外輪予想軌跡Yを演算すると共に、カメラ30〜34による撮像画像が表示されている表示ディスプレイ40に、演算した内輪予想軌跡Xおよび外輪予想軌跡Yをその撮像画像に合致させて重畳表示させる。尚、この際、コンピュータ22は、カメラ30〜34と車体との位置関係から定まる車両の車幅を表す延長線(以下、車幅延長線と称す)Zも表示ディスプレイ40に重畳表示させることとしてもよい。この場合には、内輪予想軌跡Xおよび外輪予想軌跡Yと車幅延長線Zとを、表示ディスプレイ40上で形状や彩色等が互いに異なるように表示させる。
【0048】
ところで、サイドカメラ要求スイッチ54の操作により、サイドカメラ34による側方撮像画像の表示ディスプレイ40への表示が要求されるのは、主に、(a)運転者が例えば発進時に車両左側方の周辺状況を確認する場合、(b)運転者が車両を左側方の壁へ幅寄せする際のその程度を確認する場合、(c)運転者が左折時における巻き込み確認を行う場合である。
【0049】
図3は、車両80が道路82から道幅の狭い道路84へ左折進入する状況を模式的に表した図を示す。尚、道路82の傍には側壁86が存在し、道路84の傍には側壁88及び90が存在し、また、側壁86と側壁88とによりコーナー92が形成されているものとする。また、図3には、左折進入の過程で車両80の通過する位置が▲1▼〜▲3▼の順に示されている。
【0050】
車両80を道路82から道路84へ適切に左折進入させるためには、運転者に、初期に旋回内側の前輪と後輪との内輪差による巻き込みの確認および車両80の左側部とコーナー92との隙間の確認(図3において○印で示す部分)を行わせると共に、その後、旋回が継続した後に車両80の右前部と側壁90との隙間の確認(図3において○印で示す部分)を行わせる必要がある。この点、上記(c)の場合においては、サイドカメラ要求スイッチ54の操作により側方撮像画像が表示ディスプレイ40に表示された後にその表示が長期間継続することは適切でない。すなわち、車両の旋回が継続するにもかかわらず、表示ディスプレイ40に側方撮像画像が表示された状態が維持されるものとすると、運転者が表示ディスプレイ40上で車両80の右前部と側壁90との隙間を確認することができず、その結果、車両80の右前部が側壁90に接触してしまうおそれがある。
【0051】
そこで、本実施例の車両用周辺監視装置20は、サイドカメラ要求スイッチ54が操作されることにより側方撮像画像が表示ディスプレイ40に表示された場合でも旋回が継続したときには、運転者が何らの操作を行うことなく車両80の右前部と側壁90等の障害物との隙間を確認するために、適当な時期に表示ディスプレイ40の撮像画像をサイドカメラ34による側方撮像画像からフロントカメラ32による前方撮像画像へ切り替える点に特徴を有している。以下、その特徴部について説明する。
【0052】
図3に示す状況において、運転者が旋回内側の巻き込み確認を開始する時期は、車両80が道路84へ左折する直前の道路82に対してほぼ平行に位置するときである(図3において▲1▼に示す状態)。また、運転者が車両の左側部とコーナー92との隙間確認を行うべき時期は、車両80が現に道路82から道路84へ旋回進入しているときである(図3において▲2▼に示す状態)。更に、運転者が車両80の右前部と側壁90との隙間確認を行うべき時期は、車両80の旋回がある程度継続した後の時期である(図3において▲3▼に示す状態)。
【0053】
従って、上記(c)の場合において運転者が巻き込み確認を行うべくサイドカメラ要求スイッチ54を操作したことにより、表示ディスプレイ40へのサイドカメラ34による側方撮像画像の表示が開始される場合には、その時点から車両80がコーナー92を通過する程度に旋回するまで側方撮像画像の表示を継続すると共に、車両80がその状態に達した場合はフロントカメラ32による前方撮像画像へ表示を切り替えることとすれば、運転者による操作を伴うことなく、運転者に車両80の左側部とコーナー92との隙間を確認させつつ、適当な時期に車両80の右前部と側壁90等の障害物との隙間を確認させることが可能となる。
【0054】
ここで、運転者が旋回内側の巻き込み確認を開始する時点での車両80とコーナー92との位置関係がほぼ一致すれば、その開始から車両80がコーナー92を通過するまでの車両80の向きの変化量(すなわち、偏向角θ)はほぼ一定値となる。従って、表示ディスプレイ40の撮像画像を上記の如くサイドカメラ34による側方撮像画像からフロントカメラ32による前方撮像画像へ切り替えるうえでは、サイドカメラ要求スイッチ54の操作により側方撮像画像の表示が開始されるときの車両の向きを基準として車両80の偏向角θを検出し、その偏向角θが所定値に達したか否かを判別することとすればよい。
【0055】
尚、上記した(a)〜(c)の場合のうち(a)および(b)の場合は、サイドカメラ要求スイッチ54の操作により側方撮像画像の表示が開始されてから、車両側方の周辺状況の確認が終了するまでの間、又は、幅寄せが完了するまでの間に、車両の向きが大きく変化する事態、すなわち、車両の偏向角θが大きくなる事態は生じない。このため、上記の如く、車両80の偏向角θが所定値に達したか否かに基づいて表示ディスプレイ40の撮像画像の表示切替を行うこととすれば、運転者が例えば発進時に車両側方の周辺状況を確認する際や幅寄せ確認を行う際に、表示ディスプレイ40の撮像画像の表示が切り替わる事態は回避されることとなる。
【0056】
図4は、上記の機能を実現すべく、本実施例においてコンピュータ22が実行する制御ルーチンの一例のフローチャートを示す。図4に示すルーチンは、その処理が終了する毎に繰り返し起動されるルーチンである。図4に示すルーチンが起動されると、まずステップ100の処理が実行される。
【0057】
ステップ100では、フロントカメラ要求スイッチ52がオン状態にあるか否か、すなわち、表示ディスプレイ40にフロントカメラ32による前方撮像画像の表示が要求されているか否かが判別される。その結果、肯定判定がなされた場合は、次にステップ102の処理が実行される。一方、否定判定がなされた場合は、次にステップ104の処理が実行される。
【0058】
ステップ102では、フロントカメラ32が撮影した車両前方の前方撮像画像を表示ディスプレイ40に表示する処理が実行される。本ステップ102の処理が実行されると、以後、表示ディスプレイ40に車両80の前方の視界が映し出されることとなる。本ステップ102の処理が終了すると、今回のルーチンは終了される。
【0059】
ステップ104では、サイドカメラ要求スイッチ54がオン状態にあるか否か、すなわち、表示ディスプレイ40にサイドカメラ34による側方撮像画像の表示が要求されているか否かが判別される。その結果、否定判定がなされた場合は、以後何らの処理も進められることなく今回のルーチンは終了される。一方、肯定判定がなされた場合は、次にステップ106の処理が実行される。
【0060】
ステップ106では、サイドカメラ要求スイッチ54の操作により側方撮像画像の表示が要求された時点における車両80の向きを基準にして、舵角センサ26による舵角δおよび車速センサ28による車速SPDに基づいて検出した車両80の偏向角θが所定値θ1未満であるか否かが判別される。尚、所定値θ1は、サイドカメラ要求スイッチ54が操作されてから車両80がコーナー92を通過すると予想されるまでの車両80の偏向角θである。
【0061】
θ<θ1が成立する場合は、車両80がサイドカメラ要求スイッチ54が操作された後、コーナー92を通過する程度まで旋回していないと判断できる。この場合は、要求どおりにサイドカメラ34による側方撮像画像の表示を行うことが適切である。従って、かかる判別がなされた場合は、次にステップ108の処理が実行される。
【0062】
ステップ108では、サイドカメラ34が撮影した車両側方の側方撮像画像を表示ディスプレイ40に表示する処理が実行される。本ステップ108の処理が実行されると、以後、表示ディスプレイ40に車両80の側方の視界が映し出されることとなる。本ステップ108の処理が終了すると、今回のルーチンは終了される。
【0063】
一方、上記ステップ106においてθ<θ1が成立しない場合、すなわち、θ≧θ1が成立する場合は、車両80がコーナー92を通過したと判断でき、以後、表示ディスプレイ40にサイドカメラ34による側方撮像画像を表示する必要はない。この場合は、以後、表示ディスプレイ40に表示される撮像画像を、サイドカメラ34による側方撮像画像からフロントカメラ32による前方撮像画像へ切り替えることが適切である。従って、上記ステップ106においてθ<θ1が成立しないと判別された場合は、次に、上記ステップ102においてフロントカメラ32が撮影した車両前方の前方撮像画像を表示ディスプレイ40に表示する処理が実行される。
【0064】
上記図4に示すルーチンによれば、運転者がサイドカメラ34による側方撮像画像の表示ディスプレイ40への表示を要求した状況下、その要求開始後に車両80の偏向角が所定値θ1に達するまでは要求どおりにサイドカメラ34による側方撮像画像の表示を行うと共に、偏向角θが所定値θ1に達した後はその側方撮像画像に代えてフロントカメラ32による前方撮像画像の表示を行うことができる。
【0065】
図5は、本実施例において、図3に示す状況下、サイドカメラ要求スイッチ54が操作された場合に表示ディスプレイ40に表示される撮像画像を時系列的に順に表した図を示す。サイドカメラ34による側方撮像画像の表示が要求された状況下で、図5に示す如く表示ディスプレイ40における撮像画像の表示が行われれば、車両80が左折される過程で、その初期に運転者に旋回内側の内輪差による巻き込みを確認させると共に、車両80の側部とコーナー92との隙間を確認させることができ、また、その後期に運転者に車両80の前部と側壁90との隙間を確認させることができる。
【0066】
本実施例において、サイドカメラ34による側方撮像画像の表示が要求された状況下における表示ディスプレイ40の側方撮像画像から前方撮像画像への表示の切り替えは、運転者の操作により行われておらず、装置側の判断により車両80の偏向角θに基づいて行われる。このため、かかる表示の切り替えを行ううえで運転者の操作負担が増大することは回避されている。また、本実施例において、表示ディスプレイ40にサイドカメラ34による側方撮像画像とフロントカメラ32による前方撮像画像とが同時に表示されることはない。このため、運転者が車両周囲の状況を直感的に認識することが可能となり、運転者の視認性が低下することは回避されている。
【0067】
従って、本実施例の車両用周辺監視装置20によれば、運転者の操作負担の増大及び視認性の低下を招くことなく、車両80が左折される際に、車両80が接触し易くなる部位の周囲の状況、すなわち、運転者の欲する注意すべき車両周囲の状況を的確に運転者に提供することができる。このように、本実施例によれば、運転者に左折時の安全走行を行わせるうえで注意を喚起することができ、車両操作を適切にかつ容易に行わせることが可能となっている。
【0068】
尚、運転者によるサイドカメラ要求スイッチ54の操作が、車両80の左折時における巻き込み確認のためではなく、発進時における周辺状況の確認あるいは左側方への幅寄せの確認のために行われた場合には、表示ディスプレイ40への側方撮像画像の表示が開始されてから、周辺状況の確認が終了するまでの間あるいは幅寄せが完了するまでの間に車両80の偏向角θが大きく変化することはない。本実施例においては、サイドカメラ要求スイッチ54の操作により側方撮像画像の表示が開始されても、偏向角θが所定値θ1に達しない場合には、その表示が継続される。このため、本実施例によれば、発進時における周辺状況の確認あるいは左側方への幅寄せの確認のためにサイドカメラ要求スイッチ54が操作された際には、不意に表示ディスプレイ40の撮像画像の表示がフロントカメラ32による撮像画像へ切り替わる事態は回避されている。
【0069】
また、本実施例においては、カメラ30〜34による撮像画像が表示ディスプレイ40に表示されている場合、上述の如く、その表示ディスプレイ40に車両80の内輪予想軌跡X、外輪予想軌跡Y、及び車幅延長線Zがその撮像画像に合わせて重畳表示される。
【0070】
具体的には、図5(A)に示す如くサイドカメラ34による側方撮像画像が表示ディスプレイ40に表示されている場合には、車両80の内輪予想軌跡Xおよび車幅方向線Zが重畳表示される。尚、この際、内輪予想軌跡Xと車幅方向線Zとの間の領域を図5(A)に示す如く表示ディスプレイ40上で塗りつぶすこととしてもよい。かかる構成によれば、運転者が車両80を右左折させる際にサイドカメラ34による側方撮像画像の表示を要求した場合に、運転者に表示ディスプレイ40上で車両80とコーナー92との相対位置関係を的確に把握させることができる。従って、本実施例によれば、旋回内側の巻き込み確認およびコーナー92との隙間確認の精度向上を図ることができ、右左折時における車両の安全走行を確保することができる。
【0071】
また、図5(B)に示す如くフロントカメラ32による前方撮像画像が表示ディスプレイ40に表示されている場合には、車両80の外輪予想軌跡Yが重畳表示される。かかる構成によれば、運転者が車両80を右左折させる際にサイドカメラ34による側方撮像画像の表示を要求した場合に、運転者に表示ディスプレイ40上で車両80と側壁90との相対位置関係を的確に把握させることができる。従って、本実施例によれば、旋回外側の側壁との隙間確認の精度向上を図ることができ、右左折時における車両の安全走行を確保することができる。
【0072】
尚、上記の実施例においては、内輪予想軌跡Xおよび外輪予想軌跡Yが特許請求の範囲に記載した「予想移動軌跡」に、フロントカメラ32が特許請求の範囲に記載した「第1のカメラ」に、サイドカメラ34が特許請求の範囲に記載した「第2のカメラ」に、それぞれ相当している。また、コンピュータ22が、上記図4に示すルーチン中のステップ102及び108の処理を実行することにより特許請求の範囲に記載した「画像表示手段」が、ステップ106の処理を実行することにより特許請求の範囲に記載した「偏向角判別手段」が、それぞれ実現されている。
【0073】
ところで、上記の第1実施例においては、ステアリングホイールの舵角δおよび車速SPDに基づいて車両の偏向角θを検出し、その検出した偏向角θをパラメータとして表示ディスプレイ40における側方撮像画像から前方撮像画像への表示の切り替えを行うこととしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、車両に生じたヨー角を直接に検出することとしてもよいし、ヨーレートを積分処理することにより偏向角θを検出することとしてもよい。
【0074】
また、上記の第1実施例においては、舵角センサ26によるステアリングホイールの舵角δおよび車速センサ28による車速SPDに基づいて車両の偏向角θを検出し、表示ディスプレイ40の撮像画像の表示切替を行うべく、サイドカメラ要求スイッチ54の操作により側方撮像画像の表示が開始されるときの車両の向きを基準として偏向角θが所定値θ1に達したか否かを判別することとしているが、車両は、ある値以上の舵角を維持しつつある程度の距離を走行すれば、初期の状態を基準としてある角度以上に偏向するので、車両の舵角δが所定角以上である状態が車両が所定距離だけ走行する間継続した場合に、偏向角θが所定値θ1に達したと判別することとしてもよい。
【0075】
次に、上記図1及び図2と共に、図6を参照して、本発明の第2実施例について説明する。
【0076】
上記した第1実施例では、原則として、運転者が各要求スイッチ50〜54を操作することにより、各カメラ30〜34による撮像画像が表示ディスプレイ40に表示される。これに対して、本実施例においては、運転者の操作を伴うことなく、車両の走行中はその走行状態に合わせて、各カメラ30〜34による撮像画像を択一的に表示ディスプレイ40に表示することとしている。尚、本実施例において、上記図1に示す構成と同一の構成については、同一の符号を付してその説明を省略する。
【0077】
車両が前進する状況下において舵角δが大きい場合は、車両の旋回半径が小さいので、フロントカメラ32による前方撮像画像に比して、サイドカメラ34による側方撮像画像の方が、車両の進行方向の領域を含んでいることが多い。また、旋回半径が小さい場合は、それに伴って内輪差が大きくなる。この点、車両が前進しつつ大きく左旋回する際には、運転者が注意すべき車両周辺の状況は、車両左側方の状況となる。従って、車両走行中に舵角δが大きくなった場合にサイドカメラ34による側方撮像画像を表示ディスプレイ40に表示することとすれば、運転者が注意すべき車両の進行方向の状況を運転者に提供することが可能となる。
【0078】
また、上記の手法によりサイドカメラ34による側方撮像画像が表示ディスプレイ40に表示された状況下において車両の旋回が終了する際には、舵角δが小さくなるので、その後は運転者が注意すべき車両周辺の状況は、車両左側方の状況から車両前方の状況へ変化する。従って、上記の如くサイドカメラ34による側方撮像画像が表示された後は舵角δが小さくなった場合にフロントカメラ32による前方撮像画像を表示ディスプレイ40に表示することとすれば、運転者が注意すべき車両の進行方向の状況を運転者に提供することが可能となる。
【0079】
図6は、上記の機能を実現すべく、本実施例においてコンピュータ22が実行する制御ルーチンの一例のフローチャートを示す。図6に示すルーチンは、その処理が終了する毎に繰り返し起動されるルーチンである。図6に示すルーチンが起動されると、まずステップ150の処理が実行される。
【0080】
ステップ150では、車速センサ28を用いて検出した車速SPDが“0”であるか否か、すなわち、車両が停車状態にあるか否かが判別される。その結果、車両が停車状態にある場合は、車両の進行方向に合わせて表示ディスプレイ40における表示を行うことは不可能である。従って、かかる肯定判別がなされた場合は、次にステップ152の処理が実行される。一方、車両が停車状態にないと判別された場合は、次にステップ154の処理が実行される。
【0081】
ステップ152では、バックカメラ要求スイッチ50、フロントカメラ要求スイッチ52、及び、サイドカメラ要求スイッチ54の操作状態に従ったカメラ30〜34の撮像画像を表示ディスプレイ40に表示する処理が実行される。本ステップ152の処理が実行されると、以後、表示ディスプレイ40に要求に応じた視界が映し出されることとなる。本ステップ152の処理が終了すると、今回のルーチンは終了される。
【0082】
ステップ154では、シフト位置センサ24を用いて検出した変速機レバーが後退位置“R”にあるか否かが判別される。変速機レバーが後退位置“R”にある場合は、車両が後退する状況にあると判断できる。車両後方は運転者にとって死角の多い領域であるので、この場合は、ステアリングホイールの舵角δにかかわらず、バックカメラ30による後方撮像画像を表示ディスプレイ40に表示することが適切である。従って、かかる肯定判別がなされた場合は、次にステップ156の処理が実行される。一方、変速機レバーが後退位置“R”にない場合は、上記した不都合は生じない。従って、かかる否定判定がなされた場合は、次にステップ158の処理が実行される。
【0083】
ステップ156では、バックカメラ30が撮影した車両後方の後方撮像画像を表示ディスプレイ40に表示する処理が実行される。本ステップ156の処理が実行されると、以後、表示ディスプレイ40に車両後方の視界が映し出される。本ステップ156の処理が終了すると、今回のルーチンは終了される。
【0084】
ステップ158では、舵角センサ26を用いて検出したステアリングホイールの舵角δが所定値δ1に比して小さいか否かが判別される。尚、所定値δ1は、サイドカメラ34による側方撮像画像の方が、フロントカメラ32による前方撮像画像に比して車両進行方向の領域を多く含んでいると判断できる直前の舵角δのことである。その結果、δ<δ1が成立すると判別された場合は、次にステップ160の処理が実行される。一方、δ<δ1が成立しないと判別された場合は、次にステップ162の処理が実行される。
【0085】
ステップ160では、フロントカメラ32が撮影した車両前方の前方撮像画像を表示ディスプレイ40に表示する処理が実行される。本ステップ160の処理が実行されると、以後、表示ディスプレイ40に車両前方の視界が映し出される。本ステップ160の処理が終了すると、今回のルーチンは終了される。また、ステップ162では、サイドカメラ34が撮影した車両側方の側方撮像画像を表示ディスプレイ40に表示する処理が実行される。本ステップ162の処理が実行されると、以後、表示ディスプレイ40に車両側方の視界が映し出される。本ステップ162の処理が終了すると、次にステップ164の処理が実行される。
【0086】
ステップ164では、舵角δが上記ステップ158において所定値δ1に達したと判別された後に更にその所定値δ1よりも大きい所定値δ2以上になり、かつ、その後にその所定値δ2を下回ったか否かが判別される。尚、所定値δ2は、サイドカメラ34による側方撮像画像の方が、フロントカメラ32による前方撮像画像に比して車両進行方向の領域を多く含んでいると判断できる舵角δのことであり、上記した所定値δ1よりも大きな値である。
【0087】
サイドカメラ34による側方撮像画像が表示された状況下において舵角δが更に大きくなった後に小さくなる場合は、車両の旋回が終了する時期に近づいていると判断でき、車両側方の状況を運転者に提供する必要性は低下し、車両前方の状況を運転者に提供する必要性は増大する。従って、上記した条件が成立すると判別された場合は、次に上記ステップ160の処理が実行され、表示ディスプレイ40に表示する撮像画像をサイドカメラ34による側方撮像画像からフロントカメラ32による前方撮像画像へ切り替える処理が実行される。一方、上記した条件が成立しないと判別された場合は、次にステップ166の処理が実行される。
【0088】
ステップ166では、上記ステップ162においてサイドカメラ34による側方撮像画像の表示が開始された後の時間Tが所定時間T0に達したか否かが判別される。尚、所定時間T0は、車両の舵角δが所定値δ1以上となってからその後所定値δ2以上となりかつその所定値δ2を下回るまでの平均的な時間に設定されている。その結果、T≧T0が成立しないと判別された場合は、上記ステップ164の処理が繰り返し実行される。一方、T≧T0が成立する場合は、サイドカメラ34による側方撮像画像の表示時間が十分に継続したと判断でき、表示ディスプレイ40に表示する撮像画像をフロントカメラ32による前方撮像画像へ切り替えることが適切である。従って、かかる肯定判定がなされた場合は、次に上記ステップ160の処理が実行されることとなる。
【0089】
上記図6に示すルーチンによれば、車両停車中は要求スイッチ50〜54に応じた撮像画像を表示ディスプレイ40に表示し、車両が後進する際には車体後部に配設されたバックカメラ30による後方撮像画像を表示すると共に、車両が前進する状況下においては、ステアリングホイールの舵角が小さい場合はフロントカメラ32による前方撮像画像を表示し、ステアリングホイールの舵角が大きい場合はサイドカメラ34による側方撮像画像を表示することができる。
【0090】
かかる構成によれば、運転者の操作負担の増大及び視認性の低下を招くことなく、車両走行中に運転者に、舵角δが小さい場合は車両の進行方向が映り易い車両前方の状況を提供することができ、一方、舵角δが大きい場合は車両の進行方向が映り易くなる車両側方の状況を提供することができる。このように、本実施例によれば、車両の走行時に運転者の注意すべき車両周囲の状況をその走行状態に合わせて的確に運転者に提供することができ、運転者に対して走行上の注意を喚起することができる。
【0091】
本実施例においては、表示ディスプレイ40における撮像画像の表示切替のためのパラメータのしきい値についていわゆるヒステリシスが設けられている。すなわち、サイドカメラ34による側方撮像画像の表示が開始される条件は、舵角δが比較的小さい所定値δ1に達することである一方、その後フロントカメラ32による前方撮像画像の表示が開始される条件は、舵角δが比較的大きな所定値δ2を下回ることである。
【0092】
このため、本実施例によれば、運転者の操作を伴うことなく、車両が旋回する過程で、旋回初期に比較的早いタイミングで必要な期間だけ車両の進行方向が映り易くなる車両側方の状況が運転者に提供されると共に、旋回後期に比較的早いタイミングで車両の進行方向が映り易くなる車両前方の状況が運転者に提供されることとなる。従って、本実施例の車両用周辺監視装置20によれば、運転者が注意すべき車両周辺の状況を予め先取り的に運転者に提供することで注意を喚起することができ、旋回時における安全走行を確保することが可能となる。
【0093】
また、表示ディスプレイ40における撮像画像の表示切替のためのパラメータのしきい値についてヒステリシスが設けられていると、例えば舵角δが所定値δ1に達した後に所定値δ2に達しないことに起因して、車両の旋回が終了したとしても、サイドカメラ34による側方撮像画像の表示が継続する事態が生じ得る。そこで、本実施例においては、かかる不都合を回避するため、サイドカメラ34による側方撮像画像の表示が開始された後、所定時間が経過した場合にも、その表示が中止され、フロントカメラ32による前方撮像画像の表示が行われる。このため、本実施例によれば、運転者の操作を伴うことなく、サイドカメラ34による側方撮像画像の表示が不当に継続する事態の回避が図られている。
【0094】
尚、上記の第2実施例においては、所定値δ1が特許請求の範囲に記載した「第1の角度」に、所定値δ2が特許請求の範囲に記載した「第2の角度」に、所定時間T0が特許請求の範囲に記載した「所定時間」に、それぞれ相当していると共に、コンピュータ22が舵角センサ26の出力信号に基づいてステアリングホイールの舵角δを検出することにより特許請求の範囲に記載した「舵角検出手段」が実現されている。
【0095】
ところで、上記の第2実施例においては、サイドカメラ34による側方撮像画像の表示が開始された後、舵角δが小さくなるまで或いは所定時間が経過するまでその側方撮像画像の表示が継続するが、その表示継続中に一定の時間が経過するごとに又は車両が一定の距離走行するごと等に一時的に表示ディスプレイ40における表示をフロントカメラ32による前方撮像画像へ切り替えることとしてもよい。かかる構成によれば、運転者の操作を伴うことなく、運転者に車両側方の状況を提供しつつ、一時的に車両前方の状況を提供することとなるので、車両側方へ運転者の意識が集中するのを回避させることができ、旋回時における更なる安全走行を確保することが可能となる。
【0096】
次に、上記図1及び図2と共に、図7を参照して、本発明の第3実施例について説明する。
【0097】
運転者は、車両を停止状態から発進させる際、まず、その発進直前に車両が進行すべき方向における状況を確認する必要がある。そこで、本実施例においては、運転者の操作を伴うことなく、車両が発進する前の準備段階にある場合に車両周囲の状況を撮像画像として表示ディスプレイ40に表示することにより、運転者による安全確認の支援を行うこととしている。尚、本実施例において、上記図1に示す構成と同一の構成については、同一の符号を付してその説明を省略する。
【0098】
車両の発進時においても、上記した第2実施例において説明したとおり、運転者が注意すべき車両の進行方向の状況を運転者に提供するうえでは、舵角δが小さい場合にはフロントカメラ32による前方撮像画像を表示ディスプレイ40に表示し、一方、舵角δが大きい場合にはサイドカメラ34による側方撮像画像を表示ディスプレイ40に表示することが適切である。
【0099】
また、本実施例においては、車両が上述の如く後輪RL,RRを非転舵輪にしかつ前輪FL,FRを転舵輪とするため、旋回後進時に旋回外側の前部が大きく脹らみ、大きな外輪差が生ずる。従って、車両を旋回しつつ後進発進する際には安全確認を行ううえで、サイドカメラ34による側方撮像画像を表示ディスプレイ40に表示することにより車両側方の状況を運転者に提供することが適切である。
【0100】
図7は、上記の機能を実現すべく、本実施例においてコンピュータ22が実行する制御ルーチンの一例のフローチャートを示す。図7に示すルーチンは、その処理が終了する毎に繰り返し起動されるルーチンである。図7に示すルーチンが起動されると、まずステップ200の処理が実行される。
【0101】
ステップ200では、シフト位置センサ24の出力信号に基づいて、変速機レバーが中立位置“N”、駐車位置“P”、又は後退位置“R”から前進位置“D”へシフト位置変化したか否かが判別される。かかる条件が成立する場合は、車両が前進することが可能な状態にあると判断できるので、車両後方の状況を運転者に提供する必要性は低い。従って、かかる判別がなされた場合は、次にステップ202の処理が実行される。
【0102】
ステップ202では、舵角センサ26を用いて検出したステアリングホイールの舵角δが所定値δ3に比して小さいか否かが判別される。尚、所定値δ3は、サイドカメラ34による側方撮像画像の方が、フロントカメラ32による前方撮像画像に比して車両進行方向の領域を多く含んでいると判断できる舵角δのことである。その結果、δ<δ3が成立する場合は、車両が直進状態に近い状態で前進発進すると判断できる。従って、かかる判別がなされた場合は、次にステップ204の処理が実行される。
【0103】
ステップ204では、フロントカメラ32が撮影した車両前方の前方撮像画像を表示ディスプレイ40に表示する処理が実行される。本ステップ204の処理が実行されると、以後、表示ディスプレイ40に車両前方の視界が映し出される。本ステップ204の処理が終了すると、ステップ206の処理が実行される。
【0104】
ステップ206では、上記ステップ204においてフロントカメラ32による前方撮像画像の表示が開始された後の時間Tが所定時間TF0に達したか否かが判別される。尚、所定時間TF0は、運転者が車両前方全体の状況を一通り認識できる程度の時間に設定されている。尚、この際、車両用周辺監視装置がスピーカを備える場合には、音声ガイドにより運転者にカメラによる撮像画像が表示ディスプレイ40に表示されることを知らせることとしてもよい。本ステップ206の処理は、T≧TF0が成立すると判別されるまで繰り返し実行される。その結果、T≧TF0が成立したと判別された場合は、次にステップ208の処理が実行され、表示ディスプレイ40における撮像画像の表示が中止される。ステップ208の処理が終了すると、今回のルーチンは終了される。
【0105】
一方、上記ステップ202においてδ<δ3が成立しない場合、すなわち、δ≧δ3が成立する場合(ステアリングホイールが大きく反時計回り方向に操作された場合)は、車両が大きく左旋回する状態で前進発進すると判断できる。この場合は、車両の進行方向が映り易くなるサイドカメラ34による撮像画像の表示を行うことが適切となる。従って、かかる判別がなされた場合は、次にステップ210の処理が実行される。
【0106】
ステップ210では、サイドカメラ34が撮影した車両側方の側方撮像画像を表示ディスプレイ40に表示する処理が実行される。本ステップ210の処理が実行されると、以後、表示ディスプレイ40に車両側方の視界が映し出される。本ステップ210の処理が終了すると、ステップ212の処理が実行される。
【0107】
ステップ212では、上記ステップ210においてサイドカメラ34による側方撮像画像の表示が開始された後の時間Tが所定時間TS0に達したか否かが判別される。尚、所定時間TS0は、運転者が車両側方全体の状況を一通り認識できる程度の時間に設定されている。本ステップ212の処理は、T≧TS0が成立すると判別されるまで繰り返し実行される。その結果、T≧TS0が成立したと判別された場合は、次に上記ステップ208の処理が実行され、表示ディスプレイ40における撮像画像の表示が中止される。
【0108】
また、上記ステップ200において所定の条件が成立しないと判別された場合は、次にステップ214の処理が実行される。
【0109】
ステップ214では、シフト位置センサ24の出力信号に基づいて、変速機レバーが中立位置“N”、駐車位置“P”、又は前進位置“D”から後退位置“R”へシフト位置変化したか否かが判別される。かかる条件が成立する場合は、車両が後進することが可能な状態にあると判断できるので、車両前方の状況を運転者に提供する必要性は低い。従って、かかる判別がなされた場合は、次にステップ214の処理が実行される。一方、かかる条件が成立しないと判別された場合は、上記ステップ200の処理が実行される。
【0110】
ステップ216では、舵角センサ26を用いて検出したステアリングホイールの舵角−δが所定値−δ4に比して小さいか否かが判別される。舵角δは、上述の如く、ステアリングホイールが反時計回り方向に操作された場合に正値となり、一方、ステアリングホイールが時計回り方向に操作された場合に負値となる。尚、所定値−δ4は、旋回外側の前部が大きく脹らむと判断できる程度に外輪差が生ずると判断できる舵角δのことである。その結果、−δ<−δ4が成立しない場合、すなわち、−δ≧−δ4が成立する場合(ステアリングホイールが大きく時計回り方向に操作された場合)は、車両が大きく右旋回する状態で後進発進すると判断でき、サイドカメラ34による撮像画像の表示を行うことが適切となる。従って、−δ<−δ4が成立しないと判別された場合は、上記したステップ210の処理が実行され、表示ディスプレイ40に車両側方の視界が映し出される。一方、−δ<−δ4が成立する場合は、車両が直進状態に近い状態で後進発進すると判断できる。従って、−δ<−δ4が成立すると判別された場合は、次にステップ218の処理が実行される。
【0111】
ステップ218では、バックカメラ30が撮影した車両後方の後方撮像画像を表示ディスプレイ40に表示する処理が実行される。本ステップ218の処理が実行されると、以後、表示ディスプレイ40に車両後方の視界が映し出される。本ステップ218の処理が終了すると、ステップ220の処理が実行される。
【0112】
ステップ220では、シフト位置センサ24の出力信号に基づいて、変速機レバーが後退位置“R”から他の位置へ変化したか否かが判別される。変速機レバーが後退位置“R”に維持される場合は、車両後方には運転者の死角となる領域が多いため、バックカメラ30による後方撮像画像の表示を継続することが適切となる。一方、変速機レバーが後退位置“R”から他の位置へ変化した場合は、その表示を継続する必要性は低くなる。従って、本ステップ220の処理は、上記の条件が成立すると判別されるまで繰り返し実行される。そして、その条件が成立すると判別された場合は、次に上記ステップ208の処理が実行され、表示ディスプレイ40における撮像画像の表示が中止される。
【0113】
上記図7に示すルーチンによれば、車両が前進発進する状況下において、ステアリングホイールの舵角が小さい場合はフロントカメラ32による前方撮像画像を表示ディスプレイ40に表示し、舵角が大きい場合はサイドカメラ34による側方撮像画像を表示することができる。また、車両が後進発進する状況下において、ステアリングホイールの舵角が小さい場合はバックカメラ30による後方撮像画像を表示ディスプレイ40に表示し、舵角が大きい場合はサイドカメラ34による側方撮像画像を表示することができる。
【0114】
かかる構成によれば、運転者の操作負担の増大及び視認性の低下を招くことなく、前進発進時には運転者に、舵角δが小さい場合は車両の進行方向が映り易い車両前方の状況を提供し、舵角δが大きい場合は車両の進行方向が映り易くなる車両側方の状況を提供することができる。また、後進発進時には運転者に、舵角δが小さい場合は車両の進行方向が映り易い車両前方の状況を提供し、舵角δが大きい場合は大きな外輪差が生ずる部位の周辺が映る車両側方の状況を提供することができる。
【0115】
このように、本実施例によれば、車両発進時に運転者の注意すべき車両周囲の状況をその走行状態に合わせて的確に運転者に提供することができる。従って、本実施例の車両用周辺監視装置20によれば、発進時に運転者に対して注意を喚起することができ、発進時における車両周囲の安全確認を行わせることが可能となる。
【0116】
また、本実施例においては、フロントカメラ32による前方撮像画像の表示並びにサイドカメラ34による側方撮像画像の表示が、その表示開始後、所定時間が経過した場合に中止される。かかる構成においては、運転者が表示ディスプレイ40の画面に意識を集中することはないので、運転者の操作による車両の安全走行を確実に確保することができる。
【0117】
尚、上記の第3実施例においては、コンピュータ22が、上記図7に示すルーチン中ステップ200又は214の処理を実行することにより特許請求の範囲に記載した「発進準備判別手段」が、ステップ202又は216の処理を実行することにより特許請求の範囲に記載した「舵角判別手段」が、それぞれ実現されている。
【0118】
ところで、上記の第3実施例においては、フロントカメラ32による前方撮像画像の表示並びにサイドカメラ34による側方撮像画像の表示は、その表示開始後、所定時間が経過した場合に中止することとしているが、所定時間が経過した場合に限らず、車両が所定の距離だけ走行した場合或いは車速SPDが所定車速に達した場合等に中止することとしてもよい。また、表示を中止することに限らず、所定時間が経過した場合または車両が所定の距離だけ走行した場合等に、表示ディスプレイ40に表示する撮像画像をフロントカメラ32による前方撮像画像へ切り替えることとしてもよい。
【0119】
次に、上記図1及び図2と共に、図8を参照して、本発明の第4実施例について説明する。
【0120】
上記した第3実施例では、車両発進時にステアリングホイールの舵角δに応じて表示ディスプレイ40に表示する撮像画像を変更する。これに対して、本実施例においては、車両発進時に各カメラ30〜34による撮像画像をそれぞれ所定の順序で表示ディスプレイ40に表示することとしている。かかる構成によれば、車両周囲の状況が一通り運転者に提供されるので、運転者が車両を発進させる際の安全確認が確保されることとなる。尚、本実施例において、上記図1に示す構成と同一の構成については、同一の符号を付してその説明を省略する。
【0121】
図8は、上記の機能を実現すべく、本実施例においてコンピュータ22が実行する制御ルーチンの一例のフローチャートを示す。図8に示すルーチンは、その処理が終了する毎に繰り返し起動されるルーチンである。図8に示すルーチンが起動されると、まずステップ250の処理が実行される。
【0122】
ステップ250では、シフト位置センサ24の出力信号に基づいて、変速機レバーが、中立位置“N”、駐車位置“P”、又は後退位置“R”から前進位置“D”へ、或いは、中立位置“N”、駐車位置“P”、又は前進位置“D”から後退位置“R”へシフト位置変化したか否かが判別される。本ステップ250の処理は、上記した条件が成立すると判別されるまで繰り返し実行される。その結果、上記の条件が成立すると判別された場合は、次にステップ252の処理が実行される。
【0123】
ステップ252では、フロントカメラ32が撮影した車両前方の前方撮像画像を表示ディスプレイ40に表示する処理が実行される。本ステップ252の処理が実行されると、以後、表示ディスプレイ40に車両前方の視界が映し出される。本ステップ252の処理が終了すると、ステップ254の処理が実行される。
【0124】
ステップ254では、上記ステップ252においてフロントカメラ32による前方撮像画像の表示が開始された後の時間Tが所定時間TF1に達したか否かが判別される。尚、所定時間TF1は、運転者が車両前方の状況を一通り認識できる程度の時間に設定されている。尚、この際、車両用周辺監視装置がスピーカを備える場合には、音声ガイドにより運転者にカメラによる撮像画像が表示ディスプレイ40に表示されることを知らせることとしてもよい。本ステップ254の処理は、T≧TF1が成立すると判別されるまで繰り返し実行される。その結果、T≧TF1が成立したと判別された場合は、ステップ256の処理が実行される。
【0125】
ステップ256では、サイドカメラ34が撮影した車両側方の側方撮像画像を表示ディスプレイ40に表示する処理が実行される。本ステップ256の処理が実行されると、以後、表示ディスプレイ40に車両側方の視界が映し出される。本ステップ256の処理が終了すると、ステップ258の処理が実行される。
【0126】
ステップ258では、上記ステップ256においてサイドカメラ34による側方撮像画像の表示が開始された後の時間Tが所定時間TS1に達したか否かが判別される。尚、所定時間TS1は、運転者が車両側方の状況を一通り認識できる程度の時間に設定されている。本ステップ258の処理は、T≧TS1が成立すると判別されるまで繰り返し実行される。その結果、T≧TS1が成立したと判別された場合は、次に上記ステップ260の処理が実行される。
【0127】
ステップ260では、バックカメラ30が撮影した車両後方の後方撮像画像を表示ディスプレイ40に表示する処理が実行される。本ステップ260の処理が実行されると、以後、表示ディスプレイ40に車両後方の視界が映し出される。本ステップ260の処理が終了すると、ステップ262の処理が実行される。
【0128】
ステップ262では、上記ステップ260においてバックカメラ30による後方撮像画像の表示が開始された後の時間Tが所定時間TB1に達したか否かが判別される。尚、所定時間TB1は、運転者が車両後方の状況を一通り認識できる程度の時間に設定されている。本ステップ262の処理は、T≧TB1が成立すると判別されるまで繰り返し実行される。その結果、T≧TB1が成立したと判別された場合は、ステップ264の処理が実行される。
【0129】
ステップ264では、表示ディスプレイ40における撮像画像の表示が中止される。本ステップ264の処理が終了すると、今回のルーチンは終了される。
【0130】
上記図8に示すルーチンによれば、車両が発進する状況下において、フロントカメラ32による前方撮像画像、サイドカメラ34による後方撮像画像、及びバックカメラ30による後方撮像画像を、その順で一時的に表示ディスプレイ40に表示することができる。かかる構成によれば、運転者の操作負担の増大及び視認性の低下を招くことなく、発進時に車両周囲の状況を一通り運転者に提供することができる。従って、本実施例の車両用周辺監視装置20によれば、運転者に車両を発進させる際の安全確認を的確に行わせることができる。
【0131】
また、本実施例において、各カメラ30〜34による撮像画像の表示がすべて終了した後は、表示ディスプレイ40における画像表示は中止される。かかる構成においては、上記第3実施例の場合と同様に、運転者が表示ディスプレイ40の画面に意識を集中することはないので、運転者の操作による車両の安全走行を確実に確保することができる。
【0132】
尚、上記の第4実施例においては、フロントカメラ32による前方撮像画像およびバックカメラ30による後方撮像画像が特許請求の範囲に記載した「進行方向撮像画像」に相当している。
【0133】
ところで、上記の第4実施例においては、各カメラ30〜34による撮像画像の表示がすべて終了した後、表示ディスプレイ40における画像表示を中止することとしているが、車両の進行方向の状況を映し出す撮像画像を表示ディスプレイ40に表示することとしてもよい。
【0134】
また、上記の第4実施例においては、表示ディスプレイ40に一時的に表示する撮像画像をフロントカメラ32による前方撮像画像、サイドカメラ34による側方撮像画像、及びバックカメラ30による後方撮像画像の順で切り替えることとしているが、この順に限らず、他の順で切り替えることとしてもよい。また、常に所定の順序に限らず、シフト位置に応じて或いは舵角δに応じて表示順序を変更することとしてもよい。
【0135】
ところで、上記の第3及び第4実施例においては、シフト位置センサ24の出力信号に基づいてシフト位置が所定のパターンで変化したか否かに基づいて、車両の発進準備が完了したか否かを判別することとしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、車両が停車状態にあり、ブレーキ操作が行われているか否かに基づいて車両の発進準備が完了したか否かを判別することとしてもよい。かかる構成においては、車両が走行後にブレーキ操作により一旦停止した際に車両の発進準備が完了したとして、各カメラ30〜34による撮像画像が表示ディスプレイ40に表示されることとなるので、運転者に車両発進時における安全確認を行わせることが可能となる。尚、この際、表示ディスプレイ40における表示を、車両が走行後にブレーキ操作により一旦停止した後、所定の遅延時間が経過した後に行うこととしてもよい。
【0136】
ところで、上記した第1乃至第4実施例においては、車体後部に後方領域を撮影するバックカメラ30を、車体前部に前方領域を撮影するフロントカメラ32を、車体側部に側方領域を撮影するサイドカメラ34をそれぞれ配設する構成において、車両後方の状況を運転者に提供する場合はバックカメラ30による後方撮像画像を表示ディスプレイ40に表示し、車両側方の状況を運転者に提供する場合はサイドカメラ34による側方撮像画像を表示し、車両前方の状況を運転者に提供する場合はフロントカメラ32による前方撮像画像を表示することとしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、車両周囲の全領域を撮影可能な一のカメラを車両に配設し、そのカメラを適宜運転者に提供すべき方向に指向することにより、表示ディスプレイ40に表示する撮像画像について領域の切り替えを行うこととしてもよい。
【0137】
また、上記した第1乃至第4実施例において、車両用周辺監視装置20を、後輪RL,RRを非転舵輪にしかつ前輪FL,FRを転舵輪とする車両を走行させる際の支援に用いているが、前輪FL,FRを非転舵輪としかつ後輪RL,RRを転舵輪とした車両を、或いは、前・後輪を共に転舵輪とした車両を走行させる際の支援に適用することも可能である。
【0138】
更に、上記した第1乃至第4実施例においては、サイドカメラ34が運転席側とは反対側の側部にのみ配設され、その画像が表示ディスプレイ40に表示され得る。このため、本実施例によれば、運転席側の車両側方に比べて運転者にとって死角領域が広い運転席側と反対側の車両側方の状況を運転者に提供することが可能となっている。尚、サイドカメラ34を運転席側と反対側の側部に限らず運転席側の側部に配設し、それらの画像を表示ディスプレイ40に表示し得ることとしてもよい。かかる構成においては、運転者の操作負担の増大及び視認性の低下を招くことなく、運転者が右折確認のためにサイドカメラによる側方撮像画像の表示を要求した際あるいはステアリングホイールが大きく右方へ操作された際には、車両80が接触し易くなる部位の周囲の状況、すなわち、運転者の欲する注意すべき車両周囲の状況を的確に提供することができ、運転者に右折時の安全走行を行わせるうえで注意を喚起することが可能となる。
【発明の効果】
上述の如く、請求項1乃至5および11記載の発明によれば、旋回時に、運転者の操作負担の増大及び視認性の低下を招くことなく、運転者の欲する車両周囲の状況を提供し、注意を喚起することができる。
【0139】
請求項6乃至9記載の発明によれば、運転者に車両と車両周囲との位置関係を把握させることができる。
【0140】
請求項10記載の発明によれば、旋回時に運転席側の車両側方に比べて運転者にとって死角の多い運転席側と反対側の車両側方の状況を運転者に提供することができる。
【0141】
請求項12記載の発明によれば、旋回時に、運転者の操作負担の増大及び視認性の低下を招くことなく、早いタイミングでかつ必要な期間だけに車両側方の状況を運転者に提供することができる。
【0142】
請求項13記載の発明によれば、運転者に操作負担を強いることなく、側方撮像画像の表示が継続する事態を回避することができる。
【0143】
請求項14記載の発明によれば、旋回時に、運転者の操作負担の増大及び視認性の低下を招くことなく、車両が旋回進行する方向の撮像画像を予め早いタイミングで運転者に提供しつつ、その旋回後期に車両が直進進行する方向の撮像画像を予め早いタイミングで運転者に提供することができる。
【0144】
請求項15記載の発明によれば、運転者に車両前方への注意を喚起することで、運転者に車両側方への意識が集中するのを回避させることができる。
【0145】
また、請求項16乃至19記載の発明によれば、発進時に、運転者に死角領域への注意を喚起することで、車両周囲の安全を確認させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例である車両用周辺監視装置のシステム構成図である。
【図2】本実施例の車両用周辺監視装置が有する各カメラの撮影領域を表した図である。
【図3】車両が一の道路から他の道路へ左折進入する状況を模式的に表した図である。
【図4】本実施例において、表示ディスプレイに表示する撮像画像を切り替えるべく実行される制御ルーチンのフローチャートである。
【図5】本実施例において、図3に示す状況下、サイドカメラ要求時に表示ディスプレイに表示される撮像画像を時系列的に順に表した図である。
【図6】本発明の第2実施例において、表示ディスプレイに表示する撮像画像を切り替えるべく実行される制御ルーチンのフローチャートである。
【図7】本発明の第3実施例において、表示ディスプレイに表示する撮像画像を切り替えるべく実行される制御ルーチンのフローチャートである。
【図8】本発明の第4実施例において、表示ディスプレイに表示する撮像画像を切り替えるべく実行される制御ルーチンのフローチャートである。
【符号の説明】
20 車両用周辺監視装置
22 コンピュータ
24 シフト位置センサ
26 舵角センサ
28 車速センサ
32 フロントカメラ
34 サイドカメラ
40 表示ディスプレイ

Claims (19)

  1. 車両前方が撮影されている前方撮像画像および車両側方が撮影されている側方撮像画像を択一的に運転者が視認可能な表示ディスプレイに表示する画像表示手段を備える車両用周辺監視装置であって、
    車両の偏向角が所定値に達したか否かを判別する偏向角判別手段を備え、
    前記画像表示手段は、前記側方撮像画像が前記表示ディスプレイに表示されている状況下において前記偏向角判別手段により前記偏向角が前記所定値に達したと判別された場合に、該表示ディスプレイに表示される撮像画像を、該側方撮像画像から前記前方撮像画像へ切り替えることを特徴とする車両用周辺監視装置。
  2. 前記偏向角判別手段は、前記側方撮像画像の前記表示ディスプレイへの表示が開始された時点における車両状態を基準として前記偏向角が前記所定値に達したか否かを判別することを特徴とする請求項1記載の車両用周辺監視装置。
  3. 前記偏向角判別手段は、車両に生じたヨー角に基づいて前記偏向角が前記所定値に達したか否かを判別することを特徴とする請求項1又は2記載の車両用周辺監視装置。
  4. 前記偏向角判別手段は、車両に生じた舵角と走行距離との関係に基づいて前記偏向角が前記所定値に達したか否かを判別することを特徴とする請求項1又は2記載の車両用周辺監視装置。
  5. 前記偏向角判別手段は、前記舵角が所定角以上である状態が車両が所定距離だけ走行する間継続した場合に、前記偏向角が前記所定値に達したと判別することを特徴とする請求項4記載の車両用周辺監視装置。
  6. 前記画像表示手段は、前記前方撮像画像が前記側方撮像画像から切り替わって前記表示ディスプレイに表示される際に、該表示ディスプレイに車両が移動すると予想される予想移動軌跡を重畳表示することを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項記載の車両用周辺監視装置。
  7. 前記予想移動軌跡は、車両の外輪が移動すると予想される外輪予想軌跡であることを特徴とする請求項6記載の車両用周辺監視装置。
  8. 前記画像表示手段は、前記側方撮像画像が前記表示ディスプレイに表示される際に、該表示ディスプレイに車両が移動すると予想される予想移動軌跡を重畳表示することを特徴とする請求項1乃至7の何れか一項記載の車両用周辺監視装置。
  9. 前記予想移動軌跡は、車両の内輪が移動すると予想される内輪予想軌跡であることを特徴とする請求項8記載の車両用周辺監視装置。
  10. 前記側方撮像画像は、車両の運転席側と反対側の車両側方が撮影されている画像であることを特徴とする請求項1乃至9の何れか一項記載の車両用周辺監視装置。
  11. 車両前部に配設されると共に、車両前方に光軸が指向され、車両前方を撮影する第1のカメラと、
    車両側部に配設されると共に、車両側方に光軸が指向され、車両側方を撮影する第2のカメラと、を備え、
    前記画像表示手段は、前記第1のカメラによる前方撮像画像および前記第2のカメラによる側方撮像画像を択一的に前記表示ディスプレイに表示することを特徴とする請求項1乃至10の何れか一項記載の車両用周辺監視装置。
  12. 車両側方が撮影されている側方撮像画像を、運転者が視認可能な表示ディスプレイに表示し得る画像表示手段を備える車両用周辺監視装置であって、
    車両の舵角を検出する舵角検出手段を備え、
    前記画像表示手段は、前記舵角検出手段により検出される前記舵角が第1の角度に達した場合に前記側方撮像画像を前記表示ディスプレイに表示すると共に、前記舵角が前記第1の角度よりも大きな第2の角度に達した後に該第2の角度を下回った場合に該側方撮像画像の該表示ディスプレイへの表示を中止することを特徴とする車両用周辺監視装置。
  13. 前記画像表示手段は、前記側方撮像画像が前記表示ディスプレイに表示される状態が所定時間継続した場合にも、該表示を中止することを特徴とする請求項12記載の車両用周辺監視装置。
  14. 前記画像表示手段は、前記側方撮像画像および車両前方が撮影されている前方撮像画像を択一的に前記表示ディスプレイに表示すると共に、前記側方撮像画像の前記表示ディスプレイへの表示を中止した場合に前記前方撮像画像を該表示ディスプレイに表示することを特徴とする請求項12又は13記載の車両用周辺監視装置。
  15. 車両前方が撮影されている前方撮像画像および車両側方が撮影されている側方撮像画像を択一的に運転者が視認可能な表示ディスプレイに表示する画像表示手段を備える車両用周辺監視装置であって、
    前記画像表示手段は、前記側方撮像画像が前記表示ディスプレイに表示されている状況下、所定の期間が経過した際に、一時的に前記前方撮像画像を該表示ディスプレイに表示することを特徴とする車両用周辺監視装置。
  16. 車両側方が撮影されている側方撮像画像を、運転者が視認可能な表示ディスプレイに表示し得る画像表示手段を備える車両用周辺監視装置であって、
    車両の発進準備が完了したか否かを判別する発進準備判別手段と、
    車両の舵角が所定値以上であるか否かを判別する舵角判別手段と、を備え、
    前記画像表示手段は、前記発進準備判別手段により前記発進準備が完了したと判別され、かつ、前記舵角判別手段により前記舵角が前記所定値以上であると判別された場合に、一時的に前記側方撮像画像を前記表示ディスプレイに表示することを特徴とする車両用周辺監視装置。
  17. 車両前方又は車両後方が撮影されている進行方向撮像画像および車両側方が撮影されている側方撮像画像を択一的に運転者が視認可能な表示ディスプレイに表示する画像表示手段を備える車両用周辺監視装置であって、
    車両の発進準備が完了したか否かを判別する発進準備判別手段を備え、
    前記画像表示手段は、前記発進準備判別手段により前記発進準備が完了したと判別された場合に、前記進行方向撮像画像および前記側方撮像画像を所定の順序で一時的に前記表示ディスプレイに表示することを特徴とする車両用周辺監視装置。
  18. 前記発進準備判別手段は、車両のシフトポジションが非駆動位置から駆動位置へ移行した場合、又は、前進若しくは後進の一方の駆動位置から後進若しくは前進の他方の駆動位置へ移行した場合に、車両の発進準備が完了したと判別することを特徴とする請求項16又は17記載の車両用周辺監視装置。
  19. 前記発進準備判別手段は、車両が停止しかつブレーキ操作がなされている場合に、車両の発進準備が完了したと判別することを特徴とする請求項16乃至18の何れか一項記載の車両用周辺監視装置。
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