JP3535431B2 - 内燃機関の動弁装置 - Google Patents

内燃機関の動弁装置

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roller
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、相互に隣接したロ
ッカアームを連動させる連動位置およびその連動を解除
する連動解除位置間での移動が可能であるとともに前記
連動位置側に向けての油圧力ならびに前記連動解除位置
側に向けてのばね力が軸方向両端に作用する切換ピン
と、相互に隣接したロッカアームの一方に固定されて前
記切換ピンを前記連動位置への移動に応じて摺動自在に
嵌合させる円筒状のローラ軸と、カムシャフトに設けら
れるカムにころがり接触して前記ローラ軸で回転自在に
支承されるローラとを備える内燃機関の動弁装置に関す
る。
【従来の技術】かかる動弁装置は、例えば特開平11−
13440号公報等により既に知られている。
【発明が解決しようとする課題】このような動弁装置
は、切換ピンを連動位置および連動解除位置間で作動せ
しめることにより、隣接ロッカアームを相互に独立に揺
動させる状態と、隣接ロッカアームを連動して揺動作動
せしめる状態とを切換えることで、機関弁の作動特性を
機関の運転状態に応じて変化させるようにしたものであ
るが、そのような切換機構が設けられることにより、ロ
ッカアームの重量が重くなってしまう。そこでロッカア
ームをアルミニウム合金により形成して軽量化が図られ
ている。
【0002】ところで、切換ピンを連動位置側に付勢す
る油圧力は変動する可能性があり、油圧力を低くして切
換ピンを連動解除位置側に移動させた状態で油圧力が変
動すると、切換ピンがばね力に抗して前記一方のロッカ
アーム側に移動することがある。しかるに上記従来のも
のでは、切換ピンをその連動位置への移動に応じて摺動
自在に嵌合させるようにして一方のロッカアームに固定
されるローラ軸の端面が、一方のロッカアームの両側面
と面一に配置されており、隣接ロッカアームがその連動
解除状態で相対揺動するときには、切換ピンの端面が前
記一方のロッカアームの側面にも摺接する可能性があ
り、切換ピンおよびロッカアームの摺接により生じた摩
耗粉がローラ軸内に侵入して切換ピンの円滑な切換作動
が阻害されることがある。
【0003】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、摩耗粉のローラ軸への侵入が生じることがな
いようにして、切換ピンの円滑な切換作動を保証し得る
ようにした内燃機関の動弁装置を提供することを目的と
する。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、相互に隣接したロッカアー
ムを連動させる連動位置およびその連動を解除する連動
解除位置間での移動が可能であるとともに前記連動位置
側に向けての油圧力ならびに前記連動解除位置側に向け
てのばね力が軸方向両端に作用する切換ピンと、相互に
隣接したロッカアームの一方に固定されて前記切換ピン
を前記連動位置への移動に応じて摺動自在に嵌合させる
円筒状のローラ軸と、カムシャフトに設けられるカムに
ころがり接触して前記ローラ軸で回転自在に支承される
ローラとを備える内燃機関の動弁装置において、前記一
方のロッカアームよりも硬質の材料により形成される前
記ローラ軸の軸方向両端面のうち少なくとも前記切換ピ
ンを受け入れる側の端面は、前記切換ピンが連動解除位
置にある状態での相互に隣接したロッカアームの相対揺
動時に該切換ピンの端面が前記一方のロッカアームの側
面に摺接することなく該ローラ軸の切換ピン受け入れ側
の端面に摺接するように、前記一方のロッカアームの側
面から突出されることを特徴とする。
【0005】このような請求項1記載の発明の構成によ
れば、一方のロッカアームに固定されるローラ軸におい
て切換ピンを受け入れる側の端面すなわち他方のロッカ
アーム側の端面が、一方のロッカアームの側面から突出
されるので、隣接ロッカアームの相対揺動時に油圧力が
変動しても切換ピンの端面が前記一方のロッカアームの
側面に摺接することはなく、ローラ軸の前記端面に摺接
することになり、ローラ軸が一方のロッカアームよりも
硬質の材料から成るものであるのでローラ軸および切換
ピンの摺接による摩耗粉の発生を極力防止することがで
き、したがって摩耗粉がローラ軸内に侵入することがな
いようにして、切換ピンの円滑な切換作動を保証するこ
とができる。
【0006】また上記目的を達成するために、請求項2
記載の発明は、相互に隣接したロッカアームを連動させ
る連動位置およびその連動を解除する連動解除位置間で
の移動が可能であるとともに前記連動位置側に向けての
油圧力ならびに前記連動解除位置側に向けてのばね力が
軸方向両端に作用する切換ピンと、相互に隣接したロッ
カアームの一方に固定されて前記切換ピンを前記連動位
置への移動に応じて摺動自在に嵌合させる円筒状のロー
ラ軸と、カムシャフトに設けられるカムにころがり接触
して前記ローラ軸で回転自在に支承されるローラとを備
える内燃機関の動弁装置において、前記一方のロッカア
ームよりも硬質の材料により形成される前記ローラ軸の
外径が、前記切換ピンが連動解除位置にある状態での前
記両ロッカアームの相対揺動に応じた前記ローラ軸に対
する前記切換ピンの相対位置変化を前記ローラ軸の外周
で規定される範囲内で生じさせるように設定されること
を特徴とする。
【0007】このような請求項2記載の発明の構成によ
れば、隣接ロッカアームの相対揺動時には、一方のロッ
カアームに固定されるローラ軸の外周で規定される範囲
内で、該ローラ軸に対する前記切換ピンの相対位置変化
が生じるので、隣接ロッカアームの相対揺動時に油圧力
が変動しても切換ピンの端面がローラ軸の端面から外れ
て前記一方のロッカアームの側面に摺接することはな
く、ローラ軸の前記端面に摺接することになり、ローラ
軸が一方のロッカアームよりも硬質の材料から成るもの
であるのでローラ軸および切換ピンの摺接による摩耗粉
の発生を極力防止することができ、したがって摩耗粉が
ローラ軸内に侵入することがないようにして、切換ピン
の円滑な切換作動を保証することができる。
【0008】また請求項3の発明は、請求項1又は2の
前記特徴に加えて、各ロッカアームは、シリンダヘッド
に設けられたロッカシャフトで揺動可能に支承される揺
動支持部と、該揺動支持部から延設されて相互間にロー
ラ軸を支持する一対の支持壁とを有しており、前記ロッ
カアームの両支持壁間の上面には凹部が形成され、該凹
部の中央部に開口した開口部に配置したローラに接触す
るカムの一部が、前記凹部に収容されることを特徴と
し、更に請求項4の発明は、請求項3の前記特徴に加え
て、前記凹部がオイルを溜めることを可能とするととも
に前記ローラ側にオイルを導くことを可能として前記ロ
ッカアームの上面に形成されることを特徴とする。
【0009】また請求項5の発明は、請求項1又は2の
前記特徴に加えて、ロッカアームのうち切換ピンが連動
解除位置となったときに機関弁に対して自由となる自由
ロッカアームを該自由ロッカアームに対応するカム側に
押圧するばね力を発揮するロストモーション機構機構を
備えており、相互に間隔をあけて対向する第1および第
2支持壁が前記自由ロッカアームに設けられ、その両支
持壁間に支持したローラ軸に回転自在に支承されるロー
ラに対向して前記両支持壁間を連結する連結壁が前記自
由ロッカアームに設けられ、前記ロストモー ション機構
に接触する受け部が、前記ローラの軸方向中央部にほぼ
対応して前記連結壁に設けられることを特徴とし、更に
請求項6の発明は、請求項5の前記特徴に加えて、前記
連結壁は、前記ローラとの間の間隔を該ローラの最下部
側に向かうにつれて狭める形状に形成されて前記ローラ
の下方に配置されることを特徴とする
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を、添付
の図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。図
1〜図7は本発明の第1実施例を示すものであり、図1
は内燃機関の一部縦断面図、図2は図1の2矢視平面
図、図3は図1の3−3線矢視拡大図、図4は図3の4
−4線断面図、図5は図1の5−5線拡大断面図、図6
は図3の6−6線拡大断面図、図7はロッカアームへの
ローラ軸の圧入代を説明するための断面図である。
【0011】先ず図1および図2において、この多気筒
内燃機関は、シリンダブロック11と、該シリンダブロ
ック11の上部にガスケット12を介して結合されるシ
リンダヘッド13とを備え、各気筒毎にシリンダブロッ
ク11に設けられるシリンダ14にピストン15がそれ
ぞれ摺動可能に嵌合される。またシリンダブロック1
1、シリンダヘッド13および各ピストン15により、
各気筒毎に燃焼室16が形成される。
【0012】シリンダヘッド13には、燃焼室16の天
井面一側に臨む一対の吸気弁口17…と、両吸気弁口1
7…に共通に連なってシリンダヘッド13の一側面(図
1の右側面)に開口する吸気ポート18とが各気筒毎に
設けられるとともに、燃焼室16の天井面他側に臨む一
対の排気弁口19…と、両排気弁口19…に共通に連な
ってシリンダヘッド13の他側面(図1の左側面)に開
口する排気ポート20とが各気筒毎に設けられる。
【0013】各吸気弁口17…をそれぞれ開閉可能な吸
気弁VI,VIのステム21…はシリンダヘッド13に
設けられたガイド筒22…に摺動可能に嵌合され、ガイ
ド筒22…から上方に突出したステム21…の上端部に
設けられるリテーナ23,23およびシリンダヘッド1
3間に、吸気弁VI,VIを上方すなわち閉弁方向に付
勢する弁ばね24…が設けられる。また排気弁口19…
をそれぞれ開閉可能な機関弁としての排気弁VE,VE
のステム25…はシリンダヘッド13に設けられたガイ
ド筒26…に摺動可能に嵌合され、ガイド筒26…から
上方に突出したステム25…の上端部に設けられるリテ
ーナ27,27およびシリンダヘッド13間に、排気弁
VE,VEを上方すなわち閉弁方向に付勢する弁ばね2
8…が設けられる。
【0014】両吸気弁VI,VIは吸気側動弁装置30
で開閉駆動され、両排気弁VE,VEは排気側動弁装置
31で開閉駆動されるものであり、両動弁装置30,3
1間には、燃焼室16の中央部に臨んでシリンダヘッド
13に取付けられる点火プラグ32を挿入するためのプ
ラグ挿入筒33が上下に延びるようにして配置され、該
プラグ挿入筒33の下端はシリンダヘッド13に取付け
られる。
【0015】吸気側動弁装置30は、一対の吸気弁V
I,VIに個別に対応した第1および第2駆動ロッカア
ーム34,35と、それらの駆動ロッカアーム34,3
5すなわち前記各吸気弁VI,VIに対して自由となり
得る自由ロッカアーム36と、各ロッカアーム34〜3
6を揺動可能に支承する吸気側ロッカシャフト37と、
該ロッカシャフト37と平行な軸線まわりに回転可能な
吸気側カムシャフト38とを備える。
【0016】排気側動弁装置31は、一対の排気弁V
E,VEに個別に対応した第1および第2駆動ロッカア
ーム39,40と、それらの駆動ロッカアーム39,4
0すなわち前記各排気弁VE,VEに対して自由となり
得る自由ロッカアーム41と、各ロッカアーム39〜4
1を揺動可能に支承する排気側ロッカシャフト42と、
該ロッカシャフト42と平行な軸線まわりに回転可能な
排気側カムシャフト43とを備える。
【0017】吸気側および排気側ロッカシャフト37,
42は、各気筒間でシリンダヘッド13に設けられたホ
ルダ壁44,44…で固定的に支持される。また吸気側
および排気側カムシャフト38,43は、図示しないク
ランクシャフトに1/2の減速比で連動、連結されるも
のであり、前記ホルダ壁44,44…と、それらのホル
ダ壁44,44…の上端に締結されるカムホルダ45,
45…とで回転自在に支承される。
【0018】ところで吸気側および排気側動弁装置3
0,31は、基本的には同一の構成を有するものであ
り、以下、吸気側動弁装置の構成および作用について詳
細に説明するが、排気側動弁装置31についての説明を
省略する。
【0019】吸気側カムシャフト38には、高速用カム
47と、両吸気弁VI…にそれぞれ対応して高速用カム
47の両側に配置される低速用カム46,46とが設け
られる。
【0020】図3において、第1駆動ロッカアーム3
4、第2駆動ロッカアーム35および自由ロッカアーム
36は、軽量化を図るためにたとえばアルミニウム合金
で形成されるとともに表面にアルマイト処理が施される
ものであり、第1および第2駆動ロッカアーム34,3
5で自由ロッカアーム36を挟むようにして相互に隣接
配置され、吸気側ロッカシャフト37で共通にかつ揺動
可能に支持される。
【0021】第1および第2駆動ロッカアーム34,3
5および自由ロッカアーム36は、吸気側ロッカシャフ
ト37で揺動可能に支承される円筒状の揺動支持部34
a,35a,36aを基端に備えるとともに、吸気側ロ
ッカシャフト37の軸線に沿う方向に間隔をあけた位置
で前記揺動支持部34a,35a,36aから延設され
て相互に対向する第1および第2支持壁34b,34
c;35b,35c;36b,36cを備えており、第
1および第2駆動ロッカアーム34,35における第1
および第2支持壁34b,34c;35b,35cの先
端は連結部34d,35dで相互に連結される。
【0022】図4を併せて参照して、第1および第2駆
動ロッカアーム34,35の先端における前記連結部3
4d,35dには、両吸気弁VI,VIにおけるステム
21…の上端に当接するタペットねじ48,48が進退
自在に螺合される。
【0023】また自由ロッカアーム36の揺動支持部3
6aにおいてプラグ挿入筒33に対応する部分には、該
プラグ挿入筒33を自由ロッカアーム36側に近接せし
めることを可能とするための円弧状の切欠き49が、プ
ラグ挿入筒33と反対側に凹むようにして設けられる。
図5および図6をさらに併せて参照して、第1駆動ロッ
カアーム34の上面の両支持壁34b,34c間には凹
部50が形成され、第2駆動ロッカアーム35の上面の
両支持壁35b,35c間には凹部51が形成され、自
由ロッカアーム36の両支持壁36b,36c間には凹
部52が形成される。しかも第1および第2駆動ロッカ
アーム34,35における前記凹部50,51の中央部
には上下に開口した開口部53,54が設けられ、自由
ロッカアーム36における凹部52の中央部には、吸気
側ロッカシャフト37と反対側および上方に開口した開
口部55が設けられる。
【0024】第1および第2駆動ロッカアーム34,3
5には、低速用カム46,46にころがり接触するロー
ラ56,57が前記開口部53,54に配置されるよう
にして回転自在に支持され、自由ロッカアーム36に
は、高速用カム47にころがり接触するローラ58が前
記開口部55に配置されるようにして回転自在に支承さ
れる。而して前記各ロッカアーム34,35,36の凹
部50,51,52にはオイルを溜めることが可能であ
り、各凹部50,51,52はオイルを各ローラ56,
57,58側に案内し得るように形成され、凹部50,
51,52から各ローラ56〜58にオイルを滑らかに
導く通路が設けられることで各ローラ56〜58の潤滑
を効果的に行なうことができる。
【0025】しかも吸気側ロッカシャフト37の軸線に
沿う方向での低速用カム46,46の幅は、第1および
第2駆動ロッカアーム34,35における第1および第
2支持壁34b,34c;35b,35c間の間隔以下
に設定され、吸気側ロッカシャフト37の軸線に沿う方
向での高速用カム47の幅は、自由ロッカアーム36に
おける第1および第2支持壁36b,36c間の間隔以
下に設定されており、低速用カム46,46の下部は、
ローラ56,57との接触点を第1および第2支持壁3
4b,34c;35b,35cの上端よりも下方にして
凹部50,51に収容され、高速用カム47の下部はロ
ーラ58との接触点を第1および第2支持壁36b,3
6cの上端よりも下方にして凹部52に収容される。
【0026】第1駆動ロッカアーム34の第1および第
2支持壁34b,34cには、吸気側ロッカシャフト3
7の軸線と平行な軸線を有する貫通孔59,60が同軸
に設けられ、第2駆動ロッカアーム35の第1支持壁3
5bには吸気側ロッカシャフト37の軸線と平行な軸線
を有する貫通孔61が設けられ、第2支持壁35cに
は、自由ロッカアーム36とは反対側を閉じた有底穴6
2が前記貫通孔61と同軸に設けられる。さらに自由ロ
ッカアーム36の第1および第2支持壁36b,36c
には、吸気側ロッカシャフト37の軸線と平行な軸線を
有する貫通孔63,64が同軸に設けられる。
【0027】第1駆動ロッカアーム34には、第1駆動
ロッカアーム34よりも硬質の材料、すなわち第1駆動
ロッカアーム34がアルミニウム合金から成るものであ
るときにはたとえば鉄系の材料から成る円筒状のローラ
軸65が、両貫通孔59,60への圧入により固定さ
れ、第2駆動ロッカアーム35には、第2駆動ロッカア
ーム35よりも硬質の材料、すなわち第2駆動ロッカア
ーム35がアルミニウム合金から成るものであるときに
はたとえば鉄系の材料から成る円筒状のローラ軸66
が、貫通孔61および有底孔62への圧入により固定さ
れ、自由ロッカアーム36には、自由ロッカアーム36
よりも硬質の材料、すなわち自由ロッカアーム36がア
ルミニウム合金から成るものであるときにはたとえば鉄
系の材料から成る円筒状のローラ軸67が、貫通孔6
3,64への圧入により固定される。
【0028】前記各ローラ軸65,66,67は、内径
を同一として円筒状に形成されるものであり、各ローラ
軸65,66,67および前記各ローラ56,57,5
8間には、ニードルベアリング68,69,70がそれ
ぞれ介装される。
【0029】図7において、自由ロッカアーム36の両
貫通孔63,64へのローラ軸67の圧入にあたって、
第1支持壁36bの貫通孔63へのローラ軸67の圧入
代δ1は、第1および第2支持壁36b,36cのうち
第2駆動ロッカアーム36側に配置されている第2支持
壁36cの貫通孔64へのローラ軸67の圧入代δ2の
最大値よりも大きく設定される。しかも第2支持壁36
cの貫通孔64へのローラ軸67の圧入代δ2は、貫通
孔64の内端部側すなわちローラ58側の方が貫通孔6
4の外端部側すなわち第2駆動ロッカアーム35側より
も大きく設定されるものであり、貫通孔64の第2駆動
ロッカアーム35側に設定される範囲Wでは、貫通孔6
4の外方に進むにつれて、すなわち第2駆動ロッカアー
ム35に近接するにつれて前記圧入代δ2が小さくなる
ように設定される。このように第2支持壁36bでの圧
入代を貫通孔64の軸線方向で変化させるのは、たとえ
ばローラ軸67の第2駆動ロッカアーム35側端部外周
を外方に膨らんだ彎曲形状に形成するとにより達成され
る。貫通孔64の外端縁にはテーパ状の面取りが施され
ており、貫通孔64の外端部およびローラ軸67間には
環状の間隙71が形成される。
【0030】またローラ軸67の軸方向両端面のうち少
なくとも第2駆動ロッカアーム35側の端面は、自由ロ
ッカアーム36の第2駆動ロッカアーム35側の側面か
ら突出量L1だけ突出される。
【0031】第1駆動ロッカアーム34の両貫通孔5
9,60へのローラ軸65への圧入は、前記自由ロッカ
アーム36の両貫通孔63,64へのローラ軸67の圧
入構造と同様であり、ローラ軸65の軸方向両端面のう
ち少なくとも自由ロッカアーム36側の端面は、第1駆
動ロッカアーム34の自由ロッカアーム36側の側面か
ら突出量L1だけ突出される。
【0032】図6に注目して、自由ロッカアーム36の
下方でシリンダヘッド13には、自由ロッカアーム36
のローラ58を高速用カム47にころがり接触せしめる
方向のばね力を自由ロッカアーム36に作用せしめるロ
ストモーション機構72が設けられ、該ロストモーショ
ン機構72は、上部を開放してシリンダヘッド13に設
けられる有底の摺動孔73に収納されて該摺動孔73の
下端閉塞部で一端を受けられるばね74と、該ばね74
の他端に連結されるリフタ75とで構成される。
【0033】一方、自由ロッカアーム36は、ロストモ
ーション機構72からのばね力を受けるべくリフタ75
の上端に接触する受け部76を備えるのであるが、該受
け部76は、自由ロッカアーム36が備える第1および
第2支持壁部36b,36cの先端側下部を連結する連
結壁77に、自由ロッカアーム36で支持されるローラ
58の軸方向中央部にほぼ対応するようにして設けられ
る。而して、この実施例では自由ロッカアーム36が比
較的軟質であるアルミニウム合金から成るものであるの
で、前記受け部76は、鉄系材料等の硬質材料から成る
部材を連結壁77に固着することで構成され、それによ
り剛性を維持しつつ摩耗を低減することが可能である
が、自由ロッカアーム36が硬質材料から成るものであ
る場合には受け部76が連結壁77に一体に形成される
ものであってもよい。また前記受け部76には、その内
外面間にわたるオイル通路78が設けられる。
【0034】しかも前記連結壁77は、ローラ58の下
方に延びるものであり、該連結壁77の先端およびロー
ラ58間の間隔L2は、連結壁77の中間部およびロー
ラ58間の間隔よりも小さく設定される。すなわちロー
ラ58の下方に延びる連結壁77はローラ58の最下部
側に向うにつれてローラ58との間隔を狭めるように形
成される。
【0035】第1駆動ロッカアーム34、第2駆動ロッ
カアーム35および自由ロッカアーム36間には、各ロ
ッカアーム34〜36を連動させる状態、ならびに各ロ
ッカアーム34〜36の連動を解除する状態を切換える
連動切換手段80が設けられるものであり、この連動切
換手段80は、相互に隣接した第2駆動ロッカアーム3
5および自由ロッカアーム36の連動および連動解除を
切換可能な第1切換ピン81と、相互に隣接した自由ロ
ッカアーム36および第1駆動ロッカアーム34の連動
および連動解除を切換可能な円筒状の第2切換ピン82
と、第1切換ピン81とは反対側で第2切換ピン82に
接触する規制部材83と、規制部材83を第2切換ピン
82側に付勢するコイル状の戻しばね84とを備え、各
切換ピン81,82および規制部材83はローラ軸65
〜67と同じ硬質材料により形成される。
【0036】第1切換ピン81は、第2駆動ロッカアー
ム35のローラ軸66に摺動可能に嵌合されるものであ
り、ローラ軸66が圧入される有底穴62の閉塞端と第
1切換ピン81との間に油圧室85が画成される。吸気
側ロッカシャフト37内には、図示しない制御弁を介し
て油圧源に接続される油路86がたとえば同軸に設けら
れており、油圧室85に一端を通じさせて第2駆動ロッ
カアーム35の第2支持壁35cに設けられる連通路8
7に通じる環状路88が第2駆動ロッカアーム35およ
び吸気側ロッカシャフト37間に設けられ、該環状路8
8および油路86間を連通する連通孔89が吸気側ロッ
カシャフト37に設けられる。
【0037】第2切換ピン82は自由ロッカアーム36
のローラ軸67に摺動可能に嵌合され、第1および第2
切換ピン81,82は相互に滑ることを可能として接触
せしめられる。
【0038】規制部材83は、有底円筒状に形成されて
第1駆動ロッカアーム34のローラ軸65に摺動可能に
嵌合されるものであり、この規制部材83の閉塞端が第
2切換ピン82に相互に滑ることを可能として接触せし
められる。またローラ軸65の内面には、規制部材83
に当接して該規制部材83がローラ軸65から脱落する
のを阻止するための止め輪90が装着される。
【0039】前記ローラ軸65の外端側には、リング状
のワッシャ91が挿入されており、このワッシャ91の
外面に係合する止め輪92がローラ軸65の内面に嵌着
される。而して戻しばね84は、規制部材83およびワ
ッシャ91間に設けられる。
【0040】このような連動切換手段80において、機
関の低速運転域では、油圧室85の油圧は比較的低圧で
あり、第1および第2切換ピン81,82の接触面は第
2駆動ロッカアーム35および自由ロッカアーム36間
に対応する位置に在り、第2切換ピン82および規制部
材83の接触面は自由ロッカアーム36および第1駆動
ロッカアーム34間に対応する位置に在る。したがって
各ロッカアーム34,35,36は相対揺動可能な状態
に在り、両吸気弁VI,VIが低速用カム46,46に
応じたタイミングおよびリフト量で開閉駆動されること
になる。
【0041】機関の高速運転域では、油圧室85に比較
的高圧の油圧が作用せしめられ、第1切換ピン81は第
2切換ピン82を押圧しながら自由ロッカアーム36の
ローラ軸67に摺動自在に嵌合し、第2切換ピン82は
規制部材83を押圧しながら第1駆動ロッカアーム34
のローラ軸65に摺動自在に嵌合する。したがって各ロ
ッカアーム34,35,36は一体的に連結された状態
となり、両吸気弁VI,VIは高速用カム47に応じた
タイミングおよびリフト量で開閉駆動されることにな
る。
【0042】次にこの第1実施例の作用について説明す
ると、吸気側動弁装置30における各ロッカアーム3
4,35,36は、吸気側ロッカシャフト37で揺動可
能に支承される揺動支持部34a,35a,36aを備
えるとともに、各揺動支持部34a,35a,36aか
ら延設される第1および第2支持壁34b,34c;3
5b,35c;36b,36cをそれぞれ有しており、
各ロッカアーム34〜36の上面の両支持壁34b,3
4c;35b,35c;36b,36c間には凹部5
0,51,52がそれぞれ形成される。しかも各凹部5
0〜52の中央部には吸気側カムシャフト38の低速用
カム46,46および高速用カム47にころがり接触す
るローラ56,57,58が配置されており、前記各カ
ム46,46,47は、前記両支持壁34b,34c;
35b,35c;36b,36cの上端よりも下方でロ
ーラ56,57,58に接触するようにして、前記各凹
部50〜52に一部が収容される。
【0043】したがって吸気側カムシャフト38を各ロ
ッカアーム34〜36に近接させることが可能であり、
各ロッカアーム34〜36および吸気側カムシャフト3
8のレイアウト上の自由度を大として機関全体の小型化
を図ることができる。また凹部50〜52の両側の支持
壁34b,34c;35b,35c;36b,36cが
補強リブとしての働きをすることになり、吸気側ロッカ
シャフト37への揺動支持部34a,35a,36aの
支持剛性を高めることができる。しかも各凹部50〜5
2に溜めたオイルを各ローラ56〜58側に導くことで
各ローラ56〜58を潤滑することができる。
【0044】ところで、前記各ロッカアーム34〜36
のうち吸気弁VI,VIに対して自由となり得る自由ロ
ッカアーム36には、ロストモーション機構72により
自由ロッカアーム36に対応する高速用カム47側に向
けて押圧するばね力が作用するのであるが、該自由ロッ
カアーム36の両支持壁36b,36c間が連結壁77
で連結され、前記ロストモーション機構72のリフタ7
5に接触する受け部76が、自由ロッカアーム36で支
持されるローラ58の軸方向中央部にほぼ対応して連結
壁77に設けられている。
【0045】したがって、自由ロッカアーム36に高速
用カム47から作用する荷重点と、ロストモーション機
構72から作用する押圧点とがローラ58の軸線方向で
大きくずれてしまうことがなく、自由ロッカアーム36
の安定的な揺動支持が可能となる。また連結壁77で第
1および第2支持壁36b,36c間を連結するので、
両支持壁36b,36c間で回転支持されるローラ58
の支持剛性を高めることができる。
【0046】しかも連結壁77は、ローラ58との間の
間隔をローラ58の最下部側に向かうにつれて狭める形
状に形成されてローラ58の下方に配置されているの
で、ローラ58および連結壁77間にオイルを保持する
ことを可能とし、該オイルでローラ58を潤滑すること
ができる。また受け部76には、その内外面間にわたる
オイル通路78が設けられており、ローラ58および連
結壁77間に保持されたオイルをロストモーション機構
72のリフタ75および受け部76の接触部に導くこと
で該接触部での摩耗低減に寄与することができる。
【0047】吸気側カムシャフト38の低速用カム4
6,46および高速用カム47にころがり接触するロー
ラ56,57,58は、各ロッカアーム34,35,3
6に固定された円筒状のローラ軸65,66,67にニ
ードルベアリング68,69,70を介してそれぞれ回
転自在に支承されており、連動切換手段80の第1およ
び第2切換ピン81,82は、連動切換手段80が連動
解除状態から連動状態へと作動する際に、自由ロッカア
ーム36のローラ軸67ならびに第1駆動ロッカアーム
34のローラ軸65にそれぞれ摺動自在に嵌合される。
すなわち第2駆動ロッカアーム35および自由ロッカア
ーム36間に跨がる第1切換ピン81で第2駆動ロッカ
アーム35および自由ロッカアーム36が連結され、自
由ロッカアーム36および第2駆動ロッカアーム34間
に跨がる第2切換ピン82で自由ロッカアーム36およ
び第2駆動ロッカアーム34が連結される。
【0048】而してローラ軸67,65は自由ロッカア
ーム36および第1駆動ロッカアーム34よりも硬質の
材料により形成されており、それらのローラ軸67,6
5は、軸方向両端面のうち少なくとも第1および第2切
換ピン81,82を受け入れる側の端面が各ロッカアー
ム36,34から突出される。すなわち自由ロッカアー
ム36にあってはローラ軸67の第2駆動ロッカアーム
35側の端面が第2駆動ロッカアーム35側に向けて自
由ロッカアーム36の側面から突出し、第1駆動ロッカ
アーム34にあってはローラ軸65の自由ロッカアーム
36側の端面が第1駆動ロッカアーム34の側面から突
出する。
【0049】したがって連動切換手段80を連動解除状
態として相互に隣接したロッカアーム36,35;3
4,36の相対揺動時に油圧室85の油圧力が変動して
も第1および第2切換ピン81,82の端面が自由ロッ
カアーム36および第1駆動ロッカアーム34の側面に
摺接することはなく、ローラ軸67,65の前記端面に
摺接したままである。しかもローラ軸67,65は自由
ロッカアーム36および第1駆動ロッカアーム34より
も硬質の材料から成るものであるので、ローラ軸67.
65および切換ピン81,82の摺接による摩耗粉の発
生を極力防止することができ、摩耗粉がローラ軸67,
65内に侵入することがないようにして、切換ピン8
1,82の円滑な切換作動すなわち連動切換手段80の
円滑な切換作動を保証することができる。
【0050】さらにアルミニウム合金により形成される
自由ロッカアーム36および第1駆動ロッカアーム34
の外表面がアルマイト処理されるものでり、切換ピン8
1,82との摺接を考慮しなくてもよいので、アルマイ
ト処理により生じた皮膜を保持しつつ自由ロッカアーム
36および第1駆動ロッカアーム34の腐食防止に寄与
することができる。なお第2駆動ロッカアーム35につ
いては元々切換ピン81,82と接触する可能性がない
ものであり、アルマイト処理を施しても腐食防止に支障
が生じることはない。
【0051】しかも各ローラ軸65,66,67は、各
ロッカアーム34,35,36がそれぞれ備える第1お
よび第2支持壁34b,34c;35b,35c;36
b,36cの少なくとも一方、この実施例では両方に圧
入されている。したがってローラ軸65〜67の固定の
ためにローラ軸65〜67以外の部品を必要とせず、部
品点数の増大および加工工数の増大を回避しつつ、ロー
ラ軸65〜67をロッカアーム34〜36に容易に固定
することができる。
【0052】自由ロッカアーム36においてローラ軸6
7の第2支持壁36c側の部分、ならびに第1駆動ロッ
カアーム34においてローラ軸65の第2支持壁34c
側の部分は、連動切換手段80の第1および第2切換ピ
ン81,82を第1駆動ロッカアーム35および自由ロ
ッカアーム36側から受け入れる側であるが、第2駆動
ロッカアーム35および自由ロッカアーム36側での第
2支持壁36c,34cへのローラ軸67,65の圧入
代は、ローラ58,56側での第2支持壁36c,34
cへのローラ軸67,65の圧入代よりも小さく設定さ
れている。
【0053】したがって第1および第2切換ピン81,
82を受入れる側のローラ軸67,65の端部の圧入に
よる変形を小さく抑えることができ、第1および第2切
換ピン81,82のローラ軸67,65への嵌入を円滑
にして隣接ロッカアーム35,36;36,34の切換
ピン81,82による連動および連動解除の切換えが円
滑となる。
【0054】しかも第2支持壁36c,34cへのロー
ラ軸67,65の圧入部分のうち第2駆動ロッカアーム
35および自由ロッカアーム36側での圧入代が、第2
駆動ロッカアーム35および自由ロッカアーム36に近
接するにつれて小さくなるように設定されているので、
ローラ軸67,65の端部の圧入による変形が、第2駆
動ロッカアーム35および自由ロッカアーム36側に向
かうにつれて小さくなり、切換ピン81,82のローラ
軸67,65への嵌入をより円滑にし、連動および連動
解除の切換えをより円滑とすることができる。
【0055】またこの実施例では、ローラ軸67の第2
駆動ロッカアーム35側の端面ならびにローラ軸65の
自由ロッカアーム36側の端面は自由ロッカアーム36
および第1駆動ロッカアーム34から突出しており、ま
た第2支持壁36c,34cの外端およびローラ軸6
7,65間には環状の間隙71…が生じているので、ロ
ーラ軸67,65の第2駆動ロッカアーム35および自
由ロッカアーム36側端部に応力が作用することを回避
し、変形をより少なくして切換ピン81,82による連
動および連動解除の切換えをより一層円滑とすることが
できる。
【0056】さらに第2支持壁36c,34cへの圧入
代よりも第1支持壁36b,34bへの圧入代を大とし
て、ローラ軸67,65が第1および第2支持壁36
b,36c;34b,34cに圧入されており、これに
よっても切換ピン81,82を受入れる側でのローラ軸
67,65の端部の圧入による変形を小さく抑えて、連
動および連動解除の切換えを円滑とすことができるとと
もに、第2支持壁36c,34cの外方側からローラ軸
67,65を圧入することにより、ローラ軸67,65
の圧入作業が容易となる。
【0057】各ロッカアーム34,35,36の配列方
向に沿う一端側に配置される第1駆動ロッカアーム34
においては、第1駆動ロッカアーム34が備える第1お
よび第2支持壁34b,34cに、ローラ軸65の両端
部を圧入する貫通孔59,60が同軸に設けられてお
り、連動切換手段80の戻しばね84を受けるワッシャ
91がローラ軸65に装着されている。
【0058】したがって、第1支持壁34bに有底穴を
穿孔加工しなければならないものと比べると、有底穴の
閉塞端側に逃げ加工を施すことが不要となり、第1駆動
ロッカアーム34の小型化を可能としつつ第1支持壁3
4bへの穿孔加工を容易とすることができ、端壁が不要
となる分だけ第1駆動ロッカアーム34の重量を低減す
ることができる。しかもこの実施例のように、吸気側ロ
ッカシャフト37およびローラ軸65が平行となるもの
では、第1および第2支持壁34b,34cでの吸気側
ロッカシャフト37およびローラ軸65の軸線間の間隔
を精度よく定めることがきる。
【0059】しかもワッシャ91は、ローラ軸65の内
面に嵌着される止め輪92に外面を係合するようにして
ローラ軸65に挿入されるので、ワッシャ91のローラ
軸65への装着が容易である。またワッシャ91の内径
を比較的大きく設定することでローラ軸65内を外部か
ら視認することができ、戻しばね84がローラ軸65内
に正しく収容されているか否かを外部から確認すること
ができる。
【0060】図8および図9は本発明の第2実施例を示
すものであり、図8は図4に対応した断面図、図9は図
8の9−9線断面図である。
【0061】各ロッカアーム34,35,36には、そ
れらのロッカアーム34〜36よりも硬質の材料から成
る円筒状のローラ軸65,66,67′が圧入され、そ
れらのローラ軸65,66,67′にローラ56′,5
7′,58′がそれぞれ直接支持される。
【0062】自由ロッカアーム36に圧入されるローラ
軸67′は、その内径を第1および第2駆動ロッカアー
ム34,35のローラ軸65,66と同一とするが、外
径をそれらのローラ軸65,66よりも大径とした肉厚
に形成される。
【0063】しかもローラ軸67′の外径は、第1切換
ピン81が連動解除位置にある状態での第2駆動ロッカ
アーム35および自由ロッカアーム36の相対揺動に応
じたローラ軸67′に対する第1切換ピン81の相対位
置変化が、図9の鎖線で示すように、ローラ軸67′の
外周で規定される範囲内で生じさせるように設定され
る。
【0064】この第2実施例によれば、第2駆動ロッカ
アーム35および自由ロッカアーム36の相対揺動時に
おいて、ローラ軸67′の外周で規定される範囲でロー
ラ軸67′に対する第1切換ピン81の相対位置変化が
生じるので、油圧室85の油圧力が変動しても第1切換
ピン81の端面がローラ軸67′の端面から外れて自由
ロッカアーム36の側面に摺接することはない。しかも
ローラ軸67′が自由ロッカアーム36よりも硬質の材
料から成るものであるのでローラ軸67′および第1切
換ピン81の摺接による摩耗粉の発生を極力防止するこ
とができ、摩耗粉がローラ軸67′内に侵入することが
ないようにして、第1切換ピン81の円滑な切換作動を
保証することができる。
【0065】なお第2実施例において、ローラ軸67′
の第2駆動ロッカアーム35側の端面は自由ロッカアー
ム36の側面から突出しているが、突出させることは必
須要件ではなく、自由ロッカアーム36の側面と面一の
位置に配置されていてもよい。また第2実施例において
各ローラ56′,57′,58′がローラ軸65,6
6,67′に直接支持されているが、各ローラ56′,
57′,58′およびローラ軸65,66,67′間に
ニードルベアリング等のベアリングが介装されていても
よい。
【0066】以上、本発明の実施例を説明したが、本発
明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の
範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計
変更を行うことが可能である。
【0067】
【発明の効果】以上のように請求項1記載の発明によれ
ば、切換ピンの端面は、その切換ピンが連動解除位置に
ある状態での相互に隣接したロッカアームの相対揺動時
に該切換ピンの端面が一方のロッカアームの側面に摺接
することなく該ローラ軸の切換ピン受け入れ側の端面に
摺接するように、該一方のロッカアームの側面から突出
されるので、隣接ロッカアームの相対揺動時に油圧力が
変動しても切換ピンの端面が、ローラ軸の端面から外れ
前記一方のロッカアームの側面に摺接することはな
く、ローラ軸の前記端面に摺接することになり、しかも
ローラ軸が一方のロッカアームよりも硬質の材料から成
るものであるのでローラ軸および切換ピンの摺接によ
る摩耗粉の発生を極力防止することができ、摩耗粉がロ
ーラ軸内に侵入することがないようにして、切換ピンの
円滑な切換作動を保証することができる。
【0068】また請求項2記載の発明によれば、隣接ロ
ッカアームの相対揺動時には、ローラ軸の外周で規定さ
れる範囲内で切換ピンの相対位置変化が生じるので、隣
接ロッカアームの相対揺動時に油圧力が変動しても切換
ピンの端面がローラ軸の端面から外れて前記一方のロ
ッカアームの側面に摺接することはなく、ローラ軸の前
記端面に摺接することになり、しかもローラ軸が一方の
ロッカアームよりも硬質の材料から成るものであるの
ローラ軸および切換ピンの摺接による摩耗粉の発生
を極力防止することができ、摩耗粉がローラ軸内に侵入
することがないようにして、切換ピンの円滑な切換作動
を保証することができる。
【0069】また特に請求項3の発明によれば、カムシ
ャフトを各ロッカアームに近接させることが可能であ
り、各ロッカアーム及びカムシャフトのレイアウト上の
自由度を大として機関全体の小型化を図ることができ
る。しかも凹部の両側の支持壁が補強リブとしての働き
をすることになり、ロッカシャフトへの揺動支持部の支
持剛性を高めることができる。
【0070】また特に請求項4の発明によれば、各凹部
に溜めたオイルを各ローラ側に導くことで各ローラを潤
滑することができる。
【0071】また特に請求項5の発明によれば、自由ロ
ッカアームにカムから作用する荷重点と、ロストモーシ
ョン機構から作用する押圧点とがローラの軸線方向で大
きくずれてしまうことがなく、自由ロッカアームの安定
的な揺動支持が可能となり、しかも連結壁で一対の支持
壁間を連結するので、両支持壁間で回転支持されるロー
ラの支持剛性を高めることができる。
【0072】また特に請求項6の発明によれば、前記連
結壁は、ローラとの間の間隔をローラの最下部側に向か
うにつれて狭める形状に形成されてローラの下方に配置
されるので、ローラ及び連結壁間にオイルを保持するこ
とを可能とし、該オイルでローラを潤滑することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】内燃機関の一部縦断面図でる。
【図2】図1の2矢視平面図である。
【図3】図1の3−3線矢視拡大図である。
【図4】図3の4−4線断面図である。
【図5】図1の5−5線拡大断面図である。
【図6】図3の6−6線拡大断面図である。
【図7】ロッカアームへのローラ軸の圧入代を説明する
ための断面図である。
【図8】第2実施例の図4に対応した断面図である。
【図9】図8の9−9線断面図である。
【符号の説明】 30,31・・・動弁装置 34,35,36・・・ロッカアーム 38・・・カムシャフト 56,58,58′・・・ローラ 65,67,67′・・・ローラ軸 81,82・・・切換ピン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭64−80716(JP,A) 特開 平11−13442(JP,A) 実開 平7−8508(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F01L 13/00 F01L 1/18

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相互に隣接したロッカアーム(35,3
    6;36,34)を連動させる連動位置およびその連動
    を解除する連動解除位置間での移動が可能であるととも
    に前記連動位置側に向けての油圧力ならびに前記連動解
    除位置側に向けてのばね力が軸方向両端に作用する切換
    ピン(81,82)と、相互に隣接したロッカアーム
    (35,36;36,34)の一方(36,34)に固
    定されるとともに前記切換ピン(81,82)を前記連
    動位置への移動に応じて摺動自在に嵌合させる円筒状の
    ローラ軸(67,65)と、カムシャフト(38)に設
    けられるカム(47,46)にころがり接触して前記ロ
    ーラ軸(67,65)で回転自在に支承されるローラ
    (58,56)とを備える内燃機関の動弁装置におい
    て、 前記一方のロッカアーム(36,34)よりも硬質の材
    料により形成される前記ローラ軸(67,65)の軸方
    向両端面のうち少なくとも前記切換ピン(81,82)
    を受け入れる側の端面は、前記切換ピン(81,82)
    が連動解除位置にある状態での相互に隣接したロッカア
    ーム(35,36;36,34)の相対揺動時に該切換
    ピン(81,82)の端面が前記一方のロッカアーム
    (36,34)の側面に摺接することなく該ローラ軸
    (67,65)の切換ピン受け入れ側の端面に摺接する
    ように、前記一方のロッカアーム(36,34)の側面
    から突出されることを特徴とする、内燃機関の動弁装
    置。
  2. 【請求項2】 相互に隣接したロッカアーム(35,3
    6)を連動させる連動位置およびその連動を解除する連
    動解除位置間での移動が可能であるとともに前記連動位
    置側に向けての油圧力ならびに前記連動解除位置側に向
    けてのばね力が軸方向両端に作用する切換ピン(81)
    と、相互に隣接したロッカアーム(35,36)の一方
    (36)に固定されるとともに前記切換ピン(81)を
    前記連動位置への移動に応じて摺動自在に嵌合させる円
    筒状のローラ軸(67′)と、カムシャフト(38)に
    設けられるカム(47)にころがり接触して前記ローラ
    軸(67′)で回転自在に支承されるローラ(58′)
    とを備える内燃機関の動弁装置において、 前記一方のロッカアーム(36)よりも硬質の材料によ
    り形成される前記ローラ軸(67′)の外径が、前記切
    換ピン(81)が連動解除位置にある状態での相互に隣
    接したロッカアーム(35,36)の相対揺動に応じた
    前記ローラ軸(67′)に対する前記切換ピン(81)
    の相対位置変化を、前記ローラ軸(67′)の外周で規
    定される範囲内で生じさせるように設定されることを特
    徴とする、内燃機関の動弁装置。
  3. 【請求項3】 各ロッカアーム(34〜36)は、シリ
    ンダヘッド(13)に設けられたロッカシャフト(3
    7)で揺動可能に支承される揺動支持部(34a,35
    a,36a)と、該揺動支持部(34a,35a,36
    a)から延設されて相互間にローラ軸(65〜67,6
    7′)を支持する一対の支持壁(34b,34c;35
    b,35c;36b,36c)とを有しており、前記ロ
    ッカアーム(34〜36)の両支持壁(34b,34
    c;35b,35c;36b,36c)間の上面には凹
    部(50〜52)が形成され、該凹部(50〜52)の
    中央部に開口した開口部(53〜55)に配置したロー
    ラ(56〜58,58′)に接触するカム(46,4
    7)の一部が、前記凹部(50〜52)に収容されるこ
    とを特徴とする、請求項1又は2に記載の内燃機関の動
    弁装置。
  4. 【請求項4】 前記凹部(50〜52)がオイルを溜め
    ることを可能とするとともに前記ローラ(56〜58,
    58′)側にオイルを導くことを可能として前記ロッカ
    アーム(34〜36)の上面に形成されることを特徴と
    する、請求項3記載の内燃機関の動弁装置。
  5. 【請求項5】 ロッカアーム(34〜36)のうち切換
    ピン(80,81)が連動解除位置となったときに機関
    弁(VI)に対して自由となる自由ロッカアーム(3
    6)を該自由ロッカアーム(36)に対応するカム(4
    7)側に押圧するばね力を発揮するロストモーション機
    構機構(72)を備えており、相互に間隔をあけて対向
    する第1および第2支持壁(36b,36c)が前記自
    由ロッカアーム(36)に設けられ、その両支持壁(
    6b,36c)間に支持したローラ軸(67)に回転自
    在に支承されるローラ(58)に対向して前記両支持壁
    (36b,36c)間を連結する連結壁(77)が前記
    自由ロッカアーム(36)に設けられ、前記ロストモー
    ション機構(72)に接触する受け部(76)が、前記
    ローラ(58)の軸方向中央部にほぼ対応して前記連結
    壁(77)に設けられることを特徴とする、請求項1又
    は2に記載の内燃機関の動弁装置。
  6. 【請求項6】 前記連結壁(77)は、前記ローラ(5
    8)との間の間隔を該ローラ(58)の最下部側に向か
    うにつれて狭める形状に形成されて前記ローラ(58)
    の下方に配置されることを特徴とする、請求項5記載の
    内燃機関の動弁装置。
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