JP3518018B2 - 車両用交流発電機 - Google Patents
車両用交流発電機Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用交流発電機に内
装される整流装置の冷却構造の改良に関するものであ
る。
装される整流装置の冷却構造の改良に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、車室内の有効容積確保のためにエ
ンジンルームの省スペース化が求められており、このエ
ンジンルームの軸方向短縮に対し、各エンジン補機類も
軸長短縮の要求が多く車両用交流発電機も例外ではな
い。しかしながら、エンジンルームの省スペース化によ
る温度環境悪化、及び車両用交流発電機自体の軸長短縮
により、冷却風流路が狭められたり経路が複雑になった
りするため、車両用交流発電機の各構成部品の冷却性が
悪化するということが考えられ、十分な冷却性能を得る
ことが重要課題である。
ンジンルームの省スペース化が求められており、このエ
ンジンルームの軸方向短縮に対し、各エンジン補機類も
軸長短縮の要求が多く車両用交流発電機も例外ではな
い。しかしながら、エンジンルームの省スペース化によ
る温度環境悪化、及び車両用交流発電機自体の軸長短縮
により、冷却風流路が狭められたり経路が複雑になった
りするため、車両用交流発電機の各構成部品の冷却性が
悪化するということが考えられ、十分な冷却性能を得る
ことが重要課題である。
【0003】例えば、従来の構造として、図9及び図1
0に示すような車両用交流発電機がある。その車両用交
流発電機は、発電機本体100,100´にステータコ
ア200a、ステータコイル200bを有するステータ
200を固定し、このステータの内側にロ−タコア40
0a、ロ−タコイル400b、回転軸300を有しプ−
リ600を介して回転するロータ400を配置し、上記
発電機本体の内部で上記ロータの一側面と対向する部所
に馬蹄形の冷却フィン150,150´を固定し、この
冷却フィン上に整流素子120,120´を配設し、か
つ上記ロータの一側面に送風ファン800を結合してい
る。また、上記送風ファン800と上記冷却フィン15
0,150´との間に、上記整流素子120,120´
の対応するもの同士およびこれと上記ステータコイル2
00bとを接続するためのターミナル160が設けられ
た少なくとも馬蹄形の端子台130を固定し、この端子
台の送風ファン800側表面に、上記送風ファン羽根部
800aと微小間隔をおいて対面して送風ファンの側板
として機能する案内面130aを形成した構造としてい
る。さらに、上記ターミナル160における上記ステー
タコイル200bが接続されるべき接続部160cを、
上記端子台130の案内面130aよりも外径側に位置
させた構造である。
0に示すような車両用交流発電機がある。その車両用交
流発電機は、発電機本体100,100´にステータコ
ア200a、ステータコイル200bを有するステータ
200を固定し、このステータの内側にロ−タコア40
0a、ロ−タコイル400b、回転軸300を有しプ−
リ600を介して回転するロータ400を配置し、上記
発電機本体の内部で上記ロータの一側面と対向する部所
に馬蹄形の冷却フィン150,150´を固定し、この
冷却フィン上に整流素子120,120´を配設し、か
つ上記ロータの一側面に送風ファン800を結合してい
る。また、上記送風ファン800と上記冷却フィン15
0,150´との間に、上記整流素子120,120´
の対応するもの同士およびこれと上記ステータコイル2
00bとを接続するためのターミナル160が設けられ
た少なくとも馬蹄形の端子台130を固定し、この端子
台の送風ファン800側表面に、上記送風ファン羽根部
800aと微小間隔をおいて対面して送風ファンの側板
として機能する案内面130aを形成した構造としてい
る。さらに、上記ターミナル160における上記ステー
タコイル200bが接続されるべき接続部160cを、
上記端子台130の案内面130aよりも外径側に位置
させた構造である。
【0004】また、他の従来技術として、米国特許第3
198972号に示されるように、冷却風通路に整流素
子の放熱板70、110を備えたものがある。
198972号に示されるように、冷却風通路に整流素
子の放熱板70、110を備えたものがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
車両用交流発電機における整流装置の冷却構造では、整
流装置の熱発生源である整流素子120,120´が冷
却フィン150,150´に覆われた側を吸入した冷却
風により冷却する構造であり、冷却フィンに冷却吐出風
が直接当たらないので、冷却能力が不足する場合があ
る。
車両用交流発電機における整流装置の冷却構造では、整
流装置の熱発生源である整流素子120,120´が冷
却フィン150,150´に覆われた側を吸入した冷却
風により冷却する構造であり、冷却フィンに冷却吐出風
が直接当たらないので、冷却能力が不足する場合があ
る。
【0006】また、後者の交流発電機では、冷却風の吐
出窓158がステ−タコイルの外周部のみに形成されて
いるので、吐出風の流れが妨げられ、風量自体を低下さ
せ冷却が不十分となり易い。本発明は、上記課題を解決
するためになされたもので、吐出冷却風とハウジングへ
の伝熱を有効に利用し、整流装置に対する冷却性能を向
上させることができる車両用交流発電機を提供すること
を目的とする。
出窓158がステ−タコイルの外周部のみに形成されて
いるので、吐出風の流れが妨げられ、風量自体を低下さ
せ冷却が不十分となり易い。本発明は、上記課題を解決
するためになされたもので、吐出冷却風とハウジングへ
の伝熱を有効に利用し、整流装置に対する冷却性能を向
上させることができる車両用交流発電機を提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するための具体的手段として、請求項1記載の車両用
交流発電機においては、発電機の回転子端面に固定され
た冷却ファンと、該冷却ファンの外径端部外側に前記冷
却ファンによる冷却風の吐出部を有し、さらに内壁によ
って前記冷却ファンのシュラウド面(2a)を形成する
ハウジングと、前記発電機の固定子巻線から発生した発
電出力を整流する整流素子を保持し、前記ハウジングに
取付けられる正極及び負極放熱板を有する整流装置とを
備え、前記整流装置を前記冷却ファンの軸方向端面に近
接して配設すると共に、前記正極放熱板及び負極放熱板
の内、少なくとも正極放熱板において、その一部を前記
冷却ファン側に向けて延伸させ延伸部を形成し、該延伸
部に前記冷却ファンにより起こされ、前記冷却ファンの
外径端部外側の前記吐出部へ流出する吐出冷却風が直接
当たるようにすると共に、前記負極放熱板を前記ハウジ
ングに直接または熱伝導部材を介して固定し、さらに前
記整流装置は、端子台(16)を備え、該端子台の前側
面は前記冷却ファンのシュラウド面(16a)を形成
し、かつ前記端子台の前記シュラウド面(16a)と前
記ハウジングの前記シュラウド面(2a)が、ほぼ同一
の円周面で連続的に設けられていることを特徴とする。
決するための具体的手段として、請求項1記載の車両用
交流発電機においては、発電機の回転子端面に固定され
た冷却ファンと、該冷却ファンの外径端部外側に前記冷
却ファンによる冷却風の吐出部を有し、さらに内壁によ
って前記冷却ファンのシュラウド面(2a)を形成する
ハウジングと、前記発電機の固定子巻線から発生した発
電出力を整流する整流素子を保持し、前記ハウジングに
取付けられる正極及び負極放熱板を有する整流装置とを
備え、前記整流装置を前記冷却ファンの軸方向端面に近
接して配設すると共に、前記正極放熱板及び負極放熱板
の内、少なくとも正極放熱板において、その一部を前記
冷却ファン側に向けて延伸させ延伸部を形成し、該延伸
部に前記冷却ファンにより起こされ、前記冷却ファンの
外径端部外側の前記吐出部へ流出する吐出冷却風が直接
当たるようにすると共に、前記負極放熱板を前記ハウジ
ングに直接または熱伝導部材を介して固定し、さらに前
記整流装置は、端子台(16)を備え、該端子台の前側
面は前記冷却ファンのシュラウド面(16a)を形成
し、かつ前記端子台の前記シュラウド面(16a)と前
記ハウジングの前記シュラウド面(2a)が、ほぼ同一
の円周面で連続的に設けられていることを特徴とする。
【0008】請求項2記載の車両用交流発電機において
は、前記整流装置の正極放熱板を前記ハウジングに熱伝
導電気絶縁部材を介して熱的に密着固定したことを特徴
とする。請求項3記載の車両用交流発電機においては、
前記正極放熱板の延伸部は前記ハウジングの冷却風吐出
部に連通する切欠きまたは穴を有することを特徴とす
る。
は、前記整流装置の正極放熱板を前記ハウジングに熱伝
導電気絶縁部材を介して熱的に密着固定したことを特徴
とする。請求項3記載の車両用交流発電機においては、
前記正極放熱板の延伸部は前記ハウジングの冷却風吐出
部に連通する切欠きまたは穴を有することを特徴とす
る。
【0009】請求項4記載の車両用交流発電機において
は、前記正極放熱板または負極放熱板の一部は前記ハウ
ジングに設けれた冷却風の吸入部に連通する切欠きまた
は穴を有することを特徴とする。請求項5記載の車両用
交流発電機においては、前記整流素子を前記冷却ファン
の内径端部よりも外側に位置するように配設したことを
特徴とする。
は、前記正極放熱板または負極放熱板の一部は前記ハウ
ジングに設けれた冷却風の吸入部に連通する切欠きまた
は穴を有することを特徴とする。請求項5記載の車両用
交流発電機においては、前記整流素子を前記冷却ファン
の内径端部よりも外側に位置するように配設したことを
特徴とする。
【0010】請求項6記載の車両用交流発電機において
は、前記正極放熱板及び負極放熱板の少なくとも一部が
軸方向に重なりを持つようにしたことを特徴とする。請
求項7記載の車両用交流発電機においては、前記冷却フ
ァンと前記冷却風の吸入部との間の通風路に、前記正極
放熱板または負極放熱板の少なくとも一部を配設したこ
とを特徴とする。
は、前記正極放熱板及び負極放熱板の少なくとも一部が
軸方向に重なりを持つようにしたことを特徴とする。請
求項7記載の車両用交流発電機においては、前記冷却フ
ァンと前記冷却風の吸入部との間の通風路に、前記正極
放熱板または負極放熱板の少なくとも一部を配設したこ
とを特徴とする。
【0011】請求項8記載の車両用交流発電機において
は、前記冷却ファンは、前記整流装置向け冷却風を発生
する第1の羽根部分と、前記整流装置以外の部分に向け
た冷却風を発生する第2の羽根部分とを有し、両羽根部
分が隔絶板により仕切られていることを特徴とする。請
求項9記載の車両用交流発電機においては、前記冷却フ
ァンの第1及び第2の羽根部分と前記隔絶板とが樹脂に
て一体成形されていることを特徴とする。
は、前記冷却ファンは、前記整流装置向け冷却風を発生
する第1の羽根部分と、前記整流装置以外の部分に向け
た冷却風を発生する第2の羽根部分とを有し、両羽根部
分が隔絶板により仕切られていることを特徴とする。請
求項9記載の車両用交流発電機においては、前記冷却フ
ァンの第1及び第2の羽根部分と前記隔絶板とが樹脂に
て一体成形されていることを特徴とする。
【0012】請求項10記載の車両用交流発電機におい
ては、発電機の回転子端面に固定された冷却ファンと、
該冷却ファンの外径端部外側に前記冷却ファンによる冷
却風の吐出部を有し、さらに内壁によって前記冷却ファ
ンのシュラウド面(2a)を形成するハウジングと、前
記発電機の固定子巻線から発生した発電出力を整流する
整流素子を保持し、前記ハウジングに取付けられる正極
及び負極放熱板を有する整流装置とを備え、前記整流装
置を前記冷却ファンの軸方向端面と前記ハウジングとの
間に配設すると共に、前記正極放熱板を前記冷却ファン
側に、前記負極放熱板を前記ハウジング側にして両放熱
板を軸方向に重ね配置し、且つ前記正極放熱板の一部を
前記冷却ファン側に向けて延伸させ延伸部を形成し、該
延伸部に前記冷却ファンにより起こされ、前記冷却ファ
ンの外径端部外側の前記吐出部へ流出する吐出冷却風が
直接当たるようにすると共に、前記負極放熱板を前記ハ
ウジングに直接または熱伝導部材を介して固定し、さら
に前記整流装置は、端子台(16)を備え、該端子台の
前側面は前記冷却ファンのシュラウド面(16a)を形
成し、かつ前記端子台の前記シュラウド面(16a)と
前記ハウジングの前記シュラウド面(2a)が、ほぼ同
一の円周面で連続的に設けられていることを特徴とす
る。
ては、発電機の回転子端面に固定された冷却ファンと、
該冷却ファンの外径端部外側に前記冷却ファンによる冷
却風の吐出部を有し、さらに内壁によって前記冷却ファ
ンのシュラウド面(2a)を形成するハウジングと、前
記発電機の固定子巻線から発生した発電出力を整流する
整流素子を保持し、前記ハウジングに取付けられる正極
及び負極放熱板を有する整流装置とを備え、前記整流装
置を前記冷却ファンの軸方向端面と前記ハウジングとの
間に配設すると共に、前記正極放熱板を前記冷却ファン
側に、前記負極放熱板を前記ハウジング側にして両放熱
板を軸方向に重ね配置し、且つ前記正極放熱板の一部を
前記冷却ファン側に向けて延伸させ延伸部を形成し、該
延伸部に前記冷却ファンにより起こされ、前記冷却ファ
ンの外径端部外側の前記吐出部へ流出する吐出冷却風が
直接当たるようにすると共に、前記負極放熱板を前記ハ
ウジングに直接または熱伝導部材を介して固定し、さら
に前記整流装置は、端子台(16)を備え、該端子台の
前側面は前記冷却ファンのシュラウド面(16a)を形
成し、かつ前記端子台の前記シュラウド面(16a)と
前記ハウジングの前記シュラウド面(2a)が、ほぼ同
一の円周面で連続的に設けられていることを特徴とす
る。
【0013】請求項11記載の車両用交流発電機におい
ては、前記正極放熱板の整流素子と負極放熱板の整流素
子とは、半径方向にずらされて各放熱板上に配設されて
いることを特徴とする。請求項12においては、前記整
流装置は、さらに、前記端子台(16)のターミナル
(17a)と、前記正極放熱板の前記整流素子(19)
のリード(19a)とを備え、前記正極放熱板の前記整
流素子(19)と前記ターミナル(17a)と前記リー
ド(19a)とは前記端子台(16)の外径側で前記冷
却ファンの内径端部より外側に配置され、前記冷却ファ
ン直後の冷却風(Wj)中に前記正極放熱板の前記整流
素子(19)と前記ターミナル(17a)と前記リード
(19a)とが配置されることを特徴とする。請求項1
3においては、前記整流装置は、さらに、前記端子台
(16)のターミナル(17a、18a)と、前記正極
放熱板および前記負極放熱板の前記整流素子(19、2
0)のリード(19a、20a)とを備え、前記正極放
熱板および前記負極放熱板の前記整流素子(19、2
0)と前記ターミナル(17a、18a)と前記リード
(19a、20a)とは前記端子台(16)の外径側で
前記冷却ファンの内径端部より外側に配置され、前記冷
却ファン直後の冷却風(Wj)中に前記正極放熱板およ
び前記負極放熱板の前記整流素子(19、20)と前記
ターミナル(17a、18a)と前記リード(19a、
20a)とが配置されることを特徴とする。請求項14
においては、発電機の回転子端面に固定された冷却ファ
ンと、該冷却ファンの外径端部外側に前記冷却ファンに
よる冷却風の吐出部を有するハウジングと、前記発電機
の固定子巻線から発生した発電出力を整流する整流素子
を保持し、前記ハウジングに取付けられる正極及び負極
放熱板を有する整流装置とを備え、前記整流装置を前記
冷却ファンの軸方向端面と前記ハウジングとの間に配設
し、前記正極放熱板及び負極放熱板の内、少なくとも正
極放熱板において、その一部を前記冷却ファン側に向け
て延伸させ延伸部を形成し、該延伸部に前記冷却ファン
により起こされ、前記冷却ファンの外径端部外側の前記
吐出部へ流出する吐出冷却風が直接当たるようにし、前
記負極放熱板を前記ハウジングに直接または熱伝導部材
を介して固定し、さらに前記整流装置は、前記端子台
(16)のターミナル(17a)と前記正極放熱板の前
記整流素子(19)のリード(19a)とを備え、前記
正極放熱板の前記整流素子(19)と前記ターミナル
(17a)と前記リード(19a)とは前記端子台(1
6)の外径側で前記冷却ファンの内径端部より外側に配
置され、前記冷却ファン直後の冷却風(Wj)中に前記
正極放熱板の前記整流素子(19)と前記ターミナル
(17a)と前記リード(19a)とが配置されること
を特徴とする。請求項15においては、発電機の回転子
端面に固定された冷却ファンと、該冷却ファンの外径端
部外側に前記冷却ファンによる冷却風の吐出部を有する
ハウジングと、前記発電機の固定子巻線から発生した発
電出力を整流する整流素子を保持し、前記ハウジングに
取付けられる正極及び負極放熱板を有する整流装置とを
備え、前記整流装置を前記冷却ファンの軸方向端面と前
記ハウジングとの間に配設し、前記正極放熱板及び負極
放熱板の内、少なくとも正極放熱板において、その一部
を前記冷却ファン側に向けて延伸させ延伸部を形成し、
該延伸部に前記冷却ファンにより起こされ、前記冷却フ
ァンの外径端部外側の前記吐出部へ流出する吐出冷却風
が直接当たるようにし、前記負極放熱板を前記ハウジン
グに直接または熱伝導部材を介して固定し、さらに前記
整流装置は、前記端子台(16)のターミナル(17
a、18a)と前記正極放熱板および前記負極放熱板の
前記整流素子(19、20)のリード(19a、20
a)とを備え、前記正極放熱板および前記負極放熱板の
前記整流素子(19、20)と前記ターミナル(17
a、18a)と前記リード(19a、20a)とは前記
端子台(16)の外径側で前記冷却ファンの内径端部よ
り外側に配置され、前記冷却ファン直後の冷却風(W
j)中に前記正極放熱板および前記負極放熱板の前記整
流素子(19、20)と前記ターミナル(17a、18
a)と前記リード(19a、20a)とが配置されるこ
とを特徴とする。請求項16においては、前記整流装置
は、さらに前記発電機の固定子巻線を接続する接続部
(23a)を備えることを特徴とする。 請求項17にお
いては、前記端子台は円弧状であることを特徴とする。
ては、前記正極放熱板の整流素子と負極放熱板の整流素
子とは、半径方向にずらされて各放熱板上に配設されて
いることを特徴とする。請求項12においては、前記整
流装置は、さらに、前記端子台(16)のターミナル
(17a)と、前記正極放熱板の前記整流素子(19)
のリード(19a)とを備え、前記正極放熱板の前記整
流素子(19)と前記ターミナル(17a)と前記リー
ド(19a)とは前記端子台(16)の外径側で前記冷
却ファンの内径端部より外側に配置され、前記冷却ファ
ン直後の冷却風(Wj)中に前記正極放熱板の前記整流
素子(19)と前記ターミナル(17a)と前記リード
(19a)とが配置されることを特徴とする。請求項1
3においては、前記整流装置は、さらに、前記端子台
(16)のターミナル(17a、18a)と、前記正極
放熱板および前記負極放熱板の前記整流素子(19、2
0)のリード(19a、20a)とを備え、前記正極放
熱板および前記負極放熱板の前記整流素子(19、2
0)と前記ターミナル(17a、18a)と前記リード
(19a、20a)とは前記端子台(16)の外径側で
前記冷却ファンの内径端部より外側に配置され、前記冷
却ファン直後の冷却風(Wj)中に前記正極放熱板およ
び前記負極放熱板の前記整流素子(19、20)と前記
ターミナル(17a、18a)と前記リード(19a、
20a)とが配置されることを特徴とする。請求項14
においては、発電機の回転子端面に固定された冷却ファ
ンと、該冷却ファンの外径端部外側に前記冷却ファンに
よる冷却風の吐出部を有するハウジングと、前記発電機
の固定子巻線から発生した発電出力を整流する整流素子
を保持し、前記ハウジングに取付けられる正極及び負極
放熱板を有する整流装置とを備え、前記整流装置を前記
冷却ファンの軸方向端面と前記ハウジングとの間に配設
し、前記正極放熱板及び負極放熱板の内、少なくとも正
極放熱板において、その一部を前記冷却ファン側に向け
て延伸させ延伸部を形成し、該延伸部に前記冷却ファン
により起こされ、前記冷却ファンの外径端部外側の前記
吐出部へ流出する吐出冷却風が直接当たるようにし、前
記負極放熱板を前記ハウジングに直接または熱伝導部材
を介して固定し、さらに前記整流装置は、前記端子台
(16)のターミナル(17a)と前記正極放熱板の前
記整流素子(19)のリード(19a)とを備え、前記
正極放熱板の前記整流素子(19)と前記ターミナル
(17a)と前記リード(19a)とは前記端子台(1
6)の外径側で前記冷却ファンの内径端部より外側に配
置され、前記冷却ファン直後の冷却風(Wj)中に前記
正極放熱板の前記整流素子(19)と前記ターミナル
(17a)と前記リード(19a)とが配置されること
を特徴とする。請求項15においては、発電機の回転子
端面に固定された冷却ファンと、該冷却ファンの外径端
部外側に前記冷却ファンによる冷却風の吐出部を有する
ハウジングと、前記発電機の固定子巻線から発生した発
電出力を整流する整流素子を保持し、前記ハウジングに
取付けられる正極及び負極放熱板を有する整流装置とを
備え、前記整流装置を前記冷却ファンの軸方向端面と前
記ハウジングとの間に配設し、前記正極放熱板及び負極
放熱板の内、少なくとも正極放熱板において、その一部
を前記冷却ファン側に向けて延伸させ延伸部を形成し、
該延伸部に前記冷却ファンにより起こされ、前記冷却フ
ァンの外径端部外側の前記吐出部へ流出する吐出冷却風
が直接当たるようにし、前記負極放熱板を前記ハウジン
グに直接または熱伝導部材を介して固定し、さらに前記
整流装置は、前記端子台(16)のターミナル(17
a、18a)と前記正極放熱板および前記負極放熱板の
前記整流素子(19、20)のリード(19a、20
a)とを備え、前記正極放熱板および前記負極放熱板の
前記整流素子(19、20)と前記ターミナル(17
a、18a)と前記リード(19a、20a)とは前記
端子台(16)の外径側で前記冷却ファンの内径端部よ
り外側に配置され、前記冷却ファン直後の冷却風(W
j)中に前記正極放熱板および前記負極放熱板の前記整
流素子(19、20)と前記ターミナル(17a、18
a)と前記リード(19a、20a)とが配置されるこ
とを特徴とする。請求項16においては、前記整流装置
は、さらに前記発電機の固定子巻線を接続する接続部
(23a)を備えることを特徴とする。 請求項17にお
いては、前記端子台は円弧状であることを特徴とする。
【0014】
【作用及び発明の効果】上記構成の請求項1記載の車両
用交流発電機によれば、少なくとも正極放熱板におい
て、その一部を冷却ファン側に向けて延伸させた延伸部
に冷却ファンの外径端部外側のハウジングの吐出部へ流
出する吐出冷却風が直接当たり、整流素子の発生する熱
が伝熱される正極放熱板が効率的に冷却され、且つ、負
極放熱板の熱がハウジングに良好に伝熱されるので、こ
の負極放熱板も十分に冷却され、従って、簡潔な構造で
整流装置の冷却性能を大幅に向上できる。また、端子台
のシュラウド面とハウジングのシュラウド面とがほぼ同
一の円周面で連続的に設けられているため乱流を防止す
ることができ、大風量の冷却風が確保される。
用交流発電機によれば、少なくとも正極放熱板におい
て、その一部を冷却ファン側に向けて延伸させた延伸部
に冷却ファンの外径端部外側のハウジングの吐出部へ流
出する吐出冷却風が直接当たり、整流素子の発生する熱
が伝熱される正極放熱板が効率的に冷却され、且つ、負
極放熱板の熱がハウジングに良好に伝熱されるので、こ
の負極放熱板も十分に冷却され、従って、簡潔な構造で
整流装置の冷却性能を大幅に向上できる。また、端子台
のシュラウド面とハウジングのシュラウド面とがほぼ同
一の円周面で連続的に設けられているため乱流を防止す
ることができ、大風量の冷却風が確保される。
【0015】請求項2記載の車両用交流発電機によれ
ば、ハウジングとは電気絶縁された状態で正極放熱板の
熱もハウジングに伝熱され、ハウジングへの放熱効果に
より、冷却性能をより向上できる。請求項3記載の車両
用交流発電機によれば、正極放熱板の延伸部にハウジン
グの吐出部に連通する切欠き、または穴が設けられるの
で、吐出風の妨げが低減され、整流装置の冷却性能を一
層向上でき、また吐出風量のアップにより固定子巻線の
冷却性能を向上できる。
ば、ハウジングとは電気絶縁された状態で正極放熱板の
熱もハウジングに伝熱され、ハウジングへの放熱効果に
より、冷却性能をより向上できる。請求項3記載の車両
用交流発電機によれば、正極放熱板の延伸部にハウジン
グの吐出部に連通する切欠き、または穴が設けられるの
で、吐出風の妨げが低減され、整流装置の冷却性能を一
層向上でき、また吐出風量のアップにより固定子巻線の
冷却性能を向上できる。
【0016】請求項4記載の車両用交流発電機によれ
ば、正極放熱板または負極放熱板の一部に冷却風の吸入
部に連通する切欠き、または穴が設けられるので、吸入
風をあまり妨げることなく、吸入側においても冷却が行
われ、整流装置の冷却性能を一層向上できる。請求項5
記載の車両用交流発電機によれば、整流素子が冷却ファ
ンの内径端部よりも外側に位置するので、整流素子に冷
却風が当たりやすくなり、その分、冷却性能を向上でき
る。
ば、正極放熱板または負極放熱板の一部に冷却風の吸入
部に連通する切欠き、または穴が設けられるので、吸入
風をあまり妨げることなく、吸入側においても冷却が行
われ、整流装置の冷却性能を一層向上できる。請求項5
記載の車両用交流発電機によれば、整流素子が冷却ファ
ンの内径端部よりも外側に位置するので、整流素子に冷
却風が当たりやすくなり、その分、冷却性能を向上でき
る。
【0017】請求項6記載の車両用交流発電機によれ
ば、正極及び負極放熱板が軸方向に重なりを持つので、
冷却性能を損なうことなく、小型化を達成できる。請求
項7記載の車両用交流発電機によれば、吸入側の通風路
に正極放熱板または負極放熱板の一部を配設したので、
吸入時においても冷却が行なわれ、整流装置の冷却性能
を一層向上できる。
ば、正極及び負極放熱板が軸方向に重なりを持つので、
冷却性能を損なうことなく、小型化を達成できる。請求
項7記載の車両用交流発電機によれば、吸入側の通風路
に正極放熱板または負極放熱板の一部を配設したので、
吸入時においても冷却が行なわれ、整流装置の冷却性能
を一層向上できる。
【0018】請求項8記載の車両用交流発電機によれ
ば、冷却ファンの羽根部分が隔絶板により仕切られてい
るので、冷却風がステ−タ側、整流装置側に分離され、
乱流が抑制され、冷却効率を向上できる。請求項9記載
の車両用交流発電機によれば、冷却ファンを精度よく容
易に成形できる。
ば、冷却ファンの羽根部分が隔絶板により仕切られてい
るので、冷却風がステ−タ側、整流装置側に分離され、
乱流が抑制され、冷却効率を向上できる。請求項9記載
の車両用交流発電機によれば、冷却ファンを精度よく容
易に成形できる。
【0019】請求項10記載の車両用交流発電機によれ
ば、正極放熱板を冷却ファン側に、負極放熱板をハウジ
ング側にして軸方向に重ね配置されるので、占有面積が
低減され、また正極放熱板の一部を冷却ファン側に向け
て延伸させた延伸部に冷却ファンの外径端部外側のハウ
ジングの吐出部へ流出する吐出冷却風が直接当たり、整
流素子の発生する熱が伝熱される正極放熱板が効率的に
冷却され、且つ、負極放熱板の熱がハウジングに良好に
伝熱されるので、この負極放熱板も十分に冷却され、従
って、小型ができ、整流装置の冷却性能を大幅に向上で
きる。また、端子台のシュラウド面とハウジングのシュ
ラウド面とがほぼ同一の円周面で連続的に設けられてい
るため乱流を防止することができ、大風量の冷却風が確
保される。
ば、正極放熱板を冷却ファン側に、負極放熱板をハウジ
ング側にして軸方向に重ね配置されるので、占有面積が
低減され、また正極放熱板の一部を冷却ファン側に向け
て延伸させた延伸部に冷却ファンの外径端部外側のハウ
ジングの吐出部へ流出する吐出冷却風が直接当たり、整
流素子の発生する熱が伝熱される正極放熱板が効率的に
冷却され、且つ、負極放熱板の熱がハウジングに良好に
伝熱されるので、この負極放熱板も十分に冷却され、従
って、小型ができ、整流装置の冷却性能を大幅に向上で
きる。また、端子台のシュラウド面とハウジングのシュ
ラウド面とがほぼ同一の円周面で連続的に設けられてい
るため乱流を防止することができ、大風量の冷却風が確
保される。
【0020】請求項11記載の車両用交流発電機によれ
ば、正極放熱板の整流素子と負極放熱板の整流素子と
は、半径方向にずらされて各放熱板上に配設されている
ので、重ね配置した状態で、整流装置の冷却性能をさら
に向上できる。請求項12、13、14および15記載
の車両用交流発電機によれば、風速が大きい冷却風(W
j)の中に整流素子、リード、ターミナルが配置される
ため、冷却性能が向上する。
ば、正極放熱板の整流素子と負極放熱板の整流素子と
は、半径方向にずらされて各放熱板上に配設されている
ので、重ね配置した状態で、整流装置の冷却性能をさら
に向上できる。請求項12、13、14および15記載
の車両用交流発電機によれば、風速が大きい冷却風(W
j)の中に整流素子、リード、ターミナルが配置される
ため、冷却性能が向上する。
【0021】
【実施例】本発明の実施例を図1〜図8に基づいて説明
する。図1は本発明による車両用交流発電機の第1実施
例を示す部分断面図である。発電機外殻は、一対のアル
ミダイカスト製のフロントハウジング1とリアハウジン
グ2から成り複数のスタッドボルト13及びナット14
によって締結されている。前記フロントハウジング1に
は、吸入窓HIb,吐出窓HOcなどが設けられる。前
記リアハウジング2には、吸入窓HIa及び吐出窓HO
a,HObが設けられる。また、回転軸9を回転自在に
支承するべく、前記フロントハウジング1にはフロント
ベアリング10が、前記リアハウジング2にはリアベア
リング11が、それぞれボス1a,ボス2aに圧入及び
かしめによって固定される。回転軸9には、界磁コイル
7が巻装されたランデル型ポールコア(界磁鉄心)6が
圧入固定されて回転子31を構成する。フロントハウジ
ング1の内周面には、ポールコア6を囲むように2/3
πピッチ短節多相巻線方式のステータコイル4が巻回さ
れたステータコア(電機子鉄心)5が圧入固定されて固
定子32を構成する。そして、リアハウジング2内部に
は、整流装置23、ブラシ装置15、及び電圧調整器
(図示せず)などの電気部品が収納される。前記ブラシ
装置15は、冷却ファン8の内径端部より内側に配置さ
れる。
する。図1は本発明による車両用交流発電機の第1実施
例を示す部分断面図である。発電機外殻は、一対のアル
ミダイカスト製のフロントハウジング1とリアハウジン
グ2から成り複数のスタッドボルト13及びナット14
によって締結されている。前記フロントハウジング1に
は、吸入窓HIb,吐出窓HOcなどが設けられる。前
記リアハウジング2には、吸入窓HIa及び吐出窓HO
a,HObが設けられる。また、回転軸9を回転自在に
支承するべく、前記フロントハウジング1にはフロント
ベアリング10が、前記リアハウジング2にはリアベア
リング11が、それぞれボス1a,ボス2aに圧入及び
かしめによって固定される。回転軸9には、界磁コイル
7が巻装されたランデル型ポールコア(界磁鉄心)6が
圧入固定されて回転子31を構成する。フロントハウジ
ング1の内周面には、ポールコア6を囲むように2/3
πピッチ短節多相巻線方式のステータコイル4が巻回さ
れたステータコア(電機子鉄心)5が圧入固定されて固
定子32を構成する。そして、リアハウジング2内部に
は、整流装置23、ブラシ装置15、及び電圧調整器
(図示せず)などの電気部品が収納される。前記ブラシ
装置15は、冷却ファン8の内径端部より内側に配置さ
れる。
【0022】フロントベアリング10の内輪嵌合孔及び
リアベアリング2の内輪嵌合孔に回転軸9が圧入固定さ
れ、該回転軸9のフロントベアリング10はフロントハ
ウジング1の前端に突設するボス1a内側に圧入固定さ
れると共に、ボス1a外側にプーリ3を回転自在に挿入
する。そして、プーリ3の内側座面をフロントベアリン
グ10の内輪側面に圧接するようにプーリロックナット
12にて回転軸9に強固に固定する。また、前記ポール
コア6のフロント側(プーリ側)及びリア側(反プーリ
側)端面に、複数枚の羽根を有する冷却ファン8が溶接
等によって固着される。
リアベアリング2の内輪嵌合孔に回転軸9が圧入固定さ
れ、該回転軸9のフロントベアリング10はフロントハ
ウジング1の前端に突設するボス1a内側に圧入固定さ
れると共に、ボス1a外側にプーリ3を回転自在に挿入
する。そして、プーリ3の内側座面をフロントベアリン
グ10の内輪側面に圧接するようにプーリロックナット
12にて回転軸9に強固に固定する。また、前記ポール
コア6のフロント側(プーリ側)及びリア側(反プーリ
側)端面に、複数枚の羽根を有する冷却ファン8が溶接
等によって固着される。
【0023】前記整流装置23は、図2、図3及び図6
に示すように、円弧状の端子台16、正極側放熱フィン
17、負極側放熱フィン18、正極側整流素子19、負
極側整流素子20、ターミナル17a,18a、リード
19a,20a、及び出力端子21、取り付け用ビス2
2等より構成される。前記正極側放熱フィン17、負極
側放熱フィン18は端子台16の内径側及び外径側に配
置され、正極側整流素子19、負極側整流素子20、タ
ーミナル17a,18a、リード19a,20aは前記
端子台16の外径側で前記冷却ファン8の内径端部より
外側に配置される。そして、前記正極側放熱フィン17
と前記負極側放熱フィン18は、回転軸9の軸方向で重
ならないようにリヤハウジング2内に並列配置され、正
極側放熱フィン17は端子台16を介して電気絶縁され
た状態で、また負極側放熱フィン18は直接リアハウジ
ング2の内側平面部に接地させた状態で組みつけられ
る。この整流装置23は、ステータコイル4の端末部を
半田、溶接等で電気的に接続する接続部23aを有し、
この接続部は三相コイルの各相毎に設けられる。なお、
正極放熱フィンは絶縁シート等を介して組みつけても良
い。
に示すように、円弧状の端子台16、正極側放熱フィン
17、負極側放熱フィン18、正極側整流素子19、負
極側整流素子20、ターミナル17a,18a、リード
19a,20a、及び出力端子21、取り付け用ビス2
2等より構成される。前記正極側放熱フィン17、負極
側放熱フィン18は端子台16の内径側及び外径側に配
置され、正極側整流素子19、負極側整流素子20、タ
ーミナル17a,18a、リード19a,20aは前記
端子台16の外径側で前記冷却ファン8の内径端部より
外側に配置される。そして、前記正極側放熱フィン17
と前記負極側放熱フィン18は、回転軸9の軸方向で重
ならないようにリヤハウジング2内に並列配置され、正
極側放熱フィン17は端子台16を介して電気絶縁され
た状態で、また負極側放熱フィン18は直接リアハウジ
ング2の内側平面部に接地させた状態で組みつけられ
る。この整流装置23は、ステータコイル4の端末部を
半田、溶接等で電気的に接続する接続部23aを有し、
この接続部は三相コイルの各相毎に設けられる。なお、
正極放熱フィンは絶縁シート等を介して組みつけても良
い。
【0024】そして、冷却風導入用の吸入窓HIaに対
して両放熱フィン17、18の一部を延伸させた延伸部
17c、18cに吸入冷却風を当てている。また、図6
のP視である図5(a)に示すように、正極側放熱フィ
ン17は外径端部を冷却ファン8側に大きく折り曲げて
延伸させた延伸部17bを冷却ファン8の外径端部の外
側に有し、この延伸部17bに吐出冷却風を直接当てて
いる。負極側放熱フィン18は外径端部を若干冷却ファ
ン側に折り曲げた延伸部18bを有している。ここで、
吐出窓HOaは冷却ファン8の外径端部の半径方向外側
に形成されている。また、図2に示すように、正極側及
び負極側放熱フィンの吸入窓側の延伸部17c、18c
には、切欠き17d、18d、穴17e、18eが設け
られ、吐出窓側の延伸部17b、18bには切欠き17
f、18fが設けられている。これにより、冷却風をあ
まり妨げることなく、冷却風量を確保できる。なお、図
5(b)に示すように、正極側放熱フィン17の延伸部
17bに穴17gを設けるようにしてもよい。
して両放熱フィン17、18の一部を延伸させた延伸部
17c、18cに吸入冷却風を当てている。また、図6
のP視である図5(a)に示すように、正極側放熱フィ
ン17は外径端部を冷却ファン8側に大きく折り曲げて
延伸させた延伸部17bを冷却ファン8の外径端部の外
側に有し、この延伸部17bに吐出冷却風を直接当てて
いる。負極側放熱フィン18は外径端部を若干冷却ファ
ン側に折り曲げた延伸部18bを有している。ここで、
吐出窓HOaは冷却ファン8の外径端部の半径方向外側
に形成されている。また、図2に示すように、正極側及
び負極側放熱フィンの吸入窓側の延伸部17c、18c
には、切欠き17d、18d、穴17e、18eが設け
られ、吐出窓側の延伸部17b、18bには切欠き17
f、18fが設けられている。これにより、冷却風をあ
まり妨げることなく、冷却風量を確保できる。なお、図
5(b)に示すように、正極側放熱フィン17の延伸部
17bに穴17gを設けるようにしてもよい。
【0025】図3は図1における冷却ファン8回りの拡
大図であり、図4はリアハウジング2に整流装置を組み
込んだ状態を示す平面図である。冷却ファン8は、隔絶
板8cにより仕切られ、整流装置23向けに冷却風Wj
を発生する第1の羽根部分8aとそれ以外の部分に向け
て冷却風Wiを発生する第2の羽根部分8bとを有す
る。整流装置23の端子台16の前側面は、冷却ファン
8の冷却風吸入路をなすためのシュラウド面16aを形
成している。従って、端子台16の風下では風圧の解放
から吸入窓HIa〜吐出窓HOaに達する冷却ファン8
直後の比較的風速が大きい冷却風Wjが生じる。また、
整流装置の端子台16の無いシュラウド面16aと同一
の円周面では、ブラシ装置15を冷却ファン8の内径側
に配置することによって、リヤハウジング2の内壁であ
る内側底面及び内側横面によって前記冷却ファンのシュ
ラウド面2aを形成することが可能になり、該リヤハウ
ジング2の内壁によって冷却ファンのシュラウド面2a
を形成する。シュラウド面16aと2aは冷却ファンの
端面と各々異なる隙間を有し、組み付け誤差を吸収する
ためにシュラウド面2aの隙間がシュラウド面16aの
隙間より大きく設定されている。
大図であり、図4はリアハウジング2に整流装置を組み
込んだ状態を示す平面図である。冷却ファン8は、隔絶
板8cにより仕切られ、整流装置23向けに冷却風Wj
を発生する第1の羽根部分8aとそれ以外の部分に向け
て冷却風Wiを発生する第2の羽根部分8bとを有す
る。整流装置23の端子台16の前側面は、冷却ファン
8の冷却風吸入路をなすためのシュラウド面16aを形
成している。従って、端子台16の風下では風圧の解放
から吸入窓HIa〜吐出窓HOaに達する冷却ファン8
直後の比較的風速が大きい冷却風Wjが生じる。また、
整流装置の端子台16の無いシュラウド面16aと同一
の円周面では、ブラシ装置15を冷却ファン8の内径側
に配置することによって、リヤハウジング2の内壁であ
る内側底面及び内側横面によって前記冷却ファンのシュ
ラウド面2aを形成することが可能になり、該リヤハウ
ジング2の内壁によって冷却ファンのシュラウド面2a
を形成する。シュラウド面16aと2aは冷却ファンの
端面と各々異なる隙間を有し、組み付け誤差を吸収する
ためにシュラウド面2aの隙間がシュラウド面16aの
隙間より大きく設定されている。
【0026】そして、前記整流素子19,20、リード
19a,20a、放熱フィン17,18、及びターミナ
ル17a,18aは、前記冷却風Wj中に位置してい
る。整流装置23は以上の構成とすることによって、風
速が大きい冷却風Wj中に前記整流素子19,20、リ
ード19a,20a、放熱フィン17,18、及びター
ミナル17a,18aが配置されるため、冷却性能が向
上する。また、前記端子台シュラウド面16aとリアハ
ウジングシュラウド面2aが、ほぼ同一の円周面で連続
的に設けられているため乱流を防止することができ、大
風量の冷却風が確保される。
19a,20a、放熱フィン17,18、及びターミナ
ル17a,18aは、前記冷却風Wj中に位置してい
る。整流装置23は以上の構成とすることによって、風
速が大きい冷却風Wj中に前記整流素子19,20、リ
ード19a,20a、放熱フィン17,18、及びター
ミナル17a,18aが配置されるため、冷却性能が向
上する。また、前記端子台シュラウド面16aとリアハ
ウジングシュラウド面2aが、ほぼ同一の円周面で連続
的に設けられているため乱流を防止することができ、大
風量の冷却風が確保される。
【0027】上記した構成からなる本実施例の車両用交
流発電機は、上述したように、整流装置23に直接冷却
風を当てるように熱源である整流素子19、20及び放
熱フィン17、18を冷却ファン8の端面側に露出さ
せ、比較的風速の大きい冷却風を当てているので、整流
装置23に対する冷却性が向上する。さらに、正極放熱
フィンの延伸部への吐出風による冷却、ハウジング2へ
の伝熱効果、両放熱フィンの吸入窓への延伸による吸入
風による冷却、冷却ファンの隔絶板による乱流防止、ハ
ウジングと整流装置による冷却ファン端面対向部とのシ
ュラウド面による風速の向上により、整流装置23に対
する冷却性をさらに向上させている。
流発電機は、上述したように、整流装置23に直接冷却
風を当てるように熱源である整流素子19、20及び放
熱フィン17、18を冷却ファン8の端面側に露出さ
せ、比較的風速の大きい冷却風を当てているので、整流
装置23に対する冷却性が向上する。さらに、正極放熱
フィンの延伸部への吐出風による冷却、ハウジング2へ
の伝熱効果、両放熱フィンの吸入窓への延伸による吸入
風による冷却、冷却ファンの隔絶板による乱流防止、ハ
ウジングと整流装置による冷却ファン端面対向部とのシ
ュラウド面による風速の向上により、整流装置23に対
する冷却性をさらに向上させている。
【0028】なお、図7の第2実施例に示すように、正
極放熱フィン17を熱伝導電気絶縁部材24により、ハ
ウジング2へ熱的に密着させることにより、一層冷却性
能を向上させることができる。また、図8は本発明の第
3実施例を示す。この実施例では、正極放熱フィン17
と負極放熱フィン18とを軸方向に重ね、正極放熱フィ
ン17を冷却ファン8側に、負極放熱フィン18をハウ
ジング2側に向けて取り付けている。そして、正極放熱
フィン17の外径端部には延伸部17b及び切欠き17
fを設けている。正極側の整流素子19は端子台16の
外側に、負極側の整流素子20は端子台16の内側に配
設されている。これにより、冷却性能を確保したうえ
で、整流装置の占有面積を減らし、小型が可能となる。
極放熱フィン17を熱伝導電気絶縁部材24により、ハ
ウジング2へ熱的に密着させることにより、一層冷却性
能を向上させることができる。また、図8は本発明の第
3実施例を示す。この実施例では、正極放熱フィン17
と負極放熱フィン18とを軸方向に重ね、正極放熱フィ
ン17を冷却ファン8側に、負極放熱フィン18をハウ
ジング2側に向けて取り付けている。そして、正極放熱
フィン17の外径端部には延伸部17b及び切欠き17
fを設けている。正極側の整流素子19は端子台16の
外側に、負極側の整流素子20は端子台16の内側に配
設されている。これにより、冷却性能を確保したうえ
で、整流装置の占有面積を減らし、小型が可能となる。
【0029】本発明は上記各実施例に限られるものでは
なく、例えば、フロントハウジング1及びリアハウジン
グ2をアルミダイカストに代えて、鉄板等のプレス加工
や鉄ブロックのレ−ザ加工などによるハウジングとして
も良いことはあきらかである。
なく、例えば、フロントハウジング1及びリアハウジン
グ2をアルミダイカストに代えて、鉄板等のプレス加工
や鉄ブロックのレ−ザ加工などによるハウジングとして
も良いことはあきらかである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の全体構成を示す断面図で
ある。
ある。
【図2】図1における整流装置の平面図である。
【図3】図1における負極側フィン付近の拡大図であ
る。
る。
【図4】図1におけるリアハウジングに整流装置を組込
んだ状態を示す平面図である。
んだ状態を示す平面図である。
【図5】(a)は図6におけるP視を示す部分部であ
り、(b)はその変形例を示す部分図である。
り、(b)はその変形例を示す部分図である。
【図6】図1における正極側フィン付近の拡大図であ
る。
る。
【図7】本発明の第2実施例の正極側フィン付近の拡大
図である。
図である。
【図8】本発明の第3実施例の整流装置の平面図であ
る。
る。
【図9】従来例を示す断面図である。
【図10】図9に示す従来例の平面図である。
1 フロントハウジング
2 リアハウジング、
2a リアハウジングシュラウド面
4 ステータコイル、
5 ステータコア
6 ポールコア
7 界磁コイル、
8 冷却ファン
8a 第1の羽根部分
8b 第2の羽根部分
8c 隔絶板
9 回転軸
16 端子台、
16a 端子台シュラウド面
17 正極側放熱フィン
17b,18b 延伸部
17c,18c 延伸部
17d,18d 切欠き
17e,18e 穴
17f,18f 切欠き
18 負極側放熱フィン
17a,18a ターミナル
19 正極側整流素子、
19a,20a リード
20 負極側整流素子
23 整流装置
24 熱伝導電気絶縁部材
HIa,HIb 吸入窓
HOa〜HOc 吐出窓。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 平5−219685(JP,A)
特開 平4−17551(JP,A)
実開 昭58−87456(JP,U)
実開 昭56−61172(JP,U)
欧州特許出願公開125834(EP,A
2)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
H02K 9/00 - 9/28
H02K 19/00 - 19/38
H02K 11/00
H02K 7/00 - 7/20
Claims (17)
- 【請求項1】 発電機の回転子端面に固定された冷却フ
ァンと、 該冷却ファンの外径端部外側に前記冷却ファンによる冷
却風の吐出部を有し、さらに内壁によって前記冷却ファ
ンのシュラウド面(2a)を形成するハウジングと、 前記発電機の固定子巻線から発生した発電出力を整流す
る整流素子を保持し、前記ハウジングに取付けられる正
極及び負極放熱板を有する整流装置とを備え、 前記整流装置を前記冷却ファンの軸方向端面に近接して
配設すると共に、前記正極放熱板及び負極放熱板の内、
少なくとも正極放熱板において、その一部を前記冷却フ
ァン側に向けて延伸させ延伸部を形成し、該延伸部に前
記冷却ファンにより起こされ、前記冷却ファンの外径端
部外側の前記吐出部へ流出する吐出冷却風が直接当たる
ようにすると共に、 前記負極放熱板を前記ハウジングに直接または熱伝導部
材を介して固定し、さらに前記整流装置は、端子台(1
6)を備え、該端子台の前側面は前記冷却ファンのシュ
ラウド面(16a)を形成し、かつ前記端子台の前記シ
ュラウド面(16a)と前記ハウジングの前記シュラウ
ド面(2a)が、ほぼ同一の円周面で連続的に設けられ
ていることを特徴とする車両用交流発電機。 - 【請求項2】 前記整流装置の正極放熱板を前記ハウジ
ングに熱伝導電気絶縁部材を介して熱的に密着固定した
ことを特徴とする請求項1記載の車両用交流発電機。 - 【請求項3】 前記正極放熱板の延伸部は前記ハウジン
グの冷却風吐出部に連通する切欠きまたは穴を有するこ
とを特徴とする請求項1または2記載の車両用交流発電
機。 - 【請求項4】 前記正極放熱板または負極放熱板の一部
は前記ハウジングに設けれた冷却風の吸入部に連通する
切欠きまたは穴を有することを特徴とする請求項1乃至
3のいずれかに記載の車両用交流発電機。 - 【請求項5】 前記整流素子を前記冷却ファンの内径端
部よりも外側に位置するように配設したことを特徴とす
る請求項1乃至4のいずれかに記載の車両用交流発電
機。 - 【請求項6】 前記正極放熱板及び負極放熱板の少なく
とも一部が軸方向に重なりを持つようにしたことを特徴
とする請求項1乃至5のいずれかに記載の車両用交流発
電機。 - 【請求項7】 前記冷却ファンと前記冷却風の吸入部と
の間の通風路に、前記正極放熱板または負極放熱板の少
なくとも一部を配設したことを特徴とする請求項1乃至
6のいずれかに記載の車両用交流発電機。 - 【請求項8】 前記冷却ファンは、前記整流装置向け冷
却風を発生する第1の羽根部分と、前記整流装置以外の
部分に向けた冷却風を発生する第2の羽根部分とを有
し、両羽根部分が隔絶板により仕切られていることを特
徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の車両用交流
発電機。 - 【請求項9】 前記冷却ファンの第1及び第2の羽根部
分と前記隔絶板とが樹脂にて一体成形されていることを
特徴とする請求項8記載の車両用交流発電機。 - 【請求項10】 発電機の回転子端面に固定された冷却
ファンと、 該冷却ファンの外径端部外側に前記冷却ファンによる冷
却風の吐出部を有し、さらに内壁によって前記冷却ファ
ンのシュラウド面(2a)を形成するハウジングと、 前記発電機の固定子巻線から発生した発電出力を整流す
る整流素子を保持し、前記ハウジングに取付けられる正
極及び負極放熱板を有する整流装置とを備え、 前記整流装置を前記冷却ファンの軸方向端面と前記ハウ
ジングとの間に配設すると共に、前記正極放熱板を前記
冷却ファン側に、前記負極放熱板を前記ハウジング側に
して両放熱板を軸方向に重ね配置し、且つ前記正極放熱
板の一部を前記冷却ファン側に向けて延伸させ延伸部を
形成し、該延伸部に前記冷却ファンにより起こされ、前
記冷却ファンの外径端部外側の前記吐出部へ流出する吐
出冷却風が直接当たるようにすると共に、前記負極放熱
板を前記ハウジングに直接または熱伝導部材を介して固
定し、さらに前記整流装置は、端子台(16)を備え、
該端子台の前側面は前記冷却ファンのシュラウド面(1
6a)を形成し、かつ前記端子台の前記シュラウド面
(16a)と前記ハウジングの前記シュラウド面(2
a)が、ほぼ同一の円周面で連続的に設けられているこ
とを特徴とする車両用交流発電機。 - 【請求項11】 前記正極放熱板の整流素子と負極放熱
板の整流素子とは、半径方向にずらされて各放熱板上に
配設されていることを特徴とする請求項10記載の車両
用交流発電機。 - 【請求項12】 前記整流装置は、さらに、前記端子台
(16)のターミナル(17a)と、前記正極放熱板の
前記整流素子(19)のリード(19a)とを備え、前
記正極放熱板の前記整流素子(19)と前記ターミナル
(17a)と前記リード(19a)とは前記端子台(1
6)の外径側で前記冷却ファンの内径端部より外側に配
置され、前記冷却ファン直後の冷却風(Wj)中に前記
正極放熱板の前記整流素子(19)と前記ターミナル
(17a)と前記リード(19a)とが配置されること
を特徴とする請求項1乃至11のいずれかに記載の車両
用交流発電機。 - 【請求項13】 前記整流装置は、さらに、前記端子台
(16)のターミナル(17a、18a)と、前記正極
放熱板および前記負極放熱板の前記整流素子(19、2
0)のリード(19a、20a)とを備え、前記正極放
熱板および前記負極放熱板の前記整流素子(19、2
0)と前記ターミナル(17a、18a)と前記リード
(19a、20a)とは前記端子台(16)の外径側で
前記冷却ファンの内径端部より外側に配置され、前記冷
却ファン直後の冷却風(Wj)中に前記正極放熱板およ
び前記負極放熱板の前記整流素子(19、20)と前記
ターミナル(17a、18a)と前記リード(19a、
20a)とが配置されることを特徴とする請求項1乃至
9のいずれかに記載の車両用交流発電機。 - 【請求項14】 発電機の回転子端面に固定された冷却
ファンと、 該冷却ファンの外径端部外側に前記冷却ファンによる冷
却風の吐出部を有するハウジングと、 前記発電機の固定子巻線から発生した発電出力を整流す
る整流素子を保持し、前記ハウジングに取付けられる正
極及び負極放熱板を有する整流装置とを備え、 前記整流装置を前記冷却ファンの軸方向端面と前記ハウ
ジングとの間に配設し、 前記正極放熱板及び負極放熱板の内、少なくとも正極放
熱板において、その一部を前記冷却ファン側に向けて延
伸させ延伸部を形成し、該延伸部に前記冷却ファンによ
り起こされ、前記冷却ファンの外径端部外側の前記吐出
部へ流出する吐出冷却風が直接当たるようにし、 前記負極放熱板を前記ハウジングに直接または熱伝導部
材を介して固定し、さらに前記整流装置は、前記端子台
(16)のターミナル(17a)と前記正極放熱板の前
記整流素子(19)のリード(19a)とを備え、前記
正極放熱板の前記整流素子(19)と前記ターミナル
(17a)と前記リード(19a)とは前記端子台(1
6)の外径側で前記冷却ファンの内径端部より外側に配
置され、前記冷却ファン直後の冷却風(Wj)中に前記
正極放熱板の前記整流素子(19)と前記ターミナル
(17a)と前記リード(19a)とが配置されること
を特徴とする車両用交流発電機。 - 【請求項15】 発電機の回転子端面に固定された冷却
ファンと、 該冷却ファンの外径端部外側に前記冷却ファンによる冷
却風の吐出部を有するハウジングと、 前記発電機の固定子巻線から発生した発電出力を整流す
る整流素子を保持し、前記ハウジングに取付けられる正
極及び負極放熱板を有する整流装置とを備え、 前記整流装置を前記冷却ファンの軸方向端面と前記ハウ
ジングとの間に配設し、 前記正極放熱板及び負極放熱板の内、少なくとも正極放
熱板において、その一部を前記冷却ファン側に向けて延
伸させ延伸部を形成し、該延伸部に前記冷却ファンによ
り起こされ、前記冷却ファンの外径端部外側の前記吐出
部へ流出する吐出冷却風が直接当たるようにし、 前記負極放熱板を前記ハウジングに直接または熱伝導部
材を介して固定し、さらに前記整流装置は、前記端子台
(16)のターミナル(17a、18a)と前記正極放
熱板および前記負極放熱板の前記整流素子(19、2
0)のリード(19a、20a)とを備え、前記正極放
熱板および前記負極放熱板の前記整流素子(19、2
0)と前記ターミナル(17a、18a)と前記リード
(19a、20a)とは前記端子台(16)の外径 側で
前記冷却ファンの内径端部より外側に配置され、前記冷
却ファン直後の冷却風(Wj)中に前記正極放熱板およ
び前記負極放熱板の前記整流素子(19、20)と前記
ターミナル(17a、18a)と前記リード(19a、
20a)とが配置されることを特徴とする車両用交流発
電機。 - 【請求項16】 前記整流装置は、さらに前記発電機の
固定子巻線を接続する接続部(23a)を備えることを
特徴とする請求項12乃至15のいずれかに記載の車両
用交流発電機。 - 【請求項17】 前記端子台は円弧状であることを特徴
とする請求項1乃至16のいずれかに記載の車両用交流
発電機。
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