JP3432131B2 - リンクモーション式自動充電器 - Google Patents

リンクモーション式自動充電器

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JP3432131B2
JP3432131B2 JP07091298A JP7091298A JP3432131B2 JP 3432131 B2 JP3432131 B2 JP 3432131B2 JP 07091298 A JP07091298 A JP 07091298A JP 7091298 A JP7091298 A JP 7091298A JP 3432131 B2 JP3432131 B2 JP 3432131B2
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    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/70Energy storage systems for electromobility, e.g. batteries

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  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車体に搭載した充
電式のバッテリーによって床面を走行する無人搬送車の
充電を行うための自動充電器に関する。
【0002】
【従来の技術】床面を走行して物品を搬送する無人搬送
車は、車体に搭載したバッテリーによってモータを駆動
して走行しているため、従来では、図3及び図4に示す
ように、無人搬送車A1が走行する床面Fの下に前記バ
ッテリーを充電するための自動充電器A2を設置してい
る。
【0003】前記自動充電器A2は、床板A3で塞がれ
ているピットA4内に設けられた支持枠A5に取り付け
られており、ロータリソレノイドA6によって垂直面内
で揺動するタッチャアームA7を有している。
【0004】図5に示すように、タッチャアームA7は
前記ロータリソレノイドA6の駆動軸A8に固定されて
いて、先端部が床板A3から上方に突出した起立位置と
床板A3下方に退避した倒伏位置との間で正逆回動可能
になっている。
【0005】タッチャアームA7の軸方向に形成された
タッチャロッド保持孔A9内には、先端にタッチャA1
0が取り付けられているタッチャロッドA11がスライ
ド自在に嵌挿されていて、タッチャロッド保持孔A9内
に設けられている圧縮コイルばねA12がタッチャA1
0突出方向に付勢している。
【0006】タッチャA10には、タッチャロッドA1
1を介して、図示しない充電用電源のケーブルA13が
電気的に接続されていて、タッチャアームA7が図5に
実線で示す起立位置にあるときに、無人搬送車A1に設
けられている充電板PにタッチャアームA7が押し付け
られて、充電用電源から充電板Pに接続されている無人
搬送車A1に搭載されているバッテリーに充電されるよ
うになっている。
【0007】タッチャアームA7は、充電を行う無人搬
送車A1が自動充電器A2の上方へ停止するまでは、図
4及び図5に仮想線で示す倒伏位置に回動しており、タ
ッチャA10は床面Fの下方に没入している。
【0008】そして、無人搬送車A1が到達すると、図
3に示すロータリソレノイドA6の駆動軸A8が駆動さ
れて、タッチャアームA7は起立位置へ回動し、タッチ
ャA10を無人搬送車A1の充電板Pへ接触させる。こ
の際、タッチャA10の上面は充電板Pに対して円弧状
に移動しながら摺動接触し、充電板PからタッチャA1
0が反力を受けて圧縮コイルばねA12は圧縮される。
【0009】充電板PとタッチャA10は、両者の接触
面どうしが互いに擦れ合うことで、電気抵抗を増加させ
る接触面の汚れや錆等が除去される。
【0010】タッチャアームA7が略垂直な起立位置で
停止した後、充電用電源のケーブルA13からタッチャ
ロッドA11、タッチャA10を通して充電板Pへ通電
され、無人搬送車A1のバッテリーへの充電が行われ
る。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】前述したような従来の
自動充電器においては、充電終了後にタッチャアームA
7を図5に示す実線位置から仮想線で示す床面Fの下方
に退避した位置へ揺動させる際に、充電板Pへタッチャ
A10を擦りながら接触させたことにより接触面に荒れ
が生じたり、充電中に無人搬送車A1の自重でゴム製の
支持車輪が変形して充電板Pの高さが下がることによっ
て、タッチャA10を充電板Pへ接触させる方向にタッ
チャアームA7を回動させる場合と比較して、離脱させ
るために必要なアクチュエータのトルクが大きくなり、
場合によっては、タッチャA10が充電板Pから離脱で
きなくなる恐れがあり、また、これを回避するために
は、アクチュエータに容量の大きいものを用いる必要が
あった。
【0012】そこで、本発明は、前述したような従来技
術の問題を解消し、充電板からタッチャを容易に離脱さ
せることのできるリンクモーション式自動充電器を提供
することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記目的のため、本発明
のリンクモーション式自動充電器の第1のものは、無人
搬送車の走行する床面下に設置される充電器ハウジング
に水平軸線回りに回動可能に支持された回動リンクと、
基端側が前記水平軸線を含む一つの垂直面から外れた位
置で前記水平軸線に平行な別の水平軸線により前記回動
リンクに軸支されて、先端側が前記垂直面と略平行な向
きをとる伸展位置から前記回動リンクの回動に協働して
傾動可能に設けられているタッチャホルダと、前記タッ
チャホルダ先端に伸縮自在に保持され、ばね部材によっ
てタッチャホルダ先端から常時突出する位置に付勢保持
されているタッチャと、伸展位置にあるタッチャホルダ
の先端側を鉛直上方に向けてタッチャが無人搬送車に設
けられている充電板に前記ばね部材の付勢力で押圧接触
される位置と、前記充電板からタッチャが離間する位置
との間で、前記回動リンクを正逆回動させる駆動源とを
備えたものである。
【0014】また、本発明のリンクモーション式自動充
電器の第2のものは、無人搬送車に搭載される充電器ハ
ウジングに水平軸線回りに回動可能に支持された回動リ
ンクと、基端側が前記水平軸線を含む一つの垂直面から
外れた位置で前記水平軸線に平行な別の水平軸線により
前記回動リンクに軸支されて、先端側が前記垂直面と略
平行な向きをとる伸展位置から前記回動リンクの回動に
協働して傾動可能に設けられているタッチャホルダと、
前記タッチャホルダ先端に伸縮自在に保持され、ばね部
材によってタッチャホルダ先端から常時突出する位置に
付勢保持されているタッチャと、伸展位置にあるタッチ
ャホルダの先端側を鉛直下方に向けてタッチャが床面上
に設けられている充電板に前記ばね部材の付勢力で押圧
接触される位置と、前記充電板からタッチャが離間する
位置との間で、前記回動リンクを正逆回動させる駆動源
とを備えたものである。
【0015】
【作用】本発明のリンクモーション式自動充電器の第1
のものにおいては、無人搬送車の車体下面に設けられた
充電板にタッチャを接触させる場合、タッチャホルダは
回動リンクに対して伸展位置を保った状態で一体に回動
して、タッチャが垂直面内で円弧状の軌跡を描いて充電
板に接触し、タッチャはタッチャホルダが略垂直姿勢に
なるまでばね部材の付勢力で充電板に押し付けられた状
態で充電板表面を摺動する。
【0016】この間に、電気抵抗を増加させる原因とな
るタッチャと充電板相互の接触面の汚れや錆等は擦り落
とされ、タッチャホルダが略垂直姿勢へ回動した後、タ
ッチャへ外部の充電用電源から通電され、充電板を通じ
て無人搬送車のバッテリーへの充電が行われる。
【0017】充電完了後、回動リンクの逆転駆動が開始
されると、ばね部材の付勢力によってタッチャと充電板
との間には摩擦力が作用しているので、タッチャホルダ
は軸支されている基端側を中心に逆転される回動リンク
に対して相対的に伸展位置から傾動される。
【0018】その結果、タッチャホルダは充電板から離
間するように下降変位してタッチャを付勢しているばね
部材の付勢力は弱まり、タッチャは充電板から離脱す
る。タッチャが充電板から離れると駆動源には負荷トル
クが作用しなくなり、タッチャは、回動リンクと共に容
易に傾動し、床面の下方まで退避させることができる。
【0019】また、本発明のリンクモーション式自動充
電器の第2のものにおいては、自動充電器は無人搬送車
に搭載されており、充電板は前記無人搬送車が走行する
床面上に設けられ充電用電源に接続されている。
【0020】自動充電器のタッチャは、無人搬送車の車
体下面から床上の充電板に向けて突出し、充電板に接触
して充電が行われる他は、前述したリンクモーション式
自動充電器の第1のものと同様な動作が行われる。
【0021】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明
する。図1は、本発明のリンクモーション式自動充電器
(以下、単に自動充電器という。)の構造を示す図であ
って、自動充電器1は、無人搬送車の充電位置の床面下
に設置されている充電器ハウジング2を有している。
【0022】前記充電器ハウジング2には、回動リンク
3が図示されていないロータリソレノイドの駆動軸4に
固定され、前記駆動軸4を中心とする水平軸線回りに回
動可能に支持されている。
【0023】前記回動リンク3は、略正方形の厚い板状
に形成されており、その一辺にはタッチャホルダ支持部
3Aが突設され、前記タッチャホルダ支持部3Aにヒン
ジピン5によって、タッチャホルダ6の基端側が回動自
在に支持されている。
【0024】回動リンク3とタッチャホルダ6基端部と
の間には、引張りコイルばね7が張設されており、タッ
チャホルダ6は、前記引張りコイルばね7によって基端
部側面に形成されたストッパ部Sが回動リンク3の側面
に当接された図1に示す伸展位置に常時付勢保持されて
いる。
【0025】タッチャホルダ6は前記伸展位置からヒン
ジピン5を中心として反時計方向への傾動のみ可能で、
回動リンク3に形成されている傾動規制面R1とこれに
対向してタッチャホルダ6に形成されている傾動記載面
R2どうしが当接するまでの範囲で傾動させることがで
きるようになっている。
【0026】また、図1に示すようにタッチャホルダ6
が垂直姿勢となる位置でタッチャホルダ6の駆動軸4側
に面した側面が、充電器ハウジング2に設けられている
ストッパTに当接し、回動リンク3の駆動軸4を中心と
した反時計方向の回動が規制されるようになっている。
【0027】一方、タッチャホルダ6の先端側は筒状に
形成されていて、その内部には軸方向に貫通するタッチ
ャロッド保持孔6Aが設けられている。前記タッチャロ
ッド保持孔6A内には、先端部にタッチャ8が取り付け
られているタッチャロッド9が軸方向にスライド自在に
嵌挿されている。
【0028】また、タッチャ8にはタッチャホルダ6の
先端面に開口しているタッチャロッド保持孔6Aと平行
したガイド孔6Bにスライド自在に案内されるガイドロ
ッド10が設けられ、前記ガイドロッド10によって、
タッチャホルダ6に対する回り止めがなされている。
【0029】タッチャロッド9はタッチャ8が固定され
ている先端側よりも基端側が小径に形成されており、そ
の小径部分の外周とタッチャホルダ6のタッチャロッド
保持孔6A間にばね部材としての圧縮コイルばね11が
介装され、前記圧縮コイルばね11によって、タッチャ
8がタッチャホルダ6先端から常時突出するように付勢
されている。
【0030】なお、ばね部材としては、圧縮コイルばね
11に限定されるものではなく、例えば、タッチャ8と
タッチャホルダ6先端との間に組み込んだタケノコばね
や、多数重ねてタッチャロッド9に嵌装した皿ばね等で
あってもよい。
【0031】また、タッチャロッド9に基端側は、タッ
チャホルダ6から下方に突出しており、その突出部分に
は、端子受け12が固定されている。前記端子受け12
には、図示しない電源部へ接続されている給電線Cの端
子13が取り付けられ、タッチャロッド9とタッチャ8
を介して、無人搬送車の車体下面に設けられている導電
板Pへの給電を行うようにしている。
【0032】また、端子受け12は、タッチャロッド保
持孔6Aから上方へのタッチャロッド9の抜出しを防止
し、タッチャホルダ6先端からのタッチャ8の突出量を
制限している。
【0033】また、充電器ハウジング2には回動リンク
3が図1における時計方向に回動してタッチャ8が床面
Fの下方に没入したときに、回動リンク3に設けられて
いるストライカ14を検出するリミットスイッチ15が
設けられている。
【0034】次に、前述した自動充電器1の動作を説明
する。図2において、自動充電器1は、これが設置され
ている床面Fの上方に充電を必要とする無人搬送車が到
着するまでは回動リンク3は、図1の位置より時計方向
に駆動軸4回りに略45度回動しており、この状態では
タッチャ8とこれを保持しているタッチャホルダ6はは
床面下の退避位置に没入している。
【0035】ここで、無人搬送車が床面Fを走行してき
て、自動充電器1の上方に充電板Pを位置決めして停止
すると、駆動軸4が駆動されて回動リンク3は反時計方
向に回動する。
【0036】タッチャホルダ6は伸展位置を保持したま
ま回動リンク3とともに回動し、その先端のタッチャ8
は床面Fから上方に突出して、無人搬送車の充電板Pに
接触する。この時点で、タッチャホルダ6はまだ完全に
垂直姿勢にはなっておらず、引き続きタッチャホルダ6
側面がストッパTに当接するまで回動リンク3は回動を
続け、この間、タッチャ8の上面が充電板P表面を摺動
して、通電抵抗を増加させる原因となる両者の接触面に
付着した汚れや錆等を擦り落とす。
【0037】そして、タッチャホルダ6の側面がストッ
パTに当接した位置でタッチャホルダ6は略垂直にな
り、この位置ではタッチャ8は、充電板Pからの反力で
圧縮コイルばね11が圧縮されて僅かに押し下げられた
状態となる。この状態で、給電線Cからタッチャ8を介
して充電板Pに通電され、無人搬送車に搭載されている
バッテリーに充電が行われる。
【0038】充電が完了すると、駆動軸4は図2の時計
方向に駆動され、回動リンク3も駆動軸4とともに回動
を開始するが、タッチャ8はタッチャホルダ6に内蔵さ
れている図1に示す圧縮コイルばね11の付勢力によっ
て充電板Pに押し付けられているため、タッチャホルダ
6は充電板Pとの間に作用する摩擦力で回動リンク3に
対してヒンジピン5を中心に引張りコイルばね7の付勢
力に抗して相対的に反時計方向に傾動する。
【0039】そうすると、タッチャホルダ6の位置はタ
ッチャ8を充電板Pに接触させたまま下方へ変位するた
め、圧縮コイルばね11の付勢力は次第に減少する。そ
して、回動リンク3が図2の実線で示す位置から仮想線
Xで示す位置まで回動して、回動リンク3に形成されて
いる傾動規制面R1とこれに対向してタッチャホルダ6
に形成されている傾動記載面R2どうしが当接すると、
タッチャホルダ6は回動リンク3と一体に駆動軸4を中
心として回動し、充電板Pからタッチャ8を離脱させ
る。
【0040】このとき、圧縮コイルばね11の付勢力は
タッチャホルダ6が下方へ変位していることにより減少
しているため、タッチャ8は充電板Pから容易に離脱す
ることが可能である。
【0041】タッチャ8が充電板Pから離脱すると、引
張りコイルばね7の付勢力によってタッチャホルダ6は
ヒンジピン5を中心にストッパ部Sが回動リンク3に当
接する仮想線Yで示す位置まで瞬間的に復帰回動する。
その後、回動リンク3はストライカ14がリミットスイ
ッチ15に検出される位置まで時計方向にさらに回動し
て、タッチャ8を床面Fの下方へ退避させる。
【0042】充電が完了した無人搬送車は、リミットス
イッチ15からの検出信号を確認した後、自動充電器1
上方から退出する。
【0043】前述した実施例においては、自動充電器1
を、無人搬送車が走行する床面下に設置して、無人搬送
車の車体下面に設けられた充電板にタッチャを接触させ
て充電を行うようにしているが、本実施例とは、逆に、
自動充電器を無人搬送車側に搭載し、充電板を床上に配
置するようにしてもよい。
【0044】この場合には、自動充電器の向きを図1及
び図2に示す向きと上下反対にして無人搬送車の車体へ
取付け、無人搬送車に充電する場合には、タッチャが真
下を向くように回動リンクを回動させて床上の充電板に
タッチャを接触させて充電を行い、充電が完了したら回
動リンクを逆転させてタッチャを上方へ引き上げて床面
の充電板から離間させればよい。
【0045】なお、本実施例では、回動リンク3を回動
させるための駆動源としてロータリアクチュエータを用
いているが、ギヤードモータや、タッチャを充電板から
離間させる向きのトルクを復帰ばねで得るようにしたば
ね復帰型の電磁ソレノイド等を駆動源に用いることもで
きる。
【0046】また、この実施例では、タッチャ8が充電
板Pから離脱したときに、タッチャホルダ6を回動リン
ク3に対して伸展位置に揺動させるために引張りコイル
ばね7を用いているが、回動リンク3の回動によってタ
ッチャ8を充電板Pから離脱させたときに、タッチャホ
ルダ6がその自重で伸展位置へ揺動可能であれば、引張
りコイルばね7は必ずしも設ける必要はない。
【0047】さらに、この実施例では、回動リンク3の
傾動規制面R1とタッチャホルダ6の傾動規制面R2ど
うしを当接させることによって、タッチャ8が充電板P
から確実に離脱するようにしているが、タッチャホルダ
6の下降移動のストロークの範囲内でタッチャ8を充電
板Pから離脱可能な場合には、これらの傾動規制面R
1,R2は設けなくてもよい。
【0048】
【発明の効果】以上に説明したように、請求項1に記載
された発明によれば、タッチャを充電板から離脱させる
際に、回動リンクの回動に連動してタッチャホルダがそ
の基端側を中心として回動リンクに対して伸展位置から
傾動し、充電板に対して離間方向に変位するように構成
されているため、充電板からのタッチャの離脱動作を容
易且つ確実に行うことができるとともに、回動リンクを
回動させる駆動源に容量の小さいものを用いることがで
きる。
【0049】また、請求項2に記載されたリンクモーシ
ョン式自動充電器によれば、前記請求項1に記載された
発明の効果に加え、床面下にピットを形成して自動充電
器を設置することができない場合に用いることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のリンクモーション式自動充電器の構
造を示す図。
【図2】 本発明のリンクモーション式自動充電器のタ
ッチャ離脱時の状態を示す図。
【図3】 床下に設けられた自動充電器によって充電中
の無人搬送車を正面から見た図。
【図4】 自動充電器が設けられた床下の構造を示す
図。
【図5】 従来の自動充電器の一例を示す図。
【符号の説明】
1 自動充電器 2 充電器ハウ
ジング 3 回動リンク 3A タッチャホ
ルダ支持部 4 駆動軸 5 ヒンジピン 6 タッチャホルダ 6A タッチャロ
ッド保持孔 6B ガイド孔 7 引張りコイ
ルばね 8 タッチャ 9 タッチャロ
ッド 10 ガイドロッド 11 圧縮コイル
ばね(ばね部材) 12 端子受け 13 端子 14 ストライカ 15 リミットス
イッチ F 床面 P 充電板 R1,R2 傾動規制面 S ストッパ部 T ストッパ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無人搬送車の走行する床面下に設置され
    る充電器ハウジングに水平軸線回りに回動可能に支持さ
    れた回動リンクと、 基端側が前記水平軸線を含む一つの垂直面から外れた位
    置で前記水平軸線に平行な別の水平軸線により、前記回
    動リンクに軸支されて、先端側が前記垂直面と略平行な
    向きをとる伸展位置から前記回動リンクの回動に協働し
    て傾動可能に設けられているタッチャホルダと、 前記タッチャホルダ先端に伸縮自在に保持され、ばね部
    材によってタッチャホルダ先端から常時突出する位置に
    付勢保持されているタッチャと、 伸展位置にあるタッチャホルダの先端側を鉛直上方に向
    けてタッチャが無人搬送車に設けられている充電板に前
    記ばね部材の付勢力で押圧接触される位置と、前記充電
    板からタッチャが離間する位置との間で、前記回動リン
    クを正逆回動させる駆動源とを備えたことを特徴とする
    リンクモーション式自動充電器。
  2. 【請求項2】 無人搬送車に搭載される充電器ハウジン
    グに水平軸線回りに回動可能に支持された回動リンク
    と、 基端側が前記水平軸線を含む一つの垂直面から外れた位
    置で前記水平軸線に平行な別の水平軸線により、前記回
    動リンクに軸支されて、先端側が前記垂直面と略平行な
    向きをとる伸展位置から前記回動リンクの回動に協働し
    て傾動可能に設けられているタッチャホルダと、 前記タッチャホルダ先端に伸縮自在に保持され、ばね部
    材によってタッチャホルダ先端から常時突出する位置に
    付勢保持されているタッチャと、 伸展位置にあるタッチャホルダの先端側を鉛直下方に向
    けてタッチャが床面上に設けられている充電板に前記ば
    ね部材の付勢力で押圧接触される位置と、前記充電板か
    らタッチャが離間する位置との間で、前記回動リンクを
    正逆回動させる駆動源とを備えたことを特徴とするリン
    クモーション式自動充電器。
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