JPH089857Y2 - スイッチ支持装置 - Google Patents

スイッチ支持装置

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JPH089857Y2
JPH089857Y2 JP868590U JP868590U JPH089857Y2 JP H089857 Y2 JPH089857 Y2 JP H089857Y2 JP 868590 U JP868590 U JP 868590U JP 868590 U JP868590 U JP 868590U JP H089857 Y2 JPH089857 Y2 JP H089857Y2
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push button
button portion
switch
chassis
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JP868590U
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出 湯本
康司 渋谷
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Alpine Electronics Inc
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Alpine Electronics Inc
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、回動移動する被検知体により押釦部が押さ
れて作動するスイッチ機構に係り、特に被検知体の回動
軌跡により押釦部が横荷重を受けて摺動不能などを起こ
すことを防止できるようにしたスイッチ支持装置に関す
る。
〔従来の技術〕 第4図は、スイッチ支持装置を示している。
スイッチ本体40はシャーシ42に固定されており、この
スイッチ本体40から押釦部41が突出している。このスイ
ッチは例えばプッシュロックスイッチであり、押釦部41
はスイッチ本体40内に押しこまれた状態でロックされ、
このときスイッチ回路がONになる。この状態で押釦部41
を押すと押釦部41のロックが解除されて内蔵スプリング
により押釦部41が突出する。また同時にスイッチ回路が
OFFとなる。符号43は被検知体である。この被検知体43
はO点を中心として回動動作するようになっている。被
検知体43がOを中心として回動して押釦部41に当たり、
さらに被検知体43が押されると、押釦部41が退行してロ
ックされ且つ、スイッチ回路がONになる。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところが、第4図に示す従来例では、被検知体43が押
釦部41に当たった後にさに押されると、押釦部41の先端
に対して接線方向の力Fを与える。そして押釦部41は上
記力Fによりθ方向の回動力を生じる。よって押釦部41
はスイッチ本体40に対して横荷重を受けながら摺動する
ことになり、摺動抵抗が増大し、摩耗などの原因とな
り、あるいは動作不良を生じるおそれもある。また被検
知体43が回動するにしたがって被検知体43と押釦部41と
が摺動し、被検知体43または押釦部41に摩耗が生じる原
因にもなる。
本考案は上記従来の課題を解決するものであり、回動
移動する被検知体が当たったときに、押釦部に横荷重が
生じるのを防止して、押釦部の摺動抵抗の増大や各部の
摩耗を防止できるようにしたスイッチ支持装置を提供す
ることを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
本考案によるスイッチ支持装置は、スイッチ本体がシ
ャーシに支持され、このスイッチ本体から突出する押釦
部が、回動移動する被検知体に押されて作動するように
なっており且つ、前記スイッチ本体はその押釦部に被検
知体が当たったときにこの被検知体の回動に追従して傾
斜できるように支持されて成るものである。
〔作用〕
上記手段では、被検知体が回動して押釦部に当たり、
そのまま被検知体が回動すると、この回動動作に追従し
てスイッチ本体がシャーシに対して傾斜する。よって押
釦部に横荷重が作用しなくなりあるいは作用しても軽減
され、押釦部の摺動抵抗の増大や摩耗が防止でき、また
動作不良も防止できるようになる。また押釦部と被検知
体との間の摩耗も防止できる。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面によって説明する。
第1図は本考案によるスイッチ支持装置が搭載されて
いる装置の一例として車載用表示装置を示す斜視図、第
2図(A)(B)はスイッチ支持装置を動作別に示す断
面図、第3図は車載用表示装置の縦断面図である。
第1図において、符号1は車室内のインストルメント
パネル、2はフロントガラスである。
符号10は車載用表示装置である。この車載用表示装置
10のシャーシ11は、インストルメントパネル1の上面に
埋め込まれており、シャーシ11の上辺11aがインストル
メントパネル1の上面1aとほぼ一致し、また前辺11bが
インストルメントパネル1の前面1bとほぼ一致してい
る。シャーシ11はその上面から前面にかけて開口部Aと
なっている。符号12は上記開口部Aを覆うカバートップ
であり、13は液晶ディスプレイを備えた表示部材であ
る。この表示部材13の前面が表示面13aとなっている。
前記カバートップ12の両側部には支持アーム12aが一体
に形成されている。第3図に示すように、この支持アー
ム12aの基端部12bはシャーシ11に設けられた支持軸14に
回動自在に支持されている。よってカバートップ12はこ
の支持軸14を中心として回動する(回動軌跡はαで示
す)。この回動軌跡αにおいて、第3図にて実線で示し
ている姿勢は、カバートップ12が開口部Aを完全に覆っ
ている状態である。また第3図において鎖線で示してい
る姿勢は、カバートップ12がシャーシ11に対して立ち上
がった状態である。
一方、前記表示部材13はその両側部が支持軸16により
シャーシ11に対して回動支持されている。この支持軸16
は、前記カバートップ12の支持軸14よりも図示左側に位
置している。すなわち開放状態のカバートップ12に対
し、表示部材13の支持軸16は、カバートップ12の支持軸
14よりも接近した位置に配置されている。この表示装置
13の回動軌跡はβで示している。この回動軌跡βはカバ
ートップ12の回動軌跡αと相違している。
第3図に示すように、カバートップ12の内面にはガイ
ド溝12cが形成されており、表示部材13の後部上端に設
けられたピン状の突起13bがこのガイド溝12c内に摺動自
在に挿入されている。カバートップ12と表示部材13は、
上記ガイド溝12cと突起13bとによって互いに連結されて
いる。前述のようにカバートップ12の回動軌跡αと表示
部材13の回動軌跡βとは相違しているため、カバートッ
プ12と表示部材13とが第2図において実線状態から鎖線
状態の間を移動するとき、前記突起13bがガイド溝12cを
摺動して、カバートップ12と表示部材13とが相対移動す
る。
第1図に示すように、シャーシ11内にはモータMなら
びに減速ギヤなどの機構が配置されており、前記表示部
材13が、第3図において実線の姿勢から鎖線で示す姿勢
までの間を動力駆動されるようになっている。そしてカ
バートップ12は上記表示部材13の回動動作に追従して回
動するようになっている。また、第1図に示すモータM
などの内部機構は適当なカバーによって隠されている。
なおモータMによってカバートップ12と表示部材13の双
方を回動駆動してもよい。この場合カバートップ12の回
動角度と表示部材13の回動角度が相違しているので、両
者の駆動角度の違いはギヤ比などにより調整される。ま
た、カバートップ12がモータMにより駆動され、表示部
材13がこれに追従する構造でもよい。
第1図ならびに第3図に示すように、この車載用表示
装置には、キーボード21が設けられている。このキーボ
ード21の両側部は回動アーム22に支持されている。また
回動アーム22はシャーシ11の両側壁の内面に設けられた
軸23によって回動自在に支持されている。その結果、キ
ーボード21ならびに回動アーム22は第3図において実線
で示すように、シャーシ11内に収納できるようになる。
この収納された状態では、収納状態の表示部材13がキー
ボード21の上方に重ねられた状態となる。またキーボー
ド21ならびに回動アーム22をシャーシ11の外部に回動さ
せると、第1図に示す姿勢となる。
またシャーシ11の底部にはプッシュロックスイッチ30
が設けられている。このプッシュロックスイッチ30の本
体ケース30aから上方へは押釦部31が突出している。第
3図に示すように、この押釦部31はシャーシ11内に収納
された前記キーボード21に押される位置にある。この押
釦部31を本体ケース30a内に押しこむと内部のスイッチ
回路がONとなるとともに押釦部31が押し込まれた状態で
ロックされる。この状態から押釦部31が押されると、前
記ロックが解除されて、内蔵スプリングにより押釦部31
が突出させられると共にスイッチ回路がOFFとなる。
第2図(A)(B)に示すように、前記本体ケース30
aは、支持ピン18を支点としてγ方向へ傾斜自在に支持
されている。この支持ピン18はシャーシ11から下方に突
出するブラケット11cに設けられているものである。シ
ャーシ11の下側にはガイド枠33が固定されて、スイッチ
の本体ケース30aの上部がこのガイド枠33内に挿入され
ている。ガイド枠33の内部は第2図の左右方向に長穴と
なっており、本体ケース30aは、上記ガイド枠33内にて
γ方向へ倒れることができるように案内されている。ガ
イド枠33の左右両内壁33aと33bは本体ケース33aに対す
るストッパとなっている。第2図(B)に示すように、
本体ケース30aの上部がガイド枠33の右内壁33aに当たっ
ているとき、プッシュロックスイッチ30はシャーシ11に
対してほぼ垂直な姿勢(O−O線上)に位置する。また
第2図(A)に示すように本体ケース30aの上部がガイ
ド枠33の左内壁33bに当たっているとき、シャーシ11に
対する垂直線(O−O)に対してプッシュロックスイッ
チ30は左方向へγの角度だけ傾く。また本体ケース30a
の右側面とガイド枠33との間にはスプリング34が介在し
ており、このスプリング33の付勢力によりプッシュロッ
クスイッチ30は第2図(A)の姿勢は常に付勢されてい
る。すなわち第1図に示すように、キーボード21がシャ
ーシ11内から取り出されているときには、プッシュロッ
クスイッチ30の押釦部31は、図の左方向すなわち第1図
における表示部材13の方向へ常に傾けられていることに
なる。
次に、上記プッシュロックスイッチ30の検知動作につ
いて説明する。
カバートップ12が開いている状態のとき、第3図に実
線で示すようにシャーシ11内に収納されているキートッ
プ21を押すと、押しこめられていた押釦部31のロックが
外れ、内蔵スプリングにより押釦部31が突出してキーボ
ード21が浮き上がる。よってキーボード21を指で保持し
て第1図に示すように外部に取り出せるようになる。上
記のように押釦部31が突出して、スイッチ回路がOFFに
なったときにはモータMが駆動されず、カバートップ12
ならびに表示部材13が閉じることのないように機器のモ
ードが設定される。
次に、キーボード21をシャーシ内に収納させるときに
は、キーボード21を軸23を中心としてシャーシ内方へ回
動させることになるが、このとき、まず第2図(A)に
示すように、キーボード21の背面がプッシュロックスイ
ッチ30の押釦部31の上端に当たる。キーボード21は軸23
を中心として回動するため、さらにキーボード21を指で
押すと、押釦部31に回動接線方向の力Fが作用する。そ
のままキーボード21を押しこむと、上記力Fによりプッ
シュロックスイッチ30は時計方向へ回動させられる。そ
して押釦部31がキーボード21により完全に押しこまれた
ときあるいはその前の段階で、第2図(B)に示すよう
に、プッシュロックスイチ30の本体ケース30aがガイド
枠33の右内側壁33aに当たり、スイッチはシャーシ11の
垂直線O−Oとほぼ一致する。そして押釦部31がロック
され、スイッチ回路がONとなる。このON信号によりカバ
ートップ12ならびに表示部材13が収納方向へ回動できる
モードとなる。
このように、キーボード21が回動する間、押釦部31が
キーボード21に追従して回動するため、押釦部31に不要
な横荷重が作用せず摺動抵抗の増大などを防止できるよ
うになる。また押釦部31と本体ケース30aとの間の摩擦
による損傷なども生じなくなる。さらに押釦部31とキー
ボード21との間の摺動が生じなくなり、両者の摩耗が生
じなくなる。
なお、図の実施例では、本考案のスイッチ支持装置が
車載用表示装置に搭載されている例を示しているが、他
の機器にも搭載することが可能である。またプッシュロ
ックスイッチでなく通常の押釦式スイッチにも実施可能
である。
〔効果〕
以上のように本考案によれば、被検知体が回動移動す
る場合において、この回動軌跡により押釦部が押された
ときに押釦部に横荷重が左右することが防止でき、押釦
部の摺動摩擦などが生じなくなる。また押釦部の動作も
スムーズになる。さらに押釦部と被検知体の摺動による
摩耗も生じなくなる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すものであり、第1図は本考
案によるスイッチ支持装置を搭載した車載用表示装置が
車室内のインストルメントパネルに設置された状態を示
す斜視図、第2図(A)(B)はスイッチ支持装置を動
作別に示す断面図、第3図は車載用表示装置の縦断面
図、第4図は従来のスイッチ支持装置を示す側面図であ
る。 1……インストルメントパネル、2……フロントガラ
ス、10……車載用表示装置、11……シャーシ、12……カ
バートップ、13……表示部材、21……被検知体となるキ
ーボード、30……プッシュロックスイチ、30a……本体
ケース、31……押釦部、33……ガイド枠、34……スプリ
ング。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭56−63507(JP,A) 特開 平1−232625(JP,A) 実開 昭47−25769(JP,U) 実開 昭50−109867(JP,U) 実開 昭51−66781(JP,U) 実開 昭55−89222(JP,U) 実開 昭57−72353(JP,U) 実開 昭58−66525(JP,U) 実開 昭59−18642(JP,U) 実開 昭60−98220(JP,U) 実公 昭49−12745(JP,Y1)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】スイッチ本体がシャーシに支持され、この
    スイッチ本体から突出する押釦部が、回動移動する被検
    知体に押されて作動するようになっており且つ、前記ス
    イッチ本体はその押釦部に被検知体が当たったときにこ
    の被検知体の回動に追従して傾斜できるように支持され
    て成るスイッチ支持装置
JP868590U 1990-01-31 1990-01-31 スイッチ支持装置 Expired - Lifetime JPH089857Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP868590U JPH089857Y2 (ja) 1990-01-31 1990-01-31 スイッチ支持装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP868590U JPH089857Y2 (ja) 1990-01-31 1990-01-31 スイッチ支持装置

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JPH0399673U JPH0399673U (ja) 1991-10-18
JPH089857Y2 true JPH089857Y2 (ja) 1996-03-21

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ID=31512307

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JP868590U Expired - Lifetime JPH089857Y2 (ja) 1990-01-31 1990-01-31 スイッチ支持装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4660695B2 (ja) * 2005-11-25 2011-03-30 株式会社オーシマ・デザイン設計 舗石ブロック

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JPH0399673U (ja) 1991-10-18

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