JP2698441B2 - ディスクドライブ装置 - Google Patents

ディスクドライブ装置

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JP2698441B2
JP2698441B2 JP1181991A JP18199189A JP2698441B2 JP 2698441 B2 JP2698441 B2 JP 2698441B2 JP 1181991 A JP1181991 A JP 1181991A JP 18199189 A JP18199189 A JP 18199189A JP 2698441 B2 JP2698441 B2 JP 2698441B2
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Description

【発明の詳細な説明】 以下の順序で本発明を説明する。
A.産業上の利用分野 B.発明の概要 C.従来の技術 D.発明が解決しようとする課題 E.課題を解決するための手段 F.作用 G.実施例 G1.ディスクドライブ装置の概略構成 G2.ディスクローディング機構の構成 G3.ヘッドローディング機構の構成 G4.その他の構成 G5.実施例の作用 H.発明の効果 A.産業上の利用分野 本発明はディスクローディング用のモータを使用して
ヘッドローディングを行なうことができるようにしたデ
ィスクドライブ装置に関し、特に記録媒体としてのディ
スクに磁気ヘッドが接触したままの状態で長時間放置さ
れることにより起るディスクや磁気ヘッドのダメージを
ディスクローディング用のモータを使用することにより
確実、かつ容易に防止できることができるようにしたも
のである。
B.発明の概要 本発明は、カートリッジホルダにディスクカートリッ
ジを挿入すると、該ティスクカートリッジのシャッタが
自動的に開かれると共に、ディスクローディング用のモ
ータが回転し、該モータの回転がディスクローディング
機構によってローディングプレートのリニアスライド運
動に変換され、該ローディングプレートがホルダ下降位
置まで移動してきたときに(以下復動という)カートリ
ッジホルダが下降して、該カートリッジホルダ内のディ
スクカートリッジのディスクがスピンドル上にセットさ
れ、しかるのち、該ディスクに記録されている信号を読
み取る磁気ヘッドがヘッドローディング機構によりディ
スク側に移動してきて、該ヘッドがディスクの信号記録
面に接触するようになっているディスクドライブ装置に
おいて、 前記ヘッドローディング機構の操作を、ディスクロー
ディング終了後におけるディスクローディング用のモー
タの回転で行なう構成とすることにより、 ディスクへの磁気のヘッドの接離、つまりヘッドロー
ディング、アンローディングをヘッドローディング機構
専用のモータや形状記憶合金等を使用せずに行うことが
できるようにて、部品点数の削減や消費電力の低減を図
ることができるようにしたものである。
C.従来の技術 ディスクドライブ装置は一般に第12図〜13図に示した
ように、カートリッジホルダ101にディスクカートリッ
ジ102を挿入すると、該ディスクカートリッジ102のシャ
ッタ103が前記カートリッジホルダ101の上面に設けたシ
ャッタ開閉アーム104によって自動的に開かれると共
に、ローディング用のモータ105が駆動し、該モータ105
の回転がローディングプレート駆動機構106によってロ
ーディングプレート107のリニアスライド運動に変換さ
れ、ローディングプレート17が一方向(矢印方向)にス
ライド(復動)すると、該ローディングプレート107に
設けたホルダ昇降用の傾斜面108及びコイルスプリング1
09のばね力によってカートリッジホルダ101が下降し、
該カートリッジホルダ101内のディスクカートリッジ102
のディスク110がスピンドル111上にセットされると共
に、ヘッドローディング機構112により前記ディスク110
側に磁気ヘッド113,114が移動してきて、これら磁気ヘ
ッド113,114がディスク110の信号記録面としての上,下
面に接触するようになっている。
そして、前記磁気ヘッド113,114をヘッドキャリッジ1
15でディスク110の内周側に移動させながら、記録再生
を行なうようになっている。
上記従来のディスクドライブ装置において、ヘッドロ
ーディング機構112によるヘッドローディング、アンロ
ーディング操作は、これ専用のモータを使用したり或は
形状記憶合金を使用することにより行なわれていた。
D.発明が解決しようとする課題 ところで上記従来のヘッドローディング機構に専用の
モータを使用したり、形状記憶合金を使用したディスク
ドライブ装置には次に述べるような問題点があった。
(1)前者のヘッドローディング機構専用モータを使用
するものは、そのぶんコストが高くなり、またそのため
に比較的大きな設置スペースを必要とする。
(2)後者の形状記憶合金を使用するものは、その性質
上、消費電力が大となるのみならず耐久性に乏しい。ま
た、形状記憶合金に通電、加熱し、これを変形させて、
その力で磁気ヘッドをディスクに接離させるので応答性
が悪い。
本発明はヘッドローディング機構専用のモータや形状
記憶合金を使用する変わりに、ディスクローディング用
のモータを使用し、該ディスクローディング用のモータ
の回転力でヘッドローディング機構を操作して、磁気ヘ
ッドをディスクに接離させる構成とすることにより上記
従来の問題点を解決できるようにしたものである。
E.課題を解決するための手段 ディスクローディング用のモータの回転をローディン
グプレートのリニアスライド運動に代えて、該ローディ
ングプレートを往復運動させることによりカートリッジ
ホルダを昇降させてディスクローディングとアンローデ
ィングを行なうディスクローディング機構と、該ディス
クローディング機構によってスピンドル上にセットされ
たディスクの信号記録面に磁気ヘッドを強制的に接離さ
せるヘッドローディング機構とを備えたディスクドライ
ブ装置において、 前記、ディスクローディング機構を、ディスクローデ
ィング用のモータにより軸部を中心にして、その周囲を
所定の角度回転するローディングプレート駆動ピンと、
該ローディングプレート駆動ピンを嵌合する長孔を有
し、該長孔で前記ローディングプレート駆動ピンの基準
位置(0゜)から所定の角度例えば略180゜までの回転
をローディングプレートのリニアスライド運動に代え
て、該ローディングプレートをカートリッジホルダ上
昇、下降位置に往復移動させるローディングプレート駆
動操作板とで構成すると共に、ヘッドローディング機構
を、前記ローディングプレート駆動ピンが180゜よりも
回転したときに、該ピンにより押圧されて変位するダイ
ナミックヘッド駆動操作板と、該ヘッド駆動操作板の変
位によって回動して、磁気ヘッドをディスクの信号記録
面に接離させるヘッドローディング部材とで構成した。
F.作用 ディスクローディング用のモータの回転はディスクロ
ーディングとヘッドローディングの双方に利用され、デ
ィスクローディングを終了したのちは、前記モータの回
転力はヘッドローディング機構の操作に利用されて、磁
気ヘッドをディスクに接離される。
G.実施例 次に本発明のディスクドライブ装置を図面を参照して
説明する。
G1.ディスクドライブ装置の概略構成 第1〜2図は本発明のディスクドライブ装置のカート
リッジホルダを取外した状態の斜視図であり、このディ
スクドライブ装置1は、ディスクローディング用のモー
タ2と、該モータ2の回転をローディングプレート3の
リニアスライド運動に代えて、該ローディングプレート
3を往復動させることによりカートリッジホルダ4を昇
降させてディスクローディングとアンローディングを行
なうディスクローディング機構5と、該ディスクローデ
ィング機構5によってスピンドル6上にセットされたデ
ィスク7の信号記録面としての上,下面に上,下の磁気
ヘッド8,9を接離させるヘッドローディング機構10を備
えている。
そして、前記カートリッジホルダ4にディスクカート
リッジ11を挿入すると、該ディスクカートリッジ11のシ
ャッタ12がカートリッジホルダ4の上面に設けたシャッ
タ開閉アーム12によって自動的に開かれると共に、前記
ディスクローディング用のモータ2のスイッチが入って
回転し、該モータ2の回転がディスクローディング機構
5によってローディングプレート3のリニアスライド運
動に変換され、該ローディングプレート3がホルダ下降
位置まで移動してきたときにカートリッジホルダ4が下
降して、該カートリッジホルダ4内のディスクカートリ
ッジ11のディスク7がスピンドル6上にセットされる。
そして、前記ディスクローディング用のモータ2が継
続して回転すると、該モータ2の回転により前記ヘッド
ローディング機構10が操作され、該ヘッドローディング
機構10の上部ヘッド操作杆14と下部ヘッド操作杆15と
が、その開き角度を閉じるように互いに逆方向に回動
し、これら上,下ヘッド操作杆14,15の先端部に設けた
上,下のローディング規制ピン16,17が上,下の磁気ヘ
ッド8,9の略中間部まで移動してきて、これら上,下の
ローディング規制ピン16,17による規制を解除された
上,下の磁気ヘッド8,9は互いに接近する方向に移動
し、これら上,下の磁気ヘッド8,9がディスク7の上,
下面に接触するようになっている。
G2.ディスクローディング機構の構成 ディスクローディング機構5は前述したように、ディ
スクローディング用のモータ2の回転をローディングプ
レート3のリニアスライド運動に代えて、該ローディン
グプレート3を往復運動させることによりカートリッジ
ホルダ4を昇降させてディスクローディングとアンロー
ディングを行なうものである。
このディスクローディング機構5は第3〜11図に示し
たように、前記ディスクローディング用のモータ2によ
り軸部18を中心にして、その周囲を所定の角度(略215
゜)回転するローディングプレート駆動ピン19と、該ロ
ーディングプレート駆動ピン19を嵌合する長孔20を有
し、該長孔20で前記ローディングプレート駆動ピン19の
基準位置(0゜)から略180゜までの回転をローディン
グプレート3のリニアスライド運動に代えて、該ローデ
ィングプレート3をカートリッジホルダ上昇、下降位置
に往復移動させるローディングプレート駆動操作板21と
で構成されている。
前記ローディングプレート駆動ピン19はモータユニッ
ト22の内側板23から先端側を突出させた状態で駆動ギヤ
板24の一側面側の外周部に取付けられている。そして前
記モータ2でモータユニット22内に取付けられているギ
ヤ機構(図示省略)を介して駆動ギヤ板24を回転させる
とローディグプレート駆動ピン19は駆動ギヤ板24の軸部
18を中心にして、第3図に示す基準位置(0゜位置)か
ら約215゜の範囲で回転するようになっている。25はロ
ーディングプレート駆動ピン19を前記215゜の範囲で回
転させるためにモータユニット22の内側板23に形成され
た切欠部である。
また前記ローディングプレート駆動操作板21は連結ピ
ン26によってローディングプレート3の一端側に連結さ
れ、前記モータユニット22の内側板23と対向し、前記ロ
ーディングプレート駆動ピン19を長孔20内に受け入れる
ようになっている。前記長孔20はローディングプレート
駆動ピン19の回転をローディングプレート駆動操作板21
及びローディングプレート3のリニアスライド運動に変
換するためのものであり、この長孔20は、その中でロー
ディングプレート駆動ピン19が上下方向に移動できるよ
うに縦長状に作られている。そして前記ローディングプ
レート駆動ピン19が基準位置にある状態においては、ロ
ーディングプレート3はカートリッジホルダ上昇位置に
くるように、またローディングプレート駆動ピン19が基
準位置から第3図時計方向に180゜回転したときにはロ
ーディングプレート3がカートリッジホルダ下降位置に
くるように、またローディングプレート駆動ピン19が18
0゜から更に回転するときはローディングプレート3を
スライドさせることなく、後のG3の項で述べるヘッドロ
ーディング機構10のヘッド駆動操作板39のみを回動操作
させるように、長孔20の上部20aは駆動ギヤ板24の軸部1
8を中心にする円弧状に形成され、下部20bは垂直状に形
成されている。
そして前記したようにローディングプレート駆動ピン
19が基準位置にあるときは、該ピン19と共にローディン
グプレート駆動操作板21及びローディングプレート3が
カートリッジホルダ上昇位置に移動し、該ローディング
プレート3の幅方向の両側の立上片27,28の前,後端部
に設けた傾斜面29,30の上部に、カートリッジホルダ4
の幅方向の両側に設けた前後の脚片のローラ31,32が乗
り上げて、カートリッジホルダ4はコイルスプリング33
のばね力に抗して上昇し、該カートリッジホルダ4内に
収容されているディスクローディング11はシャッタ開閉
アーム13によりシャッタ12を閉じられながらカートリッ
ジホルダ4のカートリッジホルダ出入口から押出されて
くる。
また前記とは逆に、ローディングプレート駆動ピン19
が180゜回転した位置から基準位置まで戻り回転してく
ると、該ピン19と共にローディングプレート駆動操作板
21及びローディングプレート3がカートリッジホルダ下
降位置に移動してきて、該ローディングプレート3の傾
斜面29,30から脚片のローラ31,32が滑り落ちた状態にな
って、カートリッジホルダ4は下降して、該カートリッ
ジホルダ4内に収容されているディスクローディング11
内のディスク7がスピンドル6上にセットされる。そし
てスピンドル6上にディスクがセットされると次のG3
項で述べるヘッドローディング機構10により、上下の磁
気ヘッド8,9がディスク7の上下面に接触するようにな
るのである。
G3.ヘッドローディング機構の構成 ヘッドローディング機構10は前述したようにディスク
ローディングが終了し、スピンドル6上にディスク7が
セットされたのち、該ディスク7の上,下面に上、下の
磁気ヘッド8,9を接離、つまりヘッドローディング、ヘ
ッドアンローディングをさせるためのものであり、該ヘ
ッドローディング機構10は前記ローディグプレート駆動
ピン19が180゜以上回転したときに、該ピン19により押
圧されて変位するヘッド駆動操作板34と、該ヘッド駆動
操作板34の変位によって回動して、前記上,下の磁気ヘ
ッド8,9をディスク7の上,下面に接離させるヘッドロ
ーディング部材35とからなっている。
前記ヘッド駆動操作板34は、第3図に示したように前
記ローディングプレート駆動操作板21の表面に重ね合わ
せた状態でその一端側が軸部材36により回動可能にロー
ディングプレート駆動操作板21に枢支されている。また
ヘッド駆動操作板34の他端側は略水平方向に伸びて前記
長孔20を横切り、その下面側がローディングプレート駆
動操作板21の表面に設けたストッパーピン37の上端に当
たり、それ以上の反時計方向の回転を阻止されるように
なっていると共に、一端側をヘッド駆動操作板34に係止
し、他端側をローディングプレート駆動操作板21に係止
されたコイルスプリング38のばね力で前記ストッパーピ
ン37に軽く押付けられるようになっている。
そして前記ローディングプレート駆動ピン19が基準位
置から180゜回転してくると、該ピン19がヘッド駆動操
作板34の下面に当たり、該ピン19が更に回転するとヘッ
ド駆動操作板34の一端側が押上げられ、該ヘッド駆動操
作板34は軸部材36を中心にして時計方向に回動し、該ヘ
ッド駆動操作板34の上端側に設けた傾斜面39でヘッドロ
ーディング部材35の回転操作部40を回転操作するように
なっている。そして、前記回転操作部40を回転操作する
と、前述したように上部ヘッド操作杆14と下部ヘッド操
作杆15とが、その開き角度を閉じるように互いに逆方向
に回動し、これら上,下ヘッド操作杆14,15の先端部に
設けた上,下のローディング規制ピン16,17が互いに水
平方向に重なり合うように回動していき、今迄、これら
上,下のヘッドローディング規制ピン16,17に当接し
て、略水平に真っすぐに伸びた状態になって板ばね製の
上,下一対のヘッド支持用の片持ばり41,42が互いに接
近するように屈曲した状態となり、(上下ヘッド支持用
の片持ばり41,42は予め、そのように屈曲されてい
る。)これら上,下の片持ばり41,42の先端に取付けら
れている上,下の磁気ヘッド8,9がスピンドル6上にセ
ットされているディスク7の上,下面に軽く接触するの
である。
なお前記上部ヘッド操作杆14は第2図に示したよう
に、先端部を略直角に折曲げた所謂鉤形に作られてい
て、先端部に略水平に上部ローディング規制ピン16が取
付けられている。そしてその他端部が上部ヘッドローデ
ィング軸43の一端部に取付けられていて、該上部ヘッド
ローディング軸43は軸受44(第4図参照)によりヘッド
ローディングシャーシ45に回転可能に取付けられてい
る。そして、前記上部ヘッドローディング軸43の他端部
はヘッドローディングシャーシ45を貫通して、該ヘッド
ローディングシャーシ45の一側面(前記ヘッド駆動操作
板34と対向する面)側に突出していて、該上部ヘッドロ
ーディング軸43の他端部が後述するうコネクタとしての
回転操作部40を介して前記ヘッド駆動操作板34で回動操
作されるようになっている。また下部ヘッド操作杆15も
前記上部ヘッド操作杆14と同様に先端部を略直角に折曲
げた鉤形に作られていて、その先端部に略水平に下部ロ
ーディング規制ピン17が取付けられている。そしてその
中央部が下部ヘッドローディング軸47で前記ヘッドロー
ディングシャーシ45に回転可能に支持されていると共
に、他端部にはコイルスプリング48の一端部が係止さ
れ、該コイルスプリング48の他端部はヘッドローディン
グシャーシ45に係止されていて、該コイルスプリング48
のばね力(収縮力)により、下部ヘッド操作杆15は第3
図反時計方向の回動力を付与され、ヘッドローディング
シャーシ45に設けたストッパー49に当接している。そし
て、この状態の下で下部ローディング規制ピン17に前記
下方のヘッド支持用の片持ばり42が当たると、該片持ば
り42は真っ直ぐに伸ばされた状態になるのである。
また前記上部ヘッドローディング軸43と下部ヘッドロ
ーディング軸47には互いに噛合する一対のギヤ50,51が
取付けられていて、前記コイルスプリング48のばね力で
下部ヘッド操作杆15が反時計方向に回動すると、前記一
対のギヤ50,51を介して上部ヘッド操作杆14は時計方向
に回動し、下部ヘッド操作杆15が前記ストッパー49に当
接して、その回動を阻止されると、上部ヘッド操作杆15
の回動も自づと阻止され、これら上下のヘッド操作杆1
4,15は所定の開き角度をもって開いた状態になる。この
状態の下で上部ローディング規制ピ16に前記上方のヘッ
ド支持用の片持ばり41が当たると、該片持ばり41は前記
下方の片持ばり42と同様に真っすぐに伸ばされた状態に
なるのである。
そして、この状態からコイルスプリグ48のばね力に抗
して下部ヘッド操作杆15が第3図時計方向に回動すると
一対のギヤ50,51によって上部ヘッド操作杆15は反時計
方向に回動し、これら上,下のヘッド操作杆14,15の先
端部に設けた上,下のローディング規制ピン16,17は互
いに重なり合う方向に回動するのでこれら上,下のロー
ディング規制ピン16,17により今迄、強制的に真っ直ぐ
に伸ばされていた上,下の片持ばり41,42は本来の折曲
状態に戻り、これら片持ばり41,42の先端に取付けられ
ている上,下の磁気ヘッド8,9がスピンドル6上にセッ
トされているディスク7の上,下面に軽く接触すること
になるのである。
そして、前記したようにコイルスプリング48のばね力
に抗して上,下のヘッド操作杆14,15を互いに開き角度
が閉じるように回動させるのが前記上部ヘッドローディ
ング軸43の一端部に取付けられたヘッドローディングジ
ョイントとしての回転操作部40である。
この回転操作部40は第4図に示したように上部ヘッド
ローディング軸43の一端側に締付ねじ52により固定的
(該軸43と共に回転するように)に取付けられた固定側
ジョイント部材53と、該固定側ジョイント部材53の一側
面に重ね合わせた状態で軸受54により前記上部ヘッドロ
ーディング軸43に回転可能に取付けられている回転側ジ
ョイント部材55と、該回転側ジョイント部材55の一側面
に設けた突部56を前記固定側ジョイント部材53の外周面
に設けた突部57に圧接させている棒ばね材58とからなっ
ていて、該棒ばね材58を撓ませることにより固定側ジョ
イント部材53と回転側ジョイント部材55とは相対回動す
るようになっている。そして、この回転操作部40は前記
固定側ジョイント部材53の突部57をヘッドローディング
シャーシ45の一側面に設けたピン59の上面に当接させ、
かつ前記回転側ジョイント部材55の一側面に設けた軸部
60が前記ヘッド駆動操作板34の上面側に位置するように
上部ヘッドローディング軸43に取付けられている。
そして、前記したように、ローディングプレート駆動
ピン19が180゜以上回転して、これにより、ヘッド駆動
操作板34が軸部材36を中心にして回動すると、該ヘッド
駆動操作部34の上端側に設けた傾斜面39で軸部60が押上
げられて回転操作部40の回転側ジョイント部材55が回動
し、該回転側ジョイント部材55の回動は上記ヘッドロー
ディング軸43を介して上部ヘッド操作杆14を第3図反時
計方向に回動させると共に、ギヤ50,51を介して下部ヘ
ッド操作板15を時計方向に回動させて、これら上,下の
ヘッド操作杆14,15の先端に取付けられている上,下の
ローディング規制ピン16,17を接近させ、互いに重ね合
わせた状態にするものである。
G4.その他の構成(磁気ヘッド支持機構の構成) 磁気ヘッド支持機構とは上,下の磁気ヘッド8,9をヘ
ッドキャリッジ61に取付けるものであり、該磁気ヘッド
支持機構62は第3図に示したように上部の磁気ヘッド8
を先端に取付けた上部片持ばり41と、該上部片持ばり41
を支持している上部片持ばり支持部材63と、該上部片持
ばり支持部材63を押上げて、上部片持ばり41の先端に取
付けられている上部の磁気ヘッド8をディスク7の上面
から離間させる上部片持ばり支持部材操作体64及び下部
の磁気ヘッド9を先端に取付けた下部片持ばり42とで構
成されている。
前記上部片持ばり41はばね定数の小さい板ばねで三角
形状に作られていて、その先端側が下方に向けて傾斜状
に折曲げらてれいる。また上部片持ばり支持部材63は、
前記片持ばり41の他端側に一端側を取付けられた片持ば
り支持体65と、該片持ばり支持体65の他端側にねじ66で
一端側が取付けられていると共に、他端側をねじ67でヘ
ッドキャリッジ61の片持ばり支持体固定部68に取付けら
れている板ばね製の枢支板69と、前記片持ばり支持体固
定部68にねじ70,70で一端側を固着されていると共に、
他端の自由端側で前記片持ばり支持体65の上面を押圧し
て、該片持ばり支持体65をヘッドキャリッジ61に設けた
ストッパー突部71に押付ける板ばね72とからなってい
て、該板ばね72で片持ばり支持体65をストッパー突部71
に押付けた状態の下においては、前記上部ローディング
規制ピン16に上部片持ばり41が当たらない限り、磁気ヘ
ッド8がスピンドル6上にセットされたディスク7の上
面に軽く当たる位置にくるようになっている。
また前記上部片持ばり支持部材操作体64は前記ローデ
ィングプレート3がカートリッジホルダ上昇位置方向に
スライドしてきたときに、前記板ばね72のばね力に抗し
て、前記枢支板69を屈曲させながら片持ばり支持体65を
押上げ、該片持ばり支持体65の先端に取付けられている
上部の磁気ヘッド8が、侵入してくる(挿入されるく
る)ディスクカートリッジ11に衝突しないように、該デ
ィスクカートリッジ11の上方に磁気ヘッド8を待機させ
るためのものである。
この上部片持ばり支持部材操作体64は、第3図に示し
たように、ローディングプレート3の一側部に、該ロー
ディングプレート3のスライド方向に沿わせた状態で突
設されているレール状突部73の上面に先端のローラ74が
当接している第1アーム75と、該第1アーム75を一側部
に取付けていて、ローディンクプレート3及びレール状
突部73が往動つまりカートリッジホルダ上昇位置方向に
スライドしてきて、該レール状突部73の上面に設けた傾
斜面76に乗り上げると、枢支軸77を中心にして第3図時
計方向に回動する回動部材78と、該回動部材78に突設さ
れていて、その先端が前記片持ばり支持体65の左右両側
部に設けた左右一対のピン79,80に当接する左右一対の
第2,第3アーム81,82とからなっている。そして、前記
ローディングプレート駆動ピン19が基準位置(0゜位
置)にあり、カートリッジホルダ4が上昇している状態
においては、前記第1アーム75の先端に取付けられてい
るローラ74がレール状突部73の傾斜面76の上方に位置し
て前記第2,第3アーム81,82の先端で片持ばり支持体65
を押上げて上部の磁気ヘッド8を侵入してくるディスク
カートリッジ11の上方に待機させる。
そして前記ローディングプレート駆動ピン19が基準位
置から回動し、ローディングプレート3が移(往)動す
ると、レール状突部73の傾斜面76によって回動部材78乃
至第2,第3アーム81,82は第2図反時計方向に回動し
て、片持ばり支持体65を下降させてゆく。そしてローデ
ィングプレート駆動ピン19が略180゜回動した位置にく
ると、前記したように片持ばり支持体65は板ばね72のば
ね力でストッパー突部71に押付けられている。そして、
この状態において、上部片持ばり41は前記上部ローディ
ング規制ピン16によって略真っ直ぐに伸ばされた状態に
なるのである。
また下部片持ばり42も前記上部片持ばり41と同様に板
ばねで三角形状に作られていて、その頂角側に上部の磁
気ヘッド9が取付けられていると共に底辺側がヘッドキ
ャリッジ61に設けた下部片持ばり固定部83に取付けられ
ている。そして前記下部片持ばり42は先端側が上方に向
けて傾斜状に折曲げられていて、前記ローディングプレ
ート駆動ピン19が基準位置から180゜回動する位置まで
の範囲内にあるときは、前記下部片持ばり42は下部ロー
ディング規制ピン17に当接して、真っ直ぐに伸ばされた
状態になり、ローディングプレート駆動ピン19が180゜
以上回転して、下部ローディング規制ピン17が上部ロー
ディング規制ピン16と接近する方向に移動すると、下部
片持ばり42は本来の折曲げられた状態に戻りつつ、その
先端に取付けられている下部の磁気ヘッド9をスピンド
ル6上にセットされているディスク7の下面に軽く接触
するようになっている。
G5.実施例の作用 実施例のディスクドライブ装置は上記のような構成で
あり、カートリッジホルダ4が上昇し、前記上,下のヘ
ッド操作杆14,15が所定の角度で開いている状態の下で
カートリッジホルダ4にディスクカートリッジ11を挿入
すると、前記ディスクローディング用のモータ2のスイ
ッチ(図示省略)が自動的に入り、ローディングプレー
ト駆動ピン19が軸部18を中心にして回転し始め、これと
共に、ローディングプレート駆動操作板21及びローディ
ングプレート3がスライドし始める。
そして、ローディングプレート駆動ピン19が基準位置
から略90゜回転し、ローディングプレート3がカートリ
ッジホルダ下降位置にくるとカートリッジホルダ4は下
降し、該カートリッジホルダ4内に収容されているディ
スクカートリッジ11のディスク7がスピンドル7上にセ
ットされる。一方、ローディングプレート駆動ピン19が
更に回転してローディングプレート3が更にスライドす
ると前記ローラ74がレール状突部73の傾斜面76から下方
に向かって滑り降りていき、これにより第2,第3アーム
81,82が枢支軸77を中心にして第3図反時計方向に回転
するので、これら第2,第3アーム81,82の先端で押上げ
られていた片持ばり支持体65は板ばね72のばね力で押下
げられていく。
前記片持ばり支持体65が押下げられると、これに取付
けられている上部片持ばり41及び、その先端に取付けら
れている磁気ヘッド8も押下げられ、前記上部片持ばり
41は前記上部ローディング規制ピン16に当たり、該ピン
16で真っ直ぐに伸ばされた状態になり、その先端に取付
けられている磁気ヘッド8のそれ以下の下降は阻止され
る。
そして、ローディングプレート駆動ピン19が略180゜
回転し、ローディングプレート駆動操作板21及びローデ
ィングプレート3の移動が終了した時点において、前記
ヘッド駆動操作板34の上端側に設けた傾斜面39は回転操
作部40の回転側ジョイント部材55の軸部60の位置まで移
動してきて、これに当接する。
一方、前記、第2,第3アーム81,82の先端は片持ばり
支持体65のピン79,80から離れ、該片持ばり支持体65は
板ばね72のばね力でストッパー突部71に押付けられた状
態になっている。(この状態の下では前記したように
上,下のヘッド操作杆14,15が所定の角度で開いた状態
になっているので、下部ローディング規制ピン17により
下部片持ばり42も真っ直ぐに伸ばされた状態になってい
る。従って上,下の片持ばり41,42は互いに、真っ直ぐ
に略平行に伸びた状態になっていて、これら上,下の片
持ばり41,42の先端に取付けられている上,下の磁気ヘ
ッド8,9はスピンドル6上にセットされたディスク7の
上,下面と非接触状態になっている)。そして前記ロー
ディングプレート駆動ピン19が180゜以上回転すると、
該ピン19によりヘッド駆動操作板34が押上げられ、該ヘ
ッド駆動操作板34の傾斜面39で回転操作部40の回転側ジ
ョイント部材55の軸部60が押上げられるので、該回転側
ジョイント部材55が棒ばね材58のばね力に抗して回転
し、該回転側ジョイント部材55の回転は上部ヘッドロー
ディング軸43を介して上部のヘッド操作杆14に伝達され
ると共に前記一対のギヤ50,51を介して下部のヘッド操
作杆15に伝達され、これら上下のヘッド操作杆14,15を
互いに接近させる方向に回転させる。
従って、前記上,下のヘッド操作杆14,15の先端に取
付けられた上,下のローディング規制ピン16,17が互い
に重なり合う方向に移動し、これら上,下のローディン
グ規制ピン16,17により今迄、真っ直ぐに伸ばされてい
た上,下の片持ばり41,42は本来の姿(折曲状態)であ
る互いに接近する方法に折曲がり、これら上,下の片持
ばり41,42の先端の上,下の磁気ヘッド8,9がそれぞれ、
スピンドル6上にセットされているディスク7の上,下
に接触して、つまりローディング終了状態になり磁気ヘ
ッドによるディスクの記録再生が可能になるのである。
そして、記録再生終了後に、前記ローディングプレー
ト駆動ピン19が215゜の位置から180゜の位置まで回転し
て、ローディングプレート駆動操作板21及びローディン
グプレート3が所定の位置までの移動すると、前記ヘッ
ド駆動操作板36の傾斜面39による回転側ジョイント部材
55の軸部60の押上げが解除されるので、前記下部のヘッ
ド操作杆15に作用しているコイルスプリング48のばね
力、及び一対のギヤ50,51により、前記上,下のヘッド
操作杆14,15が所定の開き角度で開かれた状態になり、
これら上,下のヘッド操作杆14,15の先端に設けられた
上,下のローディング規制ピン16,17により、上,下の
片持ばり41,42が真っ直ぐに伸ばされた状態になり、こ
れら上,下の片持ばり41,42の先端に取付けられている
上,下の磁気ヘッド8,9はスピンドル6上にセットされ
ているディスク7の上,下面と離れた(非接触)状態と
なる。
前記ローディングプレート駆動ピン19が更に回転し
て、略90゜の位置にくると、ローディングプレート3に
設けたレール状突部73に傾斜面76にローラに74が乗り上
げ、回動部材78乃至第2,第3アーム81,82は押上げら
れ、片持ばり支持体65を上昇させ、該片持ばり支持体65
に支持されている上部の片持ばり41を押上げて、該上部
の片持ばり41の先端に取付けられている上部の磁気ヘッ
ド8をカートリッジホルダ4が上昇しても支障のない位
置まで上昇待機させる。これと同時にローディングプレ
ート3の両側に設けられている傾斜面29,30でカートリ
ッジホルダ4は上昇位置まで持上げられ、該カートリッ
ジホルダ4内に収容されているディスカートリッジ11は
シャッタ開閉アーム13の戻り回動によりカートリッジ出
入口から押出されることになるのである。
なおローディングプレート駆動ピン19が基準位置から
215゜の位置まで回転して、ヘッドローディングが終了
した状態、つまり上,下の磁気ヘッド8,9がディスク7
の上,下面に接触したままの状態で不使用状態が継続し
た場合には、ローディングプレート駆動ピン19を215゜
から180゜の位置まで回転させれば前記したようにヘッ
ド駆動操作杆36の傾斜面39による回転側ジョイント部材
55の軸部60の押上げが解除されるので、上,下のヘッド
操作杆14,15は所定の開き角度をもって開かれ、その先
端の上,下のローディング規制ピン16,17で上,下の片
持ばり41,42を押上げて、上,下の磁気ヘッド8,9をディ
スク7の上,下面から一時的に離すことができ、磁気ヘ
ッド8,9がディスク7の上,下面に接触したまたの状態
で長時間放置されることにより生じる磁気ヘッド8,9や
ディスク7のダメージを未然に防止することができるの
である。
なお、上記ディスクローディング用のモータ2やディ
スクローディング機構5,ヘッドローディング機構10の操
作は図示を省略した制御装置により自動的に行われる。
H.発明の効果 以上説明したように本発明は、ヘッドローディング機
構の駆動操作を、ディスクローディング終了後における
ディスクローディング用のモータの回転で行うようにし
たので次に述べるような効果がある。
(1)ヘッドローディング機構の駆動操作をモータで行
うようにしたので、形状記憶合金を使用してヘッドロー
ディング機構の操作を行うようにしたものに較べて、消
費電力を少なくし、応答性を向上させることができる。
特にヘッドローディングをディスクローディング用の
モータで行うようにしたので、ヘッドローディングにそ
れ専用のモータを使用する場合に較べてモータの数を少
なくして、低コスト化や小型化等を図ることができる。
(2)ディスクローディングを終了したのちにディスク
ローディング用のモータを連続的に回転させることによ
りヘッドローディングを行うことができ、ディスクロー
ディングとヘッドローディングをディスクローディング
用のモータで一連の動作として行うことができる。
またヘッドローディング終了後に一定の時間不使用状
態が継続した場合には、ディスクローディング用のモー
タを逆回転させることにより、磁気ヘッドをアンローデ
ィング状態にして、磁気ヘッドがディスクに接触したま
まの状態で長時間放置されることによる磁気ヘッドやデ
ィスクのダメージを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のディスクドライブ装置の斜視図、第2
図はカートリッジホルダを取外した状態の斜視図、第3
図は要部の分解斜視図、第4図はヘッドローディング機
構の断面図、第5図は磁気ヘッド支持機構部分の略示的
側面図、第6図はローディングプレート駆動ピンが基準
位置にある状態におけるヘッド駆動操作板部分の側面
図、第7図は第6図の状態の下における上,下のヘッド
操作杆及び上下の磁気ヘッドの位置関係を示す側面図、
第8図はローディングプレート駆動ピンが基準位置から
180゜回転した状態の下におけるヘッド駆動操作板部分
の側面図、第9図は第8図の状態の下における上,下の
ヘッド操作杆及び上,下の磁気ヘッドの位置関係を示す
側面図、第10図はローディングプレート駆動ピンが基準
位置から215゜回転した状態の下におけるヘッド駆動操
作板部分の側面図、第11図は第10図の状態の下における
上,下のヘッド操作杆及び上,下の磁気ヘッドの位置関
係を示す側面図、第12図は従来例の斜視図、第13図は従
来例の側面図である。 1……ディスクドライブ装置、2……ディスクローディ
ング用のモータ、3……ローディングプレート、4……
カートリッジホルダ、5……ディスクローディング機
構、6……スピンドル、7……ディスク、8,9……上,
下の磁気ヘッド、10……ヘッドローディング機構、18…
…軸部、19……ローディングプレート駆動ピン、20……
長孔、21……ローディングプレート駆動操作板、34……
ヘッド駆動操作板、35……ローディング部材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高宮 徹 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソ ニー株式会社内 (72)発明者 三好 宏 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソ ニー株式会社内 (72)発明者 伊藤 修 東京都品川区北品川6丁目5番6号 ソ ニー・マグネ・プロダクツ株式会社内 (72)発明者 大森 清 東京都品川区北品川6丁目5番6号 ソ ニー・マグネ・プロダクツ株式会社内

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディスクローディング用のモータの回転を
    ローディングプレートのリニアスライド運動に代えて、
    該ローディングプレートを往復運動させることによりカ
    ートリッジホルダを昇降させてディスクローディングと
    アンローディングを行なうディスクローディング機構
    と、該ディスクローディング機構によってスピンドル上
    にセットされたディスクの信号記録面に磁気ヘッドを強
    制的に接離させるヘッドローディング機構とを備えてい
    て、 前記ディスクローディング機構は、ディスクローディン
    グ用のモータにより軸部を中心にして、その周囲を所定
    の角度回転するローディングプレート駆動ピンと、該ロ
    ーディングプレート駆動ピンを嵌合する長孔を有し、該
    長孔で前記ローディングプレート駆動ピンの基準位置か
    ら所定の角度までの回転をローディングプレートのリニ
    アスライド運動に代えて、該ローディングプレートをカ
    ートリッジホルダ上昇、下降位置に往復移動させるロー
    ディングプレート駆動操作板とで構成されていると共
    に、 前記ヘッドローディング機構は、前記ローディングプレ
    ート駆動ピンが前記所定の角度以上回転したときに、該
    ピンにより押圧されて変位するヘッド駆動操作板と、該
    ヘッド駆動操作板の変位によって回動して、磁気ヘッド
    をディスクの信号記録面に接離させるダイナミックヘッ
    ドローディング部材とで構成されている ことを特徴とするディスクドライブ装置。
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