JP3226024B2 - 高度の耐摩耗性を有する起毛人工皮革 - Google Patents
高度の耐摩耗性を有する起毛人工皮革Info
- Publication number
- JP3226024B2 JP3226024B2 JP03354998A JP3354998A JP3226024B2 JP 3226024 B2 JP3226024 B2 JP 3226024B2 JP 03354998 A JP03354998 A JP 03354998A JP 3354998 A JP3354998 A JP 3354998A JP 3226024 B2 JP3226024 B2 JP 3226024B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- artificial leather
- fiber
- brushed
- nonwoven sheet
- elastic body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Synthetic Leather, Interior Materials Or Flexible Sheet Materials (AREA)
- Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
- Nonwoven Fabrics (AREA)
- Treatment Of Fiber Materials (AREA)
Description
する起毛人工皮革に関する。より詳しくは高度の耐摩耗
性を有することにより、家具、カーシート用途分野に好
適に使用できる起毛人工皮革に関するものである。
状物に各種の高分子弾性体を含浸付与して人工皮革を得
ることは一般に広く知られており、表面の極細繊維が毛
羽立てられたスエード調乃至ヌバック調の起毛人工皮革
は、コート、スカート、ジャケット等の衣料分野のみな
らず靴、鞄、家具、カーシート等の非衣料分野にも広く
用いられている。これらの起毛人工皮革は、その表面の
天然皮革に近似した高級感及び、ライティング効果を得
るために、単糸デニールが0.5デニール以下の極細繊
維を用いることが必須とされている。そして、その極細
繊維の素材は多くがポリエチレンテレフタレートに代表
されるポリエステル、ナイロン6やナイロン66などの
ポリアミド、及びポリアクリルニトリルが好適に使用さ
れている。しかしながら、0.5デニール以下という極
細単糸の細さ故に、耐摩耗性に劣るという欠点を有して
いる。
野の様な耐久性の求められる用途で、長期間使用し続け
ると耐摩耗性が問題になり、表面毛羽が脱落し、いわゆ
る「テカリ」や「ハゲ」状になり易い。又、濃色の発色
性も得難く、耐光性も十分とは言えず、カーシートの様
な高温環境に曝される場合は特に問題となり易い。例え
ば、特開平5−78986号公報にはメルトブロー法で
得られた平均繊維径0.1〜6μmの極細繊維が相互に
絡み合って構成された不織布に高分子弾性体を含浸付与
する際に、裏面層側よりも表面層側に多く分布するよう
にすることで、極細繊維の把持力を強化して耐摩耗性に
優れたヌバック調人工皮革が開示されている。しかし、
この場合極細繊維が高分子弾性体に強固に接着されるこ
とになり、天然皮革様の柔軟な風合いを得にくい。
剤溶解性の異なる2種類の高分子物質からなる混合繊維
の不織布に高分子弾性体を含浸付与する際、混合繊維の
一成分を溶剤で抽出して極細繊維を発生させる前か、あ
るいは後に2段に分けて含浸付与することにより、極細
繊維と高分子弾性体の接着をコントロールして柔軟な風
合いを得つつ、極細繊維の脱毛を少なくする改良方法が
開示されている。一方、特開平3ー137281号公
報、特開平6−316877号公報には単糸繊度が0.
5デニール以下の極細短繊維のシートを編織物と交絡一
体化した不織シート状物にポリウレタン弾性体のDMF
溶液を含浸して乾式凝固するか、水系ポリウレタンエマ
ルジョンを含浸付与して乾燥して乾式凝固した後、表面
をサンドペーパーで毛羽立てられている人工皮革が開示
されている。
弾性体の接着が強固になり、有る程度繊維脱落が抑制さ
れるが、人工皮革の風合いが硬くなるという欠点を有し
ている。 柔軟な風合い得ようとして高分子弾性体の含
浸付与量を少なくすれば、耐摩耗性も低下する問題を有
している。以上の様に、従来に起毛人工皮革は天然スエ
ード様の高級感のある表面品位と柔軟な風合いを有しな
がら、且つ、家具、カーシートの用途で長期的に使用す
る場合にも耐え得る耐摩耗性を十分に備えているとは言
い難い。。
従来の人工皮革を家具、カーシート等のインテリア分野
に使用する際の欠点を改良し、高度の耐摩耗性を有し、
濃染性、耐光性に優れ且つ柔軟な風合いの起毛人工皮革
を提供することを目的とする。
記欠点を改良すべく鋭意検討を重ねた結果、特定のポリ
エステルポリマーからなる特定の極細繊維を人工皮革に
適用することにより、従来にない高度の耐摩耗性を有す
ることを見いだし、本発明に到達した。すなわち、本発
明は以下の通りのものである。
ール成分としてトリメチレングリコールを少なくとも8
0モル%以上含有するポリエステルポリマーからなり、
極限粘度[ηsp/ c ]が0.45〜1.2、単繊維繊度
が0.2デニール以下のポリトリメチレンテレフタレー
ト極細繊維が主体に絡み合って構成された繊維層を少な
くとも表面に有する不織シート状物と、該不織シート状
物の組織間隙に含浸付与された高分子弾性体とからな
り、前記表面が毛羽立てられてなる高度の耐摩耗性を有
する起毛人工皮革である。
たは裏面層域に織編物が一体に埋め込まれている起毛人
工皮革であり、更には、高分子弾性体が水分散型ポリウ
レタン弾性体を含浸付与して得られるものであって、該
弾性体の付着率が不織シート状物重量の3〜20wt%
である起毛人工皮革である。そして、該水分散型ポリウ
レタン弾性体が差動走査熱量計(DSC)による発熱ピ
ーク温度が200℃以上であって、該発熱ピークの発熱
量が60mj/ mg以下である起毛人工皮革である 以下に本発明につき詳細に説明する 本発明の極細繊維は、グリコール成分としてトリメチレ
ングリコールを少なくとも80モル%以上含有するポリ
トリメチレンテレフタレートであることが必要である。
としては、1,3−プロパンジオール、1,2ープロパ
ンジオール、1,1ープロパンジオール、2,2ープロ
パンジオールあるいはこれらの混合物の中から選ばれる
が、安定性の観点から1、3−プロパンジオールが特に
好ましい。トリメチレングリコールの含有比率は、グリ
コール成分の80モル%以上あることが必要である。該
含有比率が80モル%未満では、耐磨耗性、易染色性、
染色堅牢性などが低下し、本発明の目的が達成されな
い。好ましくは90モル%以上であり、更に好ましくは
95モル%以上である。
レートには、必要に応じて、本発明の効果を損なわない
範囲で、酸成分として、イソフタ−ル酸、コハク酸、ア
ジピン酸、2,6−ナフタレンジカルボン酸などや、グ
リコール成分として、エチレングリコール、1,4ーブ
タンジオール、1,6ーヘキサンジオール、ポリオキシ
アルキレングリコールなどのグリコール成分が共重合さ
れていても良い。また、必要に応じて各種の添加剤、例
えば、艶消し剤、熱安定剤、難燃剤、帯電防止剤、消泡
剤などを共重合または混合しても良い。
レートは、公知の方法により重合することができ、更
に、高重合度を得るために、固相重合法を用いることも
何ら本発明にさしつかえがなく好ましい態様である。本
発明の極細繊維は前記ポリトリメチレンテレフタレート
から従来公知の溶融紡糸法を用いてつくられる。例え
ば、特公昭62−35481号公報に開示されるような
極細マルチフィラメントを直接紡糸する方法、或いは、
特開昭53ー34218号公報開示の様にメルトブロー
法による極細繊維ウェブを得る方法、或いは特公昭61
ー36084号公報、特公昭59ー14570号公報に
見られる複合繊維等から得ることが出来る。
リマーと1種以上の他成分ポリマーからなる混合型複合
繊維、或いは繊維断面形態が積層型、分割型、楔型、芯
鞘分割型、海島型など群から選ばれ、それぞれのポリマ
ー成分が繊維長さ方向に連続している複合繊維から、前
記他成分ポリマーを溶剤乃至薬剤等により溶解或いは分
解して抽出除去するか、もしくは高圧水などの機械的な
力により剥離分割することにより本発明のポリトリメチ
レンテレフタレート極細繊維を得ることができる。その
際、他成分ポリマーとしてはポリトリメチレンテレフタ
レートポリマーと相溶性が異なるポリエチレン、ポリプ
ロピレン等のポリオレフィン類、ポリスチレン、ポリー
αーメチルスチレン、ポリビニルトルエン等の環含有ビ
ニルポリマー類、ナイロン6、ナイロン66、ナイロン
610、ナイロン612などのポリアミド類、更には易
アルカリ加水分解性を有するポリエチレングリコール共
重合ポリエステル、スルホイソフタール酸共重合ポリエ
ステル類などから適宜選択することができる。
メチレンフタレート極細繊維の相対粘度[ηsp/ c ]は
0.45〜1.2の範囲で有ることが必要である。相対
粘度[ηsp/ c ]が1.2を越えると、表面摩耗時に極
細繊維毛羽が絡み合ってピリングを起こし、逆に耐摩耗
エンド回数が低下したり、起毛タッチが粗悪になったり
して本発明に適さない。又、染色性も低下する。一方、
相対粘度[ηsp/ c ]が0.45未満だと極細繊維の単
繊維強度が著しく低下する為に、表面摩耗時に毛羽がす
り切れ調になり、「ハゲ」「テカリ」の欠点を生じ、本
発明の目的とする高度の耐磨耗性を得ることが出来な
い。本発明の好ましい極細繊維の相対粘度[ηsp/ c ]
は0.50〜1.10であり、より好ましくは0.55
〜1.0であり、更に最も好ましくは0.60〜0.9
5の範囲である。
ート極細繊維の単繊維繊度は0.2デニール以下である
ことが必要である。単繊維繊度が0.2デニールを超え
ると、起毛人工皮革の表面の品位や手触り感が粗悪にな
り良好なライティング効果も得られ無いばかりか、風合
いも硬くなる。又、耐摩耗性的にも表面起毛繊維がピリ
ングを生じ易く好ましくない。単繊維繊度は、小さいほ
ど起毛人工皮革の風合い、表面タッチ、ライティング効
果など良好となるが、あまり細くなると極細繊維の単糸
強度が極端に弱くなり、摩耗により起毛が擦り切れ易く
なる欠点を生じ好ましくてない。本発明のポリトリメチ
レンテレフタレート極細繊維の好ましい単繊維繊度は
0.001〜0.2デニールであり、更に好ましくは
0.01〜0.2デニール、最も好ましくは0.05〜
0.15デニールの範囲である。
リメチレンテレフタレート極細繊維が主体に絡み合って
構成された繊維層を少なくとも表面に有するものであ
る。該表面の繊維層はポリトリメチレンテレフタレート
極細繊維の単繊維が相互に三次元的に絡み合ってて良い
が、該単繊維が集まった繊維束同士が相互に三次元的に
からみ有っても良く、該単繊維とその繊維束が混在して
絡み合っていても良い。また、該表面の繊維層には本発
明の効果を阻害しない程度にポリトリメチレンテレフタ
レート極細繊維と異なる極細繊維を含んで絡み合って構
成されても良いが、該ポリトリメチレンテレフタレート
極細繊維の表面繊維層に於ける構成重量比率は少なくと
も50%以上、好ましくは70%以上、更に好ましくは
80%以上である。ポリトリメチレンテレフタレート極
細繊維の構成比率が50%以下になると本発明の目的と
する高度の耐摩耗性を得ることが難しい。
ながる層としては如何なる構成繊維層を用いても良い。
例えば、表面を構成するポリトリメチレンテレフタレー
ト極細繊維が主体に絡み合って構成された繊維層と同一
構成の繊維層で不織シート状物全体を構成しても良く、
或いは表面の繊維層と異なる構成繊維が絡みあった繊維
層で不織シート状物全体を構成してもよい。或いは、該
表面繊維層につながる層として、該表面繊維層で片面全
体が覆われ、且つ三次元交絡している編織物からなる層
を配置してもよく、この場合、前記編織物の下層に更に
任意の構成からなる繊維層を交絡配置して不織シート状
物としてもよい。上記の様に不織シート状物の内部層域
または裏面層域に織編物を配置し、該織編物の構成繊維
と極細繊維が絡み合って容易にはがれ無い程度に一体に
埋め込まれていることは、優れた強度物性と寸法安定性
を実現でき、極細繊維の脱落も抑制され、本発明の耐摩
耗性の向上効果が一段と顕著になり、本発明の好ましい
態様といえる。
に高分子弾性体が含浸付与されており、前記極細繊維層
の表面が毛羽立てられて高度の耐摩耗性を有する起毛人
工皮革であり、高分子弾性体としては下記のものを単独
あるいは混合してして使用可能である。即ち、本発明の
高分子弾性体としては、ポリウレタン弾性体、アクリル
ニトリルーブタジエン共重合体、スチレンーブタジエン
共重合体、ポリブタジエン、ネオプレン等の合成ゴム、
ポリアクリル酸エステルなどの弾性体が使用出来る。そ
して、不織シート状物に対する高分子弾性体の好ましい
付着率は3〜30wt%、より好ましく4〜20wt
%、更に好ましくは5〜15wt%の範囲である。
革では決して得られない高度の耐摩耗性を有し、柔軟な
起毛人工皮革を得るには上記高分子弾性体の中でポリウ
レタン弾性体が好適に使用できる。例えば、ポリオール
成分として、ポリエチレンアジペートグリコール、ポリ
ブチレンアジペートグリコールなどのポリエステルジオ
ール類、ポリエチレングリコール(PEG)、ポリプロ
ピレングリコール(PPG)、ポリトリメチレングリコ
ール(PTMG)などのポリエーテルグリコール類、ポ
リカーボネートジオール(PCG)類等が適用でき、イ
ソシアネート成分として、ジフェニルメタンー4、4’
ージイソシアネート等の芳香族イソシアネート(MD
I)、ジシクロヘキシルメタンー4、4’ージイソシア
ネート(H12−MDI)等の脂環族イソシアネート、
ヘキサメチレンイソシアネート(HMDI)等の脂肪族
ジイソシアレート等が使用でき、鎖伸長剤としてエチレ
ングリコール等のグリコール類、エチレンジアミン、
4、4’ージアミノジフェニルメタン等のジアミン類、
更には3官能のアルコール、アミン等を適宜選択するこ
とが出来る。
ネート成分及び鎖伸長剤から強制乳化重合法によって得
られる水分散型ポリウレタン弾性体が繊維の把持力が強
く、内部層域または裏面層域に織編物が一体に埋め込ま
れている不織シート状物の組織間隙に含浸付与された場
合、該水分散型ポリウレタンの付着率を3〜20%の範
囲に抑えることが可能となり、高度の耐摩耗性を有する
ととも柔軟な風合いと寸法安定性に優れた起毛人工皮革
をえることができる。この場合、水分散型ポリウレタン
弾性体の不織シート状物に対する好ましい付着率は4〜
15wt%、更に好ましくは5〜12%の範囲である。
走査熱量計(DSC)による発熱ピーク温度が200℃
以上であって、該発熱ピークの発熱量が60mj/ mg
以下である様な耐熱水性に優れる水分散型ポリウレタン
弾性体を不織シート状物の組織間隙に含浸した場合は、
更に耐摩耗性が向上すると共に、ソフトで柔軟な風合い
を有する耐熱性、耐光性に優れる起毛人工皮革を得るこ
とができる。水分散型ポリウレタン弾性体として、より
好ましくは、PPG、PTMG等のポリエーテルグリコ
ールとHMDI、H12ーMDI等から得られるポリエ
ーテル系の無黄変ポリウレタン弾性体、或いはポリカー
ボネート系の無黄変ポリウレタン弾性体がその耐熱性、
耐熱水性、耐光性の性能から好適に本発明に用いること
ができる。
耐熱性向上剤としての酸化防止剤、光安定剤等を併用す
ることも好ましい態様である。これら添加剤等は水系ポ
リウレタンの重合時に添加しても、重合完了後エマルジ
ョンの状態で添加しても、あるいは両工程で添加するこ
とも出来る。酸化防止剤としては一般的には、ヒンダー
ドアミン系、ヒンダードフェノール系、ヒドラジン系が
あるが、ヒンダードアミン系の高分子量グレードのもの
が特に優れた効果を発揮する。いずれにしても、水分散
型ポリウレタン弾性体が差動走査熱量計(DSC)によ
発熱ピーク温度が200℃以上であって、該発熱ピーク
の発熱量が60mj/ mg以下である様な場合に優れた
効果を発揮する。好ましくはDSCによる発熱ピーク温
度が215℃以上であって、該発熱ピークの発熱量が5
0mj/ mgであり、更に好ましくはDSCによる30
0℃以下で発熱ピークが現れないものがよい。
製造することが出来る。酸成分としてテレフタル酸を用
い、グリコール成分としてトリメチレングリコールを少
なくとも80モル%以上含有するポリエステルポリマー
を、例えば前述したような直接紡糸法により相対粘度
[ηsp/ c ]が0.45〜0.95、単繊維繊度が0.
05〜0.2デニールののポリトリメチレンテレフタレ
ート極細繊維を得て、20mm以下の短繊維にカットし
た後、湿式法により極細繊維ウェブとする。
して、ニードルパンチや高圧水流により交絡一体化して
得られる不織シート状物の表面をサンドペーパー等でバ
フィング処理を行う。その後、表面起毛を有する該不織
シート状物に水分散型ポリウタン弾性体のエマルジョン
を含浸して乾燥するか、DMF等の溶剤に溶解した溶液
型ポリウレタン弾性体を含浸して湿式凝固する。最後に
染色処理、制電撥水処理等の後加工をする事によって本
発明の起毛人工皮革を得ることができる。
ルトブロー法により、相対粘度[ηsp/ c ]が0.45
〜0.95、平均繊維直径と繊維密度から計算により求
めた平均繊維度が0.001〜0.05デニールのポリ
トリメチレンテレフタレート極細繊維ウェブをえる。該
極細ウェブを同様にニードルパンチ法、高圧水流による
流体交絡法による三次元的に絡み合わせることで不織シ
ート状物を得て、以引き続き前述と同じ様な方法によっ
ても得ることができる。
%以上共重合したプロックポリエーテルポリエチレンテ
レフタレートポリマー、或いはポリスチレン等を海成分
とし、前記ポリトリメチレンテレフタレートポリマーを
島成分とする海島繊維を溶融紡糸し、2〜5%の熱アル
カリ水溶液、或いはトリクロルエチレレン等でブロック
共重合エステル又はポリスチレンを溶解除去する事によ
り、相対粘度[ηsp/c ]が0.45〜1.2、単繊維
繊度が0.001〜0.2デニールのポリトリメチレン
テレフタレート極細繊維をえることができる。こうして
得た極細繊維も又20mm以下の短繊維にカット後、前
述したように直接紡糸法によって得た極細繊維と同様に
方法で本発明の起毛人工皮革を得ることが出来る。
に、20〜80mmの短繊維にカットして、公知のカー
ド法、エアーレイ法等の乾式法によって複合繊維ウェブ
を形成し、織編物を裏面層部に積層するか、又は積層せ
ずにニードルパンチ法、柱状流交絡法により三次元的に
交絡して不織布シートを得る。該不織布シートは同様に
して熱アルカリ水溶液、トリクロルエチレン等でブロッ
ク共重合エステル又はポリスチレンを溶解除去する事に
よっても、相対粘度ηsp/ c が0.45〜1.2、単繊
維繊度が0.001〜0.2デニールのポリトリメチレ
ンテレフタレート極細繊維が交絡した不織シート状物を
得ることができ、ポリウレタン弾性体の含浸前後に表面
を起毛処理する事で本発明に起毛人工皮革を得ることが
できる。
リマーを第1成分とし、ナイロン6とナイロン612の
混合ポリアミドポリマー第2成分として花びら型(7分
割)に配列した複合繊維(容量比8:2)を得た。該複
合繊維を10mmの長さにカットし、湿式法により抄造
シートを形成後、該シート2枚の間に織編物を挿入して
柱状流交絡処理等により、単繊維繊度が0.2デニール
以下のポリトリメチレンテレフタレート極細繊維とポリ
アミド極細繊維に分割すると同時に三次元的に交絡する
ことによっても本発明に起毛人工皮革を得る為に供し得
る不織シート状物を得ることが出来る。以上の様に本発
明の人工皮革を製造する方法について述べたが、本発明
はこれに限定されるものではない。
細に説明するが、それらは本発明の範囲を何ら限定する
ものではない。実施例などの説明中に用いられる各測定
値の測定方法は次の通りである。 耐摩耗性:JISーL−1096(マーチンデール
法)。 柔軟度 :JISーL1079−A法(45゜カン
チレバー法)。 相対粘度[ηsp/ c ]:純度98%以上のOークロ
ロフェノールで溶解したポリトリメチレンテレフタレー
トの希釈溶液の35℃での粘度を、同一温度で測定した
上記溶剤自体の粘度で割った値。
後のサンプル布帛の分光反射率を測定し、下記に示すク
ベルカームンク(Kubelka−Munk)の式から
K/S求め、K/Sが20以上で有れば良好な発色性を
有するとした。Rは当該染料の最大吸収波長での値を採
用した。 K/S=(1−R)2 /2R 耐光性:JISーL−0842法(カーボンアー
ク、83℃*100Hrs法)
量計(DSC;例えば、SEIKOI&E社製 DSC
200/ TG/ DTA200)を用い、サンプル重量5
〜10mgを用い、昇温速度10℃/分、空気フローで
300℃迄の昇温を行い、発現ピークの解析を行う。測
定するウレタン弾性体は水分散エマルジョンの原液を
0.75mmのアプリケータでガラス板上にコートし、
25℃の室温下20時間乾燥しフィルムを作成する。次
いで130℃の熱風乾燥機内に上記フィルムをガラス板
ごと入れ20分間熱処理する。ガラス板よりポリウレタ
ンフィルムを剥がし、130℃の熱水中で20分間処理
した後、80℃で15分の処理を行い水洗後風乾したも
のを用いる 製品の耐熱性:得られた人工皮革を110℃で10
0時間熱処理した前後での風合いの変化をカンチレバー
にて評価。熱処理により風合いが硬くなったものを×と
し、風合いの変化が全く無いものを○として表した。
レートとを定法により重合してポリトリメチレンテレフ
タレートポリマーを得た。このポリトリメチレンテレフ
タレートポリマーを紡糸温度280℃にて、孔径0.1
mmφで350ホールの孔を有する紡口を用い、吐出量
11.7g/分で押し出した。紡口直下に冷却風を紡口
面に向けて吹き付けながら冷却して、巻き取り速度12
00m/分で極細マルチフィラメント未延伸糸を得た。
引き続き得られた未延伸糸を、延伸倍率2.5倍で延伸
を行い、35.0デニール/350フィラメントの延伸
糸を得た。得られたポリトリメチレンテレフタレート極
細繊維の相対粘度[ηsp/ c ]=0.54、単繊維繊度
は0.10デニール、強度3.2g/d、伸度25%、
であった。得られた極細繊維を長さ5mmに切断した
後、水中に分散させ、表層用と裏層用の抄造用スラリー
を作った。
/m2 とし、その中間に100d/48fのPET繊維
からなるガーゼ状の織物を挿入すして積層構造繊維シー
トとして、次いで高速水流の噴射により三次元交絡不織
布を得た。高速水流は孔径0.15mmφの直進流噴射
ノズルで表層から40kg/cm2 、裏層から30kg
/cm2 の圧力で処理した後、シートとノズルの間に6
0メッシュの金網を挿入し水圧25kg/cm2 で処理
してピンテンターで乾燥、目付200g/m2、 厚さ
0.8mmの不織シート状物を連続的に製造した。
ーで表層をバフィングした後、日華化学社製「エバファ
ノールAP−12」(強制乳化型非イオン系ポリエーテ
ル無黄変タイプのポリウレタン弾性体;商品名)のエマ
ルジョン7%濃度で感熱凝固剤として硫酸ナトリウムを
加えて含浸液を調合した。含浸率が160%になるよう
にマングルで絞り付着率を合わせた、その後、連続的に
ピンテンター乾燥機で130℃、3分で加熱乾燥した。
この人工皮革原反を液流染色機を用いて染色して得られ
た起毛人工皮革は柔軟な風合い、高級感のあるソフトな
手触り感と優れたライティング効果の表面品位を有し、
且つ従来に無い高度の耐摩耗性、濃色性、耐光性を有し
ていた。この人工皮革の性能データーを表1に示した。
チレンテレフタレートポリマーを第一成分とし、ポリエ
チレングリコールを15重量%共重合したブロックエー
テルエステル(以後、共重合エステルと省略する)を第
二成分として、断面が6分割+1の花びら形状の48デ
ニール/48フィラメントの複合紡糸繊維(第一成分/
第二成分=80重量%/20重量%、共重合ポリエステ
ル分解除去後、0.13d/fになる)のフィラメント
糸を約6000dまでリワインドした後、ロータリーカ
ッターを使用して繊維長10.0mmの短繊維にカット
した。
g/m2 のシートを形成し、高速水流の噴射により三次
元交絡不織布を得た。高速水流は孔径0.15mmの直
進流噴射ノズル表層から45kg/cm2 、裏層から4
0kg/cm2 の圧力で処理した後、孔径0.20mm
の直進流噴射ノズルを用いて、繊維シートとノズルの間
に30メッシュの金網を挿入し表裏面を水圧60kg/
cm2 で処理し、最後に前記金網を60メッシュに変え
て、水圧25kg/cm2 で表裏面を交絡処理すること
で複合繊維からなる不織シートをえた。
トリウム水溶液で、処理温度90℃、処理時間40分間
の条件で共重合ポリエステル成分を分解除去して得た、
ポリトリメチレンテレフタレート極細繊維からなる不織
シート状物は相対粘度[ηsp/ c ]=0.76であっ
た。該不織シート状物に溶液タイプのポリエーテル系ポ
リレタン「大日本インキ(株)製:クリスボン1836
P;商品名)の11wt%DMF溶液を含浸・湿式凝固
して、表面層を#400のエメリペーパーでバフィング
後、染色仕上げ加工により起毛人工皮革を得た。該起毛
人工皮革は優れた耐摩耗性能と高級感のある品位に加
え、弾力性のあるソフトな風合いを有していた。この人
工皮革の性能データーを表1に示した。
ジョン含浸液中に、酸化防止剤「チマソーブ944L
D」(チバガイギ社製;商品名)をウレタン固形分に対
して1.0%添加した以外は実施例1と全く同じように
して起毛人工皮革を得た処、耐摩耗性が更に向上し、耐
熱性にも優れた柔軟で高級感のある性能を示した。性能
データーは表1に示した。
押出すことで、ポリトリメチレンテレフタレート極細繊
維の相対粘度[ηsp/ c ]=0.55、単繊維繊度は
0.3デニール、強度3.5g/d、伸度26%の繊維
を得た。以下実施例1同じ方法で得た起毛人工皮革は、
確かに、耐摩耗性のエンドポイントは良好で有るが、初
期摩耗時にピリング様に外観変化が起こす欠点を認めら
れた。濃色性、耐光性も優れているが、表面の手触り感
にザラツキがあり、ライティング効果も低いものであっ
た。性能データーは表1に示した。
ステルポリマーをエチレングリコールとジメチルフタレ
ートから、同様にして重合したポリエチレンテレフタレ
ートポリマーを用いて同様にして起毛人工皮革をえた。
この物は、表面性、風合い、外観品位ともに優れている
が、耐摩耗性がスカート、パンツ、コート等の衣料用途
には充分であるが、家具、カーシート等の耐久性が要求
さえる非衣料用途には十分と言えないレベルであった。
性能データーは表1に示した。
いは更に得られたポリトリメチレンテレフタレートポリ
マーを減圧下、200℃で2〜10時間の間で処理する
事で、相対粘度の異なる7種類の高粘度のポリマーチッ
プを得た。ポリエチレングリコールを15重量%共重合
したブロックエーテルエステル(以後、共重合エステル
と省略する)を海成分とし、相対粘度の異なる7種類の
ポリトリメチレンテレフタレートポリマーをそれぞれ、
37本の島成分とする3.0d/fの海島繊維(共重合
ポリエステル分解除去後、0.05d/fになる、海/
島=35重量%/65重量%)のフィラメント糸を約6
000dまでリワインドした後、ロータリーカッターを
使用して繊維長3mmの海島短繊維にカットした。
の染色袋に封入して、4.5重量%の水酸化ナトリウム
水溶液で、処理温度90℃、処理時間40分間の条件で
共重合ポリエステル成分を分解除去した。引き続き、湯
洗を3回繰り返し、最後に遠心脱水を行った。得られた
ポリトリメチレンテレフタレート極細短繊維の相対粘度
[ηsp/ c ]=1.12、0.91,0.76、0.6
4、0.45を用いて実施例1と同じ方法で得た起毛人
工皮革をそれぞれNo.1〜No.5とした。一方、得
られたポリトリメチレンテレフタレート極細短繊維の相
対粘度[ηsp/c ]=1.22、0.40から実施例1
と同じ方法で得た起毛人工皮革をそれぞれ、比較例4、
比較例5とした。それらの性能を表2に示した。
トポリマーを押出機に装入し、温度280℃で溶融後、
1mmピッチで1500個一列に並んだ0.3mmφの
オリフィスに0.15g/分/オリフィスの吐出量で、
高速スチーム流中に吐きだした。前記スチームは温度3
30℃、圧3.0kg/cm2 で、ポリマー吐出オリフ
ィス近傍に開口したスリットより噴射させた。生成した
繊維群をオリフィス下60cmに位置した移動する捕集
面上に連続的に集積し、目付100g/m2 のランダム
ウェブとして巻取った。得られた極細繊維ウェブは相対
粘度[ηsp/ c]=0.56、平均繊維径2.2μmの
極細繊維から形成され、ロープ状繊維が極めて少ないも
のであった。
同じ100d/48fのPET繊維からなるガーゼ状の
織物及び50g/m2 の抄造シートを積層し、次いで高
速水流の噴射により三次元交絡不織布を得た。高速水流
は孔径0.2mmの直進流噴射ノズルで表層から40k
g/cm2 、裏層から25kg/cm2 の圧力で処理し
た後、シートとノズルの間に60メッシュの金網を挿入
し水圧25kg/cm2 で処理してピンテンターで乾
燥、目付200g/m2 、 厚さ0.8mmの不織シート
状物を得た。この不織シート状物から実施例2と同じ方
法で起毛人工皮革を得た。この起毛人工皮革の性能デー
タを表1に示した。
変え、スチーム温度330℃、圧4.5kg/cm2 に
条件変更して、ブロー紡糸した結果得られたポりトリメ
チレンテレフタレート極細繊維ウェブは相対粘度[ηsp
/ c ]=0.49、平均繊維径1.0μmであった。以
下実施例5と同じ方法で、起毛人工皮革をえて、表1に
その性能データーを記載した。
トを第1成分とし、ナイロン6とナイロン612を第2
成分とした断面が花びら形状の繊度1デニールの易分割
性複合繊維(容量比8:2)を5mmに切断した後、水
中に分散させ、表層用と裏層用の抄造用スラリーを作っ
た。 表層目付100g/m2 、 裏層目付50g/m2
とし、その中間に100d/48fのPET繊維からな
るガーゼ状の織物を挿入すして積層構造繊維シートとし
て、次いで高速水流の噴射により三次元交絡と同時に分
割して不織シート状物を得た。
射ノズルで表層から50kg/cm2 、裏層から45k
g/cm2 の圧力で処理した後、シートとノズルの間に
60メッシュの金網を挿入し水圧25kg/cm2 で処
理してピンテンターで乾燥、目付200g/m2 、 厚さ
0.8mmの不織シート状物を製造した。ポリアミド成
分を溶解除去後のポリトリメチレンテレフタレートの相
対粘度[ηsp/ c ]=0.72であり、表面層の単繊度
0.13dポリトチメチレンテレフタレートと0.2d
ポリアミの極細繊維が重量比80:20で絡み合った構
造であった。この不織シート状物から、以下実施例1と
同様にして起毛人工皮革を得た。得られた人工皮革は、
表面起毛が極細糸特有の優美なライティングエフェクト
を有するスエードに仕上がり、天然皮革様の風合い・柔
軟性を有し、優れた耐摩耗性を有していた。この起毛人
工皮革の性能データを表1に示した。
固形分に対する添加量を0.5wt%と3wt%にした
事以外は、実施例3と同じ方法で製造した起毛人工皮革
をNo.1、No.2として表3にその性能を示した。
又、実施例3に於いて、不織シート状物に対するポリウ
レタン弾性体の付着率を3wt%、5wt%、8wt
%、15wt%にして製造した起毛人工皮革をそれぞれ
No.4、No.5、No.6、No.7、No.8と
して表3にその性能を示した。更に、水分散型ポリウレ
タンのポリオール成分がポリカーボネートジオール(P
CG)、イソシアネート成分としてジシクロヘキシルメ
タンー4、4’ージイソシアネート(H12−MD
I)、及びジアミン類、3官能アルコール等の鎖伸長剤
から強制乳化重合によって得たポリカーボネート系無黄
変タイプポリウレタンの7%エマルジョンを実施例1と
同じ不織シート状物に含浸付与として得た起毛人工皮革
をNo.9としてその性能を表3に示した。
リメチレンテレフタレート極細繊維が交絡した不織シー
ト状物の繊維間隙にポリウレタン弾性体を含浸付与する
という構造を取ることにより、好ましくは該不織シート
状物の内部層域又は裏面層域に織編物を挿入一体し、特
定のポリウレタン弾性体を含浸付与することにより、天
然皮革に近いとされる衣料用途の高級な表面起毛品位、
柔軟性を維持しつつ、耐久性の要求される家具、カーシ
−ト等のインテリア用途にも十分耐えうる高度の耐摩耗
性、耐光性、濃色発色性を有する起毛人工皮革を提供す
ることが出来る。
Claims (4)
- 【請求項1】 酸成分としてテレフタル酸を用い、グリ
コール成分としてトリメチレングリコールを少なくとも
80モル%以上含有するポリエステルポリマーからな
り、相対粘度[ηsp/ c ]が0.45〜1.2、単繊維
繊度が0.2デニール以下のポリトリメチレンテレフタ
レート極細繊維が主体に絡み合って構成された繊維層を
少なくとも表面に有する不織シート状物と、該不織シー
ト状物の組織間隙に含浸付与された高分子弾性体とから
なり、前記表面が毛羽立てられてなる高度の耐摩耗性を
有するとを特徴とする起毛人工皮革。 - 【請求項2】 不織シート状物が内部層域または裏面層
域に織編物が一体に埋め込まれていることを特徴とする
請求項1記載の起毛人工皮革。 - 【請求項3】 高分子弾性体が水分散型ポリウレタン弾
性体を含浸付与して得られるものであって、該弾性体の
付着率が不織シート状物重量の3〜20wt%であるこ
とを特徴とする請求項1または2記載の起毛人工皮革。 - 【請求項4】 水分散型ポリウレタン弾性体が差動走査
熱量計(DSC)による発熱ピーク温度が200℃以上
であって、該発熱ピークの発熱量が60mj/ mg以下
であることを特徴とする請求項3記載の起毛人工皮革。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03354998A JP3226024B2 (ja) | 1998-02-02 | 1998-02-02 | 高度の耐摩耗性を有する起毛人工皮革 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03354998A JP3226024B2 (ja) | 1998-02-02 | 1998-02-02 | 高度の耐摩耗性を有する起毛人工皮革 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11222780A JPH11222780A (ja) | 1999-08-17 |
JP3226024B2 true JP3226024B2 (ja) | 2001-11-05 |
Family
ID=12389648
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03354998A Expired - Fee Related JP3226024B2 (ja) | 1998-02-02 | 1998-02-02 | 高度の耐摩耗性を有する起毛人工皮革 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3226024B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006348391A (ja) * | 2005-06-13 | 2006-12-28 | Asahi Kasei Fibers Corp | ポリエステル不織布 |
Families Citing this family (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3236775B2 (ja) * | 1996-03-18 | 2001-12-10 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | コネクタの結合構造 |
JP2000110030A (ja) * | 1998-09-30 | 2000-04-18 | Unitika Ltd | 分割型複合繊維およびこれからなる不織布 |
JP2001089940A (ja) * | 1999-09-20 | 2001-04-03 | Unitika Ltd | ポリエステル系分割型複合繊維 |
JP4287019B2 (ja) * | 2000-04-03 | 2009-07-01 | 帝人ファイバー株式会社 | 人工皮革用不織布 |
US6797655B2 (en) * | 2000-05-11 | 2004-09-28 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Meltblown web |
JP2002020933A (ja) * | 2000-07-06 | 2002-01-23 | Teijin Ltd | 複合繊維 |
ITMI20012108A1 (it) * | 2001-10-12 | 2003-04-12 | Alcantara Spa | Produzione di tessuto non tessuto scamosciato con microfibra ad elevata elasticita' |
JP4093777B2 (ja) * | 2002-03-14 | 2008-06-04 | 旭化成せんい株式会社 | スエード調人工皮革 |
JP2003293261A (ja) * | 2002-03-29 | 2003-10-15 | Mitsubishi Paper Mills Ltd | 人工皮革用不織布および人工皮革 |
JP5162837B2 (ja) * | 2006-03-02 | 2013-03-13 | 東レ株式会社 | シート状物、その製造方法、並びにそれを用いてなる内装材および衣料資材 |
JP5088293B2 (ja) * | 2007-10-29 | 2012-12-05 | 東レ株式会社 | 皮革様シート状物、それを用いた内装材、衣料用資材および工業用資材ならびに皮革様シート状物の製造方法 |
KR101644209B1 (ko) * | 2009-02-27 | 2016-07-29 | 주식회사 쿠라레 | 인공 피혁, 필라멘트 낙합 웹 및 그들의 제조 방법 |
US20180245282A1 (en) * | 2015-09-07 | 2018-08-30 | Seiren Co., Ltd. | Nubuck-like artificial leather, and method for producing nubuck-like artificial leather |
WO2019159728A1 (ja) * | 2018-02-19 | 2019-08-22 | 株式会社クラレ | 立毛調人工皮革 |
-
1998
- 1998-02-02 JP JP03354998A patent/JP3226024B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006348391A (ja) * | 2005-06-13 | 2006-12-28 | Asahi Kasei Fibers Corp | ポリエステル不織布 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11222780A (ja) | 1999-08-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3226024B2 (ja) | 高度の耐摩耗性を有する起毛人工皮革 | |
US20030022575A1 (en) | Leather-like sheet material | |
KR101152038B1 (ko) | 인공피혁용 기재, 인공피혁 및 인공피혁용 기재의제조방법 | |
KR20130052544A (ko) | 피혁형 시트 | |
KR102337556B1 (ko) | 시트상물 및 그의 제조 방법 | |
JP2004092005A (ja) | 伸縮性積層布およびその製造方法 | |
JP2018003181A (ja) | 銀付人工皮革およびその製造方法 | |
JP3280302B2 (ja) | 人工皮革用基布及び人工皮革 | |
KR20050021265A (ko) | 인공 피혁 및 그 제조 방법 | |
JP2006241620A (ja) | ヌバック調皮革様シート状物ならびにその製造方法 | |
JP5088293B2 (ja) | 皮革様シート状物、それを用いた内装材、衣料用資材および工業用資材ならびに皮革様シート状物の製造方法 | |
JP2002030579A (ja) | 立毛調皮革様シート状物およびその製造方法 | |
JP5168083B2 (ja) | 皮革様シート状物、それを用いた内装材、衣料用資材および工業用資材ならびに皮革様シート状物の製造方法 | |
JPS6353310B2 (ja) | ||
KR100337990B1 (ko) | 누박조인공피혁의제조방법 | |
JPH11247072A (ja) | 人工皮革およびその製造方法 | |
JPH09250063A (ja) | 立毛シート及びその製造方法 | |
TW201925573A (zh) | 絨毛人工皮革 | |
WO2024009907A1 (ja) | 立毛人工皮革及びその製造方法 | |
JP3410577B2 (ja) | スエード調人工皮革およびその製造方法 | |
WO2024004475A1 (ja) | 人工皮革及びその製法 | |
JPH10168764A (ja) | パール光沢を有するスエード調人工皮革 | |
JP2005248355A (ja) | 人工皮革およびその製造方法 | |
JP2001192976A (ja) | 人工皮革用基材およびその製造方法 | |
JP2000290341A (ja) | ポリウレタンおよびそれを用いた皮革様シート状物 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20010814 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090831 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100831 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100831 Year of fee payment: 9 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100831 Year of fee payment: 9 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110831 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110831 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120831 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130831 Year of fee payment: 12 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |