JP3236775B2 - コネクタの結合構造 - Google Patents

コネクタの結合構造

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JP3236775B2
JP3236775B2 JP06069196A JP6069196A JP3236775B2 JP 3236775 B2 JP3236775 B2 JP 3236775B2 JP 06069196 A JP06069196 A JP 06069196A JP 6069196 A JP6069196 A JP 6069196A JP 3236775 B2 JP3236775 B2 JP 3236775B2
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    • H01R13/629Additional means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts, e.g. aligning or guiding means, levers, gas pressure electrical locking indicators, manufacturing tolerances
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    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
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    • H01R13/73Means for mounting coupling parts to apparatus or structures, e.g. to a wall
    • H01R13/74Means for mounting coupling parts in openings of a panel

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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、相対応する一対の
コネクタを結合して電気的に導通状態とするコネクタの
結合構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば実開昭64−27982号
公報に示されるように、自動車の車体パネル等からなる
取付け部に形成されたガイド溝に嵌合されるリング状の
ばね部材とガイドフランジとを第1コネクタのハウジン
グに設け、上記ばね部材によって第2コネクタを上下方
向および左右方向に移動可能な状態で弾性的に支持する
ことにより、上記第1コネクタと、これに結合される第
2コネクタとの保持位置に多少の誤差がある場合におい
ても、上記ばね部材を弾性変形させて上記保持位置の誤
差を吸収し、第1コネクタと第2コネクタとを適正に結
合できるようにすることが行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記公報に記載された
コネクタの結合構造によれば、取付け部に形成されたガ
イド溝に嵌入されるガイドフランジと、第1コネクタを
弾性的に支持するばね部材とを第1コネクタのハウジン
グに設ける必要があるので、このハウジングの構造が複
雑になるという問題があるとともに、上記取付け部を固
定パネルと取付けパネルとに二分割してこれらを上下に
分離した状態で、上記ガイド溝に上記ガイドフランジを
嵌入して第1コネクタを取付け部に取り付けなければな
らず、第1コネクタの取り付け作業が煩雑であるという
問題がある。
【0004】しかも、上記ガイドフランジによって取付
け部に固定された第1コネクタに第2コネクタを嵌入し
て両コネクタを結合する際に、この第2コネクタを大き
な力で上記第1コネクタに押し付ける必要があり、第1
コネクタのガイドフランジや、このガイドフランジを保
持する保持部、つまり上記取付け部のガイド溝を構成す
る壁面が破損し易いという問題がある。特に、第1コネ
クタのハウジングと第2コネクタのハウジングとの設置
角度にずれがあると、両コネクタの結合時に上記ガイド
フランジおよびその保持部に大きな曲げモーメントが作
用するために、ガイドフランジまたはその保持部等が破
損し易いという問題がある。
【0005】なお、コネクタ端子やコネクタハウジング
の損傷を防止しつつ、信頼性の高い電気的接続を行うこ
とができるようにするため、特開平6−19150号公
報に示されるように、インナーケース(第1コネクタ)
の外壁面または、このインナーケースを支持するアウタ
ーケースの内壁面いずれか一方に、一対の軸部を突設す
るとともに、他方に上記軸部を回動可能に支持する軸受
部を設けることが行われている。そして、上記インナケ
ースに結合されるカプラーケース(第2コネクタ)が製
作誤差によりインナーケースに対して傾斜状態で挿入さ
れる場合に、上記軸部を中心にインナーケースを回動変
位させることにより、上記製作誤差を吸収してインナー
ケースとカプラケースとを適正状態で結合できるように
することが行われている。
【0006】しかし、上記構成によれば、インナーケー
スの外壁面またはアウターケースの内壁面いずれか一方
に、一対の軸部を突設する必要があるので、コネクタの
幅方向寸法が大型化することが避けられないとともに、
上記インナーケースの回動変位方向が一方向に限定され
ているので、上記インナーケースの回動変位方向と直行
する方向等にカプラーケースが傾斜している場合に、上
記インナーケースとカプラーケースとを適正状態で結合
することができないという問題がある。
【0007】本発明は、このような事情に鑑み、コネク
タの幅方向寸法を大型化させることなく、一対のコネク
タを容易かつ適正状態で結合することができるコネクタ
の結合構造を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
取付け部に支持された第1コネクタと、この第1コネク
タに結合される第2コネクタとを有するコネクタの結合
構造であって、上記第1コネクタの底部もしくは取付け
部の壁面のいずれか一方に球状の支持部を突設するとと
もに、他方に上記支持部を保持する保持部を設け、上記
第2コネクタを第1コネクタに結合する際に、上記支持
部を支点にして第1コネクタを揺動変位させるように構
成したものである。
【0009】上記構成によれば、第1コネクタの設置角
度と第2コネクタの設置角度との間にずれがある状態で
両コネクタが結合される際に、球状の支持部を支点にし
て第1コネクタが揺動変位することにより、上記設置角
度のずれが修正されて両コネクタが適正状態で結合され
ることになる。
【0010】請求項2に係る発明は、上記請求項1記載
のコネクタの結合構造において、球状の支持部に縮径用
のスリットを形成するとともに、この支持部の半分以上
が嵌入される凹孔を保持部に形成したものである。
【0011】上記構成によれば、保持部の凹孔内に支持
部を当接させた状態で押圧すると、この支持部が縮径す
ることにより凹孔内に容易に嵌入されて保持され、第1
コネクタが保持部に支持されることになる。
【0012】請求項3に係る発明は、上記請求項1また
は2記載のコネクタの結合構造において、第1コネクタ
または第2コネクタを構成する雌型のコネクタハウジン
グの先端部に、先広がりのテーパ面を形成したものであ
る。
【0013】上記構成によれば、第1コネクタと第2コ
ネクタとの設置角度との間にずれがある状態で両コネク
タが結合される際に、上記雌型コネクタのテーパ面に雄
型コネクタを当接させて案内しつつ、第1コネクタがそ
の底部に位置する支持部を支点にして揺動変位すること
により、上記設置角度のずれが効果的に修正されて両コ
ネクタが適正状態で結合されることになる。
【0014】請求項4に係る発明は、上記請求項1〜3
のいずれかに記載のコネクタの結合構造において、第1
コネクタに対する第2コネクタ3の結合時に、この第2
コネクタを案内するガイド部を取付け部に突設したもの
である。
【0015】上記構成によれば、第1コネクタと第2コ
ネクタとの設置角度との間にずれがある状態で両コネク
タを結合する際に、上記ガイド部によって第2コネクタ
が案内されつつ、第1コネクタがその底部に位置する支
持部を支点にして揺動変位することにより、上記設置角
度のずれが効果的に修正されて両コネクタが適正状態で
結合されることになる。
【0016】
【発明の実施の形態】図1および図2は、本発明に係る
コネクタの結合構造の実施形態を示している。このコネ
クタは、自動車のインストルメントパネル等からなる取
付け部1に支持される第1コネクタ2と、この第1コネ
クタ2に結合される第2コネクタ3とを有している。上
記第1コネクタ2は、ホルダー4を介して上記取付け部
1に支持され、かつ第2コネクタ3は、メータユニッ
ト、空調ユニットまたはナビゲーション装置等からなる
電子ユニット5に一体に取り付けられている。
【0017】上記第1コネクタ2は、端子収容室6が設
けられた雄型のコネクタハウジング7と、上記端子収容
室に収容された図外の雌型端子とを備えている。上記コ
ネクタハウジング7の上下両壁面の後部には、がたつき
防止用の突部8が形成されている。また、上記コネクタ
ハウジング7の底面には、軸部9が突設されるととも
に、その先端部に十字状のスリット10を有する球状の
支持部11が設けられている。
【0018】上記ホルダー4は、第1コネクタ2の底部
が挿入される開口部12が形成された枠板13と、この
枠板13の左右両端部から裏面側に突設された係止部1
4と、上記第1コネクタ2の支持部11を保持する保持
部15とを有し、上記開口部12の上辺部および底辺部
には、第1コネクタ2の支持状態において、上記がたつ
き防止用の突部8に当接する一対の小突起16がそれぞ
れ形成されている。上記係止部14は、上下一対の脚体
17と、その先端部に設けられた逆止突起18とからな
り、この逆止突起18の先端部外面には、先窄まりのテ
ーパ面19が形成されている。
【0019】また、保持部15は、上記開口部12の上
下両辺部および左右両側辺部の後面から内方側に突設さ
れた支持枠20と、各支持枠20の交差部に形成された
凹孔21とを有している。この凹孔21は、上記第1コ
ネクタ2の底部に突設された支持部11に対応した球状
に形成され、上記凹孔21内に支持部11の半分以上が
嵌入されるように構成されている。そして、上記保持部
15の凹孔21内に支持部11が圧入されることによ
り、第1コネクタ2がホルダー4に連結されるとともに
上記支持部11を支点にして第1コネクタ2が揺動自在
に支持されるようになっている。
【0020】上記取付け部1は、ホルダー4の保持部1
5が挿入される開口部22を有する板材からなり、この
取付け部1の上辺部には、第1コネクタ2のハーネスを
上記開口部22内に導入するための切欠き23が形成さ
れている。また、上記開口部22には、ホルダー4の係
止部14が係合される凹部24が左右両側辺部に形成さ
れるとともに、上記保持部15の下部支持枠20が挿入
される凹部25が下辺部に形成されている。
【0021】上記第2コネクタ3は、第1コネクタ2の
コネクタハウジング7に外嵌される開口部25が形成さ
れた雌型のコネクタハウジング26を有している。この
コネクタハウジング26には、先広がりのテーパ面27
が上記開口部25の入り口部分に形成されるとともに、
第1コネクタ2の雌型端子に接続される雄型端子を有す
る端子接続部28が上記端子収容室6に対応する位置に
突設されている。
【0022】上記構成の第1コネクタ2と第2コネクタ
3とを結合するには、まず第1コネクタ2の底部に突設
された上記支持部11を、ホルダー4の保持部15に設
けられた凹孔21内に圧入して上記第1コネクタ2とホ
ルダー4とを連結する。上記支持部11には十字状のス
リット10が形成されているため、この支持部11を上
記凹孔21内に圧入する際に、上記支持部11が弾性変
形して縮径することにより、上記凹孔24内にスムーズ
に圧入される。
【0023】次いで、上記ホルダー4の左右両端部に突
設された係止部14を、取付け部1の左右に設けられた
凹部24に圧入して係合することにより、図3に示すよ
うに、ホルダー4の保持部15を取付け部1の開口部2
2に挿入した状態で、上記ホルダー4を取付け部1に取
り付けるとともに、このホルダー4を介して第1コネク
タ2を取付け部1に支持させる。
【0024】上記係止部14の先端部には、先窄まりの
テーパ面19を有する逆止突起18が形成されているた
め、上記凹部24の内壁面にテーパ面19を圧接させて
摺動させつつ、上記係止部14の脚体17を弾性変形さ
せて上記逆止突起18を凹部24内に圧入することによ
り、この逆止突起18の裏面が凹部24の周縁部に当接
した連結状態にホルダー4が容易に移行することにな
る。
【0025】そして、上記第2コネクタ3が取り付けら
れた電子ユニット5を、上記ホルダー4および第1コネ
クタ2の設置部に向けて押動することにより、上記第2
コネクタ3のコネクタハウジング26に形成された開口
部25を、第1コネクタ2のコネクタハウジング7に外
嵌して第1コネクタ2と第2コネクタ3とを結合状態に
移行させる。
【0026】上記第1コネクタ2に対する第2コネクタ
3の結合操作時において、第1コネクタ2のコネクタハ
ウジング7と、第2コネクタ3のコネクタハウジング2
6との設置角度にずれがある場合には、図4に示すよう
に、上記第2コネクタ3のコネクタハウジング26に形
成された先広がりのテーパ面27が、第1コネクタ2の
コネクタハウジング7に当接して摺動しつつ、上記第2
コネクタ3のコネクタハウジング26が第1コネクタ2
のコネクタハウジング7に外嵌される。
【0027】また、上記第1コネクタ2は、球状の支持
部11を支点にして揺動自在に支持されているため、上
記コネクタハウジング7の先端部が相対的に、上記テー
パ面27に沿って開口部25の奥側に進入するのに応
じ、上記支持部11が凹孔21の周面に沿って回動変位
することにより、第2コネクタ3の進入角度に対応した
設置角度に第1コネクタ2が揺動変位するとともに、こ
の第1コネクタ2の設置角度に応じて第2コネクタ3の
進入角度が修正されることになる。したがって、図5に
示すように、第1コネクタ2のコネクタハウジング7に
第2コネクタ3のコネクタハウジング26が適正状態で
外嵌されて両者が結合されるとともに、上記第1コネク
タ2の端子収容室6内に、第2コネクタ3の端子接続部
28が挿入されて端子同士の接続が行われる。
【0028】このように第1コネクタ2の底部に球状の
支持部11を突設するとともに、取付け部1に取り付け
られたホルダー4に上記支持部11を保持する保持部1
5を設け、上記第2コネクタ3を第1コネクタ2に結合
する際に、上記球状の支持部11を支点にして第1コネ
クタ2を揺動変位させるように構成したため、上記第2
コネクタ3が設けられた電子ユニット5を取付け部1に
取り付ける際に、第1コネクタ2の設置角度に対する第
2コネクタ3の進入角度がいずれの方向にずれている場
合においても、この第2コネクタ3の進入角度に対応さ
せて上記第1コネクタ2を揺動変位させることにより、
上記両コネクタ2,3の設置角度のずれを修正すること
ができる。
【0029】したがって、上記両コネクタ2,3の結合
時に、これらのコネクタハウジング7,26およびその
支持部が大きな曲げモーメントを受けることがなく、そ
の損傷を効果的に防止することができるとともに、両コ
ネクタ2,3を容易かつ確実に結合して上記コネクタハ
ウジング7,26内に配設された相対応する端子同士を
適正に接続することができる。しかも、上記コネクタハ
ウジング7の側壁面には、軸部および軸受部等を突設す
る必要がないので、第1コネクタ2の幅方向寸法を小さ
な値に抑えることができる。
【0030】また、上記実施形態では、第1コネクタ2
の底部に設けられた球状の支持部11に十字状のスリッ
ト10を形成し、このスリット10を利用して上記支持
部11を容易に縮径させることができるように構成した
ため、上記第1コネクタ2をホルダー4に連結する際
に、上記支持部11を弾性変形させて縮径させることに
より、保持部15の凹孔21内に容易に圧入することが
できる。
【0031】そして、上記支持部11の半分以上が嵌入
される凹孔21を保持部15に形成したため、この保持
部15に支持部11を抱持させることにより、別体の係
止手段を設けることなく、簡単な構成で上記第1コネク
タ2とホルダー4との連結状態を維持することができ
る。なお、上記球状の支持部11をホルダー4の壁面に
突設するとともに、この支持部11が嵌入される凹孔2
1を有する保持部15を第1コネクタ2の底部に形成し
た構造としてもよい。
【0032】また、上記実施形態では、第2コネクタ3
を構成する雌型のコネクタハウジング26の先端部に、
先広がりのテーパ面27を形成したため、第1コネクタ
2と第2コネクタ3との間に大きな設置角度のずれがあ
る場合においても、両コネクタ2,3の結合時に、上記
テーパ面27を第1コネクタ2のコネクタハウジング7
に当接させて案内しつつ、このコネクタハウジング7に
上記第2コネクタ3のコネクタハウジング26を外嵌さ
せることにより、上記設置角度のずれを効果的に修正し
て両コネクタ2,3を確実に結合させることができる。
【0033】さらに、上記実施形態では、第1コネクタ
2のコネクタハウジング7の上下両壁面に、がたつき防
止用の突部8を設けるとともに、ホルダー4の開口部1
2の上辺部および底辺部に、第1コネクタ2の取付状態
において、上記がたつき防止用の突部8に当接する一対
の小突起16をそれぞれ設けたため、この小突起16に
よって上記突部8の後部側面に当接させることによって
第1コネクタ2のがたつきを規制し、その支持状態を効
果的に安定させることができる。
【0034】なお、上記実施形態では、自動車のインス
トルメントパネル等からなる取付け部1に取り付けられ
るホルダー4を介して第1コネクタ2を上記取付け部1
に支持させるように構成した例について説明したが、上
記取付け部1に支持部11を保持する保持部15を設け
ることにより、上記取付け部1に第1コネクタ2を直接
支持させるように構成してもよい。
【0035】また、図6に示すように、上記第1コネク
タ2に対する第2コネクタ3の結合時に、電子ユニット
5に取り付けられた第2コネクタ3を案内するガイド部
28を上記取付け部1に突設した構造としてもよい。こ
のように構成した場合には、上記ガイド部28に沿って
電子ユニット5を摺動させることにより、この電子ユニ
ット5に取り付けられた第2コネクタ3を案内してその
設置角度のずれを修正することができるため、両コネク
タ2,3の結合作業を、より容易かつ適正に実行するこ
とができる。
【0036】また、上記のように雌型端子と雄型のコネ
クタハウジング7とを有する第1コネクタ2を自動車の
インストルメントパネル等からなる取付け部1に支持さ
せるとともに、上記コネクタハウジング7の底部等に設
けられた上記支持部11を支点にして上記第1コネクタ
2を揺動自在に支持するようにした構成に代え、上記雄
型端子と雌型のコネクタハウジング26とを有するコネ
クタ3に上記支持部11または保持部15を設けてこれ
を第1コネクタとし、これを上記取付け部1に支持させ
るように構成してもよい。
【0037】また、第2コネクタ3を電子ユニット5に
取り付け、この電子ユニット5を取付け部1に固定する
ことにより、上記第2コネクタ3を取付け部1に支持さ
れた第1コネクタ2に結合するようにした上記構成に代
え、上記第2コネクタ3を直接、取付け部1に支持され
た第1コネクタ2に対して結合するように構成してもよ
い。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る発
明は、第1コネクタの底部もしくは取付け部の壁面のい
ずれか一方に球状の支持部を突設するとともに、他方に
上記支持部を保持する保持部を設け、上記第2コネクタ
を第1コネクタに結合する際に、上記支持部を支点にし
て第1コネクタを揺動変位させるように構成したため、
第1コネクタと第2コネクタとの結合時に、第1コネク
タの進入角度に対する第2コネクタの設置角度がいずれ
の方向にずれている場合においても、この第2コネクタ
の進入角度に対応させて上記第1コネクタを揺動変位さ
せることにより、上記両コネクタの設置角度のずれを修
正することができる。
【0039】したがって、上記両コネクタの結合時に、
これらのコネクタハウジングおよびその支持部に大きな
曲げモーメントが作用するのを防止してその損傷を効果
的に防ぐことができるとともに、両コネクタを容易かつ
確実に結合して上記コネクタハウジング内に配設された
相対応する端子同士を適正に接続することができ、かつ
コネクタの幅方向寸法を小さな値に抑えることができる
という利点がある。
【0040】また、請求項2に係る発明は、球状の支持
部に縮径用のスリットを形成するとともに、この支持部
の半分以上が嵌入される凹孔を保持部に形成したため、
上記第1コネクタを取付け部に支持させる際に、上記支
持部を弾性変形させて縮径させることにより、保持部の
凹孔内に容易に圧入して抱持させることができととも
に、別体の係止手段を設けることなく、簡単な構成で上
記第1コネクタを取付け部に支持させることができる。
【0041】また、請求項3に係る発明は、第1コネク
タまたは第2コネクタを構成する雌型のコネクタハウジ
ングの先端部に、先広がりのテーパ面を形成したため、
第1コネクタと第2コネクタとの間に大きな設置角度の
ずれがある場合においても、両コネクタ3の結合時に、
上記テーパ面に雄型コネクタをクタを当接させて案内し
つつ、両コネクタのコネクタハウジングを結合すること
により、上記設置角度のずれを効果的に修正できるとい
う利点がある。
【0042】また、請求項4に係る発明は、第1コネク
タに対する第2コネクタ3の結合時に、この第2コネク
タを案内するガイド部を取付け部に突設したため、上記
ガイド部に沿って上記第2コネクタを摺動させることに
より、この第2コネクタの設置角度のずれを修正するこ
とができるため、両コネクタの結合作業を、より容易か
つ適正に実行することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るコネクタの結合構造の実施形態を
示す断面図である。
【図2】本発明に係るコネクタの結合構造の実施形態を
示す斜視図である。
【図3】第1コネクタを取付け部に支持した状態を示す
断面図である。
【図4】第1コネクタと第2コネクタとの結合過程を示
す断面図である。
【図5】第1コネクタと第2コネクタとの結合状態を示
す断面図である。
【図6】本発明に係るコネクタの結合構造の別の実施形
態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 取付け部 2 第1コネクタ 3 第2コネクタ 10 スリット 11 支持部 15 保持部 21 凹孔 26 雌型のコネクタハウジング 27 テーパ面 28 ガイド部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭63−150483(JP,U) 実開 平5−61907(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 13/629 - 13/639

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取付け部に支持された第1コネクタと、
    この第1コネクタに結合される第2コネクタとを有する
    コネクタの結合構造であって、上記第1コネクタの底部
    もしくは取付け部の壁面のいずれか一方に球状の支持部
    を突設するとともに、他方に上記支持部を保持する保持
    部を設け、上記第2コネクタを第1コネクタに結合する
    際に、上記支持部を支点にして第1コネクタを揺動変位
    させるように構成したことを特徴とするコネクタの結合
    構造。
  2. 【請求項2】 球状の支持部に縮径用のスリットを形成
    するとともに、この支持部の半分以上が嵌入される凹孔
    を保持部に形成したことを特徴とする請求項1記載のコ
    ネクタの結合構造。
  3. 【請求項3】 第1コネクタまたは第2コネクタを構成
    する雌型のコネクタハウジングの先端部に、先広がりの
    テーパ面を形成したことを特徴とする請求項1または2
    記載のコネクタの結合構造。
  4. 【請求項4】 第1コネクタに対する第2コネクタ3の
    結合時に、この第2コネクタを案内するガイド部を取付
    け部に突設したことを特徴とする請求項1〜3のいずれ
    かに記載のコネクタの結合構造。
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