JP5088293B2 - 皮革様シート状物、それを用いた内装材、衣料用資材および工業用資材ならびに皮革様シート状物の製造方法 - Google Patents
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Description
(1)ポリトリメチレンテレフタレートを島芯成分とした、海島芯鞘複合の極細繊維発生型繊維の不織布からシートを作成する工程。
(2)シートを溶解剤若しくは分解剤で処理して極細繊維を発現せしめる工程。
(3)シートに弾性重合体を付与し、凝固する工程。
(1)〜(3)を実施することで、皮革様シート状物を得ることができる。
不織布を構成する極細繊維を得る手段としては極細繊維発生型繊維を用いる。極細繊維発生型繊維をあらかじめ絡合した後に繊維の極細化を行うことによって、極細繊維が絡合してなる不織布を得ることができる。極細繊維発生型繊維としては、海島型複合用口金を用い、海・島鞘(島成分の鞘成分)・島芯(島成分の芯成分)の3成分を相互配列して紡糸する高分子相互配列体方式の海島芯鞘複合繊維を用いるのが、均一な単繊維直径の極細繊維が得られる点で好ましい。
本発明の皮革様シート状物は、極細繊維発生型繊維からなるシートを溶解剤若しくは分解剤で処理して極細繊維を発現せしめる。
本発明の皮革様シート状物は、不織布に弾性重合体を付与し、凝固させる。不織布に弾性重合体の付与する方法としては特に制約は無く、弾性重合体溶液中に浸漬しニップする方法や、不織布上に弾性重合体溶液を付与し高速回転するロールで摺り込む方法等が挙げられる。
(1)平均単繊維直径
不織布、または皮革様シート状物表面の走査型電子顕微鏡(SEM)写真を倍率2000倍で撮影し、円形または円形に近い楕円形の繊維をランダムに100本選び、単繊維直径を測定して平均値を計算することで算出した。
不織布、または皮革様シート状物表面の走査型電子顕微鏡(SEM)写真を倍率2000倍で撮影し、円形または円形に近い楕円形の繊維をランダムに100本選び、繊維径を測定して繊維の素材ポリマーの比重(ポリトリメチレンテレフタレートの比重は1.4)から繊度に換算し、さらに100本の平均値を計算することで算出した。
不織布、または皮革様シート状物の内部の断面を走査型電子顕微鏡(SEM)にて倍率2000倍で観察し、その写真から、束状繊維の1つの束内を構成する極細繊維の単繊維直径を測定し、繊維束を構成する繊維の単繊維直径標準偏差を束内平均単繊維直径で割った値を百分率(%)で表した。5つの束状繊維について、同様の測定を行い、平均値を単繊維直径CVとした。
極限粘度[η]は、次の定義式に基づいて求められる値である。
JIS−L1013(1999)に従い、海成分を溶解後の極細繊維糸強度(cN/dtex)を測定した。
JIS−L1096(1990)の8.12.1の引張強さ及び伸び率の測定方法に基づき、引張強力(N/cm)を測定した。
シート状物の表面品位は目視と官能評価にて下記のように評価した。本発明の良好なレベルは「○」とした。
○:立毛長・繊維の分散状態共に良好である。
△:立毛長は良好であるが、繊維の分散は不良である。
×:立毛長・繊維の分散状態共に不良。
皮革様シート状物のピリング評価は、マーチンデール摩耗試験機として、James H.Heal&Co.製のModel 406を、標準摩擦布として同社のABRASTIVE CLOTH SM25を用い、12kPa相当の荷重をかけ、摩耗回数20,000回の条件で摩擦させた後の試料の外観を目視で観察し、評価した。評価基準は試料の外観が摩擦前と全く変化が無かったものを5級、毛玉が多数発生したものを1級とし、その間を0.5級ずつ区切った。また、本発明における合格レベルは4級以上とした。
健康な成人男性と成人女性各10名ずつ、計20名を評価者として、下記の評価を触感で判別を行い、最も多かった評価を風合いとした。本発明の良好なレベルは「○」とした。
○:非常に柔軟であり、かつ適度な反発感がある。
△:柔軟であるが、反発感がない。または、反発感はあるが、硬い。
×:硬い。
各実施例・比較例で用いた化学物質の略号の意味は以下の通りである。
PTT:ポリトリメチレンテレフタレート
PET:ポリエチレンテレフタレート
PHC:ポリヘキサメチレンカーボネートジオール
MDI:ジフェニルメタンジイソシアネート
H12MDI:ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート
3MPC:ポリ(3−メチルペンタンカーボネート)ジオール
HDA:ヘキサメチレンジアミン。
実施例、比較例で用いたポリウレタンの組成は下記の通りである。また、各溶液の固形分濃度は30重量%とした。
ポリイソシアネート:MDI
ポリオール :PHC
内部乳化剤 :なし
鎖伸長剤 :水(イソシアネートと水の反応により得られるジアミン)
内部架橋剤 :なし
含有有機溶剤 :100重量%(溶媒N,N−ジメチルホルムアミド)。
ポリイソシアネート:H12MDI
ポリオール :3MPC
鎖伸長剤 :HDA
内部乳化剤 :側鎖にポリエチレングリコールを有するジオール化合物
内部架橋剤 :γ−(2−アミノエチル)アミノプロピルトリメトキシシラン
含有有機溶剤 :0.1重量%。
海成分として共重合ポリスチレンを30部、島芯成分としてポリトリメチレンテレフタレートを53部、島鞘成分としてポリエチレンテレフタレートを17部からなる割合で、1フィラメント中に島成分が36島含まれる形態であり、平均繊維直径が16μm(平均単繊維繊度2.8dtex)の海島型繊維のステープル(繊維長51mm)を用いて、カード、クロスラッパーを通してウェブを形成し、スクリムとして84dtex−72フィラメントの2000T/m強撚糸を用いた織物をウェブ上下に積層し、ニードルパンチ処理により、不織布とした。
ポリトリメチレンテレフタレート、ポリエチレンテレフタレートの極限粘度および島芯鞘比率をそれぞれ変更した以外は、実施例1と同様の処理を行い、本発明の皮革様シート状物を得た。得られた皮革様シート状物はいずれも外観品位、耐摩耗性、風合いは良好であった。
スクリム条件を変更した以外は、実施例1と同様の処理を行い、本発明の皮革様シート状物を得た。得られた皮革様シート状物はいずれも外観品位、耐摩耗性、風合いは良好であった。
5−スルホイソフタル酸ナトリウムを8mol%共重合したポリエチレンテレフタレートを海成分として30部、島芯成分としてポリトリメチレンテレフタレートを56部、島鞘成分としてポリエチレンテレフタレートを14部からなる割合で、1フィラメント中に島成分が36島含まれる形態であり、平均繊維直径が16μm(平均単繊維繊度2.8dtex)の海島型繊維のステープル(繊維長51mm)を用いて、カード、クロスラッパーを通してウェブを形成し、スクリムとして84dtex−72フィラメントの2000T/m強撚糸を用いた織物をウェブ上下に積層し、ニードルパンチ処理により、不織布とした。
得られたシート状物の外観品位、耐摩耗性、風合いは良好であった。
5−スルホイソフタル酸ナトリウムを8mol%共重合したポリエチレンテレフタレートを海成分として50部、島芯成分としてポリトリメチレンテレフタレートを40部、島鞘成分としてポリエチレンテレフタレートを10部からなる割合で、1フィラメント中に島成分が36島含まれる形態であり、平均繊維直径が20μm(平均単繊維繊度4.3dtex)の海島型繊維のステープル(繊維長51mm)を用いて、カード、クロスラッパーを通してウェブを形成し、スクリムとして84dtex−72フィラメントの2000T/m強撚糸を用いた織物をウェブ上下に積層し、ニードルパンチ処理により、不織布とした。
この不織布を用いた以外は実施例7と同様にして本発明のシート状物を得た。
得られたシート状物の外観品位、耐摩耗性、風合いは良好であった。
5−スルホイソフタル酸ナトリウムを8mol%共重合したポリエチレンテレフタレートを海成分として20部、島芯成分としてポリトリメチレンテレフタレートを64部、島鞘成分としてポリエチレンテレフタレートを16部からなる割合で、1フィラメント中に島成分が36島含まれる形態であり、平均繊維直径が19μm(平均単繊維繊度3.9dtex)の海島型繊維のステープル(繊維長51mm)を用いて、カード、クロスラッパーを通してウェブを形成し、スクリムとして84dtex−72フィラメントの2000T/m強撚糸を用いた織物をウェブ上下に積層し、ニードルパンチ処理により、不織布とした。
この不織布を用いた以外は実施例7と同様にして本発明のシート状物を得た。
得られたシート状物の外観品位、耐摩耗性、風合いは良好であった。
ポリトリメチレンテレフタレート、ポリエチレンテレフタレートの極限粘度および島芯鞘比率、スクリムをそれぞれ変更した以外は、実施例1と同様の処理を行い、皮革様シート状物を得た。得られた皮革様シート状物はいずれも外観品位、耐摩耗性、風合いに劣るものであった。
Claims (9)
- 平均単繊維直径が0.3〜7μmの極細繊維からなる不織布と弾性重合体とからなる皮革様シート状物であって、該極細繊維は芯鞘型複合繊維であり、芯成分がポリトリメチレンテレフタレートからなり、芯比率が30wt%以上80wt%未満の芯鞘型複合繊維であることを特徴とする皮革様シート状物。
- 芯鞘型複合繊維の鞘成分がポリエステルであり、鞘成分に配するポリエステルの極限粘度に対し、芯成分に配するポリトリメチレンテレフタレートの極限粘度が高く、且つその差が0.2以上1.2以下であることを特徴とする請求項1記載の皮革様シート状物。
- ポリトリメチレンテレフタレートの極限粘度が0.80〜1.68であることを特徴とする請求項1または2記載の皮革様シート状物。
- 皮革様シート状物が極細繊維からなる不織布と、織物もしくは編物が絡合した構造であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の皮革様シート状物。
- 織物もしくは編物を構成する糸条が撚数500T/m以上4500T/m以下である強撚糸であることを特徴とする請求項4に記載の皮革様シート状物。
- 請求項1〜5のいずれかに記載の皮革様シート状物を表皮材とすることを特徴とする内装材。
- 請求項1〜5のいずれかに記載の皮革様シート状物を表皮材とすることを特徴とする衣料用資材。
- 請求項1〜5のいずれかに記載の皮革様シート状物を表皮材とすることを特徴とする工業用資材。
- 請求項1〜5のいずれかの皮革様シート状物の製造方法であって、以下の(1)〜(3)の工程を有する皮革様シート状物の製造方法。
(1)ポリトリメチレンテレフタレートを島芯成分とした、海島芯鞘複合の極細繊維発生型繊維の不織布からシートを作成する工程。
(2)シートを溶解剤若しくは分解剤で処理して極細繊維を発現せしめる工程。
(3)シートに弾性重合体を付与し、凝固する工程。
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