JP3189935B2 - 運行記録計および該記録計に使用する記録媒体装着装置 - Google Patents

運行記録計および該記録計に使用する記録媒体装着装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両の走行速度および
走行距離などの情報を記録紙に記録する運行記録計およ
びこの記録計に使用する記録媒体装着装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】大型トラック、バスおよびタクシーなど
は、規則によって走行速度および走行距離などの車両情
報を記録する運行記録計を取り付けなくてはならないこ
とになっている。これは運転手、運転管理や労務管理を
行う事業者や監督官庁に必要なデータを得ることができ
るようにするためのもので、記録計によって得たデータ
はいつでも容易にかつ技術的に手間をかけずに読み取っ
て業務内容や労働時間を証明できるデータを提示できる
ものであり、事業者が車両の経済的な保守管理を行うの
に役立てたり、監督官庁が抜取り検査によって車両運行
や労働時間基準の遵守をチェックするのに利用される。
【0003】現在使用されているこの種の運行記録計
は、通常、前面に速度計および走行距離計を備えた円筒
形状に構成されており、内部には円形のチャート紙を速
度計などの文字板と平行状態に装着できるようになって
おり、回路基板等を収納した本体ケースに、ヒンジによ
って蓋部分が回動可能に取付けられており、蓋部分を開
放することによってチャート紙の取付けおよび取外しが
できるように構成されている。
【0004】このような記録計によって記録されたチャ
ート紙には、やっかいな運転日誌の記入に代わって、そ
こには速度、走行距離や車両運行の状況などがアナログ
的に隙間なく記録されている。このチャート紙はまた、
それ自体容易に取り扱うことができ、いつでも読み取り
可能であり、費用をかければ自動読み取りも可能であ
る、情報量の多い記録を提供するので、車両の輸送シス
テムにおける要求に適合することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、チャート紙
のアナログ記録の場合、その記録から信頼できる数値を
取り出そうとするときに問題が生じ、誤差を避けるには
ある程度時間をかけなければならず、またその評価に相
当の経験を必要とする。しかも、1回転の動作時間が2
4時間であるので、速度記録の分解能が極めて低く、十
分な評価経験や高価な計測手段が必要となる。
【0006】そこで、メモリ内蔵のデータカードを運転
手に持たせ、このカードを装置の挿入口に挿入させるこ
とで運行データをデジタル的に記録できるようにしたデ
ジタル式の運行記録計が提案されている。このデジタル
記録式のものは、事業者事務所での後処理による労務、
保守などの管理への活用を中心に開発されたものである
が、そこに運転、運行状態の連続的な記録に関する膨大
なデータを圧縮などの加工をして書き込むようにしてい
る。このため運行状態の連続的な記録の信頼性といつで
もどこでも全データを一目で見れる概観チェックの点で
アナログ記録式のものに劣る。
【0007】これらの両者の長所のみを活用すればより
良い運行記録計とその活用システムが構築されることは
明らかであるが、これを実現するにはチャート紙記録内
容とメモリデータ記録内容に差がないことを保証するこ
とが必要になる。
【0008】よって本発明は、アナログチャート紙記録
の長所をそのまま生かしつつ、管理に必要なデータはデ
ータの後処理に便利なように抽出、集計してデジタルデ
ータメモリに記録するようにしたものにおいて、チャー
ト紙記録内容とメモリデータ記録内容に差がないことを
保証できるようにしたアナログ・デジタル式の運行記録
計を提供することを主たる目的としている。
【0009】本発明はまた、アナログ・デジタル式の運
行記録計に好ましく適用することができ、チャート紙と
メモリとからなる記録媒体を記録部に装着するための記
録媒体装着装置を提供することを他の目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記主たる目的を達成す
るため本発明により成された運行記録計は、図1の基本
構成図に示すように、チャート紙50を収納するカート
リッジ40と、該カートリッジを着脱自在に収納するカ
ートリッジ着脱機構を有するとともに、該カートリッジ
内のチャート紙を回転させる時計機構および該チャート
紙に車両情報を機械的に記録する記録機構18Cとを備
えた本体1とからなり、前記カートリッジは、前記着脱
機構によって本体から排出されたとき、本体から取り出
して運搬可能であり、前記記録機構が前記チャート紙に
対して機械的に行った記録に対応する車両情報を本体側
から入力し、該入力した車両情報を処理する処理手段1
63と、該処理手段によって処理した車両情報が電気的
に記録されるカートリッジ側記憶手段160と、表面に
あってチャート紙を着脱するときに開閉される蓋43
と、該蓋の開閉を検出し、該蓋の開検出に応じ、蓋の開
閉情報を前記カートリッジ側記憶手段に記録する蓋開閉
検出手段166とを有することを特徴としている。
【0011】
【0012】
【0013】前記本体は、前記時計機構および前記記録
機構の異常を検出する異常検出手段120cと、該異常
検出手段による異常検出に応じ、異常検出情報と実時間
データとを記録する本体側記憶手段127とを有し、前
記本体に装着された前記カートリッジを本体から取り出
す際に、該取り出しに先立って前記本体側記憶手段に記
録した前記異常検出情報を読み取り前記カートリッジ側
記憶手段に記録することを特徴としている。
【0014】上記他の目的を達成するため本発明により
成された記録媒体装着装置は、図1の基本構成図に示す
ように、チャート紙50を回転させる時計機構および該
チャート紙に車両情報を機械的に記録する記録機構を
えた本体1ととともに使用され、前記時計機構によって
回転され前記記録機構によって機械的に記録が行われる
チャート紙を前記本体に着脱自在に装着するための記録
媒体装着装置において、前記チャート紙を着脱自在に収
容するチャート紙収納部と、該チャート紙収納部に隣接
して内蔵され、前記記録機構が前記チャート紙に対して
機械的に行った記録に対応する車両情報を本体側から入
力し、該入力した車両情報を処理する処理手段163
と、該処理手段によって処理した車両情報が電気的に記
録されるカートリッジ側記憶手段160と、表面にあっ
てチャート紙を着脱するときに開閉される蓋43と、該
蓋の開閉を検出し、該蓋の開検出に応じ、蓋の開閉情報
を前記カートリッジ側記憶手段に記録する蓋開閉検出手
段166とを有し、前記本体から取り出して運搬可能で
あることを特徴としている。
【0015】
【0016】
【作用】図1に示す構成において、本体1のカートリッ
ジ着脱機構に着脱自在に収納されるチャート紙50を収
納するカートリッジ40は着脱機構によって本体から排
出されたとき、本体から取り出して運搬可能である。カ
ートリッジ内のチャート紙を時計機構により回転させ、
記録機構によりチャート紙に車両情報を機械的に記録す
るようにする。記録機構がチャート紙に対して機械的に
行った記録に対応する車両情報をカートリッジの有する
処理手段163が本体側から入力して処理する。処理手
段によって処理した車両情報がカートリッジの有するカ
ートリッジ側記憶手段160に電気的に記録される。し
かも、表面にあってチャート紙を着脱するときにカート
リッジの表面の蓋43が開閉され、この蓋の開閉を蓋開
閉検出手段166が検出し、蓋の開検出に応じ、蓋の開
閉情報をカートリッジ側記憶手段に記録するようになっ
ている。したがって、着脱機構によってカートリッジを
本体から排出して本体から取り出して運搬することで、
チャート紙上のアナログ記録と記憶手段内のデジタル記
録とを単一のカートリッジによって、確実に一体的に取
り扱うことができるようになり、しかもカートリッジ側
記憶手段の記録により蓋の開閉の有無を確認できて、蓋
を開けたことを示す記録がないことで、チャート紙の内
容がデジタル記録の内容と違わないことを保証すること
ができ、かつ車両情報がカートリッジの有する処理手段
による車両情報の処理を変えることで、本体は同じでも
異なるデジタル記録を収集でき、収集する情報を本体に
制限されずに比較的自由に決定することができる
【0017】
【0018】
【0019】異常検出手段120cにより検出した時計
機構および記録機構の異常を実時間データとともに本体
側記憶手段127に記録し、この記録をカートリッジの
取り出し時に、取り出しに先立って読み取ってカートリ
ッジ側記憶手段に記録するようにしているので、この記
録によってアナログ記録の信頼性を確認できる。
【0020】チャート紙50を回転させる時計機構およ
び該チャート紙に車両情報を機械的に記録する記録機
備えた本体1に、時計機構によって回転され記録機構
によって機械的に記録が行われるチャート紙を着脱自在
に装着するための記録媒体装着装置が、チャート紙を着
脱自在に収容するチャート紙収納部を有し、このチャー
ト紙収納部に隣接して内蔵するカートリッジ側記憶手段
160に、記録機構がチャート紙に対して機械的に行っ
た記録に対応する車両情報を処理手段163が本体側か
ら入力して処理し、電気的に記録し、しかも表面にあっ
てチャート紙を着脱するときにカートリッジの表面の蓋
43が開閉され、この蓋の開閉を蓋開閉検出手段166
が検出し、蓋の開検出に応じ、蓋の開閉情報をカートリ
ッジ側記憶手段に記録するようになっている。 したがっ
て、着脱機構によってカートリッジを本体から排出して
本体から取り出して運搬することで、チャート紙上のア
ナログ記録と記憶手段内のデジタル記録とを確実に一体
的に取り扱うことができるようになり、しかもカートリ
ッジ側記憶手段の記録により蓋の開閉の有無を確認で
き、かつ車両情報がカートリッジの有する処理手段によ
る車両情報の処理を変えることで、本体は同じでも異な
るデジタル記録を収集でき、収集する情報を本体に制限
されずに比較的自由に決定することができる
【0021】
【0022】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。図2は、この発明によるアナログ・デジタル運行記
録計の一実施例を示す全体斜視図で、1は略箱型に形成
された運行記録計の本体で、40はチャート紙50を取
外し自在に収納するとともにデータメモリ160(図に
はカートリッジ40から取り外したものを拡大して示し
ている)を内蔵した記録媒体装着装置としてのカートリ
ッジである。データメモリ160はPROMのような不
揮発性メモリからなり、本体1内の図示しない端子が電
気接触される電極161aを有するコネクタ161、予
め定めたプログラムに従って動作するマイクロコンピュ
ータ(CPU)163などとともにプリント配線基板1
64に載置された上で、コネクタ161の電極161a
がカートリッジ40の上面に露出するようにカートリッ
ジ40内に収納されて設けられる。なお、カートリッジ
40内には、CPU163を動作させるための電源とし
て図示しない電池が図示のカートリッジ40の下面側か
ら交換可能に収納されている。
【0023】図に示すように、本体1は前面パネル2を
有し、該前面パネル2には蓋3を開閉するための鍵前4
と、運転者の交代を切り換える切換スイッチ5及びカー
トリッジ40を取り出すためのイジェクトボタン6が設
けられており、蓋3を開けるとカートリッジ着脱口7が
開口していて、該カートリッジ着脱口7を介してカート
リッジ40を着脱するようになっている。なお、この本
体1の大きさは、幅が180mm、高さが50mm、奥
行きが170mmであり、カーラジオなどと同じ大きさ
である。
【0024】また、カートリッジ40は、図3(a)の
平面図、図3(b)の側面図、図3(c)の正面図、図
3(d)の底面図で詳示するように、薄い箱状の筐体4
1を有しており、筐体41の中心部には軸42が設けら
れている。なお、筐体41の上面には、蓋43が取付け
られており、該蓋43は筐体41の側面に設けられたヒ
ンジ41aにより回動し、図3(b)に示すように、筐
体41の表面に対し略直角に開けることができるように
なっている。そして、蓋43には把手43aが形成され
ていて、この把手43aを手で掴んで引くことにより蓋
43は開けられる。図3(d)に示すように底面には、
電池交換蓋40aが設けられている。
【0025】この蓋43を開けて、中心部の軸42にチ
ャート紙50をセットする。筐体41の上面には開口部
41bが設けられており、セットされたチャート紙50
の一部が露出するようになっている。また、筐体41の
正面左側には、ギア44が突出状態で配置されており、
該ギアは筐体41内部のギア列を介して前記軸42に連
結していて、該ギア44を手で回すことにより軸42を
回動させ、該軸42にセットしたチャート紙50の現在
時刻をセットできるようになっている。
【0026】また、筐体41の底面の左右には、図3
(d)に示すように、それぞれ溝41cが形成されてお
り、該溝41cの一本には可動片45が収納されてい
て、該可動片45を矢印のように奥に押し込むと、これ
と連動する図(c)に示すシャッタ46が矢印の方向に
開いて、内部に配置されたギアが露出される。この可動
片45を押し込む作用は、カートリッジ40を運行記録
計の本体1に装着された最後の段階で行なわれ、シャッ
タ46が開いて内部のギアが本体1内の時計機構と係合
するようになっている。
【0027】次に、この運行記録計の本体1の内部構造
について説明する。図4には、本体1の側面図が示され
ている。この図では、本体1の上面と側面を覆っている
ケース及びチャート紙に車両情報を記録するための記録
機構は省略しており、かつカートリッジ40は装着され
ていない状態を示している。
【0028】図に示すように、本体1の内部には地板9
0が備えられており、該地板90は前面パネル2と底板
8とによって支持され固定されている。該地板90の下
側には、順に第1のシャーシ60、第2のシャーシ7
0、第3のシャーシ80が配置されている。
【0029】第1のシャーシ60は、図5の平面図に示
すように、中央部がU字状に切り込まれた金属板で形成
されており、前部左右にはそれぞれ切欠61が設けられ
ていて、後部左右にもそれぞれ鍵穴状の穴62が設けら
れている。これらの切欠61と穴62を利用して、ボル
ト63により第1のシャーシ60は図示しない地板に摺
動可能に取付けられている。
【0030】また、第1のシャーシ60の中央部左右に
は、それぞれスプリング64の一端が取付けられてお
り、該スプリング64の他端は図示しない地板に取付け
られていて、第1のシャーシ60を前方、すなわち前面
パネル2の方向に付勢している。そして、第1のシャー
シの側面には側方に突出する状態でピン65が設けられ
ており、該ピン65は、図4に示すように、地板90に
取り付けられた保持機構100のアーム101によって
保持されている。
【0031】該保持機構100は、固定部102と該固
定部102の軸103に回動可能に取付けられた略V字
状のアーム101からなり、該固定部102は地板90
に固定されていて、アーム101は軸103を中心に矢
印で示すように上向きに回動するように付勢されてい
る。また、アーム101の一部には穴104が穿設され
ている。
【0032】この保持機構100のアーム101による
ピン65の保持によって、第1のシャーシ60は前方に
付勢されているにも関わらず、後部位置に保持された状
態となっている。この状態は、内部に装着されたカート
リッジを取り出すためのイジェクトボタン6を押し込む
ことによって生じる。イジェクトボタン6を押し込む前
には、カートリッジが装着されていて、図7に示すよう
に、第1のシャーシ60のピン65は保持機構100の
アーム101の先端に当接した状態になっており、イジ
ェクトボタン6を押し込むと、第1のシャーシ60が後
方に押し込まれるので、ピン65がアーム101によっ
て保持されることになる。
【0033】次に、第2のシャーシ70について説明す
る。第2のシャーシ70は鉄板で略トレー状に形成され
ており、図4に示すように、側面には突起71a,71
b,71c(71cは不図示)が3個ずつ水平に並んで
配列されている。中央の突起71bは、地板90に固定
された二又フォーク状の規制部材95に挟まれており、
このため第2のシャーシ70は前後方向の移動が規制さ
れている。
【0034】また、前記第1のシャーシ60の側面の両
サイドには、係合手段としての四角形の側板66が各2
枚ずつ設けられており(一枚のみ図示)、該側板66に
は略斜めに切込67が形成されていて、この切込67に
前記第2のシャーシ70の突起71aが嵌合されてい
る。このため、イジェクトボタン6により第1のシャー
シ60が後方に押されると、第2のシャーシ70は規制
部材95によって前後方向の移動が規制されているの
で、第1のシャーシ60の側板66の切込67に突起7
1aが案内され、下にさがり、第1のシャーシ60が保
持機構100によって後方位置に保持された状態のとこ
ろで、第2のシャーシ70は停止する。
【0035】なお、図5は、地板90を省略した平面図
で、図中における第2のシャーシの後端部に設けられた
2つの突起72は、カートリッジを装着するときのスト
ッパである。また、図中の符号110は時計機構で、突
出したギア111が装着されたカートリッジ40のシャ
ッタ46内のギアと噛み合い、チャート紙を回転させる
ようになっている。
【0036】次に、第3のシャーシ80について説明す
る。第3のシャーシ80も金属板で形成されており、第
2のシャーシ70の下側に密着して設置されていて、図
6に示すように、第2のシャーシ80に形成された突出
片73が第3のシャーシ80の穴81に嵌合して横方向
と上下方向の移動が規制されている。また、第3のシャ
ーシ80の中央部には、スプリング82の一端が取付け
られており、該スプリング82の他端は第2のシャーシ
70に取付けられている。そして、第3のシャーシ80
はこのスプリング82によって、前方、すなわち前面パ
ネル2の方向に付勢されている。
【0037】また、第3のシャーシ80の左右中央に
は、それぞれカートリッジ係合ピン83が設けられてお
り、該カートリッジ係合ピン83は上方に向かって垂直
に立設されている。また、第3のシャーシ80の一方の
側面には、突出部84が形成されており、該突出部84
の先端には上方に向かって保持機構係合突起85が取付
けられている。なお、図6において、第2のシャーシ7
0は実際は見えるのであるが、混乱するので仮想線で示
した。
【0038】実際に、カートリッジ40を前面パネル2
のカートリッジ着脱口7(図2参照)から挿入すると、
カートリッジ40の裏面の溝41c(図3参照)の端面
がカートリッジ係合ピン83に当接し、さらにカートリ
ッジ40を押し込むと、第3のシャーシ80はカートリ
ッジ40に押され、スプリング82の付勢力に抗して後
方へと移動する。このとき、第3のシャーシ80の保持
機構係合突起8が、第1のシャーシ60を後方位置に保
持していた保持機構100のアーム101の穴104に
入り込み、アーム101を付勢力に抗して回動させるの
で、アーム101から第1のシャーシ60のピン65が
外れ、図7に示すように、第1のシャーシ60は前方に
移動してピン65がアーム101の先端に当接する。
【0039】第1のシャーシ60の側面に設けられた突
起71aは、第1のシャーシ60の側板66の切込67
に嵌合されているので、第1のシャーシ60が前方に移
動すると、突起71aが切込67に案内されるため、第
2のシャーシ70は上方に移動する。なお、第2のシャ
ーシ70の側面中央部の突起71bが地板90に設けら
れた規制部材95によって前後方向の移動が規制されて
いるため、第2のシャーシ70は前後方向には移動でき
ない。
【0040】第2のシャーシ70が上昇すると、内部に
装着されたカートリッジ40も一体となって上昇し、カ
ートリッジ40内に収納されたチャート紙50は、後述
する記録機構の記録針が当接できる位置にセットされる
ことになる。勿論、カートリッジ40は上向きになって
おり、チャート紙50はカートリッジ40のケース41
の開口部41bから露出していて、記録機構の記録針は
地板90の開口部(図示せず)と第1のシャーシ60の
U字状の切り込みを介してチャート紙50に当接するよ
うになっている。なお、図8は、カートリッジ40を装
着したとき状態を示し、図6の側面図に対する平面図で
あり、図9は底面図である。この場合、地板90,底板
8,カートリッジ40は省略して描かれている。そし
て、上述のようにカートリッジ40が上昇すると、本体
1内に設けられた記録針と、カートリッジ40の上面に
露出しているチャート紙50とが当接するようになると
ともに、本体1内に設けられた図示しない電極と、カー
トリッジ40の上面に露出しているコネクタ161の電
極161aとが電気接触されるようになっている。
【0041】次に、記録機構について説明する。図10
は記録機構の一例を示すものである。なお、図10は上
下方向を反転させて図示したものである。同図におい
て、11はモータを示し、軸11aに歯車12が取り付
けられている。13は歯車12の動力を伝達する歯車
列、14は歯車列13の最終歯車に噛合する方向変換歯
車、15A,15Bは方向変換歯車14に噛合する駆動
歯車を示し、駆動歯車15Aは記録針昇降カム16Aを
回転させるものであり、駆動歯車15Bは記録針昇降カ
ム16Bを回転させるものである。
【0042】17A,17Bは記録針昇降カム16Aに
よって支点Oを中心に揺動させられるL字状の揺動杆、
17Cは記録針昇降カム16Bによって支点Oを中心に
揺動させられるL字状の揺動杆、18A,18B,18
Cは対応する揺動杆17A,17B,17Cによって下
降(図10では上方向)させられる記録針を示してい
る。
【0043】各記録針18A,18B,18Cは、中央
部に係止片19A,19B,19Cが嵌め込まれてお
り、これらの係止片19A,19B,19Cと記録針1
8A,18B,18Cを支持する枠体20A,20B,
20Cとの間にコイルスプリング30A,30B,30
Cが配置されていて、記録針18A,18B,18Cを
下降位置(図10では上昇方向)に付勢している。
【0044】また、前記係止片19A,19B,19C
の上側面には、前記揺動杆17A,17B,17Cの突
起17Aa ,17Bb ,17Cc が当接しており、揺動
杆17A,17B,17Cの端部は前記コイルスプリン
グ30A,30B,30Cの付勢力によって記録昇降カ
ム16A,16B面に当接している。
【0045】なお、記録針18Aは距離記録用であり、
記録針18Bは交代記録用であり、記録針18Cは速度
記録用である。また、記録針18A,18B,18Cを
記録紙Cの半径方向に移動させる記録針駆動機構は、従
来のものと変わらないので、説明を省略する。
【0046】次に、記録機構の動作について説明する。
記録針18A,18B,18Cが上昇していた状態か
ら、カートリッジ40が装着されたのを検出した図示せ
ぬロック検出機構の出力に基づいてモータ11が制御さ
れることにより、記録針昇降カム16A,16Bは略1
80度回転する。 このため、揺動杆17A,17B,
17Cが回動し、突起17Aa ,17Bb ,17Cc
下降するため、記録針18A,18B,18Cはコイル
スプリング30A,30B,30Cの付勢力によって下
降し(図では上昇方向)、チャート紙50面に当接す
る。したがって、各種情報を記録針18A,18B,1
8Cによって記録紙Cに記録することができる。
【0047】また、カートリッジ40が装着され、記録
針18A,18B,18Cがチャート紙50面に当接し
ている状態において、鍵を本体1の鍵前4に差し込んで
時計方向に回動することにより、カートリッジ40がア
ンロックされたのを検出したロック検出機構の出力に基
づいてモータ11が制御される。このため、記録針昇降
カム16A,16Bが略180度さらに回転させられて
元の状態に戻るので、コイルスプリング19A,19
B,19Cの付勢力によって下降していた記録針18
A,18B,18Cは、コイルスプリング19A,19
B,19Cの付勢力に抗した揺動杆17A,17B,1
7Cの力によって上昇し、チャート紙50の記録面から
離れる。
【0048】次に、イジェクトボタン6が押し込まれる
と、図4に示すように、第1のシャーシ60が押し込ま
れて、側面のピン65が保持機構100に保持され、保
持機構100のアーム101の回転により第3のシャー
シ80の保持機構係合突起85が外れて第3のシャーシ
80は前進してカートリッジ40を前面パネル2のカー
トリッジ着脱口7から外に押し出す。押し出されたカー
トリッジ40を手で引き出し、必要なチャート紙50を
セットし、時刻合わせなどを行なう。
【0049】なお、記録針昇降機構および昇降機構は一
例であり、同様に機能する他の構成であってもよいこと
は言うまでもない。
【0050】このように、本実施例に係る運行記録計
は、チャート紙50をセットする部分をカートリッジ化
することによって、チャート紙50の交換やチャート紙
50の時刻合わせが交換者の手元で行なえるため、無理
なくスムーズにチャート紙50の交換作業が行なえる。
【0051】図11は、この発明によるアナログ・デジ
タル運行記録計の電気回路構成を示し、運行記録計の本
体1内には、走行センサSからの車速に応じた周期の走
行パルスを入力し、この入力された走行パルスの周期を
測定し、この測定した周期に基づいて速度を演算する
他、入力した走行パルスを計数して走行距離を演算する
マイクロコンピュータ(CPU)120が設けられてい
る。CPU120は、制御プログラムを格納したROM
120aと各種のデータを格納するデータエリアと処理
作業に使用するワークエリアとを有するRAM120b
とを内蔵するワンチップマイクロコンピュータからな
る。
【0052】CPU120にはステッピングモータドラ
イバ121〜124が接続されている。ステッピングモ
ータドライバ121は速度記録用記録針18Cを駆動す
るためのもので、CPU120はこのステッピングモー
タドライバ121に対し、計測した速度に対応する位置
に速度記録用記録針18Cを移動させるのに必要な数の
駆動パルスを出力し、この駆動パルスを入力したステッ
ピングモータドライバ121はステッピングモータ12
1aを駆動してその出力軸の回転を駆動パルスの数に応
じた角度回転させる。この出力軸の回転は、速度記録用
記録針18Cが取り付けられた移動板121cに形成し
たラック121dに噛合したピニオン歯車121eに歯
車列121fを介して伝達され、ステッピングモータ1
21aの正転・逆転方向の回転に応じて記録針18Cが
矢印方向に往復移動され、その移動量が速度に応じて変
化されるようになっている。なお、ラック121dに噛
合しているピニオン歯車121eの回転に伴って回転す
るエンコーダ121gが設けられ、このエンコーダ12
1gは速度記録用記録針18Cの位置をコード化して出
力し、この位置コードをCPU120に入力する。
【0053】ステッピングモータドライバ122および
123は、図示しない距離記録用記録針および交代記録
用あるいは状態記録用記録針を移動させる図示しないス
テッピングモータを駆動するためのものであり、ステッ
ピングモータドライバ124は、これらの記録針によっ
て記録が行われるチャート紙を時間の進行とともに回転
させる時計用のステッピングモータを駆動するためのも
のである。図示は省略しているが、各ステッピングモー
タドライバによって駆動されるステッピングモータの回
転によって記録針を移動させ、チャート紙を回転させる
駆動機構も設けられている。交代記録用記録針を状態記
録用記録針として使用した場合には、チャート紙には、
休憩、荷積作業、荷卸作業などの各種の状態が記録され
るようになる。
【0054】CPU120にはまた、上記交代記録や状
態記録を行うための情報を入力する際に操作される操作
入力部125と、年月日、時刻などの実時間データを発
生するカレンダ・時計126と、予め設定した設定デー
タや収集した各種収集データをバックアップ電源なしに
保持できるように格納する不揮発性記憶手段としてのP
ROM127とが接続されている。また、CPU120
はインターフェース(I/F)回路128を介して外部
との間でデータの授受を行うとともに、別途設けた速度
計130、ヘッドアップディスプレイ(HUD)用表示
器131および積算距離計132に対しこれらを駆動す
るための数値データを供給するようになっている。
【0055】上記不揮発性記憶手段としてのPROM1
27内には、図12に示すように、運行記録計を搭載し
ている車両の車両番号、チャート紙の種類によって変わ
る各記録針による記録の種類、例えば交代記録か状態記
録か、最大車速の設定値などの設定データを格納した設
定データエリア127aが形成され、この設定データは
図示しない設定器によってI/F回路128を介して外
部から入力されて書き込まれる。また、PROM127
内には距離データエリア127bが形成され、車両の走
行に伴って更新される積算走行距離データが格納される
ようになっている。さらに、PROM127内には、速
度、距離、時計駆動系の異常状態がカレンダ・時計12
6が発生する時間データとともに格納される収集データ
エリア127cなどが形成されている。
【0056】一方、チャート紙50を取外し自在に収納
するとともに不揮発性記憶手段としてのPROMからな
るデータメモリ160を内蔵したカートリッジ40内に
は、制御プログラムを格納したROM163aと各種の
データを格納するデータエリアと処理作業に使用するワ
ークエリアとを有するRAM163bとを内蔵し、予め
定めたROM163a内の制御プログラムに従って動作
するマイクロコンピュータ(CPU)163が設けられ
ている。CPU163はインターフェース(I/F)回
路165を介して本体1のI/F回路128と接続さ
れ、本体1のCPU120との間でデータの授受を行
う。CPU163には、カートリッジ40の上面に取り
付けられた蓋43がチャート紙50の装着、取り出しの
際に開閉されるとオン・オフする開閉検出スイッチ16
6が接続されており、この開閉検出スイッチ166の開
閉に応じてその旨がデータメモリ160に記録されるよ
うになっている。なお、167は電源用電池であり、本
体1側から電源供給を受けるようにしたときには、省略
できる。
【0057】上記カートリッジ40中の不揮発性記憶手
段としてのデータメモリ(PROM)160内には、図
13に示すように、本体1側のPROM127に格納さ
れている設定データをカートリッジ160を本体1に装
着した際に入力して格納する第1の収集データエリア1
60aと、カートリッジ40を本体1に装着している際
に、本体1側で逐次発生するデータをI/F回路165
を介して入力し、このデータをCPU163がプログラ
ムにしたがって選別、処理などを行って収集したデータ
を格納する第2の収集データエリア160bと、カート
リッジ160を本体1から排出する際に本体1側のPR
OM127に格納されている収集データを入力して格納
する第3の収集データエリア160cなどを有する。
【0058】次に、図11の電気回路構成を有するアナ
ログ・デジタル運行記録計の動作を説明する。本体1内
のCPU120は電源の投入によって動作を開始し、カ
ートリッジ40が所定の位置にセットされると、速度、
距離および交代情報の記録動作を開始する。
【0059】まず、速度記録動作について説明すると、
停車している車両が走行を始めると、これに伴って走行
センサSが発生する走行パルスがCPU120に入力さ
れる。CPU120はその周期を測定し、この測定した
周期に基づいて演算して車速を求める。続いて、この演
算で求めた速度に対応する位置までステッピングモータ
121aが0km/h位置にある速度用記録針18Cを
移動させるために必要なステップ数を、0km/h位置
を基準にしてROM120a中に用意したテーブルによ
って、または予め定めた計算式によって求める。
【0060】そして、この求めたステップ数と、ステッ
ピングモータ121aの現在位置のステップ数を示すR
AM120a内に形成したアップダウンカウンタエリア
の現在値との大小関係およびその差の絶対値を求め、現
在値が小さければステッピングモータ121aを正転、
大きければ逆転させる方向に駆動させるための上記絶対
値に相当する数の駆動パルスをCPU120が出力する
とともに、この駆動パルスの出力に応じてRAM120
b内のアップダウンカウンタにアップまたはダウンカウ
ントさせる。このことによって、演算した速度位置まで
速度記録針が移動されるとともに、アップダウンカウン
タ内には、駆動パルスを供給しているCPU120側か
ら見たステッピングモータ121aの現在位置を示すス
テップ数が保持されるようになる。
【0061】一方、エンコーダ121gはステッピング
モータ121aの回転によって移動する速度記録針18
Cの位置を複数のレンジに分けて表す位置コードを発生
し、これをCPU120が入力している。CPU120
はこの入力した位置コードをこれに対応するステップ数
に変換し、これとRAM120b内のアップダウンカウ
ンタの値とを逐次比較する。この比較の結果、両者間に
所定の条件下において所定の差があるときには、現実の
速度記録針18Cの位置を表している位置コードに対応
するステップ数にアップダウンカウンタの内容を置き換
えて現在位置を示す値を更新する。この更新したステッ
プ数は速度記録針18Cの真値であるので、これを更新
毎に実時間データとともにI/F回路128を介して出
力し、カートリッジ40のI/F回路165を介してC
PU163に入力し、CPU163がPROM160の
第2の収集データエリア160bに格納することによっ
て、チャート紙に記録した速度に一致したデジタルデー
タを収集することができる。
【0062】上述したステップ数の更新による位置補正
は何らかの異常が発生して起こるもので、その実施回数
をチェックし、ある一定数以上に達したら異常と判断し
て異常の発生をその発生時刻を示す実時間データととも
にPROM127内の収集データエリア127cに格納
する。この異常判断の仕方には、幾つかの方法が考えら
れ、第1には単純に何回までという上限値を決めるも
の、第2には走行距離数に対する補正回数、第3には単
位時間(例えば1時間)当りの補正回数および合計回
数、第4には前回からの補正間隔が設定限度時間以下の
ときの合計回数などを利用することができる。
【0063】上述したCPU120の動作を機能ブロッ
ク図で表すと、図14に示すようになり、走行センサS
からの走行パルスの周期を測定する周期測定部120−
1と、この周期測定部120−1で測定した周期により
速度を演算する速度演算部120−2と、速度演算部1
20−2で演算した速度に対応するステップ数を求める
速度−ステップ数変換部120−3と、この速度−ステ
ップ数変換部120−3からのステップ数とアップダウ
ンカウンタ120−4のカウント値との差分を判定し、
差分に応じた数の駆動パルスをその大小を示す信号とと
もに出力する差分判定部120−5とを有し、差分判定
部120−5からの駆動パルスによりステッピングモー
タドライバ121がその数に相当するステップ数だけス
テッピングモータ121aを正転、逆転方向に駆動す
る。
【0064】差分判定部120−5が出力する駆動パル
スはアップダウンカウンタ120−4に印加され、その
大小を示す信号に応じて駆動パルスをアップまたはダウ
ンカウントするので、アップダウンカウンタ120−4
のカウント値によってステッピングモータのステップ数
を知ることができる。この駆動側から見たステッピング
モータの現在のステップ数と演算した速度に対応するス
テップ数との差分に相当する数の駆動パルスをステッピ
ングモータドライバ121に供給してステッピングモー
タを駆動することによって、速度に応じた位置に速度記
録針18Cを駆動できる。
【0065】しかし、速度記録針18Cが実際に演算し
た速度に対応する位置に移動している保証がないので、
エンコーダ121gに速度記録針18Cの位置に対応す
る位置コードを発生させ、この位置コードを位置−ステ
ップ数変換部120−6においてステップ数に変換し、
この変換したステップ数と演算した速度に対応するステ
ップ数とを比較部120−7で比較し、所定の条件下で
不一致となったときに、速度記録針18Cの真の位置を
表す位置−ステップ数変換部120−6で変換したステ
ップ数でアップダウンカウンタ120−4の内容を置き
換え更新し、駆動側のステッピングモータの位置と実際
の位置とを一致させる。
【0066】したがって、この更新時のステップ数をカ
ートリッジ40に送出し、そのまままたは加工してPR
OM160の第2の収集データエリア160bに図示し
ないカレンダ・時計からの実時間データとともに格納す
ることによって、チャート紙に記録した速度に一致した
デジタルデータを収集することができる。また、このス
テップ数の更新に基づいて異常判定部120−8におい
て予め定めた判定条件に基づいて判定を行い、異常と判
定したときにはPROM127の収集データエリア12
7cに実時間データとともに格納する。この収集データ
エリアのデータはカートリッジ排出時に読み出されてカ
ートリッジに送出され、PROM160内の第3の収集
データエリア160cに格納される。
【0067】次に、距離記録動作について説明すると、
車両が走行を始めると、これに伴って走行センサSが発
生する走行パルスがCPU120に入力される。CPU
120はその数を計数し、この計数値に基づいて演算し
計数値が所定値になったら単位距離、例えば100m走
行したとして距離信号を発生し、この距離信号によりP
ROM127中の距離データエリア127bの内容をイ
ンクリメントするとともにこの距離データエリア127
bの内容によって距離表示器に距離表示を行わせる。ま
た、走行パルスの計数値が所定値となったとき、駆動パ
ルスを発生し、これを距離記録針を移動させるステッピ
ングモータを駆動するステッピングモータドライバ12
2、図示しない積算距離計のカウンタを回転させるステ
ッピングモータを駆動するステッピングモータドライバ
およびカートリッジ40にそれぞれ供給する。カートリ
ッジ40に送出された駆動パルスはこれに基づいてカー
トリッジ40内のCPU163が独自に処理して距離デ
ータを収集する。
【0068】CPU120は駆動パルスを出力したとき
この駆動パルスによって駆動されるステッピングモータ
が作動しているかどうかを判断して異常の有無を判定す
る。このために駆動パルスによって回転動作するステッ
ピングモータに連動するフォトインタラプタを設け、フ
ォトインタラプタが発生する回転パルス数と駆動パルス
数とを比較することにより、異常の有無を判定すること
ができる。この判定で異常が発生していると判断したと
きには実時間データとともに収集データエリア127c
に格納し、このデータをカートリッジの排出時にカート
リッジに送出し、カートリッジ内の第3の収集データエ
リアに格納させることができる。
【0069】上述したCPU120の距離記録動作を機
能ブロック図で表すと、図15に示すようになり、パル
ス数計数部120−11が走行センサSからの走行パル
スの数を計数して駆動パルスを発生し、このパルス数計
数部120−11の計数値により距離演算部120−1
2が距離を演算し、所定の距離毎に距離信号を出力しこ
れによって距離データエリア127bをインクリメント
する。この距離データエリア127bの内容は距離表示
器に距離を表示するために利用され、またカートリッジ
40の排出に際してカートリッジに送出されて第3の収
集データエリア160cに格納される。
【0070】パルス数計数部120−12が発生する駆
動パルスは異常判定部120−13に送られ、ここでス
テッピングモータからの作動状態信号入力と比較され、
この駆動パルスによって駆動されるステッピングモータ
の回転異常が判定されるようになっている。そして、こ
の異常判定部120−13において異常の発生が判定さ
れたときには、収集データエリア160cにカレンダ・
時計126からの実時間データとともに格納されるよう
になっている。
【0071】次に、チャート紙を回転させる時計駆動動
作について説明すると、CPU120はカレンダ・時計
126が時間を刻んでいるクロックを計数し、所定値の
計数毎に駆動パルスを発生し、これをチャート紙を回転
させるステッピングモータを駆動するステッピングモー
タドライバ124に供給するとともに、この駆動パルス
を出力したときこの駆動パルスによって駆動されるステ
ッピングモータが作動しているかどうかを判断して異常
の有無を判定する。このために駆動パルスによって回転
動作するステッピングモータに連動するフォトインタラ
プタを設け、このフォトインタラプタが発生する回転パ
ルス数と駆動パルス数とを比較することにより、異常の
有無を判定することができる。この判定で異常が発生し
ていると判断したときには実時間データとともに収集デ
ータエリア127cに格納し、このデータをカートリッ
ジの排出時にカートリッジに送出し、カートリッジ内の
第3の収集データエリアに格納させることができる。
【0072】図16は上述した時計駆動機能を示す機能
ブロック図であり、カレンダ・時計126からのクロッ
クパルスを計数して駆動パルスを発生するパルス数計数
部120−15を備え、このパルス数計数部120−1
5が発生する駆動パルスをステッピングモータドライバ
124に供給してチャート紙を回転させるステッピング
モータを駆動する。そして、この駆動パルスを出力した
とき駆動されるステッピングモータが作動しているかど
うかを判断して異常の有無を判定するため、駆動パルス
によって回転動作するステッピングモータに連動するフ
ォトインタラプタを設け、このフォトインタラプタが発
生する回転パルス数と駆動パルス数とを異常判定部12
0−16において比較し、その結果により異常の有無を
判定する。この異常判定部120−13において異常の
発生が判定されたときには、収集データエリア160c
にカレンダ・時計126からの実時間データとともに格
納し、この格納したデータをカートリッジの排出時にカ
ートリッジ内の第3の収集データエリア160cに格納
する。
【0073】上述したように、速度に応じたステップ数
の位置にステッピングモータを駆動する駆動パルスをア
ップダウンカウントしてステッピングモータのステップ
位置を認識しているカウンタの内容が、実際に駆動され
たステッピングモータの位置と異なるとき、所定の条件
下でカウンタの内容を、ステッピングモータと連動する
エンコーダが発生する位置コードに対応するステップ数
で置き換え更新するようにし、この更新したステップ数
をカートリッジ40内のデータメモリ160内に格納す
るようにしているので、真に速度記録針による記録に対
応した速度データを収集できる。この速度データの収集
を時刻データに関連して行うことで、この記録の前後の
チャート紙上の速度記録から速度値を読み取る際の基準
として利用できる他、更新の発生の時間的頻度も知るこ
とができるようになる。
【0074】本体1とカートリッジ40とに独立にCP
Uが内蔵されているので、本体1の機能を変更すること
なく、カートリッジ40側のCPUの機能を種々変える
ことによって、ユーザの要求に応じて色々な形態のデジ
タルデータの収集が可能になっている。
【0075】チャート紙を収納したカートリッジ40と
データメモリ160を一体化したことによって、記録後
の運搬の利便性が得られるが、単にこれだけでなくアナ
ログ記録とデータ記録の一体化を保証できる。特に、上
述した実施例のように、蓋の開閉があったときこれを記
録することによって、蓋を開けたことを示す記録がない
とで、チャート紙の内容がデジタル記録の内容と違わ
ないことを保証することができる。
【0076】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、時
計機構により回転され、記録機構により車両情報が機械
的に記録されたチャート紙を収納するカートリッジ内に
内蔵したカートリッジ側記憶手段に、記録機構がチャー
ト紙に対して機械的に行った記録に対応する車両情報が
電気的に記録され、チャート紙上のアナログ記録と記憶
手段内のデジタル記録とを単一のカートリッジによっ
て、確実に一体的に取り扱うことができるようになって
いるので、アナログチャート紙記録の長所をそのまま生
かしつつ、デジタルデータメモリに、管理に必要なデー
タが、データの後処理に便利なように抽出、集計して記
録されるとともに、チャート紙記録内容とメモリデータ
記録内容に差がないことを保証できる
【0077】カートリッジを変えることで、本体は同じ
でも異なるデジタル記録を収集できるので、色々なユー
ザの要求に容易に応じることができる。
【0078】チャート紙を着脱するときに開閉される蓋
の開閉を記録することによって、この記録の有無によっ
て蓋の開閉の有無を確認でき、蓋の開を示す記録のない
ことによってチャート紙上の記録の信憑性を高めるのに
役立てることができるとともに、チャート紙記録内容と
メモリデータ記録内容に差がないことを保証できる
【0079】本体内の時計機構および記録機構の異常を
実時間データとともに記録し、この記録をカートリッジ
の取り出し時に、取り出しに先立って読み取ってカート
リッジ側記憶手段に記録するようにしているので、この
記録によってアナログ記録がどの範囲で信頼できるかを
判断するのに役立てることができる。
【0080】チャート紙を回転させる時計機構および該
チャート紙に車両情報を機械的に記録する記録機構とを
備えた本体に、チャート紙を着脱自在に装着するための
記録媒体装着装置がチャート紙に対して機械的に行った
記録に対応する車両情報を電気的に記録される記憶手段
を有し、アナログ記録が行われたチャート紙とデジタル
記録が行われた記憶手段とが一体に取り扱えるようにな
るので、チャート紙記録内容とメモリデータ記録内容に
差がないことを保証できる。
【0081】記録媒体装着装置が有する処理手段による
処理を変えることで、収集する情報を本体に制限されず
に比較的自由に決定することができるので、色々なユー
ザの要求に容易に応じることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る運行記録計および記録媒体装着装
置の基本構成を示す図である。
【図2】本発明に係る運行記録計の一実施例の斜視図で
ある。
【図3】カートリッジを示し、(a)は平面図、(b)
は側面図、(c)は正面図、(d)は底面図である。
【図4】運行記録計本体の側面図で、カートリッジが装
着されない状態を示している。
【図5】運行記録計本体の平面図で、カートリッジが装
着されない状態を示している。
【図6】運行記録計本体の底面図で、カートリッジが装
着されない状態を示している。
【図7】運行記録計本体の側面図で、カートリッジが装
着された状態を示している。
【図8】運行記録計本体の平面図で、カートリッジが装
着された状態を示している。
【図9】運行記録計本体の底面図で、カートリッジが装
着された状態を示している。
【図10】本実施例に係る運行記録計に用いた記録機構
の斜視図である。
【図11】本実施例に係る運行記録計の電気回路構成を
示す図である。
【図12】本体のPROM内の各種エリアを示す図であ
る。
【図13】カートリッジのPROM内の各種エリアを示
す図である。
【図14】本体のCPUが行う速度記録動作のための機
能を示す図である。
【図15】本体のCPUが行う距離記録動作のための機
能を示す図である。
【図16】本体のCPUが行う時計駆動動作のための機
能を示す図である。
【符号の説明】
1 本体 18C 記録機構(速度記録針) 40 カートリッジ 43 蓋 50 チャート紙 127 本体側記憶手段(PROM) 120c 異常検出手段(CPU) 160 カートリッジ側記憶手段(データメモリ、
PROM) 163 処理手段(CPU) 166 蓋開閉検出手段(開閉検出スイッチ)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G07C 5/00 G01D 1/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チャート紙を収納するカートリッジと、 該カートリッジを着脱自在に収納するカートリッジ着脱
    機構を有するとともに、該カートリッジ内のチャート紙
    を回転させる時計機構および該チャート紙に車両情報を
    機械的に記録する記録機構を備えた本体とからなり、前記カートリッジは、 前記着脱機構によって本体から排出されたとき、本体か
    ら取り出して運搬可能であり、 前記記録機構が前記チャート紙に対して機械的に行った
    記録に対応する車両情報を本体側から入力し、該入力し
    た車両情報を処理する処理手段と、 該処理手段によって処理した車両情報が電気的に記録さ
    れるカートリッジ側記憶手段と、 表面にあってチャート紙を着脱するときに開閉される蓋
    と、 該蓋の開閉を検出し、該蓋の開検出に応じ、蓋の開閉情
    報を前記カートリッジ側記憶手段に記録する蓋開閉検出
    手段とを有する ことを特徴とする運行記録計。
  2. 【請求項2】 前記本体は、前記時計機構および前記記
    録機構の異常を検出する異常検出手段と、該異常検出手
    段による異常検出に応じ、異常検出情報と実時間データ
    とを記録する本体側記憶手段とを有し、 前記本体に装着された前記カートリッジを本体から取り
    出す際に、該取り出しに先立って前記本体側記憶手段に
    記録した前記異常検出情報を読み取り前記カートリッジ
    側記憶手段に記録することを特徴とする請求項1記載の
    運行記録計。
  3. 【請求項3】 チャート紙を回転させる時計機構および
    該チャート紙に車両情報を機械的に記録する記録機構を
    備えた本体とともに使用され、前記時計機構によって回
    転され前記記録機構によって機械的に記録が行われるチ
    ャート紙を前記本体に着脱自在に装着するための記録媒
    体装着装置において、 前記チャート紙を着脱自在に収容するチャート紙収納部
    と、 該チャート紙収納部に隣接して内蔵され、前記記録機構
    が前記チャート紙に対して機械的に行った記録に対応す
    る車両情報を本体側から入力し、該入力した車両情報を
    処理する処理手段と、 該処理手段によって処理した車両情報が電気的に記録さ
    れるカートリッジ側記憶手段と、 表面にあってチャート紙を着脱するときに開閉される蓋
    と、 該蓋の開閉を検出し、該蓋の開検出に応じ、蓋の開閉情
    報を前記カートリッジ側記憶手段に記録する蓋開閉検出
    手段とを有し、 前記本体から取り出して運搬可能である ことを特徴とす
    る記録媒体装着装置。
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