JP3143560B2 - 繰り返し開閉することが可能なプラスチック箔製パック - Google Patents
繰り返し開閉することが可能なプラスチック箔製パックInfo
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- JP3143560B2 JP3143560B2 JP06045883A JP4588394A JP3143560B2 JP 3143560 B2 JP3143560 B2 JP 3143560B2 JP 06045883 A JP06045883 A JP 06045883A JP 4588394 A JP4588394 A JP 4588394A JP 3143560 B2 JP3143560 B2 JP 3143560B2
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D65/00—Wrappers or flexible covers; Packaging materials of special type or form
- B65D65/02—Wrappers or flexible covers
- B65D65/10—Wrappers or flexible covers rectangular
- B65D65/12—Wrappers or flexible covers rectangular formed with crease lines to facilitate folding
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D5/00—Rigid or semi-rigid containers of polygonal cross-section, e.g. boxes, cartons or trays, formed by folding or erecting one or more blanks made of paper
- B65D5/42—Details of containers or of foldable or erectable container blanks
- B65D5/64—Lids
- B65D5/66—Hinged lids
- B65D5/6602—Hinged lids formed by folding one or more extensions hinged to the upper edge of a tubular container body
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D75/00—Packages comprising articles or materials partially or wholly enclosed in strips, sheets, blanks, tubes, or webs of flexible sheet material, e.g. in folded wrappers
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- B65D75/5833—Tear-lines provided in a wall portion for tearing out a portion of the wall
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、前部壁、後部壁、お
よび開閉動作を行うために、予め決められた折り曲げ線
に沿って折り曲げることができる折り曲げタブを備え、
特に紙ハンカチを収容するための、プラスチック箔で作
られる繰り返し開閉可能なパックに関する。
よび開閉動作を行うために、予め決められた折り曲げ線
に沿って折り曲げることができる折り曲げタブを備え、
特に紙ハンカチを収容するための、プラスチック箔で作
られる繰り返し開閉可能なパックに関する。
【0002】
【従来の技術】プラスチック箔は、最も頻繁に使用され
る包装材料の1つである。特に、プラスチック箔は、折
り曲げた紙ハンカチの堆積物を収容するのに有用な立方
体のソフトパックに用いられる(DE-U-9109814.9)。しか
しながら、複層の(張り合わせ)プラスチック箔からな
る紙巻き煙草用パックも既に知られている所である。
る包装材料の1つである。特に、プラスチック箔は、折
り曲げた紙ハンカチの堆積物を収容するのに有用な立方
体のソフトパックに用いられる(DE-U-9109814.9)。しか
しながら、複層の(張り合わせ)プラスチック箔からな
る紙巻き煙草用パックも既に知られている所である。
【0003】包装技術にとって不利なプラスチック箔の
性質の1つに、プラスチック箔に材料に関連した復元力
が作用するので、単なる折り曲げによっては、常に再現
性を持つ折り曲げ線が形成できない点がある。しかし、
これらの再現性のある折り曲げ線は、パックを繰り返し
開いたり閉じたりするためにの折り曲げタブ、特に閉鎖
用タブを有するパックには、特に、必要である(DE-U-91
09814.9)。
性質の1つに、プラスチック箔に材料に関連した復元力
が作用するので、単なる折り曲げによっては、常に再現
性を持つ折り曲げ線が形成できない点がある。しかし、
これらの再現性のある折り曲げ線は、パックを繰り返し
開いたり閉じたりするためにの折り曲げタブ、特に閉鎖
用タブを有するパックには、特に、必要である(DE-U-91
09814.9)。
【0004】上記のような繰り返して開いたり閉じたり
する箔製のパックにおいては、折り曲げタブが、予定の
折り曲げ線に沿って信頼性を持って正確に折れ曲がるこ
とが必要である。
する箔製のパックにおいては、折り曲げタブが、予定の
折り曲げ線に沿って信頼性を持って正確に折れ曲がるこ
とが必要である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この発明の目的は、し
たがって、永久的な復元力を持つ包装材料、特にプラス
チック箔を、その折り曲げ線が、外力を作用させなくと
も常に再現される態様で形成されるように調製し処理す
ることである。
たがって、永久的な復元力を持つ包装材料、特にプラス
チック箔を、その折り曲げ線が、外力を作用させなくと
も常に再現される態様で形成されるように調製し処理す
ることである。
【0006】この目的達成のため、この発明のパック
は、折り曲げ線の区域で互いに隣り合うプラスチック箔
の諸区域が、熱可塑性プラスチック箔の場合は、好まし
くは、熱と圧力によって互いに永久的に連結される点に
特徴を有する。
は、折り曲げ線の区域で互いに隣り合うプラスチック箔
の諸区域が、熱可塑性プラスチック箔の場合は、好まし
くは、熱と圧力によって互いに永久的に連結される点に
特徴を有する。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明のパックは、部
分タブと部分タブとの間に設けられるそれぞれの折り曲
げ線が、閉鎖位置に向かって原形復元力を増大するため
に予め処理される、すなわち、前記折り曲げ線が、折り
曲げ線の両側の、一方または他方の部分タブのストリッ
プ様区域を熱融着または接着することによって、予め処
理されるので、折り曲げ線によって互いに分離される隣
り合う一方または他方の部分タブのストリップ様区域
が、互いに永久的に連結される点に特徴を有する。
分タブと部分タブとの間に設けられるそれぞれの折り曲
げ線が、閉鎖位置に向かって原形復元力を増大するため
に予め処理される、すなわち、前記折り曲げ線が、折り
曲げ線の両側の、一方または他方の部分タブのストリッ
プ様区域を熱融着または接着することによって、予め処
理されるので、折り曲げ線によって互いに分離される隣
り合う一方または他方の部分タブのストリップ様区域
が、互いに永久的に連結される点に特徴を有する。
【0008】
【作用】こうして得られる融着継ぎ目は、特に、パック
の開閉に関係する再現性のある折り曲げ線として安定し
ている。この融着継ぎ目またはこれによって規定される
折り曲げ線は、折り曲げ方向に向かって、多少の復元力
を有する。
の開閉に関係する再現性のある折り曲げ線として安定し
ている。この融着継ぎ目またはこれによって規定される
折り曲げ線は、折り曲げ方向に向かって、多少の復元力
を有する。
【0009】この発明の態様で処理される箔は、上部壁
が閉鎖タブとして機能し、折り曲げ可能な両側タブによ
って、パックの幅の狭い両側壁に連結される、繰り返し
開閉される立方体パックに用いると特に有利である。こ
のパック構造においては、閉鎖タブまたは上部壁を閉じ
る間、両側タブが、前記上部壁とパックの端面の間に正
確に折り曲げられることが重要である。
が閉鎖タブとして機能し、折り曲げ可能な両側タブによ
って、パックの幅の狭い両側壁に連結される、繰り返し
開閉される立方体パックに用いると特に有利である。こ
のパック構造においては、閉鎖タブまたは上部壁を閉じ
る間、両側タブが、前記上部壁とパックの端面の間に正
確に折り曲げられることが重要である。
【0010】発明のこれ以上の細部は、この発明のパッ
クの模範実施例によって、以下に詳細に説明する。
クの模範実施例によって、以下に詳細に説明する。
【0011】
【実施例】各図は、有利な使用例として、前部壁11、後
部壁12、幅の狭い両側壁13,14 および端部両壁すなわち
底部壁15と上部壁16を備える立方体パック10を示す。上
部壁12は、1つの部材をなして後部壁12と連結され、図
1に示す開放時のパックにおいては、後部壁と同じ面内
に延在する。上部壁16の自由端部は、フラップ17として
設計される。このフラップ17は、パックの閉鎖時には、
下降して前部壁11に達する。
部壁12、幅の狭い両側壁13,14 および端部両壁すなわち
底部壁15と上部壁16を備える立方体パック10を示す。上
部壁12は、1つの部材をなして後部壁12と連結され、図
1に示す開放時のパックにおいては、後部壁と同じ面内
に延在する。上部壁16の自由端部は、フラップ17として
設計される。このフラップ17は、パックの閉鎖時には、
下降して前部壁11に達する。
【0012】さらにまた、上部壁16は、特定的にいえ
ば、ほぼ三角形の両側タブ18,19 を介して、両側壁13,1
4 にそれぞれ連結される。前記のほぼ三角形の両側タブ
18,19は、角部の2点20,21 にまで傾斜している。この
2点は、パックの後面に位置し、上部壁16, 後部壁12,
側壁13が点20において、また、上部壁16, 後部壁12, 側
壁14が点21において、それぞれ互いに会する。
ば、ほぼ三角形の両側タブ18,19 を介して、両側壁13,1
4 にそれぞれ連結される。前記のほぼ三角形の両側タブ
18,19は、角部の2点20,21 にまで傾斜している。この
2点は、パックの後面に位置し、上部壁16, 後部壁12,
側壁13が点20において、また、上部壁16, 後部壁12, 側
壁14が点21において、それぞれ互いに会する。
【0013】パックは、プラスチック箔からなる。この
プラスチック箔は、必ずしも、予め付与された折り曲げ
線を備えていなくともよい。それとは反対に、前記折り
曲げ線は、パックを使用した結果として得られるのであ
り、使用の瞬間々に、特定の複数の点に制御された態様
で形成されるのである。したがって、個々の壁11…16お
よびタブ18,19 の間の変わり目は、鋭くは発現しておら
ず、図面上では単に(折れ曲がり)線として示される。
例えば、前部壁11と側壁13の間の垂直エッジ部22は、鋭
い曲折という意味では、エッジ部とはいえず、むしろ側
壁と前部壁の間にある理論上の区別というべきものであ
る。他の図に示す残りの「エッジ部」についても、違う
ところがないものとして図示されている限り、これと同
じことが当て嵌まる。
プラスチック箔は、必ずしも、予め付与された折り曲げ
線を備えていなくともよい。それとは反対に、前記折り
曲げ線は、パックを使用した結果として得られるのであ
り、使用の瞬間々に、特定の複数の点に制御された態様
で形成されるのである。したがって、個々の壁11…16お
よびタブ18,19 の間の変わり目は、鋭くは発現しておら
ず、図面上では単に(折れ曲がり)線として示される。
例えば、前部壁11と側壁13の間の垂直エッジ部22は、鋭
い曲折という意味では、エッジ部とはいえず、むしろ側
壁と前部壁の間にある理論上の区別というべきものであ
る。他の図に示す残りの「エッジ部」についても、違う
ところがないものとして図示されている限り、これと同
じことが当て嵌まる。
【0014】図2−図5は、一方において、図1同様に
開放位置にあるパック10を示し、他方において、特に図
4において、過渡的な開放位置にあるパックを示す。過
渡的な開放位置にあるパックにおいては、上部壁16が、
後部壁12の面よりも、やや前方に折れ曲がっている。フ
ラップ17は、さらに、もう一度折れ曲がっており、図6
は、この様子を拡大して表現している。
開放位置にあるパック10を示し、他方において、特に図
4において、過渡的な開放位置にあるパックを示す。過
渡的な開放位置にあるパックにおいては、上部壁16が、
後部壁12の面よりも、やや前方に折れ曲がっている。フ
ラップ17は、さらに、もう一度折れ曲がっており、図6
は、この様子を拡大して表現している。
【0015】開放位置(図2参照)では、両側タブが広
げられている。閉鎖の動作が行われる間に、両側タブ1
8,19 が、図4、5、6の過渡的な折り曲げ位置から、
上部壁16の直下に折り畳まれて存在する閉鎖位置へと、
内側へ折り曲げられる。閉鎖位置においては、フラップ
17は、前部壁11の区域で広がっており、例えば、接着テ
ープによって、剥離自在に前部壁11と連結される。
げられている。閉鎖の動作が行われる間に、両側タブ1
8,19 が、図4、5、6の過渡的な折り曲げ位置から、
上部壁16の直下に折り畳まれて存在する閉鎖位置へと、
内側へ折り曲げられる。閉鎖位置においては、フラップ
17は、前部壁11の区域で広がっており、例えば、接着テ
ープによって、剥離自在に前部壁11と連結される。
【0016】現実施例では三角形に設計される両側タブ
18,19 を正確に折り曲げるために、これらの側タブは、
折り曲げ線により規定され分割される。折り曲げ線23,2
4 は、両側タブ18,19 の両側壁13,14 への遷移部に予め
形成され、これらに対応する折り曲げ線25,26 が、両側
タブ18,19 の上部壁16への遷移部に、同様に、予め形成
される。折り曲げ線27,28 は、角の2点20,21 に源を発
して対角線方向に伸びており、結果として両側タブ18,1
9 を、それぞれ、上部壁16と連結する部分タブ29,30 と
側壁13,14 と連結する部分タブ31,32 とに分割する。
18,19 を正確に折り曲げるために、これらの側タブは、
折り曲げ線により規定され分割される。折り曲げ線23,2
4 は、両側タブ18,19 の両側壁13,14 への遷移部に予め
形成され、これらに対応する折り曲げ線25,26 が、両側
タブ18,19 の上部壁16への遷移部に、同様に、予め形成
される。折り曲げ線27,28 は、角の2点20,21 に源を発
して対角線方向に伸びており、結果として両側タブ18,1
9 を、それぞれ、上部壁16と連結する部分タブ29,30 と
側壁13,14 と連結する部分タブ31,32 とに分割する。
【0017】現実施例の場合は三角形をなす両側タブ1
8,19 は、たとえパックが数回に亘り開閉を繰り返され
た後であっても、当然のことながら、その閉鎖位置にお
いて正確な折り曲げパターンを有していなければならな
い。このために、少なくとも折り曲げ線27,28 は、図7
に詳細に示すように特別な態様で設計される。側タブを
構成する部分タブ(部分タブ29,31 または部分タブ30,3
2 )は、折り曲げ線27,28 の区域において、恒久的に連
結されて、特定の幅を有する継ぎ目を形成する。パック
は、好ましくは、熱可塑性プラスチック材料から製造さ
れる。継ぎ目33は、次ぎの工程で、約0.5mm の幅で加
熱、加圧処理を行うことによって、融着部またはエンボ
ス継ぎ目として形成される。上部壁16またはフラップ17
を前部壁11側へ重ねることによって、パックが閉鎖され
るときに、両側タブ(18,19) の内側への適切な曲折が、
折り曲げ線27,28 または継ぎ目33によって自動的に実現
する。混乱を生じるような外側への飛び出しも、望まし
くない余計な折れ曲がりも発生しない。何回も開閉を繰
り返した後でも、パック10は、この区域において機能的
に変わるところがなく、外観上も美しさを維持する。
8,19 は、たとえパックが数回に亘り開閉を繰り返され
た後であっても、当然のことながら、その閉鎖位置にお
いて正確な折り曲げパターンを有していなければならな
い。このために、少なくとも折り曲げ線27,28 は、図7
に詳細に示すように特別な態様で設計される。側タブを
構成する部分タブ(部分タブ29,31 または部分タブ30,3
2 )は、折り曲げ線27,28 の区域において、恒久的に連
結されて、特定の幅を有する継ぎ目を形成する。パック
は、好ましくは、熱可塑性プラスチック材料から製造さ
れる。継ぎ目33は、次ぎの工程で、約0.5mm の幅で加
熱、加圧処理を行うことによって、融着部またはエンボ
ス継ぎ目として形成される。上部壁16またはフラップ17
を前部壁11側へ重ねることによって、パックが閉鎖され
るときに、両側タブ(18,19) の内側への適切な曲折が、
折り曲げ線27,28 または継ぎ目33によって自動的に実現
する。混乱を生じるような外側への飛び出しも、望まし
くない余計な折れ曲がりも発生しない。何回も開閉を繰
り返した後でも、パック10は、この区域において機能的
に変わるところがなく、外観上も美しさを維持する。
【0018】上記の継ぎ目33は、折り曲げ線27,28 に代
わって設けてもよく、またこれらに追加して設けてもよ
い。同様に、継ぎ目33は、他の折り曲げ線23…28に代わ
って設けてもよく、またこれらに追加して設けてもよ
い。
わって設けてもよく、またこれらに追加して設けてもよ
い。同様に、継ぎ目33は、他の折り曲げ線23…28に代わ
って設けてもよく、またこれらに追加して設けてもよ
い。
【0019】パック10の形成に供されるブランクは、一
続きの部材として製造されるが、ここには図示しない。
フラップ17は、例えば、円弧状に突出した態様で湾曲し
た自由縁部35を有する。これに対応する部分として、前
部壁11の自由縁部36が、陥没状に湾曲して作られる。展
開されたブランク上では、各縁部34,35,36が、正弦曲線
の態様で、1つの縁部から他の縁部へ滑らかに移り変わ
る。その結果として形成される縁部曲線(正弦曲線)
は、不規則な部分、または飛躍した部分を有しない。
続きの部材として製造されるが、ここには図示しない。
フラップ17は、例えば、円弧状に突出した態様で湾曲し
た自由縁部35を有する。これに対応する部分として、前
部壁11の自由縁部36が、陥没状に湾曲して作られる。展
開されたブランク上では、各縁部34,35,36が、正弦曲線
の態様で、1つの縁部から他の縁部へ滑らかに移り変わ
る。その結果として形成される縁部曲線(正弦曲線)
は、不規則な部分、または飛躍した部分を有しない。
【0020】図7に示す寸法の安定した折り曲げ線また
はエンボス継ぎ目は、ストリップ様の諸区域に接着剤を
付与する結果として製造することも可能である。或いは
その代わりに、折り曲げ線の区域において、箔に他の形
状変更処理、例えば、折り曲げ線の区域にある材料の量
をストリップ状に減少させるために、箔に局部的な延伸
処理を施すことも可能である。
はエンボス継ぎ目は、ストリップ様の諸区域に接着剤を
付与する結果として製造することも可能である。或いは
その代わりに、折り曲げ線の区域において、箔に他の形
状変更処理、例えば、折り曲げ線の区域にある材料の量
をストリップ状に減少させるために、箔に局部的な延伸
処理を施すことも可能である。
【0021】信頼性高く形成される折り曲げ線を必要と
する場合には、上に説明し、図7に示す折り曲げ線は、
異なるタイプのパックおよびその他の有形物に採用する
こともできる。
する場合には、上に説明し、図7に示す折り曲げ線は、
異なるタイプのパックおよびその他の有形物に採用する
こともできる。
【0022】
【発明の効果】この発明により、プラスチック箔が、折
り曲げ線の区域において、復元力に影響されない安定し
た折り曲げ線が形成されるように、永久変形により処理
されるので、パックは、何回も開閉を繰り返した後で
も、折り曲げ線の区域において機能的に変わるところが
なく、外観上も美しさを維持する。
り曲げ線の区域において、復元力に影響されない安定し
た折り曲げ線が形成されるように、永久変形により処理
されるので、パックは、何回も開閉を繰り返した後で
も、折り曲げ線の区域において機能的に変わるところが
なく、外観上も美しさを維持する。
【図1】開放時のパックの斜視図。
【図2】開放時のパックの側面図。
【図3】図2のパックの平面図。
【図4】図2と類似するが、過渡的な閉鎖位置にあるパ
ックの側面図。
ックの側面図。
【図5】図4のパックの平面図。
【図6】図4において円で囲んだ部分の拡大図。
【図7】図6のパックをVII−VII線に沿って眺め
た、一層拡大した部分図。
た、一層拡大した部分図。
10…パック,11…前部壁,12…後部壁,13、1
4…側壁,15…底部壁,16…上部壁,17…フラッ
プ,18,19…側タブ,25,26,27,28…折
り曲げ線,29,30,31,32…部分タブ。
4…側壁,15…底部壁,16…上部壁,17…フラッ
プ,18,19…側タブ,25,26,27,28…折
り曲げ線,29,30,31,32…部分タブ。
フロントページの続き (56)参考文献 実開 平2−124816(JP,U) 実開 平2−40028(JP,U) 実開 平4−112013(JP,U) 特公 昭60−1230(JP,B2)
Claims (4)
- 【請求項1】 下記の(a)(b)(c)(d)(e)
(f)(g)に特徴を有する、前部壁(11)と、後部
壁(12)と、底部壁(15)と、上部壁(16)およ
び両側壁(13,14)とを備える、特に紙ハンカチを
収容するための、プラスチック箔製パック(10)。 (a)上部壁(16)は、後部壁(12)と1つの部材
をなして連結されている、 (b)側タブ(18,19)は、両側壁(13,14)
を上部壁(16)と連結する、 (c)パックを閉じるために、上部壁(16)は、後部
壁(12)の面から底部壁(15)に平行な面へと折り
曲げることができる、 (d)閉鎖位置では、側タブ(18,19)が上部壁
(16)の下になって上部壁(16)と接し、それによ
って折り曲げ線(27,28)を形成する、 (e)折り曲げ線(27,28)は、側タブ(18,1
9)を、それぞれ部分タブ(29,31)および部分タ
ブ(30,32)に細分割する、 (f)部分タブ(29,31)と部分タブ(30,3
2)とが、閉鎖位置に向かって原形復元力を増大するた
めに、熱融着または接着によって予備処理されてシーム
(33)を形成する、 (g)部分タブ(29,31)と部分タブ(30,3
2)の前記予備処理は、折り曲げ線(27,28)の両
側にあるストリップ様区域が互いに永久連結してシーム
(33)を形成するように、折り曲げ線の両側にあるス
トリップ様区域に及んでいる、 - 【請求項2】 前記の永久連結されるストリップ様区域
が最大1mmまでの幅を備える点に特徴を有する請求項1
記載のパック。 - 【請求項3】 側タブ(18,19)の一方の部分タブ
(29,30)が、これらの両側タブ(18,19)を
上部壁(16)に連結し、側タブ(18,19)の他方
の部分タブ(31,32)が、これらの両側タブ(1
8,19)を両側壁(13,14)に連結する点に特徴
を有する請求項1または2記載のパック。 - 【請求項4】 予め規定された折り曲げ線(23,2
4)が、側壁(13,14)と側タブ(18,19)の
間の連結線を構成し、別の予め規定された折り曲げ線
(25,26)が、上部壁(16)と側タブ(18,1
9)の間の連結線を構成する点に特徴を有する請求項3
記載のパック。
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