JP3102509B2 - 車両用空調制御装置 - Google Patents

車両用空調制御装置

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JP3102509B2
JP3102509B2 JP03276644A JP27664491A JP3102509B2 JP 3102509 B2 JP3102509 B2 JP 3102509B2 JP 03276644 A JP03276644 A JP 03276644A JP 27664491 A JP27664491 A JP 27664491A JP 3102509 B2 JP3102509 B2 JP 3102509B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両用空調制御装置に係
り、とくに、省エネルギー対策用のエアコンシステムに
適用される車両用空調制御装置に関する。
【0002】
【背景技術】今や省エネの問題は、社会的に重要な問題
であり、車両用空調装置(カーエアコン)にあっても省
エネを考慮したものが多く見受けられるようになった。
この一方、車室内の環境を即座にあるいは安定に快適状
態に保つことは安全運転にとって重要な因子のひとつで
ある。
【0003】図5ないし図6に、従来の省エネルギー対
策用カーエアコンシステムが示されている。この内、図
5は、エアコン(空調装置)の構成を示す図であり、図
6はこのエアコンを制御する空調制御装置の構成を示す
図である。図5に示すエアコンは、送風用ファン(ブロ
ワファン)31と、この送風用ファン31の下流側(図
における右側)に配設された一種の熱交換器であるエバ
ポレータ32と、このエバポレータ32の下流側に配設
されたヒータコア33と、エアコン内部に取り入れる内
外気の切替のための内外気ダンパ34,送風温度の調整
のためのエアミックスダンパ35,及び吹き出し口の切
替のためのデフロスタダンパ36,ベンチレータダンパ
37,フートダンパ38とを備えている。エバポレータ
32には、当該エバポレータ32とともに冷却サイクル
の一部を成すコンプレッサ39が連結されており、この
コンプレッサ39が駆動されことにより冷媒がエバポレ
ータ32内に送り込まれ、この冷媒が送風路内の空気と
の間で熱交換を行ない該空気が冷却されるようになって
いる。ヒータコア33には、冷却水通路を介してエンジ
ン冷却水が送り込まれるようになっており、この冷却水
の熱により送風路内の空気が暖められるようになってい
る。このエアコンでは、各種ダンパの開閉及び送風ファ
ンの強さの調整は外部操作により手動にてなされるよう
になっている。ここで、エバポレータ32の上流側,下
流側にはエバポレータ32導入風の温度を検出するエバ
ポレータ導入風温度センサ40,エバポレータ32の温
度を検出するエバポレータ温度センサ41がそれぞれ設
置され、冷却水通路にはエンジン冷却水の温度を検出す
る水温センサ42がそれぞれ設置されている。
【0004】また、図6に示す空調制御装置は、エアコ
ンの駆動停止用のエアコンスイッチ43と、エバポレー
タ導入風温度センサ40とエバポレータ温度センサ41
と水温センサ42と、マイクロコンピュータ(以下、
「マイコン」という)44と、マグネットクラッチリレ
ー駆動回路45とを備えている。ここで、エアコンスイ
ッチ43の出力は直接に、エバポレータ導入風温度セン
サ40及びエバポレータ温度センサ41の出力はインタ
ーフェース回路46を介して、また、水温センサ42の
出力は別のインターフェース回路47を介して、それぞ
れマイコン44に伝えられるようになっている。マグネ
ットクラッチリレー駆動回路45は、コンプレッサ39
に設けられた図示しないマグネットクラッチのオン(O
N)・オフ(OFF)を制御する図示しないマグネット
クラッチリレーを駆動する回路で、マグネットクラッチ
がオンのときにエンジンの回転がコンプレッサ39に伝
達されてコンプレッサ39が駆動され、マグネットクラ
ッチがオフのときにエンジンの回転がコンプレッサ39
に伝達されないためコンプレッサ39が停止するように
なっている。
【0005】マイコン44の内部メモリ内には、図7の
ようなリレー切替マップが記憶されており、マイコン4
4が、このマップによりエバポレータ導入風温度に応じ
てマグネットクラッチリレーをオン,オフしてコンプレ
ッサ39をオン・オフするエバポレータ32の温度であ
るコンプレッサオン・オフ用エバポレータ温度を設定
し、この設定されたコンプレッサオン・オフ用エバポレ
ータ温度に基づいてマグネットリレーをオン・オフする
ことによりコンプレッサ39のオン・オフ制御がなされ
ていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の省エネルギー対策用カーエアコンシステムにあって
は、図6からも明らかなように、エバポレータ導入風温
度を検出する温度センサ40と、エバポレータ温度を検
出する温度センサ41との合計二つの温度センサが必要
であるとともに、この温度センサの入力用インターフェ
ース回路46は特殊なものを用いるか、通常のものを変
更して用いる必要があり、省エネルギー対策用でない通
常のカーエアコンシステムよりコスト高になるという不
都合があった。
【0007】
【発明の目的】本発明の目的は、かかる従来例の有する
不都合を改善し、低コストな省エネルギー対策用カーエ
アコンシステムを実現できる車両用空調制御装置を提供
することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の車両用空調制御
装置は、空調装置の駆動停止用のエアコンスイッチと、
前記空調装置内のエバポレータの温度を検出するエバポ
レータ温度センサと、エンジン冷却水温を検出する水温
センサと、所定のコンプレッサオン・オフ用エバポレー
タ温度応じてエバポレータに連結されたコンプレッサを
マグネットクラッチリレー駆動回路を介してオン・オフ
制御する制御手段とを備えている。そして、この制御手
段が、エアコンスイッチがオンされた時に所定の手法に
よりその時のエバポレータの状態を推定してエバポレー
タ温度センサの初期値が空調装置の周囲温度と推定でき
るか否かを判断する第1の機能と、周囲温度と推定でき
ると判断した場合にエバポレータ温度センサの初期値に
対して最適となるような値に前記コンプレッサオン・オ
フ用エバポレータ温度を設定する第2の機能と、周囲温
度と推定できないと判断した場合に予め定めた一定値に
コンプレッサオン・オフ用エバポレータ温度を設定する
第3の機能とを有している。
【0009】ここで、上記のエアコンスイッチがオンさ
れた時のエバポレータの状態の推定は、具体的には、水
温センサの出力に基づき水温が所定の基準値を超えるか
否かを判断することにより、エアコンスイッチがオンさ
れた時のエバポレータの状態を推定する制御手段のエバ
ポレータ状態推定機能や、エアコンスイッチがオフされ
てからオンされるまでの時間が所定の基準時間を超えて
いるか否かにより、エアコンスイッチがオンされた時の
エバポレータの状態を推定する制御手段のエバポレータ
状態推定機能により行うような構成とする。
【0010】
【作用】エアコンスイッチがオンされると、制御手段で
は、エバポレータ温度センサ,水温センサの出力を取り
込む。次に、制御手段では、所定の手法、例えば、水温
センサの出力に基づき水温が所定の基準値を超えるか否
かを判断することにより、エアコンスイッチがオンされ
た時のエバポレータの状態,即ち,エバポレータが常温
に戻り切っているか否かを推定し、エバポレータ温度セ
ンサの初期値が空調装置の周囲温度と推定できるか否か
を判断する。そして、周囲温度と推定できると判断した
場合には、エバポレータ温度センサの初期値に対して最
適となるような値にコンプレッサオン・オフ用エバポレ
ータ温度を設定し、周囲温度と推定できないと判断した
場合には、予め定めた一定値にコンプレッサオン・オフ
用エバポレータ温度を設定する。そして、制御手段で
は、この設定したコンプレッサオン・オフ用エバポレー
タ温度にそれぞれ基づいてコンプレッサをオン・オフ制
御する。
【0011】
【第1実施例】以下、本発明の第1実施例を図1ないし
図3に基づいて説明する。ここで、前述した従来例と同
一もしくは同等の構成部分については同一の符号を用い
るとともにその説明を簡略にしもしくは省略する。
【0012】この図1に示す実施例は、図5と同様に構
成されたエアコン(空調装置)の制御を行なう空調制御
装置についてのものである。この実施例は、エアコンの
駆動停止用のエアコンスイッチ43と、エアコン内のエ
バポレータ32(図5参照)の温度を検出するエバポレ
ータ温度センサ41と、エアコン内ヒータコア33(図
5参照)の熱源となるエンジン冷却水温を検出する水温
センサ42と、所定のコンプレッサオン・オフ用エバポ
レータ温度に応じてエバポレータ32に連結されたコン
プレッサ39をマグネットクラッチリレー駆動回路45
を介してオン・オフ制御する制御手段としてのマイコン
1とを備えている。
【0013】ここで、エアコンスイッチ43の出力は直
接に、エバポレータ温度センサ41,水温センサ42の
出力はそれぞれのインターフェース回路46,47を介
して、それぞれマイコン1に伝えられるようになってい
る。
【0014】マイコン1の内部メモリ内には、図2のよ
うなリレー切替マップが記憶されており、マイコン1
が、このマップによりエバポレータ32の初期温度,即
ち,エバポレータ温度センサ41の初期値に応じて図示
しないマグネットリレーをオン・オフしてコンプレッサ
39のオン・オフを制御するエバポレータ32の温度で
あるコンプレッサオン・オフ用エバポレータ温度TON・
TOFF を後述するようにして設定し、この設定されたT
ON・TOFFに基づいて図示しないマグネットクラッチリ
レーをオン・オフすることによりコンプレッサ39のオ
ン・オフを制御するようになっている。ここで、図2の
マップについて説明すると、エバポレータ初期温度が夏
場のように高い時は、コンプレッサオン・オフ用エバポ
レータ温度TON・TOFF を低く、エバポレータ初期温度
が冬場のように低い時は、コンプレッサオン・オフ用エ
バポレータ温度TON・TOFF を高く設定している。
【0015】次に、本実施例におけるマイコン1の制御
動作について図3の制御プログラムを示すフローチャー
トに沿って説明する。車両の搭乗者によりエアコンスイ
ッチ43がオンされると、この制御プログラムがスター
トし、マイコン1では所定の初期設定を行なう(ステッ
プS101)。次に、マイコン1では、エバポレータ温
度センサ41と水温センサ42からエバポレータ温度と
水温を読み込む(ステップS102)。
【0016】次いで、マイコン1では、水温が所定の基
準温度(この温度は、エンジンが冷え切った時の冷却水
の温度に定められている。)より高いか否かを判断する
ことにより水温が低いか否かを判断する(ステップS1
03)。これにより、エアコンスイッチ43がオンされ
た時のエバポレータ32の状態が推定される。即ち、水
温が高いと、エアコンスイッチ43をオンした時、エン
ジン停止後あまり時間が経過していないため、まだ、エ
ンジンが冷え切っていないと判断され、エバポレータ温
度センサ41は、エバポレータ32が冷却され常温に戻
り切っていない温度を検出しているものと判断される。
この反対に、水温が低いと、エアコンスイッチ43をオ
ンした時、エンジン停止後相当時間が経過しているた
め、エンジンは冷え切っていると判断され、エバポレー
タ温度センサ41は、エバポレータ温度を検出している
と同時にエアコンの周囲温度をも検出しているものと判
断される。
【0017】そして、水温が低い場合には、マイコン1
では、上記ステップS102で読み込んだエバポレータ
初期温度を空調装置の周囲温度と推定して図2に示すマ
ップに従いエバポレータ初期温度に対して最適となるコ
ンプレッサオン・オフ用エバポレータ温度TON・TOFF
を設定し(ステップS104)、水温が高い場合には、
マイコン1では、エアコンの周囲温度を推定できないた
め、コンプレッサオン・オフ用エバポレータ温度TON・
TOFF を一定の値TLON ・TLOFF (図2点線参照)に
設定する(ステップS105)。このようなコンプレッ
サオン・オフ用エバポレータ温度の設定の仕方は通常の
エアコンと同様である。例えば、TLON=2.5℃,TL
OFF=1℃とする。
【0018】次に、マイコン1では、ステップS104
またはステップS105で設定されたTON・TOFF に基
づいてマグネットクラッチリレー駆動回路45を介して
コンプレッサ39をオン・オフ制御する(ステップS1
06)。このコンプレッサ39のオン・オフ制御は、エ
アコンスイッチ43がオフされるまで続けられる(ステ
ップS106,107)。
【0019】以上説明した本第1実施例によると、冷却
水温によりエアコンの周囲温度が推定できるので、結果
としてエバポレータ導入風温度センサが不要となり、温
度センサとしてはエバポレータ温度センサ41のみで良
く、従って温度センサのインターフェース回路46とし
て通常のものが使用できるので、低コストな省エネルギ
ー対策用カーエアコンシステムを実現できる。
【0020】
【第2実施例】次に、本発明の第2実施例を説明する。
この実施例は、前述した第1実施例と同一の構成部分か
ら構成されているので、各構成部分についてはその説明
を省略するが、マイコン1の制御プログラムが第1実施
例のものと相違しているので、この点につき説明する。
なお、説明にあたっては第1実施例の符号をそのまま使
用する。図4には、この実施例におけるマイコン1の制
御プログラムを示すフローチャートが示されている。
【0021】ここで、この実施例におけるマイコン1の
制御動作について図4に沿って説明する。車両の搭乗者
によりエアコンスイッチ43がオンされると、この制御
プログラムがスタートし、マイコン1では所定の初期設
定を行なう(ステップS201)。次に、マイコン1で
は、エバポレータ温度センサ41からエバポレータ温度
を読み込む(ステップS202)。
【0022】次いで、マイコン1では、エアコンスイッ
チ43がオフされてからオンされるまでの時間が所定の
基準時間(この温度は、エンジン停止後冷え切るまでに
要する時間を考慮して十分な時間が定められている。)
を超えているかどうかを判断する(ステップS20
3)。これにより、エアコンスイッチ43がオンされた
時のエバポレータ32の状態が推定される。即ち、エア
コンスイッチ43がオフされてからオンされるまでの時
間が基準時間を超えていなければ、第1実施例と同様
に、エアコンスイッチ43をオンした時、まだ、エンジ
ンが冷え切っていないと判断され、エバポレータ温度セ
ンサ41は、エバポレータ32が冷却され常温に戻り切
っていない温度を検出しているものと判断される。この
反対に、基準時間を超えていれば、エアコンスイッチ4
3をオンした時、エンジンは冷え切っていると判断さ
れ、エバポレータ温度センサ41は、エバポレータ温度
を検出していると同時にエアコンの周囲温度をも検出し
ているものと判断される。
【0023】そして、所定の基準時間を超えていれば、
マイコン1では、上記ステップS202で読み込んだエ
バポレータ初期温度を空調装置の周囲温度と推定して図
2に示すマップに従いエバポレータ初期温度に対して最
適となるコンプレッサオン・オフ用エバポレータ温度T
ON・TOFF を設定し(ステップS204)、基準時間を
超えていなければ、マイコン1では、エアコンの周囲温
度を推定できないため、コンプレッサオン・オフ用エバ
ポレータ温度TON・TOFF を一定の値TLON ・TLOFF
(図2点線参照)に設定する(ステップS205)。
【0024】次に、マイコン1では、ステップS204
またはステップS205で設定されたTON・TOFF に基
づいてマグネットクラッチリレー駆動回路45を介して
コンプレッサ39をオン・オフ制御する(ステップS2
06)。このコンプレッサ39のオン・オフ制御は、エ
アコンスイッチ43がオフされるまで続けられる(ステ
ップS206,S207)。
【0025】この実施例によっても、第1実施例と同様
に、低コストな省エネルギー対策用カーエアコンシステ
ムを実現できる。
【0026】なお、上記第1,第2の実施例では、内外
気の切替,吹き出し温の調整,吹き出し口の切替,風量
の調整は搭乗者が行なうマニュアルエアコンについて説
明したが、本発明はいわゆるオートエアコンにも適用で
きるものである。また、これらの実施例ではエバポレー
タ初期温度に応じたコンプレッサオン・オフ用エバポレ
ータ温度TON・TOFF の設定を図2のマップに基づき行
なう場合を例示したが、例えば、マップ上の線図を表わ
す関数の式を予めメモリ内に記憶させこれに基づきマイ
コン1が演算によりも算定するような構成とすることも
考えられる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
制御手段によりエアコンスイッチがオンされた時のエバ
ポレータの状態,即ち,エバポレータが常温に戻り切っ
ているか否かが推定され、エバポレータ温度センサの初
期値が空調装置の周囲温度と推定できるか否かが判断さ
れ、周囲温度と推定できると判断された場合にエバポレ
ータ温度センサの初期値に対して最適となるような値に
コンプレッサオン・オフ用エバポレータ温度が設定され
るので、エバポレータ導入風温度センサがなくても状況
に応じたコンプレッサのオン・オフ制御がなされること
となり、車室内の快適性をある程度保ったまま、省エネ
ルギー対策をすることができ、従って低コストな省エネ
ルギー対策用カーエアコンシステムを実現できるという
従来にない優れた車両用空調制御装置を提供することが
できる。
【0028】なお、エアコンスイッチがオンされた時の
エバポレータの状態の推定方法は上記第1,第2実施例
のような方法の他にも考えられ、とくに、オートエアコ
ンの場合にはの車室内温度センサを利用する等多くのこ
とが考えられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の構成を示すブロック図で
ある。
【図2】図1のマイコンの内部メモリに記憶されている
リレー切替マップを示す線図である。
【図3】図1のマイコンの制御プログラムを示すフロー
チャートである。
【図4】本発明の第2実施例におけるマイコンの制御プ
ログラムを示すフローチャートである。
【図5ないし図7】従来の省エネルギー対策用カーエア
コンシステムを説明するための図である。
【符号の説明】
1 制御手段としてのマイコン 39 コンプレッサ 41 エバポレータ温度センサ 42 水温センサ 43 エアコンスイッチ 45 マグネットクラッチリレー駆動回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60H 1/32

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空調装置の駆動停止用のエアコンスイッ
    チと、前記空調装置内のエバポレータの温度を検出する
    エバポレータ温度センサと、エンジン冷却水温を検出す
    る水温センサと、所定のコンプレッサオン・オフ用エバ
    ポレータ温度に応じて前記エバポレータに連結されたコ
    ンプレッサをマグネットクラッチリレー駆動回路を介し
    てオン・オフ制御する制御手段とを備え、当該制御手段
    が、前記エアコンスイッチがオンされた時に所定の手法
    によりその時のエバポレータの状態を推定して前記エバ
    ポレータ温度センサの初期値が空調装置の周囲温度と推
    定できるか否かを判断する第1の機能と、周囲温度と推
    定できると判断した場合にエバポレータ温度センサの初
    期値に対して最適となるような値に前記コンプレッサオ
    ン・オフ用エバポレータ温度を設定する第2の機能と、
    周囲温度と推定できないと判断した場合に予め定めた一
    定値に前記コンプレッサオン・オフ用エバポレータ温度
    を設定する第3の機能とを有していることを特徴とした
    車両用空調制御装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段が、前記水温センサの出力
    に基づき水温が所定の基準温度を超えるか否かにより、
    エアコンスイッチがオンされた時のエバポレータの状態
    を推定するエバポレータ状態推定機能を有していること
    を特徴とした請求項1記載の車両用空調制御装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段が、エアコンスイッチがオ
    フされてからオンされるまでの時間が所定の基準時間を
    超えているか否かにより、エアコンスイッチがオンされ
    た時のエバポレータの状態を推定するエバポレータ状態
    推定機能を有していることを特徴とした請求項1記載の
    車両用空調制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06312364A (ja) * 1993-04-27 1994-11-08 Torai Eng Kk コンクリート供試体の搬送装置

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JPH06312364A (ja) * 1993-04-27 1994-11-08 Torai Eng Kk コンクリート供試体の搬送装置

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