JP3090134U - 記録再生装置 - Google Patents

記録再生装置

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JP3090134U
JP3090134U JP2002002952U JP2002002952U JP3090134U JP 3090134 U JP3090134 U JP 3090134U JP 2002002952 U JP2002002952 U JP 2002002952U JP 2002002952 U JP2002002952 U JP 2002002952U JP 3090134 U JP3090134 U JP 3090134U
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 DVDとビデオデッキとが一体に構成された
記録再生装置では、DVD再生中にビデオデッキを作動
させ裏側で所望のテレビジョン放送をビデオテープに記
録することができる。一方、DVD再生中にDVDから
出力される映像を所望のテレビジョン放送の映像に自動
的に遷移させることはできないという課題があった。 【解決手段】 テレビジョン放送視聴時刻設定画面60
のチャンネル設定欄61、視聴日設定欄62、開始終了
時刻設定欄63,64に所望の設定を行うことによっ
て、DVD再生中にこの設定に従ってDVDのからテレ
ビジョン放送に出力を切り換えることにより、観たいテ
レビジョン放送を見逃すことを防止することが可能にな
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、記録再生装置に関し、特に、DVDに記録された信号に基づいた映 像信号および音声信号と、放送信号を受信して同放送信号をビデオテープに記録 可能であるとともに、記録した放送信号に基づいた映像信号および音声信号とを 出力する記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の記録再生装置として、タイマー機能を持った記録再生装置が知 られている。かかる記録再生装置は、タイマー機能にてビデオテープへの記録の 開始時刻および終了時刻を設定すると、DVD鑑賞中であっても、この開始時刻 にて所望の放送番組のビデオテープへの記録を開始し、終了時刻にて記録を終了 する。従って、DVD鑑賞中に当該開始時刻が到来すれば、DVDの動作に関わ り無く、ビデオテープへの記録が始まる。また、同様の技術としては、特開平9 −130740号公報に開示されたものが知られている。同公報においては、放 送信号をハードディスクに格納する技術を開示している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上述した従来の記録再生装置において、前者ではビデオテープへの記録の開始 時刻および終了時刻を設定できる。一方、利用者によってはビデオテープに記録 するまでもないが、視聴したいと思う放送番組がある。しかし、従来の記録再生 装置では、このような放送番組の視聴を行うことができないため、利用者はビデ オテープへの記録を伴うタイマー機能を使用せざるを得なかった。後者では大容 量のハードディスクを配設する必要があり装置規模が大きくなっていた。
【0004】 本考案は、上記課題にかんがみてなされたもので、簡易な構成にてDVD鑑賞 中においても、所望の放送番組を視聴することが可能な記録再生装置の提供を目 的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1にかかる考案は、DVDに記録された信号 に基づいて映像信号および音声信号を出力するDVD制御ユニットと、放送信号 を受信して同放送信号をビデオテープに記録可能であるとともに、記録した放送 信号に基づいて映像信号および音声信号を出力するビデオ制御ユニットとを有す る記録再生装置であって、上記ビデオ制御ユニットにて受信された放送信号に基 づいた映像信号および音声信号を出力する放送信号出力手段と、上記放送信号に 基づいた映像信号および音声信号を出力する出力開始時刻を設定する時刻設定手 段と、上記設定された出力開始時刻を判別すると、上記DVD制御ユニットにて 出力されている映像信号および音声信号を上記放送信号出力手段にて出力される 映像信号および音声信号に切り換える出力切換制御手段とを具備する構成として ある。
【0006】 上記のように構成した請求項1にかかる考案においては、DVDに記録された 信号に基づいて映像信号および音声信号を出力するDVD制御ユニットと、放送 信号を受信して同放送信号をビデオテープに記録可能であるとともに、記録した 放送信号に基づいて映像信号および音声信号を出力するビデオ制御ユニットとを 有する記録再生装置を提供する。かかる場合、放送信号出力手段にてビデオ制御 ユニットにて受信された放送信号に基づいた映像信号および音声信号を出力可能 とする。このとき、時刻設定手段にてこの放送信号に基づいた映像信号および音 声信号を出力する出力開始時刻を設定する。そして、出力切換制御手段にて設定 された出力開始時刻を判別すると、DVD制御ユニットにて出力されている映像 信号および音声信号を放送信号出力手段にて出力される映像信号および音声信号 に切り換える。これによって、利用者は、DVD再生中であっても時刻設定手段 にて設定した出力開始時刻に所望の放送信号に基づいた映像信号および音声信号 を視聴することが可能になる。
【0007】 DVDの出力を放送信号の出力に切り換えるに際して、DVDを停止させれば 、再度、その停止させたポイントよりDVDを再生することができて好適である 。そこで、請求項2にかかる考案は、上記請求項1に記載の記録再生装置におい て、上記出力切換制御手段は、上記DVD制御ユニットにて出力されている映像 信号および音声信号を上記放送信号出力手段にて出力される映像信号および音声 信号に切り換えるに際して、同DVD制御ユニットの動作を停止させる構成とし てある。 上記のように構成した請求項2にかかる考案においては、出力切換制御手段に てDVD制御ユニットで出力されている映像信号および音声信号を放送信号出力 手段にて出力される映像信号および音声信号に切り換えるにあたり、DVD制御 ユニットの動作を停止させる。
【0008】 放送信号を出力する時刻が終了した時点でDVDの動作を停止したポイントか ら再開すれば、利用者はDVDの続きを観ることができて好適である。そこで、 請求項3にかかる考案は、上記請求項2に記載の記録再生装置において、上記時 刻設定手段は、上記放送信号に基づいた映像信号および音声信号の出力終了時刻 を設定可能であるとともに、上記出力切換制御手段は、同時刻設定手段にて設定 された出力終了時刻を判別すると、上記DVD制御ユニットの動作を再開させる 構成としてある。 上記のように構成した請求項3にかかる考案においては、時刻設定手段にて放 送信号に基づいた映像信号および音声信号の出力終了時刻を設定可能にする。そ して、かかる場合、出力切換制御手段は、この時刻設定手段にて設定された出力 終了時刻を判別すると、DVD制御ユニットの動作を再開させる。
【0009】 再開時に停止したときのポイントより、若干手前から再生を再開すると好適で ある。そこで、請求項4にかかる考案は、上記請求項3に記載の記録再生装置に おいて、上記出力切換制御手段は、上記DVD制御ユニットの動作を再開させる に際して、上記停止したポイントより所定期間手前のポイントより再開させる構 成としてある。 上記のように構成した請求項4にかかる考案においては、出力切換制御手段に てDVD制御ユニットの動作を再開させるにあたり、切り換え時に停止させたポ イントより所定期間手前のポイントに戻してから開させる。
【0010】 DVDの映像信号および音声信号を放送信号の映像信号および音声信号を切り 換えてしまうか、それを止めて、DVDの視聴は継続し、放送信号の映像信号お よび音声信号を記録するかを選択することができると好適である。そこで、請求 項5にかかる考案は、上記請求項1〜請求項4のいずれかに記載の記録再生装置 において、上記出力切換制御手段は、上記切り換えを行うにあたり、上記ビデオ 制御ユニットに上記放送信号に基づいた映像信号および音声信号を記録させるか 否かを利用者に選択させる表示画面を表示する選択表示手段を有する構成として ある。 上記のように構成した請求項5にかかる考案においては、出力切換制御手段に てDVDから放送信号に切り換えを行うにあたり、切り換えを行わないで放送信 号に基づいた映像信号および音声信号をビデオテープに記録させるか、切り換え てしまうか否かを利用者に選択させる表示画面を選択表示手段によって表示する 。
【0011】 記録する場合は、ビデオテープの準備が必要となるため、設定した開始時刻よ り以前に表示画面において選択することができると好適である。そこで、請求項 6にかかる考案は、上記請求項5に記載の記録再生装置において、上記選択表示 手段は、上記表示画面を上記出力開始時刻の所定時間前に表示する構成としてあ る。 上記のように構成した請求項6にかかる考案において、選択表示手段は、上述 した切り換えか、記録かを選択可能な表示画面を出力開始時刻の所定時間前に表 示する。
【0012】 DVDは輝度の低い画面(いわゆる、シネマモード)で視聴されることが多い 。この輝度の低い状態で放送信号に切り換わると、視聴しにくい場合がある。そ こで、請求項7にかかる考案は、上記請求項1〜請求項6のいずれかに記載の記 録再生装置において、上記出力切換制御手段は、上記切り換えを行うにあたり、 上記DVD制御ユニットによる映像信号の出力の輝度が暗い場合、当該輝度を明 るく切り換える構成としてある。 上記のように構成した請求項7にかかる考案においては、出力切換制御手段に て切り換えを行うにあたり、DVD制御ユニットによる映像信号の出力の輝度が 暗い場合に、当該輝度を明るく切り換える制御を実行する。
【0013】
【考案の効果】
以上説明したように本考案は、DVD再生中であっても時刻設定手段にて設定 した出力開始時刻に所望の放送信号に基づいた映像信号および音声信号を視聴す ることが可能な記録再生装置を提供することができる。 また、請求項2にかかる考案によれば、放送信号が終了した時点で停止させた ポイントよりDVDの再生を再開することが可能になる。 さらに、請求項3にかかる考案によれば、DVDの続きを自動的に観ることが 可能になる。 さらに、請求項4にかかる考案によれば、所定期間手前よりDVDを再視聴す ることが可能になる。 さらに、請求項5にかかる考案によれば、選択に応じてDVDの視聴を継続す ることが可能になる。 さらに、請求項6にかかる考案によれば、DVDの視聴を継続して放送信号を 記録したい場合にビデオテープを準備する時間を取ることが可能になる。 さらに、請求項7にかかる考案によれば、放送信号の映像を見易くすることが 可能になる。
【0014】
【考案の実施の形態】
ここでは、下記の順序に従って本考案の実施形態について説明する。 (1)記録再生装置の構成: (2)DVD制御ユニットの構成: (3)ビデオ制御ユニットの構成: (4)出力切換制御処理の処理内容: (5)まとめ:
【0015】 (1)記録再生装置の構成: 図1は、本考案の一実施形態にかかる記録再生装置100の構成の概略をブロ ック図により示している。なお、本記録再生装置100は、DVD制御ユニット 20とビデオ制御ユニット30とが同一の筐体に収容されている。図において、 DVD制御ユニット20とビデオ制御ユニット30は、それぞれマイコン21, 31を備えており、お互い各種信号線により接続されている。そして、ビデオ制 御ユニット30側のマイコン31が記録再生装置100全体を制御している。
【0016】 利用者は、ビデオ制御ユニット30に接続された操作パネル11や図示しない リモコン装置を操作することにより、DVD制御ユニット20にてDVDやCD を再生したり、ビデオ制御ユニット30にてビデオテープに記録された映像信号 および音声信号を再生したり、受信した放送信号をビデオテープに記録したりす ることが可能になっている。ここで、DVD制御ユニット20やビデオ制御ユニ ット30からの再生信号(映像信号と音声信号)は、ビデオ制御ユニット30側 に取り付けられた出力端子51a〜51cから出力される。また、ビデオ制御ユ ニット30は音声信号を作成し、RFコンバータ52にて映像信号と混合して出 力している。従って、記録再生装置100に接続されるテレビジョンでは、RF コンバータ52から出力される信号を利用して映像出力や音声出力を行うことも 可能になっている。
【0017】 (2)DVD制御ユニットの構成: 図2は、DVD制御ユニット20の構成をブロック図により示している。同図 において、DVD制御ユニット20は、概略、マイコン21と、このマイコン2 1に接続されたDVDドライブ22と、マイコン21とDVDドライブ22に接 続されて映像信号と音声信号を出力するデコーダ23と、マイコン21とデコー ダ23に接続されたスクランブル回路24と、マイコン21に接続されて所定の ユーザ設定情報を格納してEEPROM25と、マイコン21に接続された待機 制御回路26とから構成されている。なお、マイコン21は、ビデオ制御ユニッ ト30のマイコン31にも接続されている。そして、マイコン21がDVD制御 ユニット20全体を制御することにより、記録再生装置100におけるDVD再 生装置としての機能を実現している。
【0018】 DVDドライブ22は、フォーカスサーボ等に対して制御信号を送出すること により光ピックアップ22aを所定位置に駆動させるサーボ信号処理部22bと 、光ピックアップ22aからの読み取り信号を増幅して所定の制御信号を生成す るRFアンプ22cと、増幅された信号の中から記録されているデジタルデータ を復元してデータ・ビット・ストリームに変換して出力するDVD信号処理部2 2dとから構成されている。これらは、マイコン21による制御のもとで相互に 作動し、光記録媒体であるDVDにデジタル記録された映像情報,音声情報をデ ータ・ビット・ストリームとして読み出してデコーダ23に出力する。
【0019】 デコーダ23は、データ・ビット・ストリームを映像成分と音声成分とに分離 するとともに、MPEG復調し、デジタルの映像信号A1とステレオの各音声信 号A2,A3とに復元する。そして、これらの信号A1〜A3を同期させながら ビデオ制御ユニット30に出力する。ここで、スクランブル回路24がデコーダ 23にて再生された映像信号に対してスクランブル処理を施している。
【0020】 マイコン21は、演算処理の主体となるCPU21a、所定の制御プログラム が記録されたROM21b、ワークエリアなどとして利用されるRAM21c、 ビデオ制御ユニット30からの指示を入手して外部機器を制御するためのI/O ポート21d、計時を行うタイマ回路21e等を内蔵している。そして、CPU 21aがROM21bに記憶された制御プログラムを実行し、DVD制御ユニッ ト20全体の制御を行う。
【0021】 待機制御回路26は、マイコン21のI/Oポート21dから入力される待機 指示信号に応じてDVD制御ユニットを待機状態にさせる。すなわち、マイコン 21からの待機指示信号が待機を指示する内容に切り換わると、待機制御回路2 6はDVD制御ユニット20内の各種機器への電源供給を遮断して同DVD制御 ユニット20を待機状態にさせる。同時に、ビデオ制御ユニット30に接続され た信号線L1に待機状態に対応する待機状態信号を出力する。ここで、待機指示 信号は様々な形式を採用することが可能であるが、本実施形態ではローレベルの 信号を待機指示に対応する内容としている。また、待機状態信号も様々な形式が 可能であり、例えば、ハイレベルの信号であってもよいし、ローレベルの信号で あってもよい。
【0022】 本実施形態では、待機指示信号の電圧レベルをそのまま待機状態信号の電圧レ ベルとするバッファ回路を用いて待機制御回路26を構成している。すなわち、 待機制御回路26は、マイコン21から待機指示を意味するローレベルの待機指 示信号が入力されると、信号線L1にローレベルの待機状態信号を出力する。一 方、待機指示信号がハイレベルに切り換わると、待機制御回路26はDVD制御 ユニット20内の各種機器への電源供給を再開する。同時に、ビデオ制御ユニッ ト30に接続された信号線L1への出力を待機指示信号と同じハイレベルにする 。この他、待機制御回路26は、電源オン時や、電源電圧が所定時間所定電圧以 下となったとき等に、マイコン21に出力するリセット信号をオンにする。
【0023】 そこで、本実施形態では、バッファ回路等を内蔵するリセットICとスイッチ ング用のトランジスタ等から待機制御回路26を構成している。なお、マイコン 21は、タイマ回路21eからのタイマ割込を利用して、DVD制御ユニット2 0が一定時間動作しなかったときに待機指示信号をローレベルに切り換えている 。そして、ビデオ制御ユニット30のマイコン31からの入力が行われたときに 、待機指示信号をハイレベルに切り換える。その結果、DVD制御ユニット20 は一定時間動作しなかったときに待機状態となるので、電力消費を少なくさせる ことができる。
【0024】 (3)ビデオ制御ユニットの構成: 図3は、記録再生装置100に内蔵されているビデオ制御ユニット30の構成 をブロック図により示している。なお、ビデオ制御ユニット30は、HiFiビ デオデッキを採用している。同図において、ビデオ制御ユニット30は、概略、 マイコン31と、チューナIC33と、チューナIC33に接続されたHiFi プロセスIC34と、HiFiプロセスIC34に接続されたテープメカ35と 、マイコン31とHiFiプロセスIC34とDVD制御ユニット20のデコー ダ23に接続された再生信号選択回路40と、再生信号選択回路40に接続され たRFコンバータ52とから構成されている。なお、マイコン31とチューナI C33とHiFiプロセスIC34は、クロックラインCLKとデータラインD ATAとからなるIICバス32に接続されている。また、マイコン31は、D VD制御ユニット20のマイコン21にも接続されている。そして、マイコン3 1がシリアルデータ通信によってビデオ制御ユニット30全体を制御することに より、HiFiビデオデッキとしての機能を実現している。
【0025】 チューナIC33は、図示しない高周波増幅回路や局部発振回路や混合回路等 を備えている。そして、マイコン31から指示された受信周波数に基づいて対応 するテレビジョン放送をアンテナ33aにて受信し、増幅して高周波信号を作成 した後に中間周波信号に変換する所定の信号処理を施して、HiFiプロセスI C34に同中間周波信号を出力する。HiFiプロセスIC34は、チューナI C33から入力された中間周波信号を内蔵するAGC回路にて利得を制御しなが ら増幅し、記録用音声信号と記録用映像信号とを作成してテープメカ35に出力 する。同時に、増幅した中間周波信号を内蔵するEE回路に通過させ、映像信号 B1とステレオの音声信号B2,B3からなる再生信号を作成して再生信号選択 回路40に出力する。また、HiFiプロセスIC34は、テープメカ35にて ビデオテープを再生して得られた記録用音声信号と記録用映像信号に基づいて映 像信号B1とステレオの音声信号B2,B3からなる再生信号を作成して再生信 号選択回路40に出力する。
【0026】 テープメカ35は、ビデオテープを走行させるためのテープ駆動機構、ビデオ テープの走行状況を検出するための各種センサ、記録再生用の各種ヘッド等を備 えている。ヘッドは、全幅消去ヘッドとドラムヘッドとACヘッドから構成され 、ビデオテープに記録されている音声信号や映像信号を消去したり、HiFiプ ロセスIC34から入力される記録用音声信号と記録用映像信号をビデオテープ に記録したり、ビデオテープから記録用音声信号と記録用映像信号を再生したり する。そして、テープメカ35は、再生した記録用音声信号と記録用映像信号を HiFiプロセスIC34に出力する。
【0027】 マイコン31は、演算処理の主体となるCPU21a、所定の制御プログラム が記録されたROM31b、ワークエリアなどとして利用されるRAM31c、 操作パネル11やリモコン装置での操作指示を入力して外部機器を制御するため のI/Oポート31dや図示しないタイマ回路等を内蔵している。そして、CP U31aがROM31bに記憶された制御プログラムを実行し、ビデオ制御ユニ ット30全体の制御を行う。
【0028】 上述した構成を備える記録再生装置100において、本実施形態では、DVD 制御ユニット20にてDVDを再生中にビデオ制御ユニット30のチューナIC 33にて受信したテレビジョン放送の映像出力および音声出力をRFコンバータ 52に接続された図示しないテレビジョンにて視聴可能にする。かかる場合、C PU31aにて、ROM31bに格納されているテレビジョン放送タイマー機能 プログラムを実行し、このテレビジョン放送タイマー機能にて所望のテレビジョ ン放送の視聴開始時刻と、視聴終了時刻とを設定する。これによって、DVD鑑 賞中に視聴開始時刻が到来した場合に、この所望のテレビジョン放送の視聴を可 能にする。
【0029】 図4は、OSD機能を利用して上述したテレビジョン放送タイマー機能を実行 した場合に、図示しないテレビジョンに表示されるテレビジョン放送視聴時刻設 定画面の画面構成を示した画面構成図である。同図において、テレビジョン放送 視聴時刻設定画面60は、チャンネル設定欄61と、視聴日設定欄62と、開始 時刻設定欄63と、終了時刻設定欄64と、OKボタン65と、キャンセルボタ ン66とを有する構成となっている。ここで、利用者はOSD機能にてテレビジ ョンに当該テレビジョン放送視聴時刻設定画面60が表示されると、操作パネル 11や図示しないリモコン装置を使用して、視聴したい所望のテレビジョン放送 番組のチャンネルをチャンネル設定欄61に設定するとともに、放送年月日を視 聴日欄62の年月日にそれぞれ設定する。そして、次に、このテレビジョン放送 番組の放送開始時刻を開始時刻設定欄63に設定するとともに、放送終了時刻を 終了時刻設定欄64に設定する。このとき、午前であればAMを選択し、午後で あればPMを選択する。設定が完了した場合は、OKボタン65を押し下げる。 すると、RAM31cの所定領域に設定フラグが書き込まれ、設定状態となる。 一方、設定内容を破棄する場合はキャンセルボタン66を押し下げる。
【0030】 (4)出力切換制御処理の処理内容: 図5は、テレビジョン放送タイマー機能プログラムにて実行される出力切換制 御処理の処理内容を示したフローチャートである。同図においては、最初にRA M31cの所定領域に書き込まれたテレビジョン放送タイマー機能の設定フラグ の状態を検索し、タイマー機能が設定されているか否かを判別する(ステップS 100)。設定されていない場合は、当該出力切換制御処理を終了する。一方、 設定されている場合は、現在時刻を取得する(ステップS105)。そして、こ の取得した現在時刻と開始時刻設定欄63に設定された開始時刻とを比較し、現 在時刻が開始時刻以上であるか否かを判別する(ステップS110)。ここで、 現在時刻が開始時刻以上であると判別した場合は、DVD再生中であるか否かを 判別する(ステップS115)。DVD再生中であれば、DVDに記録された映 像信号および音声信号の出力をチャンネル設定欄61にて設定したチャンネルの テレビジョン放送の映像信号および音声信号の出力に切り換える切換制御を実行 する(ステップS120)。
【0031】 このとき、再生信号制御回路40を制御することによって、チューナIC33 にて受信した設定されているチャンネルの映像信号B1および音声信号B2,B 3をRFコンバータ52に出力する。そして、このRFコンバータ52からテレ ビジョンに出力することによって、テレビジョン放送の出力を開始する(ステッ プS125)。テレビジョン放送の出力が開始されると、現在時刻の取得を開始 する(ステップS130)。そして、取得した現在時刻と終了時刻設定欄64に 設定された終了時刻とを比較し、現在時刻が終了時刻以上であるか否かを判別す る(ステップS135)。ここで、現在時刻が終了時刻以上であると判別した場 合は、テレビジョン放送の出力を終了する(ステップS140)。このように、 テレビジョン放送視聴時刻設定画面60のチャンネル設定欄61、視聴日設定欄 62、開始終了時刻設定欄63,64に所望の設定を行うことによって、DVD 再生中に所望のテレビジョン放送を見逃してしまうことを防止する。
【0032】 このような手法を採用することによって、上述したようにDVD再生中であっ てもテレビジョン放送視聴時刻設定画面60にて設定した所望のテレビジョン放 送を見逃すことがなくなる。ここで、テレビジョン放送の視聴が終了したときに 自動的にDVD再生を再開することによって、テレビジョン放送に切り換わった 付近から再度、DVDを視聴できると好適である。
【0033】 図6は、テレビジョン放送の視聴終了後、再度DVDの視聴を可能にするDV D動作制御処理の処理内容を示したフローチャートである。 同図において、DVD再生中に(ステップS200)、DVDからテレビジョ ン放送視聴時刻設定画面60における設定内容に基づいたテレビジョン放送への 切換制御が行われた場合(ステップS205)、テレビジョン放送の出力が開始 された時点で(ステップS210、S215)、DVDの動作を一旦停止させる (ステップS220)。一方、切換制御が行われた場合であって(ステップS2 05)、テレビジョン放送の出力が終了された時点では(ステップS210)、 ステップS220にて一旦停止させたDVDについて、若干再生トラックを戻す 動作を実行する(ステップS225)。そして、再生信号選択回路40を制御す ることによって、テレビジョン放送の出力からDVDの出力へと切り換え(ステ ップS230)、DVDの動作を再開し、当該DVDを視聴可能にする(ステッ プS235)。
【0034】 上述した手法によって、DVD再生中に所望のテレビジョン放送への切り換え を行うことが可能になる。一方、DVD再生中においてその状況次第では、テレ ビジョン放送への切り換えを行いたくない場合もあり得る。かかる場合、このテ レビジョン放送については、現時点での視聴ではなく、ビデオテープに録画して 後程視聴するようにできるようにすることが可能であると好適である。
【0035】 図7は、テレビジョン放送視聴時刻設定画面60にて設定した開始時刻が到来 した時にテレビジョン放送への切り換えと、録画とを選択可能な出力切換制御処 理の処理内容を示したフローチャートである。同図においては、最初にRAM3 1cの所定領域に書き込まれたテレビジョン放送タイマー機能の設定フラグの状 態を検索し、設定されているか否かを判別する(ステップS300)。設定され ていない場合は、当該出力切換制御処理を終了する。一方、設定されている場合 は、現在時刻を取得する(ステップS305)。そして、この取得した現在時刻 と開始時刻設定欄63に設定された開始時刻とを比較し、現在時刻が開始時刻以 上であるか否かを判別する(ステップS310)。ここで、現在時刻が開始時刻 以上であると判別した場合は、DVD再生中であるか否かを判別する(ステップ S311)。
【0036】 DVD再生中であれば、図8に示した選択画面70をOSD機能を利用してテ レビジョンに表示する。同図において、選択画面70には切換ボタン71と、録 画ボタン72と、そのままボタン73とが配設されており、切換ボタン71では DVDからテレビジョン放送へ切り換える動作を選択可能になっている。録画ボ タン72ではDVDからテレビジョン放送への切り換えを行わないで、このテレ ビジョン放送を録画する動作を選択可能になっている。また、そのままボタン7 3ではDVDからテレビジョン放送への切り換え動作およびテレビジョン放送の 録画動作を行わないで、そのままDVDの視聴を継続する動作を選択可能になっ ている。ここで、利用者が選択画面70にて切換ボタン71が選択されたか否か を判別する(ステップS320)。切換ボタン71が選択された場合は、DVD に記録された映像信号および音声信号の出力をチャンネル設定欄61にて設定し たチャンネルのテレビジョン放送の映像信号および音声信号の出力に切り換える 切換制御を実行する(ステップS325)。
【0037】 このとき、再生信号制御回路40を制御することによって、チューナIC33 にて受信した映像信号B1および音声信号B2,B3をRFコンバータ52に出 力する。このように、RFコンバータ52からテレビジョンに出力することによ って、テレビジョン放送の出力を開始する(ステップS330)。テレビジョン 放送の出力が開始されると、現在時刻の取得を開始する(ステップS335)。 そして、取得した現在時刻と終了時刻設定欄64に設定された終了時刻とを比較 し、現在時刻が終了時刻以上であるか否かを判別する(ステップS340)。こ こで、現在時刻が終了時刻以上であると判別した場合は、テレビジョン放送の出 力を終了する(ステップS345)。一方、ステップS320にて切換ボタン7 1の選択が判別されなかった場合は、録画ボタン72が選択されたか否かを判別 する(ステップS350)。録画ボタン72が選択された場合は、DVD再生を 継続する。すなわち、DVDの利用者による当該DVDの視聴を継続して、テレ ビジョン放送視聴時刻設定画面60にて設定したチャンネル等に基づいて録画を 開始する(ステップS355)。
【0038】 録画を開始すると、現在時刻を取得しつつ(ステップS360)、現在時刻が 終了時刻欄64に設定された終了時刻以上であるか否かを判別する(ステップS 365)。終了時刻と判別された場合は録画を停止する(ステップS370)。 このように、テレビジョン放送視聴時刻設定画面60におけるチャンネル設定欄 61、視聴日設定欄62、開始終了時刻設定欄63,64の設定に従ってDVD 出力からテレビジョン放送の出力に切り換えるに際して、当該テレビジョン放送 への切り換えか、録画かを選択可能にすることにより、その場の状況に適宜対応 した選択を利用者に促すことができて、よりユーザーフレンドリーな機能を提供 することが可能になる。
【0039】 DVDを再生する場合、映画を観ることが多い。このとき、テレビジョンの輝 度を抑制した「シネマモード」を利用することがある。かかるシネマモードの状 態を維持して、テレビジョン放送に切り換えた場合、画面が暗くなり映像が観に くくなる。そこで、DVDからテレビジョン放送へ切り換える際に、シネマモー ドを通常の輝度にて映像を映し出す「標準モード」に自動的に変更することがで きると好適である。
【0040】 図9は、かかる自動変更を実現するモード切換制御処理の処理内容を示したフ ローチャートである。同図において、DVD再生中であるか否かを判別し(ステ ップS400)、DVD再生中である場合は、上述してきたテレビジョン放送へ の切換制御が実行されるか否かを判別する(ステップS405)。切換制御が実 行されると判別された場合は、シネマモードであるか否かを判別する(ステップ S410)。そして、シネマモードであると判別された場合は標準モードに切り 換える(ステップS415)。
【0041】 (5)まとめ: このように、テレビジョン放送視聴時刻設定画面60のチャンネル設定欄61 、視聴日設定欄62、開始終了時刻設定欄63,64に所望の設定を行うことに よって、DVD再生中にこの設定に従ってDVDからテレビジョン放送に出力を 切り換えることにより、観たいテレビジョン放送を見逃すことを防止することが 可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施形態にかかる記録再生装置10
0の構成の概略を示したブロック図である。
【図2】DVD制御ユニットの構成を示したブロック図
である。
【図3】ビデオ制御ユニットの構成を示したブロック図
である。
【図4】テレビジョン放送視聴時刻設定画面の画面構成
を示した画面構成図である。
【図5】出力切換制御処理の処理内容を示したフローチ
ャートである。
【図6】DVD動作制御処理の処理内容を示したフロー
チャートである。
【図7】出力切換制御処理の処理内容を示したフローチ
ャートである。
【図8】選択画面の画面構成を示した画面構成図であ
る。
【図9】モード切換制御処理の処理内容を示したフロー
チャートである。
【符号の説明】
11…操作パネル 20…DVD制御ユニット 21…マイコン 26…待機制御回路 30…ビデオ制御ユニット 31…マイコン 40…再生信号選択回路 52…RFコンバータ 100…記録再生装置

Claims (7)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 DVDに記録された信号に基づいて映像
    信号および音声信号を出力するDVD制御ユニットと、
    放送信号を受信して同放送信号をビデオテープに記録可
    能であるとともに、記録した放送信号に基づいて映像信
    号および音声信号を出力するビデオ制御ユニットとを有
    する記録再生装置であって、 上記ビデオ制御ユニットにて受信された放送信号に基づ
    いた映像信号および音声信号を出力する放送信号出力手
    段と、 上記放送信号に基づいた映像信号および音声信号を出力
    する出力開始時刻を設定する時刻設定手段と、 上記設定された出力開始時刻を判別すると、上記DVD
    制御ユニットにて出力されている映像信号および音声信
    号を上記放送信号出力手段にて出力される映像信号およ
    び音声信号に切り換える出力切換制御手段とを具備する
    ことを特徴とする記録再生装置。
  2. 【請求項2】 上記出力切換制御手段は、上記DVD制
    御ユニットにて出力されている映像信号および音声信号
    を上記放送信号出力手段にて出力される映像信号および
    音声信号に切り換えるに際して、同DVD制御ユニット
    の動作を停止させることを特徴とする上記請求項1に記
    載の記録再生装置。
  3. 【請求項3】 上記時刻設定手段は、上記放送信号に基
    づいた映像信号および音声信号の出力終了時刻を設定可
    能であるとともに、上記出力切換制御手段は、同時刻設
    定手段にて設定された出力終了時刻を判別すると、上記
    DVD制御ユニットの動作を再開させることを特徴とす
    る上記請求項2に記載の記録再生装置。
  4. 【請求項4】 上記出力切換制御手段は、上記DVD制
    御ユニットの動作を再開させるに際して、上記停止した
    ポイントより所定期間手前のポイントより再開させるこ
    とを特徴とする上記請求項3に記載の記録再生装置。
  5. 【請求項5】 上記出力切換制御手段は、上記切り換え
    を行うにあたり、上記ビデオ制御ユニットに上記放送信
    号に基づいた映像信号および音声信号を記録させるか否
    かを利用者に選択させる表示画面を表示する選択表示手
    段を有することを特徴とする上記請求項1〜請求項4の
    いずれかに記載の記録再生装置。
  6. 【請求項6】 上記選択表示手段は、上記表示画面を上
    記出力開始時刻の所定時間前に表示することを特徴とす
    る上記請求項5に記載の記録再生装置。
  7. 【請求項7】 上記出力切換制御手段は、上記切り換え
    を行うにあたり、上記DVD制御ユニットによる映像信
    号の出力の輝度が暗い場合、当該輝度を明るく切り換え
    ることを特徴とする上記請求項1〜請求項6のいずれか
    に記載の記録再生装置。
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