JP2008311692A - テレビジョン放送受信装置、テレビジョン放送再生方法およびテレビジョン放送再生プログラム - Google Patents

テレビジョン放送受信装置、テレビジョン放送再生方法およびテレビジョン放送再生プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 再生しているテレビジョン放送のコマーシャルの時間を有効に利用すること。
【解決手段】 テレビジョン放送受信機は、テレビジョン放送を受信し、映像を再生する受信・再生部10と、テレビジョン放送に含まれるコマーシャルを検出するCM検出部59と、映像を出力する処理を実行するメイン処理部65と、映像を表示する表示装置73と、ユーザによる操作を受け付ける操作受付部55と、CM検出部59により検出されたコマーシャルの開始から終了までの間に、操作受付部55によりメイン処理部65に対する操作が受け付けられた場合、CM検出部59により検出されたコマーシャルが終了したときにそのコマーシャルが終了したことを通知するための通知ウィンドウを表示装置73に表示するウィンドウ制御部63と、を備える。
【選択図】 図1

Description

この発明は、テレビジョン放送受信装置、テレビジョン放送再生方法およびテレビジョン放送再生プログラムに関し、特にコマーシャルを含むテレビジョン放送を受信するテレビジョン放送受信装置、そのテレビジョン放送受信装置で実行されるテレビジョン放送再生方法およびテレビジョン放送再生プログラムに関する。
近年、テレビ放送を視聴している時のコマーシャル(以下「CM」という)の視聴を望まない視聴者が多く、視聴を回避したいという要求がある。このため、視聴者は、視聴しているチャンネルが番組本編からCMに切換わると他のチャンネルの番組をザッピングする場合がある。
一方、特開平05−316440号公報(特許文献1)、特開平10−51706号公報(特許文献2)、特開2003−219307号公報(特許文献3)では、現在視聴中のチャンネルが番組本編からCMに切換わったことを検出すると、他のチャンネルの映像を一定時間、もしくは他のチャンネルの静止画像を順次表示し、もともと視聴していたチャンネルがCMから番組本編に切換わったことを検出すると自動的にもとのチャンネルに切換える技術が記載されている。
しかしながら、もともと視聴していたチャンネルがCMから番組本編に切換わっても、現在視聴中のチャンネルをそのまま継続して視聴したい場合がある。この場合にはもとに視聴していたチャンネルに自動的に切換えられると、別のチャンネルに再度切換えなければならず、時には重要な場面を見逃してしまう場合がある。
一方近年では、テレビジョン放送受信装置を備えたパーソナルコンピュータ(以下「PC」という)が登場しており、PCでテレビジョン放送を視聴中に番組本編からCMに切換わると、ホームページ(Webページ)のブラウジングや電子メールの送受信等の他の作業をする場合がある。この場合においても上述したのと同様の問題が発生する。具体的には、PCのユーザは、視聴しているチャンネルがCM中に他の作業をしている間は、以下の2つを要求する場合がある。
(1)電子メール作成や文書作成などの作業は思いついたことを記録するものがあり、思いついたことを忘れてしまわないよう作業を中断したくない。
(2)Webページ等の閲覧するコンテンツのようにテレビジョン放送の番組以外のコンテンツの方に、それまで見ていたテレビジョン放送の番組よりも興味を持ち、そのままテレビジョン放送の番組以外のコンテンツを閲覧もしくは視聴し続けたい。
したがって、CM中にテレビジョン放送を視聴するプログラムとは別のプログラムをアクティブにして、別のプログラムが実行されることによる作業を望む場合があり、この場合にテレビジョン放送を視聴するプログラムが自動的にアクティブになると、別のプログラムを再度アクティブにする操作をしなければならないといった問題がある。
特開平05−316440号公報 特開平10−51706号公報 、特開2003−219307号公報
この発明は上述した問題点を解決するためになされたもので、この発明の目的の一つは、再生しているテレビジョン放送のコマーシャルの時間を有効に利用することが可能なテレビジョン放送受信装置を提供することである。
この発明の他の目的は、再生しているテレビジョン放送のコマーシャルの時間を有効に利用することが可能なテレビジョン放送再生方法およびテレビジョン放送再生プログラムを提供することである。
上述した目的を達成するためにこの発明のある局面によれば、テレビジョン放送受信装置は、テレビジョン放送を受信し、映像を再生する再生手段と、テレビジョン放送に含まれるコマーシャルを検出する検出手段と、再生手段とは別に設けられ、映像を出力する処理を実行する処理実行手段と、ユーザによる操作を受け付ける操作受付手段と、検出手段により検出されたコマーシャルの開始から終了までの間に、操作受付手段により処理実行手段に対する操作が受け付けられた場合、検出手段により検出されたコマーシャルが終了したときに該コマーシャルが終了したことを報知する報知手段と、を備える。
この局面に従えば、テレビジョン放送に含まれるコマーシャルが検出され、検出されたコマーシャルの開始から終了までの間に、テレビジョン放送とは別の映像を出力する処理を実行させるための操作が受け付けられた場合、コマーシャルが終了したときに該コマーシャルが終了したことが報知される。このため、テレビジョン放送がコマーシャル中にそのテレビジョン放送の映像とは別の映像を、コマーシャルが終了した後に継続して見ることができるととともに、再生されていたテレビジョン放送のコマーシャルが終了したことをユーザに報知することができる。したがって、ユーザは、テレビジョン放送のコマーシャル中に視聴を中断したテレビジョン放送の映像を再度視聴するタイミングを容易に決定することができる。その結果、再生しているテレビジョン放送のコマーシャルの時間を有効に利用することが可能なテレビジョン放送受信装置を提供することができる。
好ましくは、映像を表示するための映像信号を出力する映像信号出力手段と、報知手段による報知の後、操作受付手段により所定の操作が受け付けられると、検出手段により検出されたコマーシャルが開始する前に映像信号出力手段より出力されていた映像信号と同じ表示状態の映像信号を前記映像信号出力手段に出力させる復帰手段とをさらに備える。
この局面に従えば、報知の後、所定の操作が受け付けられると、検出されたコマーシャルが開始する前に出力されていた映像信号と同じ表示状態の映像信号が出力される。このため、テレビジョン放送の映像を簡単な操作で表示させることができる。
この発明の他の局面に従えば、テレビジョン放送受信装置は、テレビジョン放送を受信し、映像を再生する再生手段と、テレビジョン放送に含まれるコマーシャルを検出する検出手段と、再生手段とは別に設けられ、映像を出力する処理を実行する処理実行手段と、映像を表示するための映像信号を出力する映像信号出力手段と、ユーザによる操作を受け付ける操作受付手段と、検出手段により検出されたコマーシャルの開始から終了までの間に操作受付手段により処理実行手段に対する操作が受け付けられ、その後、操作受付手段により所定時間を超えて処理実行手段に対する操作が受け付けられることなく、検出手段により検出されたコマーシャルが終了した場合、検出手段により検出されたコマーシャルが開始したときに映像信号出力手段より出力されていた映像信号と同じ表示状態の映像信号を映像信号出力手段に出力させる復帰手段と、を備える。
この局面に従えば、テレビジョン放送に含まれるコマーシャルが検出され、検出されたコマーシャルの開始から終了までの間に、テレビジョン放送とは別の映像を出力するための操作が受け付けられ、その後、所定時間を超えて別の映像を出力する処理を実行するための操作が受け付けられることなく、コマーシャルが終了した場合、コマーシャルが検出されたときに出力されていた映像信号と同じ表示状態の映像信号が出力される。このため、ユーザは、テレビジョン放送のコマーシャル中にテレビジョン放送とは別の映像を出力する処理を実行するための操作を継続すれば、テレビジョン放送の映像とは別の映像を見ることができ、テレビジョン放送とは別の映像を出力するための操作を所定時間しなければ、テレビジョン放送のコマーシャルが終了したときにテレビジョン放送の映像を見ることができる。その結果、再生しているテレビジョン放送のコマーシャルの時間を有効に利用することが可能なテレビジョン放送受信装置を提供することができる。
好ましくは、復帰手段は、処理実行手段に対する操作が継続されて検出手段により検出されたコマーシャルが終了した後、操作受付手段により所定の操作が受け付けられると、検出手段により検出されたコマーシャルが開始したときに映像信号出力手段より出力されていた映像信号と同じ表示状態の映像信号を映像信号出力手段に出力させる。
この局面に従えば、再生されたテレビジョン放送の映像とは別の映像を出力するための操作が継続されてコマーシャルが終了した後は、テレビジョン放送の映像とは別の映像を出力するための操作を継続することができるが、その後所定の操作が受け付けられると、検出されたコマーシャルが開始する前に出力されていた映像信号と同じ表示状態の映像信号が出力される。このため、テレビジョン放送の映像を簡単な操作で表示させることができる。
好ましくは、再生手段により再生された映像を記録する録画手段と、録画手段に記録された映像を再生する録画再生手段と、をさらに備え、復帰手段により映像信号出力手段がコマーシャルが開始する前に出力していた映像信号と同じ表示状態の映像信号を出力するよう制御されると、録画再生手段は、録画手段により記録された映像を検出手段により検出されたコマーシャルの終了時点から再生し、映像信号出力手段は、録画再生手段により再生された映像を表示するための映像信号を出力する。
この局面に従えば、コマーシャルが開始する前に出力されていた映像信号と同じ表示状態の映像信号が出力されると、記録された映像が、コマーシャルの終了時点から再生され、再生された映像を表示するための映像信号が出力される。このため、コマーシャルの終了時点からテレビジョン放送の映像が表示されるので、テレビジョン放送の映像が途切れるのを回避することができる。
この発明のさらに他の局面に従えば、テレビジョン放送再生方法は、テレビジョン放送を受信し、映像を再生するステップと、テレビジョン放送に含まれるコマーシャルを検出するステップと、ユーザによる操作を受け付けるステップと、検出されたコマーシャルの開始から終了までの間に再生される映像とは別の映像を出力する処理を実行するための操作が受け付けられた場合、検出されたコマーシャルが終了したときに該コマーシャルが終了したことを報知するステップと、を含む。
この局面に従えば、再生しているテレビジョン放送のコマーシャルの時間を有効に利用することが可能なテレビジョン放送再生方法を提供することができる。
この発明のさらに他の局面に従えば、テレビジョン放送再生方法は、テレビジョン放送を受信し、映像を再生するステップと、テレビジョン放送に含まれるコマーシャルを検出するステップと、ユーザによる操作を受け付けるステップと、映像を表示するための映像信号を出力するステップと、検出されたコマーシャルの開始から終了までの間に再生される映像とは別の映像を出力する処理を実行するための操作が受け付けられ、その後、所定時間を越えて別の映像を出力する処理を実行するための操作が受け付けられることなく、検出されたコマーシャルが終了した場合、検出されたコマーシャルが開始したときに映像信号出力するステップにおいて出力されていた映像信号と同じ表示状態の映像信号を出力するステップと、を含む。
この局面に従えば、再生しているテレビジョン放送のコマーシャルの時間を有効に利用することが可能なテレビジョン放送再生方法を提供することができる。
この発明のさらに他の局面に従えば、テレビジョン放送再生プログラムは、テレビジョン放送を受信し、映像を再生するステップと、テレビジョン放送に含まれるコマーシャルを検出するステップと、ユーザによる操作を受け付けるステップと、検出されたコマーシャルの開始から終了までの間に再生される映像とは別の映像を出力する処理を実行するための操作が受け付けられた場合、検出されたコマーシャルが終了したときに該コマーシャルが終了したことを報知するステップと、をコンピュータに実行させる。
この局面に従えば、再生しているテレビジョン放送のコマーシャルの時間を有効に利用することが可能なテレビジョン放送再生プログラムを提供することができる。
この発明のさらに他の局面によれば、テレビジョン放送再生プログラムは、テレビジョン放送を受信し、映像を再生するステップと、テレビジョン放送に含まれるコマーシャルを検出するステップと、ユーザによる操作を受け付けるステップと、映像を表示するための映像信号を出力するステップと、検出されたコマーシャルの開始から終了までの間に再生される映像とは別の映像を出力する処理を実行するための操作が受け付けられ、その後、所定時間を越えて別の映像を出力する処理を実行するための操作が受け付けられることなく、検出されたコマーシャルが終了した場合、検出されたコマーシャルが開始したときに映像信号出力するステップにおいて出力されていた映像信号と同じ表示状態の映像信号を出力するステップと、をコンピュータに実行させる。
この局面に従えば、再生しているテレビジョン放送のコマーシャルの時間を有効に利用することが可能なテレビジョン放送再生プログラムを提供することができる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがってそれらについての詳細な説明は繰返さない。
<第1の実施の形態>
図1は、本発明の第1の実施の形態におけるテレビジョン放送受信機の機能の概要を示す機能ブロック図である。図1を参照して、テレビジョン放送受信機1は、テレビジョン放送受信機1の全体を制御するための中央演算装置(CPU)51と、テレビジョン放送を受信し、再生する受信・再生部10と、映像出力部21と、表示装置73と、音声出力部71と、音声出力部に接続されるスピーカ75と、カードI/F23と、記録部27と、大容量記憶装置としてのハードディスクドライブ(HDD)31と、入力装置67と、を含む。
受信・再生部10は、チューナ11と、復調部13と、デスクランブル処理部15と、デマルチプレクス処理部17と、デコード部19と、を含む。チューナ11は、CPU51により制御され、テレビジョン放送の放送波を受信し、放送信号を復調部13に出力する。チューナ11は、CPU51により指示された周波数(チャンネル)のテレビジョン放送の放送波を受信する。復調部13は、入力される放送信号をMPEG2−TS形式等の符号化信号に復調し、符号化信号をデスクランブル処理部15に出力する。
デスクランブル処理部15は、復調部13と接続され、復調部13から符号化信号が入力される。符号化信号はスクランブルされているため、デスクランブル処理部15は、復調部13から入力される符号化信号を、所定の規則に従って符号化信号のスクランブルを解除する。そして、スクランブルが解除された符号化信号をデマルチプレクス処理部17に出力する。
デマルチプレクス処理部17は、デスクランブル処理部15から符号化信号が入力される。この符号化信号は、映像データと、音声データとがパケット化されたデータであり、時分割多重されている。デマルチプレクス処理部17は、入力されるパケットを順に処理し、デジタルの映像データおよび音声データを生成し、デコード部19に出力する。
デコード部19は、デマルチプレクス処理部17と接続され、デマルチプレクス処理部17からデジタルの映像データと音声データとが入力される。デコード部19は、デジタルの映像データと音声データとをそれぞれ復号し、復号された映像データを映像出力部21およびCPU51に出力し、復号された音声データを音声出力部71およびCPU51に出力する。
映像出力部21は、デジタルの映像データをアナログの映像信号に変換し、アナログの映像信号をCPU51に出力する。
CPU51は、チューナ11を制御するためのチューナ制御部53と、ユーザが入力する操作を受け付けるための操作受付部55と、映像信号または音声信号からCMを検出するためのCM検出部59と、映像および音声の出力を制御するための出力制御部61と、表示装置73に表示する少なくとも1つのウィンドウの表示を制御するためのウィンドウ制御部63と、アプリケーションプログラムを実行して処理を実行するためのメイン処理部65と、を含む。
CPU51は、カードI/F23と接続されている。カードI/F23は、ICカード25が装着可能である。ICカード25は、フラッシュROMなどの半導体メモリを備える。CPU51は、カードI/F23に記憶されたテレビジョン放送再生プログラムを読出し、実行する。なお、CPU51が実行するテレビジョン放送再生プログラムを記憶する記録媒体は、ICカード25に限られず、フレキシブルディスク、カセットテープ、光ディスク(CD−ROM(Compact Disc−Read Only Memory)/MO(Magnetic Optical Disc)/MD(Mini Disc)/DVD(Digital Versatile Disc))、光カード、マスクROM、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electronically EPROM)などの半導体メモリ等の媒体でもよい。ここでいうプログラムは、CPU51が直接実行可能なプログラムだけでなく、ソースプログラム、圧縮処理されたプログラム、暗号化されたプログラム等を含む。
操作受付部55は、入力装置67と無線または有線で接続され、ユーザが入力装置67に入力する操作を受け付ける。入力装置67は、文字や記号を入力するためのキーボードまたはマウス等のポインティングデバイスである。また、入力装置67は、リモートコントローラであってもよい。操作受付部55は、受け付けた操作を、チューナ制御部53、出力制御部61およびメイン処理部65に出力する。
チューナ制御部53は、操作受付部55からチャンネルを選択する操作が入力されると、チューナ11で受信するテレビジョン放送のチャンネル(周波数)をチューナ11に出力する。これにより、チューナ11で、ユーザが指示したチャンネルの周波数のテレビジョン放送の放送波が受信される。
メイン処理部65は、HDD31に記憶されたアプリケーションプログラムをRAM(Random Access Memory)にロードし、アプリケーションプログラムを実行する。アプリケーションプログラムは、特に限定しないが、例えば、電子メールの編集、送信、受信および表示をする電子メールプログラム、インターネットのWebページを閲覧するためのブラウジングプログラム、文書を作成するための文書作成プログラム、表計算プログラム、図形または絵を作成するための図形作成プログラム等である。また、メイン処理部65が実行するアプリケーションプログラムは、HDD31に記憶されたアプリケーンプログラムに限定されず、ICカード25に記憶されたアプリケーションプログラムであってもよい。この場合、メイン処理部65は、カードI/F23を介してICカード25に記憶されたアプリケーションプログラムを読み出す。
ここでは、メイン処理部65がアプリケーションプログラムとしての電子メールプログラムを実行する場合を例に説明する。メイン処理部65は、操作受付部55から電子メールプログラムの起動指示が入力されると、電子メールプログラムを実行する。そして、電子メールプログラムを実行することにより、電子メールを編集するための電子メール編集画面、受信した電子メールを表示する電子メール表示画面等のアプリケーション画面をウィンドウ制御部63に出力する。アプリケーション画面は、動画および静止画を含む映像である。従って、メイン処理部65は、映像を出力する処理を実行する。また、メイン処理部65は、電子メールプログラムを実行することにより出力する音声を、音声出力部71に出力する。
ウィンドウ制御部63は、映像出力部21からアナログの映像信号が入力され、メイン処理部65からアプリケーション画面が入力される。ウィンドウ制御部63は、映像出力部21から入力される映像信号を表示するためのウィンドウ(以下「テレビジョンウィンドウ」という)と、アプリケーション画面を表示するためのウィンドウ(以下「アプリケーションウィンドウ」という)と、を表示するための表示用画面を生成し、表示用画面を表示装置73に出力する。これにより、表示装置73に表示用画面が表示される。表示用画面は、表示装置73に映像を表示するための映像信号である。表示装置73は、液晶表示装置(LCD)、有機EL(ElectroLuminescence)ディスプレイ、またはプラズマディスプレイパネル等である。
ウィンドウ制御部63は、出力制御部61から入力される指示に従って、複数のウィンドウのうち1つをアクティブにして、他のウィンドウを非アクティブにする。アクティブのウィンドウは、非アクティブのウィンドウに優先して表示される。例えば、2つのウィンドウが重なる場合には、アクティブのウィンドウが非アクティブのウィンドウより上面に表示される。また、非アクティブのウィンドウのサイズが最小化されている場合に、アクティブになると最小化される前のアクティブのときのサイズで表示される。
アクティブのウィンドウは、そのウィンドウに表示される情報を生成するプログラムに対し、ユーザインターフェースが有効になる。このため、操作受付部55は、アプリケーションウィンドウがアクティブのときに入力装置67から入力される操作をメイン処理部65に出力し、テレビジョンウィンドウがアクティブのときに入力装置67から入力される操作を出力制御部61またはチューナ制御部53に出力する。
例えば、テレビジョンウィンドウがアクティブの場合、チャンネル切換、音量の増減等の指示を入力することができ、放送信号の音声がスピーカ75から出力される。また、アプリケーションウィンドウがアクティブの場合、電子メールの作成のための文字の入力が可能となり、電子メールプログラムが生成する音がスピーカ75から出力される。
音声出力部71は、デコード部19およびメイン処理部65からデジタルの音声データが入力される。音声出力部71は、デジタルの音声信号をアナログの音声信号に変換し、音声信号をスピーカ75に出力する。音声出力部71は、出力制御部61から入力される指示に従って、デコード部19から入力される音声データを変換したテレビジョン音声信号と、メイン処理部65から入力される音声データを変換したアプリケーション音声信号のいずれか一方、または、両方をミキシングした音声信号を、スピーカ75に出力する。これにより、スピーカ75からテレビジョン放送の音声または/およびアプリケーションプログラムが出力する音声が出力される。
CM検出部59は、デコード部19から映像信号および音声信号が入力され、映像信号または音声信号からCMを検出する。音声信号または映像信号からCMを検出する技術としては、周知の技術を用いることができる。但し、ここでは、CM検出部59は、音声信号または映像信号からリアルタイムにCMを検出する場合を例に説明する。CM検出部59は、音声信号または映像信号からCMの開始時と終了時とを検出し、番組本編からCMへの切換わりを示すCM開始信号と、CMから番組本編への切換わりを示すCM終了信号とを出力制御部61に出力する。
出力制御部61は、ウィンドウ制御部63が表示する複数のウィンドウのいずれをアクティブにするかを決定する。ここでは、テレビジョンウィンドウとアプリケーションウィンドウとのいずれかを選択し、選択したウィンドウをアクティブにする。また、音声出力部71には、テレビジョン音声信号とアプリケーション音声信号のいずれか一方を出力するか、または、両方をミキシングした音声信号を出力するかを指示する。
また、出力制御部61は、CM検出部59からCM開始信号およびCM終了信号が入力され、操作受付部55からユーザによる操作が入力される。出力制御部61は、テレビジョン放送が再生されているとき、特に、ウィンドウ制御部63がテレビジョンウィンドウをアクティブにしているときに、CM開始信号が入力されると、その後操作受付部55からメイン処理部65に対する操作が入力されたか否かを判断する。メイン処理部65に対する操作は、例えば、アプリケーションプログラムの実行を指示する操作、メイン処理部65がアプリケーションプログラムを実行している場合には、アプリケーション画面を表示するためのウィンドウをアクティブにする操作等である。また、アクティブのテレビジョンウィンドウを最小化するなどして非アクティブにする操作をすれば、非アクティブのウィンドウが代わりにアクティブになるので、テレビジョンウィンドウを非アクティブにする操作もメイン処理部65に対する操作に含まれる。
出力制御部61は、CM開始信号が入力された後に操作受付部55からメイン処理部65に対する操作が入力されると、その後CM終了信号が入力された時点で、ウィンドウ制御部63にCMが終了したことを報知するためのウィンドウ(以下「通知ウィンドウ」という)を表示する。このため、ユーザは、アプリケーションプログラムを実行させ、電子メールの編集、送信、受信または閲覧処理をしている最中に、CMが終了したことを知ることができる。その時、電子メールの編集、送信、受信または閲覧処理を継続したければ、そのまま作業を継続することができる。一方、電子メールの編集、送信、受信または閲覧処理を中断して、テレビジョン放送の番組を視聴することを望むならば、テレビジョンウィンドウをアクティブにする操作を入力装置67に入力すればよい。
なお、CMが終了したことを報知するための通知ウィンドウは、ポップアップウィンドウ等、アプリケーションウィンドウとは別の場所に表示することが望ましい。アプリケーションウィンドウの一部が報知するためのウィンドウで隠されて、アプリケーション画面が見づらくなるのを防止するためである。
図2は、テレビジョン放送再生処理の流れの一例を示す第1のフローチャートである。テレビジョン放送再生処理は、CPU51がテレビジョン放送再生プログラムを実行することにより、CPU51により実行される処理である。このテレビジョン放送再生処理は、ユーザが入力装置67にテレビジョン放送の再生を指示する操作を入力することにより実行される。図2を参照して、CPU51は、テレビジョン放送を再生する(ステップS01)。この時点で、テレビジョンウィンドウが表示装置73に表示され、アクティブされる。そして、CMを検出したか否かを判断する(ステップS02)。CMを検出したならば処理をステップS03に進めるが、そうでなければ処理をステップS01に戻す。
ステップS03においては、CMを検出した時点の表示状態を記憶する。CMを検出した時点の表示状態は、テレビジョン放送の映像信号を表示するためのウィンドウがアクティブの状態である。さらに、テレビジョン放送の映像信号を表示するためのウィンドウのサイズおよび位置を表示状態に含めるようにしてもよい。
ステップS04においては、操作が受け付けられたか否かを判断する。操作が受け付けられたならば処理をステップS06に進め、そうでなければ処理をステップS05に進める。ステップS05においては、CMの終了を検出したか否かを判断する。CMの終了を検出したならば処理をステップS01に戻し、そうでなければ処理をステップS04に戻す。すなわち、CMが検出されてから操作を受け付けることなくCMが終了した場合には処理をステップS01に戻す。CMが検出されてから1度でも操作が受け付けられた場合は、処理をステップS06に進める。
ステップS06においては、受け付けられた操作が電子メールに関する操作か否かを判断する。電子メールに関する操作が受け付けられたならば処理をステップS07に進めるが、そうでなければ処理をステップS05に進める。電子メールに関する操作は、アプリケーションウィンドウをアクティブにする操作である。アプリケーションウィンドウをアクティブにする操作は、その時アクティブのテレビジョンウィンドウを最小化する操作を含む。テレビジョンウィンドウが最小化されることによりアプリケーションウィンドウがアクティブになるからである。また、アプリケーションウィンドウをアクティブにする操作は、例えば、電子メールプログラムを起動するための操作、電子メールプログラムが実行されている場合には、電子メールを編集するための電子メール編集画面、受信した電子メールを表示する電子メール表示画面等を表示するためのアプリケーションウィンドウをアクティブにする操作、またはアプリケーションウィンドウに対する操作を含む。アプリケーションウィンドウに対する操作は、電子メールを編集する操作を含む。
受け付けられた操作が電子メールに関する操作でない操作は、テレビジョンウィンドウがアクティブなので、例えば、音量を増減する操作を含む。この場合は、処理をステップS05に進める。CMが検出されてから操作を受け付けることなくCMが終了する場合と同様に、処理をステップS01に戻す。
ステップS07においては、受け付けられた操作に応じた処理を実行する。これにより、アプリケーションウィンドウがアクティブになる。ここでは、電子メールを作成、送信、受信または閲覧する処理が実行される。
次のステップS08においては、CMの終了を検出したか否かを判断する。CMの終了を検出したならば処理をステップS09に進めるが、そうでなければステップS09をスキップして処理をステップS10に進める。ステップS09においては、CMが終了したことをユーザに報知する。具体的には、CMが終了したことを報知するためのウィンドウを表示装置73に表示する。このため、ユーザは、アプリケーションプログラムを実行させ、電子メールの編集、送信、受信または閲覧処理をしている最中に、CMが終了したことを知ることができる。その時、電子メールの編集、送信、受信または閲覧処理を継続したければ、そのまま作業を継続することができる。
次に、操作が受け付けられたか否かを判断する。操作が受け付けられたならば(ステップS10でYES)処理をステップS11に進め、操作が受け付けられなければ(ステップS10でNO)処理をステップS08に戻す。ステップS11においては、受け付けられた操作が、戻るキーの押下か否かを判断する。戻るキーは、入力装置67に予め設けられたキーである。戻るキーが押下されたならば処理をステップS13に進め、そうでなければ処理をステップS12に進める。
ステップS13においては、ステップS03において記憶された表示状態を読出し、読み出した表示状態で表示装置73にウィンドウを表示する。これにより、例えば、テレビジョンウィンドウが、CMが開始する直前に配置されていた位置にその時のサイズで表示される。電子メールの編集、送信、受信または閲覧処理を中断して、テレビジョン放送の番組を視聴することを望む場合、戻るキーを押下する簡単な操作で、テレビジョン放送の映像信号を表示するためのウィンドウをアクティブにすることができる。
一方、ステップS12においては、受け付けられた操作がテレビジョン放送の再生を終了させる指示か否かを判断する。テレビジョン放送再生終了指示は、入力装置67に予め設けられたキーが押下されることにより検出する。受け付けられた操作がテレビジョン放送再生終了指示ならば、テレビジョン放送の再生を終了し、処理を終了する。受け付けられた操作がテレビジョン放送再生終了指示でなければ処理をステップS07に戻す。これにより、受け付けられた操作に従って、電子メールを作成、送信、受信または閲覧する処理が実行される。従って、戻るキーが押下されるまで、電子メールを作成、送信、受信または閲覧する処理が実行され、戻るキーが押下されると、テレビジョン放送の映像信号を表示するためのウィンドウがアクティブになり、CMの開始する直前のサイズおよび位置で表示される。
図3は、ウィンドウ切り換えのタイムチャートの一例を示す第1の図である。図4(A)〜図4(D)は、表示画面の一例を示す図である。図3において、横軸に時間を表し、テレビジョンウィンドウと、第1および第2アプリケーションウィンドウと、通知ウィンドウについて、アクティブな時間帯をハッチングで示している。
図3を参照して、最初にテレビジョンウィンドウがアクティブな状態で、時刻T1にCMが開始する。この時の表示画面の一例を図4(A)に示す。表示画面201は、テレビジョンウィンドウ203と、第1アプリケーションウィンドウ205とを含む。第1アプリケーションウィンドウ205は、電子メールプログラムのメイン画面を表示する。テレビジョンウィンドウ203と、第1アプリケーションウィンドウ205とは、それらの一部が重なっているが、テレビジョンウィンドウ203がアクティブなので、アプリケーションウィンドウ205の上面に表示される。
時刻T1の後、時刻T2にテレビジョンウィンドウを最小化する操作が入力されると、テレビジョンウィンドウが最小化されるとともに、その時起動している電子メールプログラムのメイン画面を表示するための第1アプリケーションウィンドウがアクティブになる。この時の表示画面を図4(B)に示す。図中点線で示すテレビジョンウィンドウ203が最小化されると、表示画面下方にアイコン203Aとして表示される。なお、図中の点線は、テレビジョンウィンドウ203が表示されていた領域を説明するために付したもので実際には存在しない。
次に、時刻T3において、新規メールを作成する指示が入力されると、電子メール作成用の画面を表示するための第2アプリケーションウィンドウが表示され、アクティブになる。この時の表示画面を図4(C)に示す。第2アプリケーションウィンドウ207が、第1アプリケーションウィンドウ制205の上面に表示される。
次の時刻T4において、CMが終了すると、CMの終了を通知するための通知ウィンドウがポップアップ表示される。この時の表示画面を、図4(D)に示す。表示画面201の右下方に「CM終了」の文字を表示する通知ウィンドウ209が表示される。
時刻T3の後、ユーザが時刻T4で戻るキーを押下すれば、テレビジョンウィンドウがアクティブになり、最小化されていたテレビジョンウィンドウが時刻T2以前に表示されていたサイズおよび位置で表示される。このとき、通知ウィンドウを閉じる。テレビジョンウィンドウがアクティブになった後は、表示しておく必要がないからである。この時の表示画面を図4(E)に示す。テレビジョンウィンドウ203が、図4(A)の表示画面201で表示画面に配置されていた位置にその時のサイズで表示される。テレビジョンウィンドウ203と、第1アプリケーションウィンドウ205と、第2アプリケーションウィンドウ207とが重なっているが、テレビジョンウィンドウ203がアクティブなので、最も上面に表示される。
図5(A)および図5(B)は、テレビジョンウィンドウがアクティブでない場合の別の表示例を示す図である。テレビジョンウィンドウは、非アクティブにする操作が入力されると、非アクティブになる。この場合、他のアプリケーションウィンドウ、ここでは第1アプリケーションウィンドウ205がアクティブになる。図5(A)を参照して、表示画面201は、テレビジョンウィンドウ203を第1アプリケーションウィンドウ205の背面に表示する。図5(B)は、テレビジョンウィンドウ203のサイズを小さくし、第1アプリケーションウィンドウ205と重ならないように表示画面201の右上端に表示する。
<変形例>
上述した第1の実施の形態におけるテレビジョン放送受信機1は、ユーザが入力する操作、具体的には戻るキーの押下によりテレビジョンウィンドウをアクティブにするようにしたが、変形例におけるテレビジョン放送受信機1は、CMの開始後、メイン処理部65に対する操作、具体的には、電子メールに関する操作が所定時間T以上されなかった場合に、自動的にテレビジョンウィンドウをアクティブにするようにする。所定時間T以上操作がなければ、電子メールプログラムにより実行される処理、例えば電子メールを作成する処理が終了しているか、またはその処理が中断しているものと考えられる。このような場合に、テレビジョンウィンドウをアクティブにすることにより、番組本編を見逃してしまうことがないようにすることができる。
図6は、テレビジョン放送再生処理の流れの一例を示す第2のフローチャートである。図6に示すテレビジョン放送再生処理は、変形例におけるテレビジョン放送受信機1が備えるCPU51がテレビジョン放送再生プログラムを実行することにより、CPU51により実行される処理である。このテレビジョン放送再生処理は、ユーザが入力装置67にテレビジョン放送の再生を指示する操作を入力することにより実行される。図6を参照して、図2に示したテレビジョン放送再生処理と異なる点は、ステップS03A、ステップS04A、ステップS08AおよびステップS10Aが追加された点である。その他の処理は図2に示したのと同じなので、ここでは、異なる点を主に説明する。
ステップS03において、CMを検出した時点の表示状態が記憶された後、ステップS03Aにおいて、タイマをスタートさせる。タイマは、操作が受け付けられてから次の操作が受け付けられるまでの時間を計測する。次のステップS04においては、操作が受け付けられたか否かを判断する。操作が受け付けられたならば処理をステップS04Aに進め、そうでなければ処理をステップS05に進める。
ステップS04Aにおいては、タイマをリセットする。操作が受け付けられた時点で、タイマを「0」にリセットするので、操作が受け付けられてからの時間を再度計測することができる。そして、ステップS05においては、CMの終了を検出したか否かを判断する。CMの終了を検出したならば処理をステップS01に戻し、そうでなければ処理をステップS04に戻す。すなわち、CMが検出されてから操作を受け付けることなくCMが終了した場合には処理をステップS01に戻す。CMが検出されてから1度でも操作が受け付けられた場合は、処理をステップS06に進める。
ステップS08においては、CMの終了を検出したならば処理をステップS08Aに進めるが、そうでなければ処理をステップS10に進める。ステップS10において操作が受け付けられると、ステップS10Aにおいて、タイマをリセットする。操作が受け付けられた時点で、タイマを「0」にリセットするので、操作が受け付けられてからの時間を再度計測することができる。そして、受け付けられた操作が戻るキーでなく(ステップS11でNO)、テレビジョン放送再生終了指示でもなければ(ステップS12でNO)、処理をステップS07に戻す。
ステップS08Aにおいては、タイマ値が予め定めたしきい値Tを超えるか否かを判断する。タイマ値がしきい値Tを超える場合、換言すれば、しきい値で定める時間Tを超えて操作が入力されなかった場合、処理をステップS13に進める。タイマ値がしきい値Tを超える場合は、例えば、電子メールの編集、送信、受信または閲覧処理を中断しているか、終了している場合である。この場合には、処理をステップS13に進めるので、テレビジョン放送の映像信号を表示するためのウィンドウがアクティブになり、CMの開始する直前に配置されていた位置にその時のサイズで表示される。このため、テレビジョンウィンドウをアクティブにすることにより、CM終了後の番組本編を見逃してしまうことがないようにすることができる。
一方、ユーザは、電子メールの編集、送信、受信または閲覧処理をしている最中に、しきい値Tを超えない間隔で操作を入力していれば、処理がステップS09に進む。ステップS09においては、CMが終了したことをユーザに報知する。具体的には、CMが終了したことを報知するための通知ウィンドウを表示装置73に表示する。このため、ユーザは、アプリケーションプログラムを実行させ、電子メールの編集、送信、受信または閲覧処理をしている最中に、CMが終了したことを知ることができる。その時、電子メールの編集、送信、受信または閲覧処理を継続したければ、そのまま作業を継続することができる。
図7は、ウィンドウ切り換えのタイムチャートの一例を示す第2の図である。図7を参照して、横軸に時間を表し、テレビジョン放送の映像信号を表示するためのテレビジョンウィンドウと、第1および第2アプリケーションウィンドウについて、アクティブな時間帯をハッチングで示している。
最初にテレビジョンウィンドウがアクティブな状態で、時刻T1にCMが開始する。その後、時刻T2にテレビジョンウィンドウを最小化する操作が入力されると、テレビジョンウィンドウが最小化されるとともに、その時起動している電子メールプログラムのメイン画面を表示するための第1アプリケーションウィンドウがアクティブになる。次に、時刻T3において、新規メールを作成する指示が入力されると、電子メール作成用の画面を表示するための第2アプリケーションウィンドウが表示され、アクティブになる。その後、時刻T6において電子メールの作成が終了し、その後操作が入力されない場合を示している。この場合、時刻T6から経過する操作が入力されない時間が、タイマにより計測される。その後、時刻T4において、CMが終了すると、タイマ値がしきい値Tを超えるので、テレビジョンウィンドウがアクティブになり、最小化されていたテレビジョンウィンドウが時刻T2で表示画面に配置されていた位置にその時のサイズで表示される。
このため、CM終了後の番組本編を見逃してしまうことがないようにすることができる。一方、ユーザは、アプリケーションプログラムを実行させ、電子メールの編集、送信、受信または閲覧処理をしている最中に、電子メールを作成する操作を継続していれば、タイマ値がしきい値Tを超えることがないので、電子メールの編集、送信、受信または閲覧処理を継続することができる。この場合には、図3に示したタイムチャートと同じになる。
<第2の実施の形態>
次に第2の実施の形態におけるテレビジョン放送受信機1Aについて説明する。図8は、第2の実施の形態におけるテレビジョン放送受信機の機能の概要を示す機能ブロック図である。図8を参照して、第2の実施の形態におけるテレビジョン放送受信機1Aは、図1に示した第1の実施の形態におけるテレビジョン放送受信機1と異なる点は、記録部27および再生部29が追加された点、CPU51Aに記録再生制御部57が追加された点、およびデコード部19Aを変更した点である。
記録部27は、CPU51Aの記録再生制御部57により制御され、記録再生制御部57から入力される指示に従って、デマルチプレクス処理部17から入力されるデジタルの映像データおよび音声データをHDD31に記憶する。
再生部29は、記録再生制御部57により制御され、CPU51Aから入力される指示に従って、HDD31に記憶されているデジタルの映像データおよび音声データを読出し、デコード部19に出力する。
したがって、記録部27おいて、テレビジョン放送に含まれる映像データと音声データとをHDD31に記憶しつつ、再生部29において、記録部27によりHDD31に記憶された映像データと音声データとを読み出すことが可能である。但し、再生部29は、記録部27により記憶された映像データと音声データとを読み出すので、再生部29は、記録部27により映像データと音声データとがHDD31も記憶された後にそれらを読み出すので、再生部29が読み出すタイミングは、記録部27が記憶するタイミングよりも遅い。
デコード部19Aは、デマルチプレクス処理部17および再生部29それぞれから映像データおよび音声データが入力される。デコード部19Aは、記録再生制御部57により制御され、デマルチプレクス処理部17および再生部29のいずれか一方から入力される映像データおよび音声データを復号する。また、デコード部19Aは、再生部29から入力される映像データおよび音声データを復号する場合、復号した映像信号を、標準の再生速度よりも速い再生速度で出力する。例えば、映像信号からフレームを間引いて出力する。なお、上記ではデコーダ19Aは、復号した映像信号を標準の再生速度よりも速い再生速度で出力するものとしたが、これに代えて、復号した映像信号を標準の再生速度で出力するものであってもよい。
記録再生制御部57は、記録部27、再生部29およびデコード部19Aを制御する。記録再生制御部57は、CM検出部59からCM開始信号およびCM終了信号が入力され、出力制御部61からテレビジョンウィンドウが非アクティブになったことを示す非アクティブ信号と、テレビジョンウィンドウがアクティブになったことを示すアクティブ信号とが入力される。記録再生制御部57は、出力制御部61から非アクティブ信号が入力された後、CM検出部59からCM開始信号が入力されると、記録部27に記録開始指示を出力する。また、記録再生制御部57は、記録開始指示を出力した後、出力制御部61からアクティブ信号が入力されると、再生部29に再生開始を指示すると同時に、デコード部19Aに再生部29が出力する映像データおよび音声データを復号する復号指示を出力する。
記録再生制御部57は、復号した映像データを、標準の再生速度よりも速い再生速度で出力するようにデコード部19Aを制御する。記録再生制御部57は、デコード部19Aが出力する映像データが、デマルチプレクス処理部17から入力される映像データとタイミングが同じになった時点で、デコード部19Aにデマルチプレクス処理部17から入力される映像データおよび音声データを復号する復号指示を出力するとともに、記録部27および再生部29に停止指示を出力する。デコード部19Aが、デマルチプレクス処理部17から入力される映像データおよび音声データを復号する場合には、デマルチプレクス処理部17が出力する映像データおよび音声データを記録する必要がないからである。
これにより、CMが終了した後の番組本編の映像データがHDD31に記録され、ユーザが戻るキーを押下したときから、HDD31に記録された映像データがCMの終了した時から倍速で再生される。このため、CM終了後の番組本編を見逃すのを防止することができる。
また、HDD31に記録された映像データが倍速で再生され、その再生がデマルチプレクス処理部17の出力するテレビジョン放送の映像データに追いついたときに、デマルチプレクス処理部17が出力するテレビジョン放送の映像データに切換えられる。このため、タイムラグなくテレビジョン放送の映像を再生することができる。また、再生部29による再生がテレビジョン放送の映像データに追いついた後は、記録部27および再生部29を停止することができるので、消費電力を低減することができる。
図9は、テレビジョン放送再生処理の流れの一例を示す第3のフローチャートである。図9を参照して、図2に示したテレビジョン放送再生処理と異なる点は、ステップS09の次にステップS21が追加された点、ステップS13に代えてステップS22〜ステップS24が追加された点である。以下、図2に示したテレビジョン放送再生処理と異なる点を主に説明する。
ステップS08において、CMの終了が検出されると、ステップS09において、CMが終了したことをユーザに報知する。その後、録画を開始し(ステップS21)、処理をステップS10に進める。具体的には、記録部27に記録開始指示を出力する。これにより、デマルチプレクス処理部17が出力する映像データと音声データとがHDD31に記録される。
また、CM終了後に操作が受け付けられたと判断され(ステップS10でYES)、戻るキーを押下する操作が受け付けられたならば(ステップS11でYES)、処理はステップS22に進む。ステップS22においては、ステップS03において記憶された表示状態を読出し、読み出した表示状態で表示装置73にウィンドウを表示する。これにより、テレビジョンウィンドウが、CMが開始する直前に配置されていた位置にその時のサイズで表示される。電子メールの編集、送信、受信または閲覧処理を中断して、テレビジョン放送の番組を視聴することを望む場合、戻るキーを押下する簡単な操作で、テレビジョンウィンドウをアクティブにすることができる。
ステップS23においては、HDD31に記録された映像を再生する。具体的には、再生部29に再生指示を出力する。これにより、CMが開始してからの映像がテレビジョンウィンドウに表示される。このため、CMが開始してから戻るキーを押下するまでの映像を見逃すことがなくなる。この場合の録画再生は、倍速再生なのでテレビジョン放送の映像と録画再生している映像との時間差が徐々に短くなる。ステップS24においては、テレビジョン放送の映像と録画再生している映像との時間差が「0」になったか否かを判断する。時間差が「0」ならば処理をステップS01に戻し、そうでなければ処理をステップS23に戻す。
図10は、ウィンドウ切り換えのタイムチャートの一例を示す第3の図である。図10を参照して、横軸に時間を表し、テレビジョン放送の映像信号を表示するためのテレビジョンウィンドウと、第1および第2アプリケーションウィンドウと、通知ウィンドウとについて、アクティブな時間帯をハッチングで示している。
最初にテレビジョンウィンドウがアクティブな状態で、時刻T1にCMが開始する。その後、時刻T2にテレビジョンウィンドウを最小化する操作が入力されると、テレビジョンウィンドウが最小化されるとともに、その時起動している電子メールプログラムのメイン画面を表示するための第1アプリケーションウィンドウがアクティブになる。次に、時刻T3において、新規メールを作成する指示が入力されると、電子メール作成用の画面を表示するための第2アプリケーションウィンドウが表示され、アクティブになる。その後、時刻T4においてCMが終了すると、コマーシャルの終了を通知するための通知ウィンドウがポップアップ表示されるとともに、テレビジョン放送の映像データおよび音声データの記録が開始される。その後、ユーザが時刻T7で戻るキーを押下すれば、テレビジョンウィンドウがアクティブになり、最小化されていたテレビジョンウィンドウが時刻T2で表示画面に配置されていた位置にその時のサイズで表示される。このとき、録画された映像データおよび音声データが再生されるので、テレビジョンウィンドウには、CMが終了した後の映像が表示される。また、時刻T7において通知ウィンドウを閉じる。テレビジョンウィンドウがアクティブになった後は、表示しておく必要がないからである。
戻るキーを押下すれば、録画された映像がCM終了時から再生されるので、CMが終了してから戻るキーを押下するまでの間の番組本編を見逃してしまうことがないようにすることができる。
<第1の変形例>
第2の実施の形態におけるテレビジョン放送受信機1Aにおいても、第1の実施の形態におけるテレビジョン放送受信機1の変形例と同様に、CMの開始後、電子メール操作が所定時間T以上されなかった場合に、自動的にテレビジョンウィンドウをアクティブにするようにすることができる。
図11は、テレビジョン放送再生処理の流れの一例を示す第4のフローチャートである。図11を参照して、図6に示したテレビジョン放送再生処理と異なる点は、ステップS09の次にステップS21が追加された点、ステップS13に代えてステップS22〜ステップS24が追加された点である。以下、図2に示したテレビジョン放送再生処理と異なる点を主に説明する。ステップS21、ステップS22〜ステップS24それぞれで実行される処理については、上述したのと同じなのでここでは説明を繰り返さない。
第1の変形例においては、CMが開始してアプリケーションプログラムに対する操作がされた後、継続して時間Tの間操作が入力されなければ、テレビジョン放送の映像を表示するためのテレビジョンウィンドウが自動的にアクティブになる。この場合のタイムチャートは、図7に示したのと同じである。一方、アプリケーションプログラムに対する操作が継続してされる場合は、戻るキーが押下された時点でテレビジョン放送の映像を表示するためのテレビジョンウィンドウが自動的にアクティブになる。この場合のタイムチャートは、図10に示したのと同じである。いずれの場合においても、テレビジョン放送の映像は、CMが終了した時点から再生されるので、ユーザはテレビジョン放送の番組本編を見逃すことがない。また、CM中にアプリケーションプログラムに対する操作、ここでは電子メールの作成等をすることができるので、CM期間を有効に利用することができる。
<第2の変形例>
CMを検出する際に、実際にCMが開始された時、またはCMが終了した時よりも後で、CM開始時刻とCM終了時刻とを検出する場合がある。例えば、本願の出願人が出願した特願2006−077841号は、CMの前後に存在する無音期間を検出することで、CMを検出する技術を開示している。この場合、CMの開始時刻または終了時刻が、実際にCMが開始または終了した時よりも後で検出される。このため、CMが終了したことを検出した後に録画再生してもCMの終了時点から番組本編の映像を録画することができない。この場合、CMの開始を検出した時点で録画を開始するようにすればよい。CMを録画することになるが、CMが終了した後の番組本編の映像が録画されるので、CMが終了した後から番組本編の映像を再生することができる。
第2の変形例においては、CM検出部59が出力するCM開始信号はCM開始時刻を含み、CM終了信号はCM終了時刻を含む。
図12は、テレビジョン放送再生処理の流れの一例を示す第5のフローチャートである。図12を参照して、図9に示したテレビジョン放送再生処理と異なる点は、ステップS21に代えて、ステップS21AがステップS03と、ステップS04との間に追加された点である。
図13は、ウィンドウ切り換えのタイムチャートの一例を示す第4の図である。図12を参照して、横軸に時間を表し、テレビジョン放送の映像信号を表示するためのテレビジョンウィンドウと、第1および第2アプリケーションウィンドウと、通知ウィンドウとについて、アクティブな時間帯をハッチングで示している。
最初にテレビジョンウィンドウがアクティブな状態で、時刻T1にCMが開始する。その後、時刻T2にテレビジョンウィンドウを最小化する操作が入力されると、テレビジョンウィンドウが最小化されるとともに、その時起動している電子メールプログラムのメイン画面を表示するための第1アプリケーションウィンドウがアクティブになる。また、CMの開始が検出される時刻TSにテレビジョン放送の映像データおよび音声データの記録を開始する。なお、テレビジョン放送の映像データおよび音声データの記録を開始するタイミングを、テレビジョンウィンドウが最小化される時刻T2としてもよい。
次に、時刻T3において、新規メールを作成する指示が入力されると、電子メール作成用の画面を表示するための第2アプリケーションウィンドウが表示され、アクティブになる。その後、時刻T4においてCMが終了するが、そのCMの終了は時刻TEで検出される。従って、時刻TEにおいて、コマーシャルの終了を通知するための通知ウィンドウがポップアップ表示される。その後、ユーザが時刻T7で戻るキーを押下すれば、テレビジョンウィンドウがアクティブになり、最小化されていたテレビジョンウィンドウが時刻T2で表示画面に配置されていた位置にその時のサイズで表示される。このとき、録画された映像データおよび音声データが時刻T4において記録した時点から再生される。このため、テレビジョンウィンドウには、CMが終了した後の映像が表示される。また、時刻T7において通知ウィンドウを閉じる。テレビジョンウィンドウがアクティブになった後は、表示しておく必要がないからである。
CMの終了時刻が、実際にCMが終了した時よりも後で検出される場合であっても、戻るキーを押下すれば、CM終了時から録画された映像が再生されるので、CMが終了してから戻るキーを押下するまでの間の番組本編を見逃してしまうことがないようにすることができる。このため、CM期間を有効に利用することができる。
<第3の変形例>
上述した第2の変形例におけるテレビジョン放送受信機1は、戻るキーの押下によりテレビジョンウィンドウをアクティブにするようにしたが、第3の変形例におけるテレビジョン放送受信機1は、CMの開始後、電子メール操作が所定時間T以上されなかった場合に、自動的にテレビジョンウィンドウをアクティブにするようにする。所定時間T以上操作がなければ、電子メールプログラムにより実行される処理、例えば電子メールを作成する処理が終了しているか、またはその処理が中断しているものと考えられる。このような場合に、テレビジョンウィンドウをアクティブにすることにより、番組本編を見逃してしまうことがないようにすることができる。
図14は、テレビジョン放送再生処理の流れの一例を示す第6のフローチャートである。図14を参照して、図11に示したテレビジョン放送再生処理と異なる点は、ステップS21に代えて、ステップS21AがステップS03Aと、ステップS04との間に追加された点である。
図15は、ウィンドウ切り換えのタイムチャートの一例を示す第5の図である。図15を参照して、横軸に時間を表し、テレビジョン放送の映像信号を表示するためのテレビジョンウィンドウと、第1および第2アプリケーションウィンドウとについて、アクティブな時間帯をハッチングで示している。
最初にテレビジョンウィンドウがアクティブな状態で、時刻T1にCMが開始する。その後、時刻T2にテレビジョンウィンドウを最小化する操作が入力されると、テレビジョンウィンドウが最小化されるとともに、その時起動している電子メールプログラムのメイン画面を表示するための第1アプリケーションウィンドウがアクティブになる。また、CMの開始が検出される時刻TSにテレビジョン放送の映像データおよび音声データの記録を開始する。なお、テレビジョン放送の映像データおよび音声データの記録を開始するタイミングを、テレビジョンウィンドウが最小化される時刻T2としてもよい。
次に、時刻T3において、新規メールを作成する指示が入力されると、電子メール作成用の画面を表示するための第2アプリケーションウィンドウが表示され、アクティブになる。その後、時刻T6において電子メールの作成が終了し、その後操作が入力されない場合を示している。この場合、時刻T6から経過する操作が入力されない時間が、タイマにより計測される。その後、時刻TEにおいて、CMが終了したことが検出される時点でタイマ値がしきい値Tを超えるので、テレビジョンウィンドウがアクティブになり、最小化されていたテレビジョンウィンドウが時刻T2で表示画面に配置されていた位置にその時のサイズで表示される。このとき、録画された映像データおよび音声データは、CMが終了した時刻T4で記録した時点から再生される。このため、テレビジョンウィンドウには、CMが終了した後の映像が表示される。
第3の変形例におけるテレビジョン放送受信機1Aによれば、CM開始時刻TS(または電子メールに対する操作時T2)から映像が録画され、所定期間T操作が入力されることなくCMの終了が検出された時TEに、録画された映像がCM終了時から再生される。このため、CM検出部59がCMの終了を検出する時刻が、実際にCMが終了した時(CM終了時刻)よりも後であっても、実際にCMが終了してからCM検出部59がCMの終了を検出するまでの間の番組本編を見逃してしまうことがないようにすることができる。このため、CM期間を有効に利用することができる。
<第3の実施の形態>
図16は、第3の実施の形態におけるテレビジョン放送受信機1Bの機能の概要を示す機能ブロック図である。図16を参照して、図8に示した第2の実施の形態におけるテレビジョン放送受信機1Aと異なる点は、受信・再生部10と同じ構成のサブ受信・再生部10Aを有し、CPU51Aにおいて、メイン処理部65およびウィンドウ制御部63が削除され、出力制御部61Aが変更された点である。
第1および第2の実施の形態におけるテレビジョン放送受信機1,1Aは、CPU51がメイン処理部65およびウィンドウ制御部63を含み、複数のウィンドウを表示することにより、受信・再生部10およびメイン処理部65それぞれが出力する映像を表示装置73に同時に表示するものであった。これに対して、第3の実施の形態におけるテレビジョン放送受信機1Bは、受信・再生部10およびサブ受信・再生部10Aのいずれか一方が出力する映像を表示装置73に表示する。
出力制御部61Aは、映像出力部21を制御して、受信・再生部10およびサブ受信・再生部10Aそれぞれが出力する映像のいずれか一方を表示装置73に表示する。映像出力部21は、映像を表示するための映像信号を表示装置73に出力する。具体的には、出力制御部61は、CM検出部59からCM開始信号およびCM終了信号が入力され、操作受付部55からユーザによる操作が入力される。出力制御部61は、映像出力部21を制御して受信・再生部10により再生されたテレビジョン放送の映像を表示装置73に表示しているとき、CM開始信号が入力されると、その後操作受付部55からテレビジョン放送のチャンネルを切換える操作が入力されたか否かを判断する。チャンネルを切換える操作は、ユーザが入力装置67のチャンネルボタンを押下することにより操作受付部55で受け付けられ、チューナ制御部53および出力制御部61Aに出力される。
チューナ制御部53は、操作受付部55により受け付けられたチャンネルの周波数を受信するようにサブ受信・再生部10Aを制御する。出力制御部61は、映像出力部21にサブ受信・再生部10Aが出力する映像信号および音声信号をD/A変換して表示装置73に出力するよう指示する。このため、受信・再生部10が受信するチャンネルのテレビジョン放送の番組においてCMが開始した後にチャンネルが切換えられた場合は、サブ受信・再生部10Aが受信するチャンネルの番組の映像が表示装置73に表示される。この場合、受信・再生部10においては、それまで受信していたチャンネルのテレビジョン放送が継続して受信される。
出力制御部61Aは、CM開始信号が入力された後に操作受付部55からチャンネルを切換える操作が入力されると、その後CM終了信号が入力された時点で、CMが終了したことを報知するためのメッセージを表示装置73に表示する。例えば、OSDでメッセージを表示装置73に表示する。このため、ユーザは、視聴していたテレビジョン放送が番組本編からCMに切換わった後、別のテレビジョン放送の番組を視聴する場合であっても、それまで見ていたテレビジョン放送のCMが終了したことを知ることができる。また、その時、切換え後の別のチャンネルのテレビジョン放送の番組の視聴を希望する場合には、そのまま視聴を継続することができる。一方、チャンネルを切換える前に視聴していたテレビジョン放送の番組を視聴することを望むならば、戻るキーを押下する操作を入力装置67に入力すればよい。
第3の実施の形態におけるテレビジョン放送受信機1Bは、図2、図6、図9、図11、図12および図14に示したテレビジョン受信処理を実行する。この場合、ステップS06において、受け付けられた操作が電子メールに関する操作か否かを判断するのに変えて、チャンネルが切換えられたか否かを判断する。チャンネルが切換えられた場合に処理をステップS07に進め、そうでなければ処理をステップS05に進めるようにすればよい。
なお、第3の実施の形態においては、CM中にチャンネルが切換えられた後、戻るキーを押下する操作が入力装置67に入力されると、チャンネルが切換えられたときにCM中であったチャンネルが表示されることになるが、戻るキーを押下する操作が入力装置67に入力された後に表示するチャンネルを次に挙げるチャンネルとしてもよい。
(1) 入力装置67のリモートコントローラに戻ってくるチャンネルを指定するためのボタン(「しおりボタン」と呼ぶ)を用意しておき、しおりボタンが押された時に表示していたチャンネル。例えば、戻したい番組視聴中にしおりボタンを押してから他チャンネルの視聴を開始する。その後、戻るキーを押下する操作が入力装置67に入力されると、しおりボタンが押された時に表示されていたチャンネルを表示する。
(2) テレビの電源をつけてから視聴者が見た時間が最も長いチャンネル。
(3) 所定時間を超えて表示されたチャンネルのうち、最も後に表示されたチャンネル。所定時間は、視聴者が番組を集中して見ている最低時間であり、予め決められる。
(4) チャンネル切り替え時にCMに入っていたチャンネルの中で、最初に表示されていたチャンネル。
(5) 視聴予約されている番組のチャンネル。
<第4の実施の形態>
図17は、第4の実施の形態におけるテレビジョン放送受信機1Cの機能の概要を示す機能ブロック図である。図17を参照して、図16に示した第3の実施の形態におけるテレビジョン放送受信機1Bと異なる点は、サブ受信・再生部10Aに代えて、録画再生部10Bを有する点である。第5の実施の形態におけるテレビジョン放送受信機1Cは、受信・再生部10および録画再生部10Bのいずれか一方が出力する映像を表示装置73に表示する。
録画再生部10Bは、デスクランブル処理部15Bと、デマルチプレクス処理部17Bと、デコード部19Bと、を含む。デスクランブル処理部15Bは、カードI/F23と接続されており、操作受付部55から映像コンテンツを再生する指示が入力されると、カードI/F23にICカード25に記憶された映像コンテンツを読み取らせ、映像コンテンツを受け取る。映像コンテンツは、符号化信号であり、スクランブルされている。デスクランブル処理部15Bは、カードI/F23から入力される映像コンテンツを、所定の規則に従ってスクランブルを解除する。そして、スクランブルが解除された映像コンテンツをデマルチプレクス処理部17Bに出力する。デマルチプレクス処理部17Bおよびデコード部19Bは、上述したそれと同じなのでここでは説明を繰り返さない。なお、ここでは録画再生部10Bが、ICカード25に記録された映像コンテンツを再生する例をしめすが、録画再生部10Bは、DVD等の光ディスクに記録された映像コンテンツを再生してもよい。
出力制御部61Aは、映像出力部21を制御して、受信・再生部10および録画再生部10Bそれぞれが出力する映像のいずれか一方を表示装置73に表示する。映像出力部21は、映像を表示するための映像信号を表示装置73に出力する。具体的には、出力制御部61は、CM検出部59からCM開始信号およびCM終了信号が入力され、操作受付部55からユーザによる操作が入力される。出力制御部61は、映像出力部21を制御して受信・再生部10により再生されたテレビジョン放送の映像を表示装置73に表示しているとき、CM開始信号が入力されると、その後操作受付部55から映像コンテンツを再生するための操作が入力されたか否かを判断する。映像コンテンツを再生するための操作は、ユーザが入力装置67に予め設けられたコンテンツ再生ボタンを押下することにより操作受付部55で受け付けられる。操作受付部55に映像コンテンツを再生するための操作が入力されると、出力制御部61は、映像出力部21に録画再生部10Bが出力する映像信号をD/A変換して表示装置73に出力するよう指示する。このため、受信・再生部10が受信するチャンネルのテレビジョン放送の番組においてCMが開始した後にコンテンツ再生指示が入力された場合は、録画再生部10Bが出力する映像信号をアナログ変換した映像が表示装置73に表示される。この場合、受信・再生部10においては、それまで受信していたチャンネルのテレビジョン放送が継続して受信される。
出力制御部61は、CM開始信号が入力された後に操作受付部55からコンテンツを再生する操作が入力されると、その後CM終了信号が入力された時点で、CMが終了したことを報知するためのメッセージを表示する。例えば、OSDでメッセージを表示装置73に表示する。このため、ユーザは、視聴していたテレビジョン放送が番組本編からCMに切換わった後、ICカード25に記憶されている映像コンテンツを視聴する場合であっても、それまで見ていたテレビジョン放送のCMが終了したことを知ることができる。また、その時、ユーザが、ICカード25に記憶されている映像コンテンツの視聴を希望する場合には、そのまま視聴を継続することができる。一方、テレビジョン放送の番組を視聴することを望むならば、戻るキーを押下する操作を入力装置67に入力すればよい。
第4の実施の形態におけるテレビジョン放送受信機1Cは、図2、図6、図9、図11、図12および図14に示したテレビジョン受信処理を実行することができる。この場合、ステップS06において、受け付けられた操作が電子メールに関する操作か否かを判断するのに代えて、コンテンツ再生指示が受け付けられたか否かを判断する。ICカード25に記憶された映像コンテンツを再生する指示が入力された場合に処理をステップS07に進め、そうでなければ処理をステップS05に進めるようにすればよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
<付記>
(1) 前記処理実行手段は、アプリケーションプログラムを実行する処理実行手段を含む、請求項1または3に記載のテレビジョン受信機。
(2) 前記処理実行手段は、記録された映像を読出し、再生するサブ録画再生手段を含む、請求項1または3に記載のテレビジョン受信機。
(3) 前記映像を表示するための映像信号を出力する映像信号出力手段をさらに備え、
前記処理実行手段は、テレビジョン放送を受信し、再生し、
前記検出手段は、前記再生手段により再生されるテレビジョン放送に含まれるコマーシャルを検出し、
前記映像信号出力手段は、前記再生手段により再生されたテレビジョン放送の映像を表示するための映像信号を出力しているときに前記操作受付手段によりチャンネルの切換指示が受け付けられた場合、前記処理実行手段により再生されたテレビジョン放送の映像を表示するための映像信号を出力し、
前記報知手段は、前記検出手段により検出されたコマーシャルの開始から終了までの間に、前記操作受付手段によりチャンネルの切換指示が受け付けられた場合、前記検出手段により検出されたコマーシャルが終了したときに該コマーシャルが終了したことを報知する、請求項1に記載のテレビジョン受信機。
(4) 前記処理実行手段は、テレビジョン放送を受信し、再生し、
前記検出手段は、前記再生手段により再生されるテレビジョン放送に含まれるコマーシャルを検出し、
前記映像信号出力手段は、前記再生手段により再生されたテレビジョン放送の映像を表示するための映像信号を出力しているときに前記操作受付手段によりチャンネルの切換指示が受け付けられた場合、前記処理実行手段により再生されたテレビジョン放送の映像を表示するための映像信号を出力し、
前記復帰手段は、前記検出手段により検出されたコマーシャルの開始から終了までの間に前記操作受付手段により前記処理実行手段に対する操作が受け付けられ、その後、前記操作受付手段により所定時間を越えて前記処理実行手段に対する操作が受け付けられることなく、前記検出手段により検出されたコマーシャルが終了した場合、前記再生手段により再生されたテレビジョン放送の映像を表示するための映像信号を前記映像信号出力手段に出力させる、請求項3に記載のテレビジョン放送受信装置。
本発明の第1の実施の形態におけるテレビジョン放送受信機の機能の概要を示す機能ブロック図である。 テレビジョン放送再生処理の流れの一例を示す第1のフローチャートである。 ウィンドウ切り換えのタイムチャートの一例を示す第1の図である。 表示画面の一例を示す図である。 テレビジョンウィンドウがアクティブでない場合の表示画面の別の一例を示す図である。 テレビジョン放送再生処理の流れの一例を示す第2のフローチャートである。 ウィンドウ切り換えのタイムチャートの一例を示す第2の図である。 第1の実施の形態におけるテレビジョン放送受信機の機能の概要を示す機能ブロック図である。 テレビジョン放送再生処理の流れの一例を示す第3のフローチャートである。 ウィンドウ切り換えのタイムチャートの一例を示す第3の図である。 テレビジョン放送再生処理の流れの一例を示す第4のフローチャートである。 テレビジョン放送再生処理の流れの一例を示す第5のフローチャートである。 ウィンドウ切り換えのタイムチャートの一例を示す第4の図である。 テレビジョン放送再生処理の流れの一例を示す第6のフローチャートである。 ウィンドウ切り換えのタイムチャートの一例を示す第5の図である。 第3の実施の形態におけるテレビジョン放送受信機1Bの機能の概要を示す機能ブロック図である。 第4の実施の形態におけるテレビジョン放送受信機1Cの機能の概要を示す機能ブロック図である。
符号の説明
1,1A,1B,1C テレビジョン放送受信機、10 受信・再生部、10A サブ受信・再生部、10B 録画再生部、11 チューナ、13 復調部、15,15B デスクランブル処理部、17,17B デマルチプレクス処理部、19,19A,19B デコード部、21,21A 映像出力部、23 カードI/F、25 ICカード、27 記録部、29 再生部、51 CPU、53 チューナ制御部、55 操作受付部、57 記録再生制御部、59 検出部、61,61A 出力制御部、63 ウィンドウ制御部、65 メイン処理部、67 入力装置、71 音声出力部、73 表示装置、75 スピーカ。

Claims (9)

  1. テレビジョン放送を受信し、映像を再生する再生手段と、
    テレビジョン放送に含まれるコマーシャルを検出する検出手段と、
    前記再生手段とは別に設けられ、映像を出力する処理を実行する処理実行手段と、
    ユーザによる操作を受け付ける操作受付手段と、
    前記検出手段により検出されたコマーシャルの開始から終了までの間に、前記操作受付手段により前記処理実行手段に対する操作が受け付けられた場合、前記検出手段により検出されたコマーシャルが終了したときに該コマーシャルが終了したことを報知する報知手段と、を備えたテレビジョン放送受信装置。
  2. 映像を表示するための映像信号を出力する映像信号出力手段と、
    前記報知手段による報知の後、前記操作受付手段により所定の操作が受け付けられると、前記検出手段により検出されたコマーシャルが開始する前に前記映像信号出力手段より出力されていた映像信号と同じ表示状態の映像信号を前記映像信号出力手段に出力させる復帰手段とをさらに備えた、請求項1に記載のテレビジョン放送受信装置。
  3. テレビジョン放送を受信し、映像を再生する再生手段と、
    テレビジョン放送に含まれるコマーシャルを検出する検出手段と、
    前記再生手段とは別に設けられ、映像を出力する処理を実行する処理実行手段と、
    前記映像を表示するための映像信号を出力する映像信号出力手段と、
    ユーザによる操作を受け付ける操作受付手段と、
    前記検出手段により検出されたコマーシャルの開始から終了までの間に前記操作受付手段により前記処理実行手段に対する操作が受け付けられ、その後、前記操作受付手段により所定時間を超えて前記処理実行手段に対する操作が受け付けられることなく、前記検出手段により検出されたコマーシャルが終了した場合、前記検出手段により前記検出されたコマーシャルが開始する前に前記映像信号出力手段より出力されていた映像信号と同じ表示状態の映像信号を前記映像信号出力手段に出力させる復帰手段と、を備えたテレビジョン放送受信装置。
  4. 前記復帰手段は、前記処理実行手段に対する操作が継続されて前記検出手段により検出されたコマーシャルが終了した後、前記操作受付手段により所定の操作が受け付けられると、前記検出手段により検出されたコマーシャルが開始する前に前記映像信号出力手段より出力されていた映像信号と同じ表示状態の映像信号を前記映像信号出力手段に出力させる、請求項3に記載のテレビジョン放送受信装置。
  5. 前記再生手段により再生された映像を記録する録画手段と、
    前記録画手段に記録された映像を再生する録画再生手段と、をさらに備え、
    前記復帰手段により前記映像信号出力手段がコマーシャルが開始する前に出力していた映像信号と同じ表示状態の映像信号を出力するよう制御されると、前記録画再生手段は、前記録画手段により記録された映像を前記検出手段により検出されたコマーシャルの終了時点から再生し、前記映像信号出力手段は、前記録画再生手段により再生された映像を表示するための映像信号を出力する、請求項2〜4のいずれかに記載のテレビジョン放送受信装置。
  6. テレビジョン放送を受信し、映像を再生するステップと、
    テレビジョン放送に含まれるコマーシャルを検出するステップと、
    ユーザによる操作を受け付けるステップと、
    前記検出されたコマーシャルの開始から終了までの間に前記再生される映像とは別の映像を出力する処理を実行するための操作が受け付けられた場合、前記検出されたコマーシャルが終了したときに該コマーシャルが終了したことを報知するステップと、を含むテレビジョン放送再生方法。
  7. テレビジョン放送を受信し、映像を再生するステップと、
    テレビジョン放送に含まれるコマーシャルを検出するステップと、
    ユーザによる操作を受け付けるステップと、
    映像を表示するための映像信号を出力するステップと、
    前記検出されたコマーシャルの開始から終了までの間に前記再生される映像とは別の映像を出力する処理を実行するための操作が受け付けられ、その後、所定時間を越えて前記別の映像を出力する処理を実行するための操作が受け付けられることなく、前記検出されたコマーシャルが終了した場合、前記検出されたコマーシャルが開始したときに前記映像信号出力するステップにおいて出力されていた映像信号と同じ表示状態の映像信号を出力するステップと、を含むテレビジョン放送再生方法。
  8. テレビジョン放送を受信し、映像を再生するステップと、
    テレビジョン放送に含まれるコマーシャルを検出するステップと、
    ユーザによる操作を受け付けるステップと、
    前記検出されたコマーシャルの開始から終了までの間に前記再生される映像とは別の映像を出力する処理を実行するための操作が受け付けられた場合、前記検出されたコマーシャルが終了したときに該コマーシャルが終了したことを報知するステップと、をコンピュータに実行させるテレビジョン放送再生プログラム。
  9. テレビジョン放送を受信し、映像を再生するステップと、
    テレビジョン放送に含まれるコマーシャルを検出するステップと、
    ユーザによる操作を受け付けるステップと、
    映像を表示するための映像信号を出力するステップと、
    前記検出されたコマーシャルの開始から終了までの間に前記再生される映像とは別の映像を出力する処理を実行するための操作が受け付けられ、その後、所定時間を越えて前記別の映像を出力する処理を実行するための操作が受け付けられることなく、前記検出されたコマーシャルが終了した場合、前記検出されたコマーシャルが開始したときに前記映像信号出力するステップにおいて出力されていた映像信号と同じ表示状態の映像信号を出力するステップと、をコンピュータに実行させるテレビジョン放送再生プログラム。
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