JP3088038B2 - 郵便物区分装置と郵便物区分方法 - Google Patents

郵便物区分装置と郵便物区分方法

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JP3088038B2 JP03344942A JP34494291A JP3088038B2 JP 3088038 B2 JP3088038 B2 JP 3088038B2 JP 03344942 A JP03344942 A JP 03344942A JP 34494291 A JP34494291 A JP 34494291A JP 3088038 B2 JP3088038 B2 JP 3088038B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、搬送される郵便物か
らその上に記載されている住所等の宛名を読取り、この
読取った宛名を用いて区分を行う宛名読取区分機に用い
られる宛名読取装置と郵便物区分方法に関する。
【0002】
【従来の技術】郵便区分業務を大別すると、取集めた郵
便物を相手先の郵便局に送るための区分作業である差立
区分業務と、到着した郵便物を配達するための区分業務
である配達区分業務がある。従来、差立区分業務につい
ては、郵便番号自動読取区分機により大幅に自動化が図
られてきたが、配達区分業務については自動化が遅れて
いた。
【0003】ところが近年、郵便番号自動読取区分機の
機能に加え、郵便物に記載された、都道府県名、町名、
丁目、街区符号の漢字などの宛名つまり住所を直接OC
Rで読取ることによって、郵便物を配達区レベルまでの
区分を自動化(配達区分業務の自動化)する宛名読取区
分機(郵便物区分装置)が開発されている。
【0004】しかし、このような宛名読取区分機に用い
られる宛名読取装置では、都道府県名、市区町村名、企
業名、氏名等の漢字・かな部分の文字の検出切出し、認
識の処理と、〜丁目〜番〜号のように街区数字および区
切文字(丁目、番、号、の、−、〜等)の検出切出し、
認識の処理を1段構成で実施している。このように、検
出、認識を1段構成で実施したため、検出、認識時に、
それぞれ漢字と数字の両方を常に想定して処理してい
る。このため、処理が繁雑になったり、性能が低下する
という欠点がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、上記した
ように、郵便物に記載された宛名を読取って区分するも
のにおいて、漢字と数字とが混在する宛名の読取りを行
う際に、処理が繁雑になったり、性能が低下するという
欠点を除去するもので、郵便物に記載された宛名を読取
って区分するものにおいて、市町村名以降の文字を街区
・数字として認識することができ、処理の簡略化が図
れ、かつ性能の向上が図れる郵便物区分装置と郵便物区
分方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の郵便物区分装
置は、宛名が記載された郵便物を供給する供給手段と、
この供給手段によって供給された上記郵便物上を光学的
に走査して光電変換することにより宛名部分のパターン
信号を得る光電変換手段と、街区・数字に対応する標準
パターンを記憶する街区・数字辞書と、この街区・数字
辞書とは分けて設けられ、都道府県および市町村名に対
応する標準パターンを記憶する市町村名辞書と、上記光
電変換手段により得られた宛名部分のパターン信号から
1文字ごとの文字情報を検出して切出す第1の検出切出
し手段と、この第1の検出切出し手段により検出切出し
された上記文字情報を上記市町村名辞書に記憶されてい
る標準パターンを用いて市町村名を認識する第1の認識
手段と、この第1の認識手段で認識された市町村名に続
く文字列を宛名内の街区・数字部分と特定する特定手段
と、上記光電変換手段により得られた宛名部分のパター
ン信号から上記特定手段の特定内容に基づいて街区・数
字を切出す第2の検出切出し手段と、この第2の検出切
出し手段により検出切出しされた上記街区・数字を上記
街区・数字辞書に記憶されている標準パターンを用いて
認識する第2の認識手段と、上記第1の認識手段の認識
結果と上記第2の認識手段の認識結果とにより宛名を認
識する宛名認識手段と、この宛名認識手段での認識結果
に基づいて、上記郵便物を宛名ごとに区分、集積する区
分手段とから構成されている。この発明の郵便物区分方
法は、宛名が記載された郵便物を供給する第1のステッ
プと、この第1のステップによって供給された上記郵便
物上を光学的に走査して光電変換することにより宛名部
分のパターン信号を得る第2のステップと、この第2の
ステップにより得られた宛名部分のパターン信号から1
文字ごとの文字情報を検出して切出す第3のステップ
と、この第3のステップにより検出切出しされた上記文
字情報を都道府県および市町村名に対応する標準パター
ンを記憶した市町村名辞書を用いて市町村名を認識する
第4のステップと、この第4のステップにより認識され
た市町村名に続く文字列を宛名内の街区・数字部分と特
定する第5のステップと、上記第2のステップにより得
られた宛名部分のパターン信号から上記第5のステップ
での特定内容に基づいて街区・数字を切出す第6のス
ップと、この第6のステップにより検出切出しされた上
記街区・数字を上記市町村名辞書とは分けて設けられ、
街区・数字に対応する標準パターンを記憶した街区・数
字辞書を用いて認識する第7のステップと、上記第4の
ステップでの認識結果と上記第7のステップでの認識結
果とにより宛名を認識する第8のステップと、この第8
のステップでの認識結果に基づいて、上記郵便物を宛名
ごとに区分、集積する第9のステップとからなるもので
ある。
【0007】
【作用】この発明は、上記のような構成において、街区
・数字に対応する標準パターンを記憶する街区・数字辞
書と、この街区・数字辞書とは分けて設けられ、都道府
県および市町村名に対応する標準パターンを記憶する市
町村名辞書とを有し、宛名が記載された郵便物を供給手
段で供給し、この供給された上記郵便物上を光電変換手
段で光学的に走査して光電変換することにより宛名部分
のパターン信号を得、この得られた宛名部分のパターン
信号から1文字ごとの文字情報を検出して切出し、この
検出切出しされた上記文字情報を上記市町村名辞書に記
憶されている標準パターンを用いて市町村名を第1の認
識手段で認識し、この認識された市町村名に続く文字列
を宛名内の街区・数字部分と特定手段で特定し、上記光
電変換手段により得られた宛名部分のパターン信号から
上記特定手段の特定内容に基づいて街区・数字を切出
し、この検出切出しされた上記街区・数字を上記街区・
数字辞書に記憶されている標準パターンを用いて第2の
認識手段で認識し、上記第1の認識手段の認識結果と上
記第2の認識手段の認識結果とにより宛名を宛名認識手
段で認識し、この認識結果に基づいて、上記郵便物を宛
名ごとに区分、集積するようにしたものである。この発
明は、宛名が記載された郵便物を供給し、この供給され
た上記郵便物上を光学的に走査して光電変換することに
より宛名部分のパターン信号を得、この得られた宛名部
分のパターン信号から1文字ごとの文字情報を検出して
切出し、この検出切出しされた上記文字情報を都道府県
および市町村名に対応する標準パターンを記憶した市町
村名辞書を用いて市町村名を認識し、この認識された市
町村名に続く文字列を宛名内の街区・数字部分と特定
し、上記得られた宛名部分のパターン信号から上記特定
内容に基づいて街区・数字を切出し、この検出切出しさ
れた上記街区・数字を上記市町村名辞書とは分けて設け
られ、街区・数字に対応する標準パターンを記憶した街
区・数字辞書を用いて認識し、上記市町村名の認識結果
と上記街区・数字の認識結果とにより宛名を認識し、こ
の認識結果に基づいて、上記郵便物を宛名ごとに区分、
集積するようにしたものである。
【0008】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図面を参
照して説明する。
【0009】図2はこの発明に係わる宛名読取区分機と
しての郵便物自動区分機を示し、次のような構成となっ
ている。すなわち、供給部(供給手段)1には一括かつ
立位状態で葉書、封書などの郵便物P…がセットされ
る。この供給部1の郵便物P…は、取出部2により最前
端の郵便物Pから順次1枚づつ取出し搬送され取込搬送
路3の途中に配置された読取部4によって郵便物Pに付
与された郵便番号、住所情報(宛名情報)が読取られ
る。上記読取部4は郵便物P上の郵便番号、住所情報を
光電変換する光電変換部(光電変換手段)4a、この光
電変換部4aの出力に応じて文字パターンの認識を行う
ことにより郵便番号、住所情報を判別する判別部4bと
からなる周知のものである。つぎに、読取部4を通過し
た郵便物Pは搬送路3を介して区分部(区分手段)11
に搬送されるようになっている。
【0010】この区分部11は、図示しないゲ―ト機構
部によって鉛直方向に複数段設けられた区分搬送路5
a、〜5gに上記郵便番号、住所情報の読取結果等に基
づいて選択的に振分けられるようになっている。
【0011】上記区分搬送路5a、〜5fの下方にはそ
の下面側に沿ってそれぞれ複数のポケット(集積箱)6
…が複数段(A段、〜G段)に配設されており、区分搬
送路5a、〜5gに送り込まれた郵便物Pは上記読取部
4の読取結果に基づいて所定のポケット6内に区分集積
されるようになっている。なお、上記搬送路3、5a、
…上には、その搬送路上の郵便物Pの搬送を検知する搬
送検知器群(図示しない)が設けられている。
【0012】上記郵便物Pの表面には、図3に示すよう
に、住所情報(宛名)等が記載されている。上記住所情
報は、それぞれ複数行の文字情報によって構成されてい
る。このような郵便物Pにおいて、住所情報として読取
るべき「都道府県名」、「区、市名」、「町名」、「番
地」、「企業名」、「氏名」などの宛名(港区 芝浦3
の29の41)が記載されている。また、上記供給部1
の上部には操作パネルとしてのオペレ―タパネル7が設
けられている。
【0013】図4は電気回路を示すものである。すなわ
ち、制御部21はメモリ22に記憶されている区分指定
テ―ブルを用いて、上記判別部4bから供給される郵便
番号、住所情報に対応する区分指定デ―タを読出し、こ
の読出した区分指定デ―タ(ポケット6、…のアドレ
ス)に対応するポケット6、…に上記郵便物Pを搬送せ
しめるものである。たとえば、搬送路3の途中の搬送検
知器(図示しない)からの搬送検知信号に応じて区分ゲ
―ト制御信号を出力することにより、ドライバ23を用
いて区分ゲ―ト9、…を制御せしめるようになってい
る。上記メモリ22には、区分指定テ―ブルとして各郵
便番号、各住所情報に対応するポケット6、…のアドレ
ス(区分指定デ―タ)が記憶されている。さらに、上記
制御部21はドライバ25により上記搬送路3等の搬送
機構部26を駆動することにより、搬送系全体の制御を
行うようになっている。次に、読取部4の光電変換部4
aと判別部4bについて、図1を用いて説明する。
【0014】すなわち、光電変換部4aは、郵便物P上
を光学的に走査して光電変換することによりパタ―ン信
号を得るものであり、たとえば郵便物P上に光を照射す
る光源、およびその反射光を受けて電気信号に変換する
自己走査形のCCDイメ―ジセンサ等によって構成され
る。
【0015】上記光電変換部4aの出力は判別部4bに
供給されるようになっている。この判別部4bは、宛名
行検切部31、漢字・かな検切部(第1の検出切出し手
段)32、漢字・かな認識部(第1の認識手段、特定手
段)33、辞書(市町村名辞書)34、街区・数字検切
部(第2の検出切出し手段)35、街区・数字認識部
(第1の認識手段)36、辞書(街区・数字辞書)3
7、および住所認識部(宛名認識手段)38から構成さ
れている。
【0016】宛名行検切部31は、上記光電変換部4a
から供給されるパタ―ン信号から宛名行を検出し、この
検出された宛名行のみの2値化信号を宛名行検切結果と
して出力するものである。
【0017】漢字・かな検切部32は、宛名行検切部3
1から供給される宛名行のみの2値化信号を用いて1文
字ごとの文字情報を検出して、切出すものであり、例え
ば図5に示すように、検出、切出しがなされるようにな
っている。この場合、2桁数字を1文字に検切りされて
いるが、漢字と処理を特定しているので問題ない。
【0018】漢字・かな認識部33は、漢字・かな検切
部32から供給される文字情報を辞書34の漢字・かな
に対応する標準パターンを用いて認識し、市町村名等の
特定を行うものである。辞書34は、都道府県名、市町
村名、企業名、氏名に使われる漢字・かなに対応する標
準パターンが記憶されているものである。
【0019】街区・数字検切部35は、漢字・かな認識
部33の認識結果により特定された町名以降の文字列に
対して、数字および区切文字(丁目、番、号、の、−、
〜等)を想定して1文字ごとの文字情報を検出して、切
出すものであり、例えば図6に示すように、検出、切出
しがなされるようになっている。この場合、漢字を辺と
作りの2文字に検切りされているが、数字と処理を特定
しているので問題ない。街区・数字認識部36は、街区
・数字検切部35から供給される文字情報を辞書37の
街区・数字に対応する標準パターンを用いて認識するも
のである。辞書37は、数字および区切文字(丁目、
番、号、の、−、〜等)の街区・数字に対応する標準パ
ターンが記憶されているものである。
【0020】住所認識部38は、漢字・かな認識部33
により認識された漢字・かなにより都道府県名、市町村
名、企業名、氏名を判定し、この判定した都道府県名、
市町村名、企業名、氏名と街区・数字認識部36により
認識された街区・数字とにより、その住所に対する区分
指定デ―タつまり後段の区分部11におけるポケット
6、…を示すデ―タを出力するものである。上記宛名行
検切部31は、図1に示すように、宛名行検出部41、
2値化回路42、および選択回路43から構成されてい
る。
【0021】宛名行検出部41は、上記郵便物Pに記載
されている各情報のなかから、領域の形、位置等で、住
所情報(宛名)が記載されている領域を検出し、この検
出した領域の座標値が出力されるものである。2値化回
路42は、上記光電変換部4aの出力を2値化するもの
である。選択回路43は、宛名行検出部41で検出され
た宛名行の領域に応じた2値化回路42からの2値化信
号を出力するものである。
【0022】次に、このような構成において動作を説明
する。たとえば今、図示しない開始スイッチの投入に応
じて、制御部21が搬送機構部26を駆動制御すること
により、供給部1に集積されている郵便物Pが1通ずつ
取出部2で取出され、搬送路3を搬送される。この搬送
途中でその郵便物P上の住所情報が読取部4で読取られ
る。すると、制御部21は読取部4から供給される住所
情報に対応する区分指定デ―タを読出し、この区分指定
デ―タに対応するポケット6、…に郵便物Pを搬送制御
する。
【0023】そして、制御部21は、読出した区分指定
デ―タと搬送検知器の検知信号に対応して区分ゲ―ト9
…を制御することにより、上記郵便物Pがその住所情報
に対応するポケット6、…に集積される。上記読取部4
による住所情報の読取りを説明する。
【0024】すなわち、光電変換部4aによるパタ―ン
信号は宛名行検出部41、および2値化回路42に供給
される。宛名行検出部41は、光電変換部4aからのパ
タ―ン信号により上記郵便物Pに記載されている各情報
のなかから、領域の形、位置等で、住所情報(宛名)が
記載されている領域を検出し、この検出した領域の座標
値を選択回路43に出力する。2値化回路42は光電変
換部4aからの出力を2値化して選択回路43に出力す
る。
【0025】これにより、選択回路43は、上記宛名行
検出部41から供給される座標情報に対応する上記2値
化回路42からの出力を選択的に漢字・かな検切部32
および街区・数字認識部36へ出力する。
【0026】上記漢字・かな検切部32は選択回路43
から供給される宛名行のみの2値化信号を用いて1文字
ごとの文字情報を検出切出し、漢字・かな認識部33に
出力する。
【0027】漢字・かな認識部33は、供給される文字
情報を辞書34の漢字・かなに対応する標準パターンを
用いて認識し、この認識結果を住所認識部38へ出力す
る。また、漢字・かな認識部33は、認識結果により市
町村名等の特定を行い、この特定された市町村名等に続
く文字列の座標値を街区・数字検切部35に出力する。
【0028】これにより、街区・数字検切部35は、選
択回路43から供給される宛名行内の漢字・かな認識部
33により特定された市町村名等に続く文字列の2値化
信号を用いて1文字ごとの文字情報を検出切出し、街区
・数字認識部36に出力する。街区・数字認識部36
は、供給される文字情報を辞書37の街区・数字に対応
する標準パターンを用いて認識し、この認識結果を住所
認識部38へ出力する。
【0029】この結果、住所認識部38は、漢字・かな
認識部33により認識された漢字・かなにより都道府県
名、市町村名、企業名、氏名を判定し、この判定した都
道府県名、市町村名、企業名、氏名と街区・数字認識部
36により認識された街区・数字とにより、その住所に
対する区分指定デ―タつまり後段の区分部11における
ポケット6、…を示すデ―タを出力する。
【0030】上記したように、宛名の都道府県〜町名、
企業名、氏名等の漢字・かな部分の文字の検出切出し、
認識の処理と、〜丁目〜番〜号のように街区数字および
区切文字(丁目、番、号、の、−、〜等)の検出切出
し、認識の処理をそれぞれ分離し、2段構成にしたもの
である。
【0031】これにより、漢字と数字とが混在する宛名
の読取りを行う際に、漢字・かな検切部、漢字・かな認
識部では、漢字・かなのみ想定して処理を行え、しか
も、街区・数字検切部、街区・数字認識部では町名が認
識された最後の文字以降の文字列に対してのみ、街区、
数字に限定して処理が行えるので、処理の簡略化が図
れ、かつ性能の向上が図れる。
【0032】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
郵便物に記載された宛名を読取って区分するものにおい
て、市町村名以降の文字を街区・数字として認識するこ
とができ、処理の簡略化が図れ、かつ性能の向上が図れ
る郵便物区分装置と郵便物区分方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の宛名読取装置の構成を示すブロック
図。
【図2】この発明に係わる郵便物自動区分機の構成を示
す平面図。
【図3】図2の郵便物における住所情報の記載例を示す
図。
【図4】図2の郵便物自動区分機の全体の構成を示すブ
ロック図。
【図5】図3の漢字・かな検切部の処理結果を示す図。
【図6】図3の街区・数字検切部の処理結果を示す図。
【符号の説明】
1…供給部、P…郵便物、2…取出部、3…取出搬送
路、4…読取部、4a…光電変換部、4b…判別部、5
a、〜…区分搬送路、6、〜…ポケット、7…オペレー
タパネル、9〜…区分ゲート、11…区分部、21…制
御部、22…メモリ、23、25…ドライバ、26…搬
送機構部、31…宛名行検切部、32…漢字・かな検切
部、33…漢字・かな認識部、34、37…辞書、35
…街区・数字検切部、36…街区・数字認識部、38…
住所認識部。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 宛名が記載された郵便物を供給する供給
    手段と、 この供給手段によって供給された上記郵便物上を光学的
    に走査して光電変換することにより宛名部分のパターン
    信号を得る光電変換手段と、街区・数字に対応する標準パターンを記憶する街区・数
    字辞書と、 この街区・数字辞書とは分けて設けられ、都道府県およ
    び市町村名に対応する標準パターンを記憶する市町村名
    辞書と、 上記光電変換手段により得られた宛名部分のパターン信
    号から1文字ごとの文字情報を検出して切出す第1の検
    出切出し手段と、 この第1の検出切出し手段により検出切出しされた上記
    文字情報を上記市町村名辞書に記憶されている標準パタ
    ーンを用いて市町村名を認識する第1の認識手段と、 この第1の認識手段で認識された市町村名に続く文字列
    を宛名内の街区・数字部分と特定する特定手段と、 上記光電変換手段により得られた宛名部分のパターン信
    号から上記特定手段の特定内容に基づいて街区・数字を
    切出す第2の検出切出し手段と、 この第2の検出切出し手段 により検出切出しされた上記
    街区・数字を上記街区・数字辞書に記憶されている標準
    パターンを用いて認識する第2の認識手段と、上記第1の認識手段の認識結果と上記第2の認識手段の
    認識結果 とにより宛名を認識する宛名認識手段と、 この宛名認識手段での認識結果に基づいて、上記郵便物
    を宛名ごとに区分、集積する区分手段と、 を具備したことを特徴とする郵便物区分装置。
  2. 【請求項2】 宛名が記載された郵便物を供給する第1
    のステップと、 この第1のステップによって供給された上記郵便物上を
    光学的に走査して光電変換することにより宛名部分のパ
    ターン信号を得る第2のステップと、 この第2のステップにより得られた宛名部分のパターン
    信号から1文字ごとの文字情報を検出して切出す第3の
    ステップと、 この第3のステップにより検出切出しされた上記文字情
    報を都道府県および市 町村名に対応する標準パターンを
    記憶した市町村名辞書を用いて市町村名を認識する第4
    のステップと、 この第4のステップにより認識された市町村名に続く文
    字列を宛名内の街区・数字部分と特定する第5のステッ
    プと、 上記第2のステップにより得られた宛名部分のパターン
    信号から上記第5のステップでの特定内容に基づいて街
    区・数字を切出す第6のステップと、 この第6のステップにより検出切出しされた上記街区・
    数字を上記市町村名辞書とは分けて設けられ、街区・数
    字に対応する標準パターンを記憶した街区・数字辞書を
    用いて認識する第7のステップと、 上記第4のステップでの認識結果と上記第7のステップ
    での認識結果とにより宛名を認識する第8のステップ
    と、 この第8のステップでの認識結果に基づいて、上記郵便
    物を宛名ごとに区分、集積する第9のステップと、 からなることを特徴とする郵便物区分方法。
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