JP2906739B2 - 記憶装置 - Google Patents

記憶装置

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JP2906739B2
JP2906739B2 JP3128500A JP12850091A JP2906739B2 JP 2906739 B2 JP2906739 B2 JP 2906739B2 JP 3128500 A JP3128500 A JP 3128500A JP 12850091 A JP12850091 A JP 12850091A JP 2906739 B2 JP2906739 B2 JP 2906739B2
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敏一 丸島
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Nippon Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ある時点の記憶状態を
保持しておくことにより記憶状態の復帰を可能にする記
憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ある時点の記憶状態を保持して記憶状態
の復帰を行うための従来の記憶装置では、複数の記憶手
段を配置して各時点の記憶状態を保持してこれに対処し
ている(例えば、W.Hwu and Y.Patt:
“Checkpoint Repair for Hi
gh−Performance Out−of−Ord
er Execution Machines”,IE
EE Transactions on Comput
ers,Vol.C−36,No.12,pp.149
6−1514,Dec.1987)。この記憶装置で
は、図4のようにある時点の記憶状態を全て転送するこ
とにより、記憶状態の復帰を可能としている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
記憶装置では記憶状態あたりの記憶量が増すにつれて転
送にかかる時間的コストやハードウェアコストが高くな
る。このように従来の記憶装置には転送時間およびハー
ドウェア経費に関し解決すべき課題があった。
【0004】本発明の目的は、このような課題を解決し
て、冗長なデータ転送を回避することにより、効率性に
優れた記憶装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
めに本願の第1の発明は; 2つの択一的書込みモードを持ち、一方の書込みモード
から他方の書込みモードに切換わった時に、切換わった
時点の記憶状態を保持することにより上記の切換わった
時点の記憶状態の復帰を可能にする記憶装置において、
データの書込みを行う第1の手段と、第1の手段による
データ書込みの対象となる記憶手段である2つの第2の
手段と、第1の手段による2つの第2の手段へのデータ
書込みの履歴をそれぞれ保持する2つの第3の手段と、
2つの第2の手段の間でデータ転送をする第4の手段
と、第3の手段の書込み履歴の状態により第4の手段に
対して転送の制御を行う第5の手段とを備え、さらに第
2の手段を複数の語毎に管理して第の手段の間のデー
タ転送を行うことにより、第の手段の間の冗長なデー
タ転送を回避することを特徴とする。
【0006】また、本願第2の発明は; 前記第2の手段への書き込み履歴を変更する第6の手段
を前記第1の発明に加えて備えることにより、第の手
段の間の冗長なデータ転送を回避することを特徴とす
る。
【0007】
【作用】このような手段をとることによって、ある時点
の状態に復帰する際に、必要な部分だけを転送すること
を可能とする。これにより、冗長なデータ転送を回避
し、効率的な記憶装置を提供することができる。
【0008】図1は本発明の一実施例の装置を示す構成
図である。図中10は記憶手段に対してデータの書込み
を行うデータ書込み手段である。21,22はそれぞれ
記憶手段A、記憶手段Bで、データ書込み手段10によ
り、21と22の両方もしくはどちらか一方にデータが
書き込まれる。31,32はそれぞれ記憶手段A21,
記憶手段B22に対する書込みの有無を保持しておく、
書込み履歴A,書込み履歴Bである。40は記憶手段A
と記憶手段Bの間のデータ転送を行う転送手段である。
50は書込み履歴A31と書込み履歴B32の状態に基
いて転送手段40を制御する転送制御手段である。
【0009】図2は書込み履歴A31もしくは書込み履
歴B32の形式を表している。ここでは、記憶手段A2
1とB22は共にN個の語によって構成されており、0
〜(N−1)のアドレスが付けられている。このアドレ
スは書込み履歴A31,書込み履歴B32でも使用さ
れ、記憶手段A21のあるアドレスx(x=0〜(N−
1))は書込み履歴A31のアドレスxで管理され、記
憶手段A22のあるアドレスy(y=0〜(N−1))
は書込み履歴A32のアドレスyで管理される。
【0010】以上のような構成の記憶装置について作動
を説明する。データ書込み手段10からのデータの書込
みは記憶手段A21もしくは記憶手段B22に記憶され
る。ある時点で記憶手段A21と記憶手段B22の両者
の内容を等しくしておけば、以下の2つの書込みモード
を交互に繰り返して、記憶手段A21と記憶手段B22
を交互にある時点の状態を保持するようにさせれば、そ
の保持した状態に復帰することができるようになる。但
し、書込み履歴A31と書込み履歴B32の初期内容は
全て0とする。
【0011】1つ目のモードでは、このモードに入った
時点での状態を記憶手段A21に保持するために、記憶
手段A21への書込みを一旦止め、記憶手段B22にの
み書込みを行うようにする。この1つ目のモードでは記
憶手段B22にのみ書込みを行うので、例えば記憶手段
B22の第X語に書込みを行った時には、書込み履歴B
32の第X語の内容を1にして、この書込みの履歴を保
存する。また、この1つ目のモードでは、書込み履歴A
31の第Y語の内容が1であれば、記憶手段A21の第
Y語のデータを記憶手段B22の第Y語に転送する。こ
の転送が成功した場合、書込み履歴A31の第Y語の内
容を0にする。この時、もし書込み履歴32の第Y語の
内容が1であれば転送は行わず、書込み履歴A31の第
Y語の内容を0にする。この転送は、書込み履歴A31
の全ての語の内容が0になるまで続けられ、これが終了
するまではもう1つのモードには切換わらない。
【0012】2つ目のモードでは、このモードに入った
時点での状態を記憶手段B22に保持するために、記憶
手段B22への書込みを一旦止め、記憶手段A21にの
み書込みを行うようにする。この2つ目のモードでは記
憶手段A21にのみ書込みを行うので、例えば記憶手段
A21の第X語に書込みを行った時には、書込み履歴A
31の第X語の内容を1にして、この書込みの履歴を保
存する。また、この2つ目のモードでは、書込み履歴B
32の第Y語の内容が1であれば、記憶手段B22の第
Y語のデータを記憶手段A21の第Y語に転送する。こ
の転送が成功した場合、書込み履歴B32の第Y語の内
容を0にする。この時、もし書込み履歴A31の第Y語
の内容が1であれば転送は行わず、書込み履歴B32の
第Y語の内容を0にする。この転送は、書込み履歴B3
2の全ての語の内容が0になるまで続けられ、これが終
了するまではもう1つのモードには切換わらない。
【0013】上記2つの動作モードでは、記憶手段A2
1もしくは記憶手段B22のいづれかを過去のある時点
の状態を保持するために用いることにより、その過去の
状態に復帰することが可能となる。すなわち、1つ目の
モードでは、このモードに入った時点の状態を記憶手段
A21に保持しており、次の手順で記憶手段B22をこ
の状態に復帰させることができる。まず、書込み履歴B
32の第Y語の内容が1であれば、記憶手段A21の第
Y語のデータを記憶手段B22の第Y語に転送する。こ
の転送が成功した場合、書込み履歴B32の第Y語の内
容を0にする。この転送を、書込み履歴B32の全ての
語の内容が0になるまで続ける。そして、書込み履歴A
31の第Y語の内容が1であれば、記憶手段A21の第
Y語のデータを記憶手段B22の第Y語に転送する。こ
の転送が成功した場合、書込み履歴A31の第Y語の内
容を0にする。この転送を、書込み履歴A31の全ての
語の内容が0になるまで続ける。この手順により、記憶
手段A21と記憶手段B22は共に、このモードに入っ
た時点の状態に復帰することができる。
【0014】また、2つ目のモードでは、このモードに
入った時点の状態を記憶手段B22に保持しており、次
の手順で記憶手段A21をこの状態に復帰させることが
できる。まず、書込み履歴A31の第Y語の内容が1で
あれば、記憶手段B22の第Y語のデータを記憶手段A
21の第Y語に転送する。この転送が成功した場合、書
込み履歴A31の第Y語の内容を0にする。この転送
を、書込み履歴A31の全ての語の内容が0になるまで
続ける。そして、書込み履歴B32の第Y語の内容が1
であれば、記憶手段B22の第Y語のデータを記憶手段
A21の第Y語に転送する。この転送が成功した場合、
書込み履歴B32の第Y語の内容を0にする。この転送
を、書込み履歴B32の全ての語の内容が0になるまで
続ける。この手順により、記憶手段A21と記憶手段B
22は共に、このモードに入った時点の状態に復帰する
ことができる。
【0015】次に、本発明の他の一実施例を図3により
説明する。図3は、本発明による記憶装置の一実施例で
ある。図において、書込み履歴A31と書込み履歴B3
2との間に冗長転送回避手段60を備えている以外は、
前述した図1の実施例と同じ構成となっている。本構成
では、書込み履歴A31と書込み履歴B32の状態によ
って、冗長転送回避手段60が書込み履歴A31もしく
は書込み履歴B32を操作することによって、冗長なデ
ータ転送を回避する。すなわち、前述の1つ目のモード
では書込み履歴A31の第X語と書込み履歴B32の第
X語の内容が共に1になった時には書込み履歴A31の
第X語の内容を0にする。また、2つ目のモードでは書
込み履歴A31の第X語と書込み履歴B32の第X語の
内容が共に1になった時には書込み履歴B32の第X語
の内容を0にする。これによって、前述した記憶装置で
の冗長なデータ転送を回避することができる。
【0016】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よると、記憶手段全体を転送していた従来の記憶装置に
比較して、語単位のきめ細かな制御を行うことにより、
転送にかかる時間的コストやハードウェアコストの低
い、無駄の少ない効率的な記憶装置を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願の第1の発明に関する一実施例の装置を示
す構成図。
【図2】図1の書込み履歴Aもしくは書込み履歴Bの構
成を示す図。
【図3】本願の第2の発明の一実施例を示す構成図。
【図4】従来の記憶装置を示す構成図。
【符号の説明】
10 データ書込み手段 21,22 記憶手段 31,32 書込み履歴 40 転送手段 41 全転送手段 50 転送制御手段 60 冗長転送回避手段

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2つの択一的書込みモードを持ち、一方
    の書込みモードから他方の書込みモードに切換わった時
    に、切換わった時点の記憶状態を保持することにより上
    記の切換わった時点の記憶状態の復帰を可能にする記憶
    装置において、データの書込みを行う第1の手段と、第
    1の手段によるデータ書込みの対象となる記憶手段であ
    る2つの第2の手段と、第1の手段による2つの第2の
    手段へのデータ書込みの履歴をそれぞれ保持する2つの
    第3の手段と、2つの第2の手段の間でデータ転送をす
    る第4の手段と、第3の手段の書込み履歴の状態により
    第4の手段に対して転送の制御を行う第5の手段とを備
    え、さらに第2の手段を複数の語毎に管理して第の手
    段の間のデータ転送を行うことにより、第の手段の間
    の冗長なデータ転送を回避することを特徴とする記憶装
    置。
  2. 【請求項2】 前記第2の手段への書き込み履歴を変更
    する第6の手段を備えることにより、第の手段の間の
    冗長なデータ転送を回避することを特徴とする請求項1
    に記載の記憶装置。
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