JP2512948B2 - デ−タ処理装置 - Google Patents
デ−タ処理装置Info
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- JP2512948B2 JP2512948B2 JP16214887A JP16214887A JP2512948B2 JP 2512948 B2 JP2512948 B2 JP 2512948B2 JP 16214887 A JP16214887 A JP 16214887A JP 16214887 A JP16214887 A JP 16214887A JP 2512948 B2 JP2512948 B2 JP 2512948B2
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Description
【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、外部記憶装置との入出力用バッファを有
し、上記外部記憶装置に対して非同期に書込み処理が行
えるデータ処理装置に関し、特に上記外部記憶装置が、
フロッピディスク等の記憶媒体（以下、単に「媒体」と
いう）交換可能なものである場合に、バッファへの書込
みと同時に上記媒体への書込みを行い、媒体を何時でも
交換できるようにしたデータ処理装置に関する。
し、上記外部記憶装置に対して非同期に書込み処理が行
えるデータ処理装置に関し、特に上記外部記憶装置が、
フロッピディスク等の記憶媒体（以下、単に「媒体」と
いう）交換可能なものである場合に、バッファへの書込
みと同時に上記媒体への書込みを行い、媒体を何時でも
交換できるようにしたデータ処理装置に関する。
従来技術 米国AT＆Ｔのベル研究所が開発したUNIXオペレーティ
ング・システムの如き、多くの内部バッファを有し、こ
れらの内部バッファのデータを外部記憶装置に対して非
同期に書込み処理を行うことが可能なオペレーティング
・システムにおいては、一般利用者はもちろん、システ
ム管理者に対しても、主記憶上に未書込みデータが残っ
ているかどうかはわからない。そのため、外部記憶装置
がフロッピディスクの如く媒体交換可能なものである場
合には、ユーザが、データ書込みが終了したと思って、
フロッピディスクを交換してしまうおそれがあった。
ング・システムの如き、多くの内部バッファを有し、こ
れらの内部バッファのデータを外部記憶装置に対して非
同期に書込み処理を行うことが可能なオペレーティング
・システムにおいては、一般利用者はもちろん、システ
ム管理者に対しても、主記憶上に未書込みデータが残っ
ているかどうかはわからない。そのため、外部記憶装置
がフロッピディスクの如く媒体交換可能なものである場
合には、ユーザが、データ書込みが終了したと思って、
フロッピディスクを交換してしまうおそれがあった。
また、上述の状態でフロッピディスクを交換してしま
った場合には、新しく入れたフロッピディスクのデータ
と、前に書込んだつもりのデータが混ざり、新しいフロ
ッピディスクのデータが破壊される可能性もあった。
った場合には、新しく入れたフロッピディスクのデータ
と、前に書込んだつもりのデータが混ざり、新しいフロ
ッピディスクのデータが破壊される可能性もあった。
目的 本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的
とするところは、従来のシステムにおける上述の如き問
題を解消し、外部記憶装置がフロッピディスクの如く媒
体交換可能なものである場合に、ユーザが、主記憶上に
未書込みデータが残っているかどうかを意識せずに上記
媒体交換を行うことを可能にしたデータ処理装置を提供
することにある。
とするところは、従来のシステムにおける上述の如き問
題を解消し、外部記憶装置がフロッピディスクの如く媒
体交換可能なものである場合に、ユーザが、主記憶上に
未書込みデータが残っているかどうかを意識せずに上記
媒体交換を行うことを可能にしたデータ処理装置を提供
することにある。
構成 本発明の上述の目的は、外部記憶装置および該外部記
憶装置との入出力用バッファを有するデータ処理装置に
おいて、前記外部記憶装置が媒体交換可能なものか否か
をチェックする手段を設け、ユーザからの前記外部記憶
装置へのデータ書込み要求処理に際し、前記外部記憶装
置が媒体交換可能なものの場合には、データを前記バッ
ファにコピーした後、直ちに前記外部記憶装置にも書込
む如く構成したことを特徴とするデータ処理装置によっ
て達成される。
憶装置との入出力用バッファを有するデータ処理装置に
おいて、前記外部記憶装置が媒体交換可能なものか否か
をチェックする手段を設け、ユーザからの前記外部記憶
装置へのデータ書込み要求処理に際し、前記外部記憶装
置が媒体交換可能なものの場合には、データを前記バッ
ファにコピーした後、直ちに前記外部記憶装置にも書込
む如く構成したことを特徴とするデータ処理装置によっ
て達成される。
非同期書込み処理を行うことが可能な、前述のUNIXオ
ペレーティング・システムの如きオペレーティング・シ
ステムにおいては、主記憶上の多くのバッファを用いて
制御を行う。この制御の流れとしては、バッファデータ
の外部記憶装置への書込みリクエストを行う処理と、実
際に外部記憶装置に対してバッファデータの書込みを行
う処理との２つがある。本発明は、この両者の連携を強
めたものと言うことができる。
ペレーティング・システムの如きオペレーティング・シ
ステムにおいては、主記憶上の多くのバッファを用いて
制御を行う。この制御の流れとしては、バッファデータ
の外部記憶装置への書込みリクエストを行う処理と、実
際に外部記憶装置に対してバッファデータの書込みを行
う処理との２つがある。本発明は、この両者の連携を強
めたものと言うことができる。
以下、本発明の構成を、実施例に基づいてより詳細に
説明する。
説明する。
第１図は、本発明の一実施例であるシステム構成を示
すブロック図であり、図において、１は後述する主記憶
装置３に記憶されている命令を実行するとともに、下記
の外部記憶制御装置２に命令を出すことにより、データ
転送等を実行させる機能を有する演算制御装置（CP
U）、２は上述の演算制御装置１からの命令により、ハ
ードディスク（HDD）4,フロッピディスク（FDD）５等の
外部記憶装置と下記の主記憶装置（MEM）３との間のデ
ータ転送を行う外部記憶制御装置（IOC）、３は前述の
オペレーティングシステムのプログラムや、アプリケー
ションプログラムが格納されている主記憶装置である。
すブロック図であり、図において、１は後述する主記憶
装置３に記憶されている命令を実行するとともに、下記
の外部記憶制御装置２に命令を出すことにより、データ
転送等を実行させる機能を有する演算制御装置（CP
U）、２は上述の演算制御装置１からの命令により、ハ
ードディスク（HDD）4,フロッピディスク（FDD）５等の
外部記憶装置と下記の主記憶装置（MEM）３との間のデ
ータ転送を行う外部記憶制御装置（IOC）、３は前述の
オペレーティングシステムのプログラムや、アプリケー
ションプログラムが格納されている主記憶装置である。
第２図は、上記主記憶装置３の使用状況（内容）を例
示する図であり、前述のバッファエリアもこの内部に存
在する。第３図に、第２図中のバッファ管理用データの
例を示す。
示する図であり、前述のバッファエリアもこの内部に存
在する。第３図に、第２図中のバッファ管理用データの
例を示す。
第４図は、上述の如く構成された本実施例の動作を説
明するフローチャートである。以下、これに従って、動
作を説明する。
明するフローチャートである。以下、これに従って、動
作を説明する。
アプリケーションプログラムからの書込み要求がある
と、演算制御装置１は、まず、主記憶装置３上の空きバ
ッファを探す（ステップ11）。この空きバッファの探索
は、第３図に示した主記憶装置３内のバッファ管理用デ
ータBUSYが「使用中」でないものを探すことである。空
きバッファを得た場合には、このバッファに対応する上
記BUSYの情報を「使用中」とする（ステップ13）。
と、演算制御装置１は、まず、主記憶装置３上の空きバ
ッファを探す（ステップ11）。この空きバッファの探索
は、第３図に示した主記憶装置３内のバッファ管理用デ
ータBUSYが「使用中」でないものを探すことである。空
きバッファを得た場合には、このバッファに対応する上
記BUSYの情報を「使用中」とする（ステップ13）。
ここで、空きバッファがない場合には、上述のバッフ
ァ管理用データのLRUの情報を調べて、最近、最も使用
されていないバッファを選び出す（ステップ12）。次
に、選択したバッファの、上記バッファ管理用データの
DIRTYを調べ、その内容が、既に外部記憶装置に書込み
済みか否かをチェックする（ステップ14）。書込み済み
でなければ、外部記憶制御装置２に命令を与えて、バッ
ファに保持されている未書込みデータを外部記憶装置に
書込み（ステップ15）。書込み後、前記バッファ管理用
データのDIRTYの情報を書込み済みの状態とする。次
に、アプリケーションプログラムが指示した書込みデー
タをバッファに転送し、前述のバッファ管理用データの
DEV,BLKを更新する（ステップ16）。また、書込み済み
であれば、直接、上記ステップ16の処理を行う。
ァ管理用データのLRUの情報を調べて、最近、最も使用
されていないバッファを選び出す（ステップ12）。次
に、選択したバッファの、上記バッファ管理用データの
DIRTYを調べ、その内容が、既に外部記憶装置に書込み
済みか否かをチェックする（ステップ14）。書込み済み
でなければ、外部記憶制御装置２に命令を与えて、バッ
ファに保持されている未書込みデータを外部記憶装置に
書込み（ステップ15）。書込み後、前記バッファ管理用
データのDIRTYの情報を書込み済みの状態とする。次
に、アプリケーションプログラムが指示した書込みデー
タをバッファに転送し、前述のバッファ管理用データの
DEV,BLKを更新する（ステップ16）。また、書込み済み
であれば、直接、上記ステップ16の処理を行う。
次に、ステップ17で、書込み先の外部記憶装置の媒体
が交換可能なものか否かを調べる。この判断は、前記バ
ッファ管理用データのDEVを調べることによって行う。
書込み先の外部記憶装置の媒体が交換可能なものである
場合は、バッファに保持されている未書込みデータを、
外部記憶装置に書込み（ステップ18）、書込み後、前記
バッファ管理用データのDIRTYの情報を、書込み済みの
状態とする。書込み先の外部記憶装置の媒体が交換可能
なものでなければ、処理を終了する。
が交換可能なものか否かを調べる。この判断は、前記バ
ッファ管理用データのDEVを調べることによって行う。
書込み先の外部記憶装置の媒体が交換可能なものである
場合は、バッファに保持されている未書込みデータを、
外部記憶装置に書込み（ステップ18）、書込み後、前記
バッファ管理用データのDIRTYの情報を、書込み済みの
状態とする。書込み先の外部記憶装置の媒体が交換可能
なものでなければ、処理を終了する。
上記実施例によれば、媒体を交換可能な外部記憶装置
は、何時でも交換可能となるので、操作性および信頼性
が向上する効果がある。
は、何時でも交換可能となるので、操作性および信頼性
が向上する効果がある。
上記実施例においては、媒体を交換可能な外部記憶装
置として、フロッピディスクを例に挙げて説明したが、
本発明はこれに限定されるべきものではなく、カートリ
ッジディスク，テープ等を用いる外部記憶装置にも適用
可能なものである。
置として、フロッピディスクを例に挙げて説明したが、
本発明はこれに限定されるべきものではなく、カートリ
ッジディスク，テープ等を用いる外部記憶装置にも適用
可能なものである。
効果 以上述べた如く、本発明によれば、外部記憶装置およ
び該外部記憶装置との入出力用バッファを有するデータ
処理装置において、前記外部記憶装置が記憶媒体交換可
能なものか否かをチェックする手段を設け、ユーザから
の前記外部記憶装置へのデータ書込み要求処理に際し、
前記外部記憶装置が記憶媒体交換可能なものの場合に
は、データを前記バッファにコピーした後、直ちに前記
外部記憶装置にも書込む如く構成したので、外部記憶装
置がフロッピディスクの如く媒体交換可能なものである
場合に、ユーザが、主記憶上に未書込みデータが残って
いるかどうかを意識せずに上記媒体交換を行うことを可
能にしたデータ処理装置を実現できるという顕著な実用
的効果を奏するものである。
び該外部記憶装置との入出力用バッファを有するデータ
処理装置において、前記外部記憶装置が記憶媒体交換可
能なものか否かをチェックする手段を設け、ユーザから
の前記外部記憶装置へのデータ書込み要求処理に際し、
前記外部記憶装置が記憶媒体交換可能なものの場合に
は、データを前記バッファにコピーした後、直ちに前記
外部記憶装置にも書込む如く構成したので、外部記憶装
置がフロッピディスクの如く媒体交換可能なものである
場合に、ユーザが、主記憶上に未書込みデータが残って
いるかどうかを意識せずに上記媒体交換を行うことを可
能にしたデータ処理装置を実現できるという顕著な実用
的効果を奏するものである。
第１図は本発明の一実施例であるシステム構成を示すブ
ロック図、第２図は主記憶装置の内容を例示する図、第
３図はバッファ管理用データの例を示す図、第４図は演
算制御装置の動作を説明するフローチャートである。 1:演算制御装置、2:外部記憶制御装置、3:主記憶装置、
4:ハードディスク、5:フロッピディスク。
ロック図、第２図は主記憶装置の内容を例示する図、第
３図はバッファ管理用データの例を示す図、第４図は演
算制御装置の動作を説明するフローチャートである。 1:演算制御装置、2:外部記憶制御装置、3:主記憶装置、
4:ハードディスク、5:フロッピディスク。
Claims (1)
- 【請求項１】外部記憶装置および該外部記憶装置との入
出力用バッファを有するデータ処理装置において、前記
外部記憶装置が記憶媒体交換可能なものか否かをチェッ
クする手段を設け、ユーザからの前記外部記憶装置への
データ書込み要求処理に際し、前記外部記憶装置が記憶
媒体交換可能なものの場合には、データを前記バッファ
にコピーした後、直ちに前記外部記憶装置にも書込む如
く構成したことを特徴とするデータ処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16214887A JP2512948B2 (ja) | 1987-06-29 | 1987-06-29 | デ−タ処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16214887A JP2512948B2 (ja) | 1987-06-29 | 1987-06-29 | デ−タ処理装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS647369A JPS647369A (en) | 1989-01-11 |
| JP2512948B2 true JP2512948B2 (ja) | 1996-07-03 |
Family
ID=15748950
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16214887A Expired - Fee Related JP2512948B2 (ja) | 1987-06-29 | 1987-06-29 | デ−タ処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2512948B2 (ja) |
-
1987
- 1987-06-29 JP JP16214887A patent/JP2512948B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS647369A (en) | 1989-01-11 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |