JP2985517B2 - 記憶装置 - Google Patents

記憶装置

Info

Publication number
JP2985517B2
JP2985517B2 JP4171987A JP17198792A JP2985517B2 JP 2985517 B2 JP2985517 B2 JP 2985517B2 JP 4171987 A JP4171987 A JP 4171987A JP 17198792 A JP17198792 A JP 17198792A JP 2985517 B2 JP2985517 B2 JP 2985517B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
state
storage
data
stored
writing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP4171987A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05342029A (ja
Inventor
敏一 丸島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
Nippon Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Electric Co Ltd filed Critical Nippon Electric Co Ltd
Priority to JP4171987A priority Critical patent/JP2985517B2/ja
Publication of JPH05342029A publication Critical patent/JPH05342029A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2985517B2 publication Critical patent/JP2985517B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Retry When Errors Occur (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ある時点の記憶状態を
保持しておくことにより記憶状態の復帰を可能とする記
憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ある時点の記憶状態を保持して記憶状態
の復帰を行うための従来の記憶装置では、複数の記憶手
段を配置して各時点の記憶状態を保持してこれに対処し
ている。(例えば、W.Hwu and Y.Pat
t:”Checkpoint Repair for
High−Performance Out−of−O
rder Executionn Machine
s”,IEEE Transactions on C
omputers,Vol.C−36,NO.12,p
p.1496−1514,Dec.1987)。この記
憶装置では、図4のように複数の記憶手段の間で全記憶
状態を全て転送することにより、記憶状態の復帰を可能
としている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
記憶装置では記憶状態あたりの記憶量が増すにつれて転
送にかかる時間的コストやハードウェアコストが多くな
り、効率上の問題点があった。このように、従来の記憶
装置に転送時間やハードウェアのコストに関して解決す
べき課題があった。本発明の目的は、このような従来の
課題を解決して、冗長なデータ転送を回避することによ
り、効率の高い記憶装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
めに本願の発明は、ある時点の記憶状態を保存すること
により記憶状態の復帰を可能とする記憶装置において、
各々が複数の語を有する複数の記憶手段と、前記複数の
語のいずれかに対してデータの書込みを行うデータ書込
み手段と、前回の記憶状態が保存されてから次に記憶状
態が保存されるまでの間に、前記複数の語の各々に対し
てデータの書込みが行われたか否かの情報を保持する書
込み有無保持手段と、現時点において、前記複数の語の
各語に記憶するデータを、それぞれどの記憶手段に記憶
すべきかを指定する情報を、最新の記憶状態として保持
すると共に、過去において、前記複数の語の各語に対し
て記憶したデータが、それぞれどの記憶手段に記憶され
ているのかを示す情報を、過去の記憶状態として保持す
る状態履歴保持手段とを備え、記憶状態の保存を行う
際、前記状態履歴保持手段において、前記最新の記憶状
態を過去の記憶状態に変更すると共に、当該最新の記憶
状態において、前記書込み有無保持手段の内容に基づ
き、データの書込みが行われた語についてのみ、その語
に対するデータを記憶すべき記憶手段の指定を変更し
て、新たな最新の記憶状態とし、前記データ書込手段
は、各語に対するデータを、前記状態履歴保持手段に保
持された最新の記憶状態によって指定される記憶手段に
書き込むことを特徴とする。
【0005】
【作用】このような手段をとることによって、ある時点
の状態に復帰する際には、データの実体を転送すること
なしに、データが保存されている場所へのポインタを切
換えるだけですむ。これにより、冗長なデータ転送を回
避し、効率的な記憶装置を提供することができる。
【0006】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示す構成図であ
る。図中10は記憶手段に対してデータの書込みを行う
データ書込み手段ある。20は記憶手段であり、複数
ある中でいずれか1つの記憶手段20に対して、データ
書込み手段10からデータが書き込まれる。30は記憶
手段20に対する書込みの有無を保持しておく、書込み
有無保持手段である。40は複数の記憶手段20の内い
ずれに該データが存在するかを保持する、状態履歴保持
手段である。
【0007】図2は書込み有無保持手段30の形式を表
している。本形式は記憶手段20の語数nに対応してい
る。書込み保持手段30の第i語をWF[i]と記述す
ることにすると、”WF[i]=1”はある時点で記憶
状態の保存(チェックポイント)をおこなって以来、第
i語に対して書込みが起ったことを示している。
【0008】図3は状態履歴保持手段40の形式を表し
ている。本形式は記憶手段20の語数nおよび記憶手段
20の数mに対応している。状態履歴保持手段40の第
j記憶状態の第i語をBA[j,i]と記述することに
すると、”BA[j,i]=k”は第i語の第j記憶状
態は第k番目の記憶手段にあることを示している。保存
されている記憶状態数は最大mまでである。状態履歴保
持手段40での最新記憶状態番号をHP,最古状態番号
をTPとする。HPとTPは共に1〜mの値をとり、初
期状態は1である。HPはTPに対して常に先行してイ
ンクリメントされる。
【0009】以上のような構成の記憶装置において、本
発明の内容を説明する。まず、データ書込みを行う際の
動作を説明する。データ書込み手段10からのデータの
書込みはいずれかの記憶手段20に記憶される。いずれ
の記憶手段20に書込むかは、状態履歴保持手段40に
従う。すなわち、第x語に書込みを行おうとする場合
は、状態履歴保持手段40の最新記憶状態番号HPの第
x語であるBA[HP,x](=yであったとする)を
参照し、第y番目の記憶手段に対して書込みを行う。こ
の書込みの際には、書込み有無保持手段30の第i語で
あるWF[i]を1にして、書込みの履歴を残す。
【0010】次に、記憶状態の保存(チェックポイン
ト)をする際の動作を説明する。チェックポイントは、
前述のように、同時に最大m個保存することができる。
チェックポイントを行う場合は、状態履歴保持手段40
の最新記憶状態BA[HP,i]に対し、書き込み有無
保持手段30のWF[i]を加える(mod m)。但
し、iは1〜nの全てについてである。次にHPをイン
クリメント(mod m)して、書込み有無保持手段3
0のWF[i]を0にしておく。但し、このチェックポ
イントをする際には(HP+1)≠TPでなければなら
ない。
【0011】次に1つ前の記憶状態に復元する場合、及
び最も古い記憶状態を廃棄する場合の動作について説明
する。復元を行う場合は、状態履歴保持手段40に対す
る参照位置を一つ前へ戻せばよい。すなわち、HPをデ
クリメント(mod m)することにより実現される。
また、最も古い記憶状態を廃棄する場合には、状態履歴
保持手段40における該状態を廃棄すればよい。これ
は、TPをインクリメント(mod m)することによ
り実現される。
【0012】以下に、上述した本発明の動作についてま
とめる。但し、WF[i]は第i語への書込み有無(=
1の時、書込み有を示す)、BA[j,i]は「第j記
憶状態の第i語」の保存されている記憶手段番号(=1
〜m)、HPはBAにおける最新記憶状態番号、TPは
BAにおける最古記憶状態番号、WNは書込みを行う語
番号、をそれぞれを示す。初期状態 WF[i]←0 (i=1〜n) BA[1,i]←0 (i=1〜n) HP←1 TP←1書込み時 WF[WN]←1 最新バックアップ状態の作成時 if (HP+1)≠TP then BA[HP+1,i]←BA[HP,i]+WF[i](mod m) (i=1〜n) HP←HP+1(mod m) WF[i]←0 (i=1〜n)1つ前のバックアップ状態に復元する時 HP←HP−1(mod m)最古バックアップ状態の破棄時 TP←TP−1(mod m)
【0013】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よると、記憶手段全体を転送していた従来の記憶装置に
比較して、語単位のきめ細やかな制御を行うことによ
り、記憶状態の変更にかかる時間的コストやハードウェ
アコストの低い、無駄の少ない効率的な記憶装置を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す構成図。
【図2】図1の書込み有無保持手段の構成を示す図。
【図3】図1の状態履歴保持手段の構成を示す図。
【図4】ある時点の記憶状態を保持して記憶状態の復帰
をする従来の記憶装置の構成図。
【符号の説明】
10 データ書込み手段 20 記憶手段 30 書込み有無保持手段 40 状態履歴保持手段

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ある時点の記憶状態を保存することによ
    り記憶状態の復帰を可能とする記憶装置において、各々が複数の語を有する複数の記憶手段と、 前記複数の語のいずれかに対してデータの書込みを行う
    データ書込み手段と、 前回の記憶状態が保存されてから次に記憶状態が保存さ
    れるまでの間に、前記複数の語の各々に対してデータの
    書込みが行われたか否かの情報を保持する書込み有無保
    持手段と、 現時点において、前記複数の語の各語に記憶するデータ
    を、それぞれどの記憶手段に記憶すべきかを指定する情
    報を、最新の記憶状態として保持すると共に、過去にお
    いて、前記複数の語の各語に対して記憶したデータが、
    それぞれどの記憶手段に記憶されているのかを示す情報
    を、過去の記憶状態として保持する状態履歴保持手段と
    を備え、記憶状態の保存を行う際、前記状態履歴保持手段におい
    て、前記最新の記憶状態を過去の記憶状態に変更すると
    共に、当該最新の記憶状態において、前記書込み有無保
    持手段の内容に基づき、データの書込みが行われた語に
    ついてのみ、その語に対するデータを記憶すべき記憶手
    段の指定を変更して、新たな最新の記憶状態とし、 前記データ書込手段は、各語に対するデータを、前記状
    態履歴保持手段に保持された最新の記憶状態によって指
    定される記憶手段に書き込む ことを特徴とする記憶装
    置。
JP4171987A 1992-06-04 1992-06-04 記憶装置 Expired - Fee Related JP2985517B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4171987A JP2985517B2 (ja) 1992-06-04 1992-06-04 記憶装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4171987A JP2985517B2 (ja) 1992-06-04 1992-06-04 記憶装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05342029A JPH05342029A (ja) 1993-12-24
JP2985517B2 true JP2985517B2 (ja) 1999-12-06

Family

ID=15933437

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4171987A Expired - Fee Related JP2985517B2 (ja) 1992-06-04 1992-06-04 記憶装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2985517B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH05342029A (ja) 1993-12-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5596707A (en) Information processing system having backup/recovery facilities
JPS607818B2 (ja) フアイルのバツクアツプ方法
JP2985517B2 (ja) 記憶装置
JP3302706B2 (ja) 記憶装置
JP2906739B2 (ja) 記憶装置
JPH0259837A (ja) データリカバリ処理方式
JP2702943B2 (ja) 半導体記憶装置
JPH06309169A (ja) 情報処理装置
JP2850757B2 (ja) 階層型ファイルシステムにおける障害対応方式
JPH0385650A (ja) ディスクボリューム復元方式
JPH0713805A (ja) 並列計算機及びプログラム実行再現方法
JP3667703B2 (ja) エラー訂正制御回路
JPH0383134A (ja) スタック管理方法
JP3009168B2 (ja) データ処理装置
JPS63239521A (ja) 磁気テ−プ装置のデ−タ処理方式
JP4161362B2 (ja) データリカバリ機能を備えたコンピュータシステム及びデータリカバリ方法
JP3260433B2 (ja) 故障回復型計算機システム
JPH05233440A (ja) バッファ機能を備えたデータ転送方式
JPS6220045A (ja) 記憶装置の現用・予備切替方式
JPS63153655A (ja) メモリアクセス制御方式
JPH03122732A (ja) メモリ制御回路
JPS63293667A (ja) 複数プロセッサ構成装置
JPH05241972A (ja) 記憶装置及び記憶内容回復方法
JPH047756A (ja) 履歴採取方式
JPS6194143A (ja) デ−タ転送装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19990831

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071001

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081001

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091001

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101001

Year of fee payment: 11

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees