JP2904298B2 - 車両用多重伝送装置 - Google Patents

車両用多重伝送装置

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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、例えばCSMA/CD方式等のような多重伝送方
式を車両内の信号伝送に適用した車両用多重伝送装置に
関し、特に分散型の多重通信ネツトワークの伝送装置に
関する。
(従来の技術) 自動車のエレクトロニクス化に伴ない、電子部品間を
結ぶ配線(ワイヤハーネス)の肥大化,複雑化が深刻な
問題となつてきた。この問題を特に自動車の分野におい
て解消するために、多重通信が注目されている。多重通
信は1つの配線上に複数のデータを時分割多重で送出す
るもので、基本的にはシリアル伝送が基本となつてい
る。
自動車の分野においては、この多重通信のネツトワー
ク形態は、完全多重型と部分多重型という分類、また
は、集中型と分散型という分類に分けて考えられてい
る。部分多重型は、非多重通信部分と多重通信部分とを
混在させたものであり、多重通信部分においては距離的
に分散して配置されたスイツチや負荷等が多重伝送ユニ
ツトで接続されている。このユニツトとスイツチ,負荷
間は個別の配線が必要であるために、配線の全長は減る
ものの、その数は増えると言われている。また、集中型
は、1つのマスタの伝送ユニツトに対して複数のスレー
ブの伝送ユニツトが接続されるもので、細径化効果は得
られるものの、マスタがダウンするとシステムダウンに
なる、また設計変更が困難になるなどの欠点があると言
われている。一方、分散型はコストはかかるものの、大
きな細径化効果が得られること、一部ダウンに対する信
頼性が高いこと、設計変更に対する柔軟性が高いこと等
の点で脚光を浴びている(例えば、特開昭62−4658
号)。
この分散型多重通信システムでは、例えばSAE(米国
自動車技術会)標準化案では、CSMA/CD方式が採用され
ている。
また、本出願人から、このCSMA/CD方式を更に発展さ
せたPALMNET(Protocol for Automobile Local area Ne
twork)方式も特願昭62−302421号として提案されてい
る。
また、本出願人による特開平1−36541号には、マス
タノードが、伝送路上にチャネルを設定して、バスアク
セス権を時分割するための基準パルスを送出するように
なっている。
(発明が解決しようとする課題) 従来の分散多重型の車両用伝送システムでは、せいぜ
い単純なスイツチやソレノイド類が対象になっているの
みで通信速度がそれほど問題になることはない。しか
し、例えば、エンジン制御コントローラや、アクテイブ
サスペンションコントローラや、トラクションコントロ
ーラ等も多重通信の対象とするようにすると、これらの
コントローラが必要とする情報の発生頻度は極めて高い
ので通信速度が問題になるのである。ところで、このよ
うな高速なデータ処理を必要とするコントローラを有す
るノードからなる分散多重型の車両用伝送システムで
は、ノードのフエール状態を如何に高速に検知するかが
問題となる。検知が遅れると、誤ったデータ若しくは古
いデータに基づいて制御が行なわれるからである。
従来では、自身のフエールを検知したノードがその旨
のフレームをネツトワークに送出して、システム全体に
フエール状態の発生を報知していた。しかしながら、分
散多重型の車両用伝送システムでは、フエール状態をシ
ステムに報知するには、先ず伝送路に対するアクセス権
を獲得しなければならず、このために、フエール報知が
遅れることがあった。。
本発明はこのような背景に基づいてなされたものであ
り、この目的は、フエール状態の発生をシステムが速や
かに認識することの可能な車両用多重伝送装置を提案す
ることにある。
(課題を達成するための手段及び作用) 上記課題を達成するための本発明の、共通の多重伝送
路に接続された複数の通信ノードを有し、前記複数の通
信ノード間では通信フレームを送受して情報交換を行う
車両用多重伝送装置は、 前記複数の通信ノードの各々が、 自己のフェール状態を検出する検出手段と、 この検出されたフェール状態を表すフェールフレーム
を、上記通信フレームとは独立して、これに略最高の優
先順位を付して前記多重伝送路上に送出する送出手段
と、 他のノードからのフェールフレームを受けて、フェー
ル対処の制御を実行する実行手段とを具備したことを特
徴とする。
(実施例) 以下添付図面を参照しながら本発明の好適な実施例を
第1図を参照して説明する。この実施例に係る多重伝送
装置の構成は、第1図に示すように、共通の多重伝送路
に接続された複数の通信ノードからなり、前記ノード間
ではフレームを送受して情報交換を行なう車両用多重伝
送装置であって、各ノードは、自己のフエール状態を検
出する検出手段と、この検出されたフエール状態を表わ
すフレームを、これに略最高の優先順位を付して前記伝
送路上に送出する送出手段と、他のノードからの上記フ
レームを受けて、フエール対処の制御を実行する実行手
段とを具備したことを特徴とする。
フエール状態を表わすフレームを、これに略最高の優
先順位を付して前記伝送路上に送出することにより、シ
ステム全体に、その発生を速やかに報知することができ
る。
以下添付図面を参照して、本発明の更に具体的な実施
例を、上述のPALMNET方式を用いた自動車用の多重通信
装置に適用した場合の実施例に従つて説明する。即ち、
この多重通信装置には複数のノードが接続され、そのい
ずれかのノードにフエールが発生した場合は、そのノー
ドが、または所定のマスタ的な役割を果たすノードが、
多重伝送路上に『フエール報知フレーム』を送出してシ
ステム全体にその旨を報知するようにしている。
第2図はこの実施例の構成を示す。但し、この実施例
では、説明を簡略化するためにノードは4つとした。図
中1は、伝送ラインであり、ツイストペア線が用いられ
ている。通信速度は20kbpsとした。このような低い通信
速度でも、4つのノードがアクセスを待たされることが
なく、通信可能となっているのが本実施例の特徴であ
る。これら4つのノードとしては、高速ノードの例とし
て、ブレーキのロツクを防止するためにスリツプ制御を
行なうためのコントローラ(アンチロックブレーキ/ト
ラクションコントローラ)を格納するABS/TRCノード4
と、エンジンを制御するEGIコントローラを有するEGIノ
ード2と、4輪操舵(即ち、後輪操舵)コントローラを
有する4WSノード5がある。また、低速ノードの例とし
て、ボデイ関連のスイツチ類を制御するコントローラを
有するボデイ系ノード3がある。実際には、これらのノ
ード以外にも、種々のノードがシステムに組み込むこと
が可能であるのは言うまでもない。
第2図中、6は故障診断装置を組み込んだ故障診断ノ
ードであり、必要に応じて接続される。
この実施例の自動車用多重伝送方式では、第3図に示
すような構成のフレームFごとに自動車運転情報が伝送
される。本実施例に特徴的な『フエール報知フレーム』
も第3図の形式を取る。
フレームFは、SD(Start Delimiter)コード、プラ
イオリテイコード、フレームIDコード、データ長、デー
タ1〜データN、チエツクコードを有するフレーム構成
になつている。
先ず、「SDコード」は、フレームFの開始を表す特定
のコードであり、受信多重ノードはこのSDコード符号を
受信するとフレームFの開始を認知するようなつてい
る。「プライオリテイコード」は同時に複数の多重ノー
ドがデータを送信し、信号が衝突した場合にどの信号を
優先して処理するかを指示する優先順位を示す符号であ
る。この実施例では、プライオリテイはビツト値で低い
ものほど高い優先度が割り当てられている。これは、バ
ス1では、ローレベルがWIRED−ORとなっているためで
ある。もし同時に複数のノードから信号が送出された場
合は優先度の高いノードの「プライオリテイコード」が
バス1上に残るので、低い方のノードは自己の送出した
「プライオリテイコード」が別のコードに変っているこ
とから、衝突を検出する。そして、自己の失敗フレーム
の再送を遅らせることにより、高い優先度のノードから
の再送を優先するようになっている。フエール報知フレ
ームに対しては、後述(第4図)するように“0E"が割
り当てられている。尚、“0E"は本多重システムでは最
優先順位である。
「フレームIDコード」は当該フレームの送出元を示す
コードである。本実施例のフエール報知フレームに対し
て、いずれのノードからのフエール報知フレームであっ
ても、そのIDは“01"に統一されている。尚、どのノー
ドが故障しているかの情報は、後続のデータビツト(DA
TA)中に格納される。
「データ長」にはこのあとに続くデータの数が書き込
まれ、N個のデータがあるとすればデータ長としてNが
送られる。このフレームを受け取つた多重ノードでは、
データをデータ長の内容だけ読み取る。そしてデータに
引き続くフィールドがCRCチエツクコード(誤り検出符
号)で、これを確認することによりフレームの終わりで
あることを知ることができる。尚、第3図のフォーマツ
トは一般的な形式を示しており、本実施例で用いられる
フレームのデータ長は4バイトに統一されている。
第4図はフエール報知フレームのフォーマツトを説明
する。前述したように、優先順位は“0E"である。即
ち、最高優先順位に設定されている。これにより、フエ
ール報知フレームのシステム全体への到達が最優先に行
なわれる。また、IDは“01"である。DATA#0フィール
ドは、当該フエール報知フレームの送り元のノードを特
定する。本実施例では、“00000000"はEGIノードを、
“10000000"はABS/TRCノードを、“01000000"は4WSノー
ドを、“11000000"はボデイ系ノードを示す。DATA#2
フィールドは、どのノードがフエールしているかを特定
する。DATA#2フィールドの、最初のビツトにはEGIノ
ードのフエール状態が、2番目のビツトにはABS/TRCノ
ードのフエール状態が、3番目のビツトには4WSノード
のフエール状態が、4番目のビツトにはボデイ系ノード
のフエール状態が示される。即ち、そのビツトが“1"で
あればフエールしていることを、“0"であればフエール
していないことを示す。
第5A図,第5B図に従って、本システムの各ノードにお
ける制御手順を説明する。ここで、第5A図では、フエー
ル報知フレームの送出手順を、第5B図はフエール報知フ
レームの受信手順を示す。
第5A図において、ステツプS2においてフエール状態を
検知しているかを調べる。フエール状態になければステ
ツプS4で一般の処理を行なう。フエール状態を検出して
いればステツプS6以下に進む。ここで、フエール状態と
は、当該ノードのコントローラにおけるメモリのパリテ
イエラーの発生等がある。
ステツプS6〜ステツプS12は、フエール報知フレーム
の準備手順である。即ち、ステツプS6では優先順位を
“0E"に設定する。ステツプS8ではIDを“01"に設定す
る。ステツプS10,ステツプS12では、DAYAフィールドの
2バイトに、当該フレームの送り手を示すビツト(DATA
#0)と、フエールノードを特定するビツト(DATA#
2)とを設定する。
ステツプS14で伝送路1がビジーでないことを確認し
てから、ステツプS16で、フエール報知フレームを送出
する。ステツプS18では、今送出したフエール報知フレ
ームが他のノードが同時に送出した別のフレームと衝突
したかを調べる。これは、フエール報知フレーム中のデ
ータビツトのうちの、プライオリテイフィールド(この
フィールドは変更されない)以外のデータが他のフレー
ムによって変えられたか否かにより検出できる。衝突が
なかったならば、ステツプS22に進んで、自身のフエー
ルに対する対処処理を行なう。また、衝突が発生してい
たならば、ステツプS20で、予め決められていた待ち時
間だけ待った後にステツプS14に戻って、当該フエール
報知フレームを再送する。ここで、ステツプS20で設定
されていた待ち時間はシステム全体において最小時間で
ある。即ち、一般に、分散型の多重通信システムでは、
上記待ち時間として、例えば、乱数的に設定した任意時
間を採用したり、各ノードに固定の時間を採用したりす
るものであるが、本実施例では、フエール報知フレーム
を送出するときは、いずれのノードが送出する場合であ
っても、上記待ち時間は最小に設定される。これによ
り、フエール報知フレームのシステム全体への到達が速
やかに行なわれる。
第5B図は受信側における制御手順である。ステツプS3
0では、伝送路1上にSDコードがあるか否かを調べる。S
Dコードがあれば、ステツプS31でそのフレームを受信す
る。そして、ステツプS32では、受信したフレーム中のI
Dが“01"であるかを調べる。もし、IDがフエールの発生
を示す“01"であれば、ステツプS34に進んで、フエール
処理を行なう。即ち、2つのDATAフィールドを調べて、
フエールノードを特定し、そのノードをシステムから切
り離す。もし、そのノードからの情報が当面不可欠であ
れば、その情報として、予め設定しておいた公称値を当
該情報としてみなして、緊急用の制御を継続する。
ステツプS30でSDコードが伝送路上に検出されなかっ
たならば、ステツプS38に進み、自身の他のノードに送
出すべきフレームがあるか否かを調べる。もしあれば、
ステツプS40でそのフレームを送出する。このステツプS
40では、第5A図のステツプS14のようなビジー判定等を
行なうのは言うまでもない。ステツプS42では、自身が
送出したフレームが他のノードと衝突したかを調べる。
もし衝突がなかったならば、ステツプS50に進み、当該
フレームを送出データキューから消去する。
ステツプS42で衝突があったと判定された場合を説明
する。この衝突には、他のノードが送出した一般的なフ
レームとの衝突、そしてフエール報知フレームとの衝突
があり得る。ステツプS44では、プライオリテイフィー
ルドを調べることにより、衝突したフレームの優先順位
を判断する。もし衝突したその他のフレームがフエール
報知フレームであれば、ステツプS46に進んで、予め設
定しておいた最長時間だけ再送を待つ。
また、衝突した他のノードのフレームがフエール報知
フレームではないとステツプS44で判断された場合は、
ステツプS48で予め設定していた時間だけ再送を待つ。
この場合、衝突フレームが自己の送出フレームよりも優
先度が高いものであれば、比較的に長い時間を、優先度
が低いものであれば比較的に短い時間を設定する。
かくして、以上の実施例によれば、 :フエール報知フレームに対しては、いずれのノード
であっても、最高の優先順位を与えることにより、フエ
ール状態の発生をシステム全体へ報知することを速やか
に行なうことができる。
:また、一般のフレーム中にフエール発生状態を表わ
すビツトを挿入するのではなく、フエール報知専用のフ
レームを設定することにより、フエール管理も容易にな
る。
:フエール報知フレームにおいて、当該フエール報知
フレームの送り元を明示するビツト、その送り元のフエ
ール状態の有無を識別するビツトとを分離することによ
り、フエールの報知がより確実なものとなる。
本発明はその主旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能
である。
例えば、ノードの数は上記4つに限定されるものでは
ない。
また、上記実施例では、フエール報知専用のフレーム
を設定していたが次のようにしてもよい。即ち、そのノ
ードに指定された一般の形式のフレーム中にフエール状
態を識別するビツトを設け、フエール状態を報知する場
合は、優先度を最大とするようにするのである。
また、上記実施例では、フエール報知フレームにおい
て、当該フエール報知フレームの送り元を明示するビツ
ト、その送り元のフエール状態の有無を識別するビツト
とを分離するようにしていた。これは、第2図に示した
故障診断ノード6において、全ノードに対してフエール
状態の有無をこの故障診断ノード6に対して報知するよ
うなモードが設定されているときに、特に有効である。
しかしながら、かかる故障診断ノードが不要であるなら
ば、第4図のフエール報知フレームの送り元を明示する
ビツトは不要となる。
(発明の効果) 以上説明したように本発明の車両用多重伝送装置は、
フェール状態を表わすフレームを、これを略最高の優先
順位を付して前記伝送路上に送出することにより、シス
テム全体に、その発生を速やかに報知することができ
る。そのために、システムでは、そのフェールに対する
処理を迅速に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成を示す図、 第2図は本発明の1実施例に係る多重伝送装置のネツト
ワークを説明する図、 第3図は実施例に用いられるフレームのフォーマツトを
示す図、 第4図はフエール報知フレームのフォーマツトの一例を
示す図、 第5A図,第5B図は本実施例のノードにおけるフエール報
知フレームの送信、受信のための制御手順を示すフロー
チヤートである。 図中、 1……多重伝送路、2……EGIノード、3……ボデイ系
ノード、4……ABS/TRCノード、5……4WSノード、6…
…故障診断ノードである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−1647(JP,A) 特開 昭62−208738(JP,A) 実開 平1−142243(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04L 12/28

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】共通の多重伝送路に接続された複数の通信
    ノードを有し、前記複数の通信ノード間では通信フレー
    ムを送受して情報交換を行う車両用多重伝送装置であつ
    て、 前記複数の通信ノードの各々は、 自己のフェール状態を検出する検出手段と、 この検出されたフェール状態を表すフェールフレーム
    を、上記通信フレームとは独立して、これに略最高の優
    先順位を付して前記多重伝送路上に送出する送出手段
    と、 他のノードからのフェールフレームを受けて、フェール
    対処の制御を実行する実行手段とを具備したことを特徴
    とする車両用多重伝送装置。
  2. 【請求項2】上記フェールフレームは優先順位情報を格
    納するプライオリティフィールドを有し、前記略最高の
    優先順位は前記フェールフレームのプライオリティフィ
    ールドにおいて所定の値を設定されて表されることを特
    徴とする請求項1に記載の車両用多重伝送装置。
  3. 【請求項3】第1の通信ノードが送出した第1の通信フ
    レームが第2の通信ノードが送出したフェールフレーム
    と衝突したことを検出した場合に、前記第1の通信ノー
    ドは、前記第1の通信フレームを再送するまでの待ち時
    間を、通信フレームとの衝突に伴う再送までの待ち時間
    よりも長く設定することを特徴とする請求項1に記載の
    車両用多重伝送装置。
  4. 【請求項4】上記フェールフレームは上記通信フレーム
    と同じフォーマットを有することを特徴とする請求項1
    または2に記載の車両用多重伝送装置。
  5. 【請求項5】前記送出手段は、上記フェールフレームに
    最高の優先順位を設定することを特徴とする請求項1乃
    至4のいずれかに記載の車両用多重伝送装置。
  6. 【請求項6】フェールフレームは、送り元を示す第1の
    フィールドと、その送り元のフェール状態の有無を識別
    する第2のフィールドとが分離されて構成されることを
    特徴とする請求項1に記載の車両用多重伝送装置。
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