JP2995348B2 - 多重伝送方法 - Google Patents

多重伝送方法

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JP2995348B2
JP2995348B2 JP3064282A JP6428291A JP2995348B2 JP 2995348 B2 JP2995348 B2 JP 2995348B2 JP 3064282 A JP3064282 A JP 3064282A JP 6428291 A JP6428291 A JP 6428291A JP 2995348 B2 JP2995348 B2 JP 2995348B2
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信時宜和
秀島政雄
里村成行
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    • H04L2012/40273Bus for use in transportation systems the transportation system being a vehicle

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  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
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  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)
  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)
  • Retry When Errors Occur (AREA)
  • Computer And Data Communications (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば車両等において
用いられる多重伝送方法であって、送信した新規な信号
フレームが正常に受信されなかった場合その新規な信号
フレームを再送する多重伝送方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の自動車においては、電子制御の発
達に伴なって搭載される電子機器が著るしく増大し、そ
れによって各電子機器間を結ぶ配線の肥大化、複雑化の
問題が顕著になって来ている。そこで、かかる問題を解
決するため、複数の電子機器間の信号伝送を多重伝送で
行なう、つまり複数の電子機器用の通信ノードを共通の
伝送路に接続し、各通信ノード間の信号伝送を多重伝送
で行なうことが検討され、実用化され始めている(例え
ば特開昭61-224534 号公報参照)。
【0003】上記の様な多重伝送においては、各通信ノ
ードは、自己の情報を報知する信号フレームを送信した
場合その信号フレームが正常に受信されたか否かをチェ
ックし、受信すべきノードのいずれかが正常に受信して
いないと認めたときその信号フレームを再送することが
考えられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の様に
信号フレームを再送する場合、その信号フレームの情報
が単にスイッチのオン・オフ情報等である場合は特に問
題はないが、例えばエンジンの出力を50%ダウンさせろ
という様な比率的な制御情報等である場合には、受信側
のノードは、その信号フレームは自ノードにとって未だ
受信していない新規なフレームであるかあるいは既に受
信したフレームの再送であるかを判定する必要がある。
【0005】なぜなら、例えば上記信号フレームの情報
がエンジンの出力を50%ダウンさせろというものであ
り、かつその信号フレームを受信すべき複数のノードの
うちの1つがエンジンを制御するEGIコントローラを
有するEGIノードである場合において、上記信号フレ
ームが、EGIノードは正常に受信したが他のノードが
正常に受信しなかったことにより再送された場合、EG
Iノードにとってその再送された信号フレームが既に受
信したフレームの再送であることを知ることができない
と、該EGIノードはその再送されたフレームを未だ受
信していない新規なフレームとして受信し、その結果さ
らにエンジンの出力を50%ダウンさせ、結局エンジンの
出力が25%にまでダウンされてしまうという不都合が生
じるからである。
【0006】本発明の目的は、上記事情に鑑み、受信し
た信号フレームが受信側のノードにとって新規であるか
再送であるかの判定を行ない得る極めて簡単な判定シス
テムを備えた多重伝送方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
多重伝送方法は、上記目的を達成するため、複数の通信
ノード間で多重伝送を行なう方法であって、上記通信ノ
ードは送信した新規な信号フレームを受信すべきいずれ
かの通信ノードが正常に受信しなかったと認めたときは
その新規な信号フレームを再送する多重伝送方法におい
て、上記信号フレームに再送チェックビットを設け、上
記通信ノードは新規な信号フレームを送信する毎に上記
再送チェックビットのハイ・ローレベルを交互に変化さ
せ、再送時にはその再送チェックビットを再送すべき新
規な信号フレームの再送チェックビットのレベルと同一
とすると共に、上記信号フレームを受信した通信ノード
は、前回受信した信号フレームの再送チェックビットと
今回受信した信号フレームの再送チェックビットとを比
較し、それらが異なっていれば今回受信した信号フレー
ムは新規なフレームであり、同一であれば既に受信した
前回のフレームの再送であると判定し、上記信号フレー
ムを受信する通信ノードは、該通信ノード自身がノード
ダウンから正常復帰したと判断したときには、他の通信
ノードから最初に受信した信号フレームの再送チェック
ビットの値を初期値とし、その信号フレームを新規なフ
レームと判断することを特徴とする。また、本発明の請
求項2に係る多重伝送方法は、上記目的を達成するた
め、複数の通信ノード間で多重伝送を行なう方法であっ
て、上記通信ノードは送信した新規な信号フレームを受
信すべきいずれかの通信ノードが正常に受信しなかった
と認めたときはその新規な信号フレームを再送する多重
伝送方法において、上記信号フレームに再送チェックビ
ットを設け、上記通信ノードは新規な信号フレームを送
信する毎に上記再送チェックビットのハイ・ローレベル
を交互に変化させ、再送時にはその再送チェックビット
を再送すべき新規な信号フレームの再送チェックビット
のレベルと同一とすると共に、上記信号フレームを受信
した通信ノードは、前回受信した信号フレームの再送チ
ェックビットと今回受信した信号フレームの再送チェッ
クビットとを比較し、それらが異なっていれば今回受信
した信号フレームは新規なフレームであり、同一であれ
ば既に受信した前回のフレームの再送であると判定し、
上記信号フレームを受信する通信ノードは、該通信ノー
ドとは異なる通信ノードがノードダウンから正常復帰し
たと判断したときには、上記正常復帰した通信ノードか
ら最初に受信した信号フレームの再送チェックビットの
値を初期値とし、その信号フレームを新規なフレームと
判断することを特徴とする。また、本発明の請求項3に
係る多重伝送方法は、上記目的を達成するため、請求項
1あるいは請求項2に記載の多重伝送方法において、上
記信号フレームを受信した通信ノードは、その信号フレ
ームの送信元の通信ノードを確認し、同一送信ノードか
ら送信されている前回受信した信号フレームの再送チェ
ックビットと今回受信した信号フレームの再送チェック
ビットとを比較し、それらが異なっていれば今回受信し
た信号フレームは新規なフレームであり、同一であれば
既に受信した前回のフレームの再送であると判定するこ
とを特徴とする。
【0008】上記における「新規」および「再送」の語
は、送信側における新規および再送を意味し、受信側に
おける新規および再送とは必ずしも一致しない。
【0009】
【作用】上記多重伝送方法によれば、通信ノードは新規
な信号フレームを送信する毎に再送チェックビットを例
えば0,1,0,1…と交互に変化させ、信号フレーム
を再送する場合はその再送チェックビットを再送すべき
新規な信号フレームの再送チェックビットと同一、つま
り再送すべき新規な信号フレームの再送チェックビット
が1であれば同じ1とし、0であれば同じ0として再送
する。従って、ある通信ノードが信号フレームを例えば
新規、新規、新規、再送、新規、再送、再送と送信した
場合は、それぞれの信号フレームの再送チェックビット
は例えば0,1,0,0,1,1,1となる。
【0010】再送チェックビットを上記の如く設定する
ことにより、信号フレームを受信した各ノードは、各々
その信号フレームの送信元のノードを確認し、同一送信
ノードから送信されている前回受信した信号フレームの
再送チェックビットと今回受信した信号フレームの再送
チェックビットとを比較し、それらが異なっていれば今
回受信した信号フレームはその通信ノードにとって新規
なフレームであり、同一であれば既に受信した前回のフ
レームの再送であると判定する。更に、その信号フレー
ムを受信する通信ノードは、その通信ノード自身あるい
は他の通信ノードがノードダウンから正常復帰したと判
断したときには、最初に他の通信ノードから受信した信
号フレームの再送チェックビットの値を初期値とし、そ
の信号フレームを新規なフレームと判断する。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の実施例に
ついて詳細に説明する。以下に説明する実施例は、本発
明を車両用の多重伝送方法であっていわゆるCSMA/
CD−AMP方式と称されるネットワークアクセス方法
を採用したものに適用した例である。ここでCSMA
(Carrier Sense Multiple Access )とは、各通信ノー
ドが送信要求発生時に伝送路の空きを確認して送信を行
なう方式を意味し、CD(Collision Detection) とは、
各通信ノードは伝送路の送信信号を監視し、信号の衝突
を検出すると再送制御を行なう方式を意味し、AMP(A
rbitration onMessage Priority) とは、信号の衝突時
に優先度の高いメッセージは壊れないでそのまま送信さ
れる方式を意味する。
【0012】<多重伝送装置>◆本実施例は、図1に示
す多重伝送装置によって実施される。図示の装置は、ル
ープ状のツイストペア線から成る共通の伝送路(バス)
2が設けられ、該伝送路2には4つの多重通信ノードが
接続されている。本実施例ではそれらの通信ノードは4
個とし、エンジン制御を行なうためのEGIコントロー
ラを有するEGIノード4と、4輪操舵制御を行なうた
めの4WSコントローラを有する4WSノード6と、タ
イヤのスリップ制御を行なうためのABS/TRCコン
トローラを有するABS/TRCノード8と、ボディ関
連のスイッチ類を制御するためのコントローラを有する
ボディ系ノード10とで構成されている。
【0013】各通信ノード4,6,8,10間の信号伝送
は、上記伝送路2を介して、時分割分散制御方式であっ
て上述のCSMA/CD−AMP方式に基づく多重伝送
により行なわれる。また、いずれかのノードが送信した
信号は他の全てのノードが受信するように設定されてお
り、従って本実施例では、あるノードが信号伝送を行な
った場合、他の全てのノードが受信すべきノードであ
り、いずれかのノードが正常に受信しなかった場合には
再送が行なわれる。
【0014】<信号フレーム>◆各通信ノード4,6,
8,10は、上記信号伝送を行なうにあたって、それぞれ
自ノードの情報例えば各種の自動車運転情報や制御情報
等を図2に示す構成の信号フレームFによりフレーム毎
に送信し、他のノードはそのフレームFを受信する。上
記フレームFは、SDコード、PIコード、IDコー
ド、データ長、データ1〜データN、チェックコードを
有する構成となっている。
【0015】上記「SDコード(Start Delimiter コー
ド)」は、フレームFの開始を表わす特定のコードであ
り、各ノードはこのSDコード符号を受信するとフレー
ムFの開始を認知するようになっている。上記「PIコ
ード(プライオリティコード)」は、同時に複数の通信
ノードがデータを送信して信号が衝突した場合にどの信
号を優先して処理するかを指示する優先順位を示す符号
である。この実施例では、プライオリティはビット値で
低いものほど高い優先度が割り当てられている。これ
は、伝送路2では、ローレベルがWIRED-ORとなっている
ためである。もし同時に複数のノードから信号が送出さ
れた場合は優先度の高いノードの「PIコード」が伝送
路2上に残るので、低い方のノードは自己の送出した
「PIコード」が別のコードに変っていることによって
衝突を検出し、その自己の失敗フレームの再送を行な
う。上記「IDコード(フレームIDコード)」は該当
フレームの送出元を示すコードである。上記「データ
長」にはこのあとに続くデータの数が書き込まれ、N個
のデータがあるとすればデータ長としてNが送られる。
このフレームを受信したノードはデータをデータ長の内
容だけ読み取る。上記「データ1〜データN」には当該
フレームによって送信しようとする多種の情報が書き込
まれる。また、このデータ1の中の最初の部分に、図3
に示す様に再送チェックビットが設けられている。な
お、この再送チェックビットは必ずしもデータ1の領域
中に設ける必要はなく、本フレーム構成中のどこに設け
ても良い。この再送チェックビットについては後に詳述
する。そしてデータに引き続くフィールドが上記「チェ
ックコード(CRCチェックコード;誤り検出符号)」
で、受信したノードはこれを確認することによりフレー
ムの終わりであることを知ることができる。
【0016】<ACKフィールド>◆上記通信ノード
は、上記信号フレームFを送信する場合、該フレームF
に続いて「ACKフィールド(受信確認信号領域)」を
伝送路2に送出する。このフィールドは、例えば伝送路
2に接続されている通信ノードの数のビット(本実施例
では4個の通信ノードが接続されているので4ビット)
から成り、各通信ノードに対し予め決められた固有のビ
ット領域が割り当てられている。このACKフィールド
の各ビット領域により、各通信ノードは正常受信の確認
を行なう。即ち、上記信号フレームを送信する通信ノー
ド(送信ノード)は、信号フレーム送信時に、上記AC
Kフィールドをその各ビット領域を各々“0”にして、
上記信号フレームに続けて伝送路に送出する。この信号
フレームを受信する側の通信ノード(受信ノード)は、
チェックコードにより受信したフレームのデータ1〜N
の内容に誤りがないか否かをチェックし、誤りがなけれ
ば各受信ノードについて前もって決められた固有のビッ
ト領域に受信確認信号(ACK信号)“1”を送信す
る。この場合、上記送信ノードも上記信号フレームを送
信すると同時に受信しており、正常受信したらACKフ
ィールド内の送信ノード固有のビット領域にACK信号
“1”を送信する。
【0017】従って、各通信ノードが送信された信号フ
レームを正常受信した場合は、伝送路2上のACKフィ
ールドの各ビット領域は全て“1”となっており、もし
いずれかの受信ノードが正常受信していない場合はその
受信していない受信ノード固有のビット領域は“0”の
ままとなっている。よって、送信ノードは、このACK
フィールドを受信して各受信ノードが信号フレームを正
常受信したか否かを確認し、受信ノードのいずれかが受
信していないと認めたときは同一の信号フレームを再送
する。
【0018】なお、この様に信号フレームを再送する場
合にもその信号フレームに続いて上記ACKフィールド
を送信し、それによって先に受信しなかったノードが正
常受信したと認めたときは再送を止め、未だ正常受信し
ていないと認めたときはさらに再送を行ない、例えば3
回再送を行なっても受信しなかった場合はそのノードは
ダウンしていると判断してそれ以上の再送は行なわな
い。
【0019】<再送チェックビット>◆上記した図3に
示す再送チェックビットは1ビットから成り、そこには
ハイ(1)もしくはロー(0)レベルが以下の様にして
書き込まれる。即ち、各送信ノードは、送信ノードにと
って新規な信号フレーム(新規フレーム)を送信する毎
に各信号フレームの再送チェックビットのハイ・ローレ
ベルを交互につまり0、1、0、1…と変化させ、信号
フレームを再送する場合にその再送する信号レーフム
(再送フレーム)の再送チェックビットを再送すべき新
規フレームの再送チェックビットと同一、つまり再送す
べき新規フレームの再送チェックビットが1であれば同
じ1とし、0であれば同じ0とする。かかる再送チェッ
クビットの書き換え管理は各送信ノード単位で行なわれ
る。
【0020】上記再送チェックビットについて図4を参
照しながらさらに具体的に説明する。今、あるノードが
図示の如く新規フレームF1、新規フレームF2、新規
フレームF3、新規フレームF3の再送である再送フレ
ームF4、新規フレームF5、新規フレームF5の再送
である再送フレームF6および同じく新規フレームF5
の再送である再送フレームF7を順次送信するものとす
る。かかる場合、最初の新規フレームF1の再送チェッ
クビットが例えば0であったとすると、F2では新規で
あるから1に書き換え、F3では新規であるから0に書
き換え、F4ではF3の再送であるからF3と同じ0と
し、F5では新規であるから1に書き換え、F6ではF
5の再送であるからF5と同じ1とし、またF7でもF
5の再送であるからF5と同じ1とする。なお、上記の
場合F7はF6の再送であるとして扱っても良く、その
場合でもF7は同様に1となる。
【0021】再送チェックビットを上記の如く設定する
ことにより、信号フレームを受信した各ノードは、各々
その信号フレームの送信元のノードを確認し、同一送信
ノードから送信されている前回受信した信号フレームの
再送チェックビットと今回受信した信号フレームの再送
チェックビットとを比較し、それらが異なっていれば今
回受信した信号フレームはその受信ノードにとって新規
なフレームであり、同一であれば既に受信した前回のフ
レームの再送であると判定することができる。
【0022】この点について図4を参照しながらさらに
詳しく説明する。今、ある受信ノードは図4に示す信号
フレームF1〜F7の全てを正常に受信したとする。そ
うすると、その受信ノードの場合には、F2の再送チェ
ックビットは前回受信のF1の再送チェックビットと異
なるのでF2は新規と判定し、同様にF3はF2と異な
るので新規と判定し、F4はF3と同じであるので再送
と判定し、F5はF4と異なるので新規と判定し、F6
はF5と同じであるので再送と判定し、F7はF5(F
6は再送と判定してキャンセルしているので前回受信の
信号フレームはF5となる)と同じであるので再度再送
と判定する。なお、上記の様にF6をキャンセルするこ
となく前回受信のフレームとして扱っても良く、その場
合でもF7はF6と同じであるから再送と判定すること
ができる。
【0023】次に、図4中のF3、F5、F6を受信し
得なかったノードの場合について説明する。この場合
は、F2はF1と異なるので新規と判定し、次に受信す
るF4は前回受信のF2と異なるので新規と判定し(F
3を受信していないのでF4はこのノードにとっては新
規なフレームとなる)、次に受信するF7は前回受信の
F4と異なっているので新規と判定する。
【0024】上述の様に、上記判定システムによればい
ずれの受信ノードも受信した各信号フレームが自ノード
にとって新規か再送かを適切に判定することができる。
【0025】なお、上記各通信ノードは一時的に送受信
不能等の異常状態になる即ちダウンする場合がある。も
し、各通信ノードが自ノードの正常・異常および他ノー
ドの正常・異常を判断し得る場合には、正常復帰時にお
ける受信フレームの新規・再送を以下の様にして判定す
れば良い。
【0026】即ち、今、あるノード(これを自ノードと
称し、それ以外を他ノードと称する)について考える
と、自ノードダウン時おいて当該自ノードが自から正常
復帰したと判断したときは、当該自ノードはそれ以降に
受信した各他ノードからの最初の信号フレームの再送チ
ェックビットの値(ハイ・ローレベル)をそれぞれの他
ノードにおける初期値とし、それを新規フレームとす
る。また、他ノードダウン時においては、自ノードがそ
の他ノードの正常復帰判断をした時以降にその他ノード
から最初に受信した信号フレームの再送チェックビット
をその他ノードにおける初期値とし、それを新規フレー
ムとする。
【0027】なお、前述の様に信号衝突した場合に優先
度の低いフレームは再送されるが、この場合の再送フレ
ームも、衝突したときの送信フレームを新規フレームと
しその新規フレームの再送と考えれば良い。しかし、衝
突したときの送信フレームは実質的には送信されなかっ
たものであるので、その再送フレームを新規フレームと
考えても良い。その様に考えてもその衝突時に再送され
る信号フレームの再送チェックビットは同じ結果とな
る。
【0028】上記の如き新規・再送判定システムは、信
号フレームに単に1ビットの再送チェックビットを設
け、送信ノードが新規フレームを送信する毎に再送チェ
ックビットのハイ・ローレベルを交互に書き換え、再送
時はそのままとするだけの極めて簡単なものである。し
かも、一般に新規フレーム送信時は各ノードにおいてそ
のフレームを新たに作成するのでその時再送チェックビ
ットを変更するのは簡単であり、また再送時は既に作成
されている信号フレームをそのまま再送するだけで良い
ので、新たに再送する信号フレームを書き直す必要がな
く送信ノードの負担が軽減され、この点からも極めて簡
単な判定システムであるということができる。
【0029】なお、上記実施例では送信フレームが正常
に受信されたか否かを上述のACKフィールドで確認し
ているが、勿論その確認は他のいかなる方法で行なって
も良い。
【0030】
【発明の効果】本発明に係る多重伝送方法は、上述の様
に信号フレームに再送チェックビットを設け、新規フレ
ーム送信毎に再送チェックビットのハイ・ローレベルを
交互に変更し、再送時はそのままとするので、通信ノー
ドはその再送チェックビットにより受信した信号フレー
ムが自ノードにとって新規か再送かを適切に判断するこ
とができ、しかもその判定システムは、送信ノードの負
担が少なく、極めて簡単なものである。また、信号フレ
ームを受信する通信ノードは、その通信ノード自身ある
いは他の通信ノードがノードダウンから正常復帰したと
判断したときには、最初に他の通信ノードから受信した
信号フレームの再送チェックビットの値を初期値とし、
その信号フレームを新規なフレームと判断するので、通
信ノードがノードダウンから正常復帰したときにおいて
も、それ以降に受信される信号フレームが新規な信号フ
レームと認識すべきか否かを、適切に判断することがで
き、しかも信号フレームを受信する通信ノードにとって
も負担が少なく、極めて簡単なものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を実施する多重伝送装置の一
例を示す概略図
【図2】信号フレームの一例を示す図
【図3】再送チェックビットの配設位置の一例を示す図
【図4】再送チェックビットの変化の一例を示す図
【符号の説明】
2 伝送路 4,6,8,10 通信ノード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭51−23011(JP,A) 特開 平3−88528(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04L 12/40 H04L 12/42

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の通信ノード間で多重伝送を行なう
    方法であって、上記通信ノードは送信した新規な信号フ
    レームを受信すべきいずれかの通信ノードが正常に受信
    しなかったと認めたときはその新規な信号フレームを再
    送する多重伝送方法において、 上記信号フレームに再送チェックビットを設け、上記通
    信ノードは新規な信号フレームを送信する毎に上記再送
    チェックビットのハイ・ローレベルを交互に変化させ、
    再送時にはその再送チェックビットを再送すべき新規な
    信号フレームの再送チェックビットのレベルと同一とす
    と共に、 上記信号フレームを受信した通信ノードは、前回受信し
    た信号フレームの再送チェックビットと今回受信した信
    号フレームの再送チェックビットとを比較し、それらが
    異なっていれば今回受信した信号フレームは新規なフレ
    ームであり、同一であれば既に受信した前回のフレーム
    の再送であると判定し、 上記信号フレームを受信する通信ノードは、該通信ノー
    ド自身がノードダウンから正常復帰したと判断したとき
    には、他の通信ノードから最初に受信した信号フレーム
    の再送チェックビットの値を初期値とし、その信号フレ
    ームをな新規フレームと判断する ことを特徴とする多重
    伝送方法。
  2. 【請求項2】 複数の通信ノード間で多重伝送を行なう
    方法であって、上記通信ノードは送信した新規な信号フ
    レームを受信すべきいずれかの通信ノードが正常に受信
    しなかったと認めたときはその新規な信号フレームを再
    送する多重伝送方法において、 上記信号フレームに再送チェックビットを設け、上記通
    信ノードは新規な信号フレームを送信する毎に上記再送
    チェックビットのハイ・ローレベルを交互に変化させ、
    再送時にはその再送チェックビットを再送すべき新規な
    信号フレームの再送チェックビットのレベルと同一とす
    ると共に、 上記信号フレームを受信した通信ノードは、前回受信し
    た信号フレームの再送チェックビットと今回受信した信
    号フレームの再送チェックビットとを比較し、それらが
    異なっていれば今回受信した信号フレームは新規なフレ
    ームであり、同一であれば既に受信した前回のフレーム
    の再送であると判定し、 上記信号フレームを受信する通信ノードは、該通信ノー
    ドとは異なる通信ノードがノードダウンから正常復帰し
    たと判断したときには、上記正常復帰した通信ノードか
    ら最初に受信した信号フレームの再送チェックビットの
    値を初期値とし、その信号フレームを新規なフレームと
    判断することを特徴とする多重伝送方法。
  3. 【請求項3】 上記信号フレームを受信した通信ノード
    は、その信号フレームの送信元の通信ノードを確認し、
    同一送信ノードから送信されている前回受信した信号フ
    レームの再送チェックビットと今回受信した信号フレー
    ムの再送チェックビットとを比較し、それらが異なって
    いれば今回受信した信号フレームは新規なフレームであ
    り、同一であれば既に受信した前回のフレームの再送で
    あると判定することを特徴とする請求項1あるいは2に
    記載の多重伝送方法。
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