JP2901837B2 - 竪型射出成形機 - Google Patents

竪型射出成形機

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JP2901837B2
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Sumitomo Heavy Industries Ltd
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    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
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    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/40Removing or ejecting moulded articles
    • B29C45/42Removing or ejecting moulded articles using means movable from outside the mould between mould parts, e.g. robots
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  • Robotics (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、竪型射出成形機に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、竪型射出成形機においては、下プ
ラテンに対向させて上プラテンが昇降自在に配設され、
前記下プラテンに下金型が、前記上プラテンに上金型が
取り付けられており、前記上プラテンを昇降させること
によって上金型を下金型に接離させることができるよう
になっている。そして、上金型を下金型に接触させたと
きに両者間にキャビティが形成され、射出ノズルから射
出した樹脂を該キャビティ内に充填(じゅうてん)する
ことによって成形品を成形することができる。
【0003】ところで、インサートワークをあらかじめ
下金型にセットして樹脂を充填すると、インサートワー
クを一体的に備えた成形品を成形することができる。こ
の場合、前記上プラテンが昇降自在に配設されているの
に対し、下プラテンは、スライド式の竪型射出成形機の
場合水平方向にスライド自在に、ロータリ式の竪型射出
成形機の場合回動自在に配設される。
【0004】そして、まず、型開状態において下プラテ
ンを移動させて型締ブッシュの外に出し、ロボットによ
ってインサートワークを下金型にセットした後、型締ブ
ッシュの中に入れて型締めを行い、前記キャビティ内に
樹脂を充填する。次に、該樹脂を冷却した後、再び型開
きを行うとともに下プラテンを移動させて型締ブッシュ
の外に出し、ロボットによって下金型から成形品を取り
出すようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の竪型射出成形機においては、スライド式のものの場
合スライド機構が、ロータリ式のものの場合回動機構が
必要になり、コストが高くなってしまうだけでなく、前
記下プラテンを型締ブッシュの外に出したり、型締ブッ
シュの中に入れたりするために長い時間が必要になると
ともに、下金型にインサートワークをセットしたり、下
金型から成形品を取り出すために長い時間が必要にな
り、成形サイクルが長くなってしまう。
【0006】そこで、例えば、ロータリ式の竪型射出成
形機においては、成形サイクルを短くするために下金型
を2面に配設するようにしているが、下金型の面数が増
加した分だけ寸法精度が低下し、精密な成形品を成形す
ることができなくなるとともに、コストが高くなってし
まう。本発明は、前記従来の竪型射出成形機の問題点を
解決して、コストを低くすることができるとともに、成
形サイクルを短くすることができる竪型射出成形機を提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明の竪
型射出成形機においては、昇降自在に配設された上プラ
テンと、該上プラテンに取り付けられた上金型と、該上
金型と対向させて配設され、上金型との間にキャビティ
を形成する下金型と、該下金型を水平方向に移動させる
スライド機構とを有する。
【0008】また、前記キャビティに先端を臨ませて昇
降自在に配設され、型開き時に上昇させられて、成形品
を、突き上げ、下金型から離型させて上金型に残す下金
型エジェクタピンと、前記キャビティに先端を臨ませて
昇降自在に配設され、成形品を取り出すために突き落と
し、上金型から離型させる上金型エジェクタピンと、水
平方向に移動自在に配設されたインサートワークセット
・成形品取出装置とを有する。そして、該インサートワ
ークセット・成形品取出装置は、上面側に成形品を受け
る受け手段を、下面側にインサートワークを下金型にセ
ットするセット手段を備える。また、前記下金型は、ス
ライド機構によって移動させられ、上金型と対向する型
締位置、及びセット手段と対向するインサートワークセ
ット位置を採る。
【0009】本発明の他の竪型射出成形機においては、
昇降自在に配設された上プラテンと、該上プラテンに取
り付けられた上金型と、該上金型と対向させて配設さ
れ、上金型との間にキャビティを形成する下金型と、前
記キャビティに先端を臨ませて昇降自在に配設され、型
開き時に上昇させられて、成形品を、突き上げ、下金型
から離型させて上金型に残す下金型エジェクタピンと、
前記キャビティに先端を臨ませて昇降自在に配設され、
成形品を取り出すために突き落とし、上金型から離型さ
せる上金型エジェクタピンと、水平方向に移動自在に配
設されたインサートワークセット・成形品取出装置とを
有する。
【0010】そして、該インサートワークセット・成形
品取出装置は、上面側に上金型と対向させて配設され、
成形品を受ける受け手段を、下面側に下金型と対向させ
て配設され、インサートワークを下金型にセットするセ
ット手段を備える。
【0011】
【作用】本発明によれば、前記のように竪型射出成形機
においては、昇降自在に配設された上プラテンと、該上
プラテンに取り付けられた上金型と、該上金型と対向さ
せて配設され、上金型との間にキャビティを形成する下
金型と、該下金型を水平方向に移動させるスライド機構
と、前記キャビティに先端を臨ませて昇降自在に配設さ
れ、型開き時に上昇させられて、成形品を、突き上げ、
下金型から離型させて上金型に残す下金型エジェクタピ
ンと、前記キャビティに先端を臨ませて昇降自在に配設
され、成形品を取り出すために突き落とし、上金型から
離型させる上金型エジェクタピンと、水平方向に移動自
在に配設されたインサートワークセット・成形品取出装
置とを有する。そして、該インサートワークセット・成
形品取出装置は、上面側に成形品を受ける受け手段を、
下面側にインサートワークを下金型にセットするセット
手段を備える。また、前記下金型は、スライド機構によ
って移動させられ、上金型と対向する型締位置、及びセ
ット手段と対向するインサートワークセット位置を採
る。
【0012】この場合、あらかじめインサートワークを
下金型にセットし、型締め時にキャビティに樹脂を充填
すると、インサートワークを一体的に備えた成形品を成
形することができる。
【0013】そして、型開き時に、下金型エジェクタピ
ンを上昇させると、成形品は、突き上げられ、下金型か
ら離型させられて上金型に残る。続いて、上金型エジェ
クタピンを下降させると、成形品は、突き落とされ、上
金型から離型させられる。このとき、成形品は受け手段
によって受けられる。
【0014】また、下金型をスライド機構によってイン
サートワークセット位置に移動させ、続いて、前記イン
サートワークセット・成形品取出装置を下降させること
によって、インサートワークを下金型にセットすること
ができる。
【0015】本発明の他の竪型射出成形機においては、
昇降自在に配設された上プラテンと、該上プラテンに取
り付けられた上金型と、該上金型と対向させて配設さ
れ、上金型との間にキャビティを形成する下金型と、前
記キャビティに先端を臨ませて昇降自在に配設され、型
開き時に上昇させられて、成形品を、突き上げ、下金型
から離型させて上金型に残す下金型エジェクタピンと、
前記キャビティに先端を臨ませて昇降自在に配設され、
成形品を取り出すために突き落とし、上金型から離型さ
せる上金型エジェクタピンと、水平方向に移動自在に配
設されたインサートワークセット・成形品取出装置とを
有する。
【0016】そして、該インサートワークセット・成形
品取出装置は、上面側に上金型と対向させて配設され、
成形品を受ける受け手段を、下面側に下金型と対向させ
て配設され、インサートワークを下金型にセットするセ
ット手段を備える。この場合、あらかじめインサートワ
ークを下金型にセットし、型締め時にキャビティに樹脂
を充填すると、インサートワークを一体的に備えた成形
品を成形することができる。
【0017】そして、型開き時に、下金型エジェクタピ
ンを上昇させると、成形品は、突き上げられ、下金型か
ら離型させられて上金型に残る。続いて、上金型エジェ
クタピンを下降させると、成形品は、突き落とされ、上
金型から離型させられる。このとき、成形品は受け手段
によって受けられる。
【0018】したがって、前記上金型エジェクタピンを
下降させて、成形品を、突き落とし、上金型から離型さ
せ、続いて、前記インサートワークセット・成形品取出
装置を下降させて、インサートワークを下金型にセット
することができる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら詳細に説明する。図2は本発明の第1の実施例を
示す竪型射出成形機の概略図である。図において、5は
図示しない型締装置によって昇降自在に配設された上プ
ラテン、6はベース、7は該ベース6の上に移動自在に
配設された下プラテン(スライドプラテン)である。ま
た、11は上金型取付板であり、該上金型取付板11を
介して上金型12が前記上プラテン5に取り付けられ
る。そして、図示しない射出装置の射出ノズルは射出工
程において前進し、射出ノズルの先端が上金型12のス
プルーブッシュ13に接触させられる。
【0020】一方、14は下金型であり、該下金型14
は下金型取付板15を介して前記下プラテン7に取り付
けられる。該下プラテン7は図示しないスライド機構に
接続され、前記ベース6の上を水平方向に移動すること
ができる。そして、射出ノズルから射出された樹脂は、
スプルーからランナを通り、ゲート25を介して上金型
12と下金型14の間に形成されたキャビティ16内に
充填される。この時、インサートワーク17はあらかじ
め下金型14にセットされ、インサートワーク17を一
体的に備えた図示しない成形品を成形することができる
ようになっている。なお、18は前記下金型14を支持
する受け板である。
【0021】そして、前記射出工程が完了すると、続い
て保圧工程に入りキャビティ16内の樹脂圧が増大させ
られる。次に、冷却工程に入り樹脂の冷却が開始され、
一定時間後に型開きが行われ、両金型12,14が開か
れる。この時、上金型12に成形品を残した状態で型開
きを行うため、下金型エジェクタピン31が配設され
る。該下金型エジェクタピン31は、キャビティ16に
先端を臨ませて昇降自在に配設され、該下金型エジェク
タピン31を上昇させることによって型開き時に成形品
を突き上げ、下金型14から離型させる。
【0022】そのため、該下金型エジェクタピン31は
下金型14及び受け板18を貫通して下方に延び、下端
に形成されたヘッド部がエジェクタプレート21,22
によって狭持され固定される。そして、該エジェクタプ
レート21,22を昇降させるために前記ベース6に下
エジェクタシリンダ33が配設される。該下エジェクタ
シリンダ33は前記ベース6を貫通して上方に延びるエ
ジェクタロッド34を有し、油圧によってエジェクタロ
ッド34を昇降させることができる。そして、該エジェ
クタロッド34は下方位置で前記ベース6内に収まり、
上方位置で前記ベース6から突出する。
【0023】一方、前記下プラテン7は、前記エジェク
タロッド34に対応する位置に、下プラテン7を貫通し
て上方に延びる中間ロッド36を有する。そして、該中
間ロッド36は、前記エジェクタロッド34が下方位置
にある時に前記下プラテン7内に収まり、前記エジェク
タロッド34が前記ベース6から突出した時に押されて
下プラテン7から突出する。なお、前記中間ロッド36
は、前記下プラテン7内において下方位置を設定するた
めに拡径部36aを有する。
【0024】さらに、前記中間ロッド36に対応する位
置に、下金型取付板15を貫通して下方に延びる突出ロ
ッド35が配設される。該突出ロッド35は上端にヘッ
ド部を有し、該ヘッド部がエジェクタプレート21,2
2によって狭持され固定される。したがって、前記下エ
ジェクタシリンダ33が作動してエジェクタロッド34
を上昇させると、中間ロッド36及び突出ロッド35を
介してエジェクタプレート21,22に力が伝達される
ため、下金型エジェクタピン31を上昇させることによ
って成形品を突き上げ、下金型14から離型させること
ができる。
【0025】なお、前記下金型エジェクタピン31を上
昇させた後、該下金型エジェクタピン31を下降させる
ため、エジェクタプレート21,22に固定され、受け
板18及び下金型14を貫通して上方に延びるリターン
ピン37が配設される。そして、該リターンピン37を
包囲してエジェクタプレート21と下金型14の間にリ
ターンスプリング38が配設され、エジェクタプレート
21,22を下方に付勢する。
【0026】このようにして、型開き時において成形品
を下金型14から離型させ、上金型12に残すことがで
きるが、型開き後に成形品を取り出すため、上金型エジ
ェクタピン39が配設される。該上金型エジェクタピン
39は、キャビティ16に先端を臨ませて昇降自在に配
設され、該上金型エジェクタピン39を上昇させること
によって成形品を取り出す時に成形品を突き落とし、上
金型12から離型させる。
【0027】そのため、該上金型エジェクタピン39は
上金型12を貫通して上方に延び、上端に形成されたヘ
ッド部がエジェクタプレート41,42によって狭持さ
れ固定される。そして、該エジェクタプレート41,4
2を昇降させるために前記上プラテン5に上エジェクタ
シリンダ43が配設される。該上エジェクタシリンダ4
3は前記上プラテン5を貫通して下方に延びるエジェク
タロッド45を有し、油圧によってエジェクタロッド4
5を昇降させることができる。
【0028】したがって、前記上エジェクタシリンダ4
3が作動してエジェクタロッド45を下降させると、エ
ジェクタプレート41,42に力が伝達されるため、上
金型エジェクタピン39を下降させることによって成形
品を突き落とし、上金型12から離型させることができ
る。なお、前記上金型エジェクタピン39を下降させた
後、該上金型エジェクタピン39を上昇させるため、エ
ジェクタプレート41,42に固定され、上金型12を
貫通して下方に延びるリターンピン47が配設される。
そして、該リターンピン47を包囲してエジェクタプレ
ート41と上金型12の間にリターンスプリング48が
配設され、エジェクタプレート41,42を下方に付勢
する。
【0029】次に、本発明の第1の実施例の動作につい
て図1,3,4,5及び6を併用して説明する。図1は
本発明の第1の実施例を示す竪型射出成形機におけるイ
ンサートワークセット・成形品取出状態図、図3は本発
明の第1の実施例を示す竪型射出成形機における型開開
始状態図、図4は本発明の第1の実施例を示す竪型射出
成形機における型開限状態図、図5は本発明の第1の実
施例を示す竪型射出成形機における型開終了状態図、図
6は本発明の第1の実施例を示す竪型射出成形機におけ
るインサートワークのセット及び成形品の取出しの動作
説明図である。図6の(a)はインサートワークセット
・成形品取出装置が受け皿を有する場合の動作を示し、
(b)はインサートワークセット・成形品取出装置がチ
ャックを有する場合の動作を示す。
【0030】図2の型締状態において、上金型12と下
金型14の間のキャビティ16内に樹脂が充填される。
この時、インサートワーク17があらかじめ下金型14
にセットされ、インサートワーク17を一体的に備えた
成形品を成形することができるようになっている。そし
て、射出工程が完了すると、続いて保圧工程に入りキャ
ビティ16内の樹脂圧が増大させられる。次に、冷却工
程に入り樹脂の冷却が開始され、一定時間後に型開きが
行われ、両金型12,14が開かれる。
【0031】ここで、冷却工程が完了する前にエジェク
タロッド34が上昇させられる。この時、エジェクタプ
レート21,22から上方に延びるリターンピン37は
上金型12のパーティングライン面に当接してストッパ
となるため、エジェクタプレート21,22は上昇しな
い。次に、図示しない型開遅延タイマによって設定され
た時間が経過すると、図3に示すように型開きが開始さ
れる。そして、図示しない下エジェクタピン突出し遅延
タイマによって設定された時間が経過すると、下エジェ
クタシリンダ33が作動してエジェクタロッド34を上
昇させる。これにより、中間ロッド36及び突出ロッド
38を介してエジェクタプレート21,22に力が伝達
され、下金型エジェクタピン31が上昇させられる。し
たがって、下金型エジェクタピン31によって成形品5
1を上金型12に残した状態で突き上げ、下金型14か
ら離型させることができる。
【0032】この場合、下エジェクタシリンダ33によ
る成形品51の突出し速度は、型締装置による型開速度
より高く設定されるが、前記リターンピン37が上金型
12のパーティングライン面に当接してストッパとなる
ため、実際の突出し速度は型開速度と等しくなり、成形
品51が上金型12から離型しないようになっている。
【0033】このため、前記下エジェクタシリンダ33
は図示しない制御装置によって制御され、突出し速度が
調整される。なお、前記突出し速度を型開速度と等しく
することによって、通常の抜き勾配(こうばい)を持っ
た成形品51であっても上金型12から離型しないよう
にすることができる。また、下エジェクタシリンダ33
は前記制御装置によって制御され、突出し圧力が調整さ
れ、前記リターンピン37が上金型12のパーティング
ライン面に当接した状態で下金型エジェクタピン31に
よって成形品51を突き上げるための最小限の突出し圧
力が発生させられる。
【0034】続いて、図4に示すように上プラテン5が
更に上昇させられて型開限位置に至ると、前記上金型1
2と下金型14の間に後述するインサートワークセット
・成形品取出装置を挿入することができるだけの間隔が
形成される。この時、成形品51は上金型12から離型
していない。その後、図5に示すように下エジェクタシ
リンダ33が作動してエジェクタロッド34を下降さ
せ、下金型エジェクタピン31を突出し開始位置まで戻
す。そして、図1に示すようにインサートワークセット
・成形品取出装置55が図の左方に移動させられ、成形
品受け・インサートワークセット位置に置かれる。この
時、スライド機構が作動して下金型14がインサートワ
ークセット位置に置かれる。
【0035】前記インサートワークセット・成形品取出
装置55は、アーム56の先端に成形品を受けるための
受け皿57を有し、該受け皿57の設定された距離だけ
手前(図の右方)に真空吸着パッド59を有する。前記
受け皿57は前記成形品51を受けることができるだけ
の大きさを有しており、真空吸着パッド59は下金型1
4にセットするすべてのインサートワーク17を保持す
ることができるだけの数を有する。該真空吸着パッド5
9は図示しない真空源に接続されていて、インサートワ
ーク17を真空吸引して保持することができるようにな
っている。
【0036】そして、インサートワークセット・成形品
取出装置55の前記成形品受け・インサートワークセッ
ト位置において、受け皿57は上金型12に残された成
形品51の直下に位置する。また、下金型14のインサ
ートワークセット位置において、前記下金型14は真空
吸着パッド59に対向する。次に、前記上エジェクタシ
リンダ43が作動してエジェクタロッド45を下降させ
ると、エジェクタプレート41,42に力が伝達され、
上金型エジェクタピン39が下降して成形品51を前記
受け皿58の上に突き落とし、上金型12から離型させ
ることができる。
【0037】続いて、前記インサートワークセット・成
形品取出装置55が下降させられ、インサートワーク1
7を下金型14にセットする。そして、前記インサート
ワークセット・成形品取出装置55は前記受け皿58の
上に成形品51を載置したまま上昇させられ、原点位置
まで後退させられる。一方、インサートワーク17がセ
ットされた後の下金型14は、スライド機構を作動させ
ることによって上金型12と対向する型締位置に移動さ
せられる。
【0038】前記インサートワークセット・成形品取出
装置55は、図6の(a)に示すように移動させられ
る。図の矢印はインサートワークセット・成形品取出装
置55の移動方向を示し、矢印に付された○付き数字は
移動の順序を示す。なお、前記インサートワークセット
・成形品取出装置55において、成形品51を取り出す
ために受け皿58を使用することなく、図示しないチャ
ックを使用することもできる。図6の(b)はチャック
を使用した時のインサートワークセット・成形品取出装
置55の移動方向と移動の順序を示す。
【0039】このように、成形品51を上金型12に残
した状態で型開きを行い、上金型12から成形品51を
離型させ、直ちにインサートワーク17を下金型14に
セットすることができるため、成形サイクルを短くする
ことができる。また、前記インサートワーク17を下金
型14にセットする場合に、前記スライド機構が作動し
て下金型14がインサートワークセット位置に置かれ
る。したがって、インサートワーク17のセットが容易
になるとともに、インサートワーク17がセットされた
か否かの確認が容易になる。
【0040】さらに、フープ・インサート成形を行う場
合でもインサートワークとフープ材が干渉することがな
くなり、インサートワークを容易にセットすることがで
きる。次に、本発明の第2の実施例について説明する図
7は本発明の第2の実施例を示す竪型射出成形機の概略
図である。
【0041】図において、5は図示しない型締装置によ
って昇降自在に配設された上プラテン、7は下プラテン
である。また、11は上金型取付板であり、該上金型取
付板11を介して上金型12が前記上プラテン5に取り
付けられる。そして、図示しない射出装置の射出ノズル
は射出工程において前進し、射出ノズルの先端が上金型
12のスプルーブッシュ13に接触させられる。
【0042】一方、14は下金型であり、該下金型14
は下金型取付板15を介して前記下プラテン7に取り付
けられる。そして、射出ノズルから射出された樹脂は、
スプルーからランナを通り、ゲート25を介して上金型
12と下金型14の間に形成されたキャビティ16内に
充填される。この時、インサートワーク17はあらかじ
め下金型14にセットされ、インサートワーク17を一
体的に備えた図示しない成形品を成形することができる
ようになっている。なお、18は前記下金型14を支持
する受け板である。
【0043】そして、前記射出工程が完了すると、続い
て保圧工程に入りキャビティ16内の樹脂圧が増大させ
られる。次に、冷却工程に入り樹脂の冷却が開始され、
一定時間後に型開きが行われ、両金型12,14が開か
れる。この時、上金型12に成形品を残した状態で型開
きを行うため、下金型エジェクタピン31が配設され
る。該下金型エジェクタピン31は、キャビティ16に
先端を臨ませて昇降自在に配設され、該下金型エジェク
タピン31を上昇させることによって型開き時に成形品
を突き上げ、下金型14から離型させる。
【0044】そのため、該下金型エジェクタピン31は
下金型14及び受け板18を貫通して下方に延び、下端
に形成されたヘッド部がエジェクタプレート21,22
によって狭持され固定される。そして、該エジェクタプ
レート21,22を昇降させるために前記下プラテン7
に下エジェクタシリンダ33が配設される。該下エジェ
クタシリンダ33は前記下プラテン7を貫通して上方に
延びるエジェクタロッド65を有し、油圧によってエジ
ェクタロッド65を昇降させることができる。そして、
該エジェクタロッド65は上端が前記エジェクタプレー
ト22に当接させられる。
【0045】したがって、前記下エジェクタシリンダ3
3が作動してエジェクタロッド65を上昇させると、エ
ジェクタプレート21,22に力が伝達されるため、下
金型エジェクタピン31を上昇させることによって成形
品を突き上げ、下金型14から離型させることができ
る。なお、前記下金型エジェクタピン31を上昇させた
後、該下金型エジェクタピン31を下降させるため、エ
ジェクタプレート21,22に固定され、受け板18及
び下金型14を貫通して上方に延びるリターンピン37
が配設される。そして、該リターンピン37を包囲して
エジェクタプレート21と下金型14の間にリターンス
プリング38が配設され、エジェクタプレート21,2
2を下方に付勢する。
【0046】このようにして、型開き時において成形品
を下金型14から離型させ、上金型12に残すことがで
きるが、型開き後に成形品を取り出すため、上金型エジ
ェクタピン39が配設される。該上金型エジェクタピン
39は、キャビティ16に先端を臨ませて昇降自在に配
設され、該上金型エジェクタピン39を下降させること
によって成形品を取り出す時に成形品を突き落とし、上
金型12から離型させる。
【0047】そのため、該上金型エジェクタピン39は
上金型12を貫通して上方に延び、上端に形成されたヘ
ッド部がエジェクタプレート41,42によって狭持さ
れ固定される。そして、該エジェクタプレート41,4
2を昇降させるために前記上プラテン5に上エジェクタ
シリンダ43が配設される。該上エジェクタシリンダ4
3は前記上プラテン5を貫通して下方に延びるエジェク
タロッド45を有し、油圧によってエジェクタロッド4
5を昇降させることができる。
【0048】したがって、前記上エジェクタシリンダ4
3が作動してエジェクタロッド45を下降させると、エ
ジェクタプレート41,42に力が伝達されるため、上
金型エジェクタピン39を下降させることによって成形
品を突き落とし、上金型12から離型させることができ
る。なお、前記上金型エジェクタピン39を下降させた
後、該上金型エジェクタピン39を上昇させるため、エ
ジェクタプレート41,42に固定され、上金型12を
貫通して下方に延びるリターンピン47が配設される。
そして、該リターンピン47を包囲してエジェクタプレ
ート41と上金型12の間にリターンスプリング48が
配設され、エジェクタプレート41,42を下方に付勢
する。
【0049】次に、本発明の第2の実施例の動作につい
て図8から10までを併用して説明する。図8は本発明
の第2の実施例を示す竪型射出成形機における型開開始
状態図、図9は本発明の第2の実施例を示す竪型射出成
形機における型開限状態図、図10は本発明の第2の実
施例を示す竪型射出成形機におけるインサートワークセ
ット・成形品取出状態図である。
【0050】図7の型締状態において、上金型12と下
金型14の間のキャビティ16内に樹脂が充填される。
この時、インサートワーク17はあらかじめ下金型14
にセットされ、インサートワーク17を一体的に備えた
成形品を成形することができるようになっている。そし
て、射出工程が完了すると、続いて保圧工程に入りキャ
ビティ16内の樹脂圧が増大させられる。次に、冷却工
程に入り樹脂の冷却が開始され、一定時間後に型開きが
行われ、両金型12,14が開かれる。
【0051】ここで、冷却工程が完了する前にエジェク
タロッド65が上昇させられる。この時、エジェクタプ
レート21,22から上方に延びるリターンピン37は
上金型12のパーティングライン面に当接してストッパ
となるため、エジェクタプレート21,22は上昇しな
い。次に、図示しない型開遅延タイマによって設定され
た時間が経過すると、図8に示すように型開きが開始さ
れる。そして、図示しない下エジェクタピン突出し遅延
タイマによって設定された時間が経過すると、下エジェ
クタシリンダ33が作動してエジェクタロッド65を上
昇させる。これにより、エジェクタプレート21,22
に力が伝達され、下金型エジェクタピン31が上昇させ
られる。したがって、下金型エジェクタピン31によっ
て成形品51を上金型12に残した状態で突き上げ、下
金型14から離型させることができる。
【0052】この場合、下エジェクタシリンダ33によ
る成形品51の突出し速度は、型締装置による型開速度
より高く設定されるが、前記リターンピン37が上金型
12のパーティングライン面に当接してストッパとなる
ため、実際の突出し速度は型開速度と等しくなり、成形
品51が上金型12から離型しないようになっている。
【0053】このため、前記下エジェクタシリンダ33
は図示しない制御装置によって制御され、突出し速度が
調整される。なお、前記突出し速度を型開速度と等しく
することによって、通常の抜き勾配を持った成形品51
であっても上金型12から離型しないようにすることが
できる。また、下エジェクタシリンダ33は前記制御装
置によって制御され、突出し圧力が調整され、前記リタ
ーンピン37が上金型12のパーティングライン面に当
接した状態で下金型エジェクタピン31によって成形品
51を突き上げるための最小限の突出し圧力が発生させ
られる。
【0054】続いて、図9に示すように上プラテン5が
更に上昇させられて型開限位置に至ると、前記上金型1
2と下金型14の間に後述するインサートワークセット
・成形品取出装置を挿入することができるだけの間隔が
形成される。この時、成形品51は上金型12から離型
していない。その後、下エジェクタシリンダ33が作動
してエジェクタロッド65を下降させ、下金型エジェク
タピン31を突出し開始位置まで戻す。そして、インサ
ートワークセット・成形品取出装置67が図の左方に移
動させられ、図10に示すように成形品受け・インサー
トワークセット位置に置かれる。
【0055】前記インサートワークセット・成形品取出
装置67は、アーム68の先端の上面に成形品51を受
けるための受け皿69を有し、下面に真空吸着パッド7
0を有する。前記受け皿69は前記成形品51を受ける
ことができるだけの大きさを有し、真空吸着パッド70
は下金型14にセットするすべてのインサートワーク1
7を保持することができるだけの数を有する。該真空吸
着パッド79は図示しない真空源に接続されていて、イ
ンサートワーク17を真空吸引して保持することができ
るようになっている。
【0056】そして、インサートワークセット・成形品
取出装置67の前記成形品受け・インサートワークセッ
ト位置において、受け皿69は上金型12に残された成
形品51の直下に位置するとともに、前記下金型14は
真空吸着パッド59によって保持されたインサートワー
ク17の直下に位置する。次に、前記上エジェクタシリ
ンダ43が作動してエジェクタロッド45を下降させる
と、エジェクタプレート41,42に力が伝達され、上
金型エジェクタピン39が下降して成形品51を前記受
け皿69の上に突き落とし、上金型12から離型させる
ことができる。
【0057】続いて、前記インサートワークセット・成
形品取出装置67が下降させられ、インサートワーク1
7を下金型14にセットする。そして、前記インサート
ワークセット・成形品取出装置67は前記受け皿69の
上に成形品51を載置したまま上昇させられ、原点位置
まで後退させられる。前記インサートワークセット・成
形品取出装置67は、図6の(a)に示すように移動さ
せられる。図の矢印はインサートワークセット・成形品
取出装置67の移動方向を示し、矢印に付された○付き
数字は移動の順序を示す。
【0058】なお、前記インサートワークセット・成形
品取出装置67において、成形品51を取り出すために
受け皿69を使用することなく、図示しないチャックを
使用することもできる。図6の(b)はチャックを使用
した時のインサートワークセット・成形品取出装置67
の移動方向と移動の順序を示す。このように、成形品5
1を上金型12に残した状態で型開きを行い、上金型1
2から成形品51を離型させ、直ちにインサートワーク
17を下金型14にセットすることができるため、成形
サイクルを短くすることができる。
【0059】なお、本発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させるこ
とが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するも
のではない。
【0060】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、竪型射出成形機においては、昇降自在に配設され
た上プラテンと、該上プラテンに取り付けられた上金型
と、該上金型と対向させて配設され、上金型との間にキ
ャビティを形成する下金型と、該下金型を水平方向に移
動させるスライド機構と、前記キャビティに先端を臨ま
せて昇降自在に配設され、型開き時に上昇させられて、
成形品を、突き上げ、下金型から離型させて上金型に残
す下金型エジェクタピンと、前記キャビティに先端を臨
ませて昇降自在に配設され、成形品を取り出すために突
き落とし、上金型から離型させる上金型エジェクタピン
と、水平方向に移動自在に配設されたインサートワーク
セット・成形品取出装置とを有する。
【0061】そして、該インサートワークセット・成形
品取出装置は、上面側に成形品を受ける受け手段を、下
面側にインサートワークを下金型にセットするセット手
段を備える。また、前記下金型は、スライド機構によっ
て移動させられ、上金型と対向する型締位置、及びセッ
ト手段と対向するインサートワークセット位置を採る。
【0062】この場合、型開き時に、前記金型エジェク
タピンを上昇させて、成形品を、突き上げ、下金型から
離型させて上金型に残した後、インサートワークセット
・成形品取出装置を移動させ、さらに、前記上金型エジ
ェクタピンを下降させて、成形品を、前記受け手段上に
突き落とし、上金型から離型させる。このとき、前記下
金型がスライド機構によってインサートワークセット位
置に移動させられる。したがって、成形品を、前記受け
手段上に突き落とし、上金型から離型させるのと並行し
て、下金型にインサートワークをセットすることができ
るので、成形サイクルを短くすることができる。
【0063】また、下金型の面数を少なくすることがで
きるので、寸法精度を高くすることができ、精密な成形
品を成形することができるとともに、竪型射出成形機の
コストを低くすることができる。そして、前記インサー
トワークを下金型にセットする際に、該下金型がスライ
ド機構によってインサートワークセット位置に移動させ
られるので、インサートワークをセットする作業を容易
にすることができるとともに、インサートワークがセッ
トされたかどうかを容易に確認することができる。
【0064】さらに、フープ・インサート成形を行う場
合でもインサートワークとフープ材とが干渉することが
なくなり、インサートワークを容易にセットすることが
できる。本発明の他の竪型射出成形機においては、昇降
自在に配設された上プラテンと、該上プラテンに取り付
けられた上金型と、該上金型と対向させて配設され、上
金型との間にキャビティを形成する下金型とを有する。
【0065】また、前記キャビティに先端を臨ませて昇
降自在に配設され、型開き時に上昇させられて、成形品
を、突き上げ、下金型から離型させて上金型に残す下金
型エジェクタピンと、前記キャビティに先端を臨ませて
昇降自在に配設され、成形品を取り出すために突き落と
し、上金型から離型させる上金型エジェクタピンと、水
平方向に移動自在に配設されたインサートワークセット
・成形品取出装置とを有する。そして、該インサートワ
ークセット・成形品取出装置は、上面側に上金型と対向
させて配設され、成形品を受ける受け手段を、下面側に
下金型と対向させて配設され、インサートワークを下金
型にセットするセット手段を備える。
【0066】この場合、型開き時に、前記金型エジェク
タピンを上昇させて、成形品を、突き上げ、下金型から
離型させて上金型に残した後、前記インサートワークセ
ット・成形品取出装置を移動させ、さらに、上金型エジ
ェクタピンを下降させて、成形品を、前記受け手段上に
突き落とし、上金型から離型させる。したがって、成形
品を、前記受け手段上に突き落とし、上金型から離型さ
せるのと並行して、下金型にインサートワークをセット
することができるので、成形サイクルを短くすることが
できる。また、下金型の面数を少なくすることができる
ので、寸法精度を高くすることができ、精密な成形品を
成形することができるとともに、竪型射出成形機のコス
トを低くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す竪型射出成形機に
おけるインサートワークセット・成形品取出状態図であ
る。
【図2】本発明の第1の実施例を示す竪型射出成形機の
概略図である。
【図3】本発明の第1の実施例を示す竪型射出成形機に
おける型開開始状態図である。
【図4】本発明の第1の実施例を示す竪型射出成形機に
おける型開限状態図である。
【図5】本発明の第1の実施例を示す竪型射出成形機に
おける型開終了状態図である。
【図6】本発明の第1の実施例を示す竪型射出成形機に
おけるインサートワークのセット及び成形品の取出しの
動作説明図である。
【図7】本発明の第2の実施例を示す竪型射出成形機の
概略図である。
【図8】本発明の第2の実施例を示す竪型射出成形機に
おける型開開始状態図である。
【図9】本発明の第2の実施例を示す竪型射出成形機に
おける型開限状態図である。
【図10】本発明の第2の実施例を示す竪型射出成形機
におけるインサートワークセット・成形品取出状態図で
ある。
【符号の説明】
5 上プラテン 12 上金型 14 下金型 16 キャビティ 17 インサートワーク 31 下金型エジェクタピン 39 上金型エジェクタピン 51 成形品 55,67 インサートワークセット・成形品取出装
置 58,69 受け皿 59,70 真空吸着パッド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤沢 方大 千葉県千葉市稲毛区長沼原町731番地の 1 住友重機械工業株式会社千葉製造所 内 (56)参考文献 特開 昭57−189810(JP,A) 特開 平5−84790(JP,A) 特開 平4−369516(JP,A) 特開 平1−132723(JP,A) 特開 平3−256717(JP,A) 特開 昭61−171318(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B29C 45/00 - 45/84

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)昇降自在に配設された上プラテン
    と、 (b)該上プラテンに取り付けられた上金型と、 (c)該上金型と対向させて配設され、上金型との間に
    キャビティを形成する下金型と、 (d)該下金型を水平方向に移動させるスライド機構
    と、 (e)前記キャビティに先端を臨ませて昇降自在に配設
    され、型開き時に上昇させられて、成形品を突き上
    げ、下金型から離型させて上金型に残す下金型エジェク
    タピンと、 (f)前記キャビティに先端を臨ませて昇降自在に配設
    され、成形品を取り出すために突き落とし、上金型から
    離型させる上金型エジェクタピンと、 (g)水平方向に移動自在に配設されたインサートワー
    クセット・成形品取出装置を有するとともに、 (h)該インサートワークセット・成形品取出装置は、
    上面側に成形品を受ける受け手段を、下面側にインサー
    トワークを下金型にセットするセット手段を備え、 (i)前記下金型はスライド機構によって移動させら
    れ、上金型と対向する型締位置、及びセット手段と対向
    するインサートワークセット位置を採ることを特徴とす
    る竪型射出成形機。
  2. 【請求項2】 (a)昇降自在に配設された上プラテン
    と、 (b)該上プラテンに取り付けられた上金型と、 (c)該上金型と対向させて配設され、上金型との間に
    キャビティを形成する下金型と、 (d)前記キャビティに先端を臨ませて昇降自在に配設
    され、型開き時に上昇させられて、成形品を突き上
    げ、下金型から離型させて上金型に残す下金型エジェク
    タピンと、 (e)前記キャビティに先端を臨ませて昇降自在に配設
    され、成形品を取り出すために突き落とし、上金型から
    離型させる上金型エジェクタピンと、 (f)水平方向に移動自在に配設されたインサートワー
    クセット・成形品取出装置を有するとともに、 (g)該インサートワークセット・成形品取出装置は、
    上面側に上金型と対向させて配設され、成形品を受ける
    受け手段を、下面側に下金型と対向させて配設され、イ
    ンサートワークを下金型にセットするセット手段を備え
    ことを特徴とする竪型射出成形機。
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