JP2901353B2 - 数値制御工作機械における加工プログラム編集機能を有する数値制御装置 - Google Patents

数値制御工作機械における加工プログラム編集機能を有する数値制御装置

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JP2901353B2
JP2901353B2 JP2419006A JP41900690A JP2901353B2 JP 2901353 B2 JP2901353 B2 JP 2901353B2 JP 2419006 A JP2419006 A JP 2419006A JP 41900690 A JP41900690 A JP 41900690A JP 2901353 B2 JP2901353 B2 JP 2901353B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、数値制御工作機械にお
ける加工プログラム編集機能を有する数値制御装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】数値制御工作機械における加工動作は加
工プログラムに基づいて行なわれるが、加工プログラム
は一般的に図12に示すように1つの加工工程の動作を
定義した工程単位プログラムPUT(i)が1個以上連
続した形で構成されている。1つの主軸台と1つの刃物
台を有する数値制御工作機械の場合は、該工程単位プロ
グラムPUT(i)を並び換えることにより加工プログ
ラムPROの実行順序を変更することができる。
【0003】次に、複数の主軸台あるいは複数の刃物台
を有する数値制御工作機械における加工プログラムの実
行順序の変更方法を説明する。尚、複数の主軸台あるい
は複数の刃物台を有する数値制御工作機械として、例え
ば同時加工による加工効率の向上を目的とした1つの主
軸台に2つの刃物台を有する2サドル工作機械、表裏一
体加工による加工効率の向上を目的とした2つの主軸台
に少なくとも1つの刃物台を有する2スピンドル工作機
械が提案されている。
【0004】加工動作は主軸台と刃物台の相対運動を制
御することにより実行されるが、複数の主軸台あるいは
複数の刃物台を有する数値制御工作機械においては加工
動作を行なえる主軸台と刃物台の組合せが複数存在する
ため、このような数値制御工作機械は一般的に複数の制
御プロセスを具備しており、各制御プロセスは独立して
制御対象である主軸台及び刃物台の制御動作を行なうこ
とができるように構成されている。
【0005】このような数値制御工作機械における工程
単位プログラムPUT(i)は、図12に示すようにプ
ロセス定義指令TRC(i)と軸動作指令PRC(i)
から構成されており、制御プロセス定義指令TRC
(i)は以降に指令されている軸動作指令PRC(i)
の内容がどの制御プロセスに関するものかを定義するも
のである。
【0006】制御プロセス定義指令TRC(i)により
指定された制御プロセスは新たな制御プロセス定義指令
TRC(i)が指令され、新たな制御プロセスが定義さ
れるまでは前の制御プロセス定義指令TRC(i)によ
り指定された制御プロセスが有効となり、その定義され
た状態が以後の軸動作指令PRC(i)において保持さ
れる。また、軸動作指令PRC(i)の中には軸移動指
令及び必要に応じて主軸回転数指令RPM(i)、主軸
回転指令ROT(i)、工具交換指令TOL(i)、同
期指令SYN(i)が指令されている。また、制御プロ
セス定義指令TRC(i)及び軸動作指令PRC(i)
におけるブロックの先頭にはラベルLABが指令されて
いる。同期指令SYN(i)は、同時加工を行なうため
に異なる制御プロセス間で軸動作指令PRC(i)の同
期をとったり、あるいは並列して実行できない制御プロ
セス間で軸動作指令PRC(i)の実行順序を定義する
目的で指令される。
【0007】図13は複数の主軸台あるいは複数の刃物
台を有する数値制御工作機械の一例を示す概略図であ
り、2つの主軸台と2つの刃物台を備えている。2つの
主軸台は機体2−1の両側に互いに対向した形で配置さ
れ、第1主軸台2−2及び第2主軸台2−3はそれぞれ
Z1軸方向及びZ2軸方向に移動可能となるように支持
されている。各主軸台2−2及び2−3には主軸2−2
a及び2−3aがその回転軸線CT1を一致させた形で
支持されており、更に各主軸2−2a及び2−3aの先
端にはチャック2−2b及び2−3bが装着されてい
る。各チャック2−2b及び2−3bにはワーク2−4
及び2−5が把握されている。
【0008】2つの刃物台は回転軸線CT1をはさむ形
で配置され、第1刃物台2−6はX1軸方向に移動可能
であるように支持されており、第2刃物台2−7はZ3
軸方向とX2軸方向に移動可能であるように配置されて
いる。各刃物台2−6及び2−7には多角形の筒状に形
成されたタレット2−6a及び2−7aが装着されてお
り、各タレット2−6a及び2−7aには旋削工具2−
8及び2−9が装着されている。
【0009】以上の構成により、ワーク2−4は第1主
軸台2−2において表工程の加工が行なわれた後、第1
主軸台2−2から第2主軸台2−3に受け渡され、第2
主軸台2−3に保持された状態で裏工程の加工が行なわ
れる。つまり、ワーク2−5は表工程の加工が終了した
状態のワークである。
【0010】本例において加工動作を行なえる主軸台と
刃物台の組合せは4つになるため、各組合せに対応して
4つの制御プロセスを考え、各制御プロセスの制御プロ
セス定義指令TRC(i)をG13=第1制御プロセス
(第1主軸台と第1刃物台の組合せ)G14=第2制御
プロセス(第1主軸台と第2刃物台の組合せ)G15=
第3制御プロセス(第2主軸台と第1刃物台の組合せ)
G16=第4制御プロセス(第2主軸台と第2刃物台の
組合せ)と表すこととする。
【0011】また、表工程および裏工程における同時加
工は第1制御プロセスと第2制御プロセスの並列動作及
び第3制御プロセスと第4制御プロセスの並列動作によ
り可能となり、それらの並列動作を定義する同期指令S
YN(i)を P(**)=刃物台を共有しない制御プロセスとの同期
を行なう**:数字 同期ルール:同期指令SYN(i)を含むブロックはP
(**)に記す数字が同期先制御プロセスのP(**)
に記す数字より大きい場合は実行できない。 と表すこととする。
【0012】さらに、第1制御プロセスと第3制御プロ
セスの並列動作及び第2制御プロセスと第4制御プロセ
スの並列動作は同じ刃物台を共有しているため不可能で
あり、それらの動作を順序付ける同期指令SYN(i)
を Q(**)=刃物台を共有する制御プロセスとの同期を
行なう**:数字 同期ルール:同期指令SYN(i)を含むブロックはQ
(**)に記す数字が同期先制御プロセスのQ(**)
に記す数字より大きい場合は実行できない。 と表すこととする。
【0013】尚、本例ではGコードにより制御プロセス
定義指令を表現し、P、Qコードにより同期指令を表現
しているが、他のコードを使用することも考えられる。
【0014】図14は上記数値制御工作機械において表
工程と裏工程を単独加工として定義した加工方法の一例
を横軸を加工時間として表したもので、表工程において
第1加工工程〜第4加工工程が行なわれ、裏工程におい
て第5加工工程〜第6加工工程が行なわれる例である。
同図の加工における加工プログラムPROは、図15に
示すように第1加工工程〜第6加工工程の動作を定義し
た工程単位プログラムPUT(1)〜PUT(6)が連
続した形で構成されており、 TRC(1)=G13 TRC(2)=G13 TRC(3)=G13 TRC(4)=G13 TRC(5)=G16 TRC(6)=G16 となる。
【0015】尚、制御プロセス定義指令TRC(i)は
新たな制御プロセスが定義されるまで保持されるため、
制御プロセス定義指令TRC(2)〜TRC(4)及び
TRC(6)は省略可能である。また、図14に示す加
工には同時加工工程及び刃物台を共有する加工工程がな
いため同期指令SYS(i)は指令されていない。
【0016】図14に示す加工では表工程の加工時間T
2と裏工程の加工時間T1の加工時間差(T2−T1)
が大きいので、効率的な加工を行なうためには表工程の
加工時間を短縮し、刃物台の効率的なサイクルバランス
を図る必要がある。そのため、第1加工工程と第3加工
工程が同時加工可能であるとすると、図15に示すよう
に表工程において第1加工工程と第3加工工程を同時加
工とするとともに、第1加工工程終了後ただちに裏工程
の加工(第5加工工程、第6加工工程)を開始するよう
に加工プログラムの実行順序を修正する必要がある。
【0017】図16は加工プログラムの実行順序の修正
手順を示したフローチャートであり、図17はその修正
手段である数値制御装置の表示装置と入力装置である。
画面12−1に加工プログラムを表示させ、ページキー
12−4及びカーソルキー12−3を操作して、移動さ
せたい工程単位プログラムの先頭ブロックにカーソル1
2−6を移動させ(ステップS1) 、工程単位プログラ
ムをカットする(ステップS2) 。カットした工程単位
プログラムを移動させたいブロックにカーソル12−6
を移動させ(ステップS3) 、カットした工程単位プロ
グラムを挿入させる(ステップS4) 。そして、上記ス
テップS1〜S4を移動すべき工程単位プログラムごと
に行なう(ステップS5) 。尚、上述した工程単位プロ
グラムのカット及び挿入はファンクションキー12−5
を押すことにより可能である。
【0018】同様に制御プロセス定義指令や同期指令を
修正する場合も、ページーキー12−4及びカーソルキ
ー12−3を操作してカーソル12−6を修正する箇所
に移動させ、キーボード12−2により直接文字や数値
を入力することになる(ステップS6〜S9) 。そし
て、上記ステップS6〜S9も修正すべき工程単位プロ
グラムごとに行なう(ステップS10) 。
【0019】また、図19は図18の加工における加工
プログラムPRO´を示すものである。この加工プログ
ラムPRO´を作成するためには、加工プログラムPR
O´の工程単位プログラムの並びをPUT´(1)〜P
UT´(6)とすると、 (1)工程プログラム単位の入れ替え PUT(1)→PUT´(2) PUT(2)→PUT´(3) PUT(3)→PUT´(1) (2)制御プロセス定義指令の変更 TRC´(2):G13→G14 (3)同期指令の設定 SYN´(1):P(10)Q(10) SYN´(2):P(10)Q(10) SYN´(3):P(20)Q(20) SYN´(4):P(30)Q(30) SYN´(5):P(20)Q(20) SYN´(6):P(30)Q(30) という修正を図15に示す加工プログラムPROに施す
必要がある。
【0020】尚、同期指令SYN(i)も制御プロセス
定義指令TRC(i)と同様、新たに指令されるまで状
態が保持されるため、 SYN’(1):P(10) SYN’(2):P(10)Q(10) SYN’(3):P(20) SYN’(4): SYN’(5):P(20) SYN’(6): と省略可能である。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の数値制
御装置では加工プログラムの総ブロック数に比べ画面に
表示できるブロック数は非常に少ないため、ページキー
やカーソルキーを数多く押して修正箇所を探さなければ
ならないばかりか、複数の主軸台あるいは複数の刃物台
を有する数値制御工作機械の場合には、制御プロセス定
義指令や同期指令を理解しなければならず、作業者に多
大な負担を負わせることになる。さらに、コードや数値
を直接入力しなければならないため、入力ミスが発生し
やすく実加工に支障をきたすという問題があった。
【0022】本発明は上述のような事情から成されたも
のであり、本発明の目的は、画面上に表示された工程名
称の配置を変更することのみにより、加工プログラムの
実行順序を変換することができる数値制御工作機械にお
ける加工プログラム編集機能を有する数値制御装置を提
供することにある。
【0023】
【課題を解決するための手段】本発明は、ISOコード
又はEIAコードから成る加工プログラムに基づき工作
機械を制御する数値制御装置に関するものであり、本発
明の上記目的は、外部入力される特定のISOコード又
はEIAコードを工程分割コードとし、前記工程分割コ
ードが指令されているブロックから指定ブロック数だけ
離れたところに位置するブロックを工程分割ブロックと
し、前記工程分割ブロックにより前記加工プログラムを
工程単位に分割する分割手段と、外部入力される特定の
ISOコード又はEIAコードを工程識別コードとし、
前記工程識別コードを前記工程単位プログラムから抽出
することにより前記各工程単位プログラムに工程名称を
定義する定義手段と、前記工程単位プログラムの実行順
序に従って前記工程名称を画面上に配置する表示手段
と、外部入力される指令に基づき前記工程名称の配置を
変更する変更手段と、変更された工程名称の配置に従っ
て前記加工プログラムの実行順序を変換する変換手段と
を具備することによって達成される。
【0024】
【作用】本発明にあっては、工程単位プログラムごとに
工程名称を付け、この工程名称の配置をオペレータが変
更するのみで加工プログラムの実行順序を自動的に変換
することができるようにしている。
【0025】
【実施例】図1は本発明の数値制御工作機械における加
工プログラム編集機能を有する数値制御装置の一例を示
すブロック図であり、紙テープ1−1、磁気ディスク1
−2及び通信信号1−3等から加工プログラム入出力部
1−4を介して加工プログラムPROが加工プログラム
格納部1−5に格納され、また、変換後加工プログラム
格納部1−17に格納されている加工プログラムPR
O’が加工プログラム入出力部1−4を介して紙テープ
1−1、磁気ディスク1−2及び通信信号1−3等の形
態で外部に出力される。
【0026】入力装置1−14から入力される工程分割
コードDIS1及び工程分割ブロック数LENに基づい
て、加工プログラム格納部1−5に格納されている加工
プログラムPROが加工プログラム分割部1−6にて分
割され、工程分割ブロックSEP(i)が定義される。
【0027】加工プログラム格納部1−5に格納されて
いる加工プログラムPROと加工プログラム分割部1−
6からの工程分割ブロックSEP(i)と入力装置1−
15から入力される工程識別コードDIS2に基づい
て、工程名称NAM(i)が工程名称定義部1−8にて
定義される。
【0028】加工プログラム格納部1−5に格納されて
いる加工プログラムPROと加工プログラム分割部1−
6からの工程分割ブロックSEP(i)に基づいて、工
程配置データEXE(j,k)が工程配置データ作成部
1−7にて設定され、この工程配置データEXE(j,
k)が工程配置データ格納部1−9に格納される。工程
配置データ格納部1−9に格納されている工程配置デー
タEXE(j,k)に基づいて、工程名称定義部1−8
から工程名称表示部1−11に送出されて来た工程名称
NAM(i)が画面1−13に表示される。
【0029】入力装置1−16からの指令に基づいて、
工程配置データ格納部1−9に格納されている工程配置
データEXE(j,k)が工程配置データ変更部1−1
0にて変更され、この工程配置データEXE(j,k)
と加工プログラム分割部1−6からの工程分割ブロック
SEP(i)に基づいて、加工プログラム格納部1−5
に格納されている加工プログラムPROの実行順序を加
工プログラム変換部1−12にて変換し、変換後加工プ
ログラムPRO’として変換後加工プログラム格納部1
−17に格納されるようになっている。尚、入力装置1
−14、1−15、1−16が同じ入力装置であっても
さしつかえはない。
【0030】このような構成において、その加工プログ
ラムの編集手順を図2のフローチャートで説明する。
【0031】作業者は図示しないキーボード等を介して
例えば図3に示す画面上の10−2に工程分割コードを
入力し、10−3に工程分割ブロック数を入力し、10
−4に工程識別コードを入力する(ステップS11〜S
13) 。入力作業が完了すると、画面上に工程名称を配
置した表10−5が表示される。工程名称を配置した表
10−5には、制御プロセスごとに工程名称10−7が
配置されていると共に、各工程名称10−7の先頭には
工程単位番号10−6が表示されている。尚、工程名称
を配置した表10−5は工程配置データEXE(j,
k)と同じ配置であり、EXE(j,k)=iである場
合に工程単位番号iと工程名称NAM(i)を表示する
ことにより表示できる。
【0032】続いて、作業者は図示しないキーボード等
を用いてカーソル10−1を操作して、画面上に配置さ
れた工程名称を移動させる(ステップS14)。例えば
図15の加工プログラムPROから図19の加工プログ
ラムPRO’に変更したい場合は、工程名称の配置を図
3から図4に変更することになる。このようにして変更
作業が完了すると、後は加工プログラムの変換を図示し
ないキーボード等を介して指令することにより加工プロ
グラムの変換が完了し、全ての処理を終了する。
【0033】次に、加工プログラム分割部1−6におけ
る工程単位プログラムPUT(i)の先頭ブロックが何
ブロック目にあるのかを設定した工程分割ブロックSE
P(i)の設定方法を図5のフローチャートで説明す
る。尚、ここで、工程単位プログラムPUT(i)のi
を工程単位番号とし、iは加工プログラムにおける工程
単位プログラムの並び順に1からの連番で付けられるも
のとする。
【0034】外部入力される工程分割データDIS1及
び工程分割ブロック数LENを読み込んだ後(ステップ
S21、S22)、工程単位番号i及びブロックカウン
タ−kを初期化する(ステップS23) 。加工プログラ
ムの第kブロックに工程分割データDIS1が指令され
ているかをチェックし(ステップS24) 、工程分割デ
ータDIS1が指令されていない場合は、ブロックカウ
ンターkを更新して上記チェックを繰り返し(ステップ
S27、S28、S24) 、工程分割データDIS1が
指令されている場合は、第kブロックから工程分割ブロ
ック数LENだけはなれたところに位置するブロックを
工程分割ブロックSEP(i)とし、工程単位番号iを
更新する(ステップS25、S26) 。以上のステップ
を第1ブロックから最終ブロックまで繰り返し(ステッ
プS28) 、全ての処理を終了する。
【0035】以上により工程分割ブロックSEP(i)
が設定されるが、例えば工具交換指令TOL(i)が常
に工程単位プログラムPUT(i)の3ブロック目にあ
るような加工プログラムの場合、工程分割データDIS
1=工具交換指令、工程分割ブロック数LEN=3とす
ることにより、所望の工程単位プログラムPUT(i)
が定義されることになる。尚、加工プログラムの構成に
応じて工程分割データDIS1及び工程分割ブロック数
LENを設定することにより、任意の加工プログラムに
おいて所望の工程単位プログラムPUT(i)が定義で
きる。
【0036】次に、工程名称定義部1−8における工程
単位プログラムPUT(i)の工程名称を設定した工程
名称NAM(i)の設定方法を説明する。
【0037】加工プログラム分割部1−6からの第(S
EP(i))ブロックから第(SEP(i+1)−1)
ブロックまでを順次チェックし、工程識別データDIS
2に該当する文字列を抽出し、その文字列を工程単位プ
ログラムPUT(i)の工程名称NAM(i)としてセ
ットする。
【0038】例として、工程単位プログラムPUT
(i)が図12である場合を説明する。入力される工程
識別コードDIS2が工具交換指令である場合は、工程
単位プログラムPUT(i)から工具交換指令TOL
(i)を抽出してNAM(i)=TOL(i)=T01
0101と設定する。同様に、工具識別コードDIS2
が主軸回転数指令RPM(i)である場合はNAM
(i)=RPM(i)=S650と、工程識別コードD
IS2が主軸回転指令ROT(i)である場合はNAM
(i)=ROT(i)=M03と、工程識別コードDI
S2が制御プロセス定義指令TRC(i)である場合は
NAM(i)=TRC(i)=G13と、工程識別コー
ドDIS2がコメント文CMT(i)である場合はNA
M(i)=CMT(i)=(ROUGH LONG)
と、工程識別コードDIS2が同期指令SYN(i)で
ある場合はNAM(i)=SYN(i)=P(10)
と、工程識別コードDIS2がラベルLABである場合
はNAM(i)=LAB=N500と設定する。
【0039】次に、工程配置データ作成部1−7におけ
る工程単位プログラムPUT(i)の実行順序を制御系
統プロセスごとに定義した工程配置データEXE(j、
k)の設定方法を図6〜図9のフローチャートで説明す
る。なお、工程単位プログラムPUT(i)のiを工程
単位番号とし、工程単位プログラムPUT(i)が第k
制御プロセスにおいてj番目に実行されるとすると、E
XE(j、k)=iとして工程単位番号iが設定されて
いるものである。そして、EXE(j、k)において、
jを加工順カウンター、kを制御プロセスカウンターと
称すこととする。さらに図13に示した数値制御工作機
械は既に述べたように4つの制御プロセスを具備するた
め、EXE(j、k):k=1〜4の整数となり、 EXE(j、1):第1制御プロセスにおける実行順序 EXE(j、2):第2制御プロセスにおける実行順序 EXE(j、3):第3制御プロセスにおける実行順序 EXE(j、4):第4制御プロセスにおける実行順序 とする。また、EXE(j、k)に設定された工程単位
プログラムにおける同期指令P(**)をP(j、k)
とし、P(j、k)には同期指令P(**)の数字部分
**を設定するものとする。さらに、EXE(j、k)
に設定された工程単位プログラムにおける同期指令Q
(**)をQ(j、k)とし、Q(j、k)には同期指
令Q(**)の数字部分**を設定するものとする。ま
た、第1制御プロセスにおける工程単位プログラムPU
T(p)と第2制御プロセスにおける工程単位プログラ
ムPUT(q)の同時加工が加工順カウンターjにおい
て実行されるとすると、EXE(j、1)=p,EXE
(j,2)=qと工程単位番号を設定することとなり、
同様に、第3制御プロセスにおける工程単位プログラム
PUT(p)と第4制御プロセスにおける工程単位プロ
グラムPUT(q)の同時加工が加工順カウンターjに
おいて実行されるとすると、EXE(j、3)=p,E
XE(j、4)=qと工程単位番号を設定することとな
る。また、刃物台を共有するため並列動作できない制御
プロセス間において、例えばEXE(j,1)=p、E
XE(j+1、3)=qとなっている場合は、第1制御
プロセスにおける工程単位プログラムPUT(p)が実
行された後に第3制御プロセスにおける工程単位プログ
ラムPUT(q)が実行されることを意味している。
【0040】図6〜図9に示すフローチャートは、まず
ステップS31〜S55にて制御プロセスごとに工程配
置データEXE(j、k)に工程単位番号を設定した
後、ステップS56〜S62にて同期指令P(j、k)
に基づいて第1制御プロセスと第2制御プロセスの工程
配置データEXE(j、k)を変更し、同様にステップ
S63〜S69にて同期指令P(j、k)に基づいて第
3制御プロセスと第4制御プロセスの工程配置データE
XE(j、k)を変更し、最後に、ステップS70〜S
82にて同期指令Q(j、k)に基づいて工程配置デー
タEXE(j、k)を変更するというものである。
【0041】工程単位番号i、加工順カウンターja、
jb、jc、jdを初期化した後(ステップS31) 、
工程単位プログラムPUT(i)における制御プロセス
定義指令TRC(i)及び同期指令SYN(i)を抽出
する(ステップS32、S33) 。この抽出方法は、加
工プログラムの第kブロックをBLK(k)とすると、
BLK(SEP(i))からBLK(SEP(i+1)
−1)までのブロックを順次チェックすることにより可
能である。
【0042】次に、制御プロセス定義指令TRC(i)
がG13であるか否かチェックし(ステップS34) 、
制御プロセス定義指令TRC(i)がG13である場合
は、工程配置データEXE(ja、1)に工程単位番号
iをセットすると共に、同期指令P(ja、1)Q(j
a、1)をセットする(ステップS35、S36、S3
7) 。これらのセット後、加工順カウンターjaを更新
して(ステップS38) 、次の工程単位ブロックPUT
(i+1)において同じステップを繰り返す(ステップ
S39、S54) 。
【0043】同様にして制御プロセス定義指令TRC
(i)がG14である場合は、工程配置データEXE
(jb、2)、同期指令P(jb、2)、Q(jb、
2)をセットし、加工順カウンターjbを更新すること
になり(ステップS40〜S44) 、制御プロセス定義
指令TRC(i)がG15である場合は、工程配置デー
タEXE(jc、3)同期指令P(jc、3)、Q(j
c、3)をセットし、加工順カウンターjcを更新する
ことになり(ステップS45〜S49) 、制御プロセス
定義指令TRC(i)がG16である場合は、工程配置
データEXE(jd、4)同期指令P(jd、4)、Q
(jd、4)をセットし、加工順カウンターjdを更新
することになる(ステップS50〜S53)。
【0044】以上のステップS32〜S53をすべての
工程単位プログラムについて実行したら(ステップS5
4)、内部変数NG13、NG14、NG15、NG1
6をセットする(ステップS55) 。内部変数NG1
3、NG14、NG15、NG16は各制御プロセスに
おいて、最後に実行される工程単位プログラムの加工順
カウンターが設定されるものである。
【0045】続いて、加工順カウンターjを1とし(ス
テップS56) 、まず、加工順カウンターj=1におい
て第1制御プロセスの同期指令P(j、1)と第2制御
プロセスの同期指令P(j、2)を比較する。第1制御
プロセスの同期指令P(j、1)が第2制御プロセスの
同期指令P(j、2)より大きい場合は(ステップS5
8)、工程配置データEXE(j、1)に設定されてい
る第1制御プロセスの工程単位プログラムは、工程配置
データEXE(j、2)に設定されている第2制御プロ
セスの工程単位プログラムより後に実行されなければな
らないため、加工順カウンターj以降の工程配置データ
EXE(i、1)、同期指令P(i、1)、Q(i、
1)を1つ下に移動させる(なお、i=j〜NG1
3)。この移動後、内部変数NG13に1を加え、1つ
下へ移動したことを記憶しておく(ステップS59) 。
【0046】一方、第1制御プロセスの同期指令P
(j、1)が第2制御プロセスの同期指令P(j、2)
より小さい場合は(ステップS60) 、工程配置データ
EXE(j、2)に設定されている第2制御プロセスの
工程単位プログラムは、工程配置データEXE(j、
1)に設定されている第1制御プロセスの工程単位プロ
グラムより後に実行されなければならないため、加工順
カウンターj以降の工程配置データEXE(i、2)、
同期指令P(i、2)、Q(i、2)を1つ下に移動さ
せる(なお、i=j〜NG14)。この移動後、内部変
数NG14に1を加え、1つ下へ移動したことを記憶し
ておく(ステップS61)。
【0047】以上のステップS58〜S61を加工順カ
ウンターj=1から、どちらかの工程単位プログラムが
無くなるまで、即ち加工順カウンターjが内部変数NG
13、NG14のいずれかより大きくなるまで繰り返す
(ステップS62、S57) 。
【0048】続いて加工順カウンターjを1とし(ステ
ップS63)、まず、加工順カウンターj=1において
第3制御プロセスの同期指令P(j、3)と第4制御プ
ロセスの同期指令P(j、4)を比較する。第3制御プ
ロセスの同期指令P(j、3)が第4制御プロセス同期
指令P(j、4)より大きい場合は(ステップS6
5)、工程配置データEXE(j、3)に設定されてい
る第3制御プロセスの工程単位プログラムは、工程配置
データEXE(j、4)に設定されている第4制御プロ
セスの工程単位プログラムより後に実行されなければな
らないため、加工順カウンターj以降の工程配置データ
EXE(i、3)、同期指令P(i、3)、Q(i、
3)を1つ下に移動させる(なお、i=j〜NG1
5)。この移動後、内部変数NG15に1を加え、1つ
下へ移動したことを記憶しておく(ステップS66)。
【0049】一方第3制御プロセスの同期指令P(j、
3)が第4制御プロセスの同期指令P(j、4)より小
さい場合は(ステップS67) 、工程配置データEXE
(j、4)に設定されている第4制御プロセスの工程単
位プログラムは、工程配置データEXE(j、3)に設
定されている第3制御プロセスの工程単位プログラムよ
り後に実行されなければならないため、加工順カウンタ
ーj以降の工程配置データEXE(i、4)、同期指令
P(i、4)、Q(i、4)を1つ下に移動させる(な
お、i=j〜NG16)。この移動後、内部変数NG1
6に1を加え、1つ下へ移動したことを記憶しておく
(ステップS68)。
【0050】以上のステップS65〜S68を加工順カ
ウンターj=1から、どちらかの工程単位プログラムが
無くなるまで、即ち加工順カウンターjが内部変数NG
15、NG16のいずれかより大きくなるまで繰り返す
(ステップS69,S64)。
【0051】最後に、前述した方法と同様に同期指令Q
(j、k)に基づいて工程配置データEXE(i、k)
を変更する。ステップS56〜S62にて第1及び第2
制御プロセス間の実行順序が確定しており、ステップS
63〜S69にて第3及び第4制御プロセス間の実行順
序が確定しているため、同期指令Q(j、k)により実
行順序の変更が必要な時には、第1及び第2制御プロセ
ス間の実行順序並びに第3及び第4制御プロセス間の実
行順序を保持しなければならない。
【0052】先ず、加工順カウンターjを1とし(ステ
ップS70)、加工順カウンターj=1において第1制
御プロセスの同期指令Q(j、1)と第3制御プロセス
の同期指令Q(j、3)を比較する。第1制御プロセス
の同期指令Q(j、1)が第3制御プロセスの同期指令
Q(j、3)より大きく、工程配置データEXE(j、
1)に工程単位プログラムが存在する場合は(ステップ
S73、S74)、工程配置データEXE(j、1)に
設定されている第1制御プロセスの工程単位プログラム
は、工程配置データEXE(j、3)に設定されている
第3制御プロセスの工程単位プログラムより後に実行さ
れなければならないため、加工順カウンターj以降の工
程配置データEXE(i、1)、同期指令P(i、
1)、Q(i、1)を1つ下に移動させる(なお、i=
j〜NG13)。さらに、第1、第2制御プロセス間の
実行順序を保つため、第2制御プロセスに関しても、加
工順カウンターj以降の工程配置データEXE(i、
2)、同期指令P(i、2)、Q(i、2)を1つ下に
移動させる(なお、i=j〜NG14)。この移動後、
内部変数NG13、NG14に1を加え、1つ下へ移動
したことを記憶しておく(ステップS80)。
【0053】一方、第1制御プロセスの同期指令Q
(j、1)が第3制御プロセスの同期指令Q(j、3)
より小さく、工程配置データEXE(j、3)に工程単
位プログラムが存在する場合は(ステップS73、S7
5)、工程配置データEXE(j、3)に設定されてい
る第3制御プロセスの工程単位プログラムは、工程配置
データEXE(j、1)に設定されている第1制御プロ
セスの工程単位プログラムより後に実行されなければな
らないため加工順カウンターj以降の工程配置データE
XE(i、3)、同期指令P(i、3)、Q(i、3)
を1つ下に移動させる(なお、i=j〜NG15)。さ
らに、第3、第4制御プロセス間の実行順序を保つた
め、第4制御プロセスに関しても、加工順カウンターj
以降の工程配置データEXE(i、4)、同期指令P
(i、4)、Q(i、4)を1つ下に移動させる(な
お、i=j〜NG16)。この移動後、内部変数NG1
5、NG16に1を加え、1つ下へ移動したことを記憶
しておく(ステップS81)。
【0054】続いて加工順カウンターj=1において第
2制御プロセスの同期指令Q(j、2)と第4制御プロ
セスの同期指令Q(j、4)を比較する。第2制御プロ
セスの同期指令Q(j、2)が第4制御プロセスの同期
指令Q(j、4)より大きく、工程配置データEXE
(j、2)に工程単位プログラムが存在する場合は(ス
テップS77、S78)、工程配置データEXE(j、
2)に設定されている第2制御プロセスの工程単位プロ
グラムは、工程配置データEXE(j、4)に設定され
ている第4制御プロセスの工程単位プログラムより後に
実行されなければならないため、加工順カウンターj以
降の工程配置データEXE(i、2)、同期指令P
(i、2)、Q(i、2)を1つ下へ移動させる(な
お、i=j〜NG14)。さらに、第1、第2制御プロ
セス間の実行順序を保つため、第1制御プロセスに関し
ても、加工順カウンターj以降の工程配置データEXE
(i、1)、同期指令P(i、1)、Q(i、1)を1
つ下に移動させる(なお、i=j〜NG13)。この移
動後、内部変数NG13、NG14に1を加え、1つ下
へ移動したことを記憶しておく(ステップS80)。
【0055】一方、第2制御プロセスの同期指令Q
(j、2)が第4制御プロセスの同期指令Q(j、4)
より小さく、工程配置データEXE(j、4)に工程単
位プログラムが存在する場合は(ステップS77、S7
9) 、工程配置データEXE(j、4)に設定されてい
る第4制御プロセスの工程単位プログラムは、工程配置
デーEXE(j、2)に設定されている第2制御プロセ
スの工程単位プログラムより後に実行されなければなら
ないため、加工順カウンターj以降の工程配置データE
XE(i、4)、同期指令P(i、4)Q(i,4)を
1つ下に移動させる(なお、i=j〜NG16)。さら
に、第3、第4制御プロセス間の実行順序を保つため、
第3制御プロセスに関しても、加工順カウンターj以降
の工程配置デーEXE(i、3)、同期指令P(i、
3)、Q(i、3)を1つ下に移動させる(なお、i=
j〜NG15)。この移動後、内部変数NG15、NG
16に1を加え、1つ下へ移動したことを記憶しておく
(ステップS81)。
【0056】第1制御プロセスの同期指令Q(j、1)
と第3制御プロセスの同期指令Q(j、3)の比較(第
1、第3制御プロセス間の処理)は、どちらかの工程単
位プログラムが無くなるまで、即ち加工順カウンターj
が内部変数NG13、NG15のいずれかより大きくな
るまで行なわれ(ステップS71)、第2制御プロセス
の同期指令Q(j、2)と第4制御プロセスの同期指令
Q(j、4)の比較(第2、第4制御プロセス間の処
理)は、どちらかの工程単位プログラムが無くなるま
で、即ち加工順カウンターjが内部変数NG14,NG
16のいずれかより大きくなるまで行なわれる(ステッ
プS76)。
【0057】以上のステップを加工順カウンターj=1
から第1、第3制御プロセス間の処理と第2、第4制御
プロセス間の処理が共に終了するまで繰返す(ステップ
S82)。
【0058】次に、加工プログラム変換部1−12にお
ける加工プログラム変換方法を図10、図11のフロチ
ャ−トで説明する。変換前の加工プログラムPROにお
ける工程単位プログラムをPUT(i)とし、変換後の
加工プログラムPRO’における工程単位プログラムを
PUT’(i)とする。
【0059】先ず、外部入力のため工程配置データEX
E(j、k)が変更されているので、内部変数NG1
3、NG14、NG15、NG16を再計算し、工程単
位番号i、実行順序カウンターjを初期化し(ステップ
S91)、下記ステップS92〜S103を工程単位プ
ログラムが存在しなくなるまで、即ち実行順序カウンタ
ーjが共に内部変数NG13、NG14を越えるまで繰
返す。実行順序カウンターjにおける第1制御プロセス
の工程配置データEXE(j、1)に工程単位プログラ
ムが存在する場合(ステップS93)、その工程単位プ
ログラムを変換前の加工プログラムPROからコピー
し、そのコピーした部分を変換後の加工プログラムPR
O’における工程単位プログラムPUT’(i)とする
(ステップS94)。工程配置データEXE(j、1)
における工程単位プログラムPUT(i)は、変換前の
加工プログラムPROの第(SEP(EXE(j、
1)))ブロックから第(SEP(EXE(j、1)+
1)−1)ブロックまでの部分である。続いて、工程単
位プログラムPUT’(i)における制御プロセス指令
TRC’(i)をG13とすると共に、同期指令SY
N’(i)をセットする(ステップS95、S96)。
また、工程単位プログラムPUT’(i)を作成した場
合は、工程単位番号iに1を加える(ステップS9
7)。
【0060】同様に、実行順序カウンターjにおける第
2制御プロセスの工程配置データEXE(j、2)に工
程単位プログラムが存在する場合(ステップS98)、
その工程単位プログラムを変換前の加工プログラムPR
Oからコピーし、そのコピーした部分を変換後の加工プ
ログラムPRO’における工程単位プログラムPUT’
(i)とする(ステップS99)。工程配置データEX
E(j、2)における工程単位プログラムPUT(i)
は、変換前の加工プログラムPROの第(SEP(EX
E(j、2)))ブロックから第(SEP(EXE
(j、2)+1)−1)ブロックまでの部分である。続
いて、工程単位プログラムPUT’(i)における制御
プロセス指令TRC’(i)をG14とすると共に、同
期指令SYN’(i)をセットする(ステップS10
0、S101)。また、工程単位プログラムPUT’
(i)を作成した場合は、工程単位番号iに1を加え
(ステップS102)、実行順序カウンターjに1を加
える(ステップS103)。
【0061】工程単位プログラムがなくなったら(ステ
ップS92)、再度、実行順序カウンターjを初期化し
た後(ステップS104)、下記ステップS105〜S
116を工程単位プログラムが存在しなくなるまで、即
ち実行順序カウンターjが共に内部変数NG15、NG
16を越えるまで繰り返す。実行順序カウンターjにお
ける第3制御プロセスの工程配置データEXE(j,
3)に工程単位プログラムが存在する場合(ステップS
106)、その工程単位プログラムを変換前の加工プロ
グラムPROからコピーし、そのコピーした部分を変換
後の加工プログラムPRO’における工程単位プログラ
ムPUT’(i)とする(ステップS107)。工程配
置データEXE(j、3)における工程単位プログラム
PUT(i)は、変換前の加工プログラムPROの第
(SEP(EXE(j,3)))ブロックから第(SE
P(EXE(j、3)+1)−1)ブロックまでの部分
である。続いて、工程単位プログラムPUT’(i)に
おける制御プロセス指令TRC’(i)をG15とする
と共に、同期指令SYN’(i)をセットする(ステッ
プS108、S109)。また、工程単位プログラムP
UT’(i)を作成した場合は、工程単位番号iに1を
加える(ステップS110)。
【0062】同様に、実行順序カウンターjにおける第
4制御プロセスの工程配置データEXE(j、4)に工
程単位プログラムが存在する場合(ステップS11
1)、その工程単位プログラムを変換前の加工プログラ
ムPROからコピーし、そのコピーした部分を変換後の
加工プログラムPRO’における工程単位プログラムP
UT’(i)とする(ステップS112)。工程配置デ
ータEXE(j、4)における工程単位プログラムPU
T(i)は、変換前の加工プログラムPROの第(SE
P(EXE(j、4)))ブロックから第(SEP(E
XE(j、4)+1)−1)ブロックまでの部分であ
る。続いて、工程単位プログラムPUT’(i)におけ
る制御プロセス指令TRC’(i)をG16とするとと
共に、同期指令SYN’(i)をセットする(ステップ
S113、S114)。また、工程単位プログラムPU
T’(i)を作成した場合は、工程単位番号iに1を加
え(ステップS115)、実行順序カウンターjに1を
加える(ステップS116)。そして、工程単位プログ
ラムがなくなったら(ステップS105)、全ての処理
を終了する。
【0063】
【発明の効果】以上のように本発明の数値制御工作機械
における加工プログラム編集機能を有する数値制御装置
によれば、シンボライズされた加工工程(工程名称)の
配置を変更するだけで、加工プログラムの実行順序を変
換できるため、ブロック数の多い加工プログラムでも画
面1ページで作業可能となり、編集作業効率を大幅に向
上させることができる。また、複数の主軸台あるいは複
数の刃物台を有する数値制御工作機械においては、自動
的に制御プロセス定義指令や同期指令を変更するため、
作業者の負担を大幅に軽減できるばかりか、非熟練作業
者でも容易に加工プログラムの実行順序を変更できる。
さらに、文字や数値を直接入力して修正する必要が無い
ため、入力ミスを大幅に減少することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の数値制御工作機械における加工プログ
ラム編集機能を有する数値制御装置の一例を示すブロッ
ク図である。
【図2】本発明装置の動作例を説明するフローチャート
である。
【図3】本発明装置における画面表示例を示す図であ
る。
【図4】本発明装置における画面表示例を示す図であ
る。
【図5】本発明装置の詳細な動作例を説明するフローチ
ャートである。
【図6】本発明装置の詳細な動作例を説明するフローチ
ャートである。
【図7】本発明装置の詳細な動作例を説明するフローチ
ャートである。
【図8】本発明装置の詳細な動作例を説明するフローチ
ャートである。
【図9】本発明装置の詳細な動作例を説明するフローチ
ャートである。
【図10】本発明装置の詳細な動作例を説明するフロー
チャートである。
【図11】本発明装置の詳細な動作例を説明するフロー
チャートである。
【図12】加工プログラム構成の一例を示す図である。
【図13】複数の主軸台あるいは複数の刃物台を有する
数値制御工作機械の一例を示す概略図である。
【図14】加工方法と加工時間の関係を示す図である。
【図15】図14の加工方法における加工プログラム例
を示す図である。
【図16】従来の加工プログラム編集における修正手順
の動作例を示すフローチャートである。
【図17】従来の加工プログラム編集における画面表示
例を示す図である。
【図18】加工方法と加工時間の別の関係を示す図であ
る。
【図19】図18の加工方法における加工プログラム例
を示す図である。
【符号の説明】
1−1 紙テープ 1−2 磁気ディスク 1−3 通信信号 1−4 加工プログラム入出力部 1−5 加工プログラム格納部 1−6 加工プログラム分割部 1−7 工程配置データ作成部 1−8 工程名称定義部 1−9 工程配置データ格納部 1−10 工程配置データ変更部 1−11 工程名称表示部 1−12 加工プログラム変換部 1−13 画面 1−14 入力装置 1−15 入力装置 1−16 入力装置 1−17 変換後加工プログラム格納部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G05B 19/4093 G05B 19/42

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ISOコード又はEIAコードから成る
    加工プログラムに基づき工作機械を制御する数値制御装
    置において、外部入力される特定のISOコード又はE
    IAコードを工程分割コードとし、前記工程分割コード
    が指令されているブロックから指定ブロック数だけ離れ
    たところに位置するブロックを工程分割ブロックとし、
    前記工程分割ブロックにより前記加工プログラムを工程
    単位に分割する分割手段と、外部入力される特定のIS
    Oコード又はEIAコードを工程識別コードとし、前記
    工程識別コードを前記工程単位プログラムから抽出する
    ことにより前記各工程単位プログラムに工程名称を定義
    する定義手段と、前記工程単位プログラムの実行順序に
    従って前記工程名称を画面上に配置する表示手段と、外
    部入力される指令に基づき前記工程名称の配置を変更す
    る変更手段と、変更された工程名称の配置に従って前記
    加工プログラムの実行順序を変換する変換手段とを備え
    たことを特徴とする数値制御工作機械における加工プロ
    グラム編集機能を有する数値制御装置
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