JP2670148B2 - 数値制御装置 - Google Patents

数値制御装置

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和徳 三宅
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、加工物と工具との相対移動を指令するそれ
ぞれの直線軸、回転軸に対して1つ以上の送り軸を有す
ることにより複合加工が可能な数値制御工作機械の制御
を行なう数値制御装置に関する。
(従来の技術) 最近の数値制御旋盤においては、2つの対向する主軸
により正面/背面加工を行なうものや回転工具軸により
ドリル,溝加工等を行なうものなど複合加工が可能な数
値制御施盤が普及してきている。
第5図は、その従来における対向する2つの主軸と2
つの刃物台を持った複合加工が可能な数値制御施盤を示
す図である。図において、第1主軸S1及び第2主軸S2
摺動するものとし、それらの主軸及び刃物台T1,T2の動
きに対してそれぞれ矢印の方向を正とする座標軸Z1,Z2,
X1,X2が考えられる。ここで、この数値制御旋盤では、
第1主軸S1及び第2主軸S2によりそれぞれ独立して別な
加工を行なったり、第1主軸S1でワークを加工後第2主
軸S2との間でワークの受渡しを行ない、第2主軸S2でワ
ークの背面の加工を行なったりすることが可能である。
(発明が解決しようとする課題) ところで、上述した従来における数値制御旋盤におい
て、第1主軸S1でワークを加工後第2主軸S2でワークの
背面を加工する数値制御(NC)プログラムを考えた場
合、刃物台T1を使用して加工するものと仮定すると、プ
ログラマは、先ず座標軸X1−Z1に基づく第1主軸S1での
加工用のNCプログラムを考え、次に座標軸X1−Z2に基づ
く第2主軸S2での加工用のNCプログラムを考える必要が
ある。ところが、正面/背面加工を行なう場合には、第
6図に示すように、1つのワークに対して1組の座標軸
X−Zを考えて正面加工及び背面加工のNCプログラムを
考えた方が分かりやすい。しかしながら、このような考
え方でNCプログラムを実行しようとすると、第5図にお
ける第2主軸S2の座標軸Z2は第6図における座標軸Zと
は方向が逆になってしまう。したがって、従来において
上述した考え方で実行しようとすると、ミラーイメージ
等のような余分な操作あるいはプログラム指令が必要と
なるため操作やプログラミングが面倒であるという問題
点があった。
本発明は上述のような事情から成されたものであり、
本発明の目的は、プログラマによるプログラミングを容
易にし、更に安全で確実な加工が実現できる数値制御装
置を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本発明は、加工物と工具との相対移動を指令するそれ
ぞれの直線軸、回転軸に対して1つ以上の送り軸を有す
ることにより複合加工が可能な数値制御工作機械の制御
を行なう数値制御装置に関するものであり、本発明の上
記目的は、予め機械の送り軸の動作に対して設定された
複数の座標軸の組合せを記憶する記憶手段と、座標軸の
組合せを指定する座標軸選択番号を入力する入力手段
と、指定した前記座標軸選択番号に基づき前記複数の座
標軸の組合せの中から座標軸を設定し座標値データを出
力する座標軸設定手段と、該座標値データとNCプログラ
ムのプログラム解釈手段により生成される各軸の動作を
規定した実行用データに基づいて軸駆動回路へ出力する
指令値を生成する関数発生手段とを備えることによって
達成される。
(作用) 本発明にあっては、予め機械の送り軸の動作に対して
設定された複数の座標軸の組合せを記憶しておき、座標
軸の組合せを指定する座標軸選択番号を入力し、複数の
座標軸の組合せの中から座標軸を設定して加工を実行す
ることにより、加工内容に応じた座標系の設定ができ
る。
(実施例) 以下、図面に基づいて本発明の実施例について詳細に
説明する。
第1図は、本発明の数値制御装置における一実施例の
ハードウェア構成図であり、CPU(Central Processing
Unit)1は全体の制御を行ない、ROM(Read Only Memor
y)2にはシステム用プログラムが格納され、RAM(Rand
om Access Memory)3には各種データ等が格納される。
また、バブルメモリ等が使用される不揮発性メモリ4に
は、後述する座標軸選択情報を含んだNCプログラム4aと
機械の送り軸の動作に対して設定された複数の座標軸よ
り構成された座標軸設定情報4bとが格納されている。操
作パネル入出力回路5は、CRT(Cathode Ray Tube)6
に情報を表示したりキーボード7からの入力データの受
付けも行ない、また操作パネルのスイッチ,ランプ類
(図示せず)の入出力制御も行なう。軸駆動回路8は、
検出器10からの検出信号に基づいて軸駆動モータ9に対
するフィードバック制御を行なう。尚、軸駆動回路8は
実際には軸の数だけ存在するが、同図においては1軸分
のみ記する。また、機械入出力回路11は外部との入出力
を行ない、例えばチャックの動作等がここより出力され
る。
次に、座標軸設定情報4bについて説明する。第2図
は、本発明における主軸と刃物台を示す図である。同図
においては、従来と比して第2主軸の送り軸に対して方
向が異なる座標軸Z2及びZ3が設定してある。尚、ここで
は第2主軸の送り軸についてのみ説明する。そこで、第
2図に示される座標軸X1,X2,Z1,Z2,Z3に対し、加工を行
なう際に考えられる組合せを第1表の様に設定する。
第1表において、No.1,2は第1主軸による加工におい
て考えらえる座標軸の組合せであり、No.3〜6は第2主
軸による加工において考えらえる座標軸の組合せであ
る。したがって、座標軸選択の番号(No.)を指定する
だけで第2主軸においても第1主軸と同様な座標系を考
えることができる。以上のような考え方の基に、第1表
のような座標軸選択の番号(No.)とそれに対応する座
標軸の組合せが、座標軸設定情報4bとして不揮発メモリ
4に格納されている。
第3図及び第4図に基づいて更に詳細に説明する。
第3図は、座標軸選択情報に基づく処理の流れを示す
図である。先ず、座標軸選択の番号(No.)を指定する
方法としては、プログラマがNCプログラムの中で指定
する方法と、オペレータがパラメータあるいはスイッ
チ等で指定する方法の二方法を考え、誤動作を防止する
ため両者が一致した場合に加工を行なうようにする。つ
まり、具体的には同図において、NCプログラムがプログ
ラム解釈手段101に入力され、NCプログラムの中で指定
された座標軸選択情報CSI1が座標軸選択手段103に送ら
れる。一方、オペレータが指定した座標軸選択情報CSI2
も座標軸選択手段103に入力され、両者が一致すると座
標軸設定手段104に座標軸選択番号CNが指定される。座
標軸設定手段104は、指定された座標軸選択番号CNに基
づいて座標値データCODを関数発生手段102に送り、関数
発生手段102はその座標値データCODに基づき複数の駆動
軸の中から駆動軸を選択し、選択した駆動軸に対してプ
ログラム解釈手段101で生成された各軸に対する動作を
規定した実行用データEDに基づいて指令値を生成し軸駆
動回路へ送る。例えば、座標軸選択番号CNとして、第1
表のNo.1が選択された場合、X1−Z1という座標軸の組合
せが選択されたことになり、第2図に示される座標軸X
1,X2,Z1,Z2,Z3の5軸から構成される駆動軸の中からX1
とZ1が駆動軸として選択され、NCプログラムで指令され
たX軸、Z軸の指令に対応する実行用データEDから生成
された指令値が、X1軸,Z1軸の軸駆動回路へ送られるこ
とになる。
第4図は、座標軸選択手段103の処理手順を示すフロ
ーチャートである。そこで、先ずNCプログラム中に座標
軸選択情報CSI1があるか否かをチェックし(ステップS
1)、あると判断された場合には、NCプログラム中の座
標軸選択情報CSI1とオペレータが指定した座標軸選択情
報CSI2とが読込まれ(ステップS2,S3)、両者が比較さ
れる(ステップS4)。ステップS4において一致した場合
には、選択した座標軸が設定され通常の加工が行なわれ
る(ステップS36)。一方、一致しない場合にはCRT6に
警告表示が行なわれてオペレータに座標軸の選択修正を
要求し、NCプログラムの実行は一時中断される。そこ
で、オペレータはパラメータやスイッチ等の変更により
改めて座標軸の選択を行ない(ステップS5)、ステップ
S6に移行する。尚、ステップS1において座標軸選択情報
がないと判断された場合には、そのままステップS6にお
いてプログラムに従い加工を行なう。
(発明の効果) 以上のように本発明の数値制御装置によれば、座標軸
の組合せを指定する座標軸選択番号を入力し、複数の座
標軸の組合せの中から座標軸を設定して加工を実行する
ことにより、加工内容に応じた座標系の設定ができるの
で、プログラマは機械あるいは機械に取付けられた主軸
等により異なる余計な座標軸の向き等を考えずに加工の
内容を考慮するのみでプログラミングを行なうことがで
きその簡易化が図れると共に、オペレータは機械あるい
は機械に取付けられた主軸等により異なる座標軸の向き
を意識せず、機械を操作することになり、より安全で確
実な加工が実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の数値制御装置における一実施例のハー
ドウェア構成図、第2図は本発明における主軸と刃物台
を示す図、第3図は座標軸選択情報に基づく処理の流れ
を示す図、第4図は座標軸選択手段103の処理手順を示
すフローチャート、第5図は従来における主軸と刃物台
を示す図、第6図は正面加工及び背面加工を行なうワー
クとそのときの座標を示す図である。 1……CPU、2……ROM、3……RAM、4……不揮発性メ
モリ、5……操作パネル入出力回路、6……CRT、7…
…キーボード、8……軸駆動回路、9……軸駆動モー
タ、10……検出器、11……機械入出力回路、101……プ
ログラム解釈手段、102……関数発生手段、103……座標
軸選択手段、104……座標軸設定手段。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】加工物と工具との相対移動を指令するそれ
    ぞれの直線軸、回転軸に対して1つ以上の送り軸を有す
    る数値制御工作機械の制御を行なう数値制御装置にお
    て、予め機械の送り軸の動作に対して設定された複数の
    座標軸の組合せを記憶する記憶手段と、座標軸の組合せ
    を指定する座標軸選択番号を入力する入力手段と、指定
    した前記座標軸選択番号に基づき前記複数の座標軸の組
    合せの中らから座標軸を設定し座標値データを出力する
    座標軸設定手段と、該座標値データとNCプログラムのプ
    ログラム解釈手段により生成される各軸の動作を規定し
    た実行用データに基づいて軸駆動回路へ出力する指令値
    を生成する関数発生手段と、 を備えたことを特徴とする数値制御装置。
  2. 【請求項2】前記入力手段が数値制御プログラムによる
    指令及び操作パネルからの入力であって、入力された2
    つの前記座標軸選択番号が一致しない場合には、警告表
    示を行なう警告手段を備えた請求項1に記載の数値制
    御。
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