JP2853761B2 - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法

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JP2853761B2 JP12130296A JP12130296A JP2853761B2 JP 2853761 B2 JP2853761 B2 JP 2853761B2 JP 12130296 A JP12130296 A JP 12130296A JP 12130296 A JP12130296 A JP 12130296A JP 2853761 B2 JP2853761 B2 JP 2853761B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置および
その製造方法に関し、特に、ベース寄生抵抗およびコレ
クタ−ベース間寄生容量の低減を目的にした高速バイポ
ーラトランジスタおよびその製造方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、バイポーラトランジスタは応用機
器の高機能化の動きに伴って高速化の要求が高まってお
り、微細化、シャロージャンクション化および寄生抵抗
や寄生容量の低減を行い高速化を実現してきた。しか
し、寄生抵抗と寄生容量を同時に低減することは容易で
はなく、特に高速化に影響の大きいベース寄生抵抗とコ
レクタ−ベース間寄生容量を同時に低減することは容易
ではない。例えば、電流増幅率hFEを下げることなくベ
ース寄生抵抗を低減しようとすると、ベース引き出し部
(グラフトベース)の不純物濃度を上げることになる
が、そのようにすると面積当たりの接合容量が増加する
上にグラフトベースがコレクタ領域に大きく拡散するた
め、結果的にコレクタ−ベース間寄生容量が増大してし
まう。
【0003】上記べ一ス寄生抵抗とコレクク−ベース間
の寄生抵抗を低くする方法として、図3(c)に示すよ
うに、コレクタ−グラフトベース間を絶縁膜で分離させ
たものがある。この構造では、グラフトベース部の不純
物濃度を高くしても、絶縁膜によってコレクタ領域への
拡散が抑制されることと、絶縁膜で分離されていること
からコレクタ−ベース間寄生容量を低くすることができ
る。
【0004】この半導体装置は以下のようにして作製さ
れる。まず、図3(a)に示されるように、p型シリコ
ン基板1上にコレタタ埋め込み層となるn型拡散層2を
形成する。次に、後工程でトランジスタ活性部が形成さ
れる領域とコレクタ引き出し領域が形成される領域以外
の領域のn型拡散層2の表面を選択的に酸化してシリコ
ン酸化膜3を形成する。次に、図3(b)示すように、
基板の主面上にシリコンをエピタキシャル成長させ、n
型拡散層2上にエピタキシャルシリコン層15、シリコ
ン酸化膜3上に多結晶シリコン層14を形成する。次
に、図3(c)に示すように、多結晶シリコン層14の
後にグラフトベースとなる部分を除いてシリコン酸化膜
3にまで到達するように酸化してシリコン酸化膜6を形
成する。さらにトランジスタ間を分離するU溝絶縁膜5
を形成する。
【0005】次に、多結晶シリコン層14にp型不純物
を拡散させてグラフトベース16を形成し、更にトラン
ジスタ活性部形成領域にp型不純物を拡散させてベース
拡散層11を形成し、このベース拡散層11の表面領域
に選択的にn型不純物を拡散させてエミッタ拡散層9を
形成する。ベース拡散層11下のエピタキシャルシリコ
ン層15の部分がコレクタ領域12となり、またn型拡
散層2はコレクタ埋め込み層2aとして機能する。ま
た、コレクタ電極形成部にn型不純物を拡散させてコレ
クタ引き出し領域8を形成する。その後、表面上にシリ
コン酸化膜7を形成し、このシリコン酸化膜に選択的に
開口を形成した後、コレタタ電極、エミッタ電極および
ベース電極(いずれも図示なし)を形成する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例では、グラ
フトベース領域が多結晶シリコンで構成されているため
単結晶シリコンに比較して比抵抗が高く、シート抵抗も
100Ω/□以上と高くなる。また、シリコン酸化膜3
上には多結晶シリコン層14が成長するため、トランジ
スタの活性領域が形成される領域として確保した領域A
はエミッタ領域Bに対しマージンを確保しなければなら
ず、エミッタ領域程度に小さくすることはできない。そ
のためベース領域が広い面積に渡って不純物濃度の高い
コレクタ埋め込み層2aと対向することになり、さらに
この高不純物濃度のコレクタ埋め込み層2aが高不純物
濃度のグラフトベース16と接していることにより、コ
レクタ−ベース間には相当大きな容量が寄生することに
なる。また、エピタキシャルシリコン層15の形成時
に、コレクタ引き出し領域2aとなるn型拡散層2の不
純物濃度が高いため、エピタキシャル成長中のアウトデ
ィフュージョンによりn型拡散層2直上のエピタキシャ
ルシリコン層15の濃度が高くなり、十分な接合耐圧を
確保することが困難になる。接合耐圧を確保するために
n型拡散層2の不純物濃度を低くするとコレクタ埋め込
み層の抵抗が高くなり所望の特性のトランジスタが得ら
れないことになる。したがって、本発明の解決すべき課
題は、ベース寄生抵抗、コレクタ−ベース間寄生抵抗が
低く、コレクタ耐圧の高い、高品質のトランジスタを提
供しうるようにすることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した課題は、コレク
タ埋め込み層となるn型拡散層を表面に有する第1の半
導体基板と、表面に選択的に酸化膜の形成されたn型の
第2の半導体基板とを張り合わせ、第2の半導体基板側
に、ベース拡散層およびエミッタ拡散層を形成するよう
に構成することにより解決することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明による半導体装置は、半導
体基板上に形成された高不純物濃度の第1導電型の第1
の半導体層と、前記第1の半導体層上に形成された、ト
ランジスタの活性領域が形成される領域に対応する部分
に第1の開口が設けられた第1の絶縁膜と、該第1の絶
縁膜上に形成された、トランジスタの活性領域およびグ
ラフトベースの形成される領域に第2の開口が設けられ
た第2の絶縁膜と、第1および第2の開口内に埋め込ま
れた、単結晶半導体からなる第1導電型の第2の半導体
層と、を備え、前記第2の半導体層内には、前記第1の
開口上にこれを覆う形状に第2導電型のベース拡散層が
形成され、該ベース拡散層の表面領域内には第1導電型
のエミッタ拡散層が形成され、前記ベース拡散層の外側
の前記第2の半導体層内には前記ベース拡散層の側面お
よび前記第1の絶縁膜の上面に接するように高不純物濃
度の第2導電型のベース引き出し領域が形成されている
ことを特徴としている。
【0009】また、本発明による半導体装置の製造方法
は、(1)主面側に第1導電型の半導体層が形成された
第2導電型の第1の半導体基板の主面と、主面側に第1
の開口を有する第1の絶縁膜が形成され、該主面が平坦
になされた第1導電型の第2の半導体基板の主面とを張
り合わせる工程と、(2)前記第2の半導体基板の裏面
を所望の膜厚まで研削する工程と、(3)前記第2の半
導体基板を選択的に酸化して前記第1の開口上にベース
拡散層およびベース引き出し領域を形成するための、第
1の開口より大きい形状の第2の開口を有する第2の絶
縁膜を前記第1の絶縁膜に接するように形成する工程
と、(4)前記第2の半導体基板内に第2導電型の不純
物を選択的に導入して、前記第1の開口を覆うようにベ
ース拡散層を、該ベース拡散層の外側に該ベース拡散層
の側面および前記第1の絶縁膜の上面に接するようにベ
ース引き出し領域を形成する工程と、(5)前記ベース
拡散層の表面領域内に選択的に第1導電型不純物を導入
してエミッタ拡散層を形成する工程と、を備えている。
【0010】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。 [第1の実施例]図1(c)は、本発明の第1の実施例
を示す断面図であり、図1(a)、(b)はその製造過
程を示す工程順の断面図である。まず、図1(a)に示
すように、1〜5E15cm-3の不純物濃度のp型シリ
コン1上に、1〜3μm好ましくは1.5〜2.5μm
の膜厚でn型不純物(例えばリン)を1〜5E19cm
-3の濃度に拡散してn型拡散層2を形成する。このn型
拡散層がトランジスタのコレクタ埋め込み層となる。別
に、不純物濃度が0.7〜2E16cm-3のn型シリコ
ン基板4aを用意し、その表面を選択的に酸化して膜厚
0.5μm〜1.5μmのシリコン酸化膜3を形成した
後、CMP(Chemical Mechanical
Polishing)技術等を用いてその表面を平滑
化する。ここで、シリコン酸化膜3のトランジスタの活
性領域に対応する部分の開口の大きさ(一辺の長さA)
は、後工程で形成されるエミッタ拡散層と概ね等しく
0.8μm〜1.0μm好ましくは0.4μm〜0.7
μmになされる。
【0011】張り合わせ法によるSOI基板の作成方法
と同様の手法により上記2枚の基板を張り合わせ、熱処
理を行った後、n型シリコン基板4aを研削およびCM
P技術を用いて0.3μm〜1.0μm好ましくは0.
4μm〜0.7μmの膜厚になるように研磨し、n型拡
散層2上にn型シリコン層4を形成する〔図1
(b)〕。このn型シリコン層4が将来コレクタ領域1
2となる。
【0012】次に、トランジスタの活性領域とグラフト
ベースが形成される領域およびコレクタ引き出し領域を
形成する領域に開口を有するシリコン酸化膜6を形成
し、さらにトランジスタを他のトランジスタと分離する
ためのU溝絶縁膜5を、n型拡散層2を貫通するように
形成して、コレクタ埋め込み層2aを各トランジスタ毎
に分離する。次に、n型シリコン層4に選択的にp型不
純物(例えばボロン)を導入してシート抵抗が5〜50
Ω/□のグラフトベース10を形成し、更にp型不純物
を選択的に導入して不純物濃度が1〜5E18cm-3
ベース拡散層11を形成する。ベース拡散層11は、シ
リコン酸化膜3に達する接合深さになるように形成して
もよい。次いで、ベース拡散層11の表面領域内に選択
的にn型不純物(例えばヒ素)を1〜2E20cm-3
濃度になるよう拡散させてエミッタ拡散層9を形成す
る。更に、n型不純物を選択的に拡散させて不純物濃度
が1〜5E20cm-3のコレクタ引き出し領域8を形成
する。次に、シリコン酸化膜7を全面に0.5μm〜1
μmの膜厚で堆積し、ベース電極、エミッタ電極および
コレクタ電極と各拡散層を接続できるように選択的に開
口を形成する〔図1(c)〕。
【0013】このように形成したトランジスタにおいて
は、ベース引き出し部であるグラフトベースの抵抗率を
従来に比ベ1/3程度以下に低下させることができ、ベ
ース寄生抵抗の10%程度の低減が可能になる。また、
トランジスタ活性層下に形成されるシリコン酸化膜3の
開口の大きさをエミッタ拡散層とほぼ同じにすることが
でき、ベース拡散層11とシリコン酸化膜3間の半導体
層を空乏化することができるため、さらに高不純物濃度
のコレクタ埋め込み層2aとグラフトベース10とを完
全に分離することができるため、コレクタ−ベース寄生
容量を従来に比ベ20%程低減できる。さらに、トラン
ジスタ活性領域を形成する領域を従来のエピタキシャル
成長ではなく張り合わせ技術を用いて形成し、コレクタ
埋め込み層2aからベース拡散層までの距離を大きくす
ることができるため、コレクタ埋め込み層のシート抵抗
を従来の20〜30Ω/□から10Ω/□以下に低減す
ることができ、なおかつ接合耐圧を高く維持することが
できる。
【0014】[第2の実施例]図2(c)は、本発明の
第2の実施例を示す断面図であり、図2(a)、(b)
はその製造過程を示す工程順の断面図である。図2にお
いて、図1に示した第1の実施例と同等の部分には同一
の参照番号が付せられている。本実施例においては、p
型シリコン基板1上にn型拡散層2を形成した後、図2
(a)に示すように、LPCVD(減圧CVD)法によ
り、0.05μm〜0.5μm好ましくは0.1μm〜
0.3μmの膜厚の多結晶シリコン層13を堆積する。
【0015】その後、この基板と、シリコン酸化膜3を
有するn型シリコン基板4とを張り合わせる。その際
に、この多結晶シリコン層13が緩衝膜となるためボイ
ドのない良好な張り合わせ基板を得ることができる。多
結晶シリコン層13は、基板張り合わせ後の熱処理時の
n型拡散層2からの不純物拡散によりn型化されるため
ノンドープ膜であってもよいが、予めn型不純物をドー
プしておくことがより好ましい。多結晶シリコン膜はn
型シリコン基板4a側に形成しておいてもよく、あるい
は両基板に形成するようにしてもよい。さらに、多結晶
シリコンに代えアモルファスシリコンを用いることもで
きる。両基板を張り合わせた後の工程は先の第1の実施
例と同様であるので説明は省略する。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の半導体装
置は、張り合わせ方式SOI基板の製作技術を用いてS
OI層にトランジスタの活性層を形成するものであるの
で、本発明によれば、ベース寄生抵抗とコレクタ−ベー
ス間の寄生容量を同時に削減することができ、高速動作
のトランジスタを提供することが可能になる。また、本
発明によれば、コレクタ埋め込み層の低抵抗化とコレク
タ耐圧の向上を同時に実現することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に第1の実施例を説明するための工程順
の断面図である。
【図2】本発明に第2の実施例を説明するための工程順
の断面図である。
【図3】従来例の工程順の断面図である。
【符号の説明】
1 p型シリコン基板 2 n型拡散層 2a コレクタ埋め込み層 3、6、7 シリコン酸化膜 4 n型シリコン層 4a n型シリコン基板 5 U溝絶縁膜 8 コレタタ引き出し領域 9 エミッタ拡散層 10、16 グラフトベース 11 ベース拡散層 12 コレクタ領域 13、14 多結晶シリコン層 15 エピタキシャルシリコン層

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板上に形成された高不純物濃度
    の第1導電型の第1の半導体層と、前記第1の半導体層
    上に形成された、トランジスタの活性領域が形成される
    領域に対応する部分に第1の開口が設けられた第1の絶
    縁膜と、該第1の絶縁膜上に形成された、トランジスタ
    の活性領域およびグラフトベースの形成される領域に第
    2の開口が設けられた第2の絶縁膜と、前記第1および
    第2の開口内に埋め込まれた第1導電型の第2の半導体
    層と、を備え、前記第2の半導体層内には、前記第1の
    開口上にこれを覆う形状に第2導電型のベース拡散層が
    形成され、該ベース拡散層の表面領域内には第1導電型
    のエミッタ拡散層が形成され、前記ベース拡散層の外側
    の前記第2の半導体層内には前記ベース拡散層の側面お
    よび前記第1の絶縁膜の上面に接するように高不純物濃
    度の第2導電型のベース引き出し領域が形成されている
    半導体装置において、前記第2の半導体層がすべて単結
    晶半導体により構成されていることを特徴とする半導体
    装置。
  2. 【請求項2】 前記第1、第2の絶縁膜には、それぞれ
    第1の半導体層の表面を露出させる第3、第4の開口が
    連続して形成されており、該第3、第4の開口内にはコ
    レクタ引き出し領域を構成する第1導電型の第3の半導
    体層が形成されていることを特徴とする請求項1記載の
    半導体装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の開口が、前記エミッタ拡散層
    と概ね等しい大きさで該エミッタ拡散層の下方に形成さ
    れていることを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 前記第2の半導体層において、前記ベー
    ス拡散層の膜厚は前記第2の絶縁膜の膜厚より薄く形成
    されていることを特徴とする請求項1記載の半導体装
    置。
  5. 【請求項5】 前記第1乃至第3の半導体層は、U溝絶
    縁膜によって囲まれておりこれにより該U溝絶縁膜内外
    の素子が互いに電気的に分離されていることを特徴とす
    る請求項1記載の半導体装置。
  6. 【請求項6】 前記第1の半導体層と前記第2の半導体
    層および前記第1の絶縁膜との間、または、前記第1の
    半導体層と前記第2、3の半導体層および前記第1の絶
    縁膜との間には多結晶シリコン層もしくはアモルファス
    シリコン層が形成されていることを特徴とする請求項1
    または2記載の半導体装置。
  7. 【請求項7】 (1)主面側に第1導電型の半導体層が
    形成された第2導電型の第1の半導体基板の主面と、主
    面側に第1の開口を有する第1の絶縁膜が形成され、該
    主面が平坦になされた第1導電型の第2の半導体基板の
    主面とを張り合わせる工程と、 (2)前記第2の半導体基板の裏面を所望の膜厚まで研
    削する工程と、 (3)前記第2の半導体基板を選択的に酸化して前記第
    1の開口上にベース拡散層およびベース引き出し領域を
    形成するための、第1の開口より大きい形状の第2の開
    口を有する第2の絶縁膜を前記第1の絶縁膜に接するよ
    うに形成する工程と、 (4)前記第2の半導体基板内に第2導電型の不純物を
    選択的に導入して、前記第1の開口を覆うようにベース
    拡散層を、該ベース拡散層の外側に該ベース拡散層の側
    面および前記第1の絶縁膜の上面に接するようにベース
    引き出し領域を形成する工程と、 (5)前記ベース拡散層の表面領域内に選択的に第1導
    電型不純物を導入してエミッタ拡散層を形成する工程
    と、を備えたことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記第(1)の工程において、第1の半
    導体基板および/または第2の半導体基板の張り合わせ
    面に、アモルファスシリコン膜または多結晶シリコン膜
    を形成し、その後に張り合わせを行うことを特徴とする
    請求項7記載の半導体装置の製造方法。
  9. 【請求項9】 前記第1および第2の絶縁膜を形成する
    際には、前記第1導電型の半導体層上にコレクタ引き出
    し領域を形成するための第3、第4の開口をそれぞれ形
    成することを特徴とする請求項7記載の半導体装置の製
    造方法。
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