JP2804295B2 - 遊星歯車装置のキャリア組立体 - Google Patents

遊星歯車装置のキャリア組立体

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Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、自動変速機などに用いられる遊星歯車装置
のキャリア組立体に関するものである。
(ロ)従来の技術 従来の遊星歯車装置のキャリア組立体として、例えば
実開昭62−40346号公報に示されるものがある。この遊
星歯車装置のキャリア組立体は、ピニオンキャリア、ピ
ニオンシャフト、ニードルベアリング、ピニオンギア及
びスラストワッシャーを有しており、ピニオンキャリア
の互いに平行な2つの板状部関にピニオンシャフトが固
着され、これの外周にニードルベアリングを介してピニ
オンギアが回転可能に支持されている。ピニオンギアの
端面とピニオンキャリアの板状部との間には2枚のスラ
ストワッシャーが重なりあった状態で配置されている。
スラストワッシャーを2枚とすることにより相対回転速
度を低下させ、スラストワッシャーの耐久性を向上させ
ている。
(ハ)発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記のような従来の遊星歯車装置のキ
ャリア組立体には、スラストワッシャーの耐久性が不足
する場合があるという問題点がある。すなわち、ピニオ
ンギア端面側のスラストワッシャーには、ニードルベア
リングの端面が接触するので、スラストワッシャーの変
形、摩耗などが発生する。特に、高回転速度・大トルク
の使用条件では耐久性が不足する。本発明はこのような
課題を解決することを目的としている。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明は、ニードルベアリングの端面から作用する荷
重を軽減するように、スラストワッシャーの形状を変更
することにより、又は他の部材を設けることにより、上
記課題を解決する。すなわち、本発明は、ピニオンキャ
リア(12)の互いに平行な2つの板状部(12a、12b)間
に固着されたピニオンシャフト(16)にピニオンギア
(14)がニードルベアリング(18)を介して回転可能に
支持されており、ピニオンギア(14)の端面とピニオン
キャリア(12)の板状部(12a、12b)との間にはスラス
トワッシャー(20)が設けられており、ピニオンシャフ
ト(16)にはニードルベアリング(18)を潤滑する油穴
(26)が形成されている遊星歯車装置のキャリア組立体
を前提としたものであり、スラストワッシャー(20)の
ニードルベアリング(18)との接触部内径側には、ニー
ドルベアリング(18)の端部の曲率半径と対応した所定
曲率半径の部分リング状凹面を有する回転面(20c)が
形成されているとともに、スラストワッシャー(20)の
前記接触部内径側の中心側は回転面(20c)と滑らかに
接続し、ニードルベアリング(18)の端部の曲率半径よ
り大きい曲率半径の面(20e)とされていることを特徴
としている。なお、スラストワッシャーとは別にニード
ル端面受け部材(60)を設け、これに上記スラストベア
リングと同様の形状の回転面(60c)を設けることもで
きる。また、スラストワッシャー又はニードル端面受け
部材に、回転面ではなく、各ニードルベアリングに対応
してこれの端面形状に対応した球面状の凹部(20d)を
形成することもできる。なお、かっこ内の符号は後述の
実施例の対応する部材を示す。
(ホ)作用 スラストワッシャーのニードルベアリング端面との接
触部にニードルベアリング端面形状に対応した回転面が
形成されているので、ニードルベアリング端面との接触
は線接触となり、作用する荷重が軽減され、スラストワ
ッシャーの摩耗が防止される。この際、ピニオンシャフ
トの油穴を経てニードルベアリングに供給された潤滑油
の一部が、スラストワッシャーの中心側の面側にも流れ
ていき、さらに、ニードルベアリング端部との接触部に
供給されて良好な潤滑が行われることと合わせて、スラ
ストワッシャーの接触部は十分な耐久性が確保される。
ピニオンギア内径部の切欠き部及びスラストワッシャー
に設けた油みぞによって油路を形成すると、潤滑油の流
れが改善され、潤滑性能及び放熱性能が向上する。スラ
ストワッシャーとは独立にニードル端面受け部材を設け
た場合にも同様の作用を得ることができる。また、スラ
ストワッシャー又はニードル端面受け部材に、ベアリン
グ端面形状に対応した球面状の凹部を設けた場合にもニ
ードル端面が面接触となり、十分な耐久性が得られる。
また、設ける凹部の数だけニードルベアリングを配置す
ることができ、ニードルベアリング本数を使用負荷に応
じて変えることができる。また、この場合にはニードル
ベアリング同志の接触に伴なう発熱が防止される。
(ヘ)実施例 (第1実施例) 第1及び2図に第1実施例を示す。キャリア組立体10
は、ピニオンキャリア12、ピニオンギア14、ピニオンシ
ャフト16、ニードルベアリング18、及びスラストワッシ
ャー20及び21を有している。ピニオンキャリア12は互い
に対面するように一体に結合された板状部12a及び12bを
有している。ピニオンシャフト16はこれの両端を板状部
12a及び12bに固着されている。ピニオンシャフト16の外
周にニードルベアリング18を介してピニオンギア14が回
転可能に支持されている。ピニオンギア14の第1図中左
側端面と板状部12aとの間、及びピニオンギア14の第1
図中右側端面と板状部12bとの間にぞれぞれスラストワ
ッシャー20及び21が配置されている。スラストワッシャ
ー20がピニオンギア14側に配置され、一方、スラストワ
ッシャー21が板状部12a及び12b側に配置されている。ス
ラストワッシャー21は中心穴を有する円板状のものであ
る。一方、スラストワッシャー20は、第2図に示すよう
な形状をしており、ボス部20a及び油みぞ20bを有してい
る。ボス部20aの内径側は所定曲率半径断面の回転面20c
としてある。回転面20cの断面の曲率半径はニードルベ
アリング18の端部の曲率半径と対応している。回転面20
cにニードルベアリング18の端面が接触している。スラ
ストワッシャー20の接触部内径側の中心側は回転面20c
と滑らかに接続する平らな面20eとされている。この面2
0eは、平面に限るわけではなく、回転面20cと滑らかに
接続する曲面であってもよい。この場合、潤滑油が接触
部に入りやすくなるようにするために、面20eの曲率半
径の大きさは、ニードルベアリング18の端部の曲率半径
より大きいものにする必要がある。ピニオンギア14の内
径部端面にはスラストワッシャー20のボス部20aを逃げ
るための切欠き部14aが設けられており、切欠き部14aと
ボス部20aとの間にすきま50が形成されている。スラス
トワッシャー20の油みぞ20bはボス部20aの根元部からス
ラストワッシャー20の外周部まで達している。ピニオン
キャリア12の板状部12aの内周部には環状のみぞ22が設
けられており、これから半径方向外方に向けて油穴24が
設けられている。油穴24はピニオンシャフト16に設けら
れた油穴26と連通している。油穴26はピニオンシャフト
16外周のニードルベアリング18転動面に開口を有してい
る。キャリア組立体10の内方にサンギア28が配置されて
おり、このサンギア28はピニオンギア14とかみ合ってい
る。一方、キャリア組立体10の外方にはインターナルギ
ア40が設けられ、このインターナルギア40、キャリア組
立体10及びサンギア28により遊星歯車装置が構成され
る。なお、これらのギアはヘリカルギアとしてある。円
筒状のサンギア28には内径部から歯底に連通する油穴30
が設けられている。板状部12aの第1図中左側にベアリ
ングレース32が設けられており、更にこれの表面を転動
するようにスラストベアリング34が設けられている。ス
ラストベアリング34はサンギア28と一体の部材36によっ
て保持されている。
次にこの実施例の動作について説明する。ピニオンキ
ャリア12と、サンギア28又はインターナルギア40とが相
対回転すると、ピニオンギア14が回転する。ピニオンギ
ア14はヘリカルギアとしてあるので、力の伝達方向に応
じて板状部12a側のスラストワッシャー20及び21又は板
状部12b側のスラストワッシャー20及び21にスラストが
作用する。一方、ニードルベアリング18が回転するた
め、これの端面がスラストワッシャー20の回転面20cに
力を作用する。しかしながら、スラストワッシャー20の
回転面20cはニードルベアリング18の端面形状に対応し
た曲率半径を有しており、ニードルベアリング18の端面
と回転面20cとは線接触状態にあるため面圧が低くなっ
ており、回転面20cが摩耗することはなく十分な耐久性
が確保される。また、次のようにして潤滑油が供給され
るので、スラストワッシャー20及び21及びニードルベア
リング18の潤滑性及び冷却性が向上している。すなわ
ち、サンギア28の油穴30にはサンギア28の内径部に配置
される図示してない軸に設けられた潤滑回路から油が供
給され、この油穴30からサンギア28の外径部に排出され
た油は環状のみぞ22によって捕捉され、油穴24及び油穴
26を通してニードルベアリング18の転動面に供給され
る。この際、潤滑油の一部はスラストワッシャー20の面
20e側にも流れていき、ニードルベアリング端部との接
触部に供給されて良好な潤滑が行われることになる。ニ
ードルベアリング18及びスラストワッシャー20を潤滑し
た油はすきま50及びスラストワッシャー20の油みぞ20b
を通って外部に排出される。これにより、油が効率よく
流れるため、上述のように潤滑性及び冷却性が向上す
る。
(第2実施例) 第3図に第2実施例を示す。上述の第1実施例では、
スラストワッシャー20のボス部20aに回転面20cを形成し
たが、第3図に示すようにスラストワッシャー20とは別
部材であるニードル端面受け部材60に回転面60cを形成
しても、第1実施例と同様の作用を得ることができる。
(第3実施例) 第4及び5図に第3実施例を示す。この第3実施例
は、第1実施例のスラストワッシャー20のボス部20aに
設けた回転面20cに代えて、ニードルベアリング18の本
数に対応した球面状の凹部20dを設けたものである。凹
部20dの形状はニードルベアリング18の端面形状に対応
している。この実施例では、ニードルベアリング18の両
端がスラストワッシャー20の凹部20dによって支持され
ることになる。ニードルベアリング18の端面と凹部20d
とは面接触となり、また、ニードルベアリング18の転動
面を潤滑した潤滑油の一部が端部側から凹部20dに流入
して接触面を潤滑するため、第1の実施例よりもさらに
耐摩耗性が向上する。また、ニードルベアリング18の耐
久性に余裕がある場合には、ニードルベアリング18の本
数を減少させることも可能となり、この場合には各ニー
ドルベアリング18間にすきまが形成され、ニードルベア
リング18同志の接触による発熱が防止される。また、潤
滑油の流れも向上する。
なお、この第3実施例についても、第2実施例と同様
にボス部20aをスラストワッシャー20とは別部材のニー
ドル端面受け部材とすることもできる。
(ト)発明の効果 以上説明してきたように、本発明によると、ニードル
ベアリングの端面を支持するために、スラストワッシャ
ー又はこれとは別部材のニードル端面受け部材に回転面
又は球面状の凹部を設けるとともに、これらの回転面又
は球面状の凹部に潤滑油が供給されやすいようにしたの
で、スラストワッシャーやニードル端面受け部材の作用
荷重が軽減できること、及びニードルベアリングスラス
トワッシャーやニードル端面受け部材との接触面に対し
て効率よく潤滑できること、とを合わせて、スラストワ
ッシャーやニードル端面受け部材の接触部の耐久性が向
上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1実施例を示す図、第2図は第1実施例のス
ラストワッシャーを示す図、第3図は第2実施例を示す
図、第4図は第3実施例を示す図、第5図は第3実施例
のスラストワッシャーを示す図である。 10……キャリア組立体、12……ピニオンキャリア、12a,
12b……板状部、14……ピニオンギア、16……ピニオン
シャフト、18……ニードルベアリング、20……スラスト
ワッシャー、20a……ボス部、20b……油みぞ、20c……
回転面、20d……凹部、21……スラストワッシャー、20e
……面、26……油穴、60……ニードル端面受け部材、60
c……回転面。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F16H 1/28 F16H 57/08 F16C 19/24 - 19/28

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ピニオンキャリア(12)の互いに平行な2
    つの板状部(12a、12b)間に固着されたピニオンシャフ
    ト(16)にピニオンギア(14)がニードルベアリング
    (18)を介して回転可能に支持されており、ピニオンギ
    ア(14)の端面とピニオンキャリア(12)の板状部(12
    a、12b)との間にはスラストワッシャー(20)が設けら
    れており、ピニオンシャフト(16)にはニードルベアリ
    ング(18)を潤滑する油穴(26)が形成されている遊星
    歯車装置のキャリア組立体において、 スラストワッシャー(20)のニードルベアリング(18)
    との接触部内径側には、ニードルベアリング(18)の端
    部の曲率半径と対応した所定曲率半径の部分リング状凹
    面を有する回転面(20c)が形成されているとともに、
    スラストワッシャー(20)の前記接触部内径側の中心側
    は回転面(20c)と滑らかに接続し、ニードルベアリン
    グ(18)の端部の曲率半径より大きい曲率半径の面(20
    e)とされていることを特徴とする遊星歯車装置のキャ
    リア組立体。
  2. 【請求項2】ピニオンギア(14)の内径部両端に、スラ
    ストワッシャー(20)の上記回転面形成用ボス部(20
    a)を逃げるための環状の切欠き部(14a)が設けられて
    おり、スラストワッシャー(20)のピニオンギア(14)
    端面に面する側には前記切欠き部(14a)の油を外部に
    排出する油みぞ(20b)が設けられている請求項1記載
    の遊星歯車装置のキャリア組立体。
  3. 【請求項3】ピニオンキャリア(12)の互いに平行な2
    つの板状部(12a、12b)間に固着されたピニオンシャフ
    ト(16)にピニオンギア(14)がニードルベアリング
    (18)を介して回転可能に支持されており、ピニオンギ
    ア(14)の端面とピニオンキャリア(12)の板状部(12
    a、12b)との間にはスラストワッシャー(20)が設けら
    れており、ピニオンシャフト(16)にはニードルベアリ
    ング(18)を潤滑する油穴(26)が形成されている遊星
    歯車装置のキャリア組立体において、 スラストワッシャー(20)とニードルベアリング(18)
    端面との間にニードル端面受け部材(60)が設けられて
    おり、ニードル端面受け部材(60)のニードルベアリン
    グ(18)との接触部内径側には、ニードルベアリング
    (18)の端部の曲率半径と対応した所定曲率半径の部分
    リング状凹面を有する回転面(60c)が形成されている
    とともに、ニードル端面受け部材(60)の前記接触部内
    径側の中心側は回転面(20c)と滑らかに接続し、ニー
    ドルベアリング(18)の端部の曲率半径より大きい曲率
    半径の面(20e)とされていることを特徴とする遊星歯
    車装置のキャリア組立体。
  4. 【請求項4】ピニオンキャリア(12)の互いに平行な2
    つの板状部(12a、12b)間に固着されたピニオンシャフ
    ト(16)にピニオンギア(14)がニードルベアリング
    (18)を介して回転可能に支持されており、ピニオンギ
    ア(14)の端面とピニオンキャリア(12)の板状部(12
    a、12b)との間にはスラストワッシャー(20)が設けら
    れており、ピニオンシャフト(16)にはニードルベアリ
    ング(18)を潤滑する油穴(26)が形成されている遊星
    歯車装置のキャリア組立体において、 スラストワッシャー(20)のニードルベアリング(18)
    端面との接触部に、ニードルベアリング(18)の端面形
    状に対応した球面状の凹部(20d)がニードルベアリン
    グ(18)の本数分だけ形成されており、ピニオンギア
    (14)の内径部両端に、スラストワッシャー(20)の上
    記凹部形成用ボス部(20a)を逃げるための環状の切欠
    き部(14a)が設けられており、スラストワッシャー(2
    0)のピニオンギア(14)端面に面する側には前記切欠
    き部(14a)の油を外部に排出する油みぞ(20b)が設け
    られている遊星歯車装置のキャリア組立体。
  5. 【請求項5】ピニオンキャリア(12)の互いに平行な2
    つの板状部(12a、12b)間に固着されたピニオンシャフ
    ト(16)にピニオンギア(14)がニードルベアリング
    (18)を介して回転可能に支持されており、ピニオンギ
    ア(14)の端面とピニオンキャリア(12)の板状部(12
    a、12b)との間にはスラストワッシャー(20)が設けら
    れており、ピニオンシャフト(16)にはニードルベアリ
    ング(18)を潤滑する油穴(26)が形成されている遊星
    歯車装置のキャリア組立体において、 スラストワッシャー(20)とニードルベアリング(18)
    端面との間にニードル端面受け部材(60)が設けられて
    おり、ニードル端面受け部材(60)のニードルベアリン
    グ(18)端面との接触部に、ニードルベアリング(18)
    端面形状に対応した球面状の凹部(60c)がニードルベ
    アリング(18)の本数分だけ形成されており、ピニオン
    ギア(14)の内径部両端に、スラストワッシャー(20)
    の上記凹部形成用ボス部(20a)を逃げるための環状の
    切欠き部(14a)が設けられており、スラストワッシャ
    ー(20)のピニオンギア(14)端面に面する側には前記
    切欠き部(14a)の油を外部に排出する油みぞ(20b)が
    設けられていることを特徴とする遊星歯車装置のキャリ
    ア組立体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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