JP3534374B2 - 円錐ころ軸受の潤滑装置 - Google Patents
円錐ころ軸受の潤滑装置Info
- Publication number
- JP3534374B2 JP3534374B2 JP33664996A JP33664996A JP3534374B2 JP 3534374 B2 JP3534374 B2 JP 3534374B2 JP 33664996 A JP33664996 A JP 33664996A JP 33664996 A JP33664996 A JP 33664996A JP 3534374 B2 JP3534374 B2 JP 3534374B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tapered roller
- roller bearing
- oil
- lubricating
- ring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C19/00—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement
- F16C19/22—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings
- F16C19/34—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings for both radial and axial load
- F16C19/36—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings for both radial and axial load with a single row of rollers
- F16C19/364—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings for both radial and axial load with a single row of rollers with tapered rollers, i.e. rollers having essentially the shape of a truncated cone
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C33/00—Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
- F16C33/30—Parts of ball or roller bearings
- F16C33/66—Special parts or details in view of lubrication
- F16C33/6637—Special parts or details in view of lubrication with liquid lubricant
- F16C33/6659—Details of supply of the liquid to the bearing, e.g. passages or nozzles
- F16C33/6674—Details of supply of the liquid to the bearing, e.g. passages or nozzles related to the amount supplied, e.g. gaps to restrict flow of the liquid
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C2361/00—Apparatus or articles in engineering in general
- F16C2361/61—Toothed gear systems, e.g. support of pinion shafts
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Details Of Gearings (AREA)
- Rolling Contact Bearings (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車輌のトランスミ
ッションの、トランスファー等各種変速機に用いられて
いる円錐ころ軸受の潤滑装置に関する。
ッションの、トランスファー等各種変速機に用いられて
いる円錐ころ軸受の潤滑装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車輌のトランスミッションに用いられる
軸受は、近年車両の高出力化に伴い、大きな容量のもの
が必要とされている。円錐ころ軸受は、コンパクトなス
ペースでありながら大きな容量で使用可能な為、その使
用が増加の傾向にある。そして、円錐ころ軸受は円筒こ
ろ軸受に比べ、ころの転走面が傾斜しており、遠心力で
オイルが流れ易いため、オイル保持力が弱く、より多く
のオイルを必要とする事は公知である。
軸受は、近年車両の高出力化に伴い、大きな容量のもの
が必要とされている。円錐ころ軸受は、コンパクトなス
ペースでありながら大きな容量で使用可能な為、その使
用が増加の傾向にある。そして、円錐ころ軸受は円筒こ
ろ軸受に比べ、ころの転走面が傾斜しており、遠心力で
オイルが流れ易いため、オイル保持力が弱く、より多く
のオイルを必要とする事は公知である。
【0003】したがって、オイルポンプによるオイル供
給やギヤによるオイルの飛沫が不足する条件下、例え
ば、車輌が牽引される時の様に、エンジンが停止しトラ
ンスミッションはニュートラルの状態で、オイルポンプ
からのオイル供給がなく、ギヤによるオイルの飛沫も無
いが、その反面、牽引によるタイヤの回転で、トランス
ミッションの軸は回転してしまう様な場合、オイル切れ
による焼き付きが生じ易い、という問題が生じる。
給やギヤによるオイルの飛沫が不足する条件下、例え
ば、車輌が牽引される時の様に、エンジンが停止しトラ
ンスミッションはニュートラルの状態で、オイルポンプ
からのオイル供給がなく、ギヤによるオイルの飛沫も無
いが、その反面、牽引によるタイヤの回転で、トランス
ミッションの軸は回転してしまう様な場合、オイル切れ
による焼き付きが生じ易い、という問題が生じる。
【0004】これに対して、上記の様に車輌を牽引する
場合にオイル切れによる焼き付きを防止するため、例え
ば、プロペラシャフトを外して、車輌牽引時でもトラン
スミッションの軸が回転しない様にする事が行われてい
た。しかし、プロペラシャフトを外して牽引後に再度組
み込む作業は、面倒で厄介な作業であり、作業コストも
高い。
場合にオイル切れによる焼き付きを防止するため、例え
ば、プロペラシャフトを外して、車輌牽引時でもトラン
スミッションの軸が回転しない様にする事が行われてい
た。しかし、プロペラシャフトを外して牽引後に再度組
み込む作業は、面倒で厄介な作業であり、作業コストも
高い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
点に鑑みて提案されたもので、低潤滑状況における使用
においても最低必要なオイルを確保し、焼き付き等を防
止する円錐ころ軸受の潤滑装置の提供を目的としてい
る。
点に鑑みて提案されたもので、低潤滑状況における使用
においても最低必要なオイルを確保し、焼き付き等を防
止する円錐ころ軸受の潤滑装置の提供を目的としてい
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、車輌の
トランスミッション、トランスファー等各種変速機に用
いられている円錐ころ軸受の潤滑装置において、その円
錐ころ軸受の外輪内周の大径側にその軸受を潤滑する潤
滑油の流れを規制する規制手段を設け、前記規制手段が
外輪の大径側内周に取り付けられた内側にリップを有す
る弾性部材で形成されたリングとなっている。
トランスミッション、トランスファー等各種変速機に用
いられている円錐ころ軸受の潤滑装置において、その円
錐ころ軸受の外輪内周の大径側にその軸受を潤滑する潤
滑油の流れを規制する規制手段を設け、前記規制手段が
外輪の大径側内周に取り付けられた内側にリップを有す
る弾性部材で形成されたリングとなっている。
【0007】本発明によれば、車輌のトランスミッショ
ン、トランスファー等各種変速機に用いられている円錐
ころ軸受の潤滑装置において、その円錐ころ軸受の外輪
内周の大径側にその軸受を潤滑する潤滑油の流れを規制
する規制手段を設け、前記規制手段が内輪の大径側端面
と軸との間に設けられ且つ外周にリップを有するリング
状の弾性部材となっている。
ン、トランスファー等各種変速機に用いられている円錐
ころ軸受の潤滑装置において、その円錐ころ軸受の外輪
内周の大径側にその軸受を潤滑する潤滑油の流れを規制
する規制手段を設け、前記規制手段が内輪の大径側端面
と軸との間に設けられ且つ外周にリップを有するリング
状の弾性部材となっている。
【0008】
【0009】
【0010】
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】上述した様な構成を具備する本発明によれ
ば、円錐ころ軸受の外輪内周の大径側にその軸受を潤滑
する潤滑油の流れを規制する規制手段を設けたので、車
両牽引時の様に円錐ころ軸受へのオイル供給が不足する
状況においても、該規制手段により潤滑油が完全に流出
することなく、規制手段よりもオイル供給側の領域に残
存する。そのため、規制手段近傍に残存した潤滑油によ
り、最低の潤滑を確保でき、トランスミッション、トラ
ンスファー等の各種変速機の低潤滑状況における焼き付
きを防止することが出来るのである。
ば、円錐ころ軸受の外輪内周の大径側にその軸受を潤滑
する潤滑油の流れを規制する規制手段を設けたので、車
両牽引時の様に円錐ころ軸受へのオイル供給が不足する
状況においても、該規制手段により潤滑油が完全に流出
することなく、規制手段よりもオイル供給側の領域に残
存する。そのため、規制手段近傍に残存した潤滑油によ
り、最低の潤滑を確保でき、トランスミッション、トラ
ンスファー等の各種変速機の低潤滑状況における焼き付
きを防止することが出来るのである。
【0016】ここで、上述した様な本発明の好適な構成
によれば、前記規制手段は、その半径方向内方の領域を
閉塞しておらず、或いは、オイル孔を穿孔した構成とな
っている。そのため、オイルポンプからオイルが供給さ
れ、或いは、ギヤによりオイルがかき上げられている状
態において、潤滑油は規制手段が閉塞していない領域、
或いは規制手段に形成されたオイル孔から流出する。す
なわち、前記規制手段が潤滑油の循環を妨げることは防
止されているのである。
によれば、前記規制手段は、その半径方向内方の領域を
閉塞しておらず、或いは、オイル孔を穿孔した構成とな
っている。そのため、オイルポンプからオイルが供給さ
れ、或いは、ギヤによりオイルがかき上げられている状
態において、潤滑油は規制手段が閉塞していない領域、
或いは規制手段に形成されたオイル孔から流出する。す
なわち、前記規制手段が潤滑油の循環を妨げることは防
止されているのである。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態を説明する。
実施の形態を説明する。
【0018】図1は本発明の一実施の形態を示すトラン
スミッションの前部のパイロットベアリング部の断面を
示し、外輪がメインドライブギヤ1の内側に一体に形成
されたパイロットベアリングである円錐ころ軸受3がメ
インシャフト10の一端に取り付けられている。また、
そのメインドライブギヤ1は円錐ころ軸受2で軸支され
ており、他端は図示しないエンジンのフライホイルのセ
ンタに設けられたベアリングに支持されている。
スミッションの前部のパイロットベアリング部の断面を
示し、外輪がメインドライブギヤ1の内側に一体に形成
されたパイロットベアリングである円錐ころ軸受3がメ
インシャフト10の一端に取り付けられている。また、
そのメインドライブギヤ1は円錐ころ軸受2で軸支され
ており、他端は図示しないエンジンのフライホイルのセ
ンタに設けられたベアリングに支持されている。
【0019】そして、円錐ころ軸受3の外輪の内周に相
当する内周面3aの大径側には、図2を参照して、オイ
ルの規制手段である金属製のリング4bとそのリングに
一体的に形成された弾性部材であるラバーで構成された
リップ部4aを有するリップ4が設けられている。ここ
で、符号1a、10aはオイル通路、11はシンクロナ
イザコーン、12はシンクロナイザリング、13はスリ
ーブ、14はロックプランジャ、15はスプリング、1
6はシンクロナイザハブ、17はニードルローラ、18
はトランスミッションケース、19はオイルシール、2
0はN速メインギヤ、21は内輪をそれぞれ示してい
る。
当する内周面3aの大径側には、図2を参照して、オイ
ルの規制手段である金属製のリング4bとそのリングに
一体的に形成された弾性部材であるラバーで構成された
リップ部4aを有するリップ4が設けられている。ここ
で、符号1a、10aはオイル通路、11はシンクロナ
イザコーン、12はシンクロナイザリング、13はスリ
ーブ、14はロックプランジャ、15はスプリング、1
6はシンクロナイザハブ、17はニードルローラ、18
はトランスミッションケース、19はオイルシール、2
0はN速メインギヤ、21は内輪をそれぞれ示してい
る。
【0020】次に、作用について説明する。
【0021】車輌が通常走行或はエンジン運転状態での
一時停車等の場合には、図3をも参照して、メインドラ
イブギヤ1のオイル通路1aから供給されたオイルが
A、Bの様に十分に供給され、潤沢な潤滑条件で運転さ
れる。一方、故障等で車輌がエンジン停止状態、トラン
スミッションがニュートラルの状態で牽引される等の場
合には、図4に示す様にリップ4の内側にCの様に保持
されたオイルにより最低の潤滑条件を保持できるので、
低速、低負荷であれば十分に焼き付きを防止することが
できる。
一時停車等の場合には、図3をも参照して、メインドラ
イブギヤ1のオイル通路1aから供給されたオイルが
A、Bの様に十分に供給され、潤沢な潤滑条件で運転さ
れる。一方、故障等で車輌がエンジン停止状態、トラン
スミッションがニュートラルの状態で牽引される等の場
合には、図4に示す様にリップ4の内側にCの様に保持
されたオイルにより最低の潤滑条件を保持できるので、
低速、低負荷であれば十分に焼き付きを防止することが
できる。
【0022】図5は別の実施の形態を示し、金属で形成
されたリング状のオイル溜りプレート24を外輪21
(1)の内周1aの大径側に設けたもので、構造が非常
に簡単である。
されたリング状のオイル溜りプレート24を外輪21
(1)の内周1aの大径側に設けたもので、構造が非常
に簡単である。
【0023】図6は他の実施の形態を示し、ころの保持
器3aに弾性体であるラバーで構成され外輪21の内周
1aに接するリップを設けたもので、組み立てが容易で
ある利点を有する。
器3aに弾性体であるラバーで構成され外輪21の内周
1aに接するリップを設けたもので、組み立てが容易で
ある利点を有する。
【0024】すなわち、組み立てに際して、外輪側を固
定して内輪側を嵌め込むだけであれば、組み立て作業が
極めて容易になる。そして、図6の実施形態であれば、
規制手段は弾性体(ラバー)から成るリップであるの
で、内輪側の嵌合に際して、規制手段は弾性変形して、
内輪側と干渉することは無い。換言すれば、図6の実施
形態であれば、外輪側を固定して内輪側を嵌め込む、と
いう簡単な作業で組み立てが行えるのである。
定して内輪側を嵌め込むだけであれば、組み立て作業が
極めて容易になる。そして、図6の実施形態であれば、
規制手段は弾性体(ラバー)から成るリップであるの
で、内輪側の嵌合に際して、規制手段は弾性変形して、
内輪側と干渉することは無い。換言すれば、図6の実施
形態であれば、外輪側を固定して内輪側を嵌め込む、と
いう簡単な作業で組み立てが行えるのである。
【0025】図7はその他の実施の形態を示し、金属で
形成されたリング状のプレート26の外周にラバーで形
成されたリップ26aを一体的に設け、リップ26aが
外輪21の内周1aに接する様にしたものであり、軸1
0の段差と内輪の端面との間に取り付けられるので、市
販形状の軸受がそのまま使用できる利点がある。
形成されたリング状のプレート26の外周にラバーで形
成されたリップ26aを一体的に設け、リップ26aが
外輪21の内周1aに接する様にしたものであり、軸1
0の段差と内輪の端面との間に取り付けられるので、市
販形状の軸受がそのまま使用できる利点がある。
【0026】図8は、図7のプレート26にオイル孔2
7bを設け、通常運転時のオイル流量が制限されない様
にしたものである。図7の例と図8の例とはトランスミ
ッションの潤滑特性により選択すればよい。
7bを設け、通常運転時のオイル流量が制限されない様
にしたものである。図7の例と図8の例とはトランスミ
ッションの潤滑特性により選択すればよい。
【0027】図9は図2のリップ4をラバーで一体に構
成したものであり、図10は図7のプレート26に換え
てリップ29と同じラバーで一体に構成したものであ
り、取り付け上からリップ以外の部分の硬度を高くでき
れば、なお良い。
成したものであり、図10は図7のプレート26に換え
てリップ29と同じラバーで一体に構成したものであ
り、取り付け上からリップ以外の部分の硬度を高くでき
れば、なお良い。
【0028】そして、図9の実施形態においても、外輪
側を固定して内輪側を嵌合して組み立てを行ったとして
も、規制手段であるリップ4は、内輪側が嵌合される際
に弾性変形するので、干渉してしまうことは無い。その
ため、組み立て作業が極めて簡単に行われる、という利
点がある。
側を固定して内輪側を嵌合して組み立てを行ったとして
も、規制手段であるリップ4は、内輪側が嵌合される際
に弾性変形するので、干渉してしまうことは無い。その
ため、組み立て作業が極めて簡単に行われる、という利
点がある。
【0029】
【発明の効果】上述した様な本発明によれば、円錐ころ
軸受へのオイル供給が不足する状況においても最低の潤
滑を確保でき、トランスミッション、トランスファー等
の各種変速機の低潤滑状況における焼き付きを防止でき
る。
軸受へのオイル供給が不足する状況においても最低の潤
滑を確保でき、トランスミッション、トランスファー等
の各種変速機の低潤滑状況における焼き付きを防止でき
る。
【0030】また、通常の潤滑状況にあっても潤滑油の
循環を妨げることは無い。
循環を妨げることは無い。
【0031】さらに、本発明の規制手段を弾性変形可能
に構成すれば、組み立て作業が極めて容易になる、とい
う作用効果も奏する。
に構成すれば、組み立て作業が極めて容易になる、とい
う作用効果も奏する。
【図1】本発明の一実施の形態を示すトランスミッショ
ンの円錐ころ軸受部の部分断面図。
ンの円錐ころ軸受部の部分断面図。
【図2】図1のリップを示す断面図。
【図3】オイル供給が十分な場合の作用を説明する図。
【図4】オイル供給が不十分な場合の作用を説明する
図。
図。
【図5】本発明の別の実施の形態を示す図。
【図6】本発明の他の実施の形態を示す図。
【図7】本発明のその他の実施の形態を示す図。
【図8】図7の別の実施の形態を示す図。
【図9】図2の別の実施の形態を示す図。
【図10】図7の他の実施の形態を示す図。
1・・・メインドライブギヤ
3・・・円錐ころ軸受
4・・・リップ
4b・・・金属リング
10・・・メインシャフト
11・・・シンクロナイザコーン
12・・・シンクロナイザリング
13・・・スリーブ
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 昭62−67365(JP,A)
特開 平7−180725(JP,A)
特開 平8−135666(JP,A)
特開 平7−144548(JP,A)
実開 昭58−36627(JP,U)
実開 平6−30530(JP,U)
実開 平6−63932(JP,U)
実開 昭51−112152(JP,U)
実開 平7−20458(JP,U)
実公 昭48−16412(JP,Y1)
実公 昭45−20085(JP,Y1)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
F16C 33/66 - 33/82
F16N 31/00
F16H 57/04
Claims (2)
- 【請求項1】 車輌のトランスミッション、トランスフ
ァー等各種変速機に用いられている円錐ころ軸受の潤滑
装置において、その円錐ころ軸受の外輪内周の大径側に
その軸受を潤滑する潤滑油の流れを規制する規制手段を
設け、前記規制手段が外輪の大径側内周に取り付けられ
た内側にリップを有する弾性部材で形成されたリングで
あることを特徴とする円錐ころ軸受の潤滑装置。 - 【請求項2】 車輌のトランスミッション、トランスフ
ァー等各種変速機に用いられている円錐ころ軸受の潤滑
装置において、その円錐ころ軸受の外輪内周の大径側に
その軸受を潤滑する潤滑油の流れを規制する規制手段を
設け、前記規制手段が内輪の大径側端面と軸との間に設
けられ且つ外周にリップを有するリング状の弾性部材で
あることを特徴とする円錐ころ軸受の潤滑装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33664996A JP3534374B2 (ja) | 1996-12-17 | 1996-12-17 | 円錐ころ軸受の潤滑装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33664996A JP3534374B2 (ja) | 1996-12-17 | 1996-12-17 | 円錐ころ軸受の潤滑装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10176720A JPH10176720A (ja) | 1998-06-30 |
JP3534374B2 true JP3534374B2 (ja) | 2004-06-07 |
Family
ID=18301357
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33664996A Expired - Fee Related JP3534374B2 (ja) | 1996-12-17 | 1996-12-17 | 円錐ころ軸受の潤滑装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3534374B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000161349A (ja) * | 1998-11-30 | 2000-06-13 | Ntn Corp | 車両用歯車軸支持装置 |
JP2000170774A (ja) * | 1998-12-01 | 2000-06-20 | Ntn Corp | 円錐ころ軸受および車両用歯車軸支持装置 |
GB2440544A (en) * | 2006-08-02 | 2008-02-06 | Rolls Royce Plc | Bearing discharge flow control arrangement |
JP2009191986A (ja) * | 2008-02-15 | 2009-08-27 | Jtekt Corp | 円すいころ軸受 |
-
1996
- 1996-12-17 JP JP33664996A patent/JP3534374B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10176720A (ja) | 1998-06-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR950010097B1 (ko) | 차동 조립체 | |
US7287911B2 (en) | Bearing device for supporting pinion shaft | |
EP0856462B1 (en) | Auxiliary drive and reduction gear apparatus | |
US5022659A (en) | Seal assembly for antifriction bearings | |
JP2001090738A (ja) | テーパーローラベアリング潤滑構造 | |
US20080196993A1 (en) | Clutch release bearing assembly | |
JPH109259A (ja) | デファレンシャルギヤのピニオン軸支持用軸受ユニット | |
US5175999A (en) | Torque converter device with lubricating washer on turbine hub | |
JP3534374B2 (ja) | 円錐ころ軸受の潤滑装置 | |
JP2804295B2 (ja) | 遊星歯車装置のキャリア組立体 | |
EP0731285B1 (en) | Assembly of a one-way clutch and a bearing | |
JPH109258A (ja) | デファレンシャルギヤのピニオン軸支持用軸受ユニット | |
US5881556A (en) | Stator and stator support structure for torque convertor | |
CN113370711A (zh) | 单元化的轮端总成 | |
JP3625139B2 (ja) | 自動変速機の潤滑構造 | |
JP2000220647A (ja) | 円すいころ軸受 | |
JPS6336207Y2 (ja) | ||
US6675453B2 (en) | Method of remanufacturing a transmission assembly | |
GB2166813A (en) | Tapered roller bearing assembly | |
JPH055316Y2 (ja) | ||
JP3619363B2 (ja) | 円錐ころ軸受の潤滑装置 | |
JPS6314133Y2 (ja) | ||
JP4417214B2 (ja) | 自動変速機の軸受潤滑構造 | |
JPS6327176Y2 (ja) | ||
JP2594918Y2 (ja) | ワンウェイクラッチ用エンドベアリング装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20040308 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20040308 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |