JP2762327B2 - ゴミ収集車管理システム - Google Patents

ゴミ収集車管理システム

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JP2762327B2 JP17485692A JP17485692A JP2762327B2 JP 2762327 B2 JP2762327 B2 JP 2762327B2 JP 17485692 A JP17485692 A JP 17485692A JP 17485692 A JP17485692 A JP 17485692A JP 2762327 B2 JP2762327 B2 JP 2762327B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の目的】
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、ゴミ収集車管理システ
ムに関し、特に、ゴミ収集車に載置された識別カードの
保持する識別情報を車輛通路の近傍に設置された識別情
報読出装置により電波信号もしくは光信号として読み取
って得た識別情報受信信号を演算装置で処理してゴミ収
集車を識別しその進路を管理してなるゴミ収集車管理シ
ステムに関するものである。
【0003】
【従来の技術】複数のゴミ投入口を有するゴミ焼却場で
は、ゴミ焼却炉のゴミ焼却効率を向上させまたは寿命を
延長させる目的で、ゴミ焼却場の特定のゴミ投入口に特
定区域で収集したゴミが集中することがないようゴミ収
集車を識別し複数のゴミ投入口に適切に振り分ける必要
がある。
【0004】そのため、従来は、運転者もしくは同乗者
がゴミ収集車に割り当てられた識別情報を保持する識別
カードを取り出し車輛通路の近傍に設置されたカード読
取装置に対し直接に挿入して識別情報を読み取らせるこ
とによって入力された識別情報を処理してゴミ収集車を
識別し、かつ識別結果を利用してゴミ収集車の進路を管
理しようとするゴミ収集車管理システムが提案されてい
た。
【0005】
【解決すべき問題点】しかしながら、従来のゴミ収集車
管理システムでは、ゴミ収集車に割り当てられた識別情
報を保持する識別カードがパンチカードで形成されてい
たので、識別情報をキーボードから手動操作によって入
力する場合に比べて誤動作を回避できかつ所要時間を短
縮できて好ましかったが、依然として、(i)識別カー
ドを取り出してカード読取装置に対し直接に挿入して読
み取らせなければならない欠点があり、ひいては(i
i)識別カードの読み取りに多大の時間を必要とする欠
点があり、また(iii)カード読取装置が設置場所の
環境によっては粉塵などで汚損されてしまい誤動作を生
じてしまうという問題があった。
【0006】また、従来のゴミ収集車管理システムで
は、ゴミ収集車に割り当てられた識別情報を保持する識
別カードをカード読取装置に読み取らせてゴミ収集車を
識別するのみであったので、(iv)ゴミ収集車の進路
指示に時間を要し、ゴミ焼却効率を向上できないという
問題もあった。
【0007】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
ので、その目的は、ゴミ焼却場においてゴミ収集車を自
動的に識別すると共に、識別したゴミ収集車を複数のゴ
ミ投入口に自動的に振り分けることができるゴミ収集車
管理システムを提供することにある。
【0008】
【発明の構成】
【0009】
【問題点の解決手段】請求項1に係るゴミ収集車管理シ
ステムは、(a)ゴミ収集車に積載されかつゴミ収集車
に割り当てられた識別情報を保持しており、識別情報送
信命令が電波信号もしくは光信号として与えられたとき
識別情報を電波信号もしくは光信号として送信するため
の識別カード(11)と、(b)車輛通路の近傍に配置
されかつ識別情報読出命令に応じて識別カード(11)
に向け識別情報送信命令を電波信号もしくは光信号とし
て送信しており、識別情報送信命令に応じて識別カード
(11)から電波信号もしくは光信号として送信された
識別情報を受信し識別情報受信信号として出力するため
の識別情報読出装置(12)と、(c)車輛通路もしく
は車輛通路の近傍に配置されかつゴミ収集車を検知して
おり、ゴミ収集車を検知したとき車輛検知信号を出力す
るための車輛検知手段(14)と、(d)車輛検知手段
(14)から車輛検知信号が与えられたとき識別情報読
出装置(12)に対して識別情報読出命令を与えかつ識
別情報読出装置(12)から識別情報受信信号を受け取
るための入出力装置(13)と、(e)車輛通路に配置
されかつゴミ収集車の重量を計量しており、計量結果を
計量信号として出力し入出力装置(13)に与えるため
の計量装置(14A)と、(f)入出力装置(13)か
ら与えられた識別情報受信信号を処理してゴミ収集車を
識別しかつ入出力装置(13)から与えられた計量信号
を処理するための演算装置(15)と、(g)演算装置
(15)によるゴミ収集車の識別結果ならびに計量信号
の処理結果に応じてゴミ収集車の進路を指示するための
進路指示装置(17)とを備えたものである。
【0010】請求項2に係るゴミ収集車管理システム
は、(a)ゴミ収集車に積載されかつゴミ収集車に割り
当てられた識別情報を保持しており、識別情報送信命令
が電波信号もしくは光信号として与えられたとき識別情
報を電波信号もしくは光信号として送信するための識別
カード(11)と、(b)車輛通路の近傍に配置されか
つ識別情報読出命令に応じて識別カード(11)に向け
識別情報送信命令を電波信号もしくは光信号として送信
しており、識別情報送信命令に応じて識別カード(1
1)から電波信号もしくは光信号として送信された識別
情報を受信し識別情報受信信号として出力するための識
別情報読出装置(12)と、(c)車輛通路もしくは車
輛通路の近傍に配置されかつゴミ収集車を検知してお
り、ゴミ収集車を検知したとき車輛検知信号を出力する
ための車輛検知手段(14)と、(d)車輛検知手段
(14)から車輛検知信号が与えられたときの時刻を時
刻信号として出力するための時計装置(14B)と、
(e)車輛検知手段(14)から車輛検知信号が与えら
れたとき、もしくは時計装置(14B)から時刻信号が
与えられたとき、あるいは車輛検知手段(14)から車
輛検知信号が与えられかつ時計装置(14B)から時刻
信号が与えられたとき、識別情報読出装置(12)に対
して識別情報読出命令を与えかつ識別情報読出装置(1
2)から識別情報受信信号を受け取るための入出力装置
(13)と、(f)入出力装置(13)から与えられた
識別情報受信信号を処理してゴミ収集車を識別しかつ入
出力装置(13)から与えられた時刻信号の内容を処理
するための演算装置(15)と、(g)演算装置(1
5)によるゴミ収集車の識別結果ならびに時刻信号の処
理結果に応じてゴミ収集車の進路を指示するための進路
指示装置(17)とを備えたものである。
【0011】請求項3に係るゴミ収集車管理システム
は、(a)ゴミ収集車に積載されかつゴミ収集車に割り
当てられた識別情報を保持しており、識別情報送信命令
が電波信号もしくは光信号として与えられたとき識別情
報を電波信号もしくは光信号として送信するための識別
カード(11)と、(b)車輛通路の近傍に配置されか
つ識別情報読出命令に応じて識別カード(11)に向け
識別情報送信命令を電波信号もしくは光信号として送信
しており、識別情報送信命令に応じて識別カード(1
1)から電波信号もしくは光信号として送信された識別
情報を受信し識別情報受信信号として出力するための識
別情報読出装置(12)と、(c)車輛通路もしくは車
輛通路の近傍に配置されかつゴミ収集車を検知してお
り、ゴミ収集車を検知したとき車輛検知信号を出力する
ための車輛検知手段(14)と、(d)車輛通路に設置
されかつゴミ収集車の重量を計量しており、計量結果を
計量信号として出力するための計量装置(14A)と、
(e)車輛検知手段(14)から車輛検知信号が与えら
れたときの時刻、もしくは計量装置(14A)から計量
信号が与えられたときの時刻、あるいは車輛検知手段
(14)から車輛検知信号が与えられかつ計量装置(1
4A)から計量信号が与えられたときの時刻を、時刻信
号として出力するための時計装置(14B)と、(f)
車輛検知手段(14)から車輛検知信号が与えられたと
き、もしくは計量装置(14A)から計量信号が与えら
れたとき、もしくは時計装置(14B)のから時刻信号
が与えられたとき、もしくは車輛検知手段(14)から
車輛検知信号が与えられかつ計量装置(14A)から計
量信号が与えられたとき、もしくは車輛検知手段(1
4)から車輛検知信号が与えられかつ時計装置(14
B)から時刻信号が与えられたとき、もしくは計量装置
(14A)から計量信号が与えられかつ時計装置(14
B)から時刻信号が与えられたとき、もしくは車輛検知
手段(14)から車輛検知信号が与えられかつ計量装置
(14A)から計量信号が与えられかつ時計装置(14
B)から時刻信号が与えられたとき、識別情報読出装置
(12)に対して識別情報読出命令を与えかつ識別情報
読出装置(12)から識別情報受信信号を受け取るため
の入出力装置(13)と、(g)入出力装置(13)か
ら与えられた識別情報受信信号を処理してゴミ収集車を
識別しかつ入出力装置(13)から与えられた計量信号
を処理しかつ入出力装置(13)から与えられた時刻信
号を処理するための演算装置(15)と、(h)演算装
置(15)によるゴミ収集車の識別結果,計量信号の処
理結果ならびに時刻信号の処理結果に応じてゴミ収集車
の進路を指示するための進路指示装置(17)とを備え
たものである。
【0012】
【作用】請求項1に係るゴミ収集車管理システムでは、
車輛検知手段(14)がゴミ収集車を検知すると入出力
装置(13)を介して識別情報読出装置(12)に識別
情報読出命令を与え、識別情報読出装置(12)が識別
カード(11)に向け識別情報送信命令を電波信号もし
くは光信号として送信する。識別カード(11)は、識
別情報送信命令を受信すると識別情報読出装置(12)
に識別情報を電波信号もしくは光信号として送信する。
識別情報読出装置(12)は、識別情報を受信すると入
出力装置(13)を介して識別情報受信信号を演算装置
(15)に出力する。また、計量装置(14A)は、ゴ
ミ収集車の重量を計量し計量信号を入出力装置(13)
を介して演算装置(15)に出力する。演算装置(1
5)は、識別情報受信信号を処理してゴミ収集車を識別
しかつ計量信号を処理する。進路指示装置(17)は、
演算装置(15)によるゴミ収集車の識別結果ならびに
計量信号の処理結果に応じてゴミ収集車の進路を指示す
る。したがって、ゴミ収集車を自動的かつ正確に識別す
ると共に識別したゴミ収集車を複数のゴミ投入口に自動
的かつ適切に振り分けることができる。
【0013】請求項2に係るゴミ収集車管理システムで
は、車輛検知手段(14)がゴミ収集車を検知すると車
輛検知信号を出力し、時計装置(14B)がそのときの
時刻を時刻信号として出力する。入出力装置(13)
は、車輛検知手段(14)から車輛検知信号が与えられ
たとき、もしくは時計装置(14B)から時刻信号が与
えられたとき、あるいはその両方が与えられたとき、識
別情報読出装置(12)に識別情報読出命令を与える。
識別情報読出装置(12)は、識別情報読出命令に応じ
て識別カード(11)に向け識別情報送信命令を電波信
号もしくは光信号として送信する。識別カード(11)
は、識別情報送信命令を受信すると識別情報読出装置
(12)に識別情報を電波信号もしくは光信号として送
信する。識別情報読出装置(12)は、識別情報を受信
すると入出力装置(13)を介して識別情報受信信号を
演算装置(15)に出力する。演算装置(15)は、識
別情報受信信号を処理してゴミ収集車を識別しかつ時刻
信号を処理する。進路指示装置(17)は、演算装置
(15)によるゴミ収集車の識別結果ならびに計量信号
の処理結果に応じてゴミ収集車の進路を指示する。した
がって、ゴミ収集車を自動的かつ正確に識別すると共に
識別したゴミ収集車を複数のゴミ投入口に自動的かつ適
切に振り分けることができる。
【0014】請求項3に係るゴミ収集車管理システムで
は、車輛検知手段(14)がゴミ収集車を検知すると車
輛検知信号を出力し、計量装置(14A)がゴミ収集車
の重量を計量し計量結果を計量信号として出力する。時
計装置(14B)は、車輛検知信号が与えられたときの
時刻、もしくは計量信号が与えられたときの時刻、ある
いはその両方が与えられたときの時刻を時刻信号として
出力する。入出力装置(13)は、車輛検知信号が与え
られたとき、もしくは計量信号が与えられたとき、もし
くは時刻信号が与えられたとき、もしくは車輛検知信号
と計量信号が与えられたとき、もしくは車輛検知信号と
時刻信号が与えられたとき、もしくは計量信号と時刻信
号が与えられたとき、もしくはそれら全てが与えられた
とき、識別情報読出装置(12)に識別情報読出命令を
与える。識別情報読出装置(12)は、識別情報読出命
令に応じて識別カード(11)に向け識別情報送信命令
を電波信号もしくは光信号として送信する。識別カード
(11)は、識別情報送信命令を受信すると識別情報読
出装置(12)に識別情報を電波信号もしくは光信号と
して送信する。識別情報読出装置(12)は、識別情報
を受信すると入出力装置(13)を介して識別情報受信
信号を演算装置(15)に出力する。演算装置(15)
は、識別情報受信信号を処理してゴミ収集車を識別しか
つ計量信号および時刻信号を処理する。進路指示装置
(17)は、演算装置(15)によるゴミ収集車の識別
結果ならびに計量信号および計量信号の処理結果に応じ
てゴミ収集車の進路を指示する。したがって、ゴミ収集
車を自動的かつ正確に識別すると共に識別したゴミ収集
車を複数のゴミ投入口に自動的かつ適切に振り分けるこ
とができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て詳細に説明する。
【0016】図1は本発明の第1の実施例に係るゴミ収
集車管理システム10Bの構成を表すものであり、特
に、車輛検知手段14が車輛通路の近傍に設置された光
スイッチで構成され、かつ計量装置14Aでゴミ収集車
Vの重量を計量しつつ、演算装置15で識別情報受信信
号Sを処理してゴミ収集車Vを識別した結果に応じ進
路指示装置17にゴミ収集車Vの進路を指示せしめてい
る場合を表している。図2は図1に示したゴミ収集車管
理システムで使用される識別カードの構成の−例を表す
ものである。
【0017】なお、このゴミ収集車管理システム10B
は、ゴミ収集車Vを識別してその運行を管理する目的で
ゴミ焼却場の入口に形成された車輛通路に設置されてい
る。
【0018】本実施例に係る車輛管理システム10B
は、ゴミ収集車Vに載置されておりゴミ収集車Vに割り
当てられた識別情報を保持している識別カード11と、
車輛通路の近傍に設置されており第1の出力端からゴミ
収集車Vひいては識別カード11に向けて識別情報送信
命令Sを電波信号(たとえばラジオ波信号)もしくは
光信号(たとえば赤外線信号)として送出して識別カー
ド11に識別情報を電波信号(たとえばラジオ波信号)
もしくは光信号(たとえば赤外線信号)として送出せし
めかつ識別カード11から電波信号もしくは光信号とし
て送出された識別情報(“識別情報送信信号”という)
を第1の入力端で受信して第2の出力端から識別情
報受信信号Sとして出力するための識別情報読出装置
12と、識別情報読出装置12の第2の入力端に第1の
出力端が接続されかつ第1の入力端が識別情報読出装置
12の第2の出力端に接続されており識別情報読出装置
12に対し識別情報読出命令Sを出力しかつ識別情報
読出装置12から識別情報受信信号Sを受け取るため
の入出力装置13とを、備えている。ちなみに、識別情
報読出装置12が電波信号として識別情報送信命令S
を送出する場合、たとえば、識別情報送信命令Sが1
25KHzのラジオ波信号によって構成され、かつ識別
カード11から送出される識別情報送信信号Sが二進
数の“0”に割り当てられた12.5KHzのラジオ波
信号と二進数の“1”に割り当てられた15.625K
Hzのラジオ波信号とによって構成されている。
【0019】識別カード11は、識別情報読出装置12
から電波信号もしくは光信号として与えられた識別情報
送信命令Sを受信するための受信回路11Aと、識別
カード11ひいてはゴミ収集車Vに割り当てられた識別
情報を保持するための記憶回路11Bと、受信回路11
Aの出力端に第1の入力端が接続されかつ第2の入力端
が記憶回路11Bの出力端に接続されかつ第1の出力端
が記憶回路11Bの入力端に接続されており受信回路1
1Aから識別情報送信命令受信信号S が与えられた
とき記憶回路11Bに読出要求を与えて識別情報を送出
せしめ出力するための処理回路11Cと、処理回路11
Cの第2の出力端に入力端が接続されており処理回路1
1Cから与えられた識別情報を電波信号もしくは光信号
(すなわち識別情報送信信号S)として出力端から送
出するための送信回路11Dとを、包有している。
【0020】本実施例に係る車輛管理システム10B
は、また、車輛通路の近傍に設置されかつ入出力装置1
3の第2の入力端に接続されておりゴミ収集車Vを検知
したとき車輛検知信号Sを入出力装置13に与えるた
めの車輛検知手段(ここでは光センサ)14と、車輛通
路に設置されかつ入出力装置13の第3の入力端に接続
されておりゴミ収集車Vの重量を計量し計量結果を計量
信号S41として入出力装置13に与えるための計量装
置14Aと、入出力装置13の第2,第3の出力端に第
1,第2の入力端がそれぞれ接続されかつ第3の入力端
が記憶装置16の出力端に接続されかつ第1,第2の出
力端がそれぞれ記憶装置16の入力端および進路指示装
置17の入力端に接続されており入出力装置13から与
えられた識別情報受信信号Sを記憶装置16から読み
出した識別情報リストSと比較するなどして処理しゴ
ミ収集車Vを識別しかつ入出力装置13から与えられた
計量信号S41を適宜に処理し計量信号S41の内容と
所望に応じてゴミ収集車Vの識別結果とを記憶装置16
に保持せしめかつゴミ収集車Vの識別結果および計量信
号S41の処理結果に応じて進路指示装置17に向け進
路指示命令Sを出力するための演算装置15とを、備
えている。演算装置15は、識別情報受信信号Sを処
理してゴミ収集車Vを識別した結果を、所望により、記
憶装置16に与えて保持せしめてもよい。
【0021】計量装置14Aは、車輛通路に設置されて
おりゴミ収集車Vの重量を検知してアナログ計量信号S
41Aを出力するための計量器14Aと、計量器14
の出力端に入力端が接続されかつ出力端が入出力装
置13の第3の入力端に接続されており計量器14A
によってゴミ収集車Vの重量を計量して得たアナログ計
量信号S41Aをデジタル計量信号に変換し計量信号S
41として入出力装置13に向け出力するためのアナロ
グデジタル変換装置14Aとを、包有している。
【0022】このような構成を有するゴミ収集車管理シ
ステム10Bは、次の様にしてゴミ焼却場においてゴミ
収集車Vの運行を管理する。
【0023】ゴミ収集車Vは、担当の収集区域(たとえ
ば住宅地区)でゴミを収集してゴミ焼却場に到着すると
矢印Xで示すごとく車輛通路にそって進入し、進路指
示装置17の指示にしたがって計量装置14Aの計量器
14A上で一時的に停止する。
【0024】ゴミ収集車Vが計量装置14Aの計量器1
4A上で停止すると、車輛検知手段(すなわち光セン
サ)14が、ゴミ収集車Vを検知し、車輛検知信号S
を発生して入出力装置13に与える。
【0025】計量装置14Aは、ゴミ収集車Vが停止す
ると、その重量すなわちゴミ収集車Vの重量とゴミ収集
車Vに積載されたゴミの重量との合計重量を計量器14
で計量し計量結果をアナログ計量信号S41Aとし
てアナログデジタル変換装置14Aに与える。アナロ
グデジタル変換装置14Aは、計量器14Aから与
えられたアナログ計量信号S41Aをデジタル計量信号
に変換し、計量信号S41として入出力装置13に与え
る。
【0026】入出力装置13は、車輛検知手段(すなわ
ち光センサ)14から車輛検知信号Sが与えられる
と、識別情報読出命令Sを発生して識別情報読出装置
12に与える。
【0027】識別情報読出装置12は、識別情報読出命
令Sに応じ、ゴミ収集車Vひいては識別カード11に
向けて識別情報送信命令Sを電波信号もしくは光信号
として送出する。
【0028】識別カード11は、識別情報読出装置12
から電波信号もしくは光信号として送出された識別情報
送信命令Sを受信回路11Aで受信すると、識別情報
送信命令受信信号S を内蔵の処理回路11Cに与え
る。処理回路11Cは、識別情報送信命令受信信号S
に応じ記憶回路11Bから識別情報を読み出して送信
回路11Dに与え、電波信号もしくは光信号(すなわち
識別情報送信信号S)として識別情報読出装置12に
向けて送出する。ちなみに、識別情報送信信号S(ひ
いては識別情報)の内容は、たとえば表1のとおりであ
る。
【0029】
【表1】 ゴミ収集車コード 12345 ゴミの種別 可燃 収集区域 A区域(ゴミ収集車風袋重量1.23トン)
【0030】識別情報読出装置12は、識別カード11
から送出された識別情報送信信号Sを受信すると、識
別情報送信信号Sの内容(すなわち識別情報)を識別
情報を識別情報受信信号Sとして入出力装置13に向
けて出力する。
【0031】入出力装置13は、計量装置14A(具体
的にはアナログデジタル変換装置14A)から与えら
れた計量信号(具体的にはデジタル計量信号)S41
識別情報読出装置12から与えられた識別情報受信信号
とを、演算装置15に与える。
【0032】演算装置15は、識別情報受信信号S
受け取ると、記憶装置16に読出命令Sを与えて識別
情報リストSを読み出し、識別情報受信信号Sの内
容と識別情報リストSの内容とを比較するなどしてゴ
ミ収集車Vを識別する。
【0033】演算装置15は、また、計量信号S41
内容からゴミ収集車Vによって運搬されてきたゴミの重
量を求め、計量データSとして書込命令Sとともに
記憶装置16に与え、記憶装置16の既当箇所に保持せ
しめる。これにより、ゴミ収集車Vによるゴミ収集量あ
るいはゴミ収集車Vの担当する区域からのゴミ収集量な
どを記録し保持できる。
【0034】演算装置15は、そののち、ゴミ収集車V
の識別結果および計量信号S41の処理結果に応じて進
路指示装置17に対し進路指示命令Sを与え、ゴミ収
集車Vが複数のゴミ焼却炉の1つに向けて接近するよう
指示する。これにより、ゴミ収集車Vをゴミ焼却ピット
の複数のゴミ投入口に振り分けることができ、ひいては
ゴミ焼却ピットの特定のゴミ投入口に特定区域で収集し
たゴミが集中することを回避でき、またゴミ焼却ピット
の特定のゴミ投入口に多量のゴミが集中することを回避
でき、結果的にゴミ焼却炉のゴミ焼却効率ないしは寿命
を改善できる。
【0035】ゴミ収集車Vが進路指示装置17の指示に
したがって計量装置14Aの計量器14A上から矢印
で示すごとくゴミ焼却炉に向けて移動すると、計量
信号S41が入出力装置13に与えられなくなる。これ
に伴なって、入出力装置13は、演算装置15に対し、
計量信号S41を与えなくなる。演算装置15は、進路
指示命令Sの内容を変更し、進路指示装置17に対し
後続のゴミ収集車Vを計量装置14Aの計量器14A
上で停止するよう停止表示をなさしめ、待機する。
【0036】このように、本実施例によれば、識別カー
ド11の保持する識別情報を識別情報読出装置12によ
り電波信号もしくは光信号として読み取ってゴミ収集車
Vを識別すると共に計量装置14Aによりゴミ収集車の
重量を計量しそれらの結果に応じてゴミ収集車Vの進路
を指示するようにしたので、ゴミ収集車Vを自動的かつ
正確に識別することができ、識別したゴミ収集車Vを自
動的かつ適切に複数のゴミ投入口に振り分けることがで
きる。よって、ゴミ焼却炉のゴミ焼却効率ないしは寿命
を改善することができる。
【0037】図3は本発明の第2の実施例に係るゴミ収
集車管理システム10Cの構成を表すものであり、特
に、車輛検知手段14が車輛通路の近傍に設置された光
スイッチで構成され、かつ車輛検知手段14によるゴミ
収集車Vの検知時刻を時計装置14Bで検知しつつ演算
装置15で識別情報受信信号Sを処理してゴミ収集車
Vを識別した結果に応じ進路指示装置17にゴミ収集車
Vの進路を指示せしめている場合を表している。
【0038】本発明にかかる車輛管理システム10C
は、計量装置14Aに代えて車輛検知手段14の出力端
に入力端が接続されかつ出力端が入出力装置13の第2
の入力端に接続されており車輛検知手段14から車輛検
知信号Sが与えられたときの時刻を時刻信号S42
して出力し入出力装置13に与えるための時計装置14
Bを付加し、かつ演算装置15が計量信号S41に代え
て入出力装置13から与えられた時刻信号S42を処理
して時刻信号S42の内容と所望に応じてゴミ収集車V
の識別結果とを記憶装置16に保持せしめかつゴミ収集
車Vの識別結果および時刻信号S42の処理結果に応じ
て進路指示装置17に向け進路指示命令Sを出力する
よう形成されていることを除き、第1の実施例と実質的
に同一の構成を有している。よって、ここでは同一の構
成要素に対して同一の符号を付し、その詳細な説明を省
略する。
【0039】このような構成を有するゴミ収集車管理シ
ステム10Cは、次の様にしてゴミ焼却場においてゴミ
収集車Vの運行を管理する。
【0040】ゴミ収集車Vは、矢印Xで示すごとく車
輛通路にそって進入する。このとき、ゴミ収集車Vが進
路指示装置17の指示にしたがい識別情報読出装置12
の近傍で一時的に停止すれば、識別情報読出装置12に
よる識別カード11からの識別情報の読出を確実化でき
るので、好ましい。
【0041】車輛検知手段(すなわち光センサ)14
は、ゴミ収集車Vを検知すると、車輛検知信号Sを発
生して時計装置14Bに与える。
【0042】時計装置14Bは、車輛検知信号Sが与
えられたときの時刻を示す時刻信号S42を発生して入
出力装置13に与える。
【0043】入出力装置13は、時計装置14Bから時
刻信号S42が与えられると、識別情報読出命令S
発生して識別情報読出装置12に与える。
【0044】識別情報読出装置12は、識別情報読出命
令Sに応じ、ゴミ収集車Vひいては識別カード11に
向けて識別情報送信命令Sを電波信号もしくは光信号
として送出する。
【0045】識別カード11は、識別情報読出装置12
から電波信号もしくは光信号として送出された識別情報
送信命令Sを受信回路11Aで受信すると、識別情報
送信命令受信信号S を内蔵の処理回路11Cに与え
る。処理回路11Cは、識別情報送信命令受信信号S
に応じ記憶回路11Bから識別情報を読み出して送信
回路11Dに与え、電波信号もしくは光信号(すなわち
識別情報送信信号S)として識別情報読出装置12に
向けて送出する。
【0046】識別情報読出装置12は、識別カード11
から送出された識別情報送信信号Sを受信すると、識
別情報送信信号Sの内容(すなわち識別情報)を識別
情報を識別情報受信信号Sとして入出力装置13に向
けて出力する。
【0047】入出力装置13は、時計装置14Bから与
えられた時刻信号S42と識別情報読出装置12から与
えられた識別情報受信信号Sとを、演算装置15に与
える。
【0048】演算装置15は、識別情報受信信号S
受け取ると、記憶装置16に読出命令Sを与えて識別
標識リストSを読み出し、識別情報受信信号Sの内
容と識別情報リストSの内容とを比較するなどしてゴ
ミ収集車Vを識別する。
【0049】演算装置15は、また、時刻信号S42
内容と所望によりゴミ収集車Vの識別結果とを記憶装置
16に与えて保持せしめる。
【0050】演算装置15は、そののち、ゴミ収集車V
の識別結果および時刻信号S42の処理結果に応じて進
路指示装置17に対し進路指示命令Sを与え、その進
路を指示する。
【0051】ゴミ収集車Vが進路指示装置17の指示に
したがって車輛通路にそって矢印Xで示すごとく移動
すると、演算装置15は、進路指示命令Sの内容を変
更し、進路指示装置17に対し後続のゴミ収集車Vを車
輛検知手段14の近傍で停止するよう停止表示をなさし
め、待機する。
【0052】このように、本実施例によれば、識別カー
ド11の保持する識別情報を識別情報読出装置12によ
り電波信号もしくは光信号として読み取ってゴミ収集車
Vを識別すると共に時刻装置14Bにより時刻を検知し
それらの結果に応じてゴミ収集車Vの進路を指示するよ
うにしたので、ゴミ収集車Vを自動的かつ正確に識別す
ることができ、識別したゴミ収集車Vを自動的かつ適切
に複数のゴミ投入口に振り分けることができる。よっ
て、ゴミ焼却炉のゴミ焼却効率ないしは寿命を改善する
ことができる。
【0053】図4は本発明の第3の実施例に係るゴミ収
集車管理システム10Dの構成を表すものであり、特
に、車輛検知手段14が車輛通路の近傍に設置された光
スイッチで構成され、かつ車輛検知手段14によるゴミ
収集車Vの検知時刻を時計装置14Bで検知しつつ演算
装置15で識別情報受信信号Sを処理してゴミ収集車
Vを識別した結果に応じ進路指示装置17にゴミ収集車
Vの進路を指示せしめている場合を表している。
【0054】本発明にかかるゴミ収集車管理システム
0Dは、車輛通路に設置されかつ入出力装置13の第2
の入力端に出力端が接続されておりゴミ収集車Vの重量
を計量し計量結果を計量信号S41として入出力装置1
3に与えるための計量装置14Aが車輛検知手段14に
代えて採用され、かつ演算装置15が第1ないし第3の
入力端を入出力装置13の第2ないし第4の出力端にそ
れぞれ接続されかつ第4の入力端を記憶装置16の出力
端に接続されかつ第1,第2の出力端をそれぞれ記憶装
置16の入力端および進路指示装置17の入力端に接続
されており入出力装置13から与えられた識別情報受信
信号Sを記憶装置16から読み出した識別情報リスト
と比較するなどして処理しゴミ収集車Vを識別しか
つ入出力装置13から与えられた計量信号S41および
時刻信号S42を適宜に処理して計量信号S41および
時刻信号S42の内容と所望に応じてゴミ収集車Vの識
別結果とを記憶装置16に保持せしめかつゴミ収集車V
の識別結果ならびに計量信号S41および時刻信号S
42の処理結果に応じて進路指示装置17に向け進路指
示命令Sを出力するよう変形されていることを除き、
第2の実施例と実質的に同一の構成を有している。よっ
て、ここでは同一の構成要素に対して同一の符号を付
し、その詳細な説明を省略する。
【0055】計量装置14Aは、車輛通路に設置されて
おりゴミ収集車Vの重量を検知してアナログ計量信号S
41Aを出力するための計量器14Aと、計量器14
の出力端に入力端が接続されかつ出力端が入出力装
置13の第3の入力端に接続されており計量器14A
によってゴミ収集車Vの重量を計量して得たアナログ計
量信号S41Aをデジタル計量信号に変換し計量信号S
41として入出力装置13および時計装置14Bに向け
出力するためのアナログデジタル変換装置14A
を、包有している。
【0056】このような構成を有するゴミ収集車管理シ
ステム10Dは、次の様にしてゴミ焼却場においてゴミ
収集車Vの運行を管理する。
【0057】ゴミ収集車Vは、担当の収集区域(たとえ
ば住宅地区)でゴミを収集してゴミ焼却場に到着すると
矢印Xで示すごとく車輛通路にそって進入し、進路指
示装置17の指示にしたがって計量装置14Aの計量器
14A上で一時的に停止する。
【0058】計量装置14Aは、ゴミ収集車Vが停止す
ると、その重量すなわちゴミ収集車Vの重量とゴミ収集
車Vに積載されたゴミの重量との合計重量を計量器14
で計量し、計量結果をアナログ計量信号S41A
してアナログデジタル変換装置14Aに与える。アナ
ログデジタル変換装置14Aは、計量器14Aから
与えられたアナログ計量信号S41Aをデジタル計量信
号に変換し、計量信号S41として入出力装置13およ
び時計装置14Bに与える。
【0059】入出力装置13は、計量装置14Aから計
量信号S41が与えられ、かつ時計装置14Bから時刻
信号S42が与えられると、計量信号S41もしくは時
刻信号S42に応じて識別情報読出命令Sを発生し識
別情報読出装置12に与える。
【0060】識別情報読出装置12は、識別情報読出命
令Sに応じ、ゴミ収集車Vひいては識別カード11に
向けて識別情報送信命令Sを電波信号もしくは光信号
として送出する。
【0061】識別カード11は、識別情報読出装置12
から電波信号もしくは光信号として送出された識別情報
送信命令Sを受信回路11Aで受信すると、識別情報
送信命令受信信号S を内蔵の処理回路11Cでに与
える。処理回路11Cは、識別情報送信命令受信信号S
に応じ記憶回路11Bから識別情報を読み出して送
信回路11Dに与え、電波信号もしくは光信号(すなわ
ち識別情報送信信号S)として識別情報読出装置12
に向けて送出する。ちなみに、識別情報送信信号S
(ひいては識別情報)の内容は、たとえば、第1の実
施例において示した表1のとおりである。
【0062】識別情報読出装置12は、識別カード11
から送出された識別情報送信信号Sを受信すると、識
別情報送信信号Sの内容(すなわち識別情報)を識別
情報を識別情報受信信号Sとして入出力装置13に向
けて出力する。
【0063】入出力装置13は、計量装置14A(具体
的にはアナログデジタル変換装置14A)から与えら
れた計量信号(具体的にはデジタル計量信号)S41
時計装置14Bから与えられた時刻信号S42と識別情
報読出装置12から与えられた識別情報受信信号S
を、演算装置15に与える。
【0064】演算装置15は、識別情報受信信号S
受け取ると、記憶装置16に読出命令Sを与えて識別
情報リストSを読み出し、識別情報受信信号Sの内
容と識別情報リストSの内容とを比較するなどしてゴ
ミ収集車Vを識別する。
【0065】演算装置15は、また、計量信号S41
内容からゴミ収集車Vによって運搬されてきたゴミの重
量を求め、計量データSとして書込命令Sとともに
記憶装置16に与え、記憶装置16の既当箇所に保持せ
しめる。これにより、ゴミ収集車Vによるゴミ収集量あ
るいはゴミ収集車Vの担当する区域からのゴミ収集量な
どを記録し保持できる。
【0066】演算装置15は、加えて、時刻信号S42
の内容と所望によりゴミ収集車Vの識別結果とを記憶装
置16に与えて保持せしめてもよい。
【0067】演算装置15は、そののち、ゴミ収集車V
の識別結果,計量信号S41の処理結果ならびに時刻信
号S42の処理結果に応じ進路指示装置17に対し進路
指示命令Sを与え、ゴミ収集車Vが複数のゴミ焼却炉
の1つに向けて接近するよう指示する。これにより、ゴ
ミ収集車Vをゴミ焼却ピットの複数のゴミ投入口に振り
分けることができ、ひいてはゴミ焼却ピットの特定のゴ
ミ投入口に特定区域で収集したゴミが同時に集中するこ
とを回避でき、またゴミ焼却ピットの特定のゴミ投入口
に同時に多量のゴミが集中することを回避でき、結果的
にゴミ焼却炉のゴミ焼却効率ないしは寿命を改善でき
る。
【0068】ゴミ収集車Vが進路指示装置17の指示に
したがって計量装置14Aの計量器14A上から矢印
で示すごとくゴミ焼却炉に向けて移動すると、計量
信号S41が入出力装置13に与えられなくなる。これ
に伴なって、入出力装置13は、演算装置15に対し、
計量信号S41を与えなくなる。演算装置15は、進路
指示命令Sの内容を変更し、進路指示装置17に対し
後続のゴミ収集車Vを計量装置14Aの計量器14A
上で停止するよう停止表示をなさしめ、待機する。
【0069】このように、本実施例によれば、識別カー
ド11の保持する識別情報を識別情報読出装置12によ
り電波信号もしくは光信号として読み取ってゴミ収集車
Vを識別しかつ計量装置14Aによりゴミ収集車の重量
を計量しかつ時計装置14Bにより時刻を検知しそれら
の結果に応じてゴミ収集車Vの進路を指示するようにし
たので、ゴミ収集車Vを自動的かつ正確に識別すること
ができ、識別したゴミ収集車Vを自動的かつ適切に複数
のゴミ投入口に振り分けることができる。よって、ゴミ
焼却炉のゴミ焼却効率ないしは寿命を改善することがで
きる。
【0070】以上、実施例を挙げて本発明を説明した
が、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、均
等の範囲内において種々の変形が可能である。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に係るゴミ
収集車管理システムによれば、識別カード(11)の保
持する識別情報を識別情報読出装置(12)により電波
信号もしくは光信号として読み取ってゴミ収集車を識別
すると共に計量装置(14A)によりゴミ収集車の重量
を計量しそれらの結果に応じてゴミ収集車の進路を指示
するようにしたので、ゴミ収集車を自動的かつ正確に識
別することができ、識別したゴミ収集車を自動的かつ適
切に複数のゴミ投入口に振り分けることができる。よっ
て、ゴミ焼却炉のゴミ焼却効率ないしは寿命を改善する
ことができるという効果を奏する。
【0072】また、請求項2に係るゴミ収集車管理シス
テムによれば、識別カード(11)の保持する識別情報
を識別情報読出装置(12)により電波信号もしくは光
信号として読み取ってゴミ収集車を識別すると共に時計
装置(14B)により時刻を検知しそれらの結果に応じ
てゴミ収集車の進路を指示するようにしたので、ゴミ収
集車を自動的かつ正確に識別することができ、識別した
ゴミ収集車を自動的かつ適切に複数のゴミ投入口に振り
分けることができる。よって、ゴミ焼却炉のゴミ焼却効
率ないしは寿命を改善することができるという効果を奏
する。
【0073】更に、請求項3に係るゴミ収集車管理シス
テムによれば、識別カード(11)の保持する識別情報
を識別情報読出装置(12)により電波信号もしくは光
信号として読み取ってゴミ収集車を識別しかつ計量装置
(14A)によりゴミ収集車の重量を計量しかつ時計装
置(14B)により時刻を検知しそれらの結果に応じて
ゴミ収集車の進路を指示するようにしたので、ゴミ収集
車を自動的かつ正確に識別することができ、識別したゴ
ミ収集車を自動的かつ適切に複数のゴミ投入口に振り分
けることができる。よって、ゴミ焼却炉のゴミ焼却効率
ないしは寿命を改善することができるという効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係るゴミ収集車管理シ
ステムを表す構成図である。
【図2】図1に示したゴミ収集車管理システムで使用さ
れる識別カードの一例を表す構成図である。
【図3】本発明の第2の実施例に係るゴミ収集車管理シ
ステムを表す構成図である。
【図4】本発明の第3の実施例に係るゴミ収集車管理シ
ステムを表す構成図である。
【符号の説明】10A10D‥‥‥‥ゴミ収集車管理システム 11‥‥‥‥‥‥‥‥識別カード 11A‥‥‥‥‥‥受信回路 11B‥‥‥‥‥‥記憶回路 11C‥‥‥‥‥‥処理回路 11D‥‥‥‥‥‥送信回路 12‥‥‥‥‥‥‥‥識別情報読出装置 13‥‥‥‥‥‥‥‥入出力装置 14‥‥‥‥‥‥‥ 車輛検知手段 14A‥‥‥‥‥‥計量装置 14A‥‥‥‥計量器 14A‥‥‥‥アナログデジタル変換装置 14B‥‥‥‥‥‥時計装置 15‥‥‥‥‥‥‥‥演算装置 16‥‥‥‥‥‥‥‥記憶装置 17‥‥‥‥‥‥‥‥進路指示装置 V‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ゴミ収集車
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−920(JP,A) 特開 昭63−198109(JP,A) 特開 平3−80718(JP,A) 特開 平4−62693(JP,A) 実開 昭64−18398(JP,U)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)ゴミ収集車に積載されかつゴミ収集
    に割り当てられた識別情報を保持しており、識別情報
    送信命令が電波信号もしくは光信号として与えられたと
    き識別情報を電波信号もしくは光信号として送信するた
    めの識別カード(11)と、 (b)車輛通路の近傍に配置されかつ識別情報読出命令
    に応じて識別カード(11)に向け識別情報送信命令を
    電波信号もしくは光信号として送信しており、識別情報
    送信命令に応じて識別カード(11)から電波信号もし
    くは光信号として送信された識別情報を受信し識別情報
    受信信号として出力するための識別情報読出装置(1
    2)と、 (c)車輛通路もしくは車輛通路の近傍に配置されかつ
    ゴミ収集車を検知しており、ゴミ収集車を検知したとき
    車輛検知信号を出力するための車輛検知手段(14)
    と、 (d)車輛検知手段(14)から車輛検知信号が与えら
    れたとき識別情報読出装置(12)に対して識別情報読
    出命令を与えかつ識別情報読出装置(12)から識別情
    報受信信号を受け取るための入出力装置(13)と、 (e)車輛通路に配置されかつゴミ収集車の重量を計量
    しており、計量結果を計量信号として出力し入出力装置
    (13)に与えるための計量装置(14A)と、 (f)入出力装置(13)から与えられた識別情報受信
    信号を処理してゴミ収集車を識別しかつ入出力装置(1
    3)から与えられた計量信号を処理するための演算装置
    (15)と、 (g)演算装置(15)によるゴミ収集車の識別結果な
    らびに計量信号の処理結果に応じてゴミ収集車の進路を
    指示するための進路指示装置(17)とを備えたことを
    特徴とするゴミ収集車管理システム
  2. 【請求項2】(a)ゴミ収集車に積載されかつゴミ収集
    に割り当てられた識別情報を保持しており、識別情報
    送信命令が電波信号もしくは光信号として与えられたと
    き識別情報を電波信号もしくは光信号として送信するた
    めの識別カード(11)と、 (b)車輛通路の近傍に配置されかつ識別情報読出命令
    に応じて識別カード(11)に向け識別情報送信命令を
    電波信号もしくは光信号として送信しており、識別情報
    送信命令に応じて識別カード(11)から電波信号もし
    くは光信号として送信された識別情報を受信し識別情報
    受信信号として出力するための識別情報読出装置(1
    2)と、 (c)車輛通路もしくは車輛通路の近傍に配置されかつ
    ゴミ収集車を検知しており、ゴミ収集車を検知したとき
    車輛検知信号を出力するための車輛検知手段(14)
    と、 (d)車輛検知手段(14)から車輛検知信号が与えら
    れたときの時刻を時刻信号として出力するための時計装
    置(14B)と、 (e)車輛検知手段(14)から車輛検知信号が与えら
    れたとき、もしくは時計装置(14B)から時刻信号が
    与えられたとき、あるいは車輛検知手段(14)から車
    輛検知信号が与えられかつ時計装置(14B)から時刻
    信号が与えられたとき、識別情報読出装置(12)に対
    して識別情報読出命令を与えかつ識別情報読出装置(1
    2)から識別情報受信信号を受け取るための入出力装置
    (13)と、 (f)入出力装置(13)から与えられた識別情報受信
    信号を処理してゴミ収集車を識別しかつ入出力装置(1
    3)から与えられた時刻信号の内容を処理するための演
    算装置(15)と、 (g)演算装置(15)によるゴミ収集車の識別結果な
    らびに時刻信号の処理結果に応じてゴミ収集車の進路を
    指示するための進路指示装置(17)とを備えたことを
    特徴とするゴミ収集車管理システム
  3. 【請求項3】(a)ゴミ収集車に積載されかつゴミ収集
    に割り当てられた識別情報を保持しており、識別情報
    送信命令が電波信号もしくは光信号として与えられたと
    き識別情報を電波信号もしくは光信号として送信するた
    めの識別カード(11)と、 (b)車輛通路の近傍に配置されかつ識別情報読出命令
    に応じて識別カード(11)に向け識別情報送信命令を
    電波信号もしくは光信号として送信しており、識別情報
    送信命令に応じて識別カード(11)から電波信号もし
    くは光信号として送信された識別情報を受信し識別情報
    受信信号として出力するための識別情報読出装置(1
    2)と、 (c)車輛通路もしくは車輛通路の近傍に配置されかつ
    ゴミ収集車を検知しており、ゴミ収集車を検知したとき
    車輛検知信号を出力するための車輛検知手段(14)
    と、 (d)車輛通路に設置されかつゴミ収集車の重量を計量
    しており、計量結果を計量信号として出力するための計
    量装置(14A)と、 (e)車輛検知手段(14)から車輛検知信号が与えら
    れたときの時刻、もしくは計量装置(14A)から計量
    信号が与えられたときの時刻、あるいは車輛検知手段
    (14)から車輛検知信号が与えられかつ計量装置(1
    4A)から計量信号が与えられたときの時刻を、時刻信
    号として出力するための時計装置(14B)と、 (f)車輛検知手段(14)から車輛検知信号が与えら
    れたとき、もしくは計量装置(14A)から計量信号が
    与えられたとき、もしくは時計装置(14B)のから時
    刻信号が与えられたとき、もしくは車輛検知手段(1
    4)から車輛検知信号が与えられかつ計量装置(14
    A)から計量信号が与えられたとき、もしくは車輛検知
    手段(14)から車輛検知信号が与えられかつ時計装置
    (14B)から時刻信号が与えられたとき、もしくは計
    量装置(14A)から計量信号が与えられかつ時計装置
    (14B)から時刻信号が与えられたとき、もしくは車
    輛検知手段(14)から車輛検知信号が与えられかつ計
    量装置(14A)から計量信号が与えられかつ時計装置
    (14B)から時刻信号が与えられたとき、識別情報読
    出装置(12)に対して識別情報読出命令を与えかつ識
    別情報読出装置(12)から識別情報受信信号を受け取
    るための入出力装置(13)と、 (g)入出力装置(13)から与えられた識別情報受信
    信号を処理してゴミ収集車を識別しかつ入出力装置(1
    3)から与えられた計量信号を処理しかつ入出力装置
    (13)から与えられた時刻信号を処理するための演算
    装置(15)と、(h)演算装置(15)によるゴミ収
    集車の識別結果,計量信号の処理結果ならに時刻信号の
    処理結果に応じてゴミ収集車の進路を指示するための進
    路指示装置(17)とを備えたことを特徴とするゴミ収
    集車管理システム
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