JP2692868B2 - シート搬送装置 - Google Patents

シート搬送装置

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JP2692868B2
JP2692868B2 JP63170553A JP17055388A JP2692868B2 JP 2692868 B2 JP2692868 B2 JP 2692868B2 JP 63170553 A JP63170553 A JP 63170553A JP 17055388 A JP17055388 A JP 17055388A JP 2692868 B2 JP2692868 B2 JP 2692868B2
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    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2301/00Handling processes for sheets or webs
    • B65H2301/40Type of handling process
    • B65H2301/42Piling, depiling, handling piles
    • B65H2301/421Forming a pile
    • B65H2301/4213Forming a pile of a limited number of articles, e.g. buffering, forming bundles

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  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
  • Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、両面及び多重に画像形成可能な画像形成装
置における、シート搬送装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、両面画像形成装置においては、一般に第1面画
像形成済の転写材を収納する中間トレイを備え、第1面
への画像形成終了後中間トレイ内に積載された転写材を
そこから1枚1枚分離して送り出し、再び画像形成部へ
搬送して第2面への画像形成を行っていた。かかる両面
画像形成を行うにあたり重要な点は、転写材の搬送を適
正に行い得るか否かという転写材搬送の信頼性である。
特に、第1面画像形成済の転写材を中間トレイ内から1
枚1枚分離して送り出す再給紙動作における信頼性が問
題である。
第2図に、従来の両面画像形成装置の一例を示す。図
において1は画像形成装置本体、2は原稿を載置する原
稿台、3は原稿の像を担持する感光ドラム、4,5,6,7は
原稿の像を感光ドラム3上に結んで静電潜像を形成する
ためのミラー、8は結像レンズである。9は結像前に感
光ドラム3を一様に帯電するための一次帯電器、10は感
光ドラム3に形成された静電潜像にトナーを付着させて
トナー像とする現像器、11は感光ドラム3に形成された
トナー像をシートに転写させる転写電極、12は転写後不
要となったトナーを回収するクリーナである。
カセツト106内に収容されたシートは給紙ローラ107に
より取り出され、レジストローラ109により感光ドラム
3の画像と同期した所定のタイミングで送り出され、転
写電極11により第1面にトナー像が形成された後定着器
108によりトナー像は定着される。第1面に画像の形成
されたシートの同じ面に再度画像を重ね合せて形成する
場合は切換ガイド110によってシートを搬送路113aに導
き、中間トレイ111に収納させる。また第1面の反対側
の第2面に画像を形成する場合は切換ガイド110によっ
てシートを搬送路113cに導き、排出ローラ117によりシ
ートを途中まで排出した後排出ローラ117を逆転させ切
換ガイドによりシート後端を搬送路113bに導き、中間ト
レイ111に収納させる。
次に、再度第1面に又は第2面複写時には、この中間
トレイ111内から第1面複写済の用紙が1枚づつ再給紙
されて、画像形成部107へ搬送され、その第2面に複写
が行われる。ここで、第1面に複写が行われた後中間ト
レイ111内に積載された用紙は、その複写されたトナー
像の定着のために定着器108を通過することにより、そ
の被複写面(第1面)にシリコンオイルが付着してた
り、定着に際し加えられた熱や圧力により端部等に反り
(カール)が発生していたりする場合がある。このため
に、中間トレイ内からの再給紙に際して、重送やジヤム
の発生するおそれがある。
第3図はかかる信頼性を高めるように構成された両面
画像形成装置の一例を示す。本従来例は、中間トレイ内
に用紙を1枚載置する毎に中間トレイに載置されたシー
ト束全体を少しづつ搬送ローラ対114で搬送し、シート
を1枚ごとに少しづつずれた階段状に積載するように構
成されたものである。
このように階段状に積載されたシート群は第1面の画
像形成動作終了後にローラ対116の方向へまとめて搬送
され、最下部のシートが、ローラ対114を離れると同時
にローラ対114を停止することにより、このときローラ
対116にくわえ込まれている最下部のシートのみを、ロ
ーラ対116によって搬送させていき、2面目の動作を行
うものである。本従来例によると、再給紙時における重
送防止性能を向上させることが可能となる。
なお、両面に画像を形成するために、片面に画像の形
成されたシートを階段状に積載して再給紙する技術は特
開昭58−178373号公報,特公昭63−18744号公報等に記
載されている。
〔発明が解決しようとしている問題点〕
しかし、上記従来例においては再給送する最下位のシ
ートのみをローラ対116によって挾持され、かつローラ
対114から離れ、他のシートはローラ対114のみによって
挾持されているという状態を作らなければならない。そ
のためにはローラ対114と116間の距離をシートの長さよ
りもわずかに短い長さに設定する必要がある。ところ
が、ローラ対114と116間の距離を固定してしまうと複数
種類のサイズのシートを再給送することができない。
また、画像の形成されたシートを重ね合せたり、それ
を分離して再給送するとシートに付着したシリコンオイ
ル,トナー等を相互にこすり付け合うことによりシート
が汚れるという問題もあった。
本発明は上記従来例における問題点を解決するもので
ある。
本発明の目的は簡単な構成で、しかも小型にもかかわ
らず複数種類のサイズのシートを確実に積載および分離
再給送が可能なシート搬送装置およびシート搬送方向を
提供することである。
また本発明の目的は積載されたシートより一枚のシー
トを再給送する時のシートの汚れが防止できるシート搬
送装置およびシート搬送方法を提供することである。
[問題点を解決するための手段] 上記問題点を解決するための本発明の構成は、 所定量ずつずらして積載されたシート束を挾持し、最
先のシートに搬送力を与える第1の搬送手段と、 前記第1の搬送手段の上流側に配置され、所定量ずつ
ずらして積載されたシート束を正逆方向に挾持搬送可能
な第2の搬送手段と、 シート束を第1の搬送手段に送り、最先のシートが挾
持状態から開放された後に最先のシート以外のシートを
逆方向に搬送するように第2の搬送手段を制御する制御
手段と、 を有することを特徴とするシート搬送装置、および、 シートを搬送方向に所定量ずつ順次ずらして積載し、 積載されたシートのうち、最先のシートに搬送方向の
搬送力を与え、 最先のシート以外のシートは搬送方向とは反対の方向
に搬送することを特徴とするシート搬送方法である。
〔実施例〕
第1図は本発明は係る画像形成装置の一実施例であ
り、異なる色による両面及び多重複写可能な複写装置を
示す断面図である。
第1図において、第3図と共通の構成については同一
符号を付して説明を省略する。また一枚のシートに対し
て両面又は多重複写を行う場合の動作は第3図の従来例
と同じである。
第4図は第1図のローラ対112より再給紙ローラ対116
までの再給紙通路120に配置されたローラおよびセンサ
の制御ブロック図である。
第4図においてM112,M114および116はそれぞれローラ
対112,114および再給紙ローラ116を駆動するモータであ
り、ギア列等の図示しない駆動伝達手段により各ローラ
と連結されている。モータM112,M114,M116はステツピン
グモータを使用し、制御回路60より送られてくるパルス
の数に応じて所定の角度だけ回転し、さらに制御回路60
により正逆転制御も可能である。61は制御回路60に対
し、複写枚数,両面モード,多重モード等を指定した
り、コピースタートを指示するキーボードである。
51,52,53,54,55,56はシートをガイドするガイドであ
る。
ローラ対114Aおよび116Aは図示しない本体側板の長穴
に支持され、それぞれ矢印A,B方向に移動可能である。
さらにローラ114A,116Aはそれぞれ板ばね114C,116Cによ
り下方に付勢されている。
駆動側ローラである114B,116Bはゴムローラであり、
従動側ローラである114A,116Aはシートに対する摩擦係
数がゴムより小さい樹脂性のローラである。
ここにおいて、ローラ対114,116のニツプはガイド部
材52,55と同一平面上に形成されており、ゴムローラ114
B,116Bの表面は、搬送路上に突出していない。
112C,116Cはシートの有無を検知するセンサである。
次に第5図に示すフローチヤートを用いて再給紙通路
101に複数枚のシートを収納する動作を説明する。
キーボード61により両面又は多重の複写モードが設定
され、コピースタートが指示されると、前述した通りカ
セツト106より取り出され、感光ドラム3により片面に
画像が形成されたシートがステツプS61で回転を開始し
たローラ112まで送られて来る。第5図のステツプS62に
てセンサ112Cによりシートの先端が検知されてからシー
ト先端がローラ対45のニツプに達してループを形成し、
先端を揃えるまでに必要な所定時間t1経過後、モータM1
14をスタートさせる(ステツプS64)。そしてシートの
後端をローラ対112およびガイド50から抜くためにシー
トがローラ対114に挾持されてからあらかじめ設定され
た所定距離l0搬送する必要な所定時間t2だけモータM114
を回転させ(ステツプS65、第6図)、t2経過後モータM
114を逆転させ(ステツプS66)、t2よりも短い所定時間
t2−Δtだけ逆転させた後にモータM114を停止する(ス
テツプS67,68)。モータM114の逆転によりシートはロー
ラ対114によって逆方向に搬送され、シートの先端はロ
ーラ対114のニツプ部から所定距離lだけ下流側に位置
する(第7図)。シートの後端はガイド52上を案内され
てローラ対112の下側に入り込む。
なお、ローラ対の回転は制御回路からモータM114に送
るパルスの数によっても制御できる。すなわちシート先
端がローラ対45のニツプに達してからシートを所定距離
l0だけ搬送するのに必要なモータM114の回転角に対応す
る数だけのパルスを送ることによっても同様にローラ対
114を制御できる。
次にステツプS69において設定枚数の積載が終了した
か否かを判断し、終了していない場合はステツプS61に
もどる。そして次のシートが搬送され、ローラ対114に
到達すると、ローラ対114は1枚目のシートを挾持した
まま前回と全く同じ作動をし、2枚目のシートの先端を
ローラ対114のニツプ部よりlだけ下流側に位置させ
る。この際、1枚目のシートは2枚目のシートといっし
ょに搬送され、1枚目のシートの先端は2枚目のシート
の先端よりさらにlだけ下流側に位置する。
これにより2枚のシートはlだけずれた状態で重ねら
れる。この動作を枚数のシートに対し行うことで、第8
図の如く順次シートをlだけずらした状態で積み重ねる
ことができる。
これらの過程において、ローラ対114にシートを突き
当てる際に、搬送路中に突出しているのはすべり性のよ
い樹脂性のローラ114Aであるため、紙葉の先端はスムー
ズにローラ対114のニツプに入り込むことが可能であ
る。
次に積載されたシートを両面又は多重複写の2回目の
画像形成のために再給紙する場合の作動について第9図
に示すフローチヤートにもとづいて説明する。
キーボード61によりスタートが指示されるとモータM1
14,M116の回転が開始され、積載されたシートが再給紙
ローラ対116に送られる(ステツプS71,72)。最先のシ
ートの後端がローラ対114を抜けきったらモータM114を
逆転する(ステツプS75)(第10図)。このタイミング
は最先のシートの先端がセンサ116Cにより検知されてか
ら(ステツプS73)の経過時間によって定められる(ス
テツプS74)。この時、最下位のシートから数枚目まで
のシートはローラ対116に挾持されている。そしてモー
タM114の逆転によりローラ114Bは逆転し、最下位のシー
ト以外のシートはローラ対114に挾持されているので逆
方向に搬送され、ローラ対116のニツプから引き抜かれ
る。ローラ116Aは摩擦係数の小さい樹脂性であるので、
シートは破損することなくローラ対116から引き抜かれ
る。これに対し、最下位のシートは回転し続けている摩
擦係数の大きいゴム製のローラに接しているので他のシ
ートより分離されて下流側に搬送される。逆転開始から
所定時間t4経過後にモータM114は停止され(ステツプS7
6,77)、回転開始から所定時間t5経過後にモータM116は
停止される(ステツプS78,79)。そして、最下位のシー
トはレジストローラ109へ搬送され、次の画像形成が行
われる。そして、設定枚数の再給送が終了したか否かが
ステツS710にて判断され終了していない場合、ステツオ
プS71にもどる。
かかる構成においてはローラ対の間隔を変化させなく
とも異なったサイズのシートを階段上に積載し、分離し
て再給送することができる。すなわち、シートを階段上
に積載する場合においては第5図のフローチヤートのス
テツプS65のt2とステツプS67のt2−Δtをシートの搬送
方向の長さに応じて変えればよい。シートの後端をロー
ラ対112から抜くためには長いシートほどt2を長くすれ
ばよい。同様にt2−Δtもシートの長さに応じて設定す
れば異なったサイズのシートをlずつずらして積載する
ことができる。
また分離して再給送する場合においては第9図のフロ
ーチヤートのt3,t4,t5をシートの長さに応じて変える。
t3は最下位のシートの後端がローラ対114から抜けるた
めの時間であるから長いシートほど長く設定する。同様
にt4も給送されないシートをローラ対116より引き抜く
ための時間であり、長いシートほど長く設定する。シー
トのサイズは第4図の63に示すシートサイズ検出装置で
検知し、検知したサイズに応じたt2,t2−Δt,t3,t4,t5
をMPUにより算出する。シートサイズ検出装置は、たと
えば公知のカセツトからサイズを検出するタイプでもよ
いし、センサをシートが通過する時間から検出するもの
でもよい。
シートの分離再給送は第9図のステツプS75において
ローラ対114を停止させるだけでも可能である(第11
図)。すなわち、再給送されないシートはローラ対114
により挾持されて停止し、再給送される最下位のシート
のみがゴム製の駆動ローラ116Bにより搬送される。しか
しこのとき最下位から2番目のシートもローラ対116に
挾持されているため、第2番目のシートの下面ローラ11
6Aに対応する部分が最下位のシートに押し付けられなが
ら摺撮することになる。もし、シートの画像面が上向き
の場合(両面複写)は2番目のシートの裏側のローラに
挾持されている部分がよごれる。またシートの画像面が
下向きの場合(多重複写)2番目のシートの画像のロー
ラに挾持されている部分が消えたりするおそれがある。
第12図は上述した内容を具体的に示すものである。第
12図(A)は最下位から二番目のシート121を停止させ
る場合、第12図(B)は引き抜く場合である。
図中、aで示した領域は、ローラ対116におけるニツ
プ部の幅を示したり、120及び121は、それぞれ最下位の
シート及び最下位から2枚目のシートを示している。ま
た、vはシートの移動方向及び速度を示している。ここ
において、挾持部の幅aを1mmシートの長さを210mm(使
用頻度の高いA4サイズの横方向長さ)シート120におけ
る挾持部からシート後端迄の距離を150mmとする。第12
図(A)においては、ニツプ幅1mmの部分を150mmのシー
トが通過するため、a部における摺擦量は、単位幅当り
150mm2となる。又、第12図(B)においては、シート12
0,121共に同じ速度で移動しているとすると(方向は反
対)、シート上の一点がニツプ幅を通過する間にシート
の相対位置はその2倍だけずれるため、単位幅当りのず
れ量は2mm2となり、第12図(A)の場合のわずか1/75の
摺擦量であることがわかる。
このように、再給送の際に2枚目以降のシート束を一
旦逆送するという簡単な制御を行うことにより、シート
の汚れの発生を防止することが可能となる。
又、上記実施例においては、シート束が第10図の状と
なると同時にローラ114Bを逆転する場合について述べた
が、同時に限ることはなく、ある程度の時間のずれを設
けても十分な効果を上げることが出来る。
上述したシート間の摺擦による汚れの発生について、
もう少し詳しく考察する為、第13,14図の簡単なモデル
図にて説明する。
第13図は多重時の状態を示すモデルで、黒点は画像の
トナー粒子群を示す。再給紙のタイミングで、前述の如
くシート120,121をそれぞれ同時に順送,逆送すると、
図中斜線の範囲のシートの部分がニツプ部で互いに摺擦
される。この時シート121上のトナー粒子がはく離し、
シート120の裏面(第2画像転写面を表面とすると)へ
付着する(第13図(b))。
次に第14図(a),(b)は両面時の状態を示すモデ
ルで、再給紙のタイミングでシート120,121を同時に順
送,逆送すると、図中斜線の範囲のシートが摺擦され、
シート120の裏面のトナー粒子(第1転写画像)がはく
離し、シート121の表面へ付着する。この多重,両面で
のトナー付着、即ち、汚れは前述の2枚目以降のシート
を一旦逆送するという制御により、大幅に減少,改善さ
れるが、さらなる改善を以下に述べる制御により、容易
に実現できる。
以上述べた両面、多重での汚れにおいて、特に両面時
の汚れは第2画像転写面に付着する為、さらなる汚れの
軽減の必要性が高い。そこで、第14図(C)に示すごと
く、両面時の制御に変更を加える。即ち、シート121を
予め速度vで逆送し、ニツプ部を抜けきった時に、シー
ト120の順送を開始する。この結果、シート120上からは
く離するトナーは、図中斜線部のわずかな範囲に限定さ
れ、シート121上へ付着するトナー、即ち汚れが大巾に
減少できる。
第15図に上記実施例のフローチヤートを示す。S75aに
おいて、2面目以降のシートをあらかじめ逆送する為、
M116を停止、M114を逆転する。そして、2面目以降のシ
ートがニツプ部を抜け切る時間t4が経過したらM114を停
止、M116を再スタートする。ここでS75a,S77aでのM114,
116の動作は必ずしも同時である必要はない。
さらに、上記実施例においては、中間トレイ111上の
最下位のシートを先行させて積載し、再下位のシートか
ら再給紙していく場合について述べたが、第16図に示す
如く、中間トレイの最上位のシート(一面目の動作を最
後に行ったシート)を先行して積載し、最上位のシート
から再給紙する場合にも容易に適用することができる。
第17図は本発明を両面および多重の複写が可能な複写
機に適用した場合の制御を示すフローチヤートである。
ステツプS81においてキーボード61の所定の再給送の
指令を行うボタンが押されたと判断した後、ステツプS8
2において指定されているモードが両面か多重かを判別
する。多重の場合は第9図で説明した制御が適している
のでステツプS71にジヤンプし、以下第9図のフローチ
ヤートに従い制御される。両面の場合は第15図の制御が
適しているので第15図のステツプS71にジヤンプする。
〔発明の効果〕
以上説明した通り、本発明によれば簡単な構成で、し
かも小型にもかかわらず複数種類のサイズのシートを確
実に積載および再給送が可能である。また再給送時のシ
ートの汚れも防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を実施した画像形成装置の断面図、 第2図,第3図は従来の画像形成装置、 第4図は本発明の実施例のブロツク図、 第5図は本発明の実施例のフローチヤート、 第6図〜第8図は本発明の実施例の作動説明図、 第9図は本発明の実施例のシート再給送のフローチヤー
ト、 第10図は本発明の実施例の作動説明図、 第11図はシート再給送のフローチヤート、 第12図,第13図,第14図は本発明の効果を説明するため
の図、 第15図はシート再給送のフローチヤート、 第16図は本発明の他の実施例を示す図、 第17図はシート再給送のフローチヤートである。 112,114,116はローラ対、60は制御回路である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B65H 85/00 B65H 85/00 G03G 15/00 516 G03G 15/00 516

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定量ずつずらして積載されたシート束を
    挟持し、最先のシートに搬送力を与える第1の搬送手段
    と、 前記第1の搬送手段の上流側に配置され、所定量ずつず
    らして積載されたシート束を正逆方向に挟持搬送可能な
    第2の搬送手段と、 シート束を第1の搬送手段に送り、最先のシートが挟持
    状態から開放された後に最先のシート以外のシートを逆
    方向に搬送するように第2の搬送手段を制御する制御手
    段と、 を有することを特徴とするシート搬送装置。
  2. 【請求項2】前記第1の搬送手段は最先のシートに接触
    して回転し、最先のシートに搬送力を与える回転体を備
    え、 前記制御手段はシートの前記回転体と接触する側の面に
    画像が形成されている場合は、前記第1の搬送手段が最
    先のシートを搬送しているときに最先のシート以外のシ
    ートを逆方向に搬送するように第2の制御手段を制御す
    ることを特徴とする請求項1記載のシート搬送装置。
  3. 【請求項3】前記第1の搬送手段は最先のシートに接触
    して回転し、最先のシートに搬送力を与える回転体を備
    え、 シートの前記回転体と接触する側と反反側の面に画像が
    形成されている場合は、前記第1の搬送手段が最先のシ
    ートを搬送する前に最先のシート以外のシートを逆方向
    に搬送するように第2の搬送手段を制御することを特徴
    とする請求項1記載のシート搬送装置。
  4. 【請求項4】シートを搬送方向に所定量ずつ順次ずらし
    て積載したシート束を形成し、 搬送手段によって積載されたシート束を挟持して所定の
    搬送方向に搬送し、 積載されたシート束のうち、最先のシートに搬送方向の
    搬送力を与え、 最先のシートが前記搬送手段による挟持状態から開放さ
    れた後に、前記搬送手段によって最先のシート以外のシ
    ートを搬送方向とは反対の方向に搬送することを特徴と
    するシート搬送方法。
  5. 【請求項5】最先のシートの他のシートと接触する側の
    面に画像が形成されている場合は、 積載されたシート束のうち、最先のシートに搬送力を与
    えながら、 最先のシート以外のシート束は前記搬送手段によって搬
    送方向とは反対の方向に搬送することを特徴とする請求
    項4記載のシート搬送装置。
  6. 【請求項6】最先のシートの他のシートと接触する面と
    反対側の面に画像が形成されている場合は、 積載されたシート束のうち最先のシートに搬送方向の搬
    送力を与える前に、 最先のシート以外のシート束は前記搬送手段によって搬
    送方向とは反対の方向に搬送することを特徴とする請求
    項4記載のシート搬送装置。
JP63170553A 1987-08-12 1988-07-07 シート搬送装置 Expired - Fee Related JP2692868B2 (ja)

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