JP2825891B2 - シート搬送装置 - Google Patents

シート搬送装置

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JP2825891B2
JP2825891B2 JP1343865A JP34386589A JP2825891B2 JP 2825891 B2 JP2825891 B2 JP 2825891B2 JP 1343865 A JP1343865 A JP 1343865A JP 34386589 A JP34386589 A JP 34386589A JP 2825891 B2 JP2825891 B2 JP 2825891B2
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    • B65H2301/00Handling processes for sheets or webs
    • B65H2301/40Type of handling process
    • B65H2301/42Piling, depiling, handling piles
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    • B65H2301/4213Forming a pile of a limited number of articles, e.g. buffering, forming bundles

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  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Conveyance By Endless Belt Conveyors (AREA)
  • Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)
  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
  • Counters In Electrophotography And Two-Sided Copying (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、シート搬送装置に係り、詳しくは両面及び
多重に画像形成する画像形成装置における中間トレイか
らの再給紙機構に関する。
(ロ)従来の技術 従来、両面画像形成装置においては、一般に第1面画
像形成済のシートを収納する中間トレイを備え、第1面
への画像形成終了後中間トレイ内に積載されたシートを
そこから1枚1枚分離して送り出し、再び画像形成部へ
搬送して第2面への画像形成を行っていた。かかる両面
画像形成を行うにあたり重要な点は、シートの搬送を適
正に行い得るか否かというシート搬送の信頼性である。
特に第1面画像形成済のシートを中間トレイ内から1枚
1枚分離して送り出す再給紙動作における信頼性が問題
である。
第11図に、従来の両面画像形成装置の一例を示す。図
において1は画像形成装置本体、2は原稿を載置する原
稿台、3は原稿の像を担持する感光ドラム、4,5,6,7は
原稿の像を感光ドラム3上に結んで静電潜像を形成する
ためのミラー、8は結像レンズである。
また、9は感光ドラム3に形成されたトナー像をシー
トPに転写させる転写電極である。
カセット10内に収容されたシートPは給紙ローラ11に
より取り出され、レジストローラ12により感光ドラム3
の画像と同期した所定のタイミングで送り出され、転写
電極9により第1面にトナー像が形成された後定着器13
によりトナー像は定着される。第1面に画像の形成され
たシートPの同じ面に再度画像を重ね合せて形成する場
合は切換ガイド14によってシートPを搬送路15に導き、
中間トレイ16に収納させる。また第1面の反対側の第2
面に画像を形成する場合は切換ガイド14によってシート
Pを搬送路17に導き、排出ローラ18によりシートPを途
中まで排出した後排出ローラ18を逆転させ切換ガイド19
によりシート後端を搬送路20に導き、中間トレイ16に収
納させる。
次に、再度、第1面又は第2面に複写する時には、こ
の中間トレイ16内から第1面複写済のシートPが1枚づ
つ再給紙されて、画像形成部へ搬送され、その第2面に
複写が行われる。ここで、第1面に複写が行われた後中
間トレイ16内に積載されたシートPは、その複写された
トナー像の定着のために定着器13を通過することによ
り、その被複写面(第1面)にシリコンオイルが付着し
ていたり、定着に際し加えられた熱や圧力により端部等
に反り(カール)が発生していたりする場合がある。こ
のために、中間トレイ内からの再給紙に際して、重送や
ジャムの発生するおそれがある。
第12図はかかる信頼性を高めるように構成された両面
画像形成装置の一例を示す。本従来例は、中間トレイ16
内に用紙を1枚載置する毎に中間トレイに載置されたシ
ートPの束全体を少しづつ搬送ローラ対21で搬送し、シ
ートPを1枚ごとに少しづつずれた階段状に積載するよ
うに構成されたものである。
このように階段状に積載されたシート群は第1面の画
像形成動作終了後にローラ対22の方向へまとめて搬送さ
れ、最下部のシートPが、ローラ対21を離れると同時に
ローラ対21を停止することにより、このときローラ対22
にくわえ込まれている最下部のシートのみを、ローラ対
22によって搬送させていき、2面目の動作を行うもので
ある。本従来例によると、最給紙時における重送防止性
能を向上させることが可能となる。
なお、両面に画像を形成するために、片面に画像の形
成されたシートPを階段状に積載して再給紙する技術は
特開昭58−178373号公報、特公昭63−18744号公報等に
記載されている。
(ハ)発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記従来例において再給送する最下位
のシートPのみをローラ対22によって挟持され、かつロ
ーラ対21から離れ、他のシートPはローラ対21のみによ
って挟持されているという状態を作らなればならない。
そのためには第13図(a)に示すように、ローラ対21と
22との間の距離をシートPの長さよりもわずかに短い長
さに設定する必要がある。この場合、シートPに付着し
たトナー等を相互にこすり付け合うこともなく、シート
Pの汚れもないが、複数種類のサイズのシートPを再給
送することができない。そこで複数種類のサイズのシー
トPを給送する場合には、ローラ対21と22との距離を最
小サイズのシートに対して第13図(a)に示すように最
適ローラ対位置を満足し、それより大きなサイズのシー
トPに関しては第13図(b)のような状態にならなけれ
ばならない。つまり、再給送する最下位のシートのみロ
ーラ対21より離れて他のシートPはローラ対21に挟持さ
れ、かつ少なくとも最下位のシートはローラ対22に挟持
されている状態にある。即ち、最小サイズのシートPに
対して充分大きなシートPの束を給送する場合には、最
下位のシートPを含めた2枚以上のシートPはローラ対
22に挟持されることになる。この状態からゴム製の駆動
ローラ22bが最下位のシートを給送する。他のシートP
の束はローラ対21に挟持されているため、給送されな
い。従って、第14図、第15図に示すように、最下位のシ
ートP1が二枚目のシートP2に摺擦しながら矢印方向へ移
動する。そのため、多重複写時には第14図に示すよう
に、図中斜線で示す範囲のシートP1の上面に2枚目のシ
ートP2のニップ部下面のトナーが付着すると共に、二枚
目のシートP2からははく離する。また、両面複写時には
第15図に示すように、二枚目のシートP2のニップ部の下
面にトナーが付着すると共に最下位のシートP1の斜線で
示す範囲の上面のトナーがはく離する。という問題があ
った。
そこで、本発明は、順次ずらして階段状に積載したシ
ートの束のシートサイズにかかわらず、各シート同士が
摺擦することなく再給紙する搬送手段を設けて、確実か
つシートを汚すことなく再給紙するシート搬送装置を提
供することを目的とするものである。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明は、上述の事情に鑑みてなされたものであっ
て、シートを所定方向に所定長さづつずらして積載した
シート束を所定方向に搬送する第1のシート搬送手段
と、前記第1のシート搬送手段により搬送されてくるシ
ートの束の最先のシートとそれ以外のシートの束とを分
離する分離手段と、前記分離手段によって分離された最
先のシートを搬送する第2のシート搬送手段と、を備
え、前記分離手段は、前記第1のシート搬送手段により
搬送されてくるシートの束の最先のシートと、それ以外
のシートの束の間に入り込むことによって両者を分離す
る分離爪を有することを特徴とする。
また、前記分離爪は先端部に、シートの束の最先のシ
ートと、それ以外のシートの束の間に入り込む薄手のシ
ート部材が設けられていることを特徴とする。
また、前記分離爪は前記第1の搬送手段によるシート
束搬送中に先端を移動させ、シート束の最先のシートの
2枚目のシートと接触している側の面の2枚目のシート
と重なっていない部分に先端を突き当てることによっ
て、シートの束の最先のシートとそれ以外のシートの束
の間に入り込むことを特徴とする。
また、前記第1の搬送手段はシートを挟持するように
構成されていることを特徴とする。
また、最先のシートの後端が前記第1の搬送手段を通
過した後、前記第1のシート搬送手段は他のシート束を
逆方向に搬送することを特徴する。
(ホ)作用 以上の構成に基づき、シートを所定方向に所定長さづ
つずらして積載されたシート束が第1のシート搬送手段
によって所定方向に搬送される際、分離手段によりシー
ト束の最先のシートと、それ以外のシート束とを分離す
る。さらに、この分離された最先のシートを第2のシー
ト搬送手段により搬送する。
なお、分離手段に有させた分離爪を、第1の搬送手段
により搬送されてくるシート束の最先のシートと、それ
以外のシート束の間に入り込ませることにより、両者を
分離させる。さらに、この分離爪の先端部に薄手のシー
ト部材を設けることにより、両者を確実に分離できるよ
うにする。
また、第1の搬送手段によるシート束搬送中に、分離
爪を移動させ、最先のシートの、2枚目のシートと接触
している側の面の、2枚目のシートと重なっていない部
分に先端を突き当てることにより、分離爪がシート束の
最先のシートと、それ以外のシートの束の間に入り込む
ようにする。
さらに、第1の搬送手段を、シートを挟持するように
構成することにより、シート束の搬送を確実に行えるよ
うにする。また、この第1の搬送手段が、最先のシート
の後端通過後、他のシート束を逆方向に搬送することに
より、最先のシートのみを搬送するようにする。
(へ)実施例 以下、本発明の実施例を図面に沿って説明する。
第1図は、本発明を適用した画像形成装置であり、異
なる色による両面及び多重複写をする複写装置を示す。
第1図において、第12図に示す従来例と共通の構成、
作用をする部材については同符号を付して説明を省略す
る。
従って、搬送路15,20の合流する搬送路23からレジス
トローラ12までの部分を第1図及び第2図を参照して説
明する。
前記搬送路23の下流端にシートPの先端を検知するセ
ンサ24が設けられ、このセンサ24の少し上流側に搬送ロ
ーラ対25が設けられている。また、搬送路23の上ガイド
26が斜下方に延設されると共に、この上ガイド26の下方
にほぼ水平な下ガイド27が対向して設けられ、この下ガ
イド27の上面とほぼ同一面上にニップ部を有するゴム製
の駆動ローラ28aが設けられ、ゴムより摩擦係数が少な
い樹脂性の従動ローラ28bが駆動ローラ28aの上方に対向
して、上下移動可能に設けられて、板ばね29により下方
に付勢されている。なお、この従動ローラ28bにより駆
動ローラ28aはシートを挟持することができ、これによ
りシートを確実に搬送することができる。
また、第1のシート搬送手段を形成するこのローラ対
28a,28bの右側に上下ガイド26,27と同様な上ガイド30、
下ガイド31が設けられ、この両ガイド30,31の右側にほ
ぼ下ガイド31の上面と同一面にニップ部を有する第2の
シート搬送手段であるローラ対32a,32bが設けられ、ロ
ーラ32aは固設された軸に軸支され、ローラ32bは上下動
自在に板ばね34により下方に付勢され、ローラ32aに圧
接するようになっている。そして、このローラ対32a,32
bの右側に平坦面から上方に湾曲した上下ガイド35,36
が、下ガイド36の上面がローラ対32a,32bのニップ部と
ほぼ同一面になるように設けられている。
また、前記上ガイド30のローラ対32a,32b寄りに分離
手段である分岐ガイド37が斜め上方に下流側を向いて設
けられ、この分岐ガイド37の基端部に分離爪38が軸38a
に枢支されている。
そして、分離爪38の先端は第3図(c)に示すよう
に、搬送されるシートPの厚さよりも薄い厚さtに形成
されており、シートPの束が図上右方に移動するとき、
第1枚目のシートP1と第2枚のシートt2との段部にほぼ
当接し、シートP1が右方に移動する際、第3図(b)に
示すようにシート束の最先のシートである第1枚目のシ
ートP1と、第2枚目のシートP2との間に入り込み、シー
トP2を上方に分離するように配設されている。
また、下ガイド31にシートPを検知するセンサ39が取
付けられている。
そして、前記ローラ対25の駆動ローラ、ローラ28a、
ローラ32aが夫々ステッピングモータ25m,28m,32mにギヤ
列等により連結され、更に、ステッピングモータ25m,28
m,32mの信号回路が制御部33に接続されていて、正逆
転、所定角度の回転が可能である。また、分離爪38がソ
レノイド38sに連結されており、これ等の信号回路が制
御部33に接続されている。
また、ローラ28a,32aは摩擦係数が大きいゴム等より
なり、ローラ28b,32bは摩擦係数が小さい樹脂等よりな
る。
また、40は複写枚数、両面モード、多重モード、コピ
ースタート等を指示するキーボードであり、41はサイズ
検知装置であり、夫々の信号回路が制御部33に接続され
ている。
次に本実施例の作用を説明する。
先ず、下ガイド27(再給紙通路)に複数のシートPの
束を収納する動作を第4図のフローチャートを参照して
説明する。
キーボード40により両面又は多重の複写モードが設定
され、コピースタートが指示されると、前述した通りカ
セット10より取り出され、感光ドラム3により片面に画
像が形成されたシートPがステップS1で回転を開始した
ローラ25まで送られて来る。第4図のステップS2にてセ
ンサ24によりシートPの先端が検知されてからシート先
端がローラ28a,28bのニップに達してループを形成し、
先端を揃えるまでに必要な所定時間t1経過後(ステップ
S3)、モータ28mをスタートさせる(ステップS4)。そ
してシートの後端をローラ対25およびガイド23から抜く
ためにシートPがローラ対28a,28bに挟持されてからあ
らかじめ設定された所定距離l0搬送する必要な所定時間
t2だけモータ28mを回転させ(ステップS5,第5図)、t2
経過後モータ28mを逆転させ(ステップS6)、t2よりも
短い所定時間t2−Δtだけ逆転させた後にモータ28mを
停止する(ステップS7,8)。モータ28mの逆転によりシ
ートPはローラ対28a,28bによって逆方向に搬送され、
シートPの先端はローラ対28a,28bのニップ部から所定
距離lだけ下流側に位置する(第6図)。シートの後端
はガイド27上を案内されてローラ対25の下側に入り込
む。
なお、ローラ対の回転は制御部33からモータ28mに送
るパルスの数によっても制御できる。すなわちシートの
先端がローラ対28a,28bのニップに達してからシートP
を所定距離だけ搬送するのに必要なモータ28mの回転角
に対応する数だけのパルスを送ることによっても同様に
ローラ対28a,28bを制御できる。
次にステップS9において設定枚数の積載が終了したか
否かを判断し、終了していない場合はステップS2にもど
る。そして次のシートPが搬送され、ローラ対28a,28b
に到達すると、ローラ対28a,28bは1枚目のシートPを
挟持したまま前回と全く同じ作動をし、2枚目のシート
Pの先端をローラ28a,28bのニップ部よりlだけ下流側
に位置させる。この際、1枚目のシートPは2枚目のシ
ートPといっしょに搬送され、1枚目のシートPの先端
は2枚目のシートPの先端よりさらにlだけ下流側に位
置する。
これにより2枚のシートPは距離lだけずれた状態で
重ねられる。この動作を設定枚数のシートPに対し行う
ことで、第7図の如く順次シートを距離lだけずらした
状態で積み重ねることができる。そして、モータ25mは
停止する(ステップS10)。
これらの過程において、ローラ対28a,28bにシートP
を突き当てる際に、搬送路中に突出しているのはすべり
性のよい樹脂性のローラ28bであるため、シートPの先
端はスムーズにローラ対28a,28bのニップに入り込むこ
とが可能である。
次に、積載されたシートPを両面または多重複写の2
回目の画像形成のために再給紙する場合の作動につい
て、第8図に示すフローチャートに基づいて説明する。
キーボード40によりスタートが支持されるとモータ28
m,32mの回転が始まり、積載されたシートPの束がロー
ラ32a,32bに送られる(ステップS11,12)。このとき、
最下位のシートPの先端がセンサ39に検知された(ステ
ップS13)直後に、分離爪38が作動し(ステップS15)、
第7図の位置から第9図の位置に移動し、最下位のシー
トP以外のシートPの束を分岐ガイド37に導入する。最
下位のシートPの後端がローラ対28a,28bを通過したら
モータ28mは逆転し(ステップS17)、最下位のシートP
を除く他のシートPの束が逆送され、最下位のシートP
のみが搬出される。このとき、ローラ対32a,32bに挟持
されているのは最下位のシートPのみであって、他のシ
ートPから摺擦されることがない。モータ28m逆転開始
からt5時間経て、モータ28mが停止する(ステップS18,1
9)。
また、モータ32mは最下位のシートPを次の搬送ロー
ラまで送り込むまでの時間t6が経過すると、停止する
(ステップS21)。
前記時間t3,t4,t5,t6はシートPのサイズと装置の
ローラ配置距離ローラの大きさ等により設定されたもの
で、制御部33に記憶されており、制御部33はシートサイ
ズ検知装置41の情報とを併せて判定し、モータ28m,32m
に指示するのもである。
設定された枚数が終了するまで、ステップS11以下の
工程を繰返した後に、複写作業は終了する(ステップS2
2)。
なお、上記実施例では、下ガイド(中間トレイ)27に
積載された最下位の最先のシートPから搬出(再給紙)
する場合について述べたが、第6図に示す長さlを−l
になるように、シートPを戻した上に次のシートPを積
載することにより最下位のシートを最先のシートに積み
上げ、更に、分岐ガイド37,分離爪38を下ガイド31の下
側に取付けることにより、第10図に示すように、最上位
のシート(一面目の複写を最後行ったシート)から搬出
(再給紙)することができる。前記した長さ−lだけ戻
すためには、ローラ対42が搬送路23の下方に設けられて
いる。
また、シートの分離をより確実に行うため分離爪38は
薄手の弾性シート(50μm厚さのポリエステルフィル
ム)38cを保持部材38b上に組み付けて構成してもよい
(第3図(d))。このとき、弾性シート(50μm厚の
ポリエステルフィルム)の破損を防止するため、その突
出量を5mm以下にすることが実験によって確認されてい
る。
(ト)発明の効果 以上説明したように、本発明によれば、所定量づつず
らして積載したシートの束を第1及び第2のシート搬出
手段により搬送する途中において最先のシートのみを分
離手段により、それ以外のシートから分離すると共に、
該最先のシートの後端が第1のシート搬送手段から離れ
たときに、第1のシート搬送手段により最先以外のシー
トの束を逆送するので、該最先のシートは他のシートと
摺接することなく搬出(再給紙)されるため、該シート
を確実に分離して、汚すことなく搬出できる。また、該
最先のシート以外を前記分離手段で退避させるので、シ
ートサイズにかかわらず確実な搬送ができるため、装置
を小型化できると共に、コスト低減できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のシート搬送装置を実施した複写機の縦
断正面図、第2図はそのシート搬送装置の縦断正面図、
第3図(a),(b),(c),(d)は分離爪の詳細
側面図、第4図はそのシート積載のフローチャートを示
し、第5図、第6図、第7図はその中間段階の状態を示
す縦断正面図、第8図はそのシート搬出のフローチャー
トを示し、第9図はその中間段階(最先のシートが分岐
部で分離されている状態)を示す縦断正面図、第10図は
他の実施例のシート搬出手段を示し、第11図は従来例の
縦断正面図、第12図は他の従来例の縦断正面図、第13図
(a)は短いシートに対する搬送ローラの配置を示す正
面図、第13図(b)は同じローラ配置に対し長いシート
を搬送する状態を示した正面図、第14図、第15図はシー
トの汚れ発生の状態を示す正面図である。 25…シート搬入手段(搬送ローラ対)、28a,28b…シー
ト搬送手段(駆動ローラ、従動ローラ)、32a,32b…シ
ート搬出手段(搬送ローラ)、37…分岐手段(分岐ガイ
ド)、38…分離爪、P…シート。

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シートを所定方向に所定長さづつずらして
    積載したシート束を所定方向に搬送する第1のシート搬
    送手段と、 前記第1のシート搬送手段により搬送されてくるシート
    の束の最先のシートとそれ以外のシートの束とを分離す
    る分離手段と、 前記分離手段によって分離された最先のシートを搬送す
    る第2のシート搬送手段と、 を備え、 前記分離手段は、前記第1のシート搬送手段により搬送
    されてくるシートの束の最先のシートと、それ以外のシ
    ートの束の間に入り込むことによって両者を分離する分
    離爪を有することを特徴とするシート搬送装置。
  2. 【請求項2】前記分離爪は先端部に、シートの束の最先
    のシートと、それ以外のシートの束の間に入り込む薄手
    のシート部材が設けられていることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載のシート搬送装置。
  3. 【請求項3】前記分離爪は前記第1の搬送手段によるシ
    ート束搬送中に先端を移動させ、シート束の最先のシー
    トの2枚目のシートと接触している側の面の2枚目のシ
    ートと重なっていない部分に先端を突き当てることによ
    って、シートの束の最先のシートとそれ以外のシートの
    束の間に入り込むことを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載のシート搬送装置。
  4. 【請求項4】前記第1の搬送手段はシートを挟持するよ
    うに構成されていることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載のシート搬送装置。
  5. 【請求項5】最先のシートの後端が前記第1の搬送手段
    を通過した後前記第1のシート搬送手段は他のシート束
    を逆方向に搬送することを特徴とする特許請求の範囲第
    4項記載のシート搬送装置。
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JPS59128558A (ja) * 1983-01-14 1984-07-24 Hitachi Chem Co Ltd 電子写真現像剤用トナ−
JPS59138558A (ja) * 1983-01-28 1984-08-09 Canon Inc シ−ト再搬送装置

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