JP2672344B2 - パチンコ機 - Google Patents

パチンコ機

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JP2672344B2 JP63207941A JP20794188A JP2672344B2 JP 2672344 B2 JP2672344 B2 JP 2672344B2 JP 63207941 A JP63207941 A JP 63207941A JP 20794188 A JP20794188 A JP 20794188A JP 2672344 B2 JP2672344 B2 JP 2672344B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、大入賞口を有するパチンコ遊技機に関す
る。
(従来の技術) 従来、所定の始動口に遊技球が落入したときに、受入
口を備える入賞装置の受入口を1回〜2回開閉し、この
ときに受入口から落入した遊技球が特定入賞口(連続役
物作動口という。)に入賞すると、受入口を間欠的に連
続して開口し(特別遊技状態という。)、この受入口の
開口中に落入した遊技球が再度連続役物作動口に入賞す
ると、その時点から次の特別遊技状態に移行するように
構成したものがある。
このような入賞装置においては、1回の特別遊技状態
における受入口の開閉回数の上限並びに1回の特別遊技
状態における受入口への落入球数の上限が定められてい
る。更に、特別遊技の連続回数も上限が定められてい
る。
このような入賞装置においては、連続役物作動口に入
賞しやすく構成すると、1回の特別遊技状態における上
限の落入球数に達しないうちに(極端には最初の1個目
が)連続役物作動口に入賞してしまい、折角多くの賞品
球を得る機会を逃がしてしまうことになる。また、連続
役物作動口に入賞しにくく構成すると、今度は折角の複
数回の特別遊技状態の権利があるにもかかわらず、それ
を逃がすことになり、ひいては多くの賞品球を得る機会
を逃がしてしまうことになる。
そこで、これらの問題を解決するため、入賞装置内部
の連続役物作動口の上流に遊技球を停留させ、特別遊技
状態の最終段階で、停留を解除したとき、その停留球
が、役物連続作動口に入賞しやすいように構成したもの
である。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記のような停留球を開放することに
よって、停留球自体が特定入賞口に入賞する構成である
と、停留手段に停留した段階で次回の特別遊技がほぼ間
違いなく継続することが予想されるため、面白みに欠け
る。
そこで、本発明の目的は、趣向性を高めるとともに、
特別遊技状態の継続性を高め、更に、遊技者の技術介入
によって多くの賞品球を得られるようにして遊技性を高
めたパチンコ機を提供することである。
(課題を解決するための手段) 前記課題を解決するために、本願発明の構成は、特定
入賞口と、通常入賞口を有し、該特定入賞口に入賞した
ときに一定期間の特別遊技を複数回行うことが可能であ
り、該一定期間の特別遊技の間に再度前記特定入賞口に
入賞した時点から次の回の特別遊技に移行するパチンコ
機であって、複数の遊技球を停留可能でかつ停留された
遊技球によって後続の遊技球通過経路が形成されるよう
に構成された停留手段を備え、前記特別遊技の各回の後
半において前記通過経路によって後続の遊技球が前記特
定入賞口に入賞しやすいように前記停留手段を駆動する
駆動手段を備えたことを特徴とするパチンコ機である。
(作用) 上記発明の構成により、遊技盤面を流化する遊技球
が、入賞装置の球受口から入賞装置内へ入ると、入賞装
置の最下流に設けられた入賞口へ向かって球通路を転動
する。
入賞装置内の球通路の途中の停留手段に停留した複数
の球技球は、後続の遊技球の通過経路を形成するのみで
あって、停留された球が停留解除後特定入賞口に誘導さ
せるわけではないため、停留された段階では必ずしも特
定入賞口に入賞するという保証はなく、遊技球の転動経
路に興味を持って遊技が行える。
更に、特別遊技の後半に特定入賞口に入賞しやすいよ
うに停留手段を駆動させるため、前半の特定入賞口に入
賞しにくい状態のうちにより多くの入賞を得るべくパチ
ンコ機を操作し、後半の特定入賞口に入賞しやすい状態
になってから1回の特別遊技における入賞球の数が最大
限になるようにパチンコ機を操作するなど、より多くの
賞品球を獲得するために、遊技者の技術的な介入の余地
があるため、一層遊技の趣向性が向上する。
(実施例) 第1図は、本発明に係るパチンコ遊技機の一実施例の
遊技盤面の構成を示す正面図である。
遊技盤面100の中央には、入賞装置1が配置されてい
る。この入賞装置1は、その両側に拡開する大入賞口9
を有している。この大入賞口9は、入賞装置1の両側に
取付けられて下端を支点として左右に回動するウイング
10の上端により形成されている。入賞装置1の下方に
は、左右と中央に一つずつの第2種始動口6,7,8が設け
られている。その他、入賞装置の左右上方には、ランプ
風車24が設けられ、左右中央には、通常入賞口2,3が設
けられ、左右下方には、チューリップ式役物4,5が設け
られている。また、入賞装置1の中央左右には、4つの
風車25が配置されている。
第2図は前記入賞装置の拡大正面図であり、第3図は
第2図のA−A線断面図である。
第3図に示すように、入賞装置のボデーは、天井31と
中天井32と床33により2つの部屋34,35に仕切られてい
る。上の部屋34の奥には、キャラクタ15が設けられてい
る。このキャラクタ15は、中央に固定された固定キャラ
クタ13と、その両側に配置され、キャラクターソレノイ
ド106(第9図に示す)により作動されて観音開き状に
揺動する可動キャラクタ14から構成されている。
下の部屋35の床33には、モータ21により回転する回転
円盤20が設けられている。床33の前縁中央には、遊技球
が落入可能に開口する役物連続作動口11が形成されてい
る。この役物連続作動口11には、遊技球の落入を検出す
る役物連続作動装置12が配置されている。この役物連続
作動装置12は、近接スイッチよりなる役物連続作動スイ
ッチ94(第9図に示す)により、役物連続作動口11に落
入した遊技球を検出する構成によるものである。
第4図は第1図中のB−B線断面図である。
同図に示すように、中天井23には、固定キャラクタ13
の下に形成された落入口36と、可動キャラクタ14の側方
に形成された落入口38,29が設けられている。これらの
落入口36,38,39には、遊技球の落入を検出する大入賞口
入賞スイッチ37,40,41が配置されている。そして、上の
部屋34と下の部屋35は、前記落入口36,38,39により連通
している。
第5図は、第入賞口9から落入した遊技球50の通過経
路を示す斜視図である。ウイング10が開いて大入賞口9
が拡開したときに、遊技球50がこの大入賞口9から落入
すると、上の部屋34内に遊技球50が侵入する。上の部屋
34内に侵入した遊技球50は、可動キャラクタ14に当って
跳返された場合は、左右の落入口38,39から下の部屋35
に落下する可能性が大きくなる。また、可動キャラクタ
14の間を通った遊技球50は、中央の落入口36から下の部
屋35に落下する。下の部屋35に落下した遊技球50は、回
転円盤20上またはその側方を通過して、役物連続作動口
11若しくはその両側に設けられた通常入賞口16に落入す
る。
前記回転円盤20は、遊技球50が没入可能な没入孔26
が、90゜毎に形成されている。そして、床33に形成され
た凹部29内に遊嵌している。凹部29の一部は切欠かれて
おり、この切欠き部29aには、床33の下面に設けられた
支軸28を軸として上下方向に回動する球受け片27が配置
されている。この球受け片27は、第6図に示すように凹
部29の底面と同一面にあるときは、没入孔26内の遊技球
が脱落しないように受けているが、第7図に示すよう
に、球受け片27が下方へ回動すると、この球受け片27の
先端部上に到来した没入孔26内の遊技球50は、自重で落
下する。落下した遊技球50は入賞球として処理する。
回転円盤20の裏面には、第8図に示すように、回転円
盤20の回転軸に一体に取付けられたカム43と、このカム
43に当接するカムスイッチ45が配置されている。このカ
ムスイッチ45は、回転円盤20の回転を停止しする際の位
置決めのためのものである。すなわち、4つの没入孔26
の間を通る中央線22,23何れかが、入賞装置1の中心線
と一致する位置に来たときに回転円盤20の回転を停止す
る。この停止位置は、カムスイッチ45がオンからオフに
立下がることにより検出する。
第9図は、遊技盤面100の裏面に配置された制御回路6
0の概略構成を示すブロック図である。この制御回路60
は、CPU61と、ROM62とRAM63と、クロック回路およびリ
セット回路64と、電源65及びアナログGND等を備えたマ
イクロコンピュータによる制御回路である。CPU61に
は、各種の検出スイッチの入力がスイッチ検出部66を介
して入力される。また、CPU62からは、各種の制御出力
がそれぞれの駆動部等のドライバを介して出力されてい
る。
スイッチ検出部66に接続されたスイッチは、第2種始
動口6,7,8(第1図に示す)に設けられて、落入球を検
出する第2種始動スイッチ(始動口検出スイッチに相当
する)91,92,93と、役物連続作動装置12(第2図及び第
3図に示す)を構成し、落入球を検出する役物連続作動
スイッチ(落入検出スイッチに相当する)94と、前記大
入賞口入賞スイッチ37,40,41(第4図に示す)と、前記
カムスイッチ45(第8図に示す)と、図示しない賞品球
払い出し装置に設けられて、賞品球の数を設定する賞品
球設定手段作動を検出する賞品球設定手段作動検出スイ
ッチ99等である。
なお、賞品球数設定手段は、後述の設定賞品球数切替
駆動手段駆動ソレノイド107とにより、遊技球の入賞態
様によって(例えば、通常入賞口に遊技球が落入した場
合には、8個の賞品球を遊技者に放出し、大入賞口内に
遊技球が落入した場合には、13個の賞品球を遊技者に放
出させる)放出賞品球を設定し、変更するための技術的
手段であり、既に公開された特開昭63−115581号等に開
示された技術に基づくものである。
他方、CPU61に接続された駆動部等は、前記入賞装置
1に設けられて、大入賞口9の開閉動作の1セットが行
われた回数を表示する連続回数表示LED101の点灯制御用
の連続回数表示LED表示部68(第2図に示す)と、大入
賞口9に落入した遊技球の数を表示する大入賞口入賞数
表示LED102の点灯制御用の大入賞口入賞数表示LED表示
部69(第2図に示す)と、入賞装置1の随所に設けられ
たLED装飾灯103の点灯制御用のLED装飾表示部70(第2
図に示す)と、前記ウイング10を開放するための大入賞
口開放ソレノイド104の駆動制御を行うソレノイド駆動
部71と、前記回転円盤20とモータ21との関係において設
けられている(第6〜8図に示す)球受け片27を閉じて
遊技球50を停留状態にする停留ソレノイド105の駆動制
御を行うソレノイド駆動部72と、前記可動キャラクタ14
を駆動させるキャラクターソレノイド106の駆動制御を
行うソレノイド駆動部73と、前記賞品球払い出し装置に
設けられて、設定賞品球数を切替える設定賞品球数切替
手段を駆動させる設定賞品球数切替手段駆動ソレノイド
107の駆動制御用のソレノイド駆動部74と、A〜Dの4
つの表示灯(第1図に示すように、遊技盤面100に設け
られている)108〜111の点灯制御を行う表示灯A駆動部
75〜表示灯D駆動部78と、遊技客の不正行為が検出され
たときに、その旨を出力する不正出力113の駆動制御を
行う不正出力駆動部80と、入賞装置1の作動中等に効果
音を発生するスピーカー114を駆動する音声駆動部81等
である。
次に、本実施例におけるパチンコ遊技機の動作のう
ち、前記入賞装置1に関する動作を以下に説明する。
前記制御回路60内のROM62及びRAM63には、制御動作に
必要な種々のレジスタやフラグ等が設けられている。こ
れらの内、動作説明に関連するものを以下に列挙する。
(A)ROM62に設けられているレジスタキャラクタ用レ
ジスタ; キャラクターソレノイド106の開閉時間データが格納
されている。
第2種動作1用レジスタ; 第2種始動口6,7に遊技球が入賞したときの大入賞口
9の開閉時間データが格納されている。
第2種動作2用レジスタ; 第2種始動口8に遊技球が入賞したときの大入賞口9
の開閉時間データが格納されている。
連続動作用レジスタ; 大入賞口9を連続作動させるときの大入賞口9の開閉
時間データが格納されている。
(B)RAM63に設けられているフラグ類 <出力用フラグ> モータ駆動フラグ; “1"のときモータ21をオンにする。
キャラクターソレノイド駆動フラグ; “1"のときキャラクターソレノイド106をオンにす
る。
停留ソレノイド駆動フラグ; “1"のとき停留ソレノイド105をオンにする。
大入賞口開放ソレノイド駆動フラグ; “1"のとき大入賞口開放ソレノイド104をオンにす
る。
<入力用フラグ> 役物連続作動スイッチフラグ; 役物連続作動スイッチ94がオンのとき“1"にする。
第2種始動スイッチ1フラグ; 第2種始動口6,7に設けられた第2種始動スイッチ91,
92がオンのとき“1"にする。
第2種始動スイッチ2フラグ; 第2種始動口8に設けられた第2種始動スイッチ93が
オンのとき“1"にする。
カムスイッチフラグ; カムスイッチ45が動作検出中のとき“0"にする。
大入賞口入賞スイッチフラグ; 大入賞口入賞スイッチ37,40,41がオンのとき“1"にす
る。
<動作フラグ> 役物連続作動スイッチ有効中フラグ; 役物連続作動スイッチ94が有効であるときに“1"にす
る。
<カウンタ> キャラクターソレノイド動作回数カウンタ; キャラクターソレノイド106の作動回数をカウントす
る。
連続初受動作回数カウンタ; 大入賞口9の連続動作回数をカウントする。
大入賞口入賞数カウンタ; 大入賞口9に入賞した遊技球の数をカウントする。
大入賞口開閉回数カウンタ; 入賞口9の開閉回数をカウントする。
モーターカウンタ; ータ21の回転回数をカウントする。
<タイマー> キャアクターソレノイド動作用タイマー; ャラクターソレノイド106の動作時間を計時する。
連続動作インターバル用タイマー; 入賞口9の連続開閉動作におけるインターバル時間を
計時する。
大入賞口開閉用タイマー; 入賞口の開閉時間を計時する。
モータ動作用タイマー; モータ21の作動時間を計時する。
以下に動作を説明する。
先ず、左右の第2種始動口6,7に遊技球が入賞する
と、第2種始動スイッチ91,92がオンした時に、前記第
2種始動スイッチ1フラグが“1"になる。これにより、
前記第2種作動1レジスタ内のデータに基づいて、第10
図(a)に示すように、所定時間T1(例えば、0.099
秒)後にウイング10が開き始め、所定時間T2(例えば、
0.598秒)の間一回だけ大入賞口9を開放する。この
間、前記大入賞口開放ソレノイド駆動フラグに基づい
て、大入賞口開放ソレノイド104のオン・オフが行われ
る。また、大入賞口9の開閉時間は、前記大入賞口開閉
用タイマーにより制御される。
また、前記第2種始動口6,7に入賞すると、前記モー
タ駆動フラグが“1"になり、モータ21が駆動される。こ
れにより、回転円盤20は、所定時間Ts(例えば、0.002
秒)後に回転を開始し、所定時間T5(例えば、5秒)の
間回転(例えば、10/4回転)する。このとき、回転円盤
20の回転動作は、前記カムスイッチフラグ、モーターカ
ウンタ、モータ動作用タイマーにより監視され、かつ制
御される。また、前記停留ソレノイド駆動フラグにより
前記球受け片27を、回転円盤20の回転時から一定期間閉
じた状態にする。
次に、中央の第2始動口8に遊技球が入賞すると、第
2種始動スイッチ93がオンした時に、前記第2種始動ス
イッチ2フラグが“1"になる。これにより、前記第2種
作動2レジスタ内のデータに基づいて、第10図(b)に
示すように、所定時間T1後に所定時間T3(例えば、0.74
7秒)大入賞口9を開放し、さらに所定時間T4(例え
ば、0.499秒)後に再度所定時間T3大入賞口9を開放す
る。この間、前記大入賞口開放ソレノイド駆動フラグに
基づいて、大入賞口開放ソレノイド104のオン・オフが
行われる。また、大入賞口9の開閉時間は、前記大入賞
口開閉用タイマーにより制御される。
また、前記第2種始動口8に入賞すると、前記モータ
駆動フラグが“1"になり、モータ21が駆動される。これ
により、回転円盤20は、所定時間Ts後に回転を開始し、
所定時間T6(例えば、6秒)回転(例えば、12/4回転)
する。このとき、回転円盤20の回転動作は、前記カムス
イッチフラグ、モーターカウンタ、モータ動作用タイマ
ーにより監視され、かつ制御される。また、前記停留ソ
レノイド駆動フラグにより、前記球受け片27を、回転円
盤20の回転時から一定期間閉じた状態にする。
そして、大入賞口9が開放中に遊技球が入球すると、
前述したように遊技球が入賞装置1内で移動し、回転円
盤20の没入孔26に没入するか、通常入賞口16に落入する
か、役物連続作動口11に落入するかの何れかの経路を辿
る。
前記入賞装置1に入球した遊技球が役物連続作動口11
に入賞して、前記大入賞口入賞スイッチ37,40,41がオン
すると、前記大入賞口入賞スイッチフラグが“1"にな
る。これにより、前記連続動作用レジスタ内のデータに
基づいて、第11図(a)に示すように、所定時間T7(例
えば、3.995秒)大入賞口9を閉鎖した後、所定時間T8
(例えば、28.256秒)の間に18回の開閉動作を行う(図
中の番号1〜18は開放回数を示す)。この間、前記大入
賞口開放ソレノイド駆動フラグに基づいて、大入賞口開
放ソレノイド104のオン・オフが行われる。また、大入
賞口9の開閉時間は、前記大入賞口開閉用タイマーによ
り制御され、大入賞口9の開閉回数は、前記大入賞口開
閉回数カウンタによりカウントされる。
そして、1回目の開放から8回目の閉鎖までは、開閉
動作の時間が短く(例えば、開放時間が0.396秒、閉鎖
時間が0.796秒)、9回目の開放から18回目の閉鎖まで
は、開閉動作の時間が長い(例えば、開放時間が0.747
秒で、閉鎖時間が1.250秒)。
前記のように、大入賞口9の間欠的な連続開口動作に
平行して、遊技球の停留手段としての回転円盤20の回転
が行われる。この回転円盤20の回転は、前記カムスイッ
チフラグ、モーターカウンタ、モータ動作用タイマーに
より監視及び制御され、第11図(b)に示すように、役
物連続作動口11に遊技球が入賞した時から所定時間A
(例えば、0〜0.5秒)の間に初期位置に戻し、その後
所定時間Tb(例えば、0.002秒)回転を停止させ、前記
大入賞口9の開閉が開始する以前に回転を開始する。図
中の一目盛Cは1/4回転を示している。この時間Cは、
例えば、0.5秒に設定されている。そして、第11図
(c)に示すように、前記停留ソレノイド105が、第1
回目の大入賞口9の開放時点から所定時間B(例えば、
0.002秒)後に作動して、前記球受け片27を閉じる。こ
れにより、回転円盤20の没入孔26に最大4つの遊技球が
停留する。
回転円盤20は、大入賞口9の9回目の開放時点から、
大入賞口9の開放動作毎に1/4回転ずつの間欠動作とな
る。
また、第11図(d)に示すように、第9回目の大入賞
口9の開放時から、キャラクターソレノイド駆動フラグ
が“1"になり、前記キャラクターソレノイド106が作動
開始し、可動キャラクタ14が揺動を開始する。このとき
の可動キャラクタ14の作動時期は、前記キャラクタ用レ
ジスタ内のデータに基づいて、キャラクターソレノイド
動作用タイマーによる時間管理の下に実行される。ま
た、可動キャラクタ14の作動回数は、前記キャラクター
ソレノイド動作回数カウンタによりカウントされる。
前記可動キャラクタ14は、大入賞口9の一回の開閉動
作毎に所定時間D(例えば、0.998秒)ずつの作動と停
止を行い、第17回目の大入賞口9の開放動作時には、若
干短い時間E(例えば、0.747秒)だけ作動する。
大入賞口9が18回開閉する間に、遊技球が役物連続作
動口11に入賞すると、その時点から、第11図に示す動作
を最初から繰返す。この繰返し動作が連続する回数は、
最高9回である。この連続回数は、前記連続動作回数カ
ウンタによってカウントされる。また、大入賞口9の連
続開閉動作におけるインターバル時間は、前記連続動作
インターバル用タイマーにより計時される。
大入賞口9の開閉動作が終了する条件は、大入賞口9
の17回目の閉鎖時点と、大入賞口9に遊技球が8個入球
したときである。この大入賞口9への入球数は、前記大
入賞口入賞数カウンタによりカウントされる。
大入賞口9の開閉動作の終了時には、可動キャラクタ
ー14も停止する。回転円盤20は、大入賞口9の開閉動作
終了時の最後の閉鎖時点から所定時間T9(例えば、0.49
7秒)後に、所定の起動開始時間Bの待機を行って、所
定時間Td(例えば、2秒)の間に1回転する。これは、
没入孔26内に停留している遊技球を落下させるためであ
る。
大入賞口9が開閉動作中に、第2始動口6,7,8に遊技
球が入賞しても、規定の遊技球を獲得するだけで、開閉
動作終了後に引続き大入賞口9の開閉動作が連続するこ
とが無いように構成されている。
また、役物連続作動スイッチ有効中フラグの内容に基
づいて、役物連続作動装置12が有効か否かを判別する。
すなわち、第1回目の大入賞口9の開放動作前の所定時
間T7と、大入賞口9の開閉動作終了後の所定時間T9およ
び大入賞口9の開閉動作の繰返し回数が9回目である場
合、役物連続作動装置12は無効になり、この間に遊技球
が役物連続作動口11に入賞しても、第11図の動作の繰返
し動作は実行されない。
以上のように、本実施例は、大入賞口9の起動時刻
と、回転円盤20の作動時期と、可動キャラクタ14の作動
時期を設定し、大入賞口9の拡開態様と、開口時間を変
更可能としたことにより、従来に比して、遊技客の趣向
を喚起するパチンコ遊技機を提供できる。
また、本実施例は、大入賞口9や回転円盤20および可
動キャラクタ14の作動タイミング時間を第10図および第
11図に示したように設定したことにより、微妙なタイミ
ングにより賞品球の獲得数が大きく異なるパチンコ遊技
機において、従来に比して、遊技客の遊技心を向上させ
つつ、遊技場側の収益を上げるための効果が増大する。
(発明の効果) 以上詳細に説明したように、本願発明にかかわるパチ
ンコ機によれば、入賞装置内の球通路の途中の停留手段
に停留した複数の遊技球は、後続の遊技球の通過経路を
形成するのみであって、停留された球が停留解除後特定
入賞口に誘導されるわけではないため、停留された段階
では必ずしも特定入賞口に入賞するという保証はなく、
遊技球の転動経路に興味を持って遊技が行える。
更に、特別遊技の後半に特定入賞口に入賞しやすいよ
うに停留手段を駆動させるため、前半の特定入賞口に入
賞しにくい状態のうちにより多くの入賞を得るべくパチ
ンコ機を操作し、後半の特定入賞口に入賞しやすい状態
になってから1回の特別遊技における入賞球の数が最大
限になるようにパチンコ機を操作するなど、より多くの
賞品球を獲得するために、遊技者の技術的な介入の余地
があるた、一層遊技の趣向性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のパチンコ遊技機の遊技盤面
の正面図、第2図は第1図中の入賞装置の拡大正面図、
第3図は第2図中のA−A線断面図、第4図は第2図中
のB−B線断面図、第5図は同入賞装置の一部切欠き斜
視図、第6図は同入賞装置内の回転円盤と球受け片の構
造を示す分離斜視図、第7図は球受け片を開いた状態を
示す分解斜視図、第8図は回転円盤の裏面に配置された
カムとカムスイッチを示す回転円盤の平面図、第9図は
同実施例における制御回路の構成を示すブロック図、第
10図は第2種始動口に入賞したときの大入賞口の開閉動
作を示すタイミングチャート、第11図は役物連続作動口
に入賞したときの大入賞口の開閉動作と回転円盤と停留
ソレノイドとキャラクターソレノイドの動作を示すタイ
ミングチャートである。 1……入賞装置 6,7,8……第2種始動口 9……大入賞口 11……役物連続作動口 12……役物連続作動装置 15……キャラクタ 20……回転円盤 27……球受け片 37,40,41……大入賞口入賞スイッチ 50……遊技球 100……遊技盤面
フロントページの続き (72)発明者 石川 年明 愛知県名古屋市中村区鴨付町1丁目22番 地 株式会社大一商会内 (72)発明者 井上 浩樹 愛知県名古屋市中村区鴨付町1丁目22番 地 株式会社大一商会内 (72)発明者 大屋 良一 愛知県名古屋市中村区鴨付町1丁目22番 地 株式会社大一商会内 (56)参考文献 特開 昭63−49181(JP,A) 特開 昭61−288881(JP,A) 特開 昭63−294876(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】特定入賞口と、通常入賞口を有し、該特定
    入賞口に入賞したときに一定期間の特別遊技を複数回行
    うことが可能であり、該一定期間の特別遊技の間に再度
    前記特定入賞口に入賞した時点から次の回の特別遊技に
    移行するパチンコ機であって、 複数の遊技球を停留可能でかつ停留された遊技球によっ
    て後続の遊技球の通過経路が形成されるように構成され
    た停留手段を備え、 前記特別遊技の各回の後半において前記通過経路によっ
    て後続の遊技球が前記特定入賞口に入賞しやすいように
    前記停留手段を駆動する駆動手段を備えたことを特徴と
    するパチンコ機。
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