JP4365801B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、パチンコ店などの遊技場に設置して使用されるパチンコ機等の遊技機に関するものである。
本明細書中では遊技機としてパチンコ機を例に挙げて説明しているため、遊技球としてパチンコ球を用いて説明するが、遊技球としては球状の他の媒体も含む。また、遊技盤に設けられた入賞口にパチンコ球が入ることを入賞とする。
パチンコ球には一定の価値が与えられ、遊技を行って獲得したパチンコ球を種々の景品に交換することができる。そのため、遊技者はパチンコ球を数多く獲得することを目的としている。
例えば、特許文献1に記載の遊技機では、遊技領域のほぼ中央に可変表示装置を配置し、その下部には始動ゲート、入賞口である一対の電動チューリップ、大入賞口である一対の可変入賞装置、特別入賞口などが配設されている。遊技領域にパチンコ球が打ち出されると、風車や釘に衝突しながら遊技領域を流下する。このとき、始動ゲートをパチンコ球が通過すると、電動チューリップが開放し、規定入賞球数を受け入れると閉鎖する。これにより、受け入れた入賞球数に対応する賞球数が払い出される。また、パチンコ球が特別入賞口に入賞すると、可変表示装置の表示が変化する。可変表示装置が規定の表示画面で停止した場合は、大入賞口である一対の可変入賞装置が一定時間あるいは一定回数開閉し、多くのパチンコ球を入賞させている。さらに、この遊技機では、電動チューリップが開放中にパチンコ球が始動ゲートを通過した場合、電動チューリップで受け入れる入賞球数を累積する入球数変更手段を備えている。これにより、電動チューリップが開放中に始動ゲートを通過したパチンコ球に対応する分の入賞球数をさらに受け入れるので、多くの賞球を獲得できる。
特開平10−323428号公報
しかしながら、特許文献1では、パチンコ球が始動ゲートを通過して、賞球を獲得することが決定すると、電動チューリップに規定数のパチンコ球を入賞させ、決まった賞球数を払い出していた。そのため、賞球を獲得することが決定した後のパチンコ球の動きに対して意外性や期待感が乏しかった。さらに、どの遊技者も獲得する賞球数に大きな差がなく、遊技に意外性や緊張感が欠けていた。
本発明は上記課題を解決するためのもので、遊技球の動きによって払い出される賞球数に期待感を持たせる遊技機を提供することを目的とする。
本発明の遊技機は、発射装置から打ち出された遊技球が流下する遊技領域内に入賞領域が区画され、前記入賞領域には賞球数が互いに異なる複数の入賞口が設けられた遊技機において、前記入賞領域内部に設けられ、入賞したときの賞球数が互いに異なる複数の入賞口と、前記入賞領域の上部に設けられ、前記遊技領域から流入した遊技球を転動させる転動面、及びこの転動面から遊技球を前記入賞領域内に流下させるとともに、少なくとも前記複数の入賞口の中で賞球数が最も少ない特定入賞口に入賞しやすい位置で遊技球を流下させる特定落下孔を含む複数の落下孔を備えたクルーンと、前記特定落下孔を除く他の落下孔から遊技球が流下したことを検知する第1検知手段と、遊技球がいずれかの入賞口に入賞したことを検知する第2検知手段と、前記入賞領域内に設けられ、前記特定入賞口に遊技球が入賞することを許容する入賞許容位置と前記特定入賞口に遊技球が入賞することを阻止する入賞阻止位置との間で移動自在に設けられた移動部材と、前記第1検知手段からの検知信号に応答し、前記移動部材を前記入賞許容位置から前記入賞阻止位置に移動させ、前記第2検知手段からの検知信号に応答し、前記移動部材を前記入賞許容位置に戻す移動制御手段と、を備えたこと特徴とするものである。
また、前記クルーンの上方に設けられ、前記遊技領域を流下する遊技球を前記クルーンに導く球導入口と、前記球導入口に設けられ、前記球導入口に遊技球を導く状態と導かない状態とをつくりだす可動部材と、所定条件が満たされたとき、前記可動部材を前記球導入口に遊技球を導く状態にする可動部材制御装置とを備えるようにしてもよい。
本発明の遊技機によれば、遊技領域の内部には、賞球数の異なる複数の入賞口を有する入賞領域が区画され、遊技領域を流下する遊技球を受けて円周方向に転動させる転動面、及び転動する遊技球を入賞領域の異なる落下開始位置から落下させる複数の落下孔を有するクルーンと、複数の入賞口のいずれかに遊技球を振り分けるために、落下開始位置から入賞領域を流下する遊技球の経路を変更する経路変更手段とを備えたので、遊技球の動きによって払い出される賞球数が異なるから、遊技球の動きに対して期待感が高まるとともに、興趣も増す。さらに、遊技者の獲得する賞球数に差を付けることができる。また、経路変更手段は、複数の入賞口のうち遊技球が入賞する確率が高い入賞口が落下開始位置ごとに異なるように遊技球の経路を変更するので、確率が低い入賞口に遊技球が入賞した場合には意外性が付与される。
また、経路変更手段は、複数の入賞口のうち特定の入賞口に遊技球が入賞することを許容する許容位置から、遊技球が特定の入賞口に入賞することを阻止する阻止位置に移動する移動部材を有し、落下孔の少なくとも1つに設けられ、この落下孔から落下した遊技球を検出する検出手段と、検出手段によって遊技球が検出されたときに、特定の入賞口を決定し、移動部材を許容位置から阻止位置に移動させる移動制御手段とを備えたので、さらに遊技球の動きに対して期待感が高められる。さらにまた、複数の落下孔には、複数の入賞口に設定された賞球数のうち互いに異なる賞球数が個別に対応付けられており、検出手段は、複数の落下孔のうち少なくとも最も少ない賞球数が対応付けられた落下孔を除く落下孔に設けられており、移動制御手段は、検出手段により遊技球が検出されたときに、遊技球が検出された落下孔に対応付けられた賞球数より、賞球数の少ない入賞口を特定の入賞口と決定し、移動部材を許容位置から阻止位置に移動させるので、遊技球が落下孔を落下した際に確定した賞球数より払い出される賞球数が少なくなることはないので、遊技球の動きに対してさらに期待感が高まり、興趣が増す。
また、クルーンの上に設けられた球導入口から遊技領域を流下する遊技球がクルーンに導入され、球導入口には、球導入口を開閉し、遊技中に所定条件が満たされた際に、球導入口を開放する可動部材を設けるようにしたので、遊技者は賞球を獲得するために球導入口から遊技球をクルーン上に導入させようとするので、遊技に対する意欲を高めることができる。
図1に本発明を用いたパチンコ機の外観を示す。遊技機であるパチンコ機2は、通常遊技モード、小当たり遊技モード、大当たり遊技モードの3つの遊技モードが設けられている。詳しくは後述するが、小当たり遊技モードは、通常遊技モードでは閉じられている可動部材34(図3参照)が開放され、役物33内に1個のパチンコ球22(遊技球)を導入する。このパチンコ球22が役物33内に設けられた複数の入賞口のいずれかに入賞する。小当たり遊技モードよりも遊技者にとって有利な大当たり遊技モードでは、通常遊技モードでは閉じられている大入賞口が開放される。そして、例えば30秒経過するか、またはパチンコ球22が10個入賞するまで大入賞口は開放される。大入賞口が15回開放されると大当たり遊技モードは終了する。
パチンコ機2の前面扉6には、開口7が設けられており、この開口7に取り付けられたガラスを介して、遊技盤9に設けられた遊技領域10を視認可能である。前面扉6の上部には一対のスピーカー11が設けられている。このスピーカー11からは遊技状態に応じて各種音声や音楽が出力される。また、前面扉6には、適当な色の透明な装飾ランプカバー12が設けられている。各装飾ランプカバー12の背後には、それぞれ1個以上の装飾ランプが配されている。これらの装飾ランプは演出効果のために、入賞の有無や、抽選結果などの状態に応じて所定のパターンで点灯、消灯を行う。
パチンコ機2の下部には、供給皿15、操作ハンドル16などが設けられている。供給皿15は、遊技を開始する際に貸出されたパチンコ球が受容される。また、遊技盤9に設けられた各種入賞口にパチンコ球が入賞した際の賞球(パチンコ球)の払い出しが行われる。供給皿15に受容されたパチンコ球は、パチンコ機2に組み込まれた発射装置(図5参照)に順次供給される。操作ハンドル16は、遊技を行う際に遊技者によって操作される。この操作により、内部に設けられた打出し用ボリュームの出力値が変化し、発射装置におけるパチンコ球の打ち出し強さが変化する。
図2は、パチンコ機2に設けられた遊技盤9の構成を示す正面図である。この遊技盤9には、ガイドレール20に囲まれた遊技領域10が形成されている。この遊技領域10には、図示しないが規則的なパチンコ球22の流れを妨げる様々な釘や風車などの障害物が設けられている。さらに、遊技領域10には、始動入賞口25、通常入賞口26、排出孔27、アタッカ28、アウト口29、液晶表示パネル30、及び役物33が設けられている。
始動入賞口25にパチンコ球22が入賞すると入賞抽選が行われるとともに、液晶表示パネル30が作動されて図柄を変動表示した後に、入賞抽選の抽選結果に応じた図柄を停止表示する。入賞抽選の抽選結果は、アタッカ28を開放する大当たり、後述する役物33に設けられた可動部材34を開放する小当たり、アタッカ28または可動部材34のいずれも開放しないハズレがある。例えば、抽選結果が大当たりの場合に液晶表示パネル30に表示される図柄は、「1、3、5、7、9」のいずれかが「777」のように3つ揃って停止表示される。また、抽選結果が小当たりの場合に停止表示される図柄は、「2、4、6、8」のいずれかが「222」のように3つ揃って停止表示される。また、ハズレの場合に表示される図柄は、「1〜9」のいずれも3つ揃わない状態で停止表示される。
アタッカ28の奥には大入賞口(図示せず)が設けられている。アタッカ28は、大入賞口を開放する開放位置と大入賞口を閉じる閉じ位置との間で回動自在に取り付けられている。通常の遊技中は、アタッカ28は閉じ位置に位置しており、入賞抽選で大当たりが決定されるとアタッカ28は開放位置に回動される。
遊技領域10の右側には、遊技領域10が区画されて役物33が形成されている。図3にも示すように、役物33は枠部材35、可動部材34、クルーン36、釘37(経路変更手段)、第1及び第2移動部材38、39(経路変更手段)、第1〜第4入賞口40〜43から構成されている。枠部材35の上面には枠部材35内に連通した球導入口45が設けられている。球導入口45の上方には一対の可動部材34が設けられている。
図4にも示すように、可動部材34は、互いが対面する閉じ位置と互いの先端が遠ざかり球導入口45を開放する開き位置との間で回動自在に取り付けられている。可動部材34が閉じ位置に位置する状態では球導入口45からパチンコ球22を役物33内に導入不能となり、可動部材34が開き位置に位置する状態では球導入口45から役物33内にパチンコ球22を導入可能となる。可動部材34は、入賞抽選で小当たりが決定される(所定条件)と閉じ位置から開き位置に回動する。
また、球導入口45には、役物33内に導入されたパチンコ球22を検出する光電センサ47が設けられている。光電センサ47は光を投光する投光部48とこの投光部48からの光を受光する受光部49から構成されている。パチンコ球22が球導入口45から導入されると、投光部48からの光が遮られることでパチンコ球22が検出される。この光電センサ47でパチンコ球22が検出されると、可動部材34が開き位置から閉じ位置に回動される。これにより、役物33内にはパチンコ球22を1個だけ導入する。なお、光電センサ47の代わりに、リミットスイッチや近接センサ等を用いてもよい。
枠部材35の中には、クルーン36が設けられている。そして、役物33には、枠部材35とクルーン36によって導入領域50と入賞領域51が形成されている。導入領域50は、枠部材35とクルーン36に設けられた転動面55とで囲まれた領域であり、球導入口45と連通している。また、入賞領域51はクルーン36の下面と枠部材35で囲まれた領域である。
図4にも示すように、クルーン36は略円筒形状をしており、その上面には下方に窪んだすり鉢形状の転動面55が設けられている。この転動面55は、球導入口45から導入されたパチンコ球22を受けて、クルーン36の円周方向に一時的に転動させる。また、転動面55には第1〜第4落下孔56〜59が形成されている。第1〜第3落下孔56〜58は入賞領域51と連通しており、第1〜第3落下孔56〜58は入賞領域51に設けられた互いに異なる落下開始位置にパチンコ球22を落下させる。第4落下孔59は遊技領域10に形成された排出孔27(図2参照)と連通している。
また、図3に示すように、第2及び第3落下孔57、58には、落下するパチンコ球22を検出する第1及び第2球検出センサ60、61(検出手段)がクルーン36に組み込まれている。第1及び第2球検出センサ60、61は、小型の金属通過センサであって、高周波磁界のエネルギー変化によってパチンコ球22が落下したことを検出する。なお、球検出センサに金属通過センサを用いたが、これに限るものではなく、落下するパチンコ球を検出できるセンサを適宜に組み込むことが好ましい。
第4落下孔59から落下したパチンコ球22は、遊技盤9の背面に設けられた通路(図示せず)を通って排出孔27に送られ、排出孔27から遊技領域10に排出される。これにより、パチンコ球22は遊技領域10を流下して、通常入賞口26に入賞するかアウト口29に入る。なお、排出孔27に連通している通路は、第4落下孔59から排出孔27に向けて斜め下方に傾斜しているので、遊技領域10を流下するパチンコ球22が排出孔27に入り込むことはない。
図3に示す入賞領域51には、予め設定された賞球数が異なる第1〜第4入賞口40〜43と、入賞領域51を流下するパチンコ球22を第1〜第4入賞口40〜43のいずれかに振り分けるためにパチンコ球22の経路を変更する複数の釘37と、特定の入賞口にパチンコ球22が入賞することを阻止する第1及び第2移動部材38、39とが設けられている。なお、入賞領域51は、枠部材35とクルーン36の下面によって囲まれて形成されているので、入賞領域51にはクルーン36に設けられた第1〜第3落下孔56〜58から落下したパチンコ球22だけが流下する。
第1〜第4入賞口40〜43は、入賞領域51の下部に沿って配置されている。第1〜第4入賞口40〜43にパチンコ球22が入賞した際に払い出される賞球数は、第1入賞口40から順番に4個、7個、10個、15個と設定されている。これにより、入賞領域51を流下するパチンコ球22が第1〜第4入賞口40〜43のいずれかに入賞すると、設定された個数の賞球が供給皿15に払い出される。なお、第1〜第4入賞口40〜43を入賞領域51の下部に沿って配置したが、これに限らず、入賞領域51内であれば配置する場所は適宜変更してもよい。また、各入賞口に設定した賞球数や、配置する入賞口の数も適宜に変更することが好ましい。
釘37は、クルーン36と第1〜第4入賞口40〜43の間に複数設けられている。入賞領域51を流下するパチンコ球22は、釘37に衝突しながら流下する経路を変更し、第1〜第4入賞口40〜43のいずれかにパチンコ球22を振り分ける。また、これらの釘37は、第1〜第3落下孔56〜58に対応した落下開始位置ごとに異なる入賞口にパチンコ球22が入賞する確率が高くなるように配置されている。例えば第1落下孔56に対応する落下位置からは第1入賞口40に、第2落下孔57に対応する落下開始位置からは第2入賞口41に、第3落下孔58に対応した落下開始位置からは第4入賞口43に入賞する確率が高くなるように配置されている。なお、入賞領域51には、経路変更手段として釘37の他に風車などの構造物を設けてもよい。
本実施形態のパチンコ機2では、第1〜第3落下孔56〜58には、予め最低賞球数が個別に設定されている。最低賞球数とは、各落下孔56〜58から落下したパチンコ球22が入賞領域51に設けられた第1〜第4入賞口40〜43のいずれかに入賞して払い出されることが約束された最低の賞球数である。第1〜第3落下孔56〜58にはそれぞれ最低賞球数が4個、7個、15個と設定されている。これにより、例えば第2落下孔57から落下したパチンコ球22は、7個以上の賞球が設定された第2〜第4入賞口41〜43のいずれかに入賞することとなる。そのため、入賞領域51には第1及び第2移動部材38、39が設けられている。なお、第1〜第3落下孔56〜58に設定した最低賞球数をクルーン36の転動面55などに表示することが好ましい。また、各落下孔に対応した落下開始位置からパチンコ球22が高確率で入賞する入賞口の賞球数を、最低賞球数として設定することが好ましい。
第1移動部材38は、第1入賞口40の近傍に設けられている。第1移動部材38は、遊技盤9の背面に設けられたステッピングモータ(図示せず)によって、回動軸38aを中心にして第1入賞口40にパチンコ球22が入賞することを許容する許容位置(図中実線)と、第1入賞口40にパチンコ球22が入賞することを阻止する阻止位置(図中二点鎖線)の間で移動自在に設けられている。第2移動部材39は、第4入賞口43側から第3入賞口42に向けてパチンコ球22が流下する経路の近傍に設けられており、第2移動部材39より第4入賞口43側を流下するパチンコ球22が、第1〜第3入賞口40〜42に入賞することを許容する許容位置(図中実線)と、第2移動部材39より第4入賞口43側を流下するパチンコ球22が第1〜第3入賞口40〜42に入賞することを阻止する阻止位置(図中二点鎖線)との間で回動軸39aを中心に移動自在に設けられている。
次に、図5を用いてパチンコ機2の電気的構成を説明する。パチンコ機10は主制御部65と副制御部66とから構成されている。主制御部65には主制御装置67が設けられている。パチンコ機10は主制御装置67に設けられたCPU70によって、その動作が管制される。
主制御装置67には、CPU70の他、メモリ71、入賞抽選部72、停止図柄決定部73などが設けられている。CPU33はメモリ71のROM領域に格納されたプログラムにしたがってパチンコ機2の動作を制御して遊技を実行させる。
入賞抽選部72では入賞抽選が行われる。入賞抽選72は乱数発生器、乱数サンプリング回路、当たり決定テーブルを備えている。乱数発生器では、所定範囲内の乱数値を一定の周期ごとにインクリメントすることによって乱数値が更新される。そして、始動入賞口25にパチンコ球22が入賞したときに更新された乱数値を乱数サンプリング回路が抽出し、抽出した乱数値を当たり決定テーブルと照合する。
当たり決定テーブルでは大当たり、小当たり、及びハズレの3種類のいずれかが、乱数発生器で発生する全乱数値に割り当てられている。そして、抽出された乱数値が、大当り又は小当たりが割り当てられた当選乱数又はハズレが割り当てられたハズレ乱数のいずれであるかによって大当り、小当たり、ハズレのいずれかが決定される。
停止図柄決定部73では、液晶表示パネル30に停止表示させる図柄の組み合わせが決定される。停止図柄決定部73は、乱数発生器、乱数サンプリング回路、停止図柄テーブルを備えており、入賞抽選の後に作動される。停止図柄決定部73での抽選が終了すると、決定された図柄の組み合わせを示す信号がCPU70から後述する図柄表示制御装置74に入力される。
CPU70には、始動口センサ75、大入賞口センサ76、通常入賞口センサ77、第1〜第4入賞口センサ78、払出口センサ79、光電センサ47、第1及び第2球検出センサ60、61など主制御部65内に設けられた各センサが接続されている。また、CPU70には、図柄表示制御装置74、ランプ制御装置85、音声制御装置86、など副制御部66内に設けられた各装置及び払出制御装置88、可動部材制御装置89、移動部材制御装置90(移動制御手段)などの主制御部65内に設けられた各装置が接続されている。さらに、主制御部65内には発射装置91が設けられている。
始動口センサ75は始動入賞口25、大入賞口センサ76は大入賞口、通常入賞口センサ77は通常入賞口26にパチンコ球22が入賞したか否かを検出する。払出口センサ79はパチンコ球22が払い出されたか否かを検出する。第1〜第4入賞口センサ78は第1〜第4入賞口40〜43に対応した4つのセンサからなり、第1〜第4入賞口40〜43にパチンコ球22が入賞したことを検出する。光電センサ47は球導入口45から導入領域50内にパチンコ球22が導入されたことを検出する。第1及び第2球検出センサ60、61は、第2及び第3落下孔57、58から落下したパチンコ球22を検出する。
図柄表示制御装置74に、停止図柄決定部73での抽選の結果がCPU70を介して入力される。図柄表示制御装置74は、液晶表示パネル30で表示される図柄ごとに割り当てられた先頭アドレスを監視することにより、どの図柄が液晶表示パネル30から表示されているかを識別する。これにより、液晶表示パネル30で図柄を変動表示させるとともに、停止図柄決定部73での抽選の結果に基づいて図柄を停止表示させる。
ランプ制御装置85では、パチンコ機2に設けられた装飾ランプなどの各種ランプの点灯制御が行われる。
音声制御装置86はサウンドメモリを備えており、図柄の変動表示を行っているときや大当たり遊技モードや小当たり遊技モードへ移行したときなどに、音楽や音声をプログラム化したサウンドプログラムをサウンドメモリから読み出し、サウンドプロセッサを介してスピーカー11から音楽や音声などを出力させる。
払出制御装置88は、始動口センサ75、大入賞口センサ76、通常入賞口センサ77、第1〜第4入賞口センサ78のいずれかによってパチンコ球22が検出されると作動される。払出制御装置88はメモリを備えており、このメモリには、パチンコ球1個の入賞に対して払い出す賞球数と入賞口の種類とが対応付けされた払い出しテーブルが格納されている。払出制御装置88は、払い出し用のパチンコ球22が貯留されている貯留装置(図示せず)を駆動し、入賞口の種類に応じた個数のパチンコ球22の払い出しを行わせる。
可動部材制御装置89は、可動部材34を駆動するステッピングモータに接続されている。可動部材制御装置89は、入賞抽選で小当たりが決定されたことに応答して可動部材34を閉じ位置から開き位置に回動させる。このとき、光電センサ47によってパチンコ球22が検出されると、CPU70を介して検出信号が可動部材制御装置89に入力され、可動部材制御装置89は可動部材34を開き位置から閉じ位置に回動させる。これにより、役物33内に複数のパチンコ球22が導入されることを防止している。
移動部材制御装置90(移動制御手段)は、第1及び第2移動部材38、39を許容位置と阻止位置の間で移動させるステッピングモータに接続されている。移動部材制御部90は、第1及び第2移動部材38,39をともに許容位置(図中実線)に配置している。そして、第1球検出センサ60によってパチンコ球22が検出されると、CPU70を介して第1検出信号が移動部材制御装置90に入力される。同様に、第2球検出センサ61よってパチンコ球22が検出されると、CPU70を介して第2検出信号が移動部材制御装置90に入力される。移動部材制御装置90は、第1及び第2球検出センサ60、61から入力される第1及び第2検出信号に基づいてパチンコ球22の入賞を阻止する入賞口を決定している。なお、第1及び第2球検出センサ61、62の検出が行われた後に、第1〜第4入賞口センサ78の検出が行われたら、移動部材制御装置90は第1及び第2移動部材38、39を阻止位置から許容位置に移動するように制御する。
図3にも示すように、移動部材制御装置90は、第1及び第2検出信号が入力されない場合は、第1及び第2移動部材38、39を許容位置(図中実線)に配置しているので、第1〜第4入賞口40〜43のいずれかにパチンコ球22が入賞することを許容させている。第1検出信号が入力されると、移動部材制御装置90は第2落下孔57に設定された最低賞球数(7個)より少ない賞球数の第1入賞口40にパチンコ球22が入賞することを阻止するように決定する。これにより、第1移動部材38を阻止位置(図中二点鎖線)に、第2移動部材39を許容位置(図中実線)に配置する。これにより、パチンコ球22は第2〜第4入賞口41〜43のいずれかに入賞する。また、第2検出信号が入力されると、移動部材制御装置90は第3落下孔58に設定された最低賞球数(15個)より少ない賞球数の第1〜第3入賞口40〜42にパチンコ球22が入賞することを阻止するように決定する。これにより、第1移動部材38を阻止位置(図中二点鎖線)に配置する。これにより、パチンコ球22は第4入賞口43だけに入賞する。従って、第1〜第3落下孔56〜58に設定された最低賞球数より少ない賞球数が払い出されることはない。
発射装置91は操作ハンドル16に接続されており、操作ハンドル16で調節されたパチンコ球22の打ち出しの強さに応じてパチンコ球22を一定時間ごとに発射する。
次に、上記のように構成されたパチンコ機2の作用について図6及び図7のフローチャートを用いて説明する。パチンコ機10では先ず通常遊技モードでの遊技が行われる。遊技領域10に打ち出されたパチンコ球22が始動入賞口25に入賞すると、入賞抽選が行われる。入賞抽選でハズレになった場合は、アタッカ28及び可動部材34は閉じた状態のままで引き続き遊技が行われる。
入賞抽選で大当りになった場合は、通常遊技モードから大当たり遊技モードに移行され、アタッカ28を開放し、大入賞口にパチンコ球22が10個入賞するかまたは30秒経過すると一端閉じる。供給皿15には、大入賞口に入賞したパチンコ球22に対応した個数の賞球が払い出される。このようにアタッカ28の開放が15回繰り返されると大当たり遊技モードが終了し、通常遊技モードに移行する。
入賞抽選で小当りになった場合は、通常遊技モードから小当たり遊技モードに移行される。小当たり遊技モードでは、可動部材34が閉じ位置から開き位置に回動される。役物33内に球導入口45からパチンコ球22が1個導入されると、可動部材34は開き位置から閉じ位置に回動する。球導入口45から導入されたパチンコ球22は、クルーン36の転動面55で受けられ、クルーン36の円周方向に一時的に転動しながら、第1〜第4落下孔56〜59のいずれかに落下する。
例えば、第1落下孔56からパチンコ球22が落下した場合は、移動部材制御装置90に第1または第2検出信号が入力されないので、第1及び第2移動部材38,39は許容位置のままである。これにより、第1落下孔56に対応した落下開始位置から入賞領域51を流下するパチンコ球22は、複数の釘37によって流下する経路を変更されながら第1〜第4入賞口40〜43のいずれかに入賞する。よって、パチンコ球22が流下する経路によっては、第1落下孔56に設定された最低賞球数(4個)よりも多い賞球が払い出される。
また、第2落下孔57からパチンコ球22が落下した場合は、移動部材制御装置90に第1検出信号が入力されるので、第1移動部材38は阻止位置に、第2移動部材39は許容位置に配置される。これにより、第2落下孔57に対応した落下開始位置から流下するパチンコ球22は、複数の釘37によって経路を変更されながら、第2〜第4入賞口41〜43のいずれかに入賞する。もし、パチンコ球22が第1入賞口40に向かって流下した場合には、第1移動部材38によってパチンコ球22が第1入賞口40に入賞することが阻止され、パチンコ球22は第2〜第4入賞口41〜43のいずれかに入賞する。よって、パチンコ球22が流下する経路によっては、第2落下孔57に設定された最低賞球数(7個)よりも多い賞球が払い出される。
また、第3落下孔58からパチンコ球22が落下した場合は、移動部材制御装置90に第2検出信号が入力されるので、第2移動部材39は阻止位置に配置される。これにより、第3落下孔58に対応した落下開始位置から流下するパチンコ球22は、複数の釘37に衝突しながら、第4入賞口43に入賞する。もし、パチンコ球22が釘37に弾かれて第3入賞口42側に向かう経路を流下しようとした場合には、第2移動部材39が阻止位置に配置されているので、第1〜第3入賞口40〜42にパチンコ球22が入賞することが阻止され、パチンコ球22は第4入賞口43に入賞する。これにより、第3落下孔57に設定された最低賞球数(15個)が払い出される。従って、遊技者は転動面55を転動するパチンコ球22や入賞領域51で複数の釘37と衝突しながら変更されるパチンコ球22の経路によっては、約束された最低賞球数よりも多い賞球数が払い出される可能性があるので、パチンコ球22の動きに対して期待感を高めることができるとともに、興趣も増す。また、第4落下孔59に落下したパチンコ球22は、遊技盤9に設けられた排出孔27から遊技領域10に排出され、通常入賞口26に入賞するかアウト口29に入る。
また、小当たり遊技モードから通常遊技モードへの移行は、第1〜第4入賞口40〜43にパチンコ球22が入賞した場合に行われ、光電センサ47によってパチンコ球22が検出されてから、所定時間が経過しても第1〜第2球検出センサ60、61又は第1〜第4球検出センサ40〜43によってパチンコ球22が検出されない場合は、排出孔27からパチンコ球22が排出されたと判定して、通常遊技モードに移行させることが好ましい。なお、可動部材34を回動させる回数は1回に限らず、所定時間の経過ごとに複数回の回動をさせてもよい。
上記実施形態では、役物33内に1個だけパチンコ球22を導入したが、これに限らず複数個のパチンコ球22を導入させてもよい。また、小当たり遊技モードは、役物33内に1個のパチンコ球22を導入させ、第1〜第4入賞口40〜43のいずれかに入賞することで終了したが、パチンコ球22を役物33内に1個導入し、賞球を払い出すまでを1ラウンドとして、複数ラウンドを行ってから小当たり遊技モードを終了させてもよい。また、光電センサ47による検出に基づいてラウンドを継続させるか否かの抽選を行い、この抽選結果に応じてラウンドを継続させるようにしてもよい。
また、役物33内の導入領域50にクルーン36を設けたが、クルーン36を枠部材35の中に設けない状態、つまり遊技領域10を流下するパチンコ球22を直接転動面55で受ける状態となるようにクルーン36を遊技領域10に設けてもよい。これにより、転動面55を転動するパチンコ球22の動きや、第1〜第3落下孔56〜58から各落下開始位置に落下したパチンコ球22の入賞領域51内での動きに意外性を持たせることができるとともに、パチンコ球22の動きによって払い出される賞球数が異なるので、遊技者の期待感を高めることができる。
また、上記実施形態では、クルーン36の転動面55に第4落下孔59を設け、この第落下孔59から落下したパチンコ球22を遊技領域10に排出したが、必ずしもパチンコ機2に設ける必要はなく、適宜に設けることが好ましい。
上記実施形態では、遊技機としてパチンコ機2を例に説明したが、遊技領域に遊技球を流下させ、入賞口に遊技球が入賞した際に賞球が払い出されるピンボール等の遊技機にも本発明を適用できる。
パチンコ機の構成を示す正面図である。 遊技盤の構成を示す正面図である。 役物の構成を示す正面図である。 クルーンの構成を示す斜視図である。 パチンコ機の電気的構成を示すブロック図である。 遊技の流れを示すフローチャート(その1)である。 遊技の流れを示すフローチャート(その2)である。
符号の説明
2 パチンコ機(遊技機)
9 遊技盤
10 遊技領域
22 パチンコ球(遊技球)
33 役物
34 可動部材
36 クルーン
37 釘(経路変更手段)
38 第1移動部材(経路変更手段)
39 第2移動部材(経路変更手段)
40〜43 第1〜第4入賞口
45 球導入口
50 導入領域
51 入賞領域
55 転動面
56〜59 第1〜第4落下孔
60 第1球検出センサ(検出手段)
61 第2球検出センサ(検出手段)
90 移動部材制御装置(移動制御手段)

Claims (2)

  1. 発射装置から打ち出された遊技球が流下する遊技領域内に入賞領域が区画され、前記入賞領域には賞球数が互いに異なる複数の入賞口が設けられた遊技機において、
    前記入賞領域の上部に設けられ、前記遊技領域から流入した遊技球を転動させる転動面、及びこの転動面から遊技球を前記入賞領域内に流下させるとともに、少なくとも前記複数の入賞口の中で賞球数が最も少ない特定入賞口に入賞しやすい位置で遊技球を流下させる特定落下孔を含む複数の落下孔を備えたクルーンと、
    前記特定落下孔を除く他の落下孔から遊技球が流下したことを検知する第1検知手段と、
    遊技球がいずれかの入賞口に入賞したことを検知する第2検知手段と、
    前記入賞領域内に設けられ、前記特定入賞口に遊技球が入賞することを許容する入賞許容位置と前記特定入賞口に遊技球が入賞することを阻止する入賞阻止位置との間で移動自在に設けられた移動部材と、
    前記第1検知手段からの検知信号に応答し、前記移動部材を前記入賞許容位置から前記入賞阻止位置に移動させ、前記第2検知手段からの検知信号に応答し、前記移動部材を前記入賞許容位置に戻す移動制御手段と、
    を備えたことを特徴とする遊技機。
  2. 前記クルーンの上方に設けられ、前記遊技領域を流下する遊技球を前記クルーンに導く球導入口と、
    前記球導入口に設けられ、前記球導入口に遊技球を導く状態と導かない状態とをつくりだす可動部材と、
    所定条件が満たされたとき、前記可動部材を前記球導入口に遊技球を導く状態にする可動部材制御装置とを備えたことを特徴とする請求項1記載の遊技機。
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