JP2006158602A - 弾球遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】遊技者が獲得する利益に差を持たせるとともに、不正な行為によって生じる利益の損失を防止する。
【解決手段】パチンコ機10では先ず通常モードでの遊技が行われ、遮蔽部材16は視認不能状態となっている。そして、始動入賞口18で入賞が発生すると遮蔽解除抽選が行われる。遮蔽解除抽選でハズレになった場合は、引き続き遮蔽部材16は視認不能状態となる。遮蔽解除抽選に当選した場合、遮蔽部材16は視認可能状態となる。以降、図柄の変動表示が10回行われるまで遮蔽部材16は視認可能状態とされる。そして、図柄の変動表示の回数が10回に達すると遮蔽部材16は視認不能状態とされる。視認不能状態では、クルーン15の回転する速度が一旦遅くされてから、再び元の速度に復帰される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、始動入賞口に遊技球が入賞したことを契機に行われる抽選に当選した場合に、周期的に移動する複数の入賞口のうち、特定入賞口に遊技球を入賞させると、遊技上の特典が付与される弾球遊技機に関するものである。
本明細書中では弾球遊技機としてパチンコ機を例に挙げて説明しているため、遊技球としてパチンコ球を用いて説明するが、遊技球としては球状の他の媒体も含む。また、遊技盤に設けられた入賞口にパチンコ球が入ることを入賞とする。
パチンコ機の一種として、例えば特許文献1で示されているように、遊技者が有利になる当たりモードに移行させる権利が複数付与される、いわゆる権利物と称されたパチンコ機が知られている。このようなパチンコ機では、遊技者は短期間に大量のパチンコ球を獲得することが可能になるので、緊張感の高い遊技を遊技者に提供することが可能になる。
上記のような権利物と称されたパチンコ機として、周期的に回転する円盤の周方向に沿ってその円盤に複数の入賞口が設けられ、複数の入賞口のうちの特定入賞口にパチンコ球が入賞すると遊技者に特典が付与されるものが知られている。一般的に、この円盤は、閉じ位置と開き位置との間で回動する可動部材を備えた役物内に設けられており、可動部材が開きに回動したときに役物内へパチンコ球が入るといずれかの入賞口にパチンコ球が入賞するようになっている。可動部材は、始動入賞口にパチンコ球が入賞したときに行われる当たり抽選に当選すると開き位置に回動する。このため、このようなパチンコ機では、当たり抽選に当選するか否かによって遊技者の緊張感を高め、さらに役物内に入ったパチンコ球が特定入賞口に入賞するか否かによって遊技者の緊張感を高めることができるので、遊技者の遊技への興趣を高めることができる。また、このようなパチンコ機では、役物内での特定入賞口への入賞が発生しないと特典が付与されないため、当たり抽選に当選するだけで特典が付与されるパチンコ機とペイアウト率を同様に設定するために、当たり抽選の当選確率が高くなっている。これにより、特典付与への遊技者の期待感を高めることができる。
特開2004−89628号公報
しかしながら、上記のようなパチンコ機では、可動部材を開き位置に回動させるか否かは抽選により決定され、また、役物内に入ったパチンコ球はいずれかの入賞口に単に振り分けて入賞するだけであるので、どの遊技者も獲得するパチンコ球の個数に大きな差がなく、遊技が緊張感に欠けていた。また、上記のようなパチンコ機では、不正な器具を用いて円盤の回転に同期させてパチンコ球を打ちだすことによって特定入賞口への入賞確率を高くし、予め設定されたペイアウト率を大きく超える莫大な量のパチンコ球を獲得されてしまうことがあった。このことは、遊技場にとっても大きな損失となっていた。
本発明は上記課題を解決するためのもので、遊技者が獲得する利益に差を持たせるとともに、不正な行為によって生じる利益の損失を防止できるようにした弾球遊技機を提供することを目的とする。
本発明の弾球遊技機は、始動入賞口に遊技球が入賞したことを契機に行われる抽選に当選した場合に、周期的に移動する複数の入賞口のうち、特定入賞口に遊技球を入賞させると、遊技上の特典が付与される弾球遊技機において、前記複数の入賞口を視認することが不能となる視認不能状態と、前記複数の入賞口を視認することが可能となる視認可能状態とのいずれかの状態に移行される遮蔽部材と、遊技を行って予め設定された所定条件が満たされた場合に、前記遮蔽部材を視認不能状態から視認可能状態に移行させる遮蔽制御手段とを設けたものである。
なお、特典とは、遊技者に遊技球が払い出されること、遊技者が有利になる遊技モードに移行させること、遊技者が有利になるか否かの抽選を行うことなど、遊技者が利益を得ること及び遊技者が利益を獲得しうる有利な状況になることを示す。
なお、前記視認不能状態中に前記入賞口が移動する速度を変化させる速度変化手段を設けることが好ましい。
なお、速度を変化させるとは、単位速度を速くあるいは遅くすることに限らず、入賞口の移動する速度を「0」にする、つまりは入賞口の移動を一旦停止させてから再び入賞口を移動させることも含む。
また、複数の前記入賞口は、周期的に回転する円盤の周方向に沿って前記円盤に形成されていることが好ましい。
複数の入賞口を視認することが不能となる視認不能状態と、前記複数の入賞口を視認することが可能となる視認可能状態とのいずれかの状態に移行される遮蔽部材と、遊技を行って予め設定された所定条件が満たされた場合に、前記遮蔽部材を視認不能状態から視認可能状態に移行させるので、相対的に特定入賞口に遊技球を入賞させることが困難な状態と特定入賞口に遊技球を入賞させることが容易な状態とをつくることが可能になり、遊技者が獲得する利益に差を持たせることができる。
前記視認不能状態中に前記入賞口が移動する速度を変化させる速度変化手段を設けたので、入賞口の移動周期に同期させて遊技球を打ち出すことができなくなり、不正な行為によって生じる利益の損失を防止できる。
複数の前記入賞口は、周期的に回転する円盤の周方向に沿って前記円盤に形成されているので、円盤を回転させるだけで複数の入賞口を移動させることが可能になり、複雑な機構を用いることなく入賞口を移動させることができる。
パチンコ機10には、通常モード及び当たりモードが設定されている。当たりモードでは、通常モードで閉じられている大入賞口21が開放される。そして、1回の開放につき例えば30秒経過するまで又はパチンコ球が10個入賞するまで大入賞口21は開放される。大入賞口21が15回開放されると当たりモードは終了する。
パチンコ機10では、遊技盤11の前面側には遊技領域11aが設けられている。遊技領域11aにはパチンコ球が打ち出される。遊技領域11aの略中央部には役物12が設けられている。役物12は枠状に形成されている。役物12の上面には役物12内に連通した入賞口13が設けられている。入賞口13の上方には一対の可動部材14が設けられている。
可動部材14は、互いが対面する閉じ位置と互いの先端が遠ざかる開き位置との間で回動自在に取り付けられている。可動部材14が閉じ位置に位置する状態では入賞口13へパチンコ球を入賞させることが不能となり、可動部材14が開き位置に位置する状態では入賞口13へパチンコ球を入賞させることが可能となる。入賞口13に入賞したパチンコ球は役物12内に誘導される。
役物12内にはクルーン15が回転自在に取り付けられている。クルーン15は円盤状に形成されており、その上面が前方を向くように斜めに傾けられている。クルーン15の上面には、第1入賞口(特定入賞口)15a、第2入賞口(入賞口)15b、第3入賞口(入賞口)15cが周方向に沿って形成されている。また、クルーン15の手前にはアウト口15dが設けられており、クルーン15の周囲にはクルーン15を取り囲むように球通路15eが設けられている。球通路15eはアウト口15dに向けて傾斜している。
役物12内に入ったパチンコ球はクルーン15の上面に落下する。クルーン15は周期的に常時回転している。役物12内に入ったパチンコ球は、第1〜第3入賞口15a〜15cのいずれかに入るか、あるいは、第1〜第3入賞口15a〜15cに入賞せずにクルーン15の上面から落下してアウト口15dに入る。第1入賞口15aにパチンコ球が入賞(以下「V入賞」と称する)すると当たりモードに移行(特典)され、第2、第3入賞口15b,15cにパチンコ球が入賞すると賞球の払い出しのみが行われる。アウト口15eにパチンコ球が入るとハズレとなる。なお、入賞口13の一回の開放につき複数のパチンコ球が役物12内に入るようにしてもよいし、入賞口13の一回の開放につきパチンコ球が1個ずつ役物12内に入るようにしてもよい
役物12の前面は遮蔽部材16によって覆われている。遮蔽部材16には透過型の液晶パネルが用いられている。遮蔽部材16は、第1〜第3入賞口15a〜15cのそれぞれを視認することが不能となる視認不能状態と、第1〜第3入賞口15a〜15cを視認することが可能となる視認可能状態とのいずれかの状態に移行される。遮蔽部材16は、常態では、視認不能状態となっている。そして、後述する始動入賞口18で入賞が発生したことを契機に行われる遮蔽解除抽選に当選(所定条件)すると、遮蔽部材16は視認可能状態とされる。
また、遊技領域11aには、図柄表示装置17、始動入賞口18、アタッカ19、アウト口20や、その他の入賞口が設けられている。さらに図示は省略してあるが、遊技領域11aには釘や風車などが設けられている。そして、遊技領域11aに打ち出されたパチンコ球は、始動入賞口18及びアウト口20のいずれかに入るか、又は、その他の入賞口に入る。
始動入賞口18で入賞が発生すると、図柄表示装置17が作動されるとともに、可動部材14を開き位置に回動させるか否かを決定する小当たり抽選及び前述した遮蔽解除抽選
が行われる。図柄表示装置17が作動されると、数字の「0」〜「9」を示す10種類の図柄が変動表示される。そして、小当たり抽選に当選した場合は「3」又は「7」のいずれかが停止表示され、小当たり抽選でハズレとなった場合は「3」又は「7」以外の数字が停止表示される。
アタッカ19の奥には大入賞口21が設けられている。アタッカ19は、大入賞口21を開放する開放位置と大入賞口21を閉じる閉じ位置との間で回動自在に取り付けられている。通常モードでは、アタッカ19は閉じ位置に位置しており、当たりモードに移行されるとアタッカ19は開放位置に回動される。
図2に示すように、パチンコ機10は主制御部30と副制御部31とから構成されている。主制御部30には主制御装置32が設けられている。パチンコ機10は主制御装置32に設けられたCPU33によって、その動作が管制される。
主制御装置32には、CPU33の他、メモリ34、小当たり決定部35、停止図柄決定部36、遮蔽解除抽選部37などが設けられている。CPU33はメモリ34のROM領域に格納されたプログラムにしたがってパチンコ機10の動作を制御して遊技を実行させる。
小当たり決定部35では小当たり抽選が行われる。小当たり決定部35は乱数発生器、乱数サンプリング回路、小当たり決定テーブルを備えている。乱数発生器では、所定範囲内の乱数値を一定の周期ごとにインクリメントすることによって乱数値が更新される。そして、始動入賞口18にパチンコ球が入賞したときに更新された乱数値を乱数サンプリング回路が抽出し、抽出した乱数値を小当たり決定テーブルと照合する。
小当たり決定テーブルでは当選及びハズレの2種類のいずれかが、乱数発生器で発生する全乱数値に割り当てられている。そして、抽出された乱数値が、当選が割り当てられた当選乱数又はハズレが割り当てられたハズレ乱数のいずれであるかによって当選又はハズレのいずれかが決定される。
停止図柄決定部36では、図柄表示装置17から停止表示させる図柄の組み合わせが決定される。停止図柄決定部36は、乱数発生器、乱数サンプリング回路、停止図柄テーブルを備えており、当たり抽選又は確変抽選のいずれかの後に作動される。停止図柄決定部36での抽選が終了すると、決定された図柄の組み合わせを示す信号がCPU33から後述する図柄表示制御装置44に入力される。
遮蔽解除抽選部37は、始動入賞口18にパチンコ球が入賞したときに作動される。遮蔽解除抽選部37では遮蔽解除抽選が行われ、遮蔽部材16を視認不能状態から視認可能状態に移行させるか否かが決定される。遮蔽解除抽選の結果はCPU33にフィードバックされる。
CPU33には、始動口センサ40、大入賞口センサ41、第1〜第3入賞口センサ42、払出口センサ43など主制御部30内に設けられた各センサが接続されている。また、CPU33には、図柄表示制御装置44、ランプ制御装置45、音声制御装置46、遮蔽部材制御装置(遮蔽制御手段)47など副制御部31内に設けられた各装置及び払出制御装置48、可動部材制御装置49などの主制御部30内に設けられた各装置が接続されている。さらに、主制御部30内には発射制御装置50が設けられている。
始動口センサ40は始動入賞口18、大入賞口センサ41は大入賞口21にパチンコ球が入賞したか否かを検知する。払出口センサ43ではパチンコ球が払い出されたか否かが検出される。第1〜第3入賞口センサ42は第1〜第3入賞口15a〜15cに対応した3つのセンサからなり、第1〜第3入賞口15a〜15cにパチンコ球が入賞したことを検知する。
図柄表示制御装置44に、停止図柄決定部36での抽選の結果がCPU33を介して入力される。図柄表示制御装置44は、図柄表示装置17で表示される図柄ごとに割り当てられた先頭アドレスを監視することにより、どの図柄が図柄表示装置17から表示されているかを識別する。これにより、図柄表示装置17で図柄を変動表示させるとともに、停止図柄決定部36での抽選の結果に基づいて図柄を停止表示させる。
ランプ制御装置45では、パチンコ機10に設けられた各種ランプの点灯制御が行われる。
音声制御装置46はサウンドメモリを備えており、図柄の変動表示を行っているときや当たりモードへ移行したときなどに、音楽や音声をプログラム化したサウンドプログラムをサウンドメモリから読み出し、サウンドプロセッサを介してスピーカーから音楽や音声などを出力させる。
遮蔽制御装置47は遮蔽部材16に接続されている。遮蔽制御装置47は、遮蔽部材16に加える電圧の大きさを調節することによって遮蔽部材16の透過率を制御し、遮蔽部材16を視認可能状態と視認不能状態とのいずれかの状態に移行させる。なお、遮蔽部材16を視認可能状態と視認不能状態とに移行させる方法は適宜の方法でよい。
払出制御装置48は、始動口センサ40、大入賞口センサ41、第1〜第3入賞口15a〜15cのいずれかによってパチンコ球が検知されると作動される。払出制御装置48はメモリを備えており、このメモリには、パチンコ球1個の入賞に対して払い出す賞球数と入賞口の種類とが対応付けされた払い出しテーブルが格納されている。払出制御装置48は、払い出し用のパチンコ球が貯留されている貯留装置を駆動し、入賞口の種類に応じた個数のパチンコ球の払い出しを行わせる。
可動部材制御装置(速度変化手段)49は、可動部材14を駆動するソレノイドやクルーン15を回転させるステッピングモータなどに接続されている。可動部材制御装置49は、小当たり抽選で当選となったことに応答して可動部材14を所定時間開き位置に回動させる。また、可動部材制御装置49は、クルーン15のモータを一定の速度で回転させるが、遮蔽部材16が視認不能状態となっている場合にはモータの回転数を一旦遅くした後に再び元の速度に復帰させる。これにより、第1〜第3入賞口15a〜15cを周期的に回転させたときに、第1〜第3入賞口15a〜15cが同じタイミングで同じ位置に位置することを防止している。
発射制御装置50は発射ハンドルに接続されており、発射ハンドルで調節されたパチンコ球の打ち出しの強さに応じてパチンコ球を一定時間ごとに発射する。
次に上記のように構成されたパチンコ機10の作用について説明する。図3に示すように、パチンコ機10では先ず通常モードでの遊技が行われる。遮蔽部材16は視認不能状態となっている。そして、始動入賞口18で入賞が発生すると遮蔽解除抽選が行われる。遮蔽解除抽選でハズレになった場合は、遮蔽部材16は引き続き視認不能状態となる。遮蔽解除抽選に当選した場合、遮蔽部材16は視認可能状態となる。以降、図柄の変動表示が10回行われるまで遮蔽部材16は視認可能状態となる。視認可能状態では、技量の高い遊技者は技量の低い初心者よりも高い確率で第1〜第3入賞口15a〜15cにパチンコ球を入賞させることができるので、遊技者の技量の差を遊技に反映できる(例えば遮蔽解除抽選の当選確率が1/80である場合、クルーン15の第1入賞口15aへの入賞確率が1/3であるため、両者の確率を合成すると当たりモードに移行する確率は1/240となるが、技量の高い遊技者は第1入賞口15aへの入賞確率を1/1に近づけることができるので当たりモードに移行する確率を1/80に近づけることができる)。そして、図柄の変動表示の回数が10回に達すると遮蔽部材16は視認不能状態となる。この後、可動部材制御装置49はクルーン15の回転する速度を一旦遅くしてから、再び元の速度に復帰させる。これにより、第1〜第3入賞口15a〜15cが周期的に同じタイミングで同じ位置に位置することを防止することができる。このため、不正な器具を用いて第1〜第3入賞口15a〜15cの回転周期に同期させて第1〜第3入賞口15a〜15cが一定の位置に移動してきたときにのみパチンコ球を打ちだし、第1〜第3入賞口15a〜15cで確実にパチンコ球を入賞させる不正な行為を防止できる。
図4に示すように、始動入賞口18で入賞が発生し、小当たり抽選に当選した場合は、図柄表示装置18から「3」又は「7」のいずれかが表示される。この後、可動部材制御装置49が可動部材14を閉じ位置から開き位置に回動させる。このとき、入賞口13にパチンコ球が入賞すると役物12内にパチンコ球が入る。そして、役物12内に入ったパチンコ球がV入賞した場合は通常モードから当たりモードに移行する。当たりモードで大入賞口21が15回開放されると終了する。また、役物12内に入ったパチンコ球がV入賞せずに、第2、第3入賞口15b,15cのいずれかに入賞するか、あるいは、アウト口15dに入った場合は引き続き通常モードでの遊技が行われる。
上記実施形態では、遮蔽解除抽選に当選した場合を所定条件として遮蔽部材16を視認可能状態にしたが、例えば役物12内に入ったパチンコ球が所定個数を超えてもV入賞しなかった場合、あるいは、図柄の変動表示が行われた回数が所定回数を超えた場合、小当たりとなったときに予め設定された特定の図柄が停止表示された場合(例えば「7」が表示された場合)など遮蔽部材16を視認可能状態にする所定条件は適宜の条件を設定してよい。
上記実施形態では、視認可能状態となってから図柄の変動表示が10回行われると遮蔽部材16が視認可能状態から視認不能状態となるようにしたが、例えば、視認可能状態にした回数が所定回数に達した場合は当たりモードに移行するまで視認可能状態を継続する、あるいは、視認可能状態になってから所定時間が経過するまで視認可能状態を継続するなど、視認可能状態を終了する条件は適宜に設定してよい。
上記実施形態では、遮蔽部材16として透過型の液晶パネルを用いて電気的に遮蔽部材を視認可能状態と視認不能状態との間で移行させたが、例えば第1〜第3入賞口15a〜15cを視認不能にする視認不能位置と第1〜第3入賞口15a〜15cを視認可能にする視認可能位置との間で移動自在なシャッターを役物12の前面に設け、これを遮蔽部材とするなど、メカ的に遮蔽部材を視認可能状態と視認不能状態との間で移行させてもよい。
上記実施形態では、第1〜第3入賞口15a〜15cを周期的に回転させたが、移動させる入賞口は回転に限らず直線的に移動させてもよく、また、入賞口の数及び特定入賞口の数も適宜に設定してよい。
上記実施形態では、V入賞した場合の特典として当たりモードに移行させたが、例えば当たりモードに複数回移行する権利を付与する、あるいは、可動部材14が開き位置で保持される時間が通常モードよりも長くなる遊技モードに移行させる、V入賞したときに当たりモードに移行させるか否かの抽選を行うなど、V入賞した場合の特典は適宜の態様に設定してよい。また、V入賞した後にさらに当たりモードに移行させるか否かの当たり抽選を行うなど、V入賞した後にさらに予め設定された所定条件が達成された場合に当たりモードに移行させてもよい。
上記実施形態では、弾球遊技機としてパチンコ機を例に説明したが、始動入賞口に遊技球が入賞したことを契機に行われる抽選に当選した場合に、周期的に移動する複数の入賞口のうち、特定入賞口に遊技球を入賞させると、遊技上の特典が付与される弾球遊技機であれば、他の弾球遊技機にも本発明を適用できる。
パチンコ機の外観斜視図である。 パチンコ機の電気的な構成を示す機能ブロック図である。 遮蔽部材の制御の流れを示すフローチャートである。 遊技の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
15 クルーン
15a 第1入賞口(特定入賞口)
15b 第2入賞口(入賞口)
15c 第3入賞口(入賞口)
16 遮蔽部材
17 図柄表示装置
18 始動入賞口
33 CPU33
35 小当たり決定部
42 第1〜第3入賞口センサ
47 遮蔽制御装置(遮蔽制御手段)
49 可動部材制御装置(速度変化手段)

Claims (3)

  1. 始動入賞口に遊技球が入賞したことを契機に行われる抽選に当選した場合に、周期的に移動する複数の入賞口のうち、特定入賞口に遊技球を入賞させると、遊技上の特典が付与される弾球遊技機において、
    前記複数の入賞口を視認することが不能となる視認不能状態と、前記複数の入賞口を視認することが可能となる視認可能状態とのいずれかの状態に移行される遮蔽部材と、
    遊技を行って予め設定された所定条件が満たされた場合に、前記遮蔽部材を視認不能状態から視認可能状態に移行させる遮蔽制御手段とを設けたことを特徴とする弾球遊技機。
  2. 前記視認不能状態中に前記入賞口が移動する速度を変化させる速度変化手段を設けたことを特徴とする請求項1記載の弾球遊技機。
  3. 複数の前記入賞口は、周期的に回転する円盤に周方向に沿って前記円盤に形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の弾球遊技機。
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