JP2595126B2 - 車両用ウインドモールディング - Google Patents

車両用ウインドモールディング

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JP2595126B2 JP2227599A JP22759990A JP2595126B2 JP 2595126 B2 JP2595126 B2 JP 2595126B2 JP 2227599 A JP2227599 A JP 2227599A JP 22759990 A JP22759990 A JP 22759990A JP 2595126 B2 JP2595126 B2 JP 2595126B2
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Toyota Motor Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は車両用ウインドモールディングに関するも
のである。
[従来の技術] 車両の雨天走行時において、その車両のウインドガラ
スに付着した雨水はサイドガラスに横流れして視界を悪
くする。
このため、従来、ウインドモールディングは、アッパ
モールと左右の両サイドモールと、これらを接合するコ
ーナモールとの計5部品によって構成される。そして、
サイドモールには水切り用のせきをなす案内溝が形成さ
れ、ウインドガラスの側縁に向けて流れる雨水を前記案
内溝によってウインドガラスの上方又は下方へ向けて案
内するようになっているのが一般的であった。このよう
な車両用ウインドモールディングにおいては、部品点数
や組付け工数が多くなるばかりでなく、アッパモールと
左右の両サイドモールとは断面形状が異なるため、それ
ぞれ別個の押出し成形型にて成形しなければならない。
さらに、コーナモールにおいては通常、プレス成形によ
って成形しなければならない。このため、ウインドモー
ルディングの製作や組付けコストが高くなる。
ウインドモールディングの構成部品の点数を減少して
製作・組付けのコスト低減を図るため、例えば特開平1
−223018号公報に開示されたものが知られている。
これにおいては、車体パネルの窓開口部と、前記窓開
口部に組付けられるウインドガラスとの間の上側、上側
コーナ部及び左右両側の隙間に嵌込まれる支持脚と該支
持脚から張出されて前記隙間を覆う装飾リップとをそれ
ぞれ有するアッパモール部、コーナモール部及び両サイ
ドモール部が連続して一体に形成されてなるモール本体
(主モールディングに相当する。)と、前記モール本体
とは別体に形成され同モール本体のサイドモール部の装
飾リップ背面側にのみ組付けら、その装飾リップをウイ
ンドガラス面の外方へ突出させて水切用のせきをなす水
切部材(副モールディングに相当する。)とによりウイ
ンドモールディングが構成されている。
[発明が解決しようとする課題] ところで、上記した従来のものにおいて、サイドモー
ル部の装飾リップの背面側にのみ水切部材が組付けら
れ、サイドモール部の上方に連続するコーナモール部に
は水切部材が組付けられておらず、このコーナモール部
分において、雨水がサイドガラスに横流れする。また、
サイドモール部の装飾リップの背面側に水切部材が嵌込
みによって組付けられる構造上、モール本体のサイドモ
ール部に対応する位置に水切部材を組付けた後、車体パ
ネルの窓開口部とウインドガラスとの間の隙間に前記モ
ール本体を嵌込むときに、サイドモール部に対して水切
部材が位置ずれしたり、あるいは外れる不具合が生じ易
い。
この発明の目的は、上記した従来の問題点に鑑み、サ
イドモール部の上方に連続するコーナモール部において
も雨水の横流れを防止することができるとともに、モー
ル本体に対して水切部材を正確に位置決めして組付ける
ことができ、しかも、水切部材の位置ずれや外れを積極
的に防止できる車両用ウインドモールディングを提供す
ることである。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、請求項1の発明に係る車
両用ウインドモールディングは、車体パネルの窓開口部
と、前記窓開口部に組付けられるウインドガラスとの間
の上側、上側コーナ部及び左右両側の隙間に嵌込まれる
支持脚と該支持脚から張出されて前記隙間を覆う装飾リ
ップとをそれぞれ有するアッパモール部、コーナモール
部及び両サイドモール部が連続して一体に形成されてな
るモール本体と、 前記モール本体とは別体に形成され同モール本体のサ
イドモール部の装飾リップ背面側に組付けられるととも
に、その装飾リップをウインドガラス面に外方へ突出さ
せて水切用のせきをなす水切部材と、を備えた車両用ウ
インドモールディングであって、 前記水切部材の上縁にはコーナモール部に沿って曲げ
られ、そのコーナモール部において水切用のせきをなす
延長部が形成され、 さらに、前記コーナモール部とこれに沿って曲げられ
る水切部材の延長部との相互には、位置決めピンと該ピ
ンが嵌合される位置決め孔及び結合ピンと、該ピンがモ
ール本体の長手方向に移動可能に嵌挿される長孔状の結
合孔とがそれぞれ設けられ、 前記上側コーナ部の隙間に対して前記コーナモール部
及び前記水切部材の延長部を屈曲して嵌込むときに前記
結合ピンが前記結合孔に沿って移動する構成にしてあ
る。
また、請求項2の発明に係る車両用ウインドモールデ
ィングは、請求項1に記載の車両用ウインドモールディ
ングにおいて、結合ピンの先端にはその軸径よりも大径
の抜止め用フランジが形成され、結合孔の長手方向の一
端には前記抜止め用フランジが挿入可能な組付孔が連通
状に形成されている。
請求項3の発明に係る車両用ウインドモールディング
は、請求項1に記載の車両用ウインドモールディングに
おいて、結合ピンは結合孔に嵌挿されるとともに、その
結合孔より突出する先端部に熱かしめによる抜止め用フ
ランジが形成されている。
請求項4の発明に係る車両用ウインドモールディング
は、請求項1に記載の車両用ウインドモールディングに
おいて、位置決めピンと結合ピンは水切部材の延長部に
それぞれ形成され、位置決め孔と結合孔はコーナモール
部にそれぞれ形成されている。
[作 用] 上記したように構成される車両用ウインドモールディ
ングにおいて、ウインドガラスの左右両側部及び上側コ
ーナ部に向けて流れる雨水は、水切部材とその延長部に
沿って上方又は下方へ案内されて流れる。このため前記
雨水がサイドガラスに横流れすることが防止され、車両
サイド部の視界が良好に保たれる。
また、車体パネルの窓開口部とウインドガラスとの間
の上側、上側コーナ部及び左右両側の隙間にウインドモ
ールディングを装着する場合、一直線状態にあるモール
本体のコーナモール部に対応する位置と、水切部材の延
長部との相互に形成された位置決めピンと位置決め孔と
を嵌合するとともに、結合ピンと結合孔とを嵌合して、
モール本体に対し、水切部材を組付ける。その後、前記
上側の隙間にモール本体のアッパモールを嵌込み、さら
に、上側コーナ部の隙間にモール本体のコーナモール部
及び水切部材の延長部を屈曲させながら嵌込んで、最後
に左右両側の隙間にサイドモール部を嵌込むことで、ウ
インドモールディングの装着が完了する。
上記したウインドモールディングの装着時において、
モール本体のコーナモール部と水切部材の延長部との相
互に設けられた位置決めピンと位置決め孔及び結合ピン
と結合孔とによりモール本体に対して水切部材が位置決
めされて結合されるため、同水切部材の位置ずれや外れ
が積極的に防止される。
さらに、上側コーナ部の隙間に対してモール本体のコ
ーナモール部及び水切部材の延長部を屈曲し、嵌込むと
きには、コーナモール部と水切部材の延長部との曲率半
径に差が生じるが、その差は結合ピンが結合孔に嵌合し
た状態において、モール本体の長手方向に移動すること
で吸収される。このため、上側コーナ部の隙間に対応し
てコーナモール部と水切部材の延長部とが歪みなく円滑
に屈曲される。
[実施例] 以下、この発明の一実施例を図面にしたがって説明す
る。
第1図と第4図において、車体パネル1の窓開口部2
周縁の窓枠3にはダムラバー4に支持された状態でウイ
ンドガラス5がコーキング材のような接着剤6によって
固定されている。
前記窓枠3とウインドガラス5との間の上側、上側コ
ーナ部及び左右両側の隙間S1,S2,S3にはウインドモール
ディング10が装着されている。
ウインドモールディング10はモール本体11と水切部材
21とを主体として構成されている。
モール本体11は、軟質樹脂、ゴム等の押出し成形によ
って一体成形されるもので前記各隙間S1,S2,S3に嵌込ま
れる支持脚12と、その支持脚12からウインドガラス5の
ガラス面及び車体パネル1の外面に向けて張り出された
装飾リップ13とを有する同一断面のアッパモール部11
a、コーナモール部11b及び左右の両サイドモール部11c
を連続して一体に備えている。そして、アッパモール部
11aは、前記上側の隙間S1に嵌込まれ、コーナモール部1
1bは前記上側コーナ部の隙間S2に嵌込まれ、左右の両サ
イドモール部11cは、前記左右両側部の隙間S3に嵌込ま
れる。この実施例では、第5図、第6図及び第7図に示
すように、アッパモール部11a、コーナモール部11b及び
左右の両サイドモール部11cの各支持脚12の先端からそ
れぞれ一体に延出された係止片15がウインドガラス5上
縁、上縁コーナ部及び左右両側縁の背面側と係合し、各
支持脚12の先端寄り外側面からそれぞれ延出されたシー
ル片16が弾性変形して窓枠3の上側壁3a、上側コーナ壁
3b及び左右両側壁3cに密接した状態で、モール本体11が
前記各隙間S1,S2,S3に嵌込まれる。また、アッパモール
部11aにおいては、その装飾リップ13の内側リップ片13a
がウインドガラス5のガラス面に密接し、外側リップ片
13bが窓枠3上縁の車体パネル1の外面に密接してい
る。
前記左右の両サイドモール部11cにおいて、その装飾
リップ13の内側リップ片13aの背面側には、モール本体1
1とは別体でかつ硬質又は半硬質の合成樹脂材よりなる
水切部材21がそれぞれ嵌込みによって組付けられてい
る。
第1図と第2図に示すように、前記水切部材21は、サ
イドモール部11cの下端から上端部にわたる長さを有す
るせき部22と脚片26とを一体に備えている。そして、せ
き部22の背面側には、第7図に示すように、ウインドガ
ラス5のガラス面に接するシール面23が形成され、同せ
き部22の表示側には内側リップ片13aを弾性変形させか
つ同内側リップ片13aの基部から先端部付近に向けてウ
インドガラス5のガラス面外方へ逐次に突出させる傾斜
面24が形成されている。さらに、せき部22の傾斜面24の
下傾端にはサイドモール部11bの内側リップ片13a背面側
の基部に凹設された係止溝17に突入されて係止される係
止突片27が形成されている。
前記せき部22の一側壁にはウインドガラス5のガラス
面と直角状をなす水切面25が形成され、その水切面25と
内側リップ片13a先端部並びにウインドガラス5のガラ
ス面によって、雨水を案内するための案内溝28が構成さ
れている。
前記水切部材21の脚片26は、そのせき部22のシール面
23背面側からサイドモール部11cの支持脚12の内側に沿
って延出されており、同脚片26の先端部はサイドモール
部11cの支持脚12先端と係止片15との間に形成された係
合溝18に挿入されて係止されている。
第1図と第2図に示すように、前記水切部材21の上端
には、コーナモール部11bに沿って曲げられる延長部21a
が延出されている。この延長部21aは、せき部22に連続
する延長せき部22aと、脚片26に連続する延長脚片26aと
により構成されている。延長せき部22aにはせき部22の
シール面23と同幅をもって連続する延長シール面23a
と、せき部22の水切面25に連続しかつアッパモール部11
aに近づくに従って低くされた延長水切面25a並びに、傾
斜角が逐次に小さくされた延長傾斜面24aとを備えてい
る。
また、脚片26に連属する延長脚片26aは、コーナモー
ル部11cの支持脚12の内側に沿って延出されている。
第1図〜第3図に示すように、前記コーナモール部11
bの支持脚12と、水切部材21の延長脚片26aとの相互に
は、アッパモール部11a寄りにおいて、位置決めピン31
と該ピン31が嵌合される位置決め孔32とが設けられる。
さらに、位置決めピン31と位置決め孔32とが設けられる
位置からサイドモール部11cにむかって所定間隔を隔て
た位置において、所定数の結合ピン33と該ピンがモール
本体11の長手方向に移動可能に嵌挿される長孔状の結合
孔34とがそれぞれ設けられている。
この実施例において、水切部材21の延長脚片26aの外
側面に位置決めピン31と2つの結合ピン33とがそれぞれ
突設されており、コーナモール部11bの支持脚12に位置
決め孔32と2つの結合孔34とがそれぞれ貫設されてい
る。さらに、各結合ピン33の先端にはその軸径よりも大
径の抜止め用フランジ33aが形成され、各結合孔34の一
端には抜止め用フランジ33aが挿入可能な組付孔34aが連
通状に形成されている。
また、第3図に示すように、位置決めピン31の先端部
は、該位置決めピン31が位置決め孔32に嵌挿された後、
熱かしめによってかしめられ、そのかしめ部31aによっ
て抜止めがなされる。
この実施例1は上述したように構成される。従って、
車体パネル1とウインドガラス5との間の上側、上側コ
ーナ部及び左右両側の隙間S1,S2,S3にウインドモールデ
ィング10を装着する場合、一直線状態にあるモール本体
11のコーナモール部11bに対応する位置と、水切部材21
の延長部21aとの相互に形成された位置決めピン31と位
置決め孔32とを嵌合するとともに、結合ピン33と結合孔
34とを嵌合して、モール本体11に対し、水切部材21を組
付ける。その後、前記上側の隙間S1にモール本体11のア
ッパモール部11aを嵌込み、さらに、上側コーナ部の隙
間S2にモール本体11のコーナモール部11b及び水切部材2
1の延長部21aを屈曲させながら嵌込んで、最後に左右両
側の隙間S3にサイドモール部11cを嵌込むことで、ウイ
ンドモールディング10の装着が完了する。
上記したウインドモールディング10の装着時におい
て、モール本体11のコーナモール部11bと水切部材21の
延長部21aとの相互に設けられた位置決めピン31と位置
決め孔32及び結合ピン33と結合孔34との嵌合による結合
作用で、モール本体11に対して水切部材21が位置決めさ
れて結合されるため、同水切部材21の位置ずれや外れが
積極的に防止される。
さらに、上側コーナ部の隙間S2に対応してモール本体
11のコーナモール部11b及び水切部材21の延長部21aを屈
曲するときにはコーナモール部11bと水切部材21の延長
部21aの曲率半径に差が生じるが、その差は結合ピン33
が結合孔34に嵌合した状態において、第3図に示すよう
にモール本体11の長手方向に移動することで吸収され
る。このため、上側コーナ部の隙間S2に対応してコーナ
モール部11bと水切部材21の延長部21aとが歪みなく円滑
に屈曲される。
上記したようにしてウインドモールディング10が装着
された状態において、ウインドガラス5の左右両側部及
び上側コーナ部に向けて流れる水は、水切部材21とその
延長部21aに沿って上方又は下方へ案内されて流れる。
このため前記雨水がサイドガラスに横流れすることが防
止され、車両サイド部の視界が良好に保たれる。
[実施例2] 次に、この発明の実施例2を第8図〜第12図に従って
説明すると、この実施例2においては、モール本体11及
び水切部材21の組付け構造を変更したものである。すな
わち、軟質樹脂、ゴム等の押出し成形によって一体成形
されるモール本体11の支持脚12には、その先端部にウイ
ンドガラス5に対する係止片15が形成されている。前記
支持脚12の外側面には、窓枠3の上側壁3a、上側コーナ
壁3b及び左右両側壁3cに塑性変形して密接するシール片
16が突設され、同支持脚12の内側面にはシール片16より
若干先端側に位置して突片35が形成されている。さらに
第8図と第10図に示すように、モール本体11のアッパモ
ール部11aにおいては、その支持脚12の突片35よりも先
端側に位置する部分が第1切断面Aにおいて切除されて
いる。そして、第10図に示すように、アッパモール部11
aにおいては、その支持脚12が上側の隙間S1に嵌込まれ
た状態において、突片35と装飾リップ13の内側リップ片
13aとでウインドガラス5の上縁部を挟持するようにな
っている。また第8図と第11図に示すように、モール本
体11のコーナモール部11bにおいては、支持軸12のシー
ル片16よりも先端側に位置する部分が第2切断面Bにお
いて切除されている。
モール本体11の左右の両サイドモール部11cにおい
て、その装飾リップ13の内側リップ片13aの背面側には
モール本体11とは別体でかつ硬質又は半硬質の合成樹脂
よりなる水切部材21が組付けられている。
第8図に示すように、前記水切部材21は、サイドモー
ル部11cの下端から上端部にわたる長さを有するせき部2
2と嵌込み部26とを一体に備えている。そして、第12図
に示すように、水切部材21は、その嵌込み部26におい
て、サイドモール部11cの内側リップ片13aと支持脚12の
突片35とで構成される嵌込み溝内に嵌込まれている。
水切部材21の上端には、モール本体11のコーナモール
部11bに沿って曲げられる延長部21aが延出されている。
この延長部21aは、せき部22に連続する延長せき部22a
と、嵌込み部26に連続する延長嵌込み部26aとにより構
成されている。前記延長せき部26aは、アッパモール部1
1aに近づくに従って低くされた傾斜状に形成されてい
る。また、第11図に示すように延長嵌込み部26aは、延
長せき部22aと協働してウインドガラス5の上側コーナ
部が嵌込まれた嵌込み溝を構成するために、断面で略L
字状に形成されるとともに、同延長嵌込み部26aの側壁
の肉厚は、アッパモール部に近づくに従って薄く形成さ
れている。
モール本体11のコーナモール部11bの支持脚12と、水
切部材21の延長嵌込み部26aの側壁との相互には、サイ
ドモール部11c寄りにおいて、位置決めピン31と該ピン
が嵌合される位置決め孔32とが設けられる。さらに、位
置決めピン31と位置決め孔32とが設けられる位置からア
ッパモール部11aに向かって所定間隔を隔てた位置にお
いて、所定数の結合ピン33と該ピンがモール本体11の長
手方向に移動可能に嵌挿される長孔状の結合孔34とがそ
れぞれ設けられている。
この実施例において、第8図と第9図に示すように、
水切部材21の延長嵌込み部26aの側壁外面に位置決めピ
ン31と3つの結合ピン33とがそれぞれ突設されており、
コーナモール部11bの支持脚12に位置決め孔32と3つの
結合孔34とがそれぞれ突設されている。さらに、各結合
ピン33の先端には、実施例1と同様にしてその軸径より
も大径の抜止め用フランジ33aが形成され、各結合孔34
の一端には抜止め用フランジ33aが挿入可能な組付孔34a
が連通状に形成されている。
また、位置決めピン31の先端部は、実施例1と同様に
して該位置決めピン31が位置決め孔32に嵌挿された後、
熱かしめによってかしめられる。
この実施例2において、他の部分は実施例1とほぼ同
様に構成されるため、同一機能をなす部材及び部分に対
して同一符号を付してその説明を省略する。従って、こ
の実施例2は実施例1とほぼ同様の作用をなす。
なお、上記した実施例1及び実施例2において、水切
部材21の延長部21aに突設される結合ピン33の先端に抜
止め用のフランジ33aが形成され、モール本体11のコー
ナモール11bの支持脚12に貫設される結合孔34の一端に
前記抜止め用フランジ33aが挿入可能な組付孔34aが形成
されるものを例示したが、これに限るものではない。例
えば、第13図〜第15図に示すように、水切部材21の延長
部21aに、結合ピン33を所定長さだけ長く突設し、その
結合ピン33を結合孔34に嵌挿した後、結合ピン33先端を
熱かしめして抜止め用フランジ33aを形成してもよい。
ただし、この場合には結合孔34の一端の組付孔は設けな
くてもよい。
また、位置決めピン31と結合ピン33とをモール本体11
のコーナモール11bに突設し、位置決め孔32と結合孔34
とを水切部材21の延長部21aに形成してもよい。
[発明の効果] 以上述べたように、この発明によれば、水切部材の上
端に、モール本体のコーナモール部に沿って曲げられ、
そのコーナモール部において水切用のせきをなす延長部
を形成したから、サイドモール部や、その上方に連続す
るコーナモール部においても雨水の横流れを防止でき、
車両サイド部の視界を良好に保ことができる。
また、モール本体のコーナモール部と水切部材の延長
部との相互に設けられた位置決めピンと位置決め孔及び
結合ピンと結合孔とにより、モール本体に対して水切部
材を位置決めして結合することができ、水切部材の位置
ずれや外れを積極的に防止できる。
さらに、上側コーナ部の隙間に対してモール本体のコ
ーナモール部及び水切部材の延長部を屈曲して嵌込むと
きには、コーナモール部と水切部材の延長部との曲率半
径に差が生じるが、その差は結合ピンが結合孔に沿って
モール本体の長手方向に移動することで吸収される。こ
の結果、コーナモール部と延長部とを歪みなく円滑に屈
曲することができ、歪みによる見栄え悪化や組付け不良
等を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
図面の第1図〜第7図はこの発明の実施例1を示すもの
で、第1図は車体パネルの窓枠にウインドモールディン
グを嵌込む状態を示す斜視図、第2図は水切部材を示す
斜視図、第3図はコーナモール部を示す断面図、第4図
は車体パネルの窓枠にウインドモールディングを嵌装し
た状態を簡略化して示す斜視図、第5図は第4図のV−
V線断面図、第6図は第5図のVI−VI線断面図、第7図
は第5図のVII−VII線断面図、第8図〜第12図はこの発
明の実施例2を示すもので、第8図は車体パネルの窓枠
にウインドモールディングを嵌込む状態を示す斜視図、
第9図は水切部材を示す斜視図、第10図は車体パネルの
窓枠にウインドモールディングを装着した状態を示す縦
断面図、第11図は第10図のXI−XI線断面図、第12図は第
10図のXII−XII線断面図、第13図〜第15図はこの発明の
他の実施例を示すもので、第13図は水切部材を示す斜視
図、第14図は水切部材とモール本体との結合部分を示す
側面図、第15図は第14図のXV−XV線断面図である。 1……車体パネル 2……窓開口部 3……窓枠 5……ウインドガラス 10……ウインドモールディング 11……モール本体 11a……アッパモール部 11b……コーナモール部 11c……サイドモール部 13a……装飾リップ 21……水切部材 21a……延長部 22……せき部 22a……延長せき部 31……位置決めピン 32……位置決め孔 33……結合ピン 34……結合孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 北村 和雄 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自 動車株式会社内 (56)参考文献 実開 平1−85107(JP,U) 実開 昭62−192913(JP,U) 実公 昭59−41137(JP,Y2)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体パネルの窓開口部と、前記窓開口部に
    組付けられるウインドガラスとの間の上側、上側コーナ
    部及び左右両側の隙間に嵌込まれる支持脚と該支持脚か
    ら張出されて前記隙間を覆う装飾リップとをそれぞれ有
    するアッパモール部、コーナモール部及び両サイドモー
    ル部が連続して一体に形成されてなるモール本体と、 前記モール本体とは別体に形成され同モール本体のサイ
    ドモール部の装飾リップ背面側に組付けられるととも
    に、その装飾リップをウインドガラス面の外方へ突出さ
    せて水切用のせきをなす水切部材と、を備えた車両用ウ
    インドモールディングであって、 前記水切部材の上縁にはコーナモール部に沿って曲げら
    れ、そのコーナモール部において水切用のせきをなす延
    長部が形成され、 さらに、前記コーナモール部とこれに沿って曲げられる
    水切部材の延長部との相互には、位置決めピンと該ピン
    が嵌合される位置決め孔及び結合ピンと、該ピンがモー
    ル本体の長手方向に移動可能に嵌挿される長孔状の結合
    孔とがそれぞれ設けられ、 前記上側コーナ部の隙間に対して前記コーナモール部及
    び前記水切部材の延長部を屈曲して嵌込むときに前記結
    合ピンが前記結合孔に沿って移動する構成にしてあるこ
    とを特徴とする車両用ウインドモールディング。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の車両用ウインドモールデ
    ィングにおいて、結合ピンの先端にはその軸径よりも大
    径の抜止め用フランジが形成され、結合孔の長手方向の
    一端には前記抜止め用フランジが挿入可能な組付孔が連
    通状に形成されていることを特徴とする車両用ウインド
    モールディング。
  3. 【請求項3】請求項1に記載の車両用ウインドモールデ
    ィングにおいて、結合ピンは結合孔に嵌挿されるととも
    に、その結合孔より突出する先端部に熱かしめによる抜
    止め用フランジが形成されていることを特徴とする車両
    用ウインドモールディング。
  4. 【請求項4】請求項1に記載の車両用ウインドモールデ
    ィングにおいて、位置決めピンと結合ピンは水切部材の
    延長部にそれぞれ形成され、位置決め孔と結合孔はコー
    ナモール部にそれぞれ形成されていることを特徴とする
    車両用ウインドモールディング。
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