JPH0530533Y2 - - Google Patents

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JPH0530533Y2
JPH0530533Y2 JP1986047663U JP4766386U JPH0530533Y2 JP H0530533 Y2 JPH0530533 Y2 JP H0530533Y2 JP 1986047663 U JP1986047663 U JP 1986047663U JP 4766386 U JP4766386 U JP 4766386U JP H0530533 Y2 JPH0530533 Y2 JP H0530533Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は車両の昇降窓部に取付けられるウエザ
ーストリツプモールデイングに関 するものであ
る。
〔従来の技術〕
車両の昇降窓部、特にリアドアの窓部には、ホ
イールハウジングに対応する昇降窓ガラスの欠除
部を覆うため、あるいはデザイン上の要求のため
に、窓の後部コーナーを覆うウエザーストリツプ
モールデイングが取付けられることがある。第1
0図は車両の側面図であつて、1は車体、2はド
ア、3は昇降窓ガラス、4はウエザーストリツプ
モールデイングであり、コーナー部5を覆うよう
に形成されている。
第11図ないし第18図は従来のウエザースト
リツプモールデイングを示し、第11図は全体の
斜視図、第12図は第10図のC−C断面図、第
13図はD−D断面図、第14図はE−E断面
図、第15図はF−F断面図、第16図はG−G
断面図、第17図および第18図は組付工程を示
す斜視図である。
モールデイング4はドア2の上部に取付けられ
る長尺の金属プロフアイル6のガラス3側に第1
のリツプ7が突出し、コーナー部5に対応する部
分に樹脂部8を有する張出部9が形成されてい
る。
金属プロフアイル6は金属ストリツプの異形断
面を有するロール成形品からなり、車体パネル1
0の内側に沿つて取付けられる立上部6a、この
立上部6aの上端から車体パネル10の上縁を覆
うように折返えされた折返部6bおよび折返部6
bの下端から折曲げられた係止部6cを有する。
立上部6aの上部および下部から昇降窓ガラス3
に当接するように伸びるリツプ7、立上部6aの
側壁および上下端部を覆う樹脂部11および折返
部6bの下端を覆う樹脂部12が合成樹脂の押出
成形により、金属プロフアイル6に一体的に形成
されている。
金属プロフアイル6のコーナー部5に対応する
端部には、立上部6aを切欠いて切欠部13およ
び爪14が形成され、切欠部13にはスタツドボ
ルト15を有する三角形状の金属板16が、下端
を係止部6cに係止させるとともに、爪14を穴
17に挿入してかしめ加工により組付けられてい
る。金属板16は、爪14による係合部から外表
面の全域および内表面の上部を樹脂部8で覆われ
て張出部9を形成している。樹脂部8は張出部9
の上縁部から昇降窓ガラス3に当接するように伸
びる第2のリツプ18および金属プロフアイル6
の端部を覆うエンド・キヤツプ19と射出成形に
より一体的に成形され、リツプ7および樹脂部1
1の端部と一体化している。
以上のように構成されたウエザーストリツプモ
ールデイング4は、金属ストリツプのロール成形
により異形断面とした金属プロフアイル6に、押
出成形によりリツプ7および樹脂部11,12を
形成した後、一定寸法に切断するとともに切欠部
13および爪14を形成し、爪14を金属板16
の穴17に挿入しかしめ加工により組付け、その
後射出成形により樹脂部8、リツプ18およびエ
ンドキヤツプ19を形成してリツプ7および樹脂
部11と一体化させるとともに、金属プロフアイ
ル6と金属板16の係合部を固着し製造される。
そして立上部6aの内側に取付用のクリツプ
(図示せず)を挿入し、このクリツプにより図示
のように、車体パネル10に取付けるとともに、
張出部9はスタツドボルト15により固着する。
取付状態は第10図に示す通りである。取付状態
において昇降窓ガラス3を上下させると、昇降窓
ガラス3はリツプ7および18に当接して摺動
し、水切りが行われる。この場合、昇降窓ガラス
3にホイールハウジングに対応する欠除部があつ
ても張出部9により覆われて露出しない。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このような従来のウエザースト
リツプモールデイングにおいては、ガラス3と張
出部9の隙間が小さい場合にはスタツドボルト1
5がガラス面に当り、ガラス3を傷つけまたは破
損させる危険性があるとともに、製造および取付
が面倒であるという問題点があつた。
この考案は上記問題点に着目してなされたもの
で、張出部とガラスの隙間が小さい場合でも安全
に取付けでき、しかも製造および取付操作が容易
に行えるウエザーストリツプモールデイングを提
供することを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案は、車両の昇降窓部の車体パネル上縁
に取付けられる金属プロフアイルと、 昇降窓ガラスに当接するように前記金属プロフ
アイルから一体的に伸びる第1のリツプと、 前記金属プロフアイルおよび第1のリツプの切
欠部から前記昇降窓側に伸びるように金属プロフ
アイルに取付けられた金属板およびその周囲を覆
う樹脂部からなる張出部と、 この張出部の端部から昇降窓ガラスに当接する
ように伸びかつ第1のリツプの切欠部と一体化す
るように形成された第2のリツプと、 前記張出部の前記窓ガラス側に車体パネルの上
端部を挟持するように突出する係止部とを備え、 前記係止部が、前記張出部を構成する金属板に
固着された塑性変形可能な金属製の舌片と、この
舌片の周囲を覆う樹脂部とからなり、かつ張出部
との間に車体パネルの上端部を挟持できるように
フツク状に塑性変形されている ことを特徴とするウエザーストリツプモールデ
イングである。
〔作用〕
この考案のウエザーストリツプモールデイング
においては、金属プロフアイルおよび第1のリツ
プの切欠部に、第2のリツプおよび係止部を有す
る張出部を取付けて製造され、係止部をフツク状
に塑性変形させた状態で車体パネルの上端部を挟
持するように取付ける。取付状態において、昇降
窓ガラスは第1および第2のリツプに摺動して上
下し、このとき昇降窓ガラスの欠除部は張出部に
より覆われて露出しない。
〔実施例〕
以下、この考案を図面の実施例に基づいて説明
する。第1図ないし第7図はこの考案の一実施例
を示し、第1図は全体の斜視図、第2図はそのA
−A断面図、第3図はその部分拡大図、第4図は
金属板の断面図、第5図はそのB方向矢視図、第
6図は舌片の斜視図、第7図は射出成形型の断面
図であり、第10図ないし第18図と同一符号は
同一または相当部分を示す。
モールデイング4の基本的な構成は第10図な
いし第18図とほぼ同様となつている。すなわち
金属プロフアイル6は金属ストリツプの異形断面
を有するロール成形品からなり、車体パネル10
の内側に沿つて取付けられる立上部6a、この立
上部6aの上端から車体パネル10の上縁を覆う
ように折返えされた折返部6aおよび折返部6b
の下端から折曲げられた係止部6cを有する。立
上部6aの上部および下部から昇降窓ガラス3に
当接するように伸びるリツプ7、立上部6aの側
壁および上下端部を覆う樹脂部11および折返部
6bの下端を覆う樹脂部12が合成樹脂の押出成
形により、金属プロフアイル6に一体的に形成さ
れている。
金属プロフアイル6のコーナー部5に対応する
端部には、立上部6aを切欠いて張出部9が一体
的に取付けられている。張出部9は金属プロフア
イル6の折返部6bの内側に固着されたほぼ三角
形状の金属板16の上端部に舌片21が溶接部2
2においてスポツト溶接され、これらの周囲を覆
うように樹脂部8が形成され、樹脂部8は第2の
リツプ18およびエンド・キヤツプ19と一体化
している。舌片21にはくびれ部23が形成さ
れ、舌片21およびこれを覆う樹脂部8によつて
係止部24が形成されており、係止部24はくび
れ部23の部分で折曲げ可能となつている。係止
部24に対向する張出部9の裏面側には樹脂部8
によつて凸部25が形成されている。
以上のように構成されたウエザーストリツプモ
ールデイング4は、金属ストリツプのロール成形
により異形断面とした金属プロフアイル6に、押
出成形によりリツプ7および樹脂部11,12を
形成した後、一定寸法に切断するとともに、コー
ナー部5に対応する立上部6aおよびリツプ7の
部分を切欠いて金属板16を固着し、第7図のよ
うに上型26および下型27からなる射出成形型
内に挿入して、射出成形により樹脂部8、リツプ
18およびエンド・キヤツプ19を形成するとと
もに、舌片21を樹脂部8で覆つて係止部24お
よび凸部25を形成する。この場合舌片21は型
開きしやすい角度で、樹脂部8の成形を行うこと
ができ、製造は容易である。型開き後、係止部2
4を第3図の24aの位置から矢印方向に折曲げ
てフツク状にし、凸部25との間に車体パネル1
0の上端部を挟持するように取付ける。モールデ
イング4は取付クリツプ等により他の位置でも車
体パネル10に取付けられる。
取付状態において、窓ガラス3はリツプ7,1
8に摺動して上下し、このとき窓ガラス3の欠除
部は張出部9に覆われているため露出しない。ま
た係止部24は車体パネル10の上端部を挟持す
るように形成されているので、張出部9とガラス
3の隙間が小さい場合でも係止部24がガラス3
に干渉することはなく、安全である。
第8図は他の実施例における金属板の断面図
で、舌片21は金属板16から折返しにより形成
されており、前記実施例と同様の効果を奏する。
第9図は別の実施例における射出成形型の断面図
で、舌片21は金属板16側に傾斜状に固着され
ており、射出成形後舌片21部に形成される係止
部24を開いてフツク状にし、車体パネル10に
取付けるようになつている。
なお、上記説明において、張出部9、係止部2
4等の構造は図示のものに限らず、変更可能であ
る。
〔考案の効果〕
本考案によれば、張出部を構成する金属板に、
塑性変形可能な舌片を固着し、その周囲を樹脂部
で覆つて、車体パネルを挟持する係止部を形成し
たので、張出部と窓ガラスの隙間が小さい場合で
も、窓ガラスに干渉することなく安全に取付けで
き、しかも製造および取付操作が容易になるなど
の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1ないし第7図はこの考案の一実施例を示
し、第1図は全体の斜視図、第2図はそのA−A
断面図、第3図はその部分拡大図、第4図は金属
板の断面図、第5図はそのB方向矢視図、第6図
は舌片の斜視図、第7図は射出成形型の断面図、
第8図は他の実施例における金属板の断面図、第
9図は別の実施例における射出成形型の断面図、
第10図は車両の側面図、第11図ないし第18
図は従来のウエザーストリツプモールデイングを
示し、第11図は全体の斜視図、第12図は第1
0図のC−C断面図、第13図はD−D断面図、
第14図はE−E断面図、第15図はF−F断面
図、第16図はG−G断面図、第17図および第
18図は組付工程を示す斜視図である。 各図中、同一符号は同一または相当部分を示
し、3は昇降窓ガラス、4はウエザーストリツプ
モールデイング、6は金属プロフアイル、7は第
1のリツプ、8,11は樹脂部、9は張出部、1
3は切欠部、16は金属板、18は第2のリツ
プ、21は舌片、23はくびれ部、24は係止
部、25は凸部である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 車両の昇降窓部の車体パネル上縁に取付けら
    れる金属プロフアイルと、 昇降窓ガラスに当接するように前記金属プロ
    フアイルから一体的に伸びる第1のリツプと、 前記金属プロフアイルおよび第1のリツプの
    切欠部から前記昇降窓側に伸びるように金属プ
    ロフアイルに取付けられた金属板およびその周
    囲を覆う樹脂部からなる張出部と、 この張出部の端部から昇降窓ガラスに当接す
    るように伸びかつ第1のリツプの切欠部と一体
    化するように形成された第2のリツプと、 前記張出部の前記窓ガラス側に車体パネルの
    上端部を挟持するように突出する係止部とを備
    え、 前記係止部が、前記張出部を構成する金属板
    に固着された塑性変形可能な金属製の舌片と、
    この舌片の周囲を覆う樹脂部とからなり、かつ
    張出部との間に車体パネルの上端部を挟持でき
    るようにフツク状に塑性変形されている ことを特徴とするウエザーストリツプモールデ
    イング。 (2) 張出部が略三角形状である実用新案登録請求
    の範囲第1項記載のウエザーストリツプモール
    デイング。 (3) 係止部がくびれ部を有する舌片の周囲に樹脂
    部を形成したものである実用新案登録請求の範
    囲第1項または第2項記載のウエザーストリツ
    プモールデイング。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60227B2 (ja) * 1979-09-05 1985-01-07 アイシン精機株式会社 装飾用部材の製造方法
JPS6029330A (ja) * 1983-07-28 1985-02-14 Hashimoto Forming Co Ltd ウエザ−ストリツプモ−ルデイング

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