JPH0510050U - 車両用ウインドウモールデイング - Google Patents

車両用ウインドウモールデイング

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Publication number
JPH0510050U
JPH0510050U JP065108U JP6510891U JPH0510050U JP H0510050 U JPH0510050 U JP H0510050U JP 065108 U JP065108 U JP 065108U JP 6510891 U JP6510891 U JP 6510891U JP H0510050 U JPH0510050 U JP H0510050U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
molding
window glass
window
groove
glass
Prior art date
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Pending
Application number
JP065108U
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English (en)
Inventor
貴 山中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sankei Giken Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Sankei Giken Kogyo Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sankei Giken Kogyo Co Ltd filed Critical Sankei Giken Kogyo Co Ltd
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  • Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 モールディング装着工程を簡略化し、少なく
ともウインドウガラスのコーナー部分における継ぎ目お
よび段差をなくし、雨滴排水溝となる部分を、意匠部を
成すモールディング本体部の幅に収めて正面から見たと
きの外観性を高める。雨滴排水溝に入る排水を溝から溢
れさせない。 【構成】 車両のウインドウガラスの周縁に取付けてそ
のガラスと車体パネルの隙間を塞ぐモールディング1の
少なくともウインドウガラスの上辺に沿う部分と側辺に
沿う部分が一連に形成され、その側辺部分にウインドウ
ガラス側に向かって開口し、下にいくにしたがって溝幅
が漸次広くなった雨滴排水溝5が一体に設けられてい
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は車両のウインドウガラス、特に自動車のフロントウインドウガラス( ウインドシールドガラス)の周縁に取付けてそのガラスと車体パネルの隙間を塞 ぐとともに、雨天走行時にフロントウインドウガラスに付着した雨滴が左右に流 れてサイドウインドウガラスの視界を遮るのを防ぐ機能を備えたモールディング に関する。
【0002】
【従来の技術】
雨天走行中フロントウインドウガラスに付いた雨滴がサイドウインドウガラス の方に流れるのを防ぐ構造として、フロントウインドウガラスの側辺に装着する と、該ウインドウガラスの表面との間に樋状の溝ができる横断面形状に形成され たモールディング(実開昭60−165211号公報、同61−20421号公 報等)、また、フロントウインドウガラスの側辺とモールディングの間に樋部材 を介在させるもの(実開昭62−192913号公報参照)等が知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ウインドウガラスの表面との間に樋状の溝が必要なのは側辺部だけであるから 、上記前者のモールディングの場合、樋状の溝を必要としないウインドウガラス の上辺に沿って装着するアッパーモールディングと、樋状の溝が必要なウインド ウガラスの側辺に沿って装着するサイドモールディングの横断面形状が異なる2 種類のモールディングを用意し、これらをウインドウガラスの上辺および側辺に それぞれ装着している。したがってウインドウガラスのコーナー部にアッパーモ ールディングとサイドモールディングの継ぎ目が表れ、またその継ぎ目部分に段 差を生じて外観体裁が良くない。
【0004】 上記後者のモールディングはアッパーモールディングとサイドモールディング を一体一連に形成することができるけれども、そのモールディングとウインドウ ガラスの側辺との間に介在させる樋部材を別に用意し、これをモールディング装 着に際して前もってウインドウガラスの側辺に付けなければならないので、モー ルディングの装着に手間取る。またその樋部材が意匠部を構成するモールディン グの横に出て太いサイドモールディングとなり、アッパーモールディングと同じ 幅にならないし、更に樋部材はモールディングと別の材料で作られるので、上記 幅が大きくなる点とともに外観に難点がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記従来の車両用ウインドウモールディングにおける問題点を解消す ることを目的に提案されたもので、車両のウインドウガラスの周縁に取付けてそ のガラスと車体パネルの隙間を塞ぐモールディングの少なくともウインドウガラ スの上辺に沿う部分と側辺に沿う部分を一連に形成し、その側辺部に、ウインド ウガラス側に向かって開口し、下にいくにしたがって溝幅が漸次広くなる雨滴排 水溝を一体に設けたものである。
【0006】
【作用】
モールディングのウインドウガラスの上辺に沿う部分と側辺に沿う部分が一連 となり、更に、側辺に沿う部分には雨滴排水溝が一体に形成されてモールディン グは一部材となる。したがってモールディング装着工程が簡略化される。少なく ともウインドウガラスのコーナー部分に継ぎ目および段差がなく、また雨滴排水 溝の部分が意匠部を成すモールディングの幅に収まるので、正面から見たときの 外観性を高める。雨滴排水溝が下にいくにしたがって溝幅が漸次広くなっている ことにより排水は溝から溢れない。
【0007】
【実施例】
以下図面について本考案の一実施例を説明する。図1は本考案のモールディン グ1をフロントウインドウガラス2の周囲に装着した自動車3の斜視図にして、 図2は図1のA−A横断面図、図3は図1のB−B横断面図、図4は図1のC− C横断面図、図5は図1のD−D横断面図である。
【0008】 モールディング1は、ウインドウガラス2の周縁の車体パネル4との間隙を塞 ぐ横断面形状に形成された本体部1Aと、その本体部1Aの裏面のウインドウガ ラス寄り位置から本体部1Aと直角の方向に延びた延長縁部1Bとからなる。
【0009】 モールディング1のウインドウガラス2の上辺に沿う部分からコーナー部分に かけての上記延長縁部1Bの高さは、ウインドウガラス2の周縁の外側に回り込 んでそのガラス2の厚さ内に収まる短い寸法である(図2・図3参照)。
【0010】 モールディング1のウインドウガラス2の側辺に沿う部分における延長縁部1 Bの端縁1Cはウインドウガラス2の側にL字形に折れ曲がって、本体部1Aと の間にウインドウガラス2の側に向かって開いた横断面略コ字形の溝5を形成し ている(図4・図5参照)。そして上記L字形に曲がった端縁1Cの底面はウイ ンドウガラス2の表面に重なるように接する。
【0011】 モールディング1のウインドウガラス2の側辺に沿う部分において、延長縁部 1Bとその端縁1Cとによって形成された上記横断面略コ字形の溝5の幅は、図 4から図5に示すようにウインドウガラス2の下側に行くにしたがって漸次広く なるように形成されている。
【0012】 モールディング1は図2・図4および図5に示すように、予めウインドウガラ ス2の周りに略コ字形のクリップ6を用いてガラス2をくわえるように組付け、 この周縁にモールディング1を付けたウインドウガラス2を車体パネル4の開口 部にはめて、その開口部の縁に沿って予め盛ってある接着剤(図に省略)を介し て固着される。
【0013】 モールディング本体部1Aの車体パネル4およびウインドウガラス2(上辺部 からコーナー部にかけて)に対応する箇所、並びに延長縁部1Bの端縁1Cがウ インドウガラス2(側辺部)に接する箇所には、隙間を生じないように弾性リッ プ条1D・1Eおよび1Fを備えている。
【0014】 モールディング本体部1Aに付いている弾性リップ条1D・1Eは、成形した モールディング本体部1Aを心材として軟質合成樹脂の連続押出し成形によって 得られる。延長縁部1Bの端縁1Cに付いている弾性リップ条1Fは、その端縁 1Cが本体部1Aと平行でないため、弾性リップ条1D・1Eのように押出し成 形では得られない。そこで別に成形したものを端縁1Cにはめて接着している。 なお、モールディング本体部1Aに付いているウインドウガラス2に接する側の 弾性リップ条1Eは、設定雨滴排水量で決まる溝5の高さによっては雨滴の受入 れの妨げになることがあるので、その場合は弾性リップ条1Eを切除する。
【0015】 モールディング本体部1Aのコーナー部分では、その本体部1Aとウインドウ ガラス2の表面との隙間が漸次広くなるので、図3に示すように、その隙間に弾 性スペーサー7を挿入して隙間をなくしている。
【0016】 図6は本考案に係るモールディングの成形半ばの材料の一部を示したもので、 図7は図6のE−E横断面図である。例えばステンレス鋼のフープ材をロ−ル成 形して、モールディング本体部1Aと溝5の最大幅部を形成することができる十 分な幅の延長縁部1Bとが一体の長尺素材を先ず成形し、この長尺素材を心材と して合成樹脂の押出し成形機にかけ、その長尺素材の本体部1Aの両側縁に沿っ て弾性リップ条1D・1Eを形成するとともに、本体部1Aの外面および延長縁 部1Bの溝を形成したとき溝の内側となる面に合成樹脂の層1Gを設ける。
【0017】 上記の半成形材料を所要の長さに切断し、延長縁部1Bのウインドウガラス2 の上辺からコーナーにかけて沿う部分Mと、ウインドウガラス2の側辺に沿う部 分Nすなわち溝5を形成する部分を必要幅に切断する。図中符号1B1で示した 部分は上記切断によって生じた延長縁部1Bの余剰片である。この余剰部分を取 り去った半成形材料のウインドウガラス2の側辺に沿う部分Nにおける延長縁部 1Bの端縁を図7鎖線示1Cのように折り曲げ成形して所要の溝を得る。
【0018】 以上のようにして得た素材を図8のように、溝5が内側を向くように略90度 に折り曲げたものの左右一対を上辺部の中央で接合するものである。
【0019】
【考案の効果】
本考案に係る車両用ウインドウモールディングは、ウインドウガラスと車体パ ネルの隙間を塞ぐモールディングの少なくともウインドウガラスの上辺に沿う部 分と側辺に沿う部分を一連に形成し、その側辺部に、ウインドウガラス側に向か って開口し、下にいくにしたがって溝幅が漸次広くなる雨滴排水溝を一体に設け たから、継ぎ目が無いか、有ったとしても1箇所(例えば上辺部の中央)で済み 、また装飾部を成す本体部分と雨滴排水溝を構成する部分との間に合わせ目がな く、更に雨滴排水溝部分は正面から見て装飾部を成す本体部分と略同じ幅に収ま るのでモールディングは全長同一幅となって外観体裁に優れ、ウインドウガラス と車体パネルの隙間に対するモールディングの装着作業が容易である。
【0020】 本考案のモールディングの側辺部における雨滴排水溝の幅の徐変についてはモ ールディング素材のトリミングによって、また、溝の形成はプレス加工等でそれ ぞれ容易に対応できるので、モールディングの設計に自由度があるとともに、製 作コストを低減する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のモールディングを装着した自動車の斜
視図。
【図2】図1のA−A横断面図。
【図3】図1のB−B横断面図。
【図4】図1のC−C横断面図。
【図5】図1のD−D横断面図。
【図6】本考案に係るモールディングの半成形材料の一
部の側面図。
【図7】図6のE−E横断面図。
【図8】本考案のモールディングの組付け前の斜視図。
【符号の説明】
1 モールディング 1A 本体部 1B 延長縁部 1C 延長縁部の端縁 1D 弾性リップ条 1E 弾性リップ条 1F 弾性リップ条 1G 合成樹脂の層 2 フロントウインドウガラス 3 自動車 4 車体パネル 5 雨滴排水溝 6 クリップ

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 車両のウインドウガラスの周縁に取付け
    てそのガラスと車体パネルの隙間を塞ぐモールディング
    であって、そのモールディングは、少なくともウインド
    ウガラスの上辺に沿う部分と側辺に沿う部分が一連に形
    成され、側辺部には、ウインドウガラス側に向かって開
    口し、下にいくにしたがって溝幅が漸次広くなった雨滴
    排水溝が一体に設けられている車両用ウインドウモール
    ディング。
JP065108U 1991-07-23 1991-07-23 車両用ウインドウモールデイング Pending JPH0510050U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP065108U JPH0510050U (ja) 1991-07-23 1991-07-23 車両用ウインドウモールデイング

Applications Claiming Priority (1)

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JP065108U JPH0510050U (ja) 1991-07-23 1991-07-23 車両用ウインドウモールデイング

Publications (1)

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JPH0510050U true JPH0510050U (ja) 1993-02-09

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Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP065108U Pending JPH0510050U (ja) 1991-07-23 1991-07-23 車両用ウインドウモールデイング

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JP (1) JPH0510050U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05201247A (ja) * 1991-10-23 1993-08-10 Tokai Kogyo Kk モールディング及びその製造方法
JP2013082332A (ja) * 2011-10-11 2013-05-09 Katayama Kogyo Co Ltd 自動車用モール及びその取付構造

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05201247A (ja) * 1991-10-23 1993-08-10 Tokai Kogyo Kk モールディング及びその製造方法
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19971007