JP2510197B2 - 自動変速機 - Google Patents

自動変速機

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JP2510197B2
JP2510197B2 JP62094868A JP9486887A JP2510197B2 JP 2510197 B2 JP2510197 B2 JP 2510197B2 JP 62094868 A JP62094868 A JP 62094868A JP 9486887 A JP9486887 A JP 9486887A JP 2510197 B2 JP2510197 B2 JP 2510197B2
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正明 西田
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H3/00Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion
    • F16H3/44Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion using gears having orbital motion
    • F16H3/62Gearings having three or more central gears
    • F16H3/66Gearings having three or more central gears composed of a number of gear trains without drive passing from one train to another
    • F16H3/663Gearings having three or more central gears composed of a number of gear trains without drive passing from one train to another with conveying rotary motion between axially spaced orbital gears, e.g. RAVIGNEAUX
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H2200/00Transmissions for multiple ratios
    • F16H2200/20Transmissions using gears with orbital motion
    • F16H2200/2002Transmissions using gears with orbital motion characterised by the number of sets of orbital gears
    • F16H2200/2005Transmissions using gears with orbital motion characterised by the number of sets of orbital gears with one sets of orbital gears

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は、自動変速機構、特にトルクコンバータと共
に用いられる2プラネタリギヤユニットからなる自動車
用自動変速機構に係り、詳しくは34変速時にワンウ
ェイクラッチを用いる自動変速機の構造に関する。
(ロ) 従来の技術 一般に、自動変速機は2個のシングルプラネタリギヤ
ユニットを備え、両プラネタリユニットのサンギヤを共
通すると共に第1プラネタリギヤユニットのキャリヤと
第2プラネタリギヤユニットのリングギヤとを一体に連
結してなるいわゆるシンプソン方式にて構成されてお
り、第1プラネタリギヤユニットのリングギヤ及び/又
はサンギヤにクラッチにより選択的に入力し、かつプラ
ネタリギヤユニットの所定回転要素をブレーキ又はワン
ウェイクラッチにて係止し、更に第1プラネタリギヤユ
ニットのキャリヤに一体に連結している第2プラネタリ
ギヤユニットのリングギヤから出力して、前進3速を得
ている。
また、従来、4速自動変速機は、上述2個のプラネタ
リギヤユニットからなる3速自動変速機構を基本とし
て、該3速自動変速機構に1個のプラネタリギヤユニッ
トからなるオーバドライブ(O/D)機構又はアンダード
ライブ(U/D)機構を付設して、前進4速の変速段を得
ている。
ところで、近時、例えば車輌のF・F(フロントエン
ジン・フロントドライブ)化及び高馬力化等により、自
動変速機は、更に一層の小型化が要望されていると共に
伝達トルク容量の増大化が要望されているが、上記O/D
機構等を付設して3個のプラネタリギヤユニットからな
る4速自動変速機では、上述要望を満たすことができな
い。
そこで、従来からのいわゆるシンプソン方式のプラネ
タリギヤユニットに2個のクラッチを追加して4速を得
る自動変速機構が、特開昭59−183147号公報にて提案さ
れている。即ち、該自動変速機構は、従来のシンプソン
方式において一体に連結されている第1プラネタリギヤ
ユニットのサンギヤと第2プラネタリギヤユニットのサ
ンギヤとの間に第3のクラッチを介在すると共に、第1
ギヤユニットのサンギヤと第2ギヤユニットのキャリヤ
を第4のクラッチを介して連結したものであり、第3の
クラッチを解離して第1ギヤユニットと第2ギヤユニッ
トを分離し、かつ第3のクラッチを接続して該第2ギヤ
ユニットのキャリヤに入力を与えると共に、該第2ギヤ
ユニットのサンギヤを固定して、リングギヤからオーバ
ドライブを出力し、従来の3速に加えて4速を得るもの
である。
(ハ) 発明が解決しようとする問題点 しかし、該改良シンプソン方式の自動変速機は、両プ
ラネタリギヤユニットをクラッチで分離しているので、
両プラネタリギヤユニットを一体化して配設することが
困難であると共に、多数のクラッチをまとめて設置する
ことも困難である。従って、通常のシンプソン方式の3
速自動変速機構を、第3及び第4のクラッチを追加して
4速自動機構とするには、極めて大きな変更を必要と
し、3速自動変速機構と4速自動変速機構とは別個に製
造しなければならない。このため、部品及び組立てライ
ンの共通化が困難であり、多種少量生産では大幅なコス
トアップを招き、近時の傾向である車種の多種類化及び
ワイドバリエーション化に対応できない。
そこで、本発明は、クラッチ部を交換・変更しやすい
位置にまとめて配置し、第3のクラッチを付加する等に
より、容易に変速段数を変更し、更に、3速及び4速変
速時ワンウェイクラッチを作用してシフトスムースを図
ると共に、該ワンウェイクラッチを摩擦クラッチを介在
して、後進惰行時に前進レンジへシフトしたときに、大
きな係合ショックが発生することを防止し、そして該ク
ラッチの操作を3速及び4速変速時に作動する油圧アク
チュエータを利用して行うことにより、装置の長大化特
に軸方向が長くなることを防止した自動変速機構を提供
することを目的とするものである。
(ニ) 問題を解決するための手段 本発明は、上述事情に鑑みなされたものであって、例
えば第1図及び第2図を参照にて示すと、複数のプラネ
タリギヤユニット2,3と、これらプラネタリギヤユニッ
ト2,3の適宜回転要素を係止する係止手段B1,B2,B3,F0,F
1,F2と、前記プラネタリギヤユニット2,3の所定回転要
素CRに連結された出力部材9と、前記プラネタリギヤユ
ニット2,3の複数回転要素と入力部材5とを適宜接離す
る複数のクラッチC0,C1,C2,C3とを備え、前記係止手段B
1,B2,B3,F0,F1,F2及び複数のクラッチC0,C1,C2,C3を適
宜係脱して前進4速の変速段を達成する自動変速機にお
いて、 前記係止手段B1,B2,B3,F0,F1,F2として、前記複数回
転要素のうちの第1の回転要素R1と前記入力部材5との
間に介装され、34変速時に作動するワンウェイクラ
ッチF0を有し、 前記複数のクラッチC0,C1,C2,C3として、前記複数回
転要素のうちの第2の回転要素R2と前記入力部材5とを
3速及び4速時に連結する第3のクラッチC0と、前記ワ
ンウェイクラッチF0と前記入力部材5とを3速及び4速
時に連結する第4のクラッチC3とを有し、 また、該第4のクラッチC3を、前記第3のクラッチ操
作用油圧アクチュエータ96にて操作するように構成し、 そして、前記34変速時に作動するワンウェイクラ
ッチF0、前記複数のクラッチC0,C1,C2,C3がその操作用
油圧アクチュエータ66,69,96と共にまとめて自動変速機
構10の先端側に配設されてあることを特徴とする。
一例をあげて具体例に示すと、自動変速機構10は、第
2図に示すように、シングルプラネタリギヤユニット2
及びデュアルプラネタリギヤユニット3を備え、かつこ
れ両プラネタリギヤユニット2,3のキャリヤCR(CR1,C
R2)同士及びサンギヤS(S1,S2)同士が一体に連結さ
れている。更に、エンジン出力軸15からトルクコンバー
タ16又はロックアップクラッチ17を介して連結している
入力部材5が、第1のクラッチC1を介してシングルプラ
ネタリギヤユニット2のリングギヤR1に連結すると共に
第2のクラッチC2を介してサンギヤSに連結している。
また、サンギヤSが第1のブレーキB1にて直接制動され
ると共に第1のワンウェイクラッチF1を介して第2のブ
レーキB2により一方向の回転を規制され、またデュアル
プラネタリギヤユニット3のリングギヤR2が、第3のブ
レーキB3により直接制動されると共に第2のワンウェイ
クラッチF2のより一方向の回転を規制されている。そし
て、キャリヤCRが出力部材9に連結している。
更に加えて、入力部材5が第3のクラッチC0を介して
デュアルプラネタリギヤ3のリングギヤR2に連結してお
り、また入力部材5とシングルプラネタリギヤユニット
2のリングギヤR1(又はサンギヤS)との間に、該リン
グギヤR2の回転が入力部材5の回転数以下にならないよ
うに(又はサンギヤSの回転が入力部材5の回転を超え
ないように)規制する第3のワンウェイクラッチF0を介
在していると共に、該ワンウェイクラッチF0と力部材5
との間に第4のクラッチC3が介在している。
(ホ) 作用 上述構成に基づき、ワンウェイクラッチF0、複数のク
ラッチC0,C1,C2,C3、アクチュエータ66,69,96を自動変
速機構10の先端側、つまり、例えばトルクコンバータを
備えた自動変速機にあっては、トルクコンバータ側でな
い方の側にまとめて配設することにより、分解・組立等
の作業性が向上し、例えば、第3のクラッチC0を有しな
いものに対する第3のクラッチC0の付加が容易となる
等、変速段数の変更が比較的簡便な作業で行える。
また、34変速時に作動するワンウェイクラッチF0
により、34変速時の作動タイミングを容易にすると
共にシフトスムースを図ることができる。
更に、ワンウェイクラッチF0と入力部材5との間に第
4のクラッチC3を設けることで、後進惰行時に誤って前
進レンジにシフトされた場合の、大きな係合ショックの
発生を防止する。
加えて、第4のクラッチC3と第3のクラッチC0とを共
通のアクチュエータ96によって操作することで、軸方向
の寸法の増大を防止する。
次に、本4速自動変速機構10は、第3図に示す作動表
の通りに作動する。即ち、Dレンジにおける1速状態
(1ST)は第1の(フォワード)クラッチC1を接続す
る。すると、入力部材(軸)5の回転は、クラッチC1
介してシングルギヤユニット2のリングギヤR1に伝達さ
れ、かつこの状態では、デュアルギヤユニット3のリン
グギヤR2は第2のワンウェイクラッチF2により回転が阻
止されているので、サンギヤSを逆方向に空転させなが
ら共通キャリヤCRが正方向に大幅減速回転され、該回転
が出力部材(ギヤ)9から取出される。また、2速状態
(2ND)では、第1のクラッチC1の接続に加えて第2の
(セカンド)ブレーキB2が作動する。すると、サンギヤ
Sが該ブレーキB2に基づく第1のワンウェイクラッチF1
の作動により回転が停止され、従って入力部材5からの
リングR1の回転は、デュアルギヤユニット3のリングギ
ヤR2を正方向に空転させながらキャリヤCRを正方向に減
速回転し、該回転が出力部材9に2速として取出され
る。また、3速状態(3RD)は、第1のクラッチC1の接
続に加えて第3のクラッチC0及び第4のクラッチC3が接
続する。すると、入力部材5の回転は第1のクラッチC1
を介してシングルギヤユニット2のリングギヤR1に伝達
されると同時に第3のクラッチC0を介してデュアルユニ
ット3のリングギヤR2に伝達される。従って、両プラネ
タリギヤユニット2,3の各要素は一体となって回転し、
キャリヤCRから出力部材9に入力部材5と同速回転が伝
達される。なおこの際、第2のブレーキB2は第3のクラ
ッチC0が係合するまで係止状態を維持して2速から一旦
1速状態に戻ることを阻止し、また第3のクラッチC0
係合が完了してプラネタリユニット2,3が一体に回転し
た状態では、第4のクラッチC3の接続に基づき第34ワン
ウェイクラッチF0が同期回転する。そして、4速状態
(4TH)では、第1のクラッチC1を解離すると共に第1
のブレーキB1を作動する。すると、入力部材5の回転は
第3のクラッチC0を介してデュアルギヤユニット3のリ
ングギヤR2の伝達され、かつこの状態ではサンギヤSが
停止されているので、シングルギヤユニットのリングギ
ヤR1を空転しながらキャリヤCRは高速回転し、該高速回
転がオーバドライブ(O/D)として出力部材9に取出さ
れる。なお、3速から4速へのアップシフト時に、第1
のブレーキB1の作動に先がけて第1のクラッチC1を解離
しても、第4のクラッチC3の接続に基づき第3のワンウ
ェイクラッチF0が、リングギヤR1の回転を入力部材5の
回転数以下にならないように規制しているので、第1の
ブレーキB1の係止作動に時間的余裕を与え、作動タイミ
ングを容易にすると共に、つかみ換えによるシフトショ
ックを防止してシフトスムースを図れる。また、同時に
4速から3速へのダウンシフト時に、第3ワンウェイク
ラッチF0の存在により、第1ブレーキB1解放によるリン
グギヤR1が入力部材5の回転数以下になることを防止し
て、第1のクラッチC1の接続に時間的余裕を与え、作動
タイミングを容易にすると共に、つかみ換えによるシフ
トショックを防止してシフトスムース図れる。
また、3速及び4速の変速に際し、第3のクラッチC0
用の油圧アクチュエータ96に作動油を供給すると、第3
のクラッチC0が係合すると同時に、第4のクラッチC3
係合し、第3のクラッチF0の作動に備える。
更に、リバース(REV)レンジでは、第2のクラッチC
2及び第3の(1st・リバース)ブレーキB3が作動する。
すると、入力部材5の回転は第2のクラッチC2を介して
サンギヤSに伝達され、かつこの状態ではデュアルユニ
ット3のリングギヤR2が第3のブレーキB3の作動により
固定されているので、シングルユニット2のリングギヤ
R1を逆転させながらキャリヤCRも逆転し、該キャリヤの
逆転が出力部材9に取出される。また、第3図におい
て、△はコースト(入出力逆転)時に作動することを示
し、DレンジにおいてはワンウェイクラッチF1,F2によ
り伝動が断たれて空転状態になるが、1レンジにおいて
はブレーキB3によりリングギヤR2が固定状態にあり、1
速状態に保たれてエンジンブレーキを作動し、また2レ
ンジではブレーキB1によりサンギヤSが固定状態にあ
り、2速状態に維持されてエンジンブレーキを作動す
る。
なお、リバースレンジにて車輌を後方に走行し、惰行
走行している状態でシフトレバーをDレンジにシフトす
ると、先に出願したもの(特願昭60−230809号(特開昭
62−93545号)、特願昭60−230810号(特開昭62−93546
号)及び特願昭60−282584号(特開昭62−141344号)参
照)にあっては、第3のクラッチF0がサンギヤSに直接
作用しているため、後進惰行時に前進レンジへシフトし
たときに、大きな係合ショックが発生してしまうが、本
願発明にあっては、第3のワンウェイクラッチF0はリン
グギヤR1に作用し、大きな係合ショックが発生すること
はない。
(ヘ) 実施例 以下、本発明を具体化した実施例について説明する。
4速自動変速機構部10は、第1図に示すように、トラ
ンスアクスルケース37及びトランスアクスルカバー39に
収納されている。また、トランスアクスルケース37の上
部にバルブボディ46が配設されており、また自動変速機
構10とトルクコンバータ16(第2図)との間部分にオイ
ルポンプ47が設置されている。そして、自動変速機構部
10は、エンジン出力部より軸方向に外側に向かってブレ
ーキ部49、出力部50、プラネタリギヤユニット部51そし
てクラッチ部6が順に配置されており、更にに入力軸5
に被嵌して回転自在に中空軸53が支持されている。
そして、プラネタリギヤユニット部51はシングルギヤ
ユニット2とデュアルギヤユニット3からなり(第2図
参照)、シングルユニット2は中空軸53に形成されたサ
ンギヤS1、リングギヤR1、及びこれらギヤに噛合するピ
ニオンP1を支持したキャリアCR1からなり、またデュア
ルユニット3は中空軸53に形成されたサンギヤS2、リン
グギヤR2、並びにサンギヤS2に噛合する第1ピニオンP2
及びリングギヤR2に噛合する第2ピニオンP2を互に噛合
するように支持するキャリヤCR2からなる。そして、こ
れら両ユニット2,3はサンギヤS1,S2が共に中空軸53に形
成された同歯数の単一ギヤからなり(以下単にSと表
示)、またキャリヤCR1,CR2は一体に構成されており
(以下単にCRと表示)、またピニオンP1とP2は、一体の
ロングピニオンPにて構成されている。
また、ブレーキ部49は、内径側から外径方向に向って
順次第1のワンウェイクラッチF1、多板ブレーキからな
る第2のブレーキB2そしてバンドブレーキからなる第1
のブレーキB1が配設されており、更に第2のブレーキに
隣接する位置にはオイルポンプ47のケースに形成された
油圧アクチュエータ55が径方向に並設されている。
一方、出力部50は変速機構10の略々中央部に位置して
おり、出力(カウンタドライブ)ギヤからなる出力部材
9を備えている。該出力部材9はそのボス部の外径をア
クスルケース37に一体に形成されている隔壁37bにベア
リング57を介して回転自在にかつ軸方向移動不能に支持
されており、かつベアリング57は、隔壁37bにスプライ
ン結合されているアウタレース及びスペーサリングを介
在した2個のインナレースを有するダブルテーパドロー
ラベアリングからなる。更に、アウタレースは段部を有
して軸方向に延びており、該延長部分には第2のワンウ
ェイクラッチF2のインナーレースが固定され、またデュ
アルギヤユニット3のリングギヤR2に該ワンウェイクラ
ッチのアウタレースが連結され、これら両レースとの間
に第2のワンウェイクラッチF2が介在している。従っ
て、該ワンウェイクラッチF2はプラネタリギヤユニット
3とケース隔壁37bとの間にて軸方向に並んで、かつ該
ユニット3のリングギヤR2の略々内方に配置される。ま
た、リングギヤR2外周とアクスルケース37との間には第
3のブレーキB3が介在しており、かつ隔壁37b一側壁面
部にはシリンダが形成されて、かつ該シリンダにはピス
トンからなる油圧アクチュエータ60が第2のワンウェイ
クラッチF2との間で挾まれるように配設されている。更
に、該油圧アクチュエータ60は円筒状のくし歯形状から
なるアームを有しており、該アームは第2のワンウェイ
クラッチF2の外径側を通って軸方向に延びて、第3のブ
レーキB3を制御すると共に、そのくし歯部分に戻しスプ
リング59が配設される。
そして、クラッチ部6は第1の(フォワード)クラッ
チC1及び第2の(ダイレクト)クラッチC2、更に第3の
クラッチC0、第4のクラッチC3及び第3のワンウェイク
ラッチF0を備えており、かつ自動変速機構10先端に位置
してトランスアクスルカバー39部分に収納されている。
また、入力軸5先端部はカバー39のボス部39aを被嵌す
るようにスリーブ部5aとなっており、かつ該スリーブ部
5aにフランジ部54が一体に連結されている。更に、該フ
ランジ部54には可動部材62が嵌合されており、更に該可
動部材62にはピストン部材63が嵌合している。また、可
動部材62はフランジ部54内周面からなるシリンダとの間
で油室65を構成すると共に、その外径部がフランジ部54
に一体に固定されているドラム100に相対回転のみを阻
止するように連結され、かつ第1のクラッチC1と僅少間
隔d1をあけて対接しており、第1のクラッチC1用の油圧
アクチュエータ66を構成している。一方、ピストン部材
63は、可動部材62内周面からなるシリンダとの間にて油
室67を構成すると共に反対面にて第2のクラッチC2と間
隔d2を隔てて対接しており、第2のクラッチC2用の油圧
アクチュエータ69を構成している。なお、油圧アクチュ
エータ66,69は、油室65,67内の圧油を排出する際に遠心
力にて抜けにくい構造になっているため、所定圧力にて
排出するチェックバルブが設置されている。更に、該ピ
ストン部材63とスリーブ部5aに固着されたリングとの間
にはスプリング70が縮設されており、該スプリング70は
両油圧アクチュエータ66,69のピストン部材62,63に共通
する戻しスプリングを構成している、一方、フランジ部
54の軸方向外側にて、スリーブ部5aに油密状のリング状
部材101が嵌合しており、該リング状部材101の外周はド
ラム100に油密状に嵌合していると共に止め輪にて抜止
めされている。そして、ドラム内周面とフランジ部54の
外周面との間にピストン部材93が嵌合していると共に戻
しスプリング94にて付勢されており、これらドラム10
0、フランジ部54、リング状部材101及びピストン部材93
にて構成される油室95により、第3のクラッチC0操作用
の油圧アクチュエータ96が構成されている。また、可動
部材62の内周側に形成されたスプラインと中空軸53に固
定されたフランジ部53aの外周面に形成されたスプライ
ンとの間に第2のクラッチC2が介在している。また、ド
ラム100はくし歯状に基端方向に突出しており、該くし
歯部分には、可動部材62、第1のクラッチC1、第4のク
ラッチC3そして第3のクラッチC0の一方のプレートが相
対回転不能に順次噛合している。また、デュアルギヤユ
ニット3のリングギヤR2からフランジ部102が延設・固
定されており、該フランジ部102の外周面に形成された
スプラインには第3のクラッチC0の他方のプレートが係
合している。また、シングルユニット2のリングギヤR1
に連結しかつ中空軸53に回転自在に円筒部材103が支持
されており、該同筒部材103は第3のワンウェイクラッ
チF0用のインナーレースを構成していると共に、第1の
クラッチC1の他方のプレートを係合しているフランジ部
105を固定している。更に、上記ワンウェイクラッチF0
のアウターレースを構成する部材106の外周面に形成さ
れたスプラインには第4のクラッチC3の他方のプレート
が噛合しており、かつ該部材106及び円筒部材103に介在
している第3のワンウェイクラッチF0は部材106の回転
が円筒部材103の回転数以下にならないように規制して
いる。そして、前記第3のクラッチC0用油圧アクチュエ
ータ96のピストン部材93にはドラム100を被嵌するよう
にして連結部材107が当接されており、該連結部材107の
先端には圧力プレート109が連結され、該圧力プレート1
09は隣接して配置されている前記第3のクラッチC0及び
第4のクラッチC3を同時に操作する。
ついで、上述実施例の作動を説明する。
トルクコンバータ16又はロックアップクラッチ17を介
して動力伝達される入力軸5の回転は、4速自動変速機
構10にて、第3図に示す作動表による各クラッチC1,C2,
C0,C3、各ブレーキB1,B2,B3及び各ワンウェイクラッチF
1,F2,F0の作動に基づき、前進4速及び後進1速が得ら
れる。
即ち、Dレンジにおける1速状態は、油圧アクチュエ
ータ66の油室65に所定油圧を供給する。すると、フラン
ジ部54をシリンダーとして可動部材62はスプリング70に
抗して移動し、第1のクラッチC1を接続する。なおこの
際、ピストン部材63も一体に移動するが、クラッチC2
一体に移動するので、第2のクラッチC2が接続すること
はない。この状態では、入力軸5の回転はフランジ部54
及びドラム100を介して第1のクラッチC1に伝達され、
更に円筒部材103を介してシングルギヤユニットのリン
グギヤR1に伝達される。更にこの状態では、デュアルギ
ヤユニットのリングギヤR2が第2のワンウェイクラッチ
F2にて回転が阻止されているので、サンギヤS従って中
空軸53を空転させながらキャリヤCRは減速回転し、該回
転が出力部材9から取出される。
なお、1レンジにおいては、油圧アクチュエータ60に
油圧が供給されて、第3のブレーキB3が作動し、リング
ギヤR2を固定状態に保持し、コースト時に1速状態に維
持してエンジンブレーキを作動する。
また、Dレンジにおける2速状態は、第1のクラッチ
C1の作動に加えて、油圧アクチュエータ55に油圧を供給
して第2のブレーキB2を作動する。すると、第1のワン
ウェイクラッチF1を介して中空軸53従ってサンギヤSの
一方向回転を阻止し、入力軸5から第1のクラッチC1
介してリングギヤR1に伝達される回転はリングギヤR2
空転しながらキャリヤCRに減速回転として伝達され、該
減速回転が出力部材9から取り出される。
なお、2レンジにおいては、第1のブレーキB1も作動
され、サンギヤSを固定状態に保持し、コースト時に2
速状態に維持してエンジンブレーキを作動する。
また、Dレンジにおける3速状態は、第1のクラッチ
C1の作動に加えて、油圧アクチュエータ96の油室95に油
圧を作用し、ピストン部材93をスプリング94に抗して移
動する。すると、連結部材107を介して圧力プレート109
を移動し、第3のクラッチC0及び第4のクラッチC3を同
時に接続する。この状態では、入力軸5の回転は第1の
クラッチC1を介してシングルギヤユニット2のリングギ
ヤR1に伝達されると同時に第3のクラッチC0を介してデ
ュアルギヤユニット3のリングギヤR2に伝達され、従っ
て両プラネタリギヤユニット2,3の各要素は一体となっ
て回転し、キャリヤCRから出力部材9に入力軸5と同速
回転が伝達される。なおこの際、第2のブレーキB2は第
3のクラッチC0が係合するまで係止状態を維持して2速
から一旦1速状態に戻ることを阻止し、また第3のクラ
ッチC0の係合が完了してプラネタリユニット2,3が一体
に回転した状態では、第3のワンウェイクラッチF0が第
4のクラッチC3に基づき同期回転する。
そして、Dレンジにおける4速状態では、油圧アクチ
ュエータ66への油圧をドレーンして第1のクラッチC1
解離すると共に、第1のブレーキB1を作動する。する
と、入力軸5の回転は第3のクラッチC0を介してデュア
ルギヤユニット3のリングギヤR2に伝達され、かつこの
状態ではサンギヤSが停止されているので、シングルユ
ニットリングギヤR1を増速空転しながらキャリヤCRは高
速回転し、該高速回転がオーバドライブ(O/D)として
出力部材9に取出される。
なお、3速から4速へのアップシフト時、第1のブレ
ーキB1の作動に先がけて第1のクラッチC1を解離して
も、第4のクラッチC3が接続していることに基づき、第
3のワンウェイクラッチF0がリングギヤR1を入力軸5の
回転数以下になることを阻止し、第1のブレーキB1の係
止作動に時間的余裕を与え、作動タイミングを容易にす
ると共に、つかみ換えによるシフトショックを防止して
シフトスムースを図っている。また、同様に4速から3
速へのダウンシフト時に、第3ワンウェイクラッチF0
存在におり、第1ブレーキB1解放によるリングギヤR1
入力軸5により低速で回転することを防止して、第1の
クラッチC1の接続に時間的余裕を与え、作動タイミング
を容易にすると共に、つかみ換えによるシフトショック
を防止してシフトスムース図れる。
また、リバースレンジでは、油圧アクチュエータ69の
油室67に圧油を供給してピストン部材63をスプリング70
に抗して移動し、第2のクラッチC2を接続すると共に、
油圧アクチュエータ60に圧油を供給して第3のブレーキ
B3を作動する。すると、入力軸5の回転はフランジ部5
4、ドラム100及び可動部材62を介して第2のクラッチC2
に伝達され、更に中空軸53を介してサンギヤSに伝達さ
れ、かつこの状態ではデュアルギヤユニット3のリング
ギヤR2が固定状態にあり、従ってキャリヤCRに逆転とし
て伝達され、該逆転が出力部材9から取り出される。
そして、車輌をリバースレンジにより後進走行し、惰
性にて車輌が後進している状態で、シフトレバーをDレ
ンジ等の前進レンジに操作して、第1のクラッチC1を接
続しても、サンギヤSは第1のワンウェイクラッチF1
より逆転は許容されているため、ギヤユニット2,3にお
いて後進惰行時に前進レンジへシフトしたときに、大き
な係合ショックが発生することはない。
ついで、一部変更した実施例を第4図に基づき説明す
る。
先の実施例では、第3のワンウェイクラッチF0をシン
グルギヤユニット2のリングギヤR1に作用させたが、本
実施例では、サンギヤSに作用し、第4のクラッチC3
接続している場合、該第3のワンウェイクラッチF0は、
サンギヤSが入力部材5の回転数を超えないように規制
する。
なお、本実施例は、他の点では先の実施例と同様であ
り、第3図にに示す作動表の通りに作動する。
従って、3速から4速へのアップシフト時に、第1の
ブレーキB1の作動に先がけて第1のクラッチC1を解離
し、第4のクラッチC3の接続に基づく第3のワンウェイ
クラッチF0の作動により、サンギヤSが入力軸5より速
く回転することを阻止して、第1のブレーキB1の係止作
動に時間的余裕を与え、作動タイミングを容易にすると
共に、つかみ換えによるシフトショックを防止してシフ
トスムースを図れる。また、同様に4速から3速へのダ
ウンシフト時に、第3のワンウェイクラッチF0の作動に
より、第1のブレーキB1解放によるサンギヤSが入力軸
5より高速に回転することを防止して、第1のクラッチ
C1の接続に時間的余裕を与え、作動タイミングを容易に
すると共に、つかみ換えによるシフトショックを防止し
てシフトスムースを図れる。
また、後方への惰行走行時、シフトレバーをDレンジ
(又は1レンジ、2レンジ、3レンジ)に操作して第1
のクラッチC1を接続しても、第4のクラッチC3は解離状
態にあって、第3のワンウェイクラッチF0が作動するこ
とはなく、従ってギヤユニット2,3において後進惰行時
に前進レンジへシフトしたときに、大きな係合ショック
が発生することを防止する。
(ト) 発明の効果 以上説明したように、本発明によると、34変速時
に作動するワンウェイクラッチF0、複数の回転要素R1,S
にそれぞれ連結する複数のクラッチC1,C2、第3のクラ
ッチC0及び第4のクラッチC3、更にそれらの操作用油圧
アクチュエータ66,69,96をまとめて自動変速機構10の先
端部に配置したので、僅かな変更により3速自動変速機
構10を4速自動変速機構10に変える等、変速段数を増加
することができ、これに基づき、複数の自動変速機を、
部品及び組立てラインを共通にして組立てることがで
き、設備の大幅な増加及びコストアップを招くことな
く、車種の多種類化及びワイドバリエーション他に対応
できる。また、34変速に作動するワンウェイクラッ
チF0を配設して、34変速時の作動タイミングを容易
にすると共にシフトスムースを図ることができ、更に作
動タイミングをとるためのバルブ等が不用となって、油
圧回路を簡単にすることができるものでありながら、該
ワンウェイクラッチF0と入力部材5との間に第4のクラ
ッチC3を介在したので、後進惰行時にシフトレバーを前
進レンジに入れても、プラネタリギヤユニット2,3が機
械的にロックすることがなく、急激なショックが発生す
ることを防止できる。更に、第4のクラッチC3を、第3
のクラッチC0操作用油圧アクチュエータ96に操作するの
で、第4のクラッチC3専用の油圧アクチュエータを必要
とせず、部品点数を減少すると共に重量の増加を防止で
き、更にコンパクト化、特に軸方向寸法のコンパクト化
を図って、設置上の制限を減少することができる。
また、油圧アクチュエータ66の一部(シリンダ)66a
を構成すると共に入力部材5と各クラッチC1,C2,C3,C0
との連結部材である部材54,100を挾んで、軸方向奥側
に、複数のクラッチC1,C2操作用の油圧アクチュエータ6
6,69を配置し、また軸方向先端部分に、第3のクラッチ
C0操作用の油圧アクチュエータ96を配置すると、コンパ
クトに構成でき、特に自動変速機構の軸方向の長さを小
さくして、F・F化等による搭載スペースの狭小化に伴
う搭載上の問題点をクリアすることができ、また組立及
び分解も容易となり、組立性及びメンテナンス性を向上
できる。
また、自動変速機構10が、シングルプラネタリギヤユ
ニット2及びデュアルプラネタリギヤユニット3を備
え、かつキャリヤCR同士及びサンギヤS同士を一体して
連結し、更にシングルプラネタリギヤユニット2のリン
グギヤR1を第1のクラッチC1を介してまたサンギヤSを
第2のクラッチC2を介して入力部材5に連結すると共に
キャリヤCRを出力部材9に連結し、更にデュアルプラネ
タリギヤユニット3のリングギヤR2を第3のクラッチC0
を介して入力部材5に連結し、そしてサンギヤS及びデ
ュアルプラネタリユニット3のリングギヤR2を係止手段
B1,B2,B3,F1,F2にて係止して構成すると、後進時を除い
てリングギヤR1,R2に入力部材5からのトルクを入力で
き、歯面に作用する接線力を小さくして、歯幅を厚くす
ることなくかつ係止手段の容量を大きくすることなく、
入力許容トルクを大きくでき、更に各クラッチC1,C2,C0
とプラネタリギヤユニット2,3の連結が合理的になり、
自動変速機構10を一層コンパクトと構成にすることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る実施例を示す上半分の断面図、第
2図はその自動変速機構を示す概略図、第3図はその各
要素の作動状態を示す図である。また、第4図は一部変
更した実施例を示す概略図である。 2……シングルプラネタリギヤユニット、3……デュア
ルプラネタリギヤユニット、6……クラッチ部、5……
入力部材、9……出力部材、10……自動変速機構、37…
…トランスアクスルケース、39……トランスアクスルカ
バー、54,100……部材(フランジ部、ドラム)、62……
可動部材、63……ピストン部材、65……油室、66……油
圧アクチュエータ、67……油室、69……油圧アクチュエ
ータ、95……油室、96……油圧アクチュエータ、107…
…連結部材、C1……第1のクラッチ、C2……第2のクラ
ッチ、C0……第3のクラッチ、C3……第4のクラッチ、
B1……第1のブレーキ、B2……第2のブレーキ、B3……
第3のブレーキ、F1……第1のワンウェイクラッチ、F2
……第2のワンウェイクラッチ、F0……34変速時に
作動する(第3の)ワンウェイクラッチ、R1,R2……リ
ングギヤ、S,S1,S2……サンギヤ、R1,S……複数の回転
要素、P,P1,P2……キャリヤピニオン、CR,CR1,CR2……
所定回転要素(キャリヤ)。

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のプラネタリギヤユニットと、これら
    プラネタリギヤユニットの適宜回転要素を係止する係止
    手段と、前記プラネタリギヤユニットの所定回転要素に
    連結された出力部材と、前記プラネタリギヤユニットの
    複数回転要素と入力部材とを適宜接離する複数のクラッ
    クとを備え、前記係止手段及び複数のクラッチを適宜係
    脱して前進4速の変速段を達成する自動変速機におい
    て、 前記係止手段として、前記複数回転要素のうちの第1の
    回転要素と前記入力部材との間に介装され、34変速
    時に作動するワンウェイクラッチを有し、 前記複数のクラッチとして、前記複数回転要素のうちの
    第2の回転要素と前記入力部材とを3速及び4速時に連
    結する第3のクラッチと、前記ワンウェイクラッチと前
    記入力部材とを3速及び4速時に連結する第4のクラッ
    チとを有し、 また、該第4のクラッチを、前記第3のクラッチ操作用
    油圧アクチュエータにて操作するように構成し、 そして、前記34変速時に作動するワンウェイクラッ
    チ、前記複数のクラッチがその操作用油圧アクチュエー
    タと共にまとめて自動変速機構の先端側に配設されてな
    る、 ことを特徴とする自動変速機。
  2. 【請求項2】前記入力部材に一体に固定されている部材
    の軸方向奥側に、前記複数のクラッチ操作用の油圧アク
    チュエータを配置し、またその軸方向先端側に、前記第
    3のクラッチ操作用のアクチュエータを配置してなる、 ことを特徴とする請求項1記載の自動変速機。
  3. 【請求項3】前記複数のプラネタリギヤユニットが、シ
    ングルプラネタリギヤユニット及びデュアルプラネタリ
    ギヤユニットであり、かつこれら両プラネタリギヤユニ
    ットのキャリヤ同士及びサンギヤ同士を一体的に連結し
    てなり、また前記係止手段が、前記サンギヤを直接停止
    する第1のブレーキ、第1のワンウェイクラッチを介し
    て停止する第2のブレーキ、前記デュアルプラネタリギ
    ヤユニットのリングギヤを停止させる第3のブレーキ及
    び第2のワンウェイクラッチからなり、更に前記出力部
    材に連結された1個の回転要素が、前記キャリヤであ
    り、また前記複数のクラッチが、前記入力部材とシング
    ルプラネタリギヤユニットのリングギヤとを連結する第
    1のクラッチ及び前記入力部材と前記サンギヤとを連結
    する第2のクラッチであり、そして前記第3のクラッチ
    が、前記入力部材とデュアルプラネタリギヤユニットの
    リングギヤとを連結するクラッチである、 ことを特徴とする請求項1記載の自動変速機。
  4. 【請求項4】前記34変速時に作動するワンウェイク
    ラッチは、前記第4のクラッチを接続した場合、前記シ
    ングルプラネタリギヤユニットのリングギヤが前記入力
    部材の回転数以下にならないように規制するワンウェイ
    クラッチである、 ことを特徴とする請求項3記載の自動変速機。
  5. 【請求項5】前記34変速時に作動するワンウェイク
    ラッチは、前記第4のクラッチを接続した場合、前記サ
    ンギヤが入力部材の回転数以上にならないように規制す
    るワンウェイクラッチである、 ことを特徴とする請求項3記載の自動変速機。
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