JP2503539B2 - ガスケット付窓ガラスの製造方法 - Google Patents

ガスケット付窓ガラスの製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】 「技術分野」 本発明は自動車窓ガラスや建築用窓ガラスに適したガ
スケット付窓ガラスの製造方法に関するものである。
「従来技術およびその問題点」 自動車などの車両用の窓ガラスあるいは建築用窓ガラ
スの周縁部に装飾あるいはシール等を目的としてゴムや
合成樹脂製のガスケットやモール(以下両者をガスケッ
トと総称する)を取り付けることは通常行なわれてい
る。
従来、このガスケットの窓ガラスへの取り付けは、押
出成形等により予め成形したガスケットを窓ガラスの周
辺部へ接着したり、はめ込んだりする方法により行なっ
ている。しかし、この方法は工程数が多く、かつ多くの
人手を有するので経済的でなかった。
そこで、この問題を解決するため、近年、ガスケット
を窓ガラスの周縁部に一体的に形成するガスケット付き
窓ガラスの製造方法が提案されている。この製造方法の
一例を第3図によって説明すると、まず、窓ガラスG
を、成形型11の上型12と下型13の間に挟むようにして、
成形型11内に配置する。これによって、上型12と下型13
の内面および窓ガラスGの周縁部との間にガスケットを
形作るキャビティー空間14が形成される。なお、上型12
と下型13の窓ガラスGと接触する部分には、窓ガラスG
の表面の損傷防止のため、弾性板15、16が貼られてい
る。この状態で、ゴムやエラストマーの溶融物あるいは
ゴムやエラストマーを形成し得る原料混合物などのガス
ケット材料をキャビティー空間14に射出し、ガスケット
材料を固化させることによって、ガスケットを窓ガラス
Gの周縁部に一体に成形する。その後、上型12と下型13
を開いて窓ガラスGおよび成形されたガスケットを成形
型11から取り出す。なお、このような製造方法の例とし
ては、例えば、特開昭57−158481号公報、特開昭58−73
681号公報、特開昭58−110786号公報、特開昭60−4015
号公報、特開昭60−104412号公報、特開昭60−63115号
公報、特開昭61−79613号公報、特開昭61−66645号公報
などが挙げられる。
ところが上記のようなガスケット付き窓ガラスの製造
方法では、射出時に窓ガラスGと成形型11との接触面に
ガスケット材料が入り込んでバリ等が発生しやすいとい
う問題点があった。このため、型締圧を高めて、当該接
触面をシールする必要があるが、型締圧を高めると、成
形型11、弾性板15、16、窓ガラスGなどの形状の不均一
などにより、応力が窓ガラスGに集中し易く、このため
成形型11中の窓ガラスGが破損し易いという問題があっ
た。この応力による破損は、窓ガラスGが、複雑な形状
に曲げ加工されていたり、深曲げ加工(曲率半径が小さ
い、あるいは曲げ角度が大きい曲げ加工)されているも
のに特に起き易い。また、曲げ加工された窓ガラスGの
曲率精度が不充分である場合も少くなく、この窓ガラス
Gの形状の不均一さも破損の原因となっていると考えら
れる。
「発明の目的」 本発明の目的は、窓ガラスの形状のばらつきにもかか
わらず、シール性が高く、かつ窓ガラスに対する応力の
集中の少ないガスケット付き窓ガラスの製造方法を提供
することにある。
「発明の構成」 本発明は、成形型内に窓ガラスを配置し、この窓ガラ
スの周縁部と成形型内面との間に形成したガスケット成
形用キャビティ空間にガスケット材料を射出成形してガ
スケット付窓ガラスを製造する方法において、成形型の
窓ガラスに接触する部分を、中空弾性体またはスプリン
グを介して窓ガラスに弾性的に圧接される金属板で構成
し、この金属板によって成形型と窓ガラスとの接触面を
シールすることを特徴とする。
「作用」 このように、本発明では、成形型の窓ガラスに接触す
る部分に設けられた金属板を窓ガラスに弾性的に圧着さ
せてシールするようにしたので、その部分にガスケット
材料が侵入してバリ等が発生することを効果的に防止で
きる。また、中空弾性体またはスプリングを介して金属
板を窓ガラスに圧接するようにしたので、窓ガラスの形
状のバラツキなどにより、成形型と窓ガラスとの形状が
完全に適合しなくても、金属板が窓ガラスの形状に追従
して、窓ガラスに集中応力がかかることを防止し、窓ガ
ラスの破損も防止できる。
「発明の実施例」 以下、本発明によるガスケット付き窓ガラスの製造方
法を、図面によって説明する。なお、第1図および第2
図において、第3図と共通する部材には同一符号が付し
てある。
第1図には、本発明の製造方法に使用される成形型の
一例が示されている。この成形型20では、上型12および
下型13と窓ガラスGとの接触部分に中空弾性体21がそれ
ぞれ配置され、これらの中空弾性体21の窓ガラスGとの
接触面側に金属板22が設けられている。中空弾性体21
は、金属板22を窓ガラスGに弾接させ、キャビティー空
間14をシールする働きをする。
中空弾性体21としては、天然ゴム、合成ゴム、合成樹
脂エラストマーなどの弾性材質が採用される。たとえ
ば、SBR、NBR、EPM、IIRなどの合成ゴム、シリコーンゴ
ム(エラストマー)、ポリウレタンエラストマー、その
他の合成樹脂エラストマーがあり、特に耐熱性の良好な
シリコーンゴム(エラストマー)が好ましい。
この中空弾性体21は、その内部空間に気体や液体等の
流体が充填されることが好ましい。この場合、流体は加
圧されて充填されていることがさらに好ましく、その加
圧力により金属板に与える弾性力を調整できる。なお、
この流体は、予め中空弾性体21内に封入されていてもよ
く、あるいは中空弾性体21内部に通じる導入管を設け、
成形型20を閉じた後にこの導入管を通して流体を加圧充
填してもよい。
中空弾性体21の断面形状に制限はなく、例えば円環、
楕円環、多角環、その他任意の形状とすることができ
る。中空弾性体21は、成形型20が閉じられたとき、金属
板22を介して窓ガラスGの形状に適合して変形する。そ
して、金属板22を窓ガラスGに密着させて良好なシール
性を付与すると共に、窓ガラスGにかかる締付け圧力を
分散させつつ過度な応力を吸収し、窓ガラスGに応力が
集中することを防止する。
また、金属板22は、鉄、銅、ニッケル、その他の金属
やステンレス、黄銅、その他の合金などを材質とした板
体からなる。金属板22は、上記中空弾性体21を介して窓
ガラスGに圧接されたとき、窓ガラスGの形状に適合し
て変形できるような厚さとされていることが好ましい。
このため、金属板22の厚さは、通常は0.05〜2.0mmが採
用され、好ましくは0.1〜1.0mmが採用される。この場
合、材質の硬いものの場合は比較的薄い板体が、材質が
柔軟なものの場合は比較的厚いものが採用されるが、通
常の上記例示したような材質の板体である場合は0.3〜
1.0mm厚の金属板体が耐久性や作業性などからみて特に
好ましい。また、金属板22は、その表面に耐摩耗性等を
付与するための処理が施されていてもよい。そのような
処理としては、例えば表面硬化処理や、表面に薄い合成
樹脂膜あるいはシートを形成する処理や、ガスケット材
料に対する離型性を向上させるための処理などが挙げら
れる。勿論、ガスケット成形の際に、キャビティー空間
14の内面に離型剤を塗布することは、通常行なわれるこ
とである。
なお、成形型20は、通常の成形型に使用されている種
々の材質のものが使用でき、例えば鉄などの金属や合
金、FRP、ポリマーコンクリート、コンクリートなどが
好ましく採用される。
次に、上記構成の成形型20を用いた本発明のガスケッ
ト付き窓ガラスの製造方法を説明する。
まず、第1図に示すように、成形型20の上型12と下型
13の間に窓ガラスGを挟むように配置する。この状態
で、上型12と下型13とを閉じることにより、上型12の内
面、下型13の内面および窓ガラスGの周縁部によって区
画されたキャビティー空間14が形成される。
窓ガラスGと接触する上型12と下型13の部分には、金
属板22が中空弾性体21介して窓ガラスGに弾接される。
そして、中空弾性体21の弾性変形および金属板22の変形
により、金属板22は、窓ガラスGの形状に適合してその
表面に密着する。このとき、中空弾性体21の内部に充填
された流体の加圧力により、窓ガラスGに対する締付け
力を調整することができる。こうして窓ガラスGに応力
を集中させることなく、成形型20と窓ガラスGとの接触
面を良好にシールすることができる。
この状態で、キャビティー空間14内にガスケット材料
を射出し、これを固化させてガスケットを成形する。こ
のとき、キャビティー空間14における成形型20と窓ガラ
スGとの接触面は、中空弾性体21により弾性的に圧接さ
れた金属板22で良好にシールされているので、接触面に
ガスケット材料が侵入することはなく、バリ等の発生が
防止される。こうしてガスケットを形成した後、上型12
および下型13を開いて、窓ガラスGおよびガスケットを
成形型20より取出すことができる。
第2図には、本発明の製造方法に使用される成形型20
の他の例が示されている。
この成形型20では、スプリング23と中空弾性体21とに
よって複合弾性体24が構成され、金属板22がこの複合弾
性体24によって窓ガラスGに圧接されている点が第1図
の例と異なっている。なお、スプリング23は、中空弾性
体21の長さ方向に沿って所定間隔で複数配列されてい
る。このように、スプリング23により中空弾性体21を窓
ガラスGに向けて弾性的に押圧し、さらに中空弾性体21
により金属板22を窓ガラスGに圧接するようにしたの
で、成形型20の窓ガラスGに対する締付力にさらに幅を
もたせて窓ガラスGの形状のバラツキに対してより適合
性を高めることができる。したがって、窓ガラスGへの
応力集中をより効果的に防止できる。
なお、第2図の成形型20において、中空弾性体21をゴ
ムやエラストマーなどの単なる弾性部材で構成してもよ
く、その場合にもスプリング21の弾性力と弾性部材の弾
性変形とを利用して、金属板22を窓ガラスGの表面にぴ
ったりと圧着することが可能である。また、スプリング
21は、図に示したようなコイル状のものだけでなく、板
バネ等の各種のものが使用可能である。
また、第1図および第2図に示した成形型20は、窓ガ
ラスGに接触する上型12の位置と、窓ガラスGに接触す
る下型13の位置とがずれている構造をなしているが、上
型12と下型13との窓ガラスGに対する接触面が同じ位置
に対向した構造であってもよく、その他の構造を有する
ものであってもよい。
さらに成形型20の上型12および下型13が直接接触する
部分には、ゴムやエラストマーなどの弾性部材を介在さ
せてシール性を向上させてもよい。また、金属板22は、
キャビティー空間14の内面全面に亙って添設されていて
もよい。
本発明において用いられる窓ガラスは、無機ガラスシ
ートやその積層体である。例えば、1枚の無機ガラスシ
ート、2枚の無機ガラスシートを中間膜を介して積層し
た合せガラス、2枚の無機ガラスを空隙をもって対向さ
せ周囲をシールした複層ガラス、1枚の無機ガラスシー
トあるいは合せガラスの片面にポリウレタン膜やポリエ
チレンテレフタレート膜などを積層したいわゆるバイレ
イヤーガラスなどがある。これらの窓ガラスは曲げ加工
されたもの、強化されたもの、あるいは熱線反射層など
の機能層を設けたものであってもよい。特に前記のよう
に曲げ加工され、かつ強化されたあるいは強化されてい
ない無機ガラスシートやその積層体が好ましい。窓ガラ
スの用途としては自動車用窓、建築用窓などがあり、特
に自動車用フロント窓やリア窓などが好ましい。ガスケ
ットは窓ガラスGの全周は勿論、周囲の一部分に形成す
ることもできる。たとえば方形窓ガラスの場合、その1
〜3辺にガスケットを形成することができる。しかし、
最も好ましくは全周にガスケットを設ける。
さらに、ガスケットは合成樹脂やゴムなどからなり、
特にエラストマーや軟質合成樹脂からなることが好まし
い。成形型に射出されるガスケット材料は合成樹脂の溶
融物や成形型内で反応して合成樹脂となる流動性合成樹
脂原料混合物からなる。前者としては、たとえば溶融さ
れた軟質塩化ビニル系樹脂、熱可塑性ポリエステル系エ
ラストマー、スチレン−ジエン系熱可塑性エラストマ
ー、エチレン−不飽和カルボン酸系コポリマーなどがあ
るがこれらに限られるものではない。後者の原料混合物
から得られる合成樹脂としては、たとえば、ポリウレタ
ン系エラストマー、ポリウレタンウレア系エラストマ
ー、ポリウレア系エラストマー、ポリアミド系樹脂、エ
ポキシ樹脂、不飽和ポリエステル系樹脂などがあるがこ
れらに限られるものではない。
さらにまた、本発明における成形型20を用いた射出成
形としては、特に反応射出成形(RIM)が好ましい。こ
の方法は、上記原料混合物を射出して成形を行う方法の
1種であり、射出時原料成分を急速に混合して成形型に
射出するとともに成形型内で原料混合物を急速に反応さ
せて合成樹脂成形物を得る成形方法である。この方法は
溶融合成樹脂の射出成形に比べて、成形キャビティー内
の流動性が良好でしかも成形キャビティー内圧が低いた
め成形型内の窓ガラスの周囲にガスケットを成形する方
法として極めて適した方法である。
反応射出成形で成形されるガスケットの材質として
は、特に前記ポリウレタン系エラストマー、ポリウレタ
ンウレア系エラストマー、およびポリウレア系エラスト
マーが好ましい。これらは、水酸基、1級アミノ基、あ
るいは2級アミノ基から選ばれる活性水素含有官能基を
2以上有する化合物とイソシアネート基を2以上有する
化合物を反応性原料として使用して得られる。これら2
種の反応性原料を射出時に混合して射出し、成形型内で
これら2種の化合物を反応させることにより上記エラス
トマーが形成される。上記活性水素含有官能基を2以上
有する化合物としては、該官能基当りの分子量が800以
上、特に1000〜4000、1分子当りの官能基の数が2〜
8、特に2〜4である高分子量活性水素化合物と鎖伸長
剤(即ち、1分子当りの官能基の数が2〜8、特に2〜
3である低分子量、特に400以下、の化合物)の組み合
せが好ましい。具体的にはたとえば、ポリエーテルポリ
オール、ポリエーテルポリアミン、ポリエステルポリオ
ール、水酸基含有炭化水素系ポリマー、その他の常温な
いし射出時の加温下(約60℃以下)で液状の高分子量活
性水素化合物、およびエチレングリコール、1.4−ブタ
ンジオール、ジエチルトルエンジアミン、モノクロルジ
アミノベンゼンなどの鎖伸長剤がある。これらの高分子
量活性水素化合物や鎖伸長剤は各々2種以上併用するこ
ともできる。特に好ましい高分子量活性水素化合物はポ
リエーテルポリオールやポリエーテルポリアミンなどの
ポリエーテル系活性水素化合物であり、鎖伸長剤として
はジオールやジアミンである。イソシアネート基を2以
上有する化合物としては、ジフェニルメタンジイソシア
ネート、ポリメチレンポリフェニルイソシアネート、ト
リレンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネー
ト、ヘキサメチレンジイソシアネート、その他のポリイ
ソシアネートやその変性物(たとえば、カルボジイミド
化変性物、プレポリマー型変性物、ヌレート化変性物な
ど)が好ましい。上記反応性原料は他の副原料とともに
用いることができる。副原料としては、たとえば触媒、
充填剤、強化剤、安定剤(紫外線吸収剤、光安定剤、酸
化防止剤など)、着色剤、発泡剤などがある。
「発明の効果」 以上説明したように、本発明によれば、成形型の窓ガ
ラスと接触する部分に、中空弾性体またはスプリングを
介して窓ガラスに弾性的に圧接される金属板を配置した
ので、成形型と窓ガラスとの接触面におけるシール性が
向上し、バリ等の発生を防止することができる。また、
中空弾性体またはスプリングの弾性力により、金属板が
窓ガラスの形状に適合しつつ弾性的に圧接されるので、
窓ガラスに対する応力集中が避けられ、窓ガラスの破損
も防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明方法を実施するための成形型の一例を
示す部分断面図、第2図は本発明方法を実施するための
成形型の他の例を示す部分断面図、第3図は従来のガス
ケット付き窓ガラスを製造するための成形型の部分断面
図である。 図中、12は上型、13は下型、14はキャビティー空間、20
は成形型、21は中空弾性体、22は金属板、24は複合弾性
体、Gは窓ガラスである。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】成形型内に窓ガラスを配置し、この窓ガラ
    スの周縁部と成形型内面との間に形成したガスケット成
    形用キャビティ空間にガスケット材料を射出成形してガ
    スケット付窓ガラスを製造する方法において、成形型の
    窓ガラスに接触する部分を、中空弾性体またはスプリン
    グを介して窓ガラスに弾性的に圧接される金属板で構成
    し、この金属板によって成形型と窓ガラスとの接触面を
    シールすることを特徴とするガスケット付窓ガラスの製
    造方法。
  2. 【請求項2】特許請求の範囲第1項において、射出成形
    を反応射出成形によって行なうガスケット付窓ガラスの
    製造方法。
  3. 【請求項3】特許請求の範囲第1項において、金属板の
    厚さが0.1〜1.0mmとされているガスケット付窓ガラスの
    製造方法。
  4. 【請求項4】特許請求の範囲第1項において、中空弾性
    体内部に加圧流体が導入されているガスケット付窓ガラ
    スの製造方法。
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